>サイトトップへ >このカテゴリの一覧へ

R 6241:2008

(1)

目  次

ページ

序文 

1

1  適用範囲

1

2  引用規格

1

3  用語及び定義 

1

4  研削といしの普通使用周速度の限度 

1

5  最高使用周速度の決め方 

2

6  最高使用周速度別の研削といしの種類による寸法制限 

3

附属書 A(参考)最高使用周速度の表示例 

5


 
R 6241:2008

(2)

まえがき

この規格は,

工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,

研削砥石工業会

(GIS)

及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申出があ

り,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。これによって,JIS 

R 6241:2001 は改正され,この規格に置き換えられた。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に

抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許

権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は

もたない。


日本工業規格

JIS

 R

6241

:2008

研削といしの最高使用周速度

Maximum operating speed of grinding wheels

序文 

この規格は,1968 年に制定され,その後 5 回の改正を経て今日に至っている。前回の改正は 2001 年に

行われたが,その後の 5 年ごとの見直しによって改正した。

なお,対応国際規格は,現時点で制定されていない。

適用範囲 

この規格は,研削といしの最高使用周速度及び最高使用周速度別の種類による寸法について規定する。

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS R 6004  研磨材,結合研削材といし及び研磨布紙−用語及び記号

JIS R 6240  研削といしの試験方法

用語及び定義 

この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS R 6004 によるほか,次による。

3.1 

普通速度 

最高使用周速度が,

表 に示す研削といしの普通使用周速度の限度以下にある速度。

3.2 

高速度 

最高使用周速度が,

表 に示す研削といしの普通使用周速度の限度を超える速度。

3.3 

破壊回転周速度 

研削といしが破壊する周速度。

研削といしの普通使用周速度の限度 

研削といしの普通使用周速度の限度は,

表 による。



R 6241:2008

表 1−研削といしの普通使用周速度の限度 

単位  m/s

研削といしの普通使用周速度の限度

結合剤が無機質のもの

研削といしの種類

ビトリファイド

マグネシア

結合剤が有
機質のもの

一般用 33

30

50

超重研削用

− 63

ねじ研削用及びみぞ研削用 63

− 63

補 強 し な
いもの

クランク軸及びカム軸研削用 45

− 50

外径が 100 mm 以下で,厚さが 25 mm 以下

− 80

外径が 100 mm を超え 205 mm 以下で,厚さ
が 13 mm 以下

− 72

1 号平形
といし

補 強 し た
もの

その他の寸法のもの

− 50

3 号片テーパ形といし,4 号両テーパ形といし,5 号片へこみ形とい
し,7 号両へこみ形といし,セーフティ形といし並びに 12 号皿形及

び 13 号のこ用皿形といし

33 30

50

一般用 33

30

50

38 号及び 39 号ドビテ
ール形といし

ねじ研削用及びみぞ研削用 63

− 63

一般用 33

30

50

20∼26 号逃付き形と
いし

クランク軸及びカム軸研削用 45

− 50

2 号及び 37 号リング形といし及びリング形の 31 号セグメントといし

30 27

35

6 号ストレートカップ形といし及び 11 号テーパカップ形といし 30 27

40

ディスク形といし及びディスク形に組み立てて用いるセグメントと
いし

33 33

45

補強しないもの

− 57

27 号及び 28 号レジノイドオフセット研削とい
し(外径が 230 mm 以下で,厚さが 10 mm 以下) 補強したもの

− 72

補強しないもの

− 63

41 号及び 42 号切断といし

補強したもの

− 80

オフセット形弾性といし

a)

(外径が 230 mm 以下で,厚さが 10 mm 以

下)

− 72

1 号平形湿式研削用マグネシア研削といし(外径 455 mm 以上)

− 20

注記 1  普通速度における研削といしの最高使用周速度の表示例を,附属書 に示す。 
注記 2  高速度における研削といしの最高使用周速度の表示例を,附属書 に示す。 

a)

  研削といし自体に弾性又は可とう性をもち,主として仕上面の平滑を目的とするオフセット形研削といしをい

う。

最高使用周速度の決め方 

最高使用周速度は,JIS R 6240 の 4.5(安全度)に基づき,次の式に適合しなければならない。

f

V

V

B

max

ここに,  V

max

: 最高使用周速度(m/s)

V

B

破壊回転周速度(m/s)

f: 安全係数(普通速度における機械研削

1)

及び機械切断

2)

では

1.8,それ以外は 2.0)

1)

  円筒研削,平面研削など,切り込み及び送りを機械的に行う研削をいう。

2)

  定置式切断機のように被切断物を固定して,機械的に切り込みを行う切断をいう。

ただし,平形といし,レジノイドオフセット研削といし及びレジノイド切断といし以外の場合は,

表 2


3

R 6241:2008

に示す補正係数を乗じた値をその形状の最高使用周速度とする。

max

max

kV

V'

ここに,  V´

max

平形といし,レジノイドオフセット研削といし及びレジノイ
ド切断といし以外の最高使用周速度

k: 補正係数

表 2−補正係数 

形状

結合剤

補正係数

無機質 1.0

3 号片テーパ形,4 号両テーパ形,5 号片へこみ形,7 号両へこ
み形,12 号皿形,13 号のこ用皿形,20∼26 号逃付き形といし

有機質 1.0

無機質 0.9

2 号及び 37 号リング形といし

有機質 0.7

無機質 0.9

6 号ストレートカップ形,11 号テーパカップ形といし

有機質 0.8

無機質 1.0

35 号及び 36 号ディスク形といし

有機質 0.87

なお,普通速度で使用されるものについては,その値が

表 に掲げる普通使用周速度の限度の値を超え

る場合は,その限度の値以下でなければならない。

最高使用周速度別の研削といしの種類による寸法 

研削といしの最高使用周速度別の研削といしの種類による寸法は,

表 の範囲内でなければならない。



R 6241:2008

表 3−最高使用周速度別の種類による寸法 

寸法(単位 mm)

研削といしの
最高使用周速

度の区分

(単位 m/s)

研削といしの種類

外径

D

厚さ

T

孔径

H

へこみ径

P

取付部の厚さ

E

取付部の平

行部の径

又は K

縁厚

(W)

普通速度

全種類

切断といし
にあっては
1 500 以下

 0.7D

以下

1.02 D

f

+4 以上

ストレートカップ
形といし及びテー
パカップ形といし

にあっては,T/4 以
上,片へこみ形と
いし,両へこみ形

といし,皿形とい
し及びのこ用皿形
と い し に あ っ て

は,T/2 以上

D

f

+2R

以上

以下

45 以下

平形といし, 
片テーパ形といし,

両テーパ形といし, 
片へこみ形といし, 
両へこみ形といし,

セーフティ形といし,
ドビテール形といし及
び逃付き形といし

1 065 以下

D/75
以上

610

以下

0.6D
以下

1.02 D

f

+4 以上

2T/3 以上

D

f

+2R

以上

45 を超え 
60 以下

平形といし, 
片テーパ形といし, 
両テーパ形といし,

片へこみ形といし, 
両へこみ形といし, 
セーフティ形といし,

ドビテール形といし,
逃付き形といし及びレ
ジノイドオフセット研

削といし

1 065 以下

D/50
以上

305

以下

0.5D
以下

1.02 D

f

+4 以上

2T/3 以上

D

f

+2R

以上

60 を超え 
80 以下

平形といし, 
ドビテール形といし,

レジノイドオフセット
研削といし及び切断と
いし

切断といし
にあっては
1 500 以下
その他の研
削といしに

あっては 
760 以下

D/50
以上

152

以下

0.33D

以下

D

f

+2R

以上

高速度

80 を超え 
100 以下

平形といし, 
ドビテール形といし,

レジノイドオフセット
研削といし及び切断と
いし

切断といし
にあっては
1 500 以下
その他の研
削といしに

あっては 
760 以下

D/50
以上

80

以下

0.2D
以下

D

f

+2R

以上

注記  この表において,D

f

はフランジの外径を示す。は JIS R 6242 

表 を参照


5

R 6241:2008

附属書 A

(参考)

最高使用周速度の表示例

序文 

この附属書は,普通速度及び高速度における最高使用周速度の表示例について記載するものであって,

規定の一部ではない。

A.1  普通速度 

普通速度における研削といしの最高使用周速度の表示例を,

表 A.1 に示す。

表 A.1−普通速度における研削といしの最高使用周速度の表示例 

単位  m/s

20,27,30,33,35,40,45,50,57,63,72,80

A.2  高速度 

高速度における研削といしの最高使用周速度の表示例を,

表 A.2 に示す。

表 A.2−高速度における研削といしの最高使用周速度の表示例 

単位  m/s

25,30,33,40,45,50,60,80,100

参考文献  JIS R 6242  結合研削材といし−一般的要求事項