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R 6212

:2006

(1) 

目  次

ページ

序文

1

1

  適用範囲

1

2

  引用規格

1

3

  明細項目

2

3.1

  研削材の種類

2

3.2

  研磨材の粒度

2

3.3

  結合度

2

3.4

  組織

2

3.5

  結合剤

2

4

  品質

2

4.1

  外観

2

4.2

  形状・寸法及び寸法許容差

2

4.3

  結合度

2

4.4

  平衡度

2

4.5

  安全度

3

5

  材料及び配合設計

3

5.1

  研削材及び研磨材

3

5.2

  結合剤

3

5.3

  補強材

3

5.4

  と粒率

3

6

  試験方法

3

6.1

  外観

3

6.2

  形状・寸法

3

6.3

  結合度

3

6.4

  平衡度

3

6.5

  安全度

3

7

  検査方法

3

8

  表示

4

8.1

  一般事項

4

8.2

  製品の表示

4

8.3

  包装の表示

4

附属書 A(規定)結合度

7

附属書 B(参考)組織番号とと粒率との関係

8


R 6212

:2006

(2) 

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,研削砥石工業会(GIS)

及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申出があり,

日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。

これによって,JIS R 6212:1999 は改正され,この規格に置き換えられた。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に

抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許

権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は

もたない。


   

日本工業規格

JIS

 R

6212

:2006

レジノイド研削といし

Resinoid grinding wheels

序文 

この規格は,1961 年に制定され,その後 5 回の改正を経て今日に至っている。前回の改正は 1999 年に

行われたが,その後の JIS R 6244(結合研削材といし―寸法許容差及び振れ公差)の制定に対応するため

及び適合性評価に資するために改正した。

なお,対応国際規格は,現時点で制定されていない。

1 

適用範囲 

この規格は,JIS R 6111 のアルミナ質研削材及び炭化けい素質研削材を使用したレジノイド研削といし

(以下,研削といしという。

)について規定する。ただし,レジノイドオフセット研削といし,レジノイド

切断といし,ナット付ディスク形及びナット付リング形研削といし,ホーニングといし,超仕上げといし,

手研ぎといし,軸付といし及びセグメント研削といしは除く。

2 

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS R 3414

  ガラスクロス

JIS R 6001

  研削といし用研磨材の粒度

JIS R 6111

  人造研削材

JIS R 6211-1

  結合研削材といし−寸法−第 1 部:円筒研削用研削といし

JIS R 6211-2

  結合研削材といし−寸法−第 2 部:外面心無し研削用研削といし

JIS R 6211-3

  結合研削材といし−寸法−第 3 部:内面研削用研削といし

JIS R 6211-4

  結合研削材といし−寸法−第 4 部:横軸平面研削用研削といし

JIS R 6211-6

  結合研削材といし−寸法−第 6 部:工具研削用研削といし

JIS R 6211-7

  結合研削材といし−寸法−第 7 部:卓上及び床上グラインダにおける一般用研削といし

JIS R 6211-8

  結合研削材といし−寸法−第 8 部:ばり取り及びきず取り用研削といし

JIS R 6211-9

  結合研削材といし−寸法−第 9 部:超重研削用研削といし

JIS R 6211-12

  結合研削材といし−寸法−第 12 部:ストレートグラインダにおけるばり取り用研削と

いし

JIS R 6211-13

  結合研削材といし−寸法−第 13 部:バーチカルグラインダにおけるばり取り用研削と

いし

JIS R 6211-14

  結合研削材といし−寸法−第 14 部:アングルグラインダにおけるばり取り及びきず取

り用研削といし


2

R 6212

:2006

   

JIS R 6240

  研削といしの試験方法

JIS R 6241

  研削といしの最高使用周速度

JIS R 6242

  結合研削材といし−一般的要求事項

JIS R 6243

  結合研削材といし−研削といしの静的平衡試験

JIS R 6244

  結合研削材といし−寸法許容差及び振れ公差

3 

明細項目 

3.1 

研削材の種類 

研削といしに使用する研削材の種類及び記号は,JIS R 6242 の 6.6.1(研削材の種類)による。

3.2 

研磨材の粒度 

研削といしに使用する研磨材の粒度は,JIS R 6242 の 6.6.2(研磨材の粒度)による。

粗粒を使用する場合は,F を省略して表示することができる。一般研磨用微粉を使用する場合は,F を

省略して表示してはならない。精密研磨用微粉を使用する場合は,#を省略して表示することができる。

3.3 

結合度 

研削といしの結合度は,JIS R 6242 の 6.6.3(結合度)による。

3.4 

組織 

研削といしの組織は,JIS R 6242 の 6.6.4(組織)による。

3.5 

結合剤 

研削といしに使用する結合剤の種類は,JIS R 6242 の 6.6.5(結合剤の種類)によるレジノイド結合剤(結

合剤記号:B)又は繊維補強付レジノイド結合剤(結合剤記号:BF)とする。

4 

品質 

4.1 

外観 

研削といしの外観には,割れ,ひび,かけ,きずなど,使用上支障のある欠点があってはならない。

4.2 

形状・寸法及び寸法許容差 

形状・寸法及び寸法許容差は,次による。

a)

研削といしの形状及び寸法は,JIS R 6242 の箇条 5(形状記号及びその呼び方)並びに JIS R 6211-1

JIS R 6211-4JIS R 6211-6JIS R 6211-9 及び JIS R 6211-12JIS R 6211-14 の規定による。

b)

研削といしの寸法許容差は,JIS R 6244 の 5.2(一般用途用研削といし)

5.3(特殊用途用研削といし)

5.4

(高圧研削用研削といし)

5.5(セットで使用する平形研削といし)

5.6[リング形及びディスク

形研削といし(接着又は機械的取付け)並びにナット付リング形及びナット付ディスク形研削といし]

6.

(カップ形及び皿形研削といし)

7.4(ばり取り及びきず取り用研削といし)及び 10.(ナット付コ

ーン形及びプラグ形研削といし)による。

なお,孔径の寸法許容差は,固定側フランジのパイロット径又はといし軸径の寸法許容差が機械研

削の場合は f 7,自由研削の場合は e 8 以上の精度である場合に適用する。この精度によれない場合は,

受渡当事者間の協定による。

4.3 

結合度 

研削といしの結合度は,

附属書 による。

4.4 

平衡度 

普通速度で使用する外径 150 mm 以上又は質量 0.2 kg 以上及び高速度で使用する外径 100 mm 以上又は


3

R 6212

:2006

質量 0.1 kg 以上で,かつ,最高使用周速度が 16 m/s 以上で使用する研削といしの平衡度は,6.4 によって

試験したとき,おもりの質量(m

2

)が,JIS R 6243 の 4.(平衡度の最大許容値 U

a

)で計算したおもりの質

量(m

a

)以下でなければならない。

4.5 

安全度 

研削といしの安全度は,JIS R 6242 の 6.5(安全度)による。

5 

材料及び配合設計 

5.1 

研削材及び研磨材 

研削といしに使用する研削材は,JIS R 6111 の規定による。また,研磨材の粒度は,JIS R 6001 の規定

による。

5.2 

結合剤 

研削といしに使用する結合剤は,合成ゴム及び天然ゴム以外のもので,良質の合成樹脂を用いる。

5.3 

補強材 

研削といしに使用する補強材は,JIS R 3414 に規定するガラスクロス又はこれと品質が同等以上のもの

を用いる。

5.4 

と粒率 

と粒率は,受渡当事者間の協定による。ただし,と粒率試験は,JIS R 6240 の 3.3(と粒率試験)によっ

て行い,その許容差は±1.5

%とする。

なお,組織番号と対応すると粒率との関係を,

附属書 に示す。

6 

試験方法 

6.1 

外観 

研削といしの外観は,目視によって調べる。

6.2 

形状・寸法 

研削といしの形状・寸法は,JIS R 6240 の 3.1(形状・寸法)による。

6.3 

結合度 

結合度は,JIS R 6240 の 3.2(結合度試験)による。

6.4 

平衡度 

研削といしの平衡度は,JIS R 6243 の 5.(固有平衡度の測定)による。ただし,これと同等以上の精度

で測定できる適切な方法によって試験することができる。

6.5 

安全度 

研削といしの安全度は,JIS R 6240 の 3.5(安全度)による。

7 

検査方法 

検査方法は,次による。

a)

外観,形状・寸法,結合度及び平衡度について検査を行い,それぞれ 4.14.24.3 及び 4.4 に適合し

なければならない。

なお,検査項目及びロット検査における抜取検査方式は,受渡当事者間の協定による。

b)

安全度については,次による。

1)

外径 100 mm 以上の研削といしの回転強度は抜取検査で検査し,全数に異常がないとき当該ロット


4

R 6212

:2006

   

は合格とする。試料の数は,ロットの 10

%の数(ただし,5 個未満の場合は,5 個)以上とする。

ただし,結合剤を同一にする,JIS R 6241 の 3.1(普通速度)による研削といしについては,1 か月

を超えない一定の期間ごとに破壊回転試験(定期破壊回転試験)を行った場合において,その破壊

回転周速度の値のうち最低の値が,当該研削といしの最高使用周速度に JIS R 6242 の 6.5(安全度)

による安全係数を乗じた値を超える研削といしは,ロット別回転試験を省略することができる。

2)  1)

の試験に適合しないものについては,全数回転試験を行い,異常率が 5

%以下であるときは,異

常を生じた研削といし以外の製品は合格とする。異常率が 5

%を超えた場合は,試験したロット全

数を不合格とする。

8 

表示 

8.1 

一般事項 

研削といしの一般事項は,JIS R 6242 の 8.1(一般事項)による。

8.2 

製品の表示 

研削といしには,次の a)∼d)

の事項を製品に明記する。

ただし,外径 75 mm 未満の研削といしは,包装に表示することができる。

a)

規格番号

b)

結合剤の種類及び細分記号[結合剤の細分記号は,JIS R 6242 の 7.2(明細の呼び方)を参照]

c)

最高使用周速度

d)

製造業者名又はその略号

8.3 

包装の表示 

1

包装ごとに次の a)∼l)

の事項を明記する。

なお,d)∼h)

は,この順序に記載しなければならない。

a)

規格番号

b)

形状(縁形を併記することができる。

c)

寸法(外径 ×厚さ ×孔径 

d)

研削材の種類,又は細分記号及び種類[研削材の細分記号は,JIS R 6242 の 6.6.1(研削材の種類)を

参照]

e)

研磨材の粒度

f)

結合度

g)

組織

h)

結合剤の種類及び細分記号[結合剤の細分記号は,JIS R 6242 の 7.2(明細の呼び方)を参照]

i)

最高使用周速度

j)

製造業者名又はその略号

k)

製造番号

l)

製造年月又はその略号

例 1  研磨材に粗粒を使用する場合(補強していない研削といしの場合)

規格番号:JIS R 6212

形状:1 号

縁形:D

寸法:外径 205 mm,厚さ 19 mm,孔径 19.05 mm


5

R 6212

:2006

研削材の種類,又は細分記号及び種類:A,又は 51A

研磨材の粒度:F36

結合度:K

組織:7

結合剤の種類及び細分記号:B23

最高使用周速度:33 m/s

製造業者名:○○○KK

製造番号:第×××号

製造年月:20××年××月

上記の内容の研削といしであれば,次のように表示することができる。

製品の表示例:

JIS R 6212

,B23,33 m/s,○○○KK

包装の表示例:

JIS R 6212

,1 号,D,205×19×19.05,A,36,K,7,B23,33 m/s

○○○KK,第×××号,20××.××

例 2  研磨材に粗粒を使用する場合(補強した研削といしの場合)

規格番号:JIS R 6212

形状:1 号

寸法:外径 205 mm,厚さ 19 mm,孔径 19.05 mm

研削材の種類,又は細分記号及び種類:A,又は 51A

研磨材の粒度:F36

結合度:K

組織:7

結合剤の種類及び細分記号:BF

最高使用周速度:33 m/s

製造業者名:○○○KK

製造番号:第×××号

製造年月:20××年××月

上記の内容の研削といしであれば,次のように表示することができる。

製品の表示例:

JIS R 6212

,BF,33 m/s,○○○KK

包装の表示例:

JIS R 6212

,1 号,205×19×19.05,A,36,K,7,BF,33 m/s

○○○KK,第×××号,20××.××

例 3  研磨材に一般研磨用微粉を使用する場合

規格番号:JIS R 6212

形状:1 号

寸法:外径 205 mm,厚さ 19 mm,孔径 19.05 mm

研削材の種類,又は細分記号及び種類:A,又は 51A

研磨材の粒度:F230


6

R 6212

:2006

   

結合度:J

組織:8

結合剤の種類及び細分記号:B23

最高使用周速度:33 m/s

製造業者名:○○○KK

製造番号:第×××号

製造年月:20××年××月

上記の内容の研削といしであれば,次のように表示することができる。

製品の表示例:

JIS R 6212

,B23,33 m/s,○○○KK

包装の表示例:

JIS R 6212

,1 号,205×19×19.05,A,F230,J,8,B23,33 m/s

○○○KK,第×××号,20××.××

例 4  研磨材に精密研磨用微粉を使用する場合

規格番号:JIS R 6212

形状:1 号

寸法:外径 205 mm,厚さ 19 mm,孔径 19.05 mm

研削材の種類,又は細分記号及び種類:A,又は 51A

研磨材の粒度:#240

結合度:J

組織:8

結合剤の種類及び細分記号:B23

最高使用周速度:33 m/s

製造業者名:○○○KK

製造番号:第×××号

製造年月:20××年××月

上記の内容の研削といしであれば,次のように表示することができる。

製品の表示例:

JIS R 6212

,B23,33 m/s,○○○KK

包装の表示例:

JIS R 6212

,1 号,205×19×19.05,A,240,J,8,B23,33 m/s

○○○KK,第×××号,20××.××


7

R 6212

:2006

附属書 A


8

R 6212

:2006

   

規定)


9

R 6212

:2006

結合度

序文 

この附属書は,レジノイド研削といしの結合度について規定する。

A.1 

結合度 

結合度は,a)

大越式試験方法による。ただし,大越式試験方法によれない場合は,b)

その他の試験方法

によって試験し,試験方法を明記する。

a)

大越式試験方法の場合  結合度を大越式試験方法で測定したときのビットの食込み深さを,表 A.1 

示す。ただし,その試験方法は,JIS R 6240 の 3.2.1(大越式試験方法)による。

なお,大越式試験方法で測定した値が

表 A.1 によらない場合は,受渡当事者間の協定による。

表 A.1−ビットの食込み深さ(レジノイド研削といし)

単位  1/100 mm

粒度

結合度

F24  F30  F36 F46 F54 F60 F70 F80 F90 F100

H 158

∼117 135∼100 117∼88 100∼74

88

∼66

78

∼57

70

∼53

62

∼46 57∼42 50∼38

I 138

∼104 118∼ 88  104∼76

88

∼65

76

∼58

68

∼51

62

∼46

55

∼41 50∼37 43∼33

J 121

∼ 90  104∼ 77   90∼66

77

∼56

66

∼50

60

∼45

54

∼41

48

∼35 43∼32 38∼29

K 106

∼ 78   90∼ 67   78∼58

67

∼50

58

∼44

52

∼39

47

∼35

42

∼31 38∼28 33∼25

L

94

∼ 68   79∼ 58   68∼51

58

∼44

51

∼38

46

∼34

41

∼31

36

∼27 33∼25

M

82

∼ 60   69∼ 51   60∼45

51

∼38

45

∼34

40

∼30

36

∼27

32

∼24

N

71

∼ 52   60∼ 45   52∼39

45

∼34

39

∼29

35

∼26

31

∼23

O

62

∼ 46   53∼ 40   46∼34

40

∼30

34

∼26

31

∼23

P

54

∼ 40   46∼ 35   40∼30

35

∼26

30

∼23

Q

48

∼ 35   41∼ 31   35∼26

31

∼23

R

42

∼ 31   36∼ 27   31∼23

b)

その他の試験方法の場合  結合度は,大越式試験方法のほかに,JIS R 6240 の 3.2.2(ロックウェル式

試験方法)

3.2.3(ソニック式試験方法)など適切な試験方法によって試験することができる。

なお,規格値については,受渡当事者間の協定による。


10

R 6212

:2006

   

附属書 B


11

R 6212

:2006

参考)


12

R 6212

:2006

   

組織番号とと粒率との関係

序文 

この附属書は,レジノイド研削といしの組織番号とと粒率との関係について記載するものであって,規

定の一部ではない。

B.1 

組織番号とと粒率との関係 

組織番号と対応すると粒率との関係を,

表 B.1 に示す。

表 B.1−組織番号とと粒率との関係

組織番号

と粒率  %

 0

62

 1

60

 2

58

 3

56

 4

54

 5

52

 6

50

 7

48

 8

46

 9

44

10 42

11 40

12 38

13 36

14 34

15 32

16 30

17 28

18 26

19 24

20 22

21 20

22 18

23 16

24 14

25 12