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R 6211-8

:2003

(1)

まえがき

この規格は,

工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,

研削砥石工業会(GIS)

/財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申出があり,日

本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。これによって,JIS R 

6211-8:1999

は改正され,この規格に置き換えられる。

今回の改正では,日本工業規格を国際規格に整合させるために,ISO 603-8:1999, Bonded abrasive products

−Dimensions−Part 8:Grinding wheels for deburring and fettling/snagging  を基礎として用いた。

この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の

実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会

は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新

案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。

  JIS R 6211-8 には,次の附属書がある。

附属書(参考)  JIS と対応する国際規格との対比表

  JIS R 6211 の規格群には,次に示す部編成がある。

JIS R 6211-1

  第 1 部:円筒研削用研削といし

JIS R 6211-2

  第 2 部:外面心無し研削用研削といし

JIS R 6211-3

  第 3 部:内面研削用研削といし

JIS R 6211-4

  第 4 部:横軸平面研削用研削といし

JIS R 6211-5

  第 5 部:立軸平面研削用及び対向二軸平面研削用研削といし

JIS R 6211-6

  第 6 部:工具研削用研削といし

JIS R 6211-7

  第 7 部:卓上及び床上グラインダにおける一般用研削といし

JIS R 6211-8

  第 8 部:ばり取り及びきず取り用研削といし

JIS R 6211-9

  第 9 部:高圧研削用研削といし

JIS R 6211-10

  第 10 部:ホーニングといし及び超仕上げといし

JIS R 6211-11

  第 11 部:手研ぎといし

JIS R 6211-12

  第 12 部:ストレートグラインダにおけるばり取り用研削といし

JIS R 6211-13

  第 13 部:バーチカルグラインダにおけるばり取り用研削といし

JIS R 6211-14

  第 14 部:アングルグラインダにおけるばり取り及びきず取り用研削といし

JIS R 6211-15

  第 15 部:定置型又は可搬型切断機における切断用研削といし

JIS R 6211-16

  第 16 部:手持式電動切断機における切断用研削といし


R 6211-8

:2003

(2)

目  次

ページ

序文 

1

1.

  適用範囲

1

2.

  引用規格

1

3.

  寸法

2

3.1

  1 号平形といし

2

4.

  呼び記号の付け方

2

附属書(参考)JIS と対応する国際規格との対比表 

3

 


日本工業規格

JIS

 R

6211-8

:2003

結合研削材といし−寸法−

第 8 部:ばり取り及びきず取り用研削といし

Bonded abrasive products

Dimensions

Part 8:Grinding wheels for deburring and fettling/snagging

序文  この規格は,1999 年に第 1 版として発行された ISO 603-8:1999,Bonded abrasive products−

Dimensions

−Part 8 : Grinding wheels for deburring and fettling/snagging を元に作成した日本工業規格であり,

A

系列の表は技術的内容を変更することなく作成している。B 系列の表は,現在,日本市場で主として

使用されている寸法を規定しているが,A 系列を優先して使用し,B 系列は 5 年後に見直すことになっ

ている。

なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,原国際規格にはない事項である。

1.

適用範囲  この規格は,次に示すばり取り及びきず取り用研削といしの呼び寸法について規定する。

1

号  平形といし

備考1.  この規格に定められた研削といしは,加工物の表面のばり取り及びきず取りに使用される。

加工物は手に持って手動で送られ,研削といしは固定されている。スインググラインダ

及びワゴングラインダの研削では,加工物を固定するか,自重で安定させる。スインググ

ラインダとはつり下げて,手で送る方式のものをいい,ワゴングラインダとはつり下げず

に手で送る方式のものをいう。

2.

この規格の対応国際規格を,次に示す。

なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21 に基づき,IDT(一致している)

MOD

(修正している)

,NEQ(同等でない)とする。

ISO 603-8:1999

,Bonded abrasive products−Dimensions−Part 8 : Grinding wheels for deburring

and fettling/snagging  (MOD)

2.

引用規格  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成

する。この引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS R 6242

  結合研削材といし−一般的要求事項

備考  ISO 525:1999, Bonded abrasive products−General requirements  からの引用事項は,この規格

の該当事項と同等である。


2

R 6211-8

:2003

3.

寸法  寸法は,次による。

3.1

1

号平形といし

  1  号平形

  1  号平形(系列)

単位 mm

備考 350mm 以上の外径寸法(D)で,表に 2 種類の寸法が併記されているものがあるが,表中の“/”は“又は”

を意味する。

  2  号平形(系列)

単位 mm

4.

呼び記号の付け方  この規格による研削といしの完全な呼び記号の付け方は,次による。

a)

研削といしの呼び

b)

規格番号

c)

形状

d)

寸法

e)

といしの明細

f)

最高使用周速度

φ

D

φ

H

T

D

100

13

20

16

20

125

13

20

20

32

150

20

25

20

32

200

20

25

32

250

25

32

32

300

32

40

32

50.8 76.2

350/356 −

32

40

50

32

50.8 76.2

400/406 −

40

50

63

− 50.8 76.2 127

450/457 −

40

50

63

− 50.8 76.2 127 152.4

500/508 −

50

63

80

− 50.8 −

127 152.4 203.2

600/610 −

50

63

80

203.2 304.8

750/762 −

63

80

100

203.2 304.8

T

H

D

150

13 16 19 25 − − − − − 12.7 15.88

205

− − 19 25 32 38 − − −

15.88 19.05

255

− − 19 25 32 38 − − −

19.05 25.4

305

− − − 25 32 38 50 − −

25.4 31.75 38.1

50.8

355

− − − 25 32 38 50 − −

31.75 38.1

50.8

405

− − − 25 32 38 50 65 75

31.75 38.1

50.8

455

− − − − 32 38 50 65 75

− 44.45 50.8

152.4

510

− − − − − 38 50 65 75

50.8

152.4 203.2

560

− − − − − − 50 65 −

50.8

203.2

610

− − − − − − 50 65 75

63.5

203.2 304.8

T

H

JIS R 6242

及びこの規格による。


3

R 6211-8

:2003

例  1 号,D =350 mm,T =40 mm,H =32 mm,研削材  A,粒度 F36,結合度  N,組織 5,  結合剤 V

及び最高使用周速度 40 m/s の平形といしは,次のように表す。

平形といし  JIS R 6211-8-号-350×40×32-A 36 N 5 V40 m/s


4

R 6211-8

:2003

附属書(参考)JIS と対応する国際規格との対比表

JIS R 6211-8:2003

  結合研削材といし−寸法−第 8 部:ばり

取り及びきず取り用研削といし

ISO 603-8:1999

  結合研削材といし−寸法−第 8 部:

ばり取り及びきず取り用研削といし

(

Ⅰ) JIS の規定

(

Ⅲ)  国際規格の規定

(

Ⅳ)  JIS と国際規格との技

術的差異の項目ごとの評価

及びその内容 
表示箇所:本体 
表示方法:側線及び点線の

下線

(

Ⅴ) JIS と国際規格との技

術的差異の理由及び今後

の対策

項目

番号

内容

(

Ⅱ)  国際

規格番号

項目

番号

内容

項目ごと

の評価

技術的差異の内容

1.

適 用

範囲

研削といしの
用途に分類し

て形状と寸法
を規定。

ISO 603-8 

1.

研 削 と い し の
用 途 に 分 類 し

て 形 状 と 寸 法
を規定。

IDT

2.

引 用

規格

JIS R 6242 

ISO 603-8 

2.

ISO 525

ISO 6103

ISO 13942 

MOD/

削除

ISO 6103

は,こ

の規格に直接関
係ないので削除。

ISO 13942

は,ま

だ JIS 化してい
ないため,引用し

なかった。

ISO 13942

を JIS 化した

時点で,引用する。

3.

寸法  ISO 規格に,

元 JIS を追加

して,形状別
に寸法(外径・
厚 さ ・ 孔 径 な

ど)を規定。

ISO

の寸法を

A

系列,元 JIS

の寸法を B 系
列とした。

ISO 603-8 

3.

形 状 別 に 寸 法
( 外 径 ・ 厚 さ ・

孔径など)を規
定。

MOD/

追加

元 JIS を追加し
ている。

ISO

と元 JIS は,基準寸

法が相違していて一致

は困難である。特に,孔
径の基準寸法が違うと,
既存のフランジ又はグ

ラインダに取り付かな
いので,フランジのパイ
ロット径及びグライン

ダの心棒径の標準化を

ISO

へ時期をみて提案

する予定である。

4.

呼 び

記号の

付け方

研削といしの
完全な記号の

付け方を規定
した。

ISO 603-8

4.

研 削 と い し の
完 全 な 記 号 の

付け方を規定。

IDT

JIS

と国際規格との対応の程度の全体評価:MOD

備考1.  項目ごとの評価欄の記号の意味は,次のとおりである。

    ―  IDT………………  技術的差異がない。 
    ―  MOD/削除………  国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。

    ―  MOD/追加………  国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。

2.  JIS

と国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次のとおりである。

    ―  MOD……………  国際規格を修正している。