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R 6211-7

:2003

(1)

まえがき

この規格は,

工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,

研削砥石工業会(GIS)

/財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申出があり,日

本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。これによって,JIS R 

6211-7:1999

は改正され,この規格に置き換えられる。

今回の改正では,日本工業規格を国際規格に整合させるために,ISO 603-7:1999,Bonded abrasive products

−Dimensions−Part 7:Grinding wheels for manually guided grinding を基礎として用いた。

この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の

実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会

は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新

案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。

JIS R 6211-7

には,次の附属書がある。

附属書(参考)  JIS と対応する国際規格との対比表

JIS R 6211

の規格群には,次に示す部編成がある。

JIS R 6211-1

  第 1 部:円筒研削用研削といし

JIS R 6211-2

  第 2 部:外面心無し研削用研削といし

JIS R 6211-3

  第 3 部:内面研削用研削といし

JIS R 6211-4

  第 4 部:横軸平面研削用研削といし

JIS R 6211-5

  第 5 部:立軸平面研削用及び対向二軸平面研削用研削といし

JIS R 6211-6

  第 6 部:工具研削用研削といし

JIS R 6211-7

  第 7 部:卓上及び床上グラインダにおける一般用研削といし

JIS R 6211-8

  第 8 部:ばり取り及びきず取り用研削といし

JIS R 6211-9

  第 9 部:高圧研削用研削といし

JIS R 6211-10

  第 10 部:ホーニングといし及び超仕上げといし

JIS R 6211-11

  第 11 部:手研ぎといし

JIS R 6211-12

  第 12 部:ストレートグラインダにおけるばり取り用研削といし

JIS R 6211-13

  第 13 部:バーチカルグラインダにおけるばり取り用研削といし

JIS R 6211-14

  第 14 部:アングルグラインダにおけるばり取り及びきず取り用研削といし

JIS R 6211-15

  第 15 部:定置型又は可搬型切断機における切断用研削といし

JIS R 6211-16

  第 16 部:手持式電動切断機における切断用研削といし


R 6211-7

:2003

(2)

目  次

ページ

序文 

1

1.

  適用範囲

1

2.

  引用規格

1

3.

  寸法

2

3.1

  1 号平形といし

2

3.2

  5 号片へこみ形といし 

3

3.3

  6 号ストレートカップ形といし

3

3.4

  35 号ディスク形といし(接着又は機械的に取付け) 

4

3.5

  36 号ナット付ディスク形といし

4

3.6

  37 号ナット付リング形といし

5

4.

  呼び記号の付け方

5

附属書(参考)JIS と対応する国際規格との対比表 

6

 


日本工業規格

JIS

 R

6211-7

:2003

結合研削材といし−寸法−

第 7 部:卓上及び床上グラインダにおける

一般用研削といし

Bonded abrasive products

−Dimensions−Part 7:Grinding wheels for

manually guided grinding

序文  この規格は,1999 年に第 1 版として発行された ISO 603-7:1999,Bonded abrasive products−Dimensions

−Part 7 : Grinding wheels for manually guided grinding

を元に作成した日本工業規格であるが,研削盤等構造規

格という強制法令に,違反する寸法があるため,A 系列の表は技術的内容を変更して作成している。B 系

列の表は,現在,日本市場で主として使用されている寸法を規定しているが,A 系列を優先して使用し,

B

系列は 5 年後に見直すことになっている。

なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,原国際規格の内容を変更して規定した事項

ある。

1.

適用範囲  この規格は,次に示す卓上及び床上グラインダにおける一般用研削といしの呼び寸法につ

いて規定する。

1

号  平形といし 35 号  ディスク形といし(接着又は機械的に取付け)

5

号  片へこみ形といし 36 号  ナット付ディスク形といし

6

号  ストレートカップ形といし 37 号  ナット付リング形といし

備考1.  この規格に定められた研削といしは,加工物の表面の研削及び再研削するのに使用される。

加工物は手に持って手動で送られ,研削といしは固定されている。

2.

この規格の対応国際規格を,次に示す。

なお,対応の程度を表す記号は

ISO/IEC Guide 21 に基づき,IDT(一致している),MOD

(修正している)

,NEQ(同等でない)とする。

ISO 603-7:1999

,Bonded abrasive products−Dimensions−Part 7:Grinding wheels for manually guided

grinding (MOD)

2.

引用規格  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS R 6211-5

  結合研削材といし−寸法−第 5 部:立軸平面研削用及び対向二軸平面研削用研削といし

備考  ISO 603-5:1999, Bonded abrasive products−Dimensions−Part 5:Grinding wheels for surface

grinding/face grinding

からの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。

JIS R 6242

  結合研削材といし−一般的要求事項


2

R 6211-7

:2003

備考  ISO 525:1999, Bonded abrasive products−General requirements からの引用事項は,この規格の

該当事項と同等である。

3.

寸法  寸法は,次による。

3.1

1

号平形といし

  1  号平形

  1  号平形(系列)

単位  mm

備考 350mm 以上の外径寸法(D)で,表に 2 種類の寸法が併記されているものがあるが,表中の“/”は“又は”

を意味する。

  2  号平形(系列)

単位  mm

D

100

13

20

16

20

125

13

20

20

32

150

20

25

20

32

200

20

25

32

250

25

32

32

300

32

40

32

50.8 76.2

350/356

32

40

50

32

50.8 76.2

400/406

40

50

63

50.8 76.2 127

450/457

40

50

63

50.8 76.2 127 152.4

500/508

50

63

80

50.8

127 152.4 203.2

600/610

50

63

80

76.2

127

203.2 304.8

750/762

63

80

100

203.2 304.8

T

H

D

150 13 16 19 25 − − − − − 12.7 15.88

205 − − 19 25 32 38 − − −

− 15.88 19.05

255 − − 19 25 32 38 − − −

19.05 25.4

305 − − − 25 32 38 50 − −

25.4 31.75 38.1

50.8

355 − − − 25 32 38 50 − −

31.75 38.1

50.8

405 − − − 25 32 38 50 65 75

31.75 38.1

50.8

455 − − − − 32 38 50 65 75

− 44.45 50.8

− 152.4

510 − − − − − 38 50 65 75

50.8

− 152.4 203.2

560 − − − − − − 50 65 −

50.8

203.2

610 − − − − − − 50 65 75

63.5

203.2 304.8

T

H


3

R 6211-7

:2003

3.2

5

号片へこみ形といし

  3  号片へこみ形(系列)

単位  mm

3.3

6

号ストレートカップ形といし

  4  号ストレートカップ形(系列)

備考

カップ形の縁は,内側に向かって図のような角度(傾斜)をとることができる。

単位  mm

T   H    W 

E

min

 50

 32

13

− 8  8

 80

 40

13

− 10 10

100

50

− 20 −

− 10 13

125

63

− 20 − 32 −

− 13 16

150

80

− 32 −

− 16 20

175

80

− 25 32 50.8

76.2 20 20

200 100

− 25 32 50.8

76.2 20 25

参考

点線の下線が付いた寸法は,原国際規格の規格値が,労働安全衛生法第 42 条に

定められた研削盤等構造規格第 14 条に抵触するため,10 を 13 へ,13 を 16

へ,16 を 20 へ,20 を 25 へ変更している。

D

T

P

F

R

max

150

32

20

32

  80

16

175

32

32

50.8

  90

16

200

40

32

50.8

110

20

250

40

50.8

76.2

150

20

40
45
50

25

400

50

127

215

25

76.2

H

300

3.2

5

150

20


4

R 6211-7

:2003

3.4

35

号ディスク形といし(接着又は機械的に取付け)

  5  35 号ディスク形(接着又は機械的に取付け)(系列)

単位  mm

備考 350mm 以上の外径寸法(D)で,表に 2 種類の寸法が併記されているものがあるが,表中の“/”は“又は”

を意味する。

3.5

36

号ナット付ディスク形といし

  6  36 号ナット付ディスク形(系列)

単位  mm

備考 350mm 以上の外径寸法(D)で,表に 2 種類の寸法が併記されているものがあるが,表中の“/”は“又は”

を意味する。

D

H

3 5 0 /3 5 6

6 3

8 0

2 0 3 .2

4 0 0 /4 0 6

2 5 4

4 5 0 /4 5 7
5 0 0 /5 0 8
6 0 0 /6 1 0

4 0 0

7 5 0 /7 6 2
9 0 0 /9 1 4

8 0

T

6 3

8 0

3 0 4 .8

6 3

8 0

5 0 8

D

H

max

ナットの位置並びにナットの数及び角度

350/356

63

80

120

JIS R 6211-5

付図1による。

400/406

100

140

450/457

  50

500/508

63

80

100

600/610

150

750/762

  50

900/914

80

100

280

T


5

R 6211-7

:2003

3.6

37

号ナット付リング形といし

  7  37 号ナット付リング形(系列)

単位  mm

備考 350mm 以上の外径寸法(D)で,表に 2 種類の寸法が併記されているものがあるが,表中の“/”は“又は”

を意味する。

4.

呼び記号の付け方  この規格による研削といしの完全な呼び記号の付け方は,次による。

a)

研削といしの呼び

b)

規格番号

c)

形状

d)

寸法

e)

といしの明細

f)

最高使用周速度

例  形状 36 号,D=500 mm,T=80 mm,H=50 mm,研削材 A,粒度 F46,結合度 H,組織 8,結合剤 B

及び最高使用周速度 32 m/s のナット付ディスク形といしは,次のように表す。

ディスク形といし  JIS R 6211- 7 36 号 - 500×80×50 - A 46 H 8 B - 32 m/s

D

T

W

D

1

ナットの数及び角度

D

2

400/406

350

 8-45°

450/457

400

500/508

450

600/610

63

540

12-30°

M10

100

125

50

10-36°

JIS R 6242

及びこの規格による。


6

R 6211-7

:2003

附属書(参考)JIS と対応する国際規格との対比表

JIS R 6211-7

:2003  結合研削材といし−寸法−第 7 部:卓上及び床

上グラインダにおける一般用研削といし

ISO 603-7

:1999  結合研削材といし−寸法−第 7 部:手動

案内研削用研削といし

(

Ⅰ) JIS の規定

(

Ⅱ )  国 際

規格番号

(

Ⅲ)  国際規格の規定

(

Ⅳ)  JIS と国際規格との技術

的差異の項目ごとの評価及び

その内容

  表示箇所:本体

  表示方法:側線及び点線の

下線

(

Ⅴ)  JIS と国際規格との技術

的差異の理由及び今後の対策

項目

番号

内容

項目

番号

内容

項 目 ご と

の評価

技 術 的 差 異 の

内容

1.

適用

範囲

研削といしの用途

に分類して形状と

寸法を規定。

ISO 603-7 

1.

研削といしの用途に

分類して形状と寸法

を規定。

IDT

2.

引用

規格

JIS R 6211-5

JIS R 6242

ISO 603-7 

2.

ISO 525

ISO 6103

ISO 13942

MOD/

削除

ISO 6103

は,こ

の規格に直接関

係ないので削除。

ISO 13942

は,

まだ JIS 化して

いないため,引

用しなかった。

ISO 13942

を JIS 化した時

点で,引用する。

3.

寸法

ISO

規 格 に , 元

JIS

を追加して,

形状別に寸法(外

径 ・ 厚 さ ・ 孔 径 な

ど)を規定。

ISO

の寸法を A 系

列,元

JIS

の寸法

を B 系列とした。

ISO 603-7 

3.

形状別に寸法(外径・

厚さ・孔径など)を規

定。

MOD/

追加

      /変更

元 JIS を追加し

ている。

研削盤など構造

規格によって,

寸法変更をした

部分がある。

ISO

と元

JIS

は,基準寸法

が相違していて一致は困難

である。特に,孔径の基準寸

法が違うと,既存のフランジ

又はグラインダに取り付かな

いので,フランジのパイロット

径及びグラインダの心棒径

の標準化を

ISO

へ時期をみ

て提案する予定である。

4.

呼び記

号の付

け方

研削といしの完全

な記号の付け方を

規定した。

ISO 603-7 

4.

研削といしの完全な

記 号 の 付 け 方 を 規

定。

IDT

JIS

と国際規格との対応の程度の全体評価:MOD

備考1.  項目ごとの評価欄の記号の意味は,次のとおりである。

    ―  IDT………………  技術的差異がない。 
    ―  MOD/削除………  国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。

    ―  MOD/追加………  国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。 
    ―  MOD/変更………  国際規格の規定内容を変更している。

2.  JIS

と国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次のとおりである。

    ―  MOD……………  国際規格を修正している。