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R 6211-14

:2003

(1)

まえがき

この規格は,

工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,

研削砥石工業会(GIS)

/財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申出があり,日

本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。これによって,JIS R 

6211-14:1999

は改正され,この規格に置き換えられる。

今回の改正では,日本工業規格を国際規格に整合させるため,ISO 603-14:1999, Bonded abrasive products

−Dimensions−part 14:Grinding wheels for deburring and fettling/snagging on an angle grinder  を基礎として用

いた。

この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の

実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会

は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新

案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。

JIS R 6211-14

には,次に示す附属書がある。

附属書(参考)  JIS と対応する国際規格との対比表

JIS R 6211

の規格群には,次に示す部編成がある。

JIS R 6211-1

第 1 部:円筒研削用研削といし

JIS R 6211-2

第 2 部:外面心無し研削用研削といし

JIS R 6211-3

第 3 部:内面研削用研削といし

JIS R 6211-4

第 4 部:横軸平面研削用研削といし

JIS R 6211-5

第 5 部:立軸平面研削用及び対向二軸平面研削用研削といし

JIS R 6211-6

第 6 部:工具研削用研削といし

JIS R 6211-7

第 7 部:卓上及び床上グラインダにおける一般用研削といし

JIS R 6211-8

第 8 部:ばり取り及びきず取り用研削といし

JIS R 6211-9

第 9 部:高圧研削用研削といし

JIS R 6211-10

第 10 部:ホーニングといし及び超仕上げといし

JIS R 6211-11

第 11 部:手研ぎといし

JIS R 6211-12

第 12 部:ストレートグラインダにおけるばり取り用研削といし

JIS R 6211-13

第 13 部:バーチカルグラインダにおけるばり取り用研削といし

JIS R 6211-14

第 14 部:アングルグラインダにおけるばり取り及びきず取り用研削といし

JIS R 6211-15

第 15 部:定置型又は可搬型切断機における切断用研削といし

JIS R 6211-16

第 16 部:手持式電動切断機における切断用研削といし


R 6211-14

:2003

(2) 


R 6211-14

:2003

(3) 

目  次

ページ

序文 

1

1.

  適用範囲

1

2.

  引用規格

1

3.

  寸法

2

3.1

  6 号ストレートカップ形といし

2

3.2

  11 号テーパカップ形といし 

3

3.3

  27 号オフセット形研削といし

4

3.4

  28 号オフセット形研削といし

6

4.

  呼び記号の付け方

6

附属書(参考)JIS と対応する国際規格との対比表 

7

 


日本工業規格

JIS

 R

6211-14

:2003

結合研削材といし−寸法−

第 14 部:アングルグラインダにおけるばり取り

及びきず取り用研削といし

Bonded abrasive products - dimensions -

Part14:Grinding wheels for deburring and fettling/snagging

on an angle grinder

序文  この規格は,1999 年に第1版として発行された ISO 603-14:1999, Bonded abrasive products −

Dimensions

−Part 14:Grinding wheels for deburring and fettling/snagging on an angle grinder  を元に作成した日

本工業規格であるが,研削盤等構造規格という強制法令に違反する寸法があるため、A 系列の表は技術的

内容を変更して作成している。B 系列,C 系列の表は,現在,日本市場で主として使用されている寸法を

規定しているが,A 系列を優先して使用し,B 系列,C 系列は 5 年後に見直すことになっている。

なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,原国際規格にない事項である。

1.

適用範囲  この規格は,次に示すアングルグラインダにおけるばり取り及びきず取り用研削といしの

呼び寸法について規定する。

  6

号    ストレートカップ形といし

11

号    テーパカップ形といし

27

号    27 号オフセット形研削といし

28

号    28 号オフセット形研削といし

備考1.  この規格に定められた研削といしは,アングルグラインダ(手持式グラインダ)を用いて,

加工物の表面のばり取り及びきず取りに使用される。加工物は固定されアングルグラインダ

は手に持って作業される。

2.

この規格の対応国際規格を,次に示す。

なお,対応の程度を表す記号は ISO/IEC Guide 21  に基づき IDT(一致している), MOD

(修正している)

,NEQ(同等でない)とする。

ISO 603-14:1999, Bonded abrasive products

−Dimensions−Part 14: Grinding wheels for deburring

and fettling/snagging on an angle grinder (MOD)

2.

引用規格  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS R 6241

    研削といしの最高使用周速度

JIS R 6242

    結合研削材といし−一般的要求事項


2

R 6211-14

:2003

備考  ISO 525:1999, Bonded abrasive products  −General requirements  からの引用事項は,この規格の

該当事項と同

等である。

3.

寸法  寸法は,次による。

3.1

6

号ストレートカップ形といし

 

 
 

 
 

  1  アンカ−ブッシュ又は金属板バックアップなしの 号(

1

)

ストレ−トカップ形

 
 

 
 

 

  2  アンカ−ブッシュ又は金属板バックアップ付の 号(

1

)

ストレ−トカップ形

注(

1

) 6

号のアンカ−ブッシュ付又はブッシュなし並びに金属板バックアップ付又はバックアップな

しの選択は受渡当事者間の協定による。

  1  号ストレ−トカップ形−ナット付き(系列)

単位  mm

D T 

H

W E

min.

100

20

20

125

50 M

14

25

25

参考  点線の下線が付いた寸法は,原国際規格の規格値が労働安全衛生法

第 42 条に定められた研削盤等構造規格第 14 条に抵触するため 20 を

25

に変更している。

  2  号ストレ−トカップ形−ナットなし(系列)

単位  mm

D T 

H

W E

min.

100

50

22.23

20

20

125

25

25

参考  点線の下線が付いた寸法は,原国際規格の規格値が労働安全衛生法

第 42 条に定められた研削盤等構造規格第 14 条に抵触するため 20 を

25

に変更している。


3

R 6211-14

:2003

3.2

11

号テーパカップ形といし

 
 

 
 

 
 

  3  アンカ−ブッシュ又は金属板バックアップなしの 11 号(

2

)

テ−パカップ形

 
 

 
 

 

  4  アンカ−ブッシュ又は金属板バックアップ付の 11 号(

2

)

テ−パカップ形

注(

2

) 11

号のアンカ−ブッシュ付又はブッシュなし並びに金属板バックアップ付又はバックアップな

しの選択は受渡当事者間の協定による。

  3  11 号テーパカップ形−ナット付き(系列)

単位  mm

D T 

H

J W E

min.

100 76

20

20

125

50 M

14

94 25

25

参考  点線の下線が付いた寸法は,原国際規格の規格値が労働安全衛生法第 42 条に定

められた研削盤等構造規格第 14 条に抵触するため 20 を 25 に変更している。

  4  11 号テーパカップ−ナットなし(系列)

単位  mm

D T 

H

J W E

min.

100 50

76

20

20

110 55

55

20

20

125 50

22.23

94 25

25

参考  点線の下線が付いた寸法は,原国際規格の規格値が労働安全衛生法第 42 条に定

められた研削盤等構造規格第 14 条に抵触するため 19 を 20 及び 25 に変更して
いる。


4

R 6211-14

:2003

3.3

27

号オフセット形研削といし

 

  5  27 号オフセット形

  5  27 号オフセット形(系列)

単位  mm

D U H K F 

R

(

3

) 

R

 

R

 

R

 

m

80 4 10 23 4  6

100

4

16

35.5

 

 115

4

22.23

45

4.6

8

125

4    

150

4    

180

4    

230

4    

注(

3

)  R

は,概略値である。

参考  −印を付けた箇所は規定しない。


5

R 6211-14

:2003

  6  27 号オフセット形(系列)

単位  mm

D U H  J  K F R

1

 

R

2

 

R

3

 

R

4

 

100 4  15 46 33  4  1.5 3(

5

) 3(

5

) 3(

5

)

 125

3

  22(

4

) 68

42  4.8  4(

5

) 10  10 16(

5

)

 4

22.23

     

150

3      

180

3      

205

6      

230

6      

注(

4

)  JIS R 6241

表 以下の普通速度に限り適用できる。

(

5

)

参考値とする。

  7  27 号オフセット形(系列)(

6

)

単位  mm

D U H  J  K F R

1

 

R

2

 

R

3

 

R

4

 

100 3  15 52 35  6  2.5

  6.5(

7

)

  2.5(

7

)

  6.5(

7

)

6

125 3  22 70 48

  8.5(

7

)

  8.5(

7

)

150

3      

180

3      

205

6      

230

6

103

81

   

注(

6

)  JIS R 6241 

表 以下の普通速度に限り適用できる。

(

7

)

参考値とする。


6

R 6211-14

:2003

3.4

28

号オフセット形研削といし

 

  6  28 号オフセット形

  8  28 号オフセット形(系列)

単位  mm

D U H  J  K F  P R

 

R

 

R

 

R

 

R

 

  min.

 180

6

22.23

− 45 4.6 −

230

6        

参考  −印を付けた箇所は規定しない。

  9  28 号オフセット形(系列)

単位  mm

D U H  J  K F  P R

 

R

 

R

 

R

 

R

 

  min.

180 6 22.23

68 42 4.8 102

4(

8

)

10 10

16(

8

)

  6(

8

)

230

         

注(

8

)

参考値とする。

4.

呼び記号の付け方  この規格による研削といしの完全な呼び記号の付け方は,次による。

a)

研削といしの呼び

b)

規格番号

c)

形状

d)

寸法

e)

といしの明細

f)

最高使用周速度

例  形状 27 号,D=230 mm,U=6 mm,H=22.23 mm,研削材  A,粒度 F24,結合度  P,結合剤 BF

及び最高使用周速度 80m/s のオフセット形研削といしは,次のように表す。

オフセット形研削といし  JIS R 6211-14  27  - 230×6×22.23 - A 24 P BF  80 m/s

JIS R 6242 

及びこの規格による。


7

R 6211-14

:2003

附属書(参考)JIS と対応する国際規格との対比表

JIS R 6211-14:2003

  結合研削材といし−寸法−第 14 部:ア

ングルグラインダにおけるばり取り及びきず取り用研

削といし

ISO 603-14:1999

  結合研削材といし−寸法−第 14

部:アングルグラインダにおけるばり取り及び

きず取り用研削といし

(

Ⅰ) JIS の規定

(

Ⅲ)  国際規格の規定

(

Ⅳ)  JIS と国際規格との技

術的差異の項目ごとの評価
及びその内容 
表示箇所:本体

表示方法:側線及び点線の
下線

(

Ⅴ) JIS と国際規格との技

術的差異の理由及び今後
の対策

項目 
番号

内容

(

Ⅱ)  国際

規格番号

項目 
番号

内容

項 目 ご
と の 評

技術的差異の内

1.

適用 
範囲

研削といしの
用途に分類し
て形状と寸法

を規定。

ISO  

603-14 

1.

研 削 と い し の
用 途 に 分 類 し
て 形 状 と 寸 法

を規定。

IDT

2.

引用 
規格

JIS R 6241

JIS R 6242 

ISO 

603-14 

2.

ISO 525

ISO 6103

ISO 13942 

MOD/

削除

ISO 6103

は,こ

の規格に直接関
係 な い の で 削
除。

ISO 13942

は,

まだ JIS 化して
いないため,引

用しなかった。

ISO 13942

を JIS 化した

時点で,引用する。

3.

寸法

ISO

規格に,

元 JIS を追加

して,形状別
に寸法(外径・
厚 さ ・ 孔 径 な

ど)を規定。

ISO

の寸法を

A

系列,元 JIS

の寸法を B 系
列及び C 系列
とした。

ISO 

603-14 

3.1 
 
 
 
 
 
3.2 
 
 
3.3 
 
 
3.4

6

号 ス ト レ ー

ト カ ッ プ 形 と
いしの寸法

(外

径・厚さ・孔径
など)を規定。
11

号テーパカ

ッ プ 形 と い し
の寸法を規定。
27

号オフセッ

ト 形 と い し の
寸法を規定。 
28

号オフセッ

ト 形 と い し の
寸法を規定。

MOD 
/

削除

/

変更

 
 
MOD 
/

削除

/

変更

MOD 
/

追加

 
MOD 
/

追加

研削盤等構造規
格によって,寸
法制限をした部
分がある。 
 
 
 
 

JIS

を追加し

ている。

ISO

と元

JIS

は,基準

寸法が相違していて一
致は困難である。特に孔
径の基準寸法が違うと,
既存のフランジ又はグ
ラインダに取り付かな
いので,フランジのパイ
ロット径及びグライン
ダの心棒径の標準化を

ISO

へ時期をみて提案

する予定である。

4.

呼び 
記号 
の付

け方

研削といしの

完全な記号の
付け方を規定
した。

ISO 

603-14 

4.

研 削 と い し の
完 全 な 記 号 の
付け方を規定。

IDT

JIS

と国際規格との対応の程度の全体評価:MOD

備考1.  項目ごとの評価欄の記号の意味は,次のとおりである。

−IDT  ………………… 技術的差異がない。 
−MOD/削除  ………… 国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。 
−MOD/追加  ………… 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。


8

R 6211-14

:2003

−MOD/変更  ………… 国際規格の規定内容を変更している。

2.  JIS

と国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は次のとおりである。

−MOD  ………………  国際規格を修正している。