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R 6125

:2005

(1)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,研削材工業協会

(AAIA)

/財団法人日本規格協会(JSA)から,

工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申出があ

り,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。

これによって,JIS R 6125:1995 は改正され,この規格に置き換えられる。

この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の

実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会

は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新

案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。


R 6125

:2005

(2)

目  次

ページ

序文 

1

1.

  適用範囲

1

2.

  引用規格

1

3.

  試料

1

4.

  測定方法

1

4.1

  測定容器 

1

4.2

  浸液

1

4.3

  操作

2

4.4

  計算

2

4.5

  報告

2

 


日本工業規格

JIS

 R

6125

:2005

人造研削材の密度測定方法

Testing method for density of artificial abrasives

序文  この規格は,単位系を国際単位系( SI )に移行するため改正した日本工業規格である。

1. 

適用範囲  この規格は,人造研削材の密度の測定方法について規定する。

2. 

引用規格  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS K 8271

  キシレン(試薬)

JIS R 6003

  研磨材のサンプリング方法

JIS Z 8401

  数値の丸め方

3. 

試料  試料は,JIS R 6003 によって採取したものを用いる。

4. 

測定方法

4.1 

測定容器  測定容器は,図 に示すような直径約 20 mm で高さ約 35 mm の薄手のガラス容器の上部

にガラス製の取っ手を取り付けたもので,取っ手に直径約 0.1 mm の細線を結びつけて使用する。

  1  測定容器

4.2 

浸液  浸液は,JIS K 8271 に規定されたキシレンを脱水,脱気したものを用いる。

備考  脱水は塩化カルシウムを加えて行い,脱気は排気ポンプで気泡を十分に取り除く。


2

R 6125

:2005

4.3 

操作  密度の測定は,次の手順による。

(手順 1  試料約 10 g を浸液で十分に洗い,いったん脱気乾燥してから,105±5 ℃の空気浴中で 1

時間乾燥し,デシケーター中で室温まで冷却する。

備考 

脱気乾燥は,試料をデシケーターに入れ,排気ポンプで約 1.3 kPa に減圧し,約 1

時間保つ。

(手順 2  測定容器の質量 w

1

を 0.1 mg まで正しくはかる。

(手順 3  試料約 2 g を測定容器に入れて,その質量 w

2

を 0.1 mg まで正しくはかる。

(手順 4  測定容器に約半量の浸液を入れ,軽い振動を与えて気泡を取り除く。

(手順 5  測定容器をデシケーターに入れ、排気ポンプで突沸のないように徐々に減圧し,約 1.3

kPa

で 1∼2 時間保ち,デシケーターに振動を与えて,気泡を十分取り除く。

(手順 6  デシケーター中から測定容器を取り出し,室温になるまで静置する。

(手順 7  浸液を入れたビーカーに測定容器を細線の所定の位置まで浸し,浸液中につり下げて,

その質量 w

3

を 0.1 mg まで正しくはかる。

(手順 8  測定容器から試料を取り出し,手順 の方法で,測定容器だけの質量 w

4

を 0.1 mg まで

正しくはかる。

(手順 9  比重計(浮ひょう)又はそれに準じる方法で,浸液の密度

ρ

をはかる。

4.4 

計算  次の式によって,密度を小数点以下 3 けたまで算出し,2 けたに丸める。数値の丸め方は,JIS 

Z 8401

による。

ρ

×

=

)

(

)

(

4

3

1

2

1

2

w

w

w

w

w

w

d

ここに,

d

:  密度(g/cm

3

)

w

1

:  測定容器の質量(g)

w

2

:  測定容器に試料を入れたときの質量(g)

w

3

:  試料を入れた測定容器を浸液中につり下げたときの質量(g)

w

4

:  測定容器だけを浸液中につり下げた時の質量(g)

ρ

:  測定中の液温における浸液の密度(g/cm

3

)

4.5 

報告  4.4 によって得られた計算の結果を報告する。

参考  この規定によって得られる密度の測定誤差は,実験の結果σ

M

≒0.014 であり,確率 95  %の標

準的な精度は,次のようになる。

精度(

β

M

)=±0.03