1
R
6002 :
19
98
解
説
解説付表 1 JIS と対応する国際規格との対比表
JIS R 6002 : 1998
研削といし用研磨材の粒度の試
験方法
ISO 8486-1 : 1996
研削といし用研磨材−粒度分布の規格と測定−第 1 部:粗粒 (F4∼F220)
ISO 8486-2 : 1996
研削といし用研磨材−粒度分布の規格と測定一第 2 部:微粉 (F230∼F1200)
対比項目
規定項目
(I) JIS
の規定内容 (II)
国 際 規 格 番
号
(III)
国際規格の規定内容 (IV)
JIS
と国際規格との相違点 (V)
JIS
と国際規格との整合
が困難な理由及び今後の
対策
(1)
適用範囲
○
−
ISO 8486-1
,2
○
−
=
(2)
ふ る い 分 け
試験方法
○ 粗粒の粒度分布を試験用ふ
るいによって試験する。
標準試料によって結果を補
正する。
ISO 8486-1
○ 粗粒の粒度分布を試験用ふるい
によって試験する。
ADP
試験方法については,ISO と
JIS
の内容は同一。
標準試料による試験結果の
補正方法については JIS 独自
の規定。
補正は必要であり,今後,
ISO
に提案する予定。
(他の試験方法では,ISO で
も 補 正 方 法 を 規 定 し て い
る。
)
(3)
光 透 過 沈 降
法
○
−
ISO 8486-2
○
−
≡
(4)
沈 降 試 験 方
法
○
−
ISO 8486-2
○
−
=
(5)
電 気 抵 抗 試
験方法
○ 精密研磨用微粉の粒度分布
の試験方法で,細孔を通過す
る電解液の電気抵抗の変化
から粒子径を算出する。
−
精密研磨用微粉の粒度分布
の試験方法で JIS 独自の規
定。
精密研磨用微粉の粒度分布
の試験用に我が国では最も
多く使用されている。
迅速で精度のよい試験法で,
微粉の粒度分布の試験方法
として,今後,ISO に提案す
る予定。
備考1. 表中の(I)及び(III)にある“○”は,該当する規定項目を規定していることを示し,“−”は,規定していないことを示す。
2.
表中の(IV)欄にある“≡”は,JIS と国際規格との技術的内容が一致していることを示す。
“−”は,JIS と国際規格との技術的内容が同等であることを示す。
“ADP”は,JIS は国際規格を技術的内容の変更なしで採用しているが,JIS として必要な規定内容を追加していることを示す。