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R 6001-1:2017

1)

目  次

ページ

序文  

1

1  適用範囲  

1

2  引用規格  

1

3  用語及び定義  

1

4  粒度の種類  

2

5  粒度分布試験  

2

5.1  一般  

2

5.2  測定装置  

2

5.3  測定方法  

3

6  粒度検査  

5

6.1  粒度検査の手順  

5

6.2  粒度の評価方法  

5

6.3  測定結果の判定及び報告  

9

7  表示 

9

附属書 A(規定)対応国際規格における粒度の評価方法  

10

附属書 JA(規定)標準試料  

12

附属書 JB(参考)JIS と対応国際規格との対比表  

13


 
R 6001-1:2017

2)

まえがき

この規格は,工業標準化法第

12 条第 1 項の規定に基づき,研削砥石工業会(GIS)及び一般財団法人日

本規格協会(

JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を制定すべきとの申出があり,日本工業標

準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格である。これによって,JIS R 6001:1998 及

び JIS R 6002:1998 は廃止され,この規格群に置き換えられた。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実

用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

JIS R 6001 の規格群には,次に示す部編成がある。

JIS R 6001-1  第 1 部:粗粒

JIS R 6001-2  第 2 部:微粉


日本工業規格

JIS

 R

6001-1

2017

研削といし用研削材の粒度-第

1 部:粗粒

Bonded abrasives-Determination and designation of grain size

distribution-Part 1: Macrogrits F4 to F220

序文 

この規格は,

1996 年に第 1 版として発行された ISO 8486-1 を基とし,我が国の実情を反映するため,

技術的内容を変更して作成した日本工業規格である。

なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。

変更の一覧表にその説明を付けて,附属書 JB に示す。

適用範囲 

この規格は,JIS R 6111 に規定する人造研削材(アルミナ質研削材及び炭化けい素質研削材)のうち,

粒度が

F4~F220 の粗粒について規定する。

注記 1  この規格は,研磨布紙並びに遊離と粒に使用する研削材及び研磨材には適用できない。

注記 2  この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。

ISO 8486-1:1996,Bonded abrasives-Determination and designation of grain size distribution-Part

1: Macrogrits F4 to F220(MOD)

なお,対応の程度を表す記号“

MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1 に基づき,“修正している”

ことを示す。

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS R 6003  研磨材のサンプリング方法

注記

  対応国際規格:ISO 9138:1993,Abrasive grains-Sampling and splitting(MOD)

JIS R 6004  研削材及び研磨材,といし並びに研磨布紙-用語及び記号

JIS R 6111  人造研削材

JIS Z 8401  数値の丸め方

JIS Z 8801-1  試験用ふるい-第 1 部:金属製網ふるい

注記

  対応国際規格:ISO 3310-1:2000,Test sieves-Technical requirements and testing-Part 1: Test

sieves of metal wire cloth(MOD)

ISO 9284,Abrasive grains-Test-sieving machines

用語及び定義 

この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS R 6004 によるほか,次による。



R 6001-1:2017

3.1

研削材(

abrasive grain)

研削,研磨及びつや出しに用いる粉砕,分級して製造された粒子状の人造物質。

3.2

粗粒(

macrogrits)

粒子径の大きい研削材。粒度範囲

F4~F220 で表示される 26 段階に粒度区分されたもの。

3.3

粒度(粗粒)

粗粒の呼び寸法。粒度分布試験によって求めた,ふるい公称目開きに対する累積質量分率の分布状態に

よって表した粒度。

3.4

標準粒度分布(

grain size distribution)

粒度を決めるために,研削材の種類及び粒度分布試験方法ごとに個別に規定されたと粒粒子径の構成割

合。粗粒の場合は,ふるい分け試験によって粒度ごとに,ふるい公称目開きに対する累積質量分率の分布

状態を規定する。

3.5 

ふるいの目開き 

ふるい網の線と線との空間の距離。

3.6 

ふるいの公称目開き 

JIS Z 8801-1 の付表 及び付表 に規定する試験用ふるい網の目開き寸法。

粒度の種類 

粒度の種類は,表 による。

表 1-粒度の種類 

F4    F5    F6    F7    F8    F10   F12   F14   F16   F20   F22   F24   F30   F36   F40  
F46   F54   F60   F70   F80   F90   F100   F120   F150   F180   F220  
注記 1  粒度の評価方法に,附属書 による粒度分布の許容差を用いた場合は,例えば F4 を ISO F4 と

する。

注記 2  粗粒の粒度の呼び方は,エフ○○と呼ぶ。

粒度分布試験 

5.1 

一般 

粒度分布試験(以下,ふるい分け試験という。)は,表 に示す公称目開き及び目開きの許容差に適合し

た試験用ふるいを用いて,試料の粒度分布を測定し,その測定値を標準粒度分布と比較して評価するため

に行う。標準粒度分布は,表 による。

5.2 

測定装置 

5.2.1

ふるい分け試験機  ふるい分け試験機は,ISO 9284 に規定する衝動数 156 回/min,回転数 290 回

min のロータップ試験機を用いる。

5.2.2

ふるい  ふるいは,JIS Z 8801-1 に規定する試験用ふるいの中で,表 に示す公称目開き及び目開


3

R 6001-1:2017

きの許容差をもち,ふるいの内枠の寸法が,内径

200 mm,深さ 45 mm 又は 60 mm のものを用いる。

公称目開き

1 mm 以上の寸法は,ミリメートル(mm)で表し,公称目開き 1 mm 未満の寸法は,マイク

ロメートル(

μm)で表す。

5.2.3

計量器  質量を測定する計量器は,

0.1 g 以下まで読み取れるものを用いる。

5.2.4

タイマー  タイマーは,ふるい分け試験機のタイマーを用いる。

表 2-試験用ふるいの公称目開き及び目開きの許容差 

公称目開き

a)

mm

許容差

mm

公称目開き

a)

mm

許容差

mm

公称目開き

a)

μm

許容差

μm

公称目開き

a)

μm

許容差

μm

8.00

±

0.25 1.70 ±0.06 850 ±29 180

±

7.6

6.70

±

0.21 1.40 ±0.05 710 ±25 150

±

6.6

5.60

±

0.18 1.18 ±0.04 600 ±21 125

±

5.8

4.75

±

0.15 1.00 ±0.03

500

±

18 106

±

5.2

4.00

±

0.13

 425

±

16 90

±

4.6

3.35

±

0.11

 355

±

13 75

±

4.1

2.80

±

0.09

 300

±

12 63

±

3.7

2.36

±

0.08

 250 ±9.9 53 ±3.4

2.00

±

0.07

 212 ±8.7 45 ±3.1

a)

  ふるい呼び寸法ともいう。

5.3 

測定方法 

5.3.1 

試料 

試料は,JIS R 6003 に従い縮分し,試験前に 105±5  ℃の乾燥空気中で 1 時間以上乾燥した後,デシケ

ータ中で室温まで冷却したものを用いる。そのうち

100 g 目安で採取し,質量を 0.1 g 単位で計量する。

5.3.2 

試験用ふるいの準備 

試験機に 5.2.2 に規定する試験用ふるいを,表 に従い公称目開きの一番小さいものが下に,一番大きい

ものが頂上になるよう順番に積み重ね,一番上を

1 段目とする。底には受け皿を置く。

試料を

1 段目のふるいに注ぎ入れてから蓋をして,ふるい分け試験機にセットする。

5.3.3 

ふるい分け 

ふるい分け試験の手順は,次による。

a)

ふるい分け試験機のタイマーを

5 分にセットして,電源を入れる。

b)  停止後,ふるい及び受け皿の試料は,そのまま 5.2.3 に規定する計量器に移す。

c)

各々のふるい上及び受け皿上の試料の質量を計量して

0.1 g 単位で記録する。計量した試料の合計質量

と初期質量との差が

1.0 g 以上になった場合は,再試験を行う。ふるい分けした試料の質量分率を計算

する。



R 6001-1:2017

表 3-粗粒の標準粒度分布 

粒度

1 段目の試験用ふ
るい:全量通過す
る ふ る い の 公 称
目開き

2 段目の試験用ふるい: 
公称目開き及びふるい上に
残ってもよい最大質量分率

3 段目の試験用ふるい: 
公称目開き及びふるい上に
残らなければならない最小
質量分率

3 段目及び 4 段目の試験用ふるい: 
公称目開き及び二つのふるい上に合わせて残らなけ
ればならない最小質量分率

5 段目の試験用ふ
るい:通過する量
の 最 大 質 量 分 率

3 %の公称目開

mm

μm mm μm % mm μm %

3 段目,4 段目 mm

3 段目,4 段目 μm

% mm μm

F4 8.00 - 5.60 - 20 4.75 - 40

4.75, 4.00

 70

3.35

F5 6.70 - 4.75 - 20 4.00 - 40

4.00, 3.35

 70

2.80

F6 5.60 - 4.00 - 20 3.35 - 40

3.35, 2.80

 70

2.36

F7 4.75 - 3.35 - 20 2.80 - 40

2.80, 2.36

 70

2.00

F8 4.00 - 2.80 - 20 2.36 - 45

2.36, 2.00

 70

1.70

F10 3.35  - 2.36 - 20 2.00 - 45

2.00, 1.70

 70

1.40

F12 2.80  - 2.00 - 20 1.70 - 45

1.70, 1.40

 70

1.18

F14 2.36  - 1.70 - 20 1.40 - 45

1.40, 1.18

 70

1.00

F16 2.00  - 1.40 - 20 1.18 - 45

1.18, 1.00

 70

 850

F20 1.70  - 1.18 - 20 1.00 - 45

1.00,

-,

 850

70

 710

F22 1.40  - 1.00 - 20 - 850 45

850, 710

70

 600

F24 1.18  -

 850 25  - 710 45

710, 600

65

 500

F30 1.00  -

 710 25  - 600 45

600, 500

65

 425

F36

 850 - 600 25  - 500 45

500, 425

65

 355

F40

 710 - 500 30  - 425 40

425, 355

65

 300

F46

 600 - 425 30  - 355 40

355, 300

65

 250

F54

 500 - 355 30  - 300 40

300, 250

65

 212

F60

 425 - 300 30  - 250 40

250, 212

65

 180

F70

 355 - 250 25  - 212 40

212, 180

65

 150

F80

 300 - 212 25  - 180 40

180, 150

65

 125

F90

 250 - 180 20  - 150 40

150, 125

65

 106

F100

 212 - 150 20  - 125 40

125, 106

65

 75

F120

 180 - 125 20  - 106 40

106, 90

65

 63

F150

 150 - 106 15  - 75

40

75, 63

65

 45

F180

 125 - 90

15 - 63

40

63, 53

65

F220

 106 - 75

15 - 53

40

53, 45

60

4

R

 600

1-1

201

7


5

R 6001-1:2017

粒度検査 

6.1 

粒度検査の手順 

5.3.3 のふるい分け後に行う表 を使用した粒度検査の手順は,粒度 F10 を例に,次による。

a)

採取した粒度

F10 試料は,最も粗い 1 段目のふるい(公称目開き 3.35 mm)を全量通過しなければな

らない。

b)  次に粗い 2 段目のふるい(公称目開き 2.36 mm)に全量を通過させるとき,最大 20 %がふるいの上に

とどまってもよい。

c)

2 段目のふるいを通過した試料は,少なくとも全量の 45 %が,3 段目のふるい(公称目開き 2.00 mm)

の上にとどまらなければならない。

d)  2 段目のふるいを通過した試料のうち,3 段目及び 4 段目(公称目開き 1.70 mm)のふるいの上にとど

まった試料の合計は,少なくとも全量の

70 %以上なければならない。例えば,3 段目のふるいに 45 %

とどまった場合は,

4 段目のふるいの上に 25 %以上とどまらなければならない。

e)

最終の

5 段目のふるい(公称目開き 1.40 mm)は,最大で全量の 3 %まで通過してよい。

粒度の評価方法は,6.2 による。また,国際規格における粒度の評価方法は,附属書 A(規定)による。

6.2  粒度の評価方法 

この方法の適用範囲は,ふるいの

2 段目,3 段目及び 3 段目+4 段目の測定値とする。1 段目及び 5 段目

の測定値には適用しない。5.3 の測定方法によって求めた測定値には,試験用ふるいのふるい目の開き,ふ

るい分け条件の差などによる偏りが含まれている。この偏りを,標準試料を用いて補正することによって,

より正確な粒度分布として評価しなければならない。具体的な手順は,次による。

注記 1  標準試料は,附属書 JA(規定)による。

a) A4 判の正規確率紙又はこれに準じるものを用意する。

b)  正規確率紙の縦軸を粒度分布の累積質量分率とし,横軸上に測定に用いる 2 段目,3 段目,4 段目の各

ふるいの呼び寸法を

20 目盛間隔にとって垂直線を引き,ふるいの公称目開き線とする(図 参照)。

ただし,

F150,F180 及び F220 は,2 段目と 3 段目との間を 40 目盛とする(図 参照)。

c)

標準試料の基準値を,対応する公称目開き線の上に順次プロットし,それらの点を直線で結んで標準

試料基準線とする。

注記 2  標準試料の基準値は,標準試料固有の粒度分布を累積質量分率で表したものである。

d)  測定用の試験用ふるいを用いて,5.3 の方法で標準試料のふるい分け試験を行い,累積質量分率を求め

る。ただし,5.3.1 において,標準試料は,全量を用いるので,縮分はしない。

e)

累積質量分率を標準試料基準線上に順次プロットし,それらの点からそれぞれ垂直線を引き,これを

実効目開き線とする。

注記 3  累積質量分率を標準試料基準線上にプロットできない場合は,基準線を延長してプロット

する。

注記 4  実効目開き線が,ふるいの公称目開き線から 7 目盛以上離れる試験用ふるいを用いてはな

らない。

f)

d)と同じ条件で試料のふるい分け試験を行い,累積質量分率を求める。累積質量分率を実効目開き線

上に順次プロットし,それらの点を直線で結んで測定線とする。

注記 5  実効目開き線の上にプロットできない場合は,延長してプロットする。

g)

測定線と

2 段目,3 段目,4 段目各々のふるいの公称目開き線との交点を求め,それらの交点の質量分

率を読んで補正値とする。補正値は,JIS Z 8401 の規則 A によって整数に丸める。



R 6001-1:2017

注記 6  測定線とふるいの公称目開き線とが交わらない場合は,測定線を延長して交点を求める。

h)  各段ごとの補正値の差を算出して,試料の粒度分布を求める。

i)

f)h)の操作を 2 回繰り返し,その平均値を求め補正値とする。

注記 7  標準試料の取替え目安は,次による。

  使用回数が延べ 20 回に達した場合

  初回の質量から質量分率が 7 %以上減少した場合

  混粒などの取扱いミスがあった場合


7

R 6001-1:2017

図 1F4F120 の粒度範囲での補正方法の例 

実効目開き線

標準試料基準線

測定線

標準試料の基準値

標準試料の測定値

試料の測定値

試料の補正値

ふるいの公称目開き(

μm)






%)

4 段目の 
ふるいの公称目開き線

3 段目の 
ふるいの公称目開き線

2 段目の 
ふるいの公称目開き線

段目



R 6001-1:2017

図 2F150F220 の粒度範囲での補正方法の例 

実効目開き線

測定線

標準試料基準線

標準試料の基準値

標準試料の測定値

試料の測定値

試料の補正値

ふるいの公称目開き(

μm)






%)

4 段目の 
ふるいの公称目開き線

3 段目の 
ふるいの公称目開き線

2 段目の 
ふるいの公称目開き線


9

R 6001-1:2017

6.3 

測定結果の判定及び報告 

6.1 で求めた粒度分布の測定結果は,表 の値と比較して判定する。測定後の各ふるいの質量分率及び質

量分率の合計が,表 の値に全て適合したとき合格,それ以外は不合格と判定して報告する。

表 に,検査結果の記述様式例を示す。

表 4-検査結果の記述様式例 

測定する部分(ふるい上
又は受け皿上)

1 段目

2 段目

3 段目

3 段目+

4 段目

5 段目

5 段目の

受け皿

合計

規格値[質量分率(

%)] 0  20 以下 45 以上 70 以上

3 以下 99 以上

測定値(

g)

0.0  19.2 47.5 74.3  4.5  1.5  99.5

測定値[質量分率(

%)]

0.0  19.3 47.7 74.7  4.5  1.5 100.0

補正値[質量分率(

%)]

18.3 46.5 75.7

100.0

各ふるいでの評価

適合

適合

適合

適合

適合

適合

判定:合格

表示 

包装には,次の項目を表示する。

a)

日本工業規格の番号

b)  JIS R 6111 に規定する研削材の種類及び/又はその記号

c)

研削材の粒度:“

F”の後に粒度番号を表す数値を記載する

d)  質量(充塡量)

e)

製造番号

f)

製造業者名又はその略号

研削材の包装の表示例

JIS R 6001-1  GC  F80  20 kg  16Y25  ○○KK

製造業者名又はその略号

製造番号

質量(充塡量)

研削材の粒度(表 参照)

JIS R 6111 に規定する研削材の種類及び/又はその記号

日本工業規格の番号


10 
R 6001-1:2017

附属書

A

(規定)

対応国際規格における粒度の評価方法

A.1 

粒度分布の許容差 

この規格に対応する国際規格には,粒度の評価に用いるための粒度分布の許容差(質量分率)がある。

粒度分布の許容差は,表 A.1 による。

表 A.1-粒度分布の許容差 

単位

%

粒度

1 段目

2 段目

3 段目

3 段目+4 段目

3,4 段目+5 段目

通過残

ISO F4

0

4

4

4

ISO F5

0

4

4

4

ISO F6

0

4

4

4

ISO F7

0

4

4

4

ISO F8

0

4

4

4

ISO F10

0

4

4

4

ISO F12

0

4

4

4

ISO F14

0

4

4

4

ISO F16

0

4

4

4

ISO F20

0

4

4

4

ISO F22

0

4

4

4

ISO F24

0

4

4

4

ISO F30

0

4

4

4

ISO F36

0

4

4

4

ISO F40

0

4

4

4

ISO F46

0

4

4

4

ISO F54

0

4

4

4

ISO F60

0

4

4

4

ISO F70

0

3

3

3

ISO F80

0

3

3

3

ISO F90

0

3

3

3

ISO F100

0

3

3

3

ISO F120

0

3

3

3

ISO F150

0

3

3

3

ISO F180

0

3

3

3

3

ISO F220

0

3

3

3

3

A.2 

対応国際規格における粒度の評価方法 

対応国際規格では,6.1 の操作後,測定結果を評価するときに,表 A.1 の粒度分布の許容差を用いる。表

の粗粒の標準粒度分布は,この許容差によって値の範囲が広くなる。表 及び表 A.1 を用いる粒度の評

価方法の手順を,粒度

ISO F10 を例に,次に示す。

a)

粒度

ISO F10 の粒度分布を測定後,表 の値に表 A.1 に示す許容差を加えて粒度評価を行う。例えば,

2 段目のふるいの場合は,表 の 20 %の値に,表 A.1 にある+4 %加算した 24 %まで拡大して適合範

囲とすることができる。


11

R 6001-1:2017

b)  同様にして,各ふるいにとどまった試料の質量分率は,表 A.1 の許容差を含めた値を対象として評価

できる。

A.3 

測定結果の判定及び報告 

A.2 で求めた粒度分布の測定結果は,表 の値と比較して判定する。測定後の各ふるいの質量分率及び

質量分率の合計が,表 の値に全て適合したとき合格,それ以外は不合格と判定して報告する。

表 A.2 に,粒度分布の許容差を用いた検査結果の記述様式例を示す。

表 A.2-粒度分布の許容差を用いた検査結果の記述様式例 

測定する部分(ふるい上
又は受け皿上)

1 段目

2 段目

3 段目

3 段目+

4 段目

5 段目

受け皿

規格値[質量分率(

%)] 0  20 以下 45 以上 70 以上

3 以下

許容差を考慮した規格値
[質量分率(

%)]

0 24 以下 41 以上 66 以上

3 以下

測定値(

g) 0.0

19.2

47.5

74.3

4.5

1.5

測定値[質量分率(

%)] 0.0

19.3

47.7

74.7

4.5

1.5

各ふるいでの評価

適合

適合

適合

適合

適合

判定:合格


12 
R 6001-1:2017

附属書

JA

(規定)

標準試料

JA.1  標準試料 

標準試料は,次による。

a)  材質は,褐色アルミナ研削材を用いる。

b)  ふるいの 2 段目,3 段目及び 4 段目に適用する,各粒度の累積質量分率の基準値は表 JA.1 による。

表 JA.1-累積質量分率の基準値 

粒度

(製造番号)

ふるいの目開き

累積質量分率(単位

  %)

1 段目

2 段目

3 段目

4 段目

5 段目

2 段目

3 段目

4 段目

F4(00.6)

8.00 mm

5.60 mm

4.75 mm

4.00 mm

3.35 mm

14.6

50.2

85.0

F5(00.6)

6.70 mm

4.75 mm

4.00 mm

3.35 mm

2.80 mm

13.7

45.0

96.2

F6(00.6)

5.60 mm

4.00 mm

3.35 mm

2.80 mm

2.36 mm

10.3

50.6

97.1

F7(00.6)

4.75 mm

3.35 mm

2.80 mm

2.36 mm

2.00 mm

19.0

79.0

99.5

F8(73.7)

4.00 mm

2.80 mm

2.36 mm

2.00 mm

1.70 mm

13.5

68.9

97.8

F10(73.7)

3.35 mm

2.36 mm

2.00 mm

1.70 mm

1.40 mm

6.0

66.8

96.8

F12(73.7)

2.80 mm

2.00 mm

1.70 mm

1.40 mm

1.18 mm

5.9

64.2

99.0

F14(73.7)

2.36 mm

1.70 mm

1.40 mm

1.18 mm

1.00 mm

7.9

66.0

95.2

F16(73.7)

2.00 mm

1.40 mm

1.18 mm

1.00 mm

850 μm 9.1

58.7 92.3

F20(73.7)

1.70 mm

1.18 mm

1.00 mm

850 μm 710

μm 5.5

52.4 95.7

F22(00.6)

1.40 mm

1.00 mm

850 μm 710

μm 600

μm 5.8

84.5 99.5

F24(73.7) 1.18

mm

850

μm 710

μm 600

μm 500

μm 15.1 66.3 96.3

F30(73.7) 1.00

mm

710

μm 600

μm 500

μm 425

μm 16.6 66.5 93.8

F36(73.7) 850

μm 600

μm 500

μm 425

μm 355

μm 7.7

66.3 92.3

F40(00.6) 710

μm 500

μm 425

μm 355

μm 300

μm 10.9 51.1 87.8

F46(73.7) 600

μm 425

μm 355

μm 300

μm 250

μm 13.5 68.4 97.9

F54(73.7) 500

μm 355

μm 300

μm 250

μm 212

μm 5.2

68.3 98.2

F60(73.7) 425

μm 300

μm 250

μm 212

μm 180

μm 8.9

67.1 95.6

F70(73.7) 355

μm 250

μm 212

μm 180

μm 150

μm 11.2 63.7 93.2

F80(73.7) 300

μm 212

μm 180

μm 150

μm 125

μm 9.9

56.0 93.9

F90(73.7) 250

μm 180

μm 150

μm 125

μm 106

μm 3.0

47.8 96.9

F100(73.7) 212

μm 150

μm 125

μm 106

μm 75

μm 6.1

48.6

87.1

F120(73.7) 180

μm 125

μm 106

μm 90

μm 63

μm 16.9 56.9 93.8

F150(73.7) 150

μm 106

μm 75

μm 63

μm 45

μm 3.3

69.8

94.7

F180(73.7) 125

μm 90

μm 63

μm 53

μm

 5.6

58.7

80.3

F220(73.7) 106

μm 75

μm 53

μm 45

μm

 7.7

63.0

88.2

c)

標準試料についての情報は,研削砥石工業会の管理したものにする。

参考文献

JIS Z 8815  ふるい分け試験方法通則


13

R 6001-1:2017

附属書

JB

(参考)

JIS と対応国際規格との対比表

JIS R 6001-1:2017  研削といし用研削材の粒度-第 1 部:粗粒

ISO 8486-1:1996 , Bonded abrasives - Determination and designation of grain size 
distribution-Part 1: Macrogrits F4 to F220

(

I)JIS の規定

(

II)

国際
規格
番号

(

III)国際規格の規定

(

IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条ごと

の評価及びその内容

(

V)JIS と国際規格との技術的差異

の理由及び今後の対策

箇条番号

及び題名

内容

箇条
番号

内容

箇条ごと
の評価

技術的差異の内容

1  適用範囲

JIS R 6111 に規定する
人造研削材のうち,粒
度範囲が

F4~F220 の

粗粒を規定。

遊離と粒は適用除外

 1 JIS とほぼ同じ

削除

JIS は,遊離と粒は適用しない。

この規格は,研削といし用の研削材
だけを適用しているため,遊離と粒
は適用外とした。特に提案などはし
ない。

2  引用規格

3  用語及び
定義

ISO 規格が定義する以
外に

4 用語を定義

 3 JIS とほぼ同じ

追加

“粗粒”,“粒度(粗粒)”,“ふるい
の目開き”及び“ふるいの公称目開
き”を追加して定義している。

用語の追加であり実質的な技術的
差異はない。

4  粒度の種

粒度の種類を定義

追加

3 の標準粒度分布とほぼ同じ

この規格の前身である JIS R 6001
の内容を継承した。

5  粒度分布
試験

5.1  一般

追加

“一般”を追加している。

粒度分布試験の目的を明確化する
ためであり実質的な技術的差異は
ない。

5.2  測定装置

4.1

JIS とほぼ同じ

追加

試験機の仕様を追加した。技術的な
差異はない。

測定条件を明確にするため。

5.3  測定方法

変更

ふるいの内枠寸法を変更した。

JIS Z 8801-1 と整合させるため。

4.2

JIS とほぼ同じ

変更

試験の手順をここに移動し,再試験
の規定等を追加した。

箇条の構成変更による。

3

2

変更

 F180 及び F220 の 3 段目及び 3 段目

4 段目の値を一部変更している。

この規格の前身である JIS R 6001
の内容を継承した。ISO 規格改正時
に変更内容を提案する予定である。

13

R

 600

1-1

201

7


14 
R 6001-1:2017

(

I)JIS の規定

(

II)

国際
規格
番号

(

III)国際規格の規定

(

IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条ごと

の評価及びその内容

(

V)JIS と国際規格との技術的差異

の理由及び今後の対策

箇条番号

及び題名

内容

箇条
番号

内容

箇条ごと
の評価

技術的差異の内容

6  粒度検査

6.1  粒度検査の手順   5.1

5.3

2 の使用方法

2 の使用例

変更

ISO の評価方法を附属書 A に移動。 この規格の前身である JIS R 6002

の内容を継承した。

6.2  粒度の評価方法

追加

我が国で行われている標準試料を
用いた粒度の評価方法を追加。

ISO 規格改正時に提案を検討。

6.3  測定結果の判定及
び報告

追加

測定結果の判定方法及び報告の記
載例を追加している。

検査結果の記述例を示し,生産者以
外にも,具体的な判定方法を理解で
きるようにしたが,例であることか
ら実質的な技術的差異はない。

7  表示

  6 JIS とほぼ同じ

追加

日本工業規格の番号,質量(充塡
量),製造番号及び製造業者名又は
その略号を追加している。

JIS R 6111 と整合させるため,必要
な項目を追加した。

附属書

A

(規定)

国際規格における粒度
の評価方法

 5.2

5.3

3 の使用方法例

3 の使用例

追加

分かりやすくするため,説明を追加
している。

測定結果の判定方法及び報告の記
載例を追加している。

6.2 に整合するため。

附属書

JA

(規定)

標準試料

追加

粒度を評価するために用いる標準
試料を規定している。

この規格の前身である JIS R 6002
の内容を継承した。

JIS と国際規格との対応の程度の全体評価:ISO 8486-1:1996,MOD

注記 1  箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。

  削除  国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。

  追加  国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。

  変更  国際規格の規定内容を変更している。

注記 2  JIS と国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。

 MOD

国際規格を修正している。

14

R

 600

1-1

201

7