>サイトトップへ  >このカテゴリの一覧へ

R 5210

:2009

(1)

目  次

ページ

1

  適用範囲

1

2

  引用規格

1

3

  種類及び構成

1

4

  品質

2

4.1

  一般事項

2

4.2

  全アルカリ量の算出

2

4.3

  鉱物量の算出

2

5

  原材料

4

5.1

  クリンカー

4

5.2

  せっこう

4

5.3

  少量混合成分

4

5.4

  粉砕助剤

5

6

  試験方法

5

6.1

  密度,比表面積,凝結,安定性及び圧縮強さ

5

6.2

  化学成分

5

6.3

  水和熱

5

7

  検査

5

8

  包装

5

9

  表示

5

10

  報告

5

附属書 A(参考)技術上重要な改正に関する新旧対照表

12


R 5210

:2009

(2)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,社団法人セメント

協会(JCA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査

会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。

これによって,JIS R 5210:2003 は改正され,この規格に置き換えられた。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に

抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許

権,出願公開後の特許出願,実用新案権及び出願公開後の実用新案登録出願にかかわる確認について,責

任はもたない。


日本工業規格

JIS

 R

5210

:2009

ポルトランドセメント

Portland cement

1

適用範囲

この規格は,ポルトランドセメントについて規定する。

なお,技術上重要な改正に関する旧規格との対照を

附属書 に記載する。

2

引用規格

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS A 6201

コンクリート用フライアッシュ

JIS M 8850

石灰石分析方法

JIS R 5201

セメントの物理試験方法

JIS R 5202

ポルトランドセメントの化学分析方法

JIS R 5203

セメントの水和熱測定方法(溶解熱方法)

JIS R 5204

セメントの蛍光 X 線分析方法

JIS R 5211

高炉セメント

JIS R 5212

シリカセメント

JIS R 9151

セメント用天然せっこう

JIS Z 1505

クラフト紙袋−セメント用

3

種類及び構成

ポルトランドセメントの種類は次の 12 種類とし,ポルトランドセメントの構成は

表 による。

なお,少量混合成分は 5.3 に規定するものを組み合わせて用いてもよい。また,粉砕助剤の使用量はポ

ルトランドセメントに対し,質量で 1 %未満とする。

a)

普通ポルトランドセメント

b)

早強ポルトランドセメント

c)

超早強ポルトランドセメント

d)

中庸熱ポルトランドセメント

e)

低熱ポルトランドセメント

f)

耐硫酸塩ポルトランドセメント

g)

普通ポルトランドセメント(低アルカリ形)

h)

早強ポルトランドセメント(低アルカリ形)

i)

超早強ポルトランドセメント(低アルカリ形)


2

R 5210

:2009

j)

中庸熱ポルトランドセメント(低アルカリ形)

k)

低熱ポルトランドセメント(低アルカリ形)

l)

耐硫酸塩ポルトランドセメント(低アルカリ形)

表 1−ポルトランドセメントの構成

種類

クリンカー及び

せっこうの合量

(質量%)

少量混合成分の

合量

(質量%)

普通ポルトランドセメント 
普通ポルトランドセメント(低アルカリ形)

95

以上 100 以下

0

以上 5 以下

早強ポルトランドセメント

早強ポルトランドセメント(低アルカリ形)

95

以上 100 以下

0

以上 5 以下

超早強ポルトランドセメント

超早強ポルトランドセメント(低アルカリ形)

95

以上 100 以下

0

以上 5 以下

中庸熱ポルトランドセメント

中庸熱ポルトランドセメント(低アルカリ形)

100 0

低熱ポルトランドセメント

低熱ポルトランドセメント(低アルカリ形)

100 0

耐硫酸塩ポルトランドセメント 
耐硫酸塩ポルトランドセメント(低アルカリ形)

100 0

4

品質

4.1

一般事項

ポルトランドセメントの品質は,箇条 によって試験し,

表 の規定に適合しなければならない。

なお,安定性は,パット法又はルシャテリエ法のいずれかの規定に適合すればよい。また,

表 の全ア

ルカリ量は 4.2 によって,

表 の鉱物組成の各鉱物量は 4.3 によって算出する。

4.2

全アルカリ量の算出

全アルカリ量は,JIS R 5202 又は JIS R 5204 による化学分析の結果から,式(1)によって算出し,四捨五

入によって小数点以下 2 けたに丸める。

Na

2

Oeq

Na

2

O

+0.658×K

2

O (1)

ここに,

Na

2

Oeq

ポルトランドセメント中の全アルカリの含有率(%)

Na

2

O

ポルトランドセメント中の酸化ナトリウムの含有率(%)

K

2

O

ポルトランドセメント中の酸化カリウムの含有率(%)

4.3

鉱物量の算出

鉱物量は,JIS R 5202 又は JIS R 5204 による化学分析の結果から,式(2)∼式(4)によって算出し,四捨五

入によって整数に丸める。

3CaO

SiO

2

=(4.07×CaO)−(7.60×SiO

2

)

−(6.72×Al

2

O

3

)

 (1.43

×Fe

2

O

3

)

−(2.85×SO

3

)  (2)

2CaO

SiO

2

=(2.87×SiO

2

)

−(0.754×3CaOSiO

2

) (3)

3CaO

Al

2

O

3

=(2.65×Al

2

O

3

)

−(1.69×Fe

2

O

3

)  (4)

ここに,  3CaOSiO

2

ポルトランドセメント中のけい酸三カルシウムの含有
率(%)

2CaO

SiO

2

ポルトランドセメント中のけい酸二カルシウムの含有
率(%)


3

R 5210

:2009

3CaO

Al

2

O

3

ポルトランドセメント中のアルミン酸三カルシウムの
含有率(%)

CaO

ポルトランドセメント中の酸化カルシウムの含有率
(%)

SiO

2

ポルトランドセメント中の二酸化けい素の含有率(%)

Al

2

O

3

ポルトランドセメント中の酸化アルミニウムの含有率
(%)

Fe

2

O

3

ポルトランドセメント中の酸化鉄(III)の含有率(%)

SO

3

ポルトランドセメント中の三酸化硫黄の含有率(%)

表 2−ポルトランドセメントの品質

品質

普通

ポルトランド

セメント

普通

ポルトランド

セメント

(低アルカリ形)

早強

ポルトランド

.

セメント

早強

ポルトランド

セメント

(低アルカリ形)

超早強

ポルトランド

セメント

超早強

ポルトランド

セメント

(低アルカリ形)

密度

a)

  g/cm

3

比表面積  cm

2

/g 2

500

以上 3

300

以上 4

000

以上

始発  min 60 以上 45 以上 45 以上

凝結

終結  h 10 以下 10 以下 10 以下

パット法

安定性

ルシャテリエ法  mm

10

以下 10 以下 10 以下

1 d

− 10.0 以上 20.0 以上

3 d

12.5

以上 20.0 以上 30.0 以上

7 d

22.5

以上 32.5 以上 40.0 以上

圧縮

強さ

N/mm

2

28 d

42.5

以上 47.5 以上 50.0 以上

7 d

a)

水和熱

J/g

28 d

a)

酸化マグネシウム 5.0 以下 5.0 以下 5.0 以下

三酸化硫黄 3.5 以下 3.5 以下 4.5 以下

強熱減量 5.0 以下 5.0 以下 5.0 以下

全アルカリ 0.75 以下 0.60 以下 0.75 以下 0.60 以下 0.75 以下 0.60 以下

化学 
成分

%

塩化物イオン 0.035 以下 0.02 以下 0.02 以下

a)

測定値を報告する。


4

R 5210

:2009

表 2−ポルトランドセメントの品質(続き)

品質

中庸熱

ポルトランド

セメント

中庸熱

ポルトランド

セメント

(低アルカリ形)

低熱

ポルトランド

セメント

低熱

ポルトランド

セメント

(低アルカリ形)

耐硫酸塩

ポルトランド

セメント

耐硫酸塩

ポルトランド

セメント

(低アルカリ形)

密度

a)

  g/cm

3

比表面積  cm

2

/g 2

500

以上 2

500

以上 2

500

以上

始発  min 60 以上 60 以上 60 以上

凝結

終結  h 10 以下 10 以下 10 以下

パット法

安定性

ルシャテリエ法  mm

10

以下 10 以下 10 以下

3 d

7.5

以上

− 10.0 以上

7 d

15.0

以上 7.5 以上 20.0 以上

28 d

32.5

以上 22.5 以上 40.0 以上

圧縮 
強さ

N/mm

2

91 d

− 42.5 以上

7 d

290

以下 250 以下

水和熱

J/g

28 d

340

以下 290 以下

酸化マグネシウム 5.0 以下 5.0 以下 5.0 以下

三酸化硫黄 3.0 以下 3.5 以下 3.0 以下

強熱減量 3.0 以下 3.0 以下 3.0 以下

全アルカリ 0.75 以下 0.60 以下 0.75 以下 0.60 以下 0.75 以下 0.60 以下

化学

成分

%

塩化物イオン 0.02 以下 0.02 以下 0.02 以下

けい酸三カルシウム 50 以下

けい酸二カルシウム

− 40 以上

鉱物 
組成

%

アルミン酸三カルシウ

8

以下

6

以下

4

以下

a)

測定値を報告する。

5

原材料

5.1

クリンカー

けい素,アルミニウム,鉄,カルシウムのいずれかを含む原料を適切な割合で混ぜ,その一部が溶融す

るまで焼成して得られたものとする。

5.2

せっこう

JIS R 9151

に規定するセメント用天然せっこう又はこれに準じるものとする。

5.3

少量混合成分

少量混合成分は,次に規定する 4 種類とする。

a)  JIS R 5211

の 5.3(高炉スラグ)に規定する高炉スラグ。

b)  JIS R 5212

の 5.3(シリカ質混合材)に規定するシリカ質混合材。

c)

JIS A 6201

に規定するフライアッシュ I 種又はフライアッシュ II 種。

d)

炭酸カルシウムの含有率が 90 %以上,かつ,酸化アルミニウムの含有率が 1.0 %以下の品質をもつ石

灰石。石灰石中の酸化アルミニウム含有率は,JIS M 8850 又は JIS R 5204 によって求める。石灰石中

の炭酸カルシウム含有率は,JIS M 8850 又は JIS R 5204 によって酸化カルシウム含有率を求め,式(5)

によって炭酸カルシウム含有率に換算する。

08

.

56

09

.

100

3

×

CaO

CaCO

 (5)


5

R 5210

:2009

ここに,

CaCO

3

少量混合成分に用いる石灰石中の炭酸カルシウムの含有
率(

%

CaO

JIS M 8850

又は JIS R 5204 によって求めた石灰石中の酸化

カルシウム含有率(

%

5.4

粉砕助剤

セメントの品質に影響を及ぼさないことを確かめたものとする。

6

試験方法

6.1

密度,比表面積,凝結,安定性及び圧縮強さ

密度,比表面積,凝結,安定性及び圧縮強さの試験は,JIS R 5201 による。

6.2

化学成分

化学成分の試験は,JIS R 5202 又は JIS R 5204 による。ただし,塩化物イオンの測定は,JIS R 5202 

箇条 21(塩素の定量方法)による。

6.3

水和熱

水和熱の試験は,JIS R 5203 による。

7

検査

ポルトランドセメントの検査は,合理的な抜取方式によって試料を採取し,箇条 については箇条 

よって試験を行い,合否を決定する。

8

包装

ポルトランドセメントを包装する場合は,JIS Z 1505 に規定する紙袋を用いる。

9

表示

ポルトランドセメントを包装する場合は,袋の外面に次の事項を表示する。ただし,普通ポルトランド

セメントの場合は,種類を省略してもよい。

なお,出荷日は,受渡当事者間の協定によって適切な形式の表示を記入することができる。

a

)

名称

b

)

種類

c

)

正味質量

d

)

製造業者名又はその略号

10

報告

生産者は,購入者から要求があった場合には,試験成績表を提出しなければならない。試験成績表の標

準様式は,

表 3∼表 による。ただし,低アルカリ形のポルトランドセメントの場合は,それぞれ標準様

式において,セメントの名称を変更し,全アルカリの JIS 規格値を

0.60 %

以下とする。

なお,これらの表は,必要に応じて合併してもよい。


6

R 5210

:2009

表 3−試験成績表の標準様式

セ  メ  ン  ト  試  験  成  績  表

    年    月度

生産者名

    株式会社

普通ポルトランドセメント

試験成績

品    質

JIS

規格値

平均値

標準偏差

最大値

(最小値)

密度  g/cm

3

比表面積  cm

2

/g 2

500

以上

水量  %

始発  min 60 以上

(最小値)

凝  結

終結  h 10 以下

最大値

パット法

安定性

ルシャテリエ法  mm 10 以下

最大値

3 d

12.5

以上

7 d

22.5

以上

圧縮強さ

N/mm

2

28 d

42.5

以上

7 d

水和熱

J/g

28 d

酸化マグネシウム 5.0 以下

最大値

三酸化硫黄 3.5 以下

最大値

強熱減量 5.0 以下

最大値

全アルカリ 0.75 以下

最大値

化学成分

%

塩化物イオン 0.035 以下

最大値

備考

連絡先

社 名 ・ 担 当

電 話 番 号


7

R 5210

:2009

表 4−試験成績表の標準様式

セ  メ  ン  ト  試  験  成  績  表

    年    月度

生産者名

    株式会社

早強ポルトランドセメント

試験成績

品    質

JIS

規格値

平均値

標準偏差

最大値

(最小値)

密度  g/cm

3

比表面積  cm

2

/g 3

300

以上

水量  %

始発  min 45 以上

(最小値)

凝  結

終結  h 10 以下

最大値

パット法

安定性

ルシャテリエ法  mm 10 以下

最大値

1 d

10.0

以上

3 d

20.0

以上

7 d

32.5

以上

圧縮強さ

N/mm

2

28 d

47.5

以上

酸化マグネシウム 5.0 以下

最大値

三酸化硫黄 3.5 以下

最大値

強熱減量 5.0 以下

最大値

全アルカリ 0.75 以下

最大値

化学成分

%

塩化物イオン 0.02 以下

最大値

備考

連絡先

社 名 ・ 担 当

電 話 番 号


8

R 5210

:2009

表 5−試験成績表の標準様式

セ  メ  ン  ト  試  験  成  績  表

    年    月度

生産者名

    株式会社

超早強ポルトランドセメント

試験成績

品    質

JIS

規格値

平均値

標準偏差

最大値

(最小値)

密度  g/cm

3

比表面積  cm

2

/g 4

000

以上

水量  %

始発  min 45 以上

(最小値)

凝  結

終結  h 10 以下

最大値

パット法

安定性

ルシャテリエ法  mm 10 以下

最大値

1 d

20.0

以上

3 d

30.0

以上

7 d

40.0

以上

圧縮強さ

N/mm

2

28 d

50.0

以上

酸化マグネシウム 5.0 以下

最大値

三酸化硫黄 4.5 以下

最大値

強熱減量 5.0 以下

最大値

全アルカリ 0.75 以下

最大値

化学成分

%

塩化物イオン 0.02 以下

最大値

備考

連絡先

社 名 ・ 担 当

電 話 番 号


9

R 5210

:2009

表 6−試験成績表の標準様式

セ  メ  ン  ト  試  験  成  績  表

    年    月度

生産者名

    株式会社

中庸熱ポルトランドセメント

試験成績

品    質

JIS

規格値

平均値

標準偏差

最大値

(最小値)

密度  g/cm

3

比表面積  cm

2

/g 2

500

以上

水量  %

始発  min 60 以上

(最小値)

凝  結

終結  h 10 以下

最大値

パット法

安定性

ルシャテリエ法  mm 10 以下

最大値

3 d

7.5

以上

7 d

15.0

以上

圧縮強さ

N/mm

2

28 d

32.5

以上

7 d

290

以下

最大値

水和熱

J/g

28 d

340

以下

最大値

酸化マグネシウム 5.0 以下

最大値

三酸化硫黄 3.0 以下

最大値

強熱減量 3.0 以下

最大値

全アルカリ 0.75 以下

最大値

化学成分

%

塩化物イオン 0.02 以下

最大値

けい酸三カルシウム 50 以下

最大値

鉱物組成

%

ア ル ミ ン 酸 三 カ ル シ
ウム

8

以下

最大値

備考

連絡先

社 名 ・ 担 当

電 話 番 号


10

R 5210

:2009

表 7−試験成績表の標準様式

セ  メ  ン  ト  試  験  成  績  表

    年    月度

生産者名

    株式会社

低熱ポルトランドセメント

試験成績

品    質

JIS

規格値

平均値

標準偏差

最大値

(最小値)

密度  g/cm

3

比表面積  cm

2

/g 2

500

以上

水量  %

始発  min 60 以上

(最小値)

凝  結

終結  h 10 以下

最大値

パット法

安定性

ルシャテリエ法  mm 10 以下

最大値

7 d

7.5

以上

28 d

22.5

以上

圧縮強さ

N/mm

2

91 d

42.5

以上

7 d

250

以下

最大値

水和熱

J/g

28 d

290

以下

最大値

酸化マグネシウム 5.0 以下

最大値

三酸化硫黄 3.5 以下

最大値

強熱減量 3.0 以下

最大値

全アルカリ 0.75 以下

最大値

化学成分

%

塩化物イオン 0.02 以下

最大値

けい酸二カルシウム 40 以上

(最小値)

鉱物組成

%

ア ル ミ ン 酸 三 カ ル シ
ウム

6

以下

最大値

備考

連絡先

社 名 ・ 担 当

電 話 番 号


11

R 5210

:2009

表 8−試験成績表の標準様式

セ  メ  ン  ト  試  験  成  績  表

    年    月度

生産者名

    株式会社

耐硫酸塩ポルトランドセメント

試験成績

品    質

JIS

規格値

平均値

標準偏差

最大値

(最小値)

密度  g/cm

3

比表面積  cm

2

/g 2

500

以上

水量  %

始発  min 60 以上

(最小値)

凝  結

終結  h 10 以下

最大値

パット法

安定性

ルシャテリエ法  mm 10 以下

最大値

3 d

10.0

以上

7 d

20.0

以上

圧縮強さ

N/mm

2

28 d

40.0

以上

酸化マグネシウム 5.0 以下

最大値

三酸化硫黄 3.0 以下

最大値

強熱減量 3.0 以下

最大値

全アルカリ 0.75 以下

最大値

化学成分

%

塩化物イオン 0.02 以下

最大値

鉱物組成

%

ア ル ミ ン 酸 三 カ ル シ

ウム

4

以下

最大値

備考

連絡先

社 名 ・ 担 当

電 話 番 号


12

R

 5210


2

009

12

R

 5210


20
0

9

附属書 A

参考)

技術上重要な改正に関する新旧対照表

現行規格(JIS R 5210:2009)

旧規格(JIS R 5210:2003)

箇条番号 
及び題名

内容

箇条番号 
及び題名

内容

改正理由

3

種類及び

構成

ポルトランドセメントの種類は次の 12 種
類とし,ポルトランドセメントの構成は

1

による。

普通,早強及び超早強ポルトランドセメン

トの構成として,少量混合成分の合量(質
量%)を 0 以上 5 以下と規定。

3.

種類

附属書(規
定)

6.

製 造 方

ポルトランドセメントの種類は,次の 6 種
類とする。

普通ポルトランドセメントにおいては,JIS 

R 5211

の 5.2(高炉スラグ)

JIS R 5212 

4.2

(シリカ質混合材)

JIS A 6201 に規定

するフライアッシュ又は炭酸カルシウム含

有率 95 %以上を含むセメント製造用石灰
石を,それぞれ単独又は適宜組み合わせた
ものを加えて混合粉砕するか,あらかじめ

単独又は適宜組み合わせて粉砕したものを
加えて均一に混合してもよい。その総量は,
セメントの 5 %以下とする。

セメントの種類を分かりやすくするために,附
属書(規定)に規定していた低アルカリ形ポル
トランドセメントを,品質要求事項を変更する

ことなく本体に規定した。

一部の早強及び超早強ポルトランドセメントに

おいて,注水後の早い時間にセメントペースト
の軟度が低下する場合があり,少量混合成分の
混合によって,これを改善するため。

4

品質

普通ポルトランドセメントの三酸化硫黄の
規格値を 3.5 %以下と規定。

強熱減量の規格値を 5.0 %以下と規定。

4.

品質

普通ポルトランドセメントの三酸化硫黄の
規格値を 3.0 %以下と規定。

強熱減量の規格値を 3.0 %以下と規定。

クリンカーの原料としての廃棄物・副産物の使
用量の増大に伴い,クリンカー中のアルミン酸

三カルシウム(C

3

A

)量が増加する傾向にあり,

セメントの水和反応を適切に制御するため,水
中膨張が問題とならない範囲で,三酸化硫黄の

上限値を引き上げた。

少量混合成分として石灰石を最大で 5.0 %混合

した場合,強熱減量は 3.0 %を超える可能性があ
り,規定内容での矛盾をなくすため。


13

R

 5210


2

009

13

R

 5210


20
0

9

現行規格(JIS R 5210:2009)

旧規格(JIS R 5210:2003)

箇条番号

及び題名

内容

箇条番号

及び題名

内容

改正理由

5

原材料

原材料としてクリンカー,せっこう,少量
混合成分及び粉砕助剤を規定。

5.

原材料

原材料として,クリンカー及びせっこうを
規定。

旧規格の 6.(製造方法)が削除されたため,製
造方法で規定されていた少量混合成分及び粉砕

助剤を,原材料として明確に規定した。

5.1

ク リ ン

カー

けい素,アルミニウム,鉄,カルシウムの

いずれかを含む原料を適切な割合で混ぜ,
その一部が溶融するまで焼成して得られた
ものとする。

5.1

ク リ ン

カー

クリンカーは,主として石灰質原料及び粘

土質原料を適切な割合で十分に混ぜ,その
一部が溶融するまで焼成したものを用い
る。

クリンカー原料を一般的な表現にした。

5.3

少 量 混

合成分

原材料として,明確に 4 種類規定した。

 

旧規格の 6.(製造方法)に規定されていたが,
原材料として明確化した。 

5.3

少 量 混

合成分

c)

JIS A 6201

に規定するフライアッシュ I 種

又はフライアッシュ II 種。

6.

製 造 方

JIS A 6201

に規定するフライアッシュ。

JIS A 6201

(最新版として 2008 年版追補)に規

定されている I∼IV 種のうち,品質の観点から I

種又は II 種に限定した。

5.3

少 量 混

合成分

d)

炭酸カルシウムの含有率が 90 %以上,か
つ,酸化アルミニウムの含有率が 1.0 %以

下の品質をもつ石灰石。

石灰石中の炭酸カルシウムの含有率及び酸

化アルミニウムの含有率の求め方を規定。

6.

製 造 方

炭酸カルシウム 95 %以上を含むセメント
製造用石灰石。

石灰石資源を有効活用し,更にコンクリート製
造時の混和剤添加量に影響を及ぼすと考えられ

る表土(粘土分)の混入を規制するため。

規格値が明確化したことに伴い,算出式を規定

した。

6

試験方法

6.1 

密度,比表面積,凝結,安定性及び圧

縮強さの試験は,JIS R 5201 による。

6.2 

化学成分の試験は,JIS R 5202 又は JIS 

R 5204

による。ただし,塩化物イオンの測

定は,JIS R 5202 の箇条 21(塩素の定量方
法)による。

6.3 

水和熱の試験は,JIS R 5203 による。

7.

試験

ポル ト ラン ド セ メン ト の試 験は ,JIS R 

5201

JIS R 5202JIS R 5203 及び JIS R 

5204

による。

試験項目ごとに適用する規格を明確化した。


14

R

 5210


2

009

14

R

 5210


20
0

9

現行規格(JIS R 5210:2009)

旧規格(JIS R 5210:2003)

箇条番号

及び題名

内容

箇条番号

及び題名

内容

改正理由

− 6.

製 造 方

ポルトランドセメントは,クリンカーに適
量のせっこうを加え,粉砕してつくる。な

お,粉砕するときに粉砕助剤を用いる場合
は,セメントの品質に悪影響を及ぼさない
ことを確かめなければならない。その使用

量は,セメントの 1 %以下とする。また,
普通ポルトランドセメントにおいては,JIS 

R 5211

の 5.2(高炉スラグ)

JIS R 5212 

4.2

(シリカ質混合材)

JIS A 6201 に規定

するフライアッシュ又は炭酸カルシウム含
有率 95 %以上を含むセメント製造用石灰

石を,それぞれ単独又は適宜組み合わせた
ものを加えて混合粉砕するか,あらかじめ
単独又は適宜組み合わせて粉砕したものを

加えて均一に混合してもよい。その総量は,
セメントの 5 %以下とする。

製造方法の多様化を阻害しない観点から削除す
ることとし,現行規格の箇条 3(種類及び構成)

の構成及び箇条 5(原材料)において必要とな
る規定値を規定した。