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R 3417

:2009

(1)

目  次

ページ

1

  適用範囲

1

2

  引用規格

1

3

  用語及び定義 

1

4

  種類及び品質 

1

4.1

  種類

1

4.2

  品質

2

5

  外観

2

6

  試験方法

2

6.1

  質量

2

6.2

  密度

2

6.3

  幅 

2

6.4

  長さ

2

6.5

  引張強さ 

2

6.6

  外観

2

7

  検査

2

8

  包装

3

9

  製品の呼び方 

3

10

  表示

3


R 3417

:2009

(2)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,硝子繊維協会(GFA)

及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申出があ

り,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。

これによって,JIS R 3417:2002 は改正され,この規格に置き換えられた。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に

抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許

権,出願公開後の特許出願,実用新案権及び出願公開後の実用新案登録出願にかかわる確認について,責

任はもたない。


日本工業規格

JIS

 R

3417

:2009

ガラスロービングクロス

Textile glass-Woven roving

適用範囲 

この規格は,プラスチックの強化材として用いるガラスロービングクロス(以下,ロービングクロスと

いう。

)の種類,必要な品質,品質の求め方などについて規定する。

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS K 7100

  プラスチック−状態調節及び試験のための標準雰囲気

JIS R 3410

  ガラス繊維用語

JIS R 3412

  ガラスロービング

JIS R 3420

  ガラス繊維一般試験方法

JIS Z 9015-1

  計数値検査に対する抜取検査手順−第 1 部:ロットごとの検査に対する AQL 指標型抜

取検査方式

用語及び定義 

この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS R 3410 による。

種類及び品質 

4.1 

種類 

ロービングクロスの種類は,

表 による。

表 1−ロービングクロスの種類及び品質

密度

本/25 mm

引張強さ

N/25 mm

使用する

ロービングの記号

b)

種類を表

す記号

a)

質量

g/m

2

たて

よこ

たて

よこ

たて

よこ

c)

mm

長さ

c)

m

ERC320 320

±32 7.0±1.0 7.0±1.0

991

以上

 991

以上

ER575 ER575

30

ERC580 580

±58 6.3±1.0 6.3±1.0 1

780

以上

1 780

以上

ER1150 ER1150

1

000

+15

0

又は

ERC810 810

±81 4.5±1.0 4.3±1.0 2

550

以上

2 360

以上

ER2310 ER2310

    50

+1 
    0


2

R 3417

:2009

表 1−ロービングクロスの種類及び品質(続き) 

a)

  種類を表す記号は,E ガラスを表す記号(E)

,ロービングクロスを表す記号(RC)及び質量をこの順序に組み

合わせて表す。

例  E  RC  580

質量 
ロービングクロスの記号

E

ガラス 

b)

  使用するロービングは,JIS R 3412 に規定するものを用いる。JIS R 3412 に規定するロービングを複数本使用

し,密度 1 本当たりが,

“使用するロービングの記号”が表す番手としてもよい。例えば,ER575 を 2 本使用し

て ER1150 としてもよい。

c)

  ここに示した以外の幅及び長さの取決めは,受渡当事者間の協定による。

4.2 

品質 

ロービングクロスの品質は,箇条 によって試験を行い,箇条 及び

表 の品質に適合しなければなら

ない。また,ロービングクロスのロール 1 巻中の継ぎ目は 1 か所以内とし,かつ,1 片の長さが 10 m 以上

とする。

外観 

ロービングクロスの外観は,使用上重大な障害となる汚れ,毛羽,織むら,折れ目,糸抜けなどの欠点

があってはならない。

試験方法 

6.1 

質量 

質量の測定は,JIS R 3420 の 7.2(質量)による。JIS R 3420 の 7.2.5(結果の表し方)の a) 2)のマット

及びクロス 1 巻の正味質量から算出する場合は,JIS R 3420 の 7.7(クロスの幅及び長さ)によって求めた

クロスの幅及び長さの値を用い,クロス 1 巻の正味質量は,その質量の 100 分の 1 以下の感量をもつはか

りで 0.1 kg 単位まで量る。

6.2 

密度 

密度の測定は,JIS R 3420 の 7.9(織り密度)による。

6.3 

 

幅の測定は,JIS R 3420 の 7.7(クロスの幅及び長さ)による。

6.4 

長さ 

長さの測定は,JIS R 3420 の 7.7(クロスの幅及び長さ)による。

6.5 

引張強さ 

引張強さの試験は,JIS R 3420 の 7.4.2(クロスの場合)による。そのときの試験室の条件は,JIS K 7100

に規定する 23/50 及び許容差 3 級とする。

6.6 

外観 

外観の試験は,目視又は同等の検知能力をもつ機器によって行う。

なお,目視によって行う場合には,目視で十分確認できる環境の下で行う。

検査 

ロービングクロスの検査は,JIS Z 9015-1 などに規定された抜取方法によって試料を採取し,箇条 

び箇条 について,箇条 によって試験を行い,合否を決定する。


3

R 3417

:2009

包装 

ロービングクロスは,つぶれないような強さをもった巻しんを用いたロール状のものを,ロービングク

ロスが損傷を受けないような適切な方法及び包装材を用いて包装する。

製品の呼び方 

製品の呼び方は,

表 の種類を表す記号で呼ぶ。

例 1 ERC320

例 2 ERC580

10 

表示 

ロービングクロスの表示は,見やすいところに,かつ,容易に消えない方法で,次の事項を表示する。

a)

規格番号

b)

種類を表す記号

c)

幅及び長さ

d)

製造業者名又はその略号

e) 

製造年月又はその略号 

参考文献 ISO 

1889:1997

,Reinforcement yarns−Determination of linear density

ISO 2113:1996

,Reinforcement fibres−Woven fabrics−Basis for a specification

ISO 3374:2000

,Reinforcement products−Mats and fabrics−Determination of mass per unit area

ISO 4602:1997

,Reinforcements−Woven fabrics−Determination of number of yarns per unit length of

warp and weft

ISO 4603:1993

,Textile glass−Woven fabrics−Determination of thickness

ISO 4606:1995

,Textile glass−Woven fabric−Determination of tensile breaking force and elongation

at break by the strip method

ISO 5025:1997

,Reinforcement products−Woven fabrics−Determination of width and length