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日本工業規格

                    JIS

 R

2701

-1977

黒鉛るつぼ及びその附属品

Graphite Crucible and Its Accessories

1.

総則

1.1

適用範囲  この規格は,黒鉛るつぼ(以下,るつぼという。)及びその附属品について規定する。

備考  この規格の中で  {  }  を付けて示してある単位及び数値は,国際単位系 (SI) によるものであっ

て,参考として併記したものである。

引用規格:

JIS R 2204

  耐火れんがの耐火度の試験方法

JIS R 2205

  耐火れんがの見掛気孔率・吸水率及び比重の測定方法

JIS R 2206

  耐火れんがの圧縮強さの試験方法

JIS R 2208

  耐火れんがの残存線膨張収縮率の試験方法

関連規格:JIS Z 8203  国際単位系 (SI) 及びその使い方

1.2

るつぼ及びその附属品は黒鉛を主原料とし,これにその他の耐火質原料を加えて製造したものであ

る。

2.

種類

2.1

るつぼは,次の 3 種類に区分する。

1

種(銅合金用るつぼ)

2

種(伸銅用丸形るつぼ)

3

種(鉄鋼用るつぼ)

2.2

るつぼの附属品とは,くみ出し・ふた・継輪(つぎわ)

・るつぼ台及びかくはん棒をいう。

3.

品質

3.1

るつぼ及びその附属品の黒鉛含有量は 30%以上とする。

3.2

るつぼ及びその附属品は形状正しく,使用上有害なきず又はひびわれがあってはならない。

3.3

るつぼの品質は

表による。


2

R 2701-1977

種類

試験項目

1

種及び 2 種

3

耐火度(ゼーゲルコーン番号)

28

以上 30 以上

気孔率  (%) 31 以下 31 以下

見掛比重 2.15 以上 2.15 以上 
かさ比重 1.60 以上 1.60 以上 
圧縮強さ (kgf/cm

2

) {MPa}

60 {5.88}

以上 60

{5.88}

以上

残存線収縮率  (%) 1 300℃

1

以下

1

以下

備考  試験項目中必要を認めないものは,当事者間の協定により省略してもよい。

4.

形状,寸法,大きさ及び質量

4.1

るつぼ及びその附属品の形状及び寸法は,

付図及び付表による。ただし,寸法は外側で測定するも

のとし,その許容差は±2%とする。

4.2

るつぼの大きさは番で表す。ただし,黄銅 1kg を溶解できる容量を持つものを 1 番といい,附属品

には適用されない。

4.3

るつぼの質量は 1 番について,原則として 180g とする。

5.

試験

5.1

試料採取方法  当事者間の協定による。

5.2

耐火度試験  JIS R 2204(耐火れんがの耐火度の試験方法)による。

ただし,試料はあらかじめ酸化炎で炭素質を焼却しておく。

5.3

気孔率及び比重の試験  JIS R 2205(耐火れんがの見掛気孔率・吸水率及び比重の測定方法)による。

5.4

圧縮強さ試験  JIS R 2206(耐火れんがの圧縮強さの試験方法)による。

5.5

残存線収縮率試験  JIS R 2208(耐火れんがの残存線膨張収縮率の試験方法)による。

6.

検査  るつぼ及びその附属品は,1 個ごとに寸法・きず及びひびわれの検査を行う。

7.

表示  るつぼにはその上部外側に製造業者又はその略号,製造年月日及び番数を明記する。


3

R 2701-1977

付図 


4

R 2701-1977

付表

(るつぼ) 

種寸法)

単位 mm

寸法

大きさ

高さ (a)

口径 (b)

胴径 (c)

底径 (d)

1

/

4

 36

 36

 33

 20

3

/

8

 55

 45

 45

 30

1

/

2

 60

 57

 55

 38

1

 85

 70

 65

 45

2

105

 85

 80

 60

3

120

100

 90

 65

4

番 130

105

100

70

5

番 145

115

110

75

6

160 120 115

80

8

番 175

135

130

85

10

番 185

145

140

95

15

番 210

165

160

110

20

番 235

185

180

125

30

番 270

205

200

140

40

番 300

235

230

165

50

番 320

255

245

175

60

番 330

265

260

175

80

番 360

285

275

200

90

番 380

305

295

210

100

番 400

310

300

215

120

番 415

310

300

220

150

番 445

355

345

245

200

番 500

410

400

300

250

番 540

425

410

310

300

番 565

455

440

335

400

番 625

515

490

350

500

番 685

545

535

400

(るつぼ) 

種寸法)  

単位 mm

寸法

大きさ

高さ (a)

口径 (b)

胴径 (c)

底径 (d)

特丸形 100 番 380

290

325

220

丸形

100

番 375

280

330

210


5

R 2701-1977

付表(つづき)

(るつぼ) 

種寸法)

単位 mm

寸法

大きさ

高さ (a)

口径 (b)

胴径 (c)

底径 (d)

 30

番 305  140  200  135

 40

番 330  160  220  150

 50

番 375  170  220  150

 60

番 400  185  250  175

 80

番 410  205  280  195

100

番 445  210  310  215

(附属品) 

(くみ出し寸法) 

単位 mm

寸法

呼び名

高さ (a)

口径 (b)

胴径 (c)

2

1

 45

 80

 75

1

 60

 95

 90

2

75  110  105

3

80  120  115

4

85 135 130

5

90 150 145

6

100 155 150

8

105 160 150

12

105 180 170

(附属品) 

〔継輪(つぎわ)寸法〕 

単位 mm

寸法

呼び名

高さ

上径

下径

60

150 250 265

80

155 275 285

90

160 295 305

100

180 300 310

120

190 300 310

150

230 340 355

200

230 390 410

丸形 100 番

230 270 285


6

R 2701-1977

付表(つづき)

(附属品) 

(るつぼ台寸法) 

単位 mm

寸法

呼び名

高さ

使用番数

 60

番 120  160

50

,60,80 番に使用

100

番 150  190

100

,120 番に使用

150

番 180  220

150

番に使用

200

番 180  250

200

,250 番に使用

(附属品) 

(かくはん棒寸法) 

単位 mm

寸法

大きさ

長さ

小 240 20

中 250 25 
大 370 35

参考  次に示すものは参考のためにあげるものであって規格の一部ではない。

耐用回数  るつぼの耐用回数は,原則として次の表に示すものとする。

耐用回数は固定式,強圧通風式コークス炉により十分に乾燥した 2 号コークスで金属を溶解したと

きのるつぼの耐用回数をもって表す。ただし,るつぼは予め十分に乾燥して使用する。

種別

大きさ

1

2

60

番以下 20 回以上

80

,90,100 番 15 回以上 20 回以上

丸形  100 番

特丸形 100 番

120

,150 番 12 回以上

200

番 10 回以上

250

,300 番

8

回以上

400

,500 番

7

回以上

溶解金属

青銅

黄銅