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日本工業規格

JIS

 R

2615

-1995

耐火断熱れんがの圧縮強さ試験方法

Testing method for crushing strength of insulating fire bricks

1.

適用範囲  この規格は,耐火断熱れんがの圧縮強さ試験方法について規定する。

備考1.  この規格の引用規格を,次に示す。

JIS B 7733

  圧縮試験機

JIS R 2202

  耐火れんがの寸法の測定方法

JIS Z 8401

  数値の丸め方

2.

この規格の中で{  }を付けて示してある単位及び数値は,従来単位によるものであって,

参考として併記したものである。

2.

装置及び器具

2.1

圧縮試験機  圧縮試験機は,JIS B 7733 の規定に適合するものを用いる。

2.2

乾燥装置  乾燥装置は,110±5℃に保つことのできる自動温度調節付電気恒温器を用いる。

2.3

長さ計  長さ計は,0.5mm まで測定できるものを用いる。

2.4

はかり  はかりは,1.0g までひょう量できるものを用いる。

3.

試験片  試験片は,次の各号によって作製する。

(1)

並形耐火断熱れんがの場合は,耐火断熱れんがの長手を半切して試験片とする。

(2)

異形耐火断熱れんがの場合は,耐火断熱れんがから一辺約 60mm の立方体を作製して試験片とする。

(3)  (2)

の試験片が採取できない異形耐火断熱れんがの場合は,耐火断熱れんがから採取できる最大容積の

立方体を作製して試験片とする。

(4)

試験片は加圧上下面が平行で,かつ平滑に仕上げなければならない。

(5)

試験に用いる試験片は 5 個とする。

4.

操作  操作は,次の各号による。

(1)

予想される試験片の最大荷重が,原則として圧縮強さ試験機の容量の 15∼85%になるように試験機の

容量を調節する。

(2)

試験片をあらかじめ 110±5℃で恒量(

1

)

になるまで乾燥する。

(3)

並形耐火断熱れんがの場合の加圧面は,原れんがの 230×65mm の面とする。また,異形耐火断熱れ

んがの加圧面については,並形耐火断熱れんがに準じる。

(4)

加圧面の寸法は,あらかじめ試験片ごとに測定する(

2

)

。試験片の加圧面は正しく球面座の中央に置き,

必要に応じて紙片などを加圧面に挟み,均一に加圧することが必要である。

(5)

加圧速度は,原則として毎秒 9.8∼19.6N/cm

2

 {1

∼2kgf/cm

2

}

とし均等に加圧し,試験片が破壊したと


2

R 2615-1995

きの最大荷重を求める。

(

1

)

測定した質量に1.0g 以上の差がなければ恒量とする。

(

2

)

寸法の測定は,JIS R 2202 による。

5.

計算  圧縮強さは,次の式によって算出し,JIS Z 8401 によって整数に丸める。

A

W

C

=

ここに,

C

:  圧縮強さ (N/cm

2

) {kgf/cm

2

}

W

:  最大荷重 (N) {kgf}

A

:  加圧面積 (cm

2

)

6.

報告  耐火断熱れんがの圧縮強さは,5 個の試験片の計算値の平均値を,JIS Z 8401 によって,整数

に丸めて報告する。ただし,異形耐火断熱れんがで一辺 60mm の試験片を採取できない場合の試験報告に

は,その試験片の寸法を付記し,かつ加圧面の寸法を明記する。