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R 1685

:2009

(1)

目  次

ページ

1

  適用範囲

1

2

  引用規格

1

3

  用語及び定義 

1

4

  形状及び寸法の測定方法及び許容差 

1

5

  特性

2

6

  試験

3

6.1

  曲げ強さ 

3

6.2

  破壊じん(靭)性

3

6.3

  耐熱衝撃性 

3

7

  報告

3


R 1685

:2009

(2)

まえがき

この規格は,

工業標準化法第 12 条第 1 項の規定に基づき,

社団法人日本ファインセラミックス協会(JFCA)

及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を制定すべきとの申出があり,

日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格である。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に

抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許

権,出願公開後の特許出願,実用新案権及び出願公開後の実用新案登録出願にかかわる確認について,責

任はもたない。


   

日本工業規格

JIS

 R

1685

:2009

ファインセラミックス−アルミニウム溶湯用

熱電対保護管

Fine ceramics-Thermocouple protection tube for molten aluminum

適用範囲 

この規格は,アルミニウム溶湯に用いる,窒化けい素を主成分とするセラミックス製の熱電対用保護管

の形状,寸法及び材料等級について規定する。

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS B 7507

  ノギス

JIS B 7516

  金属製直尺

JIS R 1600

  ファインセラミックス関連用語

JIS R 1601

  ファインセラミックスの室温曲げ強さ試験方法

JIS R 1604

  ファインセラミックスの高温曲げ強さ試験方法

JIS R 1607

  ファインセラミックスの破壊じん(靱)性試験方法

JIS R 1648

  ファインセラミックスの熱衝撃試験方法

用語及び定義 

この規格で用いる用語及び定義は,JIS R 1600 によるほか,次による。

3.1 

曲げ強さ 

JIS R 1601

及び JIS R 1604 に示される曲げ強さ。

3.2 

破壊じん(靭)性(値) 

JIS R 1607

の 4.(SEPB 法)及び 5.(IF 法)による臨界応力拡大係数[き(亀)裂成長及びその進展速

度の増大に伴い破壊に至る時点での応力拡大係数]

3.3 

等級分類基準 

保護管用窒化けい素材を特性水準によって分類するための基準。

形状及び寸法の測定方法及び許容差 

保護管の形状及び寸法の測定方法及び許容差は,次による。


2

R 1685

:2009

   

a)

測定方法  真直度は,全体長さ に対する,そりの比で規定する。定盤上に保護管を配置し,両端を

接地した状態で,中間部分での定盤とのすき(隙)間を JIS B 7507 に規定するノギス及び JIS B 7516

に規定する金属製直尺で測定する。

b)

許容差

1)

真直度は,8/1 000 以下とする。

2)

保護管の形状及び寸法並びに固定ジグ取付け溝の位置及び幅は,

表 による。

表 1−保護管の形状及び寸法並びに固定ジグ取付け溝の位置及び幅 

単位  mm

項目

サイズ

400

,500,600,700,800,900,1 000,1 100,1 250

長さ

許容差

±3

D1

φ28

外径

許容差

±1

φ16

内径

許容差

±1

20

溝中心

許容差

±0.5

13

溝幅

許容差

±1.5

D2

φ25

許容差 0

−0.5

溝径

2

特性 

等級分類基準は,

表 による。各試験項目の結果が同一の等級に規定された特性を満たさない場合には

材料等級分類を記載せず,測定結果だけを記載する。

表 2−等級分類基準 

等級

室温での曲げ強さ(MPa) 700

℃での曲げ強さ(MPa) 破壊じん(靭)性 K

Ic

(MPa・m

1/2

S 800

以上 800 以上

A   500

以上 800 未満

500

以上 800 未満

5

以上

B   200

以上 500 未満

200

以上 500 未満

C 200

未満 200 未満

5

未満


3

R 1685

:2009

試験 

6.1 

曲げ強さ 

曲げ強さの試験は,次による。

a)

供試材は,箇条 4 a)で測定した保護管からの切り出しで作製されたものとする。

b)

試験方法は,JIS R 1601 及び JIS R 1604 によって,室温及び 700  ℃での曲げ強さ平均値を 4 点曲げ試

験方法によって求める。このとき上部荷重点間距離は 10 mm,下部支点間距離は 30 mm とする。

c)

供試材の数は,10 本以上とする。

6.2 

破壊じん(靭)性 

破壊じん(靭)性の試験は,次による。

a)

供試材は,保護管からの切り出しで作製されたものとする。

b)

試験方法は,JIS R 1607 によって,破壊じん(靭)性の平均値を求める。破壊じん(靭)性の試験に

は,SEPB 法又は IF 法のいずれの測定方法を使用してもよい。

c) SEPB

法の場合,供試材の数は 5 個以上,IF 法の場合,試験数は 5 回以上とする。

注記  6.1 及び 6.2 で得られた測定結果を表 の基準と照合させ,等級の判定を行う。

6.3 

耐熱衝撃性 

a)

供試材は,保護管からの切り出しで作製されたものとする。

b)

試験方法は,JIS R 1648 の 5.5(相対法による熱衝撃試験方法)によって,最大許容温度差 ΔT

c

を測定

する。

報告 

次の各項目について報告する。

a)

規格番号

b)

試験日

c)

真直度,形状及び寸法,並びに固定ジグ取付け溝の位置及び幅の測定結果(測定に供した保護管すべ

てについての結果)

d)

試験結果

1)

室温での曲げ強さ(最小値,最大値及び平均値)

2) 700

℃での曲げ強さ(最小値,最大値及び平均値)

3)

破壊じん(靭)性(試験方法及び最小値,最大値及び平均値)

4)

耐熱衝撃性(最大許容温度差 ΔT

c

e)

材料等級分類