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R 1639-3 : 1999

(1)

まえがき

この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が制定した日

本工業規格である。

この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の

実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。通商産業大臣及び日本工業標準調査会

は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は,出願公開後の実用

新案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。


日本工業規格

JIS

 R

1639-3

: 1999

ファインセラミックス−

か(顆)粒特性の測定方法−

第 3 部:乾燥減量

Test methods of properties of fine ceramic granules

Part 3 : Drying loss

1.

適用範囲  この規格は,数十から数百

µm のファインセラミックスか粒の乾燥器による乾燥減量の測

定方法について規定する。

2.

引用規格  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。これらの引用規格は,その最新版を適用する。

JIS R 1600

  ファインセラミックス関連用語

JIS R 3503

  化学分析用ガラス器具

JIS R 6003

  研摩材のサンプリング方法

JIS Z 8401

  数値の丸め方

3.

定義  この規格で用いる主な用語の定義は,JIS R 1600 によるほか,次による。

a)

か粒  微粒子の造粒操作によって製造した粒子集合体。

b)

か粒特性  か粒の特性を表す代表的な性質。

c)

乾燥減量  か粒を乾燥させたとき減少した質量。元の質量に対する割合で表す。

4.

サンプリング方法  試験する試料のサンプリング方法は,JIS R 6003 の 3.(サンプリング方法)及び

4.

(試料調整方法)による。

調整試料の 1 試料の量は,かさ体積で 20cm

3

程度とする。

5.

装置及び器具  装置及び器具は,次による。

a)

乾燥器  装置室内の空気を循環させるファンを備え,乾燥温度 150℃以上まで設定でき,±1℃の温度

範囲に保持できるもの。

b)

はかり瓶  JIS R 3503 に規定する平形はかり瓶 50×30mm。

c)

はかり(天びん)  最小表示目盛が 1mg 以下の化学はかり又は電子はかり。

d)

デシケーター  JIS R 3503 に規定するもので,乾燥剤としてシリカゲルを入れたもの(

1

)

(

1

)

シリカゲルは,約150℃に加熱放冷したものを用い,再生する場合も同じ処理を行う。


2

R 1639-3 : 1999

6.

測定手順  測定手順は,次による。測定試料個数は,3 個とする。

a)

はかり瓶の質量を,1mg のけたまではかる。

b)

はかり瓶に試料を厚さ 5∼10mm 程度になるように取り,試料表面を平らにしてからふたをし,質量

を 1mg のけたまではかる。

c)

試料を入れたはかり瓶のふたを開けて,乾燥器に入れ,105℃±1℃で 2 時間乾燥する。

d)

乾燥器から,はかり瓶にふたをして取り出し,素早くデシケーターに移し,室温まで放冷する。

e)

はかり瓶にふたをしたままデシケーターから取り出し,質量を 1mg のけたまではかる。

f)

恒量(

2

)

になるまで c)e)の操作を繰り返す。この場合,乾燥時間は 1 時間とする。

(

2

)

恒量は,乾燥前後の質量変化が5mg 以下になったときとする。

7.

計算  乾燥減量は,次の式によって小数点以下 3 けたまで計算し,3 個の試料の計算結果を算術平均

して,JIS Z 8401 によって 2 けたに丸める。

100

3

1

2

1

×

=

W

W

W

W

A

ここに,

A

乾燥減量

 (%)

W

1

乾燥前の試料とはかり瓶とふたの質量

 (g)

W

2

乾燥後の試料とはかり瓶とふたの質量

 (g)

W

3

はかり瓶とふたの質量

 (g)

8.

結果の表示  乾燥減量の測定結果の表示は,次による。

a)

試料名

b)

測定試料量

c)

乾燥減量

d)

乾燥温度及び時間


3

R 1639-3 : 1999

ファインセラミックスか(顆)粒特性の測定方法−第

3

部:乾燥減量

原案作成委員会  構成表

氏名

所属

(委員長)

内  海  良  治

工業技術院名古屋工業技術研究所

(委員)

伊ケ崎  文  和

工業技術院物質工学工業技術研究所

青  木  正  司

財団法人ファインセラミックスセンター

山  田  哲  夫

宇部興産株式会社

伊  藤      崇

大川原化工機株式会社

渡  邊  敬一郎

日本ガイシ株式会社

松  尾  康  史

日本特殊陶業株式会社

鈴  木  和  夫

工業技術院名古屋工業技術研究所

椿      淳一郎

名古屋大学

中  平  兼  司

財団法人ファインセラミックスセンター

中  村  彰  一

大塚電子株式会社

福  井  俊  文

株式会社島津製作所

橋  本  邦  男

昭和電工株式会社

佐々木  邦  雄

株式会社セントラル科学貿易

山  口  浩  文

日本ガイシ株式会社

虎  谷  秀  穂

名古屋工業大学

林      茂  雄

三重県窯業試験場

中  安  哲  夫

宇部興産株式会社

安  川  勝  正

京セラ株式会社

築  野      孝

住友電気工業株式会社

稲  場      徹

電気化学工業株式会社

伊  藤      敏

通商産業省生活産業局

大  嶋  清  治

工業技術院標準部

加  山  英  男

財団法人日本規格協会

菅  野  隆  志

ファインセラミックス国際標準化推進協議会

渡  辺  一  志

社団法人日本ファインセラミックス協会

(事務局)

杉  本  克  晶

社団法人日本ファインセラミックス協会

備考  ○印は小委員会委員を兼ねる。

文責  原案作成小委員会