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R 1639-2 : 1999

(1) 

まえがき

この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が制定した日

本工業規格である。

この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の

実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。通商産業大臣及び日本工業標準調査会

は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は,出願公開後の実用

新案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。


日本工業規格

JIS

 R

1639-2

: 1999

ファインセラミックス−

か(顆)粒特性の測定方法−

第 2 部:かさ密度

Test methods of properties of fine ceramic granules

Part 2

:Bulk density

1.

適用範囲  この規格は,数十から数百

µm のファインセラミックスか粒のかさ密度の測定方法につい

て規定する。

2.

引用規格  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。これらの引用規格は,その最新版を適用する。

JIS R 1600

  ファインセラミックス関連用語

JIS R 1628

  ファインセラミックス粉末のかさ密度測定方法

JIS R 6003

  研摩材のサンプリング方法

JIS Z 8401

  数値の丸め方

3.

定義  この規格で用いる主な用語の定義は,JIS R 1600 によるほか,次による。

a)

か粒  微粒子の造粒操作によって製造した粒子集合体。

b)

か粒特性  か粒の特性を表す代表的な性質。

c)

かさ密度  か粒が占める単位かさ体積当たりの質量。

d)

初期かさ密度  か粒を静かに容器に入れたときのかさ密度。

e)

タップかさ密度  か粒を容器に入れた後,容器にタップによる衝撃を加え,体積変化がなくなったと

きのかさ密度。

f)

定体積測定法  測定体積を一定として行う測定方法。

g)

定質量測定法  測定質量を一定として行う測定方法。

4.

サンプリング方法  試験する試料のサンプリング方法は,JIS R 6003 の 3.(サンプリング方法)及び

4.

(試料調整方法)による。

調整試料の 1 試料の量は,体積で 200cm

3

程度とする。

5.

かさ密度の種類  かさ密度の種類は,次による。

a)

初期かさ密度


2

R 1639-2 : 1999

b)

タップかさ密度

6.

測定方法の種類  かさ密度の測定は,次のいずれかによる。

a)

JIS R 1628

による方法

b)

その他の方法

7. 

測定方法

7.1  JIS R 1628

による方法  JIS R 1628 に規定する定体積測定法又は定質量測定法による。ただし,試料

の乾燥は行わない。タップかさ密度を求める場合には,いずれの測定法においても,最初のタップ回数を

100

回から始めてもよい。

7.2

その他の方法による場合  JIS R 1628 に規定する方法以外の場合には,測定結果が JIS R 1628 に規

定する定容積測定法又は定質量測定法の結果との差が,あらかじめ当事者間で合意した許容範囲内になる

ように,測定条件を設定して行わなければならない。

8.

計算  かさ密度の計算は,次による。

8.1

初期かさ密度及びタップかさ密度  初期かさ密度及びタップかさ密度は,それぞれの測定における

試料の質量を,測定容器中に占める試料の最上層までの体積で除して求め,それぞれ初期かさ密度及びタ

ップかさ密度とする。

8.2

計算結果の整理  測定値は,有効数字 3 けたまで求め,平均値は 4 けたまで計算して,JIS Z 8401

によって 3 けたに丸め,単位は g/cm

3

で表示する。

9.

結果の表示  かさ密度の測定結果の表示は,次による。

a)

試料名

b)

測定方法(JIS R 1628 による方法の場合には,その規格番号と測定方法の種類。その他の方法による

場合には,容器の材質及び断面積,容器に入れた試料の高さ,タップ高さ,タップ速度,タップ時間

及び衝撃面材質)

c)

測定条件(温度及び湿度)

d)

初期かさ密度

e)

タップかさ密度


3

R 1639-2 : 1999

ファインセラミックスか(顆)粒特性の測定方法  第 2 部  かさ密度原案作成委員会  構成表

氏名

所属

(委員長)

内  海  良  治

工業技術院名古屋工業技術研究所

(委員)

伊ケ崎  文  和

工業技術院物質工学工業技術研究所

青  木  正  司

財団法人ファインセラミックスセンター

山  田  哲  夫

宇部與産株式会社

伊  藤      崇

大川原化工機株式会社

渡  邊  敬一郎

日本ガイシ株式会社

松  尾  康  史

日本特殊陶業株式会社

鈴  木  和  夫

工業技術院名古屋工業技術研究所

椿      淳一郎

名古屋大学

中  平  兼  司

財団法人ファインセラミックスセンター

中  村  彰  一

大塚電子株式会社

福  井  俊  文

株式会社島津製作所

橋  本  邦  男

昭和電工株式会社

佐々木  邦  雄

株式会社セントラル科学貿易

山  口  浩  文

日本ガイシ株式会社

虎  谷  秀  穂

名古屋工業大学

林      茂  雄

三重県窯業試験場

中  安  哲  夫

宇部與産株式会社

安  川  勝  正

京セラ株式会社

築  野      孝

住友電気工業株式会社

稲  場      徹

電気化学工業株式会社

伊  藤      敏

通商産業省生活産業局ファインセラミックス室

大  嶋  清  治

工業技術院標準部

加  山  英  男

財団法人日本規格協会

菅  野  隆  志

ファインセラミックス国際標準化推進協議会

渡  辺  一  志

社団法人日本ファインセラミックス協会

(事務局)

杉  本  克  晶

社団法人日本ファインセラミックス協会

備考  ○印は小委員会委員を兼ねる。

文責  原案作成小委員会