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日本工業規格

JIS

 R

1536

-1991

化学工業用耐酸耐熱れんが

Acid and heat resisting bricks for chemical industry

1.

適用範囲  この規格は,化学工業用に使用する耐酸耐熱れんが(以下,れんがという。)について規定

する。

備考1.  この規格の引用規格を,次に示す。

JIS M 8854

  耐火粘土分析方法

JIS R 1503

  化学工業用耐酸磁器の試験方法

JIS R 2205

  耐火れんがの見掛気孔率・吸水率及び比重の測定方法

JIS R 2206

  耐火れんがの圧縮強さの試験方法

2.

この規格の中で{  }を付けて示してある単位及び数値は,従来単位によるものであって,

参考として併記したものである。

2.

種類及び記号  れんがの種類及び記号は,表 のとおりとする。

表 1

種類

記号

1

種 AH1

2

種 AH2

3.

寸法及び許容差  れんがの寸法及び許容差は,表 のとおりとする。

表 

単位 mm

寸法

許容差

長さ 210

±5

幅 100  ±3

厚さ

60

±2

4.

外観  れんがは,形状が正しく,使用上有害なきず又はひび割れがあってはならない。

5.

品質  れんがの品質は,表 のとおりとする。


2

R 1536-1991

表 3

品質項目

1

2

二酸化けい素

%

65

∼85 65∼85

酸化アルミニウム

%

10

∼25 10∼25

化学成分

酸化第二鉄

%

0 5

∼2.0 0.5∼2.0

気孔率  %

12

以下

18

以下

吸水率  %

5

以下

8

以下

耐熱度

耐熱温度差

℃  200 以上

250

以上

耐酸度(粉末法)

%

0.3

以下

0.3

以下

圧縮強さ  kN/cm

2

 {kgf/cm

2

} 7.845

{800}

以上 5.884

{600}

以上

6.

試験方法

6.1

化学分析方法  化学分析方法は,JIS M 8854 による。

6.2

気孔率及び吸水率の試験方法  気孔率及び吸水率の試験方法は,JIS R 2205 による。この場合,試

料は,約 20×20×20mm の立方体又は径が約 25mm,長さが約 25mm の丸棒を使用する。測定に使用する

はかりは,精度 1mg 以上とする。

6.3

耐熱試験  耐熱試験は供試れんがをあらかじめ規定温度差以上に加熱した空気浴槽中に入れ,同一

温度に 30 分間以上保持した後,手早く

表 に規定する温度差の水中に投入し,供試れんがの各部の異状の

有無を調べる。

6.4

耐酸試験  耐酸試験は,JIS R 1503 の 3.5 の耐酸試験方法による。

6.5

圧縮強さ試験  圧縮強さ試験は乾燥した約 20×20×20mm の立方体又は径が約 25mm,長さが約

25mm

の丸棒を試験片として,JIS R 2206 によって試験を行い,次の式によって圧縮強さを算出する。

圧縮強さ (kN/cm

2

) {kgf/cm

2

}

A

W

ここに,

A

:  加圧面積 (cm

2

)

W

:  最大破壊荷重 (kN) {kgf}

なお,試験片は 5 個とし,その平均値をもって表す。

7.

検査  れんがの検査は,合理的な抜取方式によって試料を採取し,3.4.及び 5.について 6.によって試

験を行い合否を決定する。

なお,必要に応じて,当事者間の協議によって検査項目の一部を省略することができる。

8.

表示  れんがには,1 包装単位ごとに次の事項を表示する。

(1)

種類

(2)

製造業者名又は略号