>サイトトップへ >このカテゴリの一覧へ

日本工業規格

JIS

 R

1501

-1991

化学工業用耐酸磁器の一般通則

General rules of acid proof porcelains for chemical industry

1.

適用範囲  この規格は,化学工業用耐酸磁器(以下,耐酸磁器という。)の一般的な共通事項について

規定する。

備考1.  この規格の引用規格を,次に示す。

JIS R 1503

  化学工業用耐酸磁器の試験方法

2.

この規格の中で{  }を付けて示してある単位及び数値は,従来単位によるものであって,

参考値である。

2.

種類  耐酸磁器は,品質によって次のとおりとする。

(1)

特 1 種

(2)  1

(3)  2

3.

外観及び品質

3.1

外観  耐酸磁器は,形状が正しく,使用上有害なきず及びき裂があってはならない。

3.2

品質  耐酸磁器の品質は,表 のとおりとする。

表 1  品質

項目

種類

特 1 種

1

2

けい酸

%

0

∼85

酸化アルミニウム

%

0

∼35

酸化第二鉄

%

2

以下

2

以下

5

以下

化学成分

アルカリその他

%

2

∼10

曲げ強さ MPa {kgf/cm

2

}

58.8 {600}

以上 39.2 {400}  以上 19.6 {200}  以上

耐熱試験(

1

)

℃ 100 以上 100 以上 130 以上

吸水率 %

0.2

以下 0.5 以下 2.0 以下

耐酸度 %

 0.2

以下

フクシン試験(

2

)

フクシン液のしみ込みがないこと

(

1

)

耐熱試験の結果,試験片にひび,割れ及び欠けがあってはならない。

(

2

)

フクシン試験は,受渡当事者間の協定による。

4.

形状,寸法及び寸法許容差

4.1

形状及び寸法  形状及び寸法は,個別規格による。

4.2

長さ  (L)  の許容差  長さ  (L)  の許容差は,表 のとおりとする。


2

R 1501-1991

表 2  長さの許容差

単位 mm

L

寸  法 80 以下 100 以下 150 以下 200 以下

250

以下

300

以下 350 以下 400 以下

 

許容差

±3.4

±4.0

±6.0

±7.0

±8.0

±9.0

±10.0

±11.0

L

寸  法 450 以下 500 以下 600 以下 700 以下

800

以下

900

以下 1 000 以下

 

許容差

±12.0

±13.0

±14.0

±16.0

±17.0

±18.0

±20.0

4.3

曲がりに対する許容差  曲がりに対する許容差は,個別規格に規定しない場合は,表 のとおりと

する。

表 3  曲がりに対する許容差

単位 mm

管の場合

板の場合

α

の許容差

β

の許容差

150

未満

± (0.015L+1.0) 
ただし,

小数点以下

1

けたに丸める。

150

以上

±  (0.01

1.0)

ただし,小数
点以下 1 け
たに丸める。

±(0.012L+1.5)

ただし,

小数点以下

1

けたに丸める。

4.4

フランジの寸法及びその許容差  フランジの寸法及びその許容差は,図 のとおりとする。

図 1  フランジの寸法許容差

単位 mm

d

寸  法

25 40 50 65 80 100

125

150

200

250

 

許容差  ±2.0

±2.0

±2.5

±3.0

±4.0

±4.0

±5.0

±6.0

±7.0

±8.0

A

寸  法

65  90  110 125 150 170 205 230 300 350

 

許容差  ±3.0

±4.0

±5.0

±5.0

±6.0

±7.0

±8.0

±8.0

±9.0

±10.0

B

寸  法

45  64  80  95  115 135 165 190 250 300

 

許容差  ±2.5

±3.0

±4.0

±4.0

±5.0

±6.0

±7.0

±7.0

±8.0

±9.0

C

寸  法

30 40 45 45 53 53 60 60 75 75

 

許容差  ±2.0

±2.0

±2.5

±2.5

±3.0

±3.0

±3.0

±3.0

±3.0

±3.0

D

寸  法

10 13 13 13 15 15 15 15 20 20

許容差  ±1.5

±1.5

±1.5

±1.5

±1.5

±1.5

±1.5

±1.5

±1.5

±1.5

5.

試験  耐酸磁器の試験は,JIS R 1503 による。

6.

検査  耐酸磁器の検査は,合理的な抜取方法によって試料を採取し,3.及び 4.について 5.によって試

験を行い,合否を決定する。

なお,必要に応じて,受渡当事者間の協議によって検査項目の一部を省略することができる。


3

R 1501-1991

7.

表示  耐酸磁器には,1 個又は 1 包装ごとに,次の事項又はそれらの略号を明記する。

(1)

種類

(2)

製造業者名

JIS

改正原案作成委員会  構成表

氏名

所属

(委員長)

加  藤  悦  朗

愛知工業大学応用化学科

田  中  正  躬

通商産業省生活産業局

細  川  幹  夫

工業技術院標準部

大津賀      望

東京工業大学工学部無機材料工学科

岩  尾      熈

岩尾磁器工業株式会社

近  藤  邦  治

日本ガイシ株式会社セラミック機器部

竹  内      稔

日本化学陶業株式会社

田  中  宏  幸

住友金属鉱山株式会社 Engineering 事業部

大  場  徳  彦

三菱重工業株式会社機械事業本部

鶴  田  英  一

宇部興産株式会社化学事業本部