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P 8126

:2005

(1)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,紙パルプ技術協会

(JAPAN TAPPI)

/財団法人日本規格協会 (JSA) から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきと

の申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。

これによって,JIS P 8126:1994 は改正され,この規格に置き換えられる。

改正に当たっては,日本工業規格と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格の作成及び日

本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO 12192:2002,Paper and board−

Compressive strength

−Ring crush method を基礎として用いた。

この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の

実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会

は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新

案登録出願にかかわる確認について,責任をもたない。

JIS P 8126

には,次に示す附属書がある。

附属書 1(参考)JIS と対応する国際規格との対比表


P 8126

:2005

目  次

ページ

序文

1

1.

  適用範囲

1

2.

  引用規格

1

3.

  定義

2

4.

  原理

2

5.

  装置

2

5.1

  打抜切断器

2

5.2

  試験片支持具

2

5.3

  圧縮試験機

3

5.4

  綿又はプラスチック製の手袋

4

6.

  サンプリング

4

7.

  調湿

4

8.

  試験片の準備

4

9.

  操作

4

10.

  計算

5

11.

  試験結果の表し方

5

12.

  報告

6

参考文献

7

附属書 1(参考)JIS と対応する国際規格との対比表

8

 


日本工業規格

JIS

 P

8126

:2005

紙及び板紙−圧縮強さ試験方法−

リングクラッシュ法

Paper and board

−Compressive strength−Ring crush method

序文  この規格は,2002 年に第 1 版として発行された ISO 12192,Paper and board−Compressive strength−

Ring crush method

を翻訳し,技術的内容を変更して作成した日本工業規格である。

なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,原国際規格を変更している事項である。

変更の一覧表をその説明を付けて,

附属書 1(参考)に示す。

1.

適用範囲  この規格は,紙及び板紙,特に段ボール及び包装箱の製造に使用される板紙切断面の垂直

方向の圧縮強さ(リングクラッシュ強さ)を測定する試験方法について規定する。この規格は,厚さ 580 µm

以下の紙及び板紙に適用する。

備考1. 580

µm

を超える厚い紙及び板紙については,試験片の構造を損なうことなくリング状に曲げ

ることが困難であるため,この方法は適さない。

2.

この規格の対応国際規格を,次に示す。

なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21 に基づき,IDT(一致している)

,MOD

(修正している)

,NEQ(同等でない)とする。

ISO 12192:2002

,Paper and board−Compressive strength−Ring crush method (MOD)

2.

引用規格  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。これらの引用規格のうちで,発行年を付記してあるものは,記載の年の版だけがこの規格を構成する

ものであって,その後の改正版・追補には適用しない。発効年を付記していない引用規格は,その最新版

(追補を含む。

)を適用する。

JIS P 0001

  紙・板紙及びパルプ用語

JIS P 8110

  紙及び板紙−平均品質を測定するためのサンプリング方法

備考  ISO 186:1994,Paper and board−Sampling to determine average quality  が,この規格と一致し

ている。

JIS P 8111

  紙,板紙及びパルプ−調湿及び試験のための標準状態

備考  ISO 187:1990,Paper,board and pulps−Standard atmosphere for conditioning and testing and

procedure for monitoring the atmosphere and conditioning of samples

からの引用事項は,この規

格の該当事項と同等である。

JIS P 8118

  紙及び板紙−厚さ及び密度の試験方法

備考  ISO 534:1988,Paper and board−Determination of thickness and apparent bulk density or apparent

sheet density

からの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。


2

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JIS Z 9041-1

  データの統計的な解釈方法−第 1 部:データの統計的記述

ISO 13820:1996

,Paper,board and corrugated fibreboard−Description and calibration of compression−testing

equipment

3.

定義  この規格で用いる主な用語の定義は,JIS P 0001 による。

4.

原理  円形の細長い溝の中で,リング状に保持された紙又は板紙試験片が,断面に垂直な方向の圧力

を受けて,圧かい(潰)するまでの荷重を測定する。

5.

装置

5.1

打抜切断器  打抜切断器は,きれいで,シャープ,かつ,平行な切断面をもつ試験片を,規定どお

りの寸法に正確に切断できるもの。打抜切断器の押刃の幅は 12.7±0.1 mm,平行度は全長にわたり 0.015

mm

以下とする。

参考  試験片の平行度は切断器の精度によって決まる。

5.2

試験片支持具  試験片支持具は,円筒形の凹部をもつブロック(外枠)と,取外しができるディス

ク(内枠)とからなり,ブロックにディスクを取り付けることによって,円形の溝を形成する。

ブロックの凹部は,内径 49.30±0.05 mm,深さ 6.35±0.25 mm で,凹部底のブロック底面に対する平行

度は,0.01 mm 以下とする。ディスクの厚さは,6.35±0.25 mm とする。

表 に,試験片の厚さに応じて溝

幅を調節するための推奨ディスク直径の一例を示す。直径が 6.35 mm のセンターピンは,ブロックの円筒

形凹部の中心に正確に取り付けるものとする。ピンは,ブロックの底から引っ込んでおり,底面から飛び

出してはならない。

それぞれのディスクは,中央にピンよりもわずかに大きな径の差込み穴があいており,

ブロックの中心に正確に取り付けることによって,一定の幅の円形溝を形成する。試験片支持具の一例を

図 に示す。

ブロックの円筒形凹部の底面及び壁面は直角で,試験片を底面に対し垂直に保持できるものとする。


3

P 8126

:2005

単位  mm

1

ブロック(外枠)

2

ディスクとのすき(隙)間

3

ディスク(内枠)

4

センターピン

5

試験片支持円形溝

6

接線方向の溝(試験片差込み溝)

  1  試験片支持具の一例

試験片差込み溝は,ブロック端部から円筒形凹部に対し,接線方向に切り込んであり,溝幅は 1.27 mm

以下とする。差込み溝は,右又は左向きに切り込んだものとする。ディスクとのブロックの凹部壁面で形

成される円形溝の幅は,試験片の厚さに合わせて変更できるよう,数種類のディスク(

表 参照)を用意

しておく。円形溝は,試験片を抵抗なく差し込むことができる幅をもち,かつ,試験片厚さの 175 %以下

とする。

5.3

圧縮試験機  試験機は,ISO 13820 に規定するもので,加圧板の下部が水平に固定され,上部は上下

に移動できる加圧板をもち,その表面は 100 mm に対し 0.025 mm 以下の平行度をもつ堅ろうな構造とし,

水平方向に 0.05 mm 以上の動きを生じないものとする。

  荷重部分は,可動加圧板を毎分 12.5±2.5 mm の一定の速度で移動させることができる構造とし,試験片

の圧かい(潰)時最大荷重を 1 N 以下の精度で,指示又は記録できる装置をもつものとする。

備考  平行度の測定は,専用ダイヤルゲージなどを用いて,上下の加圧板の中央及び周辺について行

う。また,荷重のかかった状態で平行度を測定する場合には,加圧板の中央に荷重に対して適

当な弾性変形を生じる支柱を立て,荷重を加えながら周辺の平行度を測定する。平行度が 0.025


4

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mm (1/4 000)

を超える場合は修正する。平行度を修正する方法としては,平行度修正ジグなどを

用いる。

5.3.1

荷重部分

5.4

綿又はプラスチック製の手袋  手袋は,試験片を手で挿入するときに使用する。

6.

サンプリング  サンプルは,JIS P 8110 に規定する方法によって採取する。

7.

調湿  特に指定がない限り,サンプルは,JIS P 8111 に規定する方法によって調湿する。

8.

試験片の準備  試験片は,サンプルの調湿と同一条件で準備する。試験片の寸法は,幅 12.7±0.1 mm,

長さ 152.4

0

5

.

2

mm

とし,サンプルから一度に切り取る。試験片には,測定結果に影響を与えるしわ,折

れ,その他明らかな欠点がないものとする。試験片の切断面は,裂け目やささくれがなく,まっすぐでき

れいであり,幅の平行度は 0.015 mm 以下とする。

特に指定がない限り,試験片は縦方向・横方向で,少なくとも各 10 枚採取する。長辺が抄紙方向に対し

直角な試験片は縦方向圧縮強さの測定に,抄紙方向に対し平行な試験片は横方向圧縮強さの測定に使用す

る。

表裏の繊維構成が異なっているすき合わせ板紙で,箱の外側が確認できる場合は,表裏半数ずつを打抜

切断器の押刃側に向けて切り取る。支持具の中で外側を向いている試験片面が,打抜切断器の押刃側であ

ることを確認する。表裏が判別できないか,箱の外側が判定できない場合は,サンプルの各々の面を,打

抜切断器の押刃側に向けて,少なくとも 10 枚ずつ試験片を切り取る。支持具の中で,外側を向いている試

験片面が,打抜切断器の押刃側であることを再度確認する。

参考  打抜切断器は,試験片の長辺方向の切口が不ぞろいになりやすく,短辺方向はカールしやすい

傾向がある。試験片のカールの内側がディスク側に向いた場合,ディスクを持ち上げてしまう

ので,測定誤差の原因となりやすい。

9.

操作  操作は,JIS P 8111 に規定する標準条件で行う。

厚さは,JIS P 8118 によって測定する。

試験片支持具に,試験片の厚さに適合した直径のディスクを取り付ける(

表 参照)。

手袋をはめ  (5.4),押刃側を向いていた面を外側にして,接線方向の差込溝に慎重に差し込む。試験片の

両端合わせ目は,差込み溝から 10 mm 以上離れた位置にくるようにする。そのとき,ディスクが浮き上が

らないよう,また,試験片の下端が内枠の下に挟まれたり,試験片が浮き上がった状態にならないように

注意して差し込む。

  1  試験片の厚さ及び推奨ディスクの直径

試験片の厚さ  µm(

1

)

推奨ディスクの直径  d±0.05 mm

140

∼170 48.80

171

∼200 48.70

201

∼230 48.60

231

∼280 48.50

281

∼320 48.40


5

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  1  試験片の厚さ及び推奨ディスクの直径(続き)

試験片の厚さ  µm(

1

)

推奨ディスクの直径  d±0.05 mm

321

∼370 48.20

371

∼420 48.00

421

∼500 47.80

501

∼580 47.60

注(

1

)

上記はディスク直径の推奨範囲である。5.2 で規定した 175 %以下は支配的な要因とな
る。もし,より小さい許容差でディスクが製作できれば,175 %は大きすぎるかもしれ
ないので,すぐ下の溝幅の狭いディスクを使用する。 

支持具を圧縮試験機の下部圧縮板の中央に置く。必要があれば,支持具を常に同じ位置に置くための位

置決め用のマーク,又はブロックを取り付けておく。測定の際,試験片両端の合わせ目が,常に右又は左

側の同じ位置にくるよう支持具を置く。試験片が圧かい(潰)するまで毎分 12.5±2.5 mm の一定の速度で

荷重を加え,圧かい(潰)したときの最大荷重を記録する。試験片の半数は,紙又は板紙の表がリングの

外側を,残りの半数は内側を向くようにして,縦方向・横方向それぞれについて 10 回ずつ試験を行う。

参考  リングクラッシュ試験は,紙又は板紙の水分に非常に敏感であるので,水分を知っておくこと

は,試験機関間の測定結果誤差の説明に役立つ。

測定誤差の主要な原因は,試験片を支持具に差し込むときの損傷である。測定結果の精度が最大限要求

される場合には,支持具への試験片挿入のため,人手によらない自動供給装置を使用する。装置の詳細は,

参考文献[2]に示す。

10.

計算  計算は,次による。

縦及び横方向のそれぞれについて,次の計算式によって,メートル当たりのキロニュートンで表示した

ISO

圧縮強さを算出する。また,必要がある場合は,比圧縮強さを b)  によって算出する。

a)  ISO

圧縮強さ

l

r

C

=

ここに,  CISO 圧縮強さ (kN/m) 

r

:試験片の圧縮強さ (N)

l

:試験片の長さ (mm)

b)

比圧縮強さ

k

W

r

R

×

=

ここに,  R:比圧縮強さ (N・m

2

/g)

r

:試験片の圧縮強さ (N)

W

:試験用紙の坪量 (g/m

2

)

k

:定数 (100) 

11.

試験結果の表し方  ISO 圧縮強さについて,また,必要がある場合は,圧縮強さ及び比圧縮強さにつ

いて,縦方向・横方向の平均値,最大値,最小値及び標準偏差を求め,有効数字 3 けたに丸める。標準偏

差は,JIS Z 9041-1 に規定する方法によって求める。

参考  圧縮試験機に固定板式の装置を使用した場合,横方向測定値の繰返し精度(試験機関内)は 4.3 %,


6

P 8126

:2005

再現精度(試験機関間)は 6.7 %であった。これらのデータは,3 種類の等級の板紙によって,

12

か所の試験機関の試験によって確認されている。

板ばね式では,

縦方向の繰返し精度は 5.2 %,

横方向は 6.6 %,各方向の再現精度は 32 %であった。

12.

報告  報告書には,必要に応じて次の事項を記録する。

a)

規格名称又は規格番号

b)

試験年月日及び試験場所

c)

試験材料の種類及び名称

d)

調湿条件

e)

使用したカッタ及び試験機の名称・形式

f)

試験片の方向(縦・横)及び試験回数

g)

試験片自動供給装置の使用の有無

h)

圧縮強さの平均値,最大値,最小値及び標準偏差

i)

ISO

圧縮強さの平均値,最大値,最小値及び標準偏差

j)

比圧縮強さの平均値,最大値,最小値及び標準偏差

k)

標準操作からの変更,又は測定結果に影響する環境条件の変更

l)

その他必要とする事項


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参考文献

[ 1 ]  Stora  Teknik

,SE-661 00 SÄFFLE,Sweden−PM 223/189 TKS 1989-02-06,Study−A comparison

between different compression testers and cutting devices used in BILLERUD comparative testing

[ 2 ]  TRAVERS

,R.,Improving the reliability of the ring crush test. Appita,Vol.30,No.3,1976:pp.235-240

[ 3 ]  SMITH

,J.H.,A discussion of the ring crush test. Southern Pulp& Paper Manufacture,August 11,1958


8

P 8126

:2005

附属書 1(参考)JIS と対応する国際規格との対比表

JIS P 8126

:2005    紙及び板紙−圧縮強さ試験方法−リングクラッシュ法

ISO 12192

:2002  紙及び板紙−圧縮強さ試験方法−リングクラッシュ法

(

Ⅰ) JIS の規定

(

Ⅲ)  国際規格の規定

(

Ⅳ)  JIS と国際規格との技術的差異の

項目ごとの評価及びその内容 
  表示箇所:本体 
  表示方法:側線又は点線の下線

項目番号

内容

(

Ⅱ)  国際規

格番号

項目番

内容

項目ごとの

評価

技術的差異の内容

(

Ⅴ)  JIS と国際規格との技術的差異の

理由及び今後の対策

1.

適用範囲

厚さ 580 µm 以下に適用

ISO 12192 

1

厚さ 280∼580 µm に

適用

MOD/

変更

279 µm

以下の厚さの

紙,板紙も適用範囲と
して追加

段ボール原紙の厚さは大半が 280

µm

以下のため,厚さの適用範囲を

580 µm

以下とした。

厚さ 279 µm 以下の原紙の圧縮強さ

も厚さと相関があり測定可能。ISO
に提案する。

2.

引用規格

JIS P 0001 

JIS P 8110

JIS P 8111

JIS P 8118

JIS Z 9041-1

ISO 13820 

2

ISO 186

ISO 187

ISO 534 

MOD/

追加

IDT

IDT

IDT

MOD/

追加

IDT

− 
− 

抜取検査の JIS を追加

実質的な差異はない。 
 

3.

定義

JIS P 0001

による

ISO

になし 

MOD/

追加

JIS

では,紙・板紙の

用語規格を引用し,用
語の統一を図った

実質的な差異はない。 

4.

原理

円形の細長い溝の中で,

リング状に保持された紙
又は板紙試験片が,断面
に垂直な方向の圧力を受

けて圧かい(潰)するま
での荷重を測定 

3

JIS

と同じ

IDT

8

P

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2005


9

P 8126

:2005

(

Ⅰ) JIS の規定

(

Ⅲ)  国際規格の規定

(

Ⅳ)  JIS と国際規格との技術的差異の

項目ごとの評価及びその内容 
  表示箇所:本体

  表示方法:側線又は点線の下線

項目番号

内容

(

Ⅱ)  国際規

格番号

項目番号

内容

項目ごとの

評価

技術的差異の内容

(

Ⅴ)  JIS と国際規格との技術的差異の

理由及び今後の対策

5.

装置

5.1

打抜切断器について規

5.2

試験片支持具について

規定。ブロック(外枠),

ディスク(内枠) 

5.3

圧縮試験機について規

4.1

4.2

4.3

打抜器のほかダブル
ナイフカッタについ

ても規定

JIS

と同じ

引用規格 ISO 13820
に規定

MOD/

変更

MOD/

追加

MOD/

追加

JIS

は,打抜器だけ規

JIS

は,ISO 支持具を

一例とした

JIS

は試験機の校正方

法について追加規定

日本国内では,ダブルナイフカッタ
は,ほとんど使用されていない。

旧 JIS 支持具の構造,ブロック内径
及びディスク径は,ISO 支持具と異

なっているが,支持具の相違による
測定結果に差はない。ISO 支持具の
普及とともに,JIS 支持具の ISO 

の整合化。 
試験機の追加規定を ISO に提案す
る。

6.

サ ン プ リ

ング

JIS P 8110 

に規定の方法

による

5

JIS

と同じ

IDT

7.

調湿

JIS P 8111 

に規定の方法

による

6

JIS

と同じ

IDT

8.

試 験 片 の

準備

原紙の表・裏面半数ずつ
が,打抜器の押刃側に向い

た打抜きを規定

7

原紙の表面が,打抜
器の押刃側に向いた

打抜きを規定

MOD/

変更

JIS

は原紙の表・裏半

数ずつ,ISO は表面の

み,打抜器の押刃側を
向いた打抜きを規定

原紙の表・裏面半数ずつ外側を向け
た測定の方が,段ボール箱の圧縮強

さの実態を反映する測定である。

ISO

に提案する。

9.

操作

原紙の表・裏面半数ずつ

が,支持具の中で外側を向
いた測定を規定

8

原紙の表面が支持具

の中で,外側を向い
た測定を規定

MOD/

変更

JIS

は原紙の表・裏面

を半数ずつ,ISO は表
面だけ,支持具の中で
外側を向けて測定

原紙の表・裏面半数ずつ外側を向け

た測定の方が,段ボール箱の圧縮強
さの実態を反映する測定であるの
で,ISO に提案する。

10.

計算

ISO

圧縮強さとして規定。

比圧縮強さも規定

9

リングクラッシュ強
さを試験片の長さで

除した圧縮強さで規

MOD/

追加

JIS

は比圧縮強さを追

国内の段ボール用原紙は,比圧縮強
さが取引の代表的な強度規格とな

っているため追加。次回の JIS 改正
時に ISO 圧縮強さに統一すること
を提案する。

9

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10

P 8126

:2005

(

Ⅰ) JIS の規定

(

Ⅲ)  国際規格の規定

(

Ⅳ)  JIS と国際規格との技術的差異の

項目ごとの評価及びその内容 
  表示箇所:本体

  表示方法:側線又は点線の下線

項目番号

内容

(

Ⅱ)  国際規

格番号

項目番号

内容

項 目 ご と の

評価

技術的差異の内容

(

Ⅴ)  JIS と国際規格との技術的差異の

理由及び今後の対策

11.

試 験 結

果の表し方

10

MOD/

追加

標準偏差の求め方に

JIS Z 9041-1

を引用 

JIS

と ISO 規格の試験結果の表し方

に,技術的な差異はない。 

12.

報告

圧縮強さ,ISO 圧縮強さ及
び比圧縮強さの平均値,最

大値,最小値,標準偏差を
規定

11

ISO

圧縮強さだけ規

MOD/

追加

JIS

は圧縮強さ及び

比圧縮強さを追加 

経過措置として JIS に追加。 
次回の JIS 改正時に ISO 圧縮強さ

に統一することを提案する。

JIS

と国際規格との対応の程度の全体評価:MOD

備考1.  項目ごとの評価欄の記号の意味は,次のとおりである。

    ―  IDT……………… 技術的差異がない。 
    ―  MOD/追加………  国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。 
    ―  MOD/変更………  国際規格の規定内容を変更している。

2.  JIS

と国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次のとおりである。

    ―  MOD……………  国際規格を修正している。

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