>サイトトップへ >このカテゴリの一覧へ

日本工業規格

JIS

 P

4501

-1993

トイレットペーパー

Toilet tissue papers

1.

適用範囲  この規格は,巻取りのトイレットペーパー(以下,トイレットペーパーという。)について

規定する。

備考  この規格の引用規格を,次に示す。

      JIS P 8110  試験用紙採取方法

      JIS P 8111  試験用紙の前処理

      JIS P 8112  紙及び板紙のミューレン低圧形試験器による破裂強さ試験方法

      JIS P 8124  紙のメートル坪量測定方法

      JIS Z 8401  数値の丸め方

2.

品質  トイレットペーパーは,衛生的で適度の柔軟性があり,水にほぐれやすく,すきむら,破れ,

穴など使用上の欠点がなく,4.によって試験し,

表 の規定に適合しなければならない。

なお,しんは,円筒形の丈夫なものを用いる。

表 1  品質

坪量 g/m

2

破裂強さ kPa(10 枚) ほぐれやすさ  s

18

以上 78 以上 100 以内

備考  表 の規定は,2 枚以上重ねて巻き取ったものにつ

いては各々1 枚ごとに適用する。

3.

形状・寸法

3.1

形状  形状は,巻取りとし,巻きむらがあってはならない。

3.2

寸法  紙幅,1 巻(ロール)の長さ,しんの径及び巻取りの径は,表 のとおりとする。ただし,1

巻(ロール)の長さについては,

表 に示す以外の寸法を受渡当事者間で定めることができる。

表 2  寸法

項目

寸法

許容差

紙幅  mm 114

±2

1

巻(ロール)の長さ  m

27.5

,32.5,55,65,75,100

+3

      0

しんの径(内径)  mm

38

±1

巻取りの径  mm 120 以下

備考  1 巻(ロール)の長さ及びその許容差の規定は,2 枚以上

重ねて巻き取ったものについては,重ねたままで適用す

る。


2

P 4501-1993

4.

試験方法

4.1

試料の採り方  試料は,JIS P 8110 によって採取する。

4.2

試験条件  試験条件は,JIS P 8111 による。ただし,この試験においては,室温 20±5℃,湿度 (65

±5)  %とする。

なお,恒温・恒湿室が得られない場合は,温度 20±5℃において亜硝酸ナトリウムの飽和溶液又は濃度

35

%の硫酸によって湿度 (65±5)  %になるようにした密閉容器中で前処理を行い,平衡状態に達した後,

速やかに試験を行ってもよい。

4.3

坪量  坪量の測定は,JIS P 8124 による。

4.4

破裂強さ  破裂強さの試験は,JIS P 8112 による。

備考  破裂強さの試験機は,当分の間,破裂強さが従来単位によって表示されたものを使用してもよ

い。この場合,破裂強さは,測定した値を 1kgf/cm

2

=98.066 5kPa の換算率で SI 単位に換算し,

JIS Z 8401

によって整数に丸める。

4.5

ほぐれやすさ  ほぐれやすさの試験は,水 300ml(水温 20±5℃)を入れた 300ml のビーカーをマグ

ネチックスターラーに載せ,回転子(

1

)

の回転数を 600±10 回転/分になるように調整する。その中に一辺

が 114±2mm 角の試験片を投入し,ストップウォッチを押す。回転子の回転数は試験片の抵抗によって,

いったん約 500 回転に下降し,試験片がほぐれるに従い回転数は上昇し,540 回転までに回復した時点で

ストップウォッチを止め,その時間を 1 秒単位で測定する。ほぐれやすさの結果は,試験を 5 回行い,そ

の平均値で表す。

(

1

)

回転子は,直径35mm,厚さ12mm の円盤状のものを用いる。

5.

検査方法  トイレットペーパーは,2.及び 3.について検査を行う。この場合,検査は,合理的な抜取

検査方式によって行う。

6.

包装  包装は,1 巻(ロール)又は数巻(ロール)まとめたものを最小包装単位とし,更に輸送条件

などを考慮して,適当な容器に入れる。

7.

表示  トイレットペーパーの表示は,次のとおり行う。

(1)  1

巻(ロール)又は数巻(ロール)まとめたものを最小包装単位とし,その最小包装単位ごとに,次

の事項及び家庭用品品質表示法に基づく表示をしなければならない。

(a)

名称(トイレットペーパー)

(b)

数量(巻又はロール)

(c)  1

巻のロールの長さ(

2

)

(d)

製造業者名

(e)

工場所在地

(

2

)

2に示す長さ以外のものについては,受渡当事者間で定めた長さを表示する。

また,○枚重ねたものの 1 巻(ロール)の長さは,○枚重ね○m と表示する。

  2 枚重ねで 1 巻(ロール)の長さが 32.5m の場合  2 枚重ね 32.5m 

(2)  1

容器ごとに,次の事項を表示する。

(a)

名称(トイレットペーパー)


3

P 4501-1993

(b)

数量(巻又はロール)

(c)

寸法[紙幅 mm×1 巻(ロール)の長さ(

2

)m

(d)

製造業者名

(e)

工場所在地

(f)

製造年月若しくは略号又は製造番号若しくは略号


4

P 4501-1993

JIS P 4501

改正原案作成委員会  構成表

氏名

所属

(委員長)

鷲  山  裕  厚

静岡県富士工業技術センター

(委員)

増  田  達  夫

通商産業省生活産業局紙業印刷課

地  崎      修

工業技術院標準部

別  所  康  守

愛媛県製紙試験場

横  田  忠  夫

岐阜県紙業試験場

吉  田  公  三

衛生薄葉紙会

田  村  睦  彰

全国家庭用薄葉紙工業組合連合会

中  村  勇太郎

中村製紙株式会社

宇  高  昭  造

泉製紙株式会社

遠  藤  正  廣

泉製紙有限会社

小笠原  真  笑

主婦連合会

川  又  幸  子

全国地域婦人団休連絡協議会

伊  藤  康  江

消費科学連合会

桜  井  省  三

東陶機器株式会社

染  谷      昇

日本チェーンストア協会

(事務局)

瓜  生  明  雄

トイレットペーパーJIS 普及会

備考  ○印は,分科会委員。