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P 0202 : 1998

(1) 

まえがき

この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が改正した日

本工業規格である。これによって JIS P 0202 : 1969 は改正され,この規格に置き換えられる。

今回の改正では,対応国際規格,ISO 217 : 1995, Paper−Untrimmed sizes−Designation and tolerances for

primary and supplementary ranges, and indication of machine direction

との整合化を行った。

JIS P 0202

には,次に示す

附属書がある。

附属書(規定)  紙−未仕上寸法−基準寸法及び補足寸法の表示方法並びに許容差,及び抄紙方向の

表示方法


日本工業規格

JIS

 P

0202

 : 1998

紙の原紙寸法

Sizes of paper

序文  この規格は,1995 年に第 1 版として発行された ISO 217, Paper−Untrimmed sizes−Designation and

tolerances for primary and supplementary ranges, and indication of machine direction

を元に,本体には従来日本

工業規格で規定していた紙の原紙寸法を規定し,附属書にはこれに対応する国際規格を規定した日本工業

規格であるが,以下の規定内容を除いて技術的内容を変更することなく作成している。

[規定内容の相違点の概略]

①引用規格に JIS を追加した。②従来の原紙寸法を

表 として追加した。③従来の寸法許容差を追加した。

④平判原紙の 4 隅の角度を規定した。

1.

適用範囲  この規格は,紙の原紙寸法(以下,原紙寸法という。)について規定する。ただし,日本工

業規格で別に定められているものについては,これを適用しない。

備考1.  ISO A シリーズの寸法に加工仕上げをする紙の未仕上寸法の基準寸法,補足寸法及びこれら

の表示方法については,附属書による。

2.

この規格の対応国際規格を,次に示す。

ISO 217 : 1995

  Paper − Untrimmed sizes − Designation and tolerances for primary and

supplemen-tary ranges, and indication of machine direction

2.

引用規格  次に掲げる引用規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構

成する。これらの引用規格は,その最新版を適用する。

JIS P 0001

  紙,板紙及びパルプ用語

JIS P 8111

  紙,板紙及びパルプ−調湿及び試験のための標準状態

ISO/R 187

  Paper, board and pulps standard atmosphere for conditioning and testing and procedure for

monitoring the atmosphere and conditioning of samples

3.

定義  この規格で用いる主な用語の定義は,JIS P 0001 による。

4.

寸法

4.1

原紙寸法  原紙寸法は,表 1,附属書表 及び附属書表 のとおりとする。


2

P 0202 : 1998

表 1  寸法

単位 mm

種類

寸法(横寸法×縦寸法)

縦目

横目

A

列本判 625×880 880×625

B

列本判 765×1 085

1 085

×765

四六判 788×1 091

1 091

×788

菊判 636×939 939×636

ハトロン判 900×1 200

1 200

×900

4.2

許容差  寸法の許容差は,

6

0

 

mm

とする。

4.3

角度  平判原紙の四隅の角度は,90±0.2°とする。


3

P 0202 : 1998

附属書(規定)  紙−未仕上寸法−基準寸法及び補足寸法の表示方法 

並びに許容差,及び抄紙方向の表示方法

序文  この附属書は,1995 年に第 2 版として発行された ISO 217, Paper-Untrimmed sizes−Designation and

tolerances for primary and supplementary ranges, and indication of machine direction

を翻訳し,技術的内容及び

規格票の様式を変更することなく作成したものである。

この附属書で下線の点線を施してある箇所は,対応国際規格にない事項である。

1.

適用範囲  この規格は,ISO 216 に規定する ISO A シリーズの寸法に加工仕上げをする紙の未仕上寸

法の基準寸法,補足寸法及びこれらの表示方法について規定する。この規格は,未仕上寸法の抄紙方向の

表示方法についても規定する。

2.

引用規格  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。

ISO 187 : 1990

  Paper, board and pulps−Standard atmosphere for conditioning and testing and procedure for

monitoring the atmosphere and conditioning of samples

ISO 216 : 1975

  Writing paper and certain classes of printed matter−Trimmed sizes−A and B series

3.

定義  この規格で用いる主な用語の定義は,次による。

a)

未仕上寸法 (untrimmed size)   紙加工仕上寸法に要求される十分な余白を含んだ紙の寸法。

b)

仕上寸法 (trimmed size)    ISO 216 に規定する A シリーズの寸法と一致した紙の寸法。

c)

基準寸法 (primary range)    ISO 216 に規定する A シリーズの寸法に仕上加工するための未仕上寸法

で,簡単な加工向けのもの。

d)

補足寸法 (supplementary range)    ISO 216 に規定する A シリーズの寸法に仕上加工するための未仕

上寸法で,基準寸法より多くの取幅が必要な加工向けのもの。

4.

寸法及び抄紙方向(抄造方法)の表示  寸法は二つの長さ寸法をミリメートルで,例えば 610×430,

又は 430×610 と表示しなければならない。前の位置には,抄紙方向(縦方向)に対し直角となる方向の長

さを表示し,後の位置には,抄紙方向と平行となる方向の長さ寸法を表示しなければならない(

附属書図

1

参照)

5.

原紙の寸法及び抄紙方向

5.1

基準寸法  (R)    原紙の寸法及び抄紙方向は附属書表 の規定による。

5.2

補足寸法  (SR)    原紙の寸法及び抄紙方向は附属書表 の規定による。

6.

許容差  5.1 及び 5.2 の寸法許容差は,ミリメートルに丸めて±0.5%とする。ただし,寸法の 0.5%が

5mm

以上となる場合は,許容差は±5mm とする。寸法の 0.5%が 3mm 未満となる場合は,許容差は±3mm

とする。


4

P 0202 : 1998

この許容差は,ISO 187 及び JIS P 8111 に規定する標準状態の下で適用する。

参考  この許容差は,製造上又は工程上の許容差と異なる。工程上の許容差は紙の取扱い方にも左右

され,この規格で規定される範囲より厳密である。製造上の許容差は受渡当事者間の協定によ

るべきである。

附属書図 1  寸法及び抄紙方向の表示

附属書表 1  基準寸法

単位 mm

原紙の寸法

ISO

寸法の名称

抄紙方向が長辺に対し

平行の場合

抄紙方向が短辺に対し

平行の場合

 860

× 1 220

1 220

×860 RA0

 610

× 860

860

×610 RA1

 430

× 610

610

×430 RA2

附属書表 2  補足寸法

単位 mm

原紙の寸法

ISO

寸法の名称

抄紙方向が長辺に対し

平行の場合

抄紙方向が短辺に対し

平行の場合

 900

× 1 280

1 280

×900 SRA0

 640

× 900

900

×640 SRA1

 450

× 640

640

×450 SRA2


5

P 0202 : 1998

JIS

原案作成委員会  構成表

氏名

所属

(委員長)

西  原  主  計

神奈川工科大学

(委員)

生  田  章  一

通商産業省生活産業局

宮  崎  正  浩

通商産業省工業技術院

藤  井  昭  夫

総務庁行政管理局

山  村  修  蔵

財団法人日本規格協会

竹  川      寿

大永紙通商株式会社

高  橋      隆

凸版印刷株式会社

田  中  博  康

図書印刷株式会社

長  坂  正  幸

財団法人東京大学出版会

石  森      眞

日本雑誌協会

金  谷  栄  一

全日本紙製品工業組合

中  田      潔

社団法人日本事務機械工業会(1997 年 11 月まで)

桐  谷  俊  雄

社団法人日本事務機械工業会(1997 年 12 月から)

上  床  恒  弘

王子製紙株式会社

印  銀  二三男

日本製紙株式会社

溝  渕  博  士

大王製紙株式会社

飯  沼  和  二

三菱製紙株式会社

大  池      孝

日本加工製紙株式会社

西  部  紀  春

中越パルプ工業株式会社

(事務局)

鴇  田  昭  彦

日本製紙連合会

斉  藤  敏  明

日本製紙連合会