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M 8705

:2015

(1)

目  次

ページ

序文  

1

1

  適用範囲  

1

2

  引用規格  

1

3

  用語及び定義  

1

4

  原理 

2

5

  装置 

2

6

  試料 

2

7

  手順 

2

7.1

  水分測定の回数  

2

7.2

  測定  

3

8

  検証 

4

9

  計算及び結果の表示  

4

9.0A

  一般  

4

9.1

  測定試料  

4

9.2

  ロット  

4

10

  試験報告書  

6

附属書 A(規定)粘着性又は過度の水分を含む鉄鉱石の水分決定方法  

7

附属書 B(規定)散水量及び/又は降水量の補正  

8

附属書 C(参考)水分測定の精度  

12

附属書 D(参考)試験報告書の例  

13

附属書 JA(参考)JIS と対応国際規格との対比表  

17


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(2)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,一般社団法人日本

鉄鋼連盟(JISF)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準

調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。

これによって,JIS M 8705:2013 は改正され,この規格に置き換えられた。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実

用新案権に関わる確認について,責任はもたない。


日本工業規格

JIS

 M

8705

:2015

鉄鉱石−ロットの水分決定方法

Iron ores-Determination of the moisture content of a lot

序文 

この規格は,2011 年に第 4 版として発行された ISO 3087 を基に,技術的内容を変更して作成した日本

工業規格である。

なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一

覧表にその説明を付けて,

附属書 JA に示す。

適用範囲 

この規格は,鉄鉱石のロットの水分を決定する方法について規定する。この方法は,天然の鉄鉱石及び

処理鉄鉱石に適用する。

注記 1  化合水含有鉱物及び硫化鉱物を含んだ鉄鉱石の一部には,105  ℃の乾燥条件下で分解,酸化

などの反応によって質量変化を伴うものが存在するので注意を要する。

注記 2  この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。

ISO 3087:2011

,Iron ores−Determination of the moisture content of a lot(MOD)

なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1 に基づき,

“修正している”

ことを示す。

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS M 8700

  鉄鉱石及び還元鉄−用語

注記  対応国際規格:ISO 11323,Iron ore and direct reduced iron−Vocabulary(IDT)

JIS M 8702

  鉄鉱石−サンプリング及び試料調製方法

注記  対応国際規格:ISO 3082,Iron ores−Sampling and sample preparation procedures(MOD)

JIS M 8704

  鉄鉱石−ロットの質量及び品質特性値の決定方法

用語及び定義 

この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS M 8700 によるほか,次による。

3.1 

水分用試料(moisture sample)

ロット又はロットの一部分の水分を測定するために採取した試料。


2

M 8705

:2015

3.2 

試験試料(test sample)

水分用試料として採取した各インクリメント,各小口試料又は大口試料から調製し,そのまま水分測定

に供することができる試料。

3.3 

測定試料(test portion)

試験試料を代表し,実際に水分測定に供する部分。試験試料の全量を水分測定に供するときは,この試

験試料を測定試料とも呼ぶ。

原理 

測定試料を,大気中 105  ℃で恒量となるまで乾燥し,試料質量の減量を測定する。質量の減量の最初の

質量に対する質量分率をロットの水分とする。

装置 

5.1 

乾燥容器  表面が滑らかで,異物の混入がなく,31.5 mm 以下の層厚で規定質量の試料を収容でき

るもの。

5.2 

乾燥機  温度表示器を備え,機内のどの位置でも 105±5  ℃以内で温度調節が可能で,試料の損失が

なく,効果的な乾燥ができる空気流で,この温度を維持できるように設計されたもの。また,空気の循環

及び換気ができる送風機を備えていなければならない。

5.3 

はかり  試料の最初の質量に対し十分な測定能力を備え,精度が 0.05 %以内のもの。

試料 

JIS M 8702

に従って採取し,調製した試料を試験試料とする。試料の最大粒度及び対応する測定試料の

質量は,JIS M 8702 に従って

表 に規定する。水分用試料,試験試料及び測定試料は,気密で吸湿性のな

い容器に入れて保管する。

表 1−測定試料の最小質量 

測定試料の

最大粒度

mm

測定試料の

最小質量

kg

以下

22.4 31.5  10

10.0 22.4  5

− 10.0  1

手順 

7.1 

水分測定の回数 

水分測定は,一つの測定試料について 1 回行う。測定試料の個数は,試験試料の調製の条件に従って

2

に規定する。全ての測定試料の乾燥前のひょう量は,測定試料の調製後直ちに,かつ,速やかに行わな

ければならない。


3

M 8705

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表 2−測定試料の個数 

試験試料の調製

ロット当たりの

小口試料数

測定試料の個数

大口試料

− 4

小口試料ごと 2

4

3

∼7 2 以上

a)

8

以上

1

以上

インクリメントごと

1

以上

注記  測定試料の個数は,該当する試料調製単位での数を示す。 

a)

追加測定の可能性を考慮し,4 個の試料を調製し,2 個を保管す

るのが望ましい。

7.2 

測定 

7.2.1 

一般 

測定は 7.2.2 によるが,化合水を質量分率 8 %以上含有する鉄鉱石に対しては,7.2.3 の方法を用いても

よい。

試料が粘着性をもつか又は過度の水分を含み,ふるい分け・粉砕・縮分が困難な場合には,予備乾燥し

てよいが,その手順は,

附属書 による。

7.2.2 

通常方法 

a)

測定試料を質量既知の乾燥容器(5.1)に移して 31.5 mm を超えない厚さで広げ,直ちに全質量を量る。

全質量,乾燥容器の質量,測定試料の最初の質量及び測定試料の最初の質量の 0.05 %値を記録する。

b)

測定試料の入った乾燥容器を 105  ℃にセットした乾燥機(5.2)に入れて,4 時間以上保持する。乾燥

機から測定試料の入った乾燥容器を取り出し,水分の再吸収を最小にするため,取り出し後直ちにひ

ょう量するか,又は気密性のある蓋の付いた容器内で空冷後ひょう量する。いずれの場合も,ひょう

量の方法を記録する。

c)

再び測定試料の入った乾燥容器を乾燥機に入れて,更に 1 時間加熱した後,ひょう量する。

d)

連続する測定値間の差が,測定試料の最初の質量の 0.05 %以下になるまで c)  の操作を繰り返す。

注記 1  はかりは,熱の影響を受けないよう保護することが望ましい。

注記 2  乾燥時間は,鉱種によって異なる。同じ鉱種について水分測定を行う場合は,あらかじめチ

ェック実験を行い,測定試料の乾燥時間を定めておいてもよい。

注記 3  乾燥時間を短縮するために,試料層厚は,できるだけ低くするのがよい。あらかじめチェッ

ク実験を行い,測定試料の層厚を決めておくとよい。

注記 4 31.5

mm

未満の粒度の鉄鉱石で,10 kg 以上の測定試料は,便宜的に 2 分割し,それぞれ水分

測定を行ってもよい。結果を計算する場合には,最初の 2 個の質量の平均値及び 2 個の乾燥

減少質量の平均値を用いるとよい。

7.2.3 

高化合水含有鉄鉱石に対する方法 

化合水を質量分率 8 %以上含有する鉄鉱石に対しては,次の方法を採用してよい。

a)

測定試料を質量既知の乾燥容器(5.1)に移して 31.5 mm を超えない厚さで広げ,直ちに全質量を量る。

b)

測定試料の入った乾燥容器を 105  ℃にセットした乾燥機(5.2)に入れて,24 時間以上保持する。乾

燥機から測定試料の入った乾燥容器を取り出し,水分の再吸収を最小にするため,熱いうちに直ちに

ひょう量するか,又は気密性のある蓋の付いた容器内で空冷後ひょう量する。いずれの場合も,ひょ


4

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う量の方法を記録する。

注記  7.2.2 と同じ注記を 7.2.3 にも適用する。

検証 

装置及び手順を定期的に検査することは,正確な測定結果を得るのに重要である。検証は,装置設置時

に,その後は定期的に行わなければならない。その頻度は,各試験所が決める。次の項目について,検証

作業の詳細な記録を残しておかなければならない。

a)

散水量の測定

−  流量計

b)

降水量の測定

−  雨量計

c)

水分測定

−  乾燥機温度・温度制御

−  乾燥機内での空気の循環及び換気

−  はかり

計算及び結果の表示 

9.0A 

一般 

計算及び結果の表示は,次による。

なお,数値の丸め方は,JIS M 8704 による。

9.1 

測定試料 

各測定試料の質量分率(%)で表した水分(w)は,式(1)によって計算し,小数第 3 位まで算出する。

100

1

2

1

×

m

m

m

w

  (1)

ここに,

m

1

測定試料の最初の質量(g)

m

2

乾燥後の測定試料の質量(g)

9.2 

ロット 

ロットの水分は,次の式(2)∼式(5)のいずれかの式によって小数第 3 位まで算出し,これを丸めて小数第

2

位で表す。

荷役中に,散水及び/又は降雨があった場合は,

附属書 B

によってロットの水分を補正する。

9.2.1

大口試料について水分測定を行った場合,ロットの水分は,次の方法で求める。

a)

4

個の測定結果の範囲が

表 3

に示す許容差を超えない場合は,式(2)によって算出した 4 個の結果の算

術平均値( )をロットの質量分率(%)で表した水分とする。

4

4

3

2

1

w

w

w

w

w

+

+

+

   (2)

ここに,

w

1

w

4

4

個の測定試料のそれぞれの水分測定値[質量分率(%)

b)

  4

個の測定結果の範囲が

表 3

に示す許容差を超える場合には,ロットの水分として中央値をとる。4

個の測定結果の中央値は,中央の二つの測定結果の平均値とする。


5

M 8705

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表 3

測定試料の水分測定の許容差 

単位  質量分率(%)

平均水分値

w

許容差(n=2)

r

a)

許容差(n=4)

1.3 r

w

≦3 0.20

0.26

3

w

≦6 0.25

0.33

6

w

 0.31  0.40

a)

水分測定の精度及び許容差の算出根拠を

附属書 に示す。

9.2.2

小口試料ごとに水分測定を行った場合,ロットの水分は,次の

a)

又は

b)

のいずれかで求める。

a)

質量基準で試料採取を行い,小口試料ごとに水分測定を行った場合,式(3)によって各小口試料のイン

クリメント個数を考慮した,全小口試料の水分測定値の重みつき平均値( )を求め,ロットの質量

分率(%)で表した水分とする。

i

k

i

i

i

k

i

N

w

N

w

1

1

Σ

Σ

  (3)

ここに,

k

小口試料の個数

N

i

i

番目の小口試料のインクリメント個数

w

i

表 2

に定めた個数の測定試料から計算した 番目の小口試料

の水分測定値[質量分率(%)

1)

測定試料が 2 個の場合の w

i

1.1)

測定結果の範囲が

表 3

に示す許容差以内の場合は,2 個の平均をとる。

1.2)

測定結果の範囲が

表 3

に示す許容差を超える場合は,新たに 2 個の測定試料について水分測定を

行い,測定結果の範囲が許容差内の場合は,2 個の平均をとる。その 2 個の測定値が許容差を超え

る場合は,最初の 2 個の測定試料との合計 4 個の中央値をとる[

9.2.1 b)

参照]

2)

測定試料が 4 個の場合の w

i

9.2.1

と同様の手順に従う。

b)

時間基準サンプリングのように,ロットを等しくない質量の小口試料に分けてサンプリングする場合

は,各小口試料の水分を個々に測定し,式(4)によってロットの質量分率(%)で表した重みつき平均

値( )を算出する。

i

k

i

i

i

k

i

m

w

m

w

1

1

Σ

Σ

  (4)

ここに,

k

小口試料の個数

m

i

i

番目の小口試料の質量

1)

w

i

表 2

で定めた個数の測定試料から計算した 番目の小口試料

の水分測定値[質量分率(%)

9.2.2 a) 1)

及び

2)

参照。

1)

  i

番目の小口試料が代表するロットの質量(t,小数点以下を丸めて整数表示)を用いてもよい。

9.2.3

質量基準で試料採取を行い,インクリメントごとに水分測定を行った場合,

9.1

で求めた全てのイ

ンクリメントの値から,式(5)によって算出した算術平均値( )を,ロットの質量分率(%)で表した水

分とする。


6

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n

w

w

i

n

1

Σ

  (5)

ここに,

n

インクリメントの個数

w

i

i

番目のインクリメントの水分測定値[質量分率(%)

注記

時間基準で試料採取を行い,インクリメントごとに水分測定を行った場合は,インクリメント

質量による重みつき平均値をロットの水分としている。

10 

試験報告書 

試験報告書は,次の事項を含む。報告書の例を

附属書 D

に示す。

a)

適用した規格番号(

JIS M 8705

b)

ロット識別のための記載(例えば,銘柄,入船日付,質量,船名など)

c)

試験結果

d)

結果の参照番号

e)

測定中に認められた事項及び結果に影響を及ぼしたと思われる,規格に規定していない操作など


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M 8705

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附属書 A

(規定)

粘着性又は過度の水分を含む鉄鉱石の水分決定方法

序文 

試料が粘着性をもつか又は過度の水分を含み,ふるい分け・粉砕・縮分が困難な場合には,試料調製が

支障なくできるまで予備乾燥してもよい。

この場合,ロットの水分は,

A.1

A.8

に規定する予備乾燥方法によって決定する。予備乾燥水分の測定

精度を確保するために,試料の取扱い及び予備乾燥前後の試料質量の測定には十分注意しなければならな

い。

A.1

試験試料の最初の質量を量る。

A.2

試験試料を均一の層厚に広げ,試験室の雰囲気又は 105  ℃以下の温度の乾燥機の中で乾燥する。予

備乾燥の温度及び時間は,その後の工程で水分の再吸収が起きないよう設定する。

A.3

予備乾燥後,再び試験試料の質量を量る。

A.4

式(A.1)によって,試験試料の質量分率(%)で表す予備乾燥水分(w

p

)を求める。

100

'

'

'

1

2

1

p

×

m

m

m

w

   (A.1)

ここに,

m

'

1

試験試料の予備乾燥前質量(g)

m

'

2

試験試料の予備乾燥後質量(g)

A.5

箇条

6

によって,予備乾燥した試料から水分測定のための測定試料を調製する。

A.6

箇条

7

によって,測定試料の乾燥減量を測定し,

9.1

によって,質量分率(%)で表す追加の水分を

求める。

A.7

式(A.2)によって,質量分率(%)で表す試験試料の全水分(到着基準)

w

pd

)の値を算出する。

d

p

p

pd

100

100

w

w

w

w

×

+

  (A.2)

ここに,

w

d

予備乾燥後に

9.1

によって求めた追加水分値[質量分率(%)

A.8

9.2

によって,ロットの質量分率(%)で表す水分を決定する。

A.9

水分用試料の質量が大きくない場合は,この規格の本体に規定する方法に従って水分を測定するた

めに,その試料全量を乾燥してもよい。


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附属書 B

(規定)

散水量及び/又は降水量の補正

序文 

現在,多くの国において鉄鉱石産業及び鉄鋼産業は,厳しい環境規制が課せられている。鉄鉱石の荷役

過程で発じん(塵)を防止するための散水を行う場合,ロットの水分は,この附属書に規定する手順に従

って散水質量を補正しなければならない。また,この附属書は,降水があったロットの水分の補正方法に

ついても規定する。

B.1 

一般 

B.1.1

散水は,次の場合に行う。

a)

荷役港で環境規制がある場合。

b)

鉄鉱石の性質,気象状況,荷役設備などによって荷役作業が困難な場合。

B.1.2

降水量補正は,降水によってロットの水分に著しい影響がある場合に行う。

B.1.3

数値の丸め方は,

JIS M 8704

による。

B.2 

散水量補正 

B.2.1 

一般 

揚げ荷役での散水とは,船倉内及び/又は水分用試料を採取する箇所までの荷役途中に行った散水をい

う。積み荷役での散水とは,船倉内及び/又は水分用試料を採取した後の積載コンベヤに行った散水をい

う。

散水量補正には,揚げ荷役での試料採取前散水量の補正及び積み荷役での試料採取後散水量の補正の 2

法がある。

B.2.2 

散水量の計量 

散水量は,±5 %の精度の流量計を用いて計量する。散水量は,使用した水の密度を乗じて質量(m

3

(t,

小数点以下を丸めて整数表示)に換算する。

注記

淡水の密度は,1 t/m

3

とする。

B.2.3 

ロットの質量 

散水及び降水を含まない揚げ港でのロットの湿鉱質量(m

4

,又は散水及び降水を含む積み港でのロッ

トの湿鉱質量(m

5

)は,喫水検量又は国際的に認められた方法によって求める(t,小数点以下を丸めて整

数表示)

注記

B.2.4

B.2.5

B.3.6

B.3.7

B.4

及び

B.5

の規定は,ロットの質量を喫水検量で求める場合の計

算方法である。

B.2.4 

水分用試料を採取する前の,揚げ荷役中の散水量を補正した水分の計算 

散水を補正したロットの質量分率(%)で表す水分(w

s

)は,式(B.1)によって小数第 3 位まで算出し,

これを丸めて小数第 2 位で表す。

f

m

m

w

w

w

×

4

3

s

)

100

(

  (B.1)


9

M 8705

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ここに,

w

散水したロットの平均水分値[質量分率(%)

]小数第 3 位

まで算出する。

m

3

散水質量(t)

m

4

B.2.3

で求めた散水しない到着時のロットの質量(t)

f

散水中に失われた水の補正係数。揚地では 0.85 とする。た
だし,これ以外の値を受渡当事者間の協定によって決めてよ
い。

注記

最適な の値を設定するには,次の事項を考慮するのがよい。

1)

大気条件(湿度,気温,風の影響,降雨)

2)

鉄鉱石の種類・特性(サイズ,鉱物特性,気孔率,組織,水分)

3)

散水設備の配置

4)

散水中の化学試薬の有無

B.2.5 

水分用試料を採取した後の,積み荷役中の散水量を補正した水分の計算 

散水を補正するロットの質量分率(%)で表す水分(w

s

)は,式(B.2)によって求め,小数第 1 位で表す。

f

m

m

w

w

w

×

+

5

3

s

)

100

(

  (B.2)

ここに,

w

散水前ロットの平均水分値[質量分率(%)

]小数第 2 位ま

で算出する。

m

3

散水質量(t)

m

5

B.2.3

で求めた散水を含む出港時のロットの質量(t)

f

散水中に失われた水の補正係数

B.3 

降水量補正 

B.3.1 

一般 

鉄鉱石の荷役期間中の船倉及び/又は荷役設備への降水の流入を考慮して,試験時の水分からロットの

水分を決定する。

降水量補正には,揚げ荷役での試料採取前降水量の補正及び積み荷役での試料採取後降水量の補正の 2

法がある。

B.3.2 

降水有効面積 

降雨にさらされる有効面積は,

a)

c)

に規定する面積を加算し整数値(m

2

)に丸める。

a) 

船倉 

ロットが降水にさらされる船倉の開口面積(m

2

)は,本船に備付けの図面を基礎として計算する。

b) 

サージホッパ 

ロットの荷役時に使用するホッパの開口の,降水にさらされる面積(m

2

)は,ホッパの図面を基礎とし

て計算する。

c) 

ベルトコンベヤ 

ベルトコンベヤの開放部の面積(m

2

)は,ロットの荷役中に降水にさらされる,本船から水分試料採取

箇所までの長さに,ベルトの有効幅を乗じて計算する。ベルトの有効幅は,

“ベルト幅×0.9”とする。

B.3.3 

降水期間 

降水期間は,ハッチを開けたときから荷役を終了したときまでとする。ただし,ロットの複数港荷揚げ

の場合で,荷役の終了から喫水検量までの間,及び/又は喫水検量以降に降雨の影響を受けたときは,前

者は当該港での,後者は次の港での降水量の補正対象とする。


10

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B.3.4 

降水量 

降水量は,荷役場所の近くに設置された,適正な雨量計によって測定する。降水量は,mm 単位で測定

する。ただし,荷役場所の近くに雨量計が設置されていない場合は,最寄りの測候所の測定結果を用いて

よい。

B.3.5 

降水質量 

降水質量(m

R

)は,単位は t で表し,式(B.3)で算出し,小数点以下を丸めて整数で表す。

000

1

R

ρ

AR

m

  (B.3)

ここに,

A

B.3.2

で求めた降水有効面積(m

2

R

B.3.4

で求めた降水量(mm)

ρ

降水の密度(t/m

3

,通常

ρ

=1 t/m

3

B.3.6 

水分用試料を採取する前の,揚げ荷役中の降水量を補正した水分の計算 

ロットが,水分用試料を採取する前に,荷役中に部分的に又は全体にわたり降水にさらされた場合,ロ

ットの質量分率(%)で表す水分(w

R

)は,式(B.4)によって小数第 3 位まで算出し,これを丸めて小数第

2

位で表す。

4

R

R

)

100

(

m

m

w

w

w

   (B.4)

ここに,

w

降水にさらされた試料の平均水分値[質量分率(%)

]小数

第 3 位まで算出する。

m

R

降水質量(t)

m

4

B.2.3

で求めた降水に関係のない到着時のロットの質量(t)

B.3.7 

水分用試料を採取した後の,積み荷役中の降水量を補正した水分の計算 

ロットが,水分用試料を採取した後に,荷役中に部分的に又は全体にわたり降水にさらされた場合,ロ

ットの質量分率(%)で表す水分(w

R

)は,式(B.5)によって求め,小数第 1 位で表す。

5

R

R

)

100

(

m

m

w

w

w

+

   (B.5)

ここに,

w

降水にさらされる前の試料の平均水分値[質量分率(%)

小数第 2 位まで算出する。

m

R

降水質量(t)

m

5

B.2.3

で求めた降水を含む出港時のロットの質量(t)

B.4 

水分用試料を採取する前の,揚げ荷役中の散水量及び降水量を補正した水分の計算 

水分用試料を採取する前に散水及び降水が同時に生じた場合のロットの,質量分率(%)で表す補正水

分(w

0

)は,式(B.6)によって小数第 3 位まで算出し,これを丸めて小数第 2 位で報告する。

4

R

3

0

)

(

)

100

(

m

m

f

m

w

w

w

+

×

  (B.6)

ここに,  fm

3

m

4

m

R

及び : 式(B.1)及び式(B.3)の定義による。

B.5 

水分用試料を採取した後の,積み荷役中の散水量及び降水量を補正した水分の計算 

水分用試料を採取した後に散水と降水が同時に生じた場合のロットの,質量分率(%)で表す補正水分

w

0

)は,式(B.7)によって求め,小数第 1 位で報告する。


11

M 8705

:2015

5

R

3

0

)

(

)

100

(

m

m

f

m

w

w

w

+

×

+

  (B.7)

ここに,  fm

3

m

5

m

R

及び : 式(B.2)及び式(B.3)の定義による。


12

M 8705

:2015

附属書 C 
(参考)

水分測定の精度

この規格では,水分測定の精度は

表 C.1

に示す精度をもつことを前提としている。

一つの試験試料から二つの測定試料を調製し,同一試験所で水分測定を行った場合,二つの測定値の差

は,通常,

表 3

に示す併行許容差 以内であり,その 

PM

2

β

で計算される。

表 C.1

水分測定の精度 

単位  質量分率(%)

平均水分

w

精度(

β

PM

w

≦3

±0.14

3

w

≦6

±0.18

6

w

±0.22


13

M 8705

:2015

附属書 D 
(参考)

試験報告書の例

四つの試験報告書の例を,

表 D.1

表 D.4

に示す。

表 D.1

は,測定試料の水分測定の試験報告書の例で

ある。

表 D.2

は,主に質量基準サンプリングによって得られた小口試料からロットの水分計算用の試験報

告書に用い,

表 D.3

は,時間基準サンプリングの場合の試験報告書に用いる。

表 D.4

は,大口試料から採

った 4 個の測定試料についてロットの水分測定を行った場合の試験報告書の例である。

注記

表 D.1

表 D.4

中の数値は,

9.1

及び

9.2

の計算の桁数を基準としているので,

ISO 3087

の数値

とは若干異なる。

表 D.1

測定試料の水分測定の試験報告書(一例) 

鉄鉱石の銘柄:

ロットの名称及び質量:

試料番号:

測定試料の最小質量:

5 kg

測定試料の最大粒度:

22.4 mm

日付:

乾燥前の全質量(g) (1)

015

乾燥容器の質量(g) (2)

950

測定試料の乾燥前質量(g) (3)=(1)−(2)

 5

065

測定試料の乾燥前質量の 0.05 %値(g)

(4)

000

2

)

3

(

2.5

質量

a)

4

時間乾燥後の全質量(g) (5)

5 805

追加 1 時間乾燥後の全質量(g) (6)

795

(5)

−(6)=10

再追加 1 時間乾燥後の全質量(g) (7)

793

(6)

−(7)= 2

最終の乾燥減量(g) (8)=(1)−(7)

222

水分測定値(w)質量分率(%)

(9)

)

3

(

)

8

(

×100

4.383

特記事項:

ひょう量の方法(7.2 参照)

測定者氏名:

a)

 (5)

−(6)の差が 10 g で(4)の値を超えるため,更に,1 時間乾燥を行った。

 (6)

−(7)の差は 2 g で(4)の値以下である。したがって,この測定試料の乾燥を終了した。


14

M 8705

:2015

表 D.2

小口試料からロットの水分を決定する記録及び計算の手順(一例) 

(質量基準サンプリング) 

参照番号:

適用規格:JIS M 8705

ひょう量の方法(7.2 参照)

試料番号:

測定試料の最小質量:5 kg

測定試料の最大粒度:22.4 mm

日付:

鉄鉱石の銘柄:

ロット名:

測定者氏名:

小口試料

番号

(1)

インクリ

メント数

(2)

乾燥前全

質量

(3)

乾燥後全

質量

(4)

乾燥容器

の質量

(5)

=(2)−(4)

測定試料の

乾燥前質量

(6)

=(3)−(4)

測定試料の

乾燥後質量

(7)

=(5)−(6)

乾燥減量

100

)

5

(

)

7

(

)

8

(

×

=

水分測定値 w

i

(9)

=(1)×(8)

(g)

(g)

(g)

(g)

(g)

(g)

質量分率(%)

1

5

6 015

5 793

950

5 065

4 843

222

4.383

21.915

2

5

6 110

5 895

953

5 157

4 942

215

4.169

20.845

3

5

5 970

5 755

946

5 024

4 809

215

4.279

21.395

4

6

6 280

6 060

955

5 325

5 105

220

4.131

24.786

5

6

5 970

5 750

948

5 022

4 802

220

4.380

26.280

6

5

6 021

5 804

951

5 070

4 853

217

4.280

21.400

7

5

6 123

5 905

953

5 170

4 952

218

4.216

21.080

8

6

6 378

6 154

949

5 429

5 205

224

4.125

24.750

43

 

 182.451

ロットの水分   質量分率(%)

24

.

4

243

.

4

43

451

.

182

)

1

(

)

9

(

=

=

=

備考:


15

M 8705

:2015

表 D.3

小口試料からロットの水分を決定する記録及び計算の手順(一例) 

(時間基準サンプリング) 

参照番号:

適用規格:JIS M 8705

ひょう量の方法(7.2 参照)

試料番号:

測定試料の最小質量:5 kg

測定試料の最大粒度:22.4 mm

日付:

鉄鉱石の銘柄:

ロット名:

測定者氏名:

小口試料

番号

(1)

i

番目の

部分の

質量

(2)

乾燥前全

質量

(3)

乾燥後全

質量

(4)

乾燥容器

の質量

(5)

=(2)−(4)

測定試料の

乾燥前質量

(6)

=(3)−(4)

測定試料の

乾燥後質量

(7)

=(5)−(6)

乾燥減量

100

)

5

(

)

7

(

)

8

(

×

=

水分測定値 w

i

(9)

=(1)×(8)

(t)

(g)

(g)

(g)

(g)

(g)

(g)

質量分率(%)

1

1 520

6 105

5 873

951

5 154

4 922

232

4.501

6 841

2

1 710

6 007

5 785

950

5 057

4 835

222

4.389

7 505

3

1 565

6 130

5 906

953

5 177

4 953

224

4.326

6 770

4

1 478

5 983

5 760

949

5 034

4 811

223

4.429

6 546

5

1 330

6 042

5 807

952

5 090

4 855

235

4.616

6 139

6

1 623

6 112

5 916

948

5 164

4 968

196

3.795

6 159

7

1 587

5 980

5 760

952

5 028

4 808

220

4.375

6 943

8

1 431

6 210

6 003

950

5 260

5 053

207

3.935

5 630

12 244

52 533

ロットの水分   質量分率(%)

29

.

4

290

.

4

244

12

533

52

)

1

(

)

9

(

=

=

=

備考:


16

M 8705

:2015

表 D.4

大口試料から採った 個の測定試料でロットの水分を決定する試験報告書(一例) 

鉄鉱石の銘柄:

ロットの名称及び質量:

試料番号:

測定試料の最小質量:5 kg

測定試料の最大粒度:22.4 mm

日付:

乾燥前の全質量(g)

        (1)

6 004

6 015

  5 970

  5 988

乾燥容器の質量(g)

        (2)

957

950

946

948

測定試料の乾燥前質量 (3)=(1)−(2)

5 047

5 065

  5 024

  5 040

測定試料の乾燥前質量
の 0.05 %値(g)

(4)

000

2

)

3

(

2.5

2.5

2.5

2.5

質量

質量

質量

質量

4

時間乾燥後の全質量(g)

(5)

5 800

5 805

5 768

5 791

(5)

−(6)

 (5)

−(6)

 (5)

−(6)  (5)−(6)

追加 1 時間乾燥後の全質量

(g)

(6)

5 793

7

5 795

10

5 757

11

5 779

12

(6)

−(7)

 (6)

−(7)

 (6)

−(7)  (6)−(7)

再追加 1 時間乾燥後の全質量(g)

  (7)

5 792

1

5 793

2

5 755

2

5 777

2

最終の乾燥減量(g) (8)=(1)−(7) 212

222

215

211

各測定試料の水分  質量分率(%)

(9)

)

3

(

)

8

(

×100

4.200

4.383

4.279

4.186

範囲(%) 0.197

許容差(

表 3) 0.33

ロットの水分  質量分率(%)

26

.

4

262

.

4

4

186

.

4

279

.

4

383

.

4

200

.

4

=

+

+

+

備考:

ひょう量の方法(7.2 参照)

測定者氏名:


17

M 8705

:2015

附属書 JA

(参考)

JIS

と対応国際規格との対比表

JIS M 8705:2015

  鉄鉱石−ロットの水分決定方法

ISO 3087:2011

,Iron ores−Determination of the moisture content of a lot

(I)JIS の規定

(II)

国際規格

番号

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条

ごとの評価及びその内容

(V)JIS と国際規格との技術的差

異の理由及び今後の対策

箇 条 番 号

及び題名

内容

箇条番号

内容

箇 条 ご と

の評価

技術的差異の内容

1

適 用 範

1

一致

2

引 用 規

3

用 語 及

び定義

3

追加

水分用試料,試験試料及び測定

試料の区分概念は,この規格を
理解するうえで重要である。こ

れ ら は , 用 語 の 定 義 ( ISO 

11323

)に記載されているが,

水分測定に則した表現で定義

した。

用語であるため,実質的な差異は

ない。

4

原理

4

一致

5

装置

5

一致

6

試料

試 料 の 保 管 方 法 の

追加

6

追加

JIS M 8702

では,

JIS M 8705

の規定に従い,気密で吸湿性の

ない容器に入れて保管する。

と規定している。試料の保管方

法について規定し,規格間の整

合を図った。

JIS M 8702

に対応する ISO 3082

も同様で,

ISO

に改正提案を行う。

17

M 87

05

201

5


18

M 8705

:2015

(I)JIS の規定

(II) 
国際規格

番号

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容

(V)JIS と国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策

箇 条 番 号

及び題名

内容

箇条番号

内容

箇 条 ご と

の評価

技術的差異の内容

7

手順 7.1

水分測定の回数

7.1

追加

測定試料が 2 個の場合の試料

保管について,追加測定が必要
な場合を考慮し,推奨法を示し

た。

技術的問題はないので現状のま

まとする。

8

検証

検証

8

一致

9

計 算 及

び 結 果 の

表示

9.0A

一般

追加

JIS

では数値の丸め方について

JIS M 8704

に従うと明記した。

技術的問題はないので現状のま
まとする。

9.1

測定試料

9.1

変更

測定試料の水分値表示は,ISO

規格では小数第 2 位。JIS では

小数第 3 位とした。

ロットの大型化を考慮し,水分量

の精度を上げるため,ISO 規格よ

り 1 桁下まで算出。改正提案を行
う。

 9.2

ロット

9.2

変更

ロットの報告水分値は,ISO 

格では小数第 1 位。JIS では小

数第 3 位まで算出して,これを
丸めて小数第 2 位とした。

同上

 9.2.2

小口試料ごと

の水分測定

9.2.2

変更

ISO

規格では,測定試料が 2

個の場合の許容差による判定

基準がなく追加した。

規定が必要。ISO に改正提案を行

う。

 9.2.2

b)

ロットの質

量表示

9.2.2 b)

変更

ロ ッ ト の 質 量 表 示 に つ い て

ISO

規格は特に規定していな

いが,JIS では小数点以下を丸

めて整数とより明確化した。

技術的問題はないので現状のま
まとする。

 9.2.3

インクリメン

ト ご と に 水 分 測 定

を し た 場 合 の 結 果

表示

9.2.3

変更

インクリメントごとの水分測
定において,時間基準サンプリ

ングの場合が抜けているので

追加した。

規定が必要。ISO に改正提案を行
う。

10

試験報

告書

b)

ロッ ト 識 別の た

めの記載

10 b)

追加

試験報告書において,ロット識
別の記載例を追加した。

JIS

では,実態に合わせて追加。

単なる例示であり,現状のままと

する。

18

M 87

05

201

5


19

M 8705

:2015

(I)JIS の規定

(II) 
国際規格

番号

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容

(V)JIS と国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策

箇 条 番 号

及び題名

内容

箇条番号

内容

箇 条 ご と

の評価

技術的差異の内容

附属書 A

粘 着 性 又
は 過 度 の

水 分 を 含

む 鉄 鉱 石
の 水 分 決

定方法

一致

附属書 B

散 水 量 及
び / 又 は

降 水 量 の

補正

B.1.3

一般

B.1.3

追加

箇条 9 に対応して,附属書でも

数値の丸め方について明記し
た。

技術的問題はないので現状のま

まとする。

B.2.2

散水量の計算

B.2.3

ロットの質量

B.2.2

B.2.3

追加

散水量,ロットの質量表示につ

いて,ISO 規格は特に規定して

いないが,JIS では小数点以下
を丸めて整数で表示とし,より

明確化した。

技術的問題はないので現状のま

まとする。

 B.2.4

水分用試料採

取 前 の 揚 げ 荷 役 中
の散水量補正

B.2.4

追加

散水補正係数 の値を具体的に

規定した。

規格使用者が決定する事項で過

去の共同実験値に基づいた値を
採用。受渡当事者間の協定事項も

残しているので問題ない。

 B.2.4

B.3.6

水分用試料採

取 前 の 揚 げ 荷 役 中

の降水量補正

B.4

水 分 用 試 料 採

取 前 の 揚 げ 荷 役 中

の 散 水 量 及 び 降 水

量補正

B.2.4

B.3.6

B.4

変更

報告水分値は,ISO 規格では小

数第 1 位で表示。JIS では,小
数第 3 位まで算出し,これを丸

めて小数第 2 位で表すとした。

ただし,積地での水分値表示

(B.2.5,B.3.7,B.5)は ISO 

格どおり小数第 1 位とする。

ロットの大型化を考慮し,水分量

の精度を上げるため,ISO 規格よ
り 1 桁下まで算出。

ISO

に改正提案を行うが,その場

合は,積地及び揚地とも小数第 2
位を提案する。

 B.3.2

降水有効面積

B.3.2

追加

ベルトの有効幅の定義を明確
にした。

規格使用者が決定する事項で,日
本で一般的に採用されている定

義を採用。

19

M 87

05

201

5


20

M 8705

:2015

(I)JIS の規定

(II) 
国際規格

番号

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容

(V)JIS と国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策

箇 条 番 号

及び題名

内容

箇条番号

内容

箇 条 ご と

の評価

技術的差異の内容

附属書 B

(続き)

B.3.3

降水期間

B.3.3

追加

降水期間の取扱いに関し,ロッ

トを複数港揚げをする際の降
水量補正法を追加した。

揚地での事項のため,JIS だけの

対象と考える。ISO 規格の改正提
案はしない。

 B.3.4

降水量   B.3.4

追加

雨量計が設置されていない場

合に,最寄りの測候所の測定値

の採用を認めた。

雨量計のトラブル対応も含めて

追加したもの。非鉄部門でも採用

されているケースがあり問題は
ない。

附属書 C

(参考)

附属書 D

(参考)

JIS

と国際規格との対応の程度の全体評価:ISO 3087:2011,MOD

注記 1  箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。

    −  一致……………… 技術的差異がない。

    −  追加……………… 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。 
    −  変更……………… 国際規格の規定内容を変更している。

注記 2  JIS と国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。

    −  MOD……………  国際規格を修正している。

20

M 87

05

201

5