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M 8704

:2015

(1)

目  次

ページ

序文  

1

1

  適用範囲  

1

2

  引用規格  

1

3

  用語及び定義  

1

4

  一般事項  

2

5

  ロットの乾鉱質量及び品質特性値の決定方法  

2

5.1

  一般  

2

5.2

  ロットの乾鉱質量決定方法  

2

5.3

  ロットの品質特性値の決定方法  

2

附属書 A(規定)ロットの乾鉱質量決定方法  

3

附属書 B(規定)合積み鉄鉱石の揚げ港別及び鉱種別湿鉱質量の決定方法  

4

附属書 C(規定)鉄鉱石の分割荷揚げ時のサンプリング方法及びロットの品質特性値の決定方法  

8


M 8704

:2015

(2)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 12 条第 1 項の規定に基づき,一般社団法人日本鉄鋼連盟(JISF)から,工

業標準原案を具して日本工業規格を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済

産業大臣が制定した日本工業規格である。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実

用新案権に関わる確認について,責任はもたない。


日本工業規格

JIS

 M

8704

:2015

鉄鉱石−ロットの質量及び品質特性値の決定方法

Iron ores-Determination of the mass and quality characteristic of a lot

序文 

この規格は,一般社団法人日本鉄鋼連盟の旧鉄鋼原料品位調査委員会が定めた鉄鋼業界法のうち,輸入

鉄鉱石の受入検収におけるロットの質量及び品質特性値の決定に関する規定を日本工業規格として新たに

制定したものである。

適用範囲 

この規格は,輸入鉄鉱石の検収において,受け入れた鉄鉱石のロットの質量及び品質特性値の決定方法

について規定する。この方法は,天然の鉄鉱石及び処理鉄鉱石に適用する。

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS M 8202

  鉄鉱石−分析方法通則

JIS M 8700

  鉄鉱石及び還元鉄−用語

注記  上記の規格の対応国際規格は,ISO 11323,Iron ore and direct reduced iron−Vocabulary である。

JIS M 8702

  鉄鉱石−サンプリング及び試料調製方法

注記  上記の規格の対応国際規格は,ISO 3082,Iron ores−Sampling and sample preparation procedures

である。

JIS M 8705

  鉄鉱石−ロットの水分決定方法

注記  上記の規格の対応国際規格は,ISO 3087,Iron ores−Determination of the moisture content of a

lot

である。

JIS Z 8401

  数値の丸め方

用語及び定義 

この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS M 8700 によるほか,次による。

3.1 

分割荷揚げ 

一つの船において,特定の鉱種(銘柄)の鉄鉱石をロットを分割し複数の港で荷揚げすること,又は複

数の鉱種(銘柄)を合積みしている場合でロットを分割せず鉱種で分割して複数の港で荷揚げすること。

3.2 

喫水検量 


2

M 8704

:2015

積荷の荷揚げ前後の船の喫水を計測し,その差から荷揚げした(又は積載した)鉄鉱石の湿鉱質量を特

定すること。

一般事項 

数値の丸め方は,JIS Z 8401 による。ただし,規則 A 又は規則 B のいずれによるかは,受渡当事者間の

協定による。

ロットの乾鉱質量及び品質特性値の決定方法 

5.1 

一般 

湿鉱質量は,喫水検量によって決定される。荷揚げ形態には,単一鉱種(銘柄)を 1 港で全量を荷揚げ

する形態のほかに,複数鉱種(銘柄)を 1 港で全量を荷揚げする形態,又は単一若しくは複数鉱種(銘柄)

が積載されている場合で,複数の港で分割荷揚げする形態がある。各形態における港別かつ鉱種(銘柄)

別の揚げ湿鉱質量の決定方法について規定する。

湿鉱質量及び測定水分値から,取引きのベースとなる乾鉱質量が決定される。各揚げ港での揚げ湿鉱質

量は,ロットの品質特性値を各港の品質特性値の加重平均で算出するときに用いられる。

5.2 

ロットの乾鉱質量決定方法 

ロットの乾鉱質量決定方法は,

附属書 及び附属書 による。

5.3 

ロットの品質特性値の決定方法 

ロットの品質特性値の決定方法は,該当するそれぞれの鉄鉱石の日本工業規格の規定に従う。単一又は

複数の鉱種(銘柄)の鉄鉱石を複数の港で分割荷揚げした場合は,

附属書 による。


3

M 8704

:2015

附属書 A

(規定)

ロットの乾鉱質量決定方法

A.1 

適用 

この附属書は,鉄鉱石のロットの乾鉱質量を決定する方法について規定する。

A.2 

ロットの乾鉱質量決定方法 

A.2.1 

一般 

ロットの乾鉱質量の決定方法は,A.2.2 又は A.2.3 による。質量は,小数第 1 位以下を丸め,整数で表す。

A.2.2 1

港揚げ 

a)

湿鉱質量を喫水検量によって求める。複数鉱種(銘柄)の 1 港揚げの場合は,

附属書 によって求め

る。

b)

乾鉱質量を次の式によって算出する。

)

100

1

(

d

M

m

m

×

=

ここに,

M

JIS M 8705

によるロットの水分[質量分率(

%

m

d

ロットの乾鉱質量(

t

m

ロットの湿鉱質量(

t

A.2.3 

単一又は複数鉱種(銘柄)の分割荷揚げ 

鉱種(銘柄)ごとの乾鉱質量の決定方法は,次による。

a)

揚げ港別,鉱種別の湿鉱質量は,

附属書 によって求める。

b)

揚げ港別の乾鉱質量を次の式によって算出する。

)

100

1

(

d

i

i

i

M

m

m

×

=

ここに,

M

i

JIS M 8705

による,番目の港で荷揚げされたサブロット

1)

の水分[質量分率(

%

m

di

i

番目の港で荷揚げされたサブロットの乾鉱質量(

t

m

i

i

番目の港で荷揚げされたサブロットの湿鉱質量(

t

1)

この規格では,複数港で分割荷揚げした場合の各港での荷揚げ分をサブロットと呼ぶ。

c)

各揚げ港でのサブロットの乾鉱質量を全て加えたものをロットの乾鉱質量 m

d

とし,次の式によって算

出する。

dn

1

d

d

m

m

m

+

⋅⋅

⋅⋅

⋅⋅

+

=


4

M 8704

:2015

附属書 B

(規定)

合積み鉄鉱石の揚げ港別及び鉱種別湿鉱質量の決定方法

B.1 

適用 

この附属書は,

1

船に合積みした複数鉱種(銘柄)の鉄鉱石を,一つ又は複数の港で荷揚げする場合の

揚げ港別・鉱種別の湿鉱質量決定方法について規定する。単一鉱種(銘柄)を複数の港で荷揚げした場合

もこれに準じる。

B.2 

要旨 

複数鉱種を一つの港だけで荷揚げする場合の各鉱種の湿鉱質量は,喫水検量によって求めた複数鉱種込

みの受入総湿鉱質量を,船荷証券(

B/L

)記載の鉱種別湿鉱質量の

B/L

記載の総湿鉱質量に対する比(鉱

種別

B/L

湿鉱質量比)によってあん(按)分して求める。ただし,受入れ数量の最も多い鉱種の湿鉱質量

は,受入総湿鉱質量から他の鉱種の湿鉱質量の和を差し引いて求める。

複数鉱種を荷揚げする場合の各鉱種の揚げ港別湿鉱質量は,各揚げ港の喫水検量によって求めた複数鉱

種込みの揚げ湿鉱質量を,各揚げ港のコンベヤスケールによる鉱種別検量比によってあん(按)分して求

める。ただし,最終港の鉱種別湿鉱質量は,B.3.3

a)

で求めた鉱種別受入総湿鉱質量から,他の港で荷揚

げされた鉱種別湿鉱質量を差し引いて求める。

B.3 

質量決定方法 

B.3.1 

一般 

揚げ港別・鉱種別湿鉱質量決定方法は,B.3.2 又は B.3.3 による。質量は,小数第

1

位以下を丸めて,整

数で表す。

B.3.2 

複数鉱種の 港揚げ 

a)

複数鉱種込みの受入総湿鉱質量を,喫水検量によって求める。

b)

a)

の受入総湿鉱質量を,鉱種別

B/L

湿鉱質量比によってあん(按)分し,鉱種別湿鉱質量とする。た

だし,受入数量の最も多い鉱種の湿鉱質量は,受入総湿鉱質量から,他の鉱種の湿鉱質量の和を差し

引いて求める。航海中の排水質量は,当該鉱種の

B/L

湿鉱質量から控除する。

注記

各鉱種別に喫水検量を行って,それぞれの湿鉱質量を求める方法もあるが,ここでは規定し

ない。

B.3.3 

複数鉱種の複数港揚げ 

複数鉱種の複数港揚げの場合の湿鉱質量の決定は,次の手順による。単一鉱種(銘柄)の複数港揚げの

場合もこれに準じる。

a)

複数鉱種込みの受入総湿鉱質量及び鉱種別受入総湿鉱質量は,B.3.2 の a)

及び b)

に準じて求める。

b)

各揚げ港における複数鉱種込みの揚げ湿鉱質量は,喫水検量によって求める。

2

港目以降は,出港時

だけ喫水検量を行い,直前港の出港時の喫水検量との差から複数鉱種込みの揚げ湿鉱質量を求める。

c)

b)

の複数鉱種込みの揚げ湿鉱質量を,各揚げ港のコンベヤスケールによる鉱種別検量比によってあん

(按)分し,揚げ港別・鉱種別の湿鉱質量を求める。ただし,最終港の鉱種別湿鉱質量は,a)

で求め

た鉱種別受入総湿鉱質量から,他の港で荷揚げされた鉱種別湿鉱質量を差し引いて求める。


5

M 8704

:2015

注記

コンベヤスケールの点検・整備は,正しい鉱種別検量比を求めるのに重要である。

B.3.4 

揚げ港別・鉱種別湿鉱質量の計算例 

a) 3

鉱種の 港揚げ 

L

00

L

01

D

00

U

11

m

m

m

m

×

=

L

00

L

02

D

00

U

12

m

m

m

m

×

=

)

(

U

12

U

11

D

00

U

13

m

m

m

m

+

=

1)

1)

計算上は,

L

00

L

03

D

00

U

13

m

m

m

m

×

=

となるが,鉱種

No.3

が受入れ数量が最多の場合を例示。

ここに,

m

11U

鉱種

No.1

湿鉱質量

m

12U

鉱種

No.2

湿鉱質量

m

13U

鉱種

No.3

湿鉱質量

m

00D

喫水検量による複数鉱種込みの受入総湿鉱質量

m

00L

 B/L

記載総湿鉱質量(航海中の排水質量を控除した値)

m

01L

鉱種

No.1 B/L

記載湿鉱質量

m

02L

鉱種

No.2 B/L

記載湿鉱質量  (当該鉱種の排水質量を控除した値)

m

03L

鉱種

No.3 B/L

記載湿鉱質量

b) 3

鉱種の 港揚げ 

1)

1

港の鉱種別湿鉱質量

1.1)

鉱種別受入総湿鉱質量

L

00

L

01

D

00

R

01

m

m

m

m

×

=

L

00

L

02

D

00

R

02

m

m

m

m

×

=

)

(

R

02

R

01

D

00

R

03

m

m

m

m

+

=

2)

2)

計算上は,

L

00

L

03

D

00

R

03

m

m

m

m

×

=

となるが,鉱種

No.3

が受入れ数量が最多の場合を例示。

ここに,

m

01R

鉱種

No.1

受入総湿鉱質量

m

02R

鉱種

No.2

受入総湿鉱質量

m

03R

鉱種

No.3

受入総湿鉱質量

m

00D

喫水検量による複数鉱種込みの受入総湿鉱質量

m

00L

 B/L

記載総湿鉱質量(航海中の排水質量を控除した値)

m

01L

  鉱種

No.1 B/L

記載湿鉱質量

m

02L

  鉱種

No.2 B/L

記載湿鉱質量  (当該鉱種の排水質量を控除した値)

m

03L

  鉱種

No.3 B/L

記載湿鉱質量


6

M 8704

:2015

1.2)

鉱種別湿鉱質量

C

10

C

11

D

10

U

11

m

m

m

m

×

=

C

10

C

12

D

10

U

12

m

m

m

m

×

=

)

(

U

12

U

11

D

10

U

13

m

m

m

m

+

=

3)

3)

計算上は,

C

10

C

13

D

10

U

13

m

m

m

m

×

=

となるが,鉱種

No.3

が受入れ数量が最多の場合を例示。

ここに,

m

11U

鉱種

No.1

湿鉱質量

m

12U

鉱種

No.2

湿鉱質量

m

13U

鉱種

No.3

湿鉱質量

m

10D

喫水検量による第

1

港の複数鉱種込み揚げ湿鉱質量

m

10C

コンベヤスケールによる第

1

港の複数鉱種込み受入湿鉱質量

m

11C

コンベヤスケールによる第

1

港の鉱種

No.1

湿鉱質量

m

12C

コンベヤスケールによる第

1

港の鉱種

No.2

湿鉱質量

m

13C

コンベヤスケールによる第

1

港の鉱種

No.3

湿鉱質量

2)

2

港の鉱種別湿鉱質量

C

20

C

21

D

20

U

21

m

m

m

m

×

=

C

20

C

22

D

20

U

22

m

m

m

m

×

=

)

(

U

22

U

21

D

20

U

23

m

m

m

m

+

=

4)

4)

計算上は,

C

20

C

23

D

20

U

23

m

m

m

m

×

=

となるが,鉱種

No.3

が受入れ数量が最多の場合を例示。

ここに,

m

21U

2

港の鉱種

No.1

湿鉱質量

m

22U

2

港の鉱種

No.2

湿鉱質量

m

23U

2

港の鉱種

No.3

湿鉱質量

m

20D

喫水検量による第

2

港の複数鉱種込み揚げ湿鉱質量

m

20C

コンベヤスケールによる第

2

港の複数鉱種込み受入湿鉱質量

m

21C

コンベヤスケールによる第

2

港の鉱種

No.1

湿鉱質量

m

22C

コンベヤスケールによる第

2

港の鉱種

No.2

湿鉱質量

m

23C

コンベヤスケールによる第

2

港の鉱種

No.3

湿鉱質量

3)

3

港の鉱種別湿鉱質量

)

(

U

21

U

11

R

01

U

31

m

m

m

m

+

=

5)

)

(

U

22

U

12

R

02

U

32

m

m

m

m

+

=

5)

)

(

U

23

U

13

R

03

U

33

m

m

m

m

+

=

5)


7

M 8704

:2015

5)

各値は計算上,

C

30

C

31

D

30

U

31

m

m

m

m

×

=

C

30

C

32

D

30

U

32

m

m

m

m

×

=

C

30

C

33

D

30

U

33

m

m

m

m

×

=

となるが,最終港

の扱いに基づく。

ここに,

m

31U

3

港の鉱種

No.1

湿鉱質量

m

32U

3

港の鉱種

No.2

湿鉱質量

m

33U

3

港の鉱種

No.3

湿鉱質量

m

01R

1

港の鉱種

No.1

受入総湿鉱質量

m

02R

1

港の鉱種

No.2

受入総湿鉱質量

m

03R

1

港の鉱種

No.3

受入総湿鉱質量

m

11U

1

港の鉱種

No.1

湿鉱質量

m

12U

1

港の鉱種

No.2

湿鉱質量

m

13U

 

1

港の鉱種

No.3

湿鉱質量

m

21U

 

2

港の鉱種

No.1

湿鉱質量

m

22U

 

2

港の鉱種

No.2

湿鉱質量

m

23U

 

2

港の鉱種

No.3

湿鉱質量

m

30D

 

喫水検量による第

3

港の複数鉱種込みの湿鉱質量

m

30C

 

コンベヤスケールによる第

3

港の複数鉱種込み受入湿鉱質量

m

31C

 

コンベヤスケールによる第

3

港の鉱種

No.1

湿鉱質量

m

32C

 

コンベヤスケールによる第

3

港の鉱種

No.2

湿鉱質量

m

33C

 

コンベヤスケールによる第

3

港の鉱種

No.3

湿鉱質量


8

M 8704

:2015

附属書 C 
(規定)

鉄鉱石の分割荷揚げ時のサンプリング方法及び

ロットの品質特性値の決定方法

C.1 

適用 

この附属書は,

1

ロットの鉄鉱石を,複数の港で分割荷揚げをする場合の,サンプリング方法及びロッ

トの品質特性値の決定方法について規定する。

C.2 

インクリメントの採取個数 

各銘柄の鉄鉱石は,

1

船を

1

ロットとして JIS M 8702 

表 に規定するインクリメントの最小必要個数

を選ぶ。各揚げ港においては,その港における荷揚げ質量に比例する個数のインクリメントを割り付けて

採取する。この場合,揚げ港ごとにランダムスタートによって,全揚げ港を通じて同一質量間隔でインク

リメントを採取する。

注記 1

コンベヤスケールなどの誤差によって,必要インクリメントを採取した時点でまだ積荷が残

っている場合は,追加の採取をするのがよい。必要インクリメント数に満たない場合は,次

の揚げ港で不足分を追加するのがよい。前者の場合,次の揚げ港でのインクリメント個数を

調整する必要はない。

注記 2

割付けられたインクリメント個数では,当該港で荷揚げしたサブロットの特性値の推定(操

業管理に使用)に精度の上で問題がある場合,規定した間隔でインクリメントを採取する間

で,数個のインクリメントを追加試料として採取してもよい。

C.3 

水分決定方法 

ロットの水分

M

は,各揚げ港のサブロットの報告水分(

M

1

M

n

)の,それぞれの湿鉱質量(

m

1

m

n

による加重平均値を

表 C.1 の式によって求める。ロットの水分及び各揚げ港におけるサブロットの報告水

分は,小数第

3

位以下を丸めて,小数第

2

位で表す。

注記

表 C.1 の式で求めたロットの水分は,ロットの乾鉱質量の決定には用いることはできないこと

に注意する。

表 C.1−水分計算式 

項目

第 1 港

第 n 港

ロット

湿鉱質量

t

m

1

m

n

n

1

m

m

m

m

i

+

⋅⋅

+

⋅⋅

+

=

水分

質量分率(%)

M

1

M

n

m

M

m

M

m

M

m

M

i

i

n

n

1

1

+

⋅⋅

+

⋅⋅

+

=

 M

i

:  番目の港で揚げたサブロットの水分

 M

:  ロットの水分

 m

i

:  番目の港で揚げたサブロットの湿鉱質量

  m

:  ロットの湿鉱質量


9

M 8704

:2015

C.4 

粒度決定方法 

ロットの粒度

S

は,各揚げ港のサブロットの報告粒度(

S

1

S

n

)の,それぞれの湿鉱質量(

m

1

m

n

)に

よる加重平均値を

表 C.2 の式によって求める。

ロットの粒度及び各揚げ港におけるサブロットの報告粒度は,小数第

2

位以下を丸めて,小数第

1

位で

表す。

表 C.2−粒度計算式 

項目

第 1 港

第 n 港

ロット

湿鉱質量

t

m

1

m

n

n

1

m

m

m

m

i

+

⋅⋅

+

⋅⋅

+

=

粒度

a)

質量分率(%)

S

1

S

n

m

m

S

m

S

m

S

S

i

i

n

n

1

1

+

⋅⋅

+

⋅⋅

+

=

a)

粒度を乾量基準で決定する場合は,この表の m

i

をそれぞれ,C.3 での水分 M

i

によって求めた乾

鉱質量 m

d

i

に置き換える。

  S

i

:  番目の港で揚げたサブロットの粒度

  S

:  ロットの粒度

C.5 

成分品位の決定方法 

ロットの成分品位

A

は,各揚げ港のサブロットの報告成分品位(

A

1

A

n

)の,それぞれの乾鉱質量(

m

d1

m

dn

)による加重平均値を

表 C.3 の式によって求める。ロットの成分品位及びサブロットの報告成分品位

は,丸めて JIS M 8202 に規定する小数位で表す(

表 C.5 参照)。

表 C.3−成分品位計算式 

項目

第 1 港

第 n 港

ロット

乾鉱質量

t

m

d1

m

dn

dn

d

1

d

d

m

m

m

m

i

+

⋅⋅

+

⋅⋅

+

=

分析値

質量分率(%)

A

1

A

n

d

dn

n

d

1

d

1

m

m

A

m

A

m

A

A

i

i

+

⋅⋅

+

⋅⋅

+

=

  A

: ロットの成分品位

  A

i

: 番目の港で揚げたサブロットの成分分析値

m

d

i

: 番目の港で揚げたサブロットの乾鉱質量

 m

d

: ロットの乾鉱質量

C.6 

物理特性値の決定方法 

ロットの物理特性値

P

は,各揚げ港のサブロットの報告物理特性値(

P

1

P

n

)の,それぞれの乾鉱質量

m

d1

m

dn

)による加重平均値を

表 C.4 の式によって求める。

ロットの物理特性値及び各揚げ港におけるサブロットの報告物理特性値は,小数第

2

位以下を丸めて,

小数第

1

位で表す(被還元性は小数第

1

位以下を丸めて,整数で表す。


10

M 8704

:2015

表 C.4−物理特性値計算式 

項目

第 1 港

第 n 港

ロット

乾鉱質量

t

m

d1

m

dn

dn

d

1

d

d

m

m

m

m

i

+

⋅⋅

+

⋅⋅

+

=

物理特性値

(質量分率  %,daN

など)

P

1

P

n

d

dn

n

d

1

d

1

m

m

P

m

P

m

P

P

i

i

+

⋅⋅

+

⋅⋅

+

=

  P

:  ロットの物理特性値

 P

i

:  番目の港で揚げたサブロットの物理特性値

C.7 

試験結果の表示 

報告書に記載する試験結果の表示は,該当する日本工業規格によるが,参考として

表 C.5 に示す。

表 C.5−報告書に記載する試験結果の表示(参考) 

特性値

試験結果の表示

化学成分

JIS M 8202 

T.Fe

(全鉄分)

,FeO,SiO

2

,Al

2

O

3

,C.W.

(化合水)

,CaO,MgO,Mn,TiO

2

小数第 2 位

P

,V,Zn,Cu,Ni,Cr,Pb,Co,Sn,

Bi

,S

小数第 3 位

ただし,P 及び S が質量分率 1 %以上

の場合並びに Cu,Ni,Cr,V,Sn 及
び Zn が質量分率 0.1 %以上の場合は,

小数第 2 位。

水分

JIS M 8705 

小数第 2 位

粒度

JIS M 8706 

小数第 1 位

物理特性

落下強度指数 SI      JIS M 8711

小数第 1 位

回転強度指数 TI      JIS M 8712

小数第 1 位

摩耗強度指数 AI      JIS M 8712

小数第 1 位

還元率 R      JIS M 8713

整数

低温還元粉化指数 RDI      JIS M 8720

小数第 1 位

圧潰強度指数 CS      JIS M 8718

小数第 1 位

膨れ指数 V

FS

      JIS M 8715

小数第 1 位

参考文献 JIS 

8706

  鉄鉱石及び還元鉄−ふるい分けによる粒度分布の測定方法 

JIS M 8711

  鉄鉱石焼結鉱−落下強度試験方法

JIS M 8712

  鉄鉱石−回転強度試験方法

JIS M 8713

  鉄鉱石−被還元性試験方法

JIS M 8715

  鉄鉱石ペレット−膨れ試験方法

JIS M 8718

  鉄鉱石ペレット−圧かい強度試験方法

JIS M 8720

  鉄鉱石−低温還元粉化試験方法