>サイトトップへ >このカテゴリの一覧へ

M 8601

:2005

(1)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,炭素協会(JCA)/財

団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申出があり,日本工

業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。

これによって,JIS M 8601:1960 は改正され,この規格に置き換えられる。

この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の

実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会

は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新

案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。


M 8601

:2005

(2)

目  次

ページ

1.

  適用範囲 1

2.

  引用規格 1

3.

  種類及び区分  1

4.

  分析・試験方法  2

 


日本工業規格

JIS

 M

8601

:2005

天然黒鉛

Natural graphite

1. 

適用範囲  この規格は,天然黒鉛の品位について規定する。

2. 

引用規格  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS M 8511

  天然黒鉛の工業分析及び試験方法

3. 

種類及び区分  天然黒鉛は,外観及び性状によって,次のりん(鱗)状黒鉛及び土状黒鉛の 2 種類とす

る。

a) 

りん状黒鉛  外観が,りん状,葉状,針状などを示すものを大半含んでいる黒鉛で,銀灰黒色の強い

金属光沢をもつもので,品位によって

表 に区分する。

b) 

土状黒鉛  外観が土状及び土塊状を示すものを大半含んでいる黒鉛で,微晶質のもので,品位によっ

表 に区分する。

  1  りん状黒鉛

単位  %

品      位

りん状黒鉛

の区分

固定炭素

揮発分

灰分

指定不純物(

1

)

粒度(

1

)

主な用途例

    (参考)

C  99

C  98

C  97

C  96

C  95

C  94

C  93

C  92

C  91

C  90

    99.0

以上

    98.0

以上

    97.0

以上

    96.0

以上

    95.0

以上

    94.0

以上

    93.0

以上

    92.0

以上

    91.0

以上

    90.0

以上

  0.3

以下

  1.0

以下

  1.0

以下

  1.0

以下

  1.0

以下

  1.0

以下

  1.5

以下

  1.5

以下

  1.5

以下

  1.5

以下

  0.7

以下

  1.0

以下

  2.0

以下

  3.0

以下

  4.0

以下

  5.0

以下

  5.5

以下

  6.5

以下

  7.5

以下

  8.5

以下

電気ブラシ

乾電池

パッキン

鉛筆

耐火物

るつぼ

減摩材

C  85

C  80

C  75

    85.0

以上

    80.0

以上

    75.0

以上

  2.5

以下

  3.0

以下

  4.0

以下

 12.5

以下

 17.0

以下

 21.0

以下

酸化けい素(Ⅳ)

酸化アルミニウム

酸化鉄(Ⅲ)

酸化銅

鋼管引抜

鋳物・耐火物

その他

注(

1

)

指定不純物の含有量及び粒度については,用途別によって多種多様なため,当事者間の協定によって決定する。


2

M 8601

:2005

  2  土状黒鉛

単位  %

品      位

土状黒鉛

の区分

固定炭素

揮発分

灰分

指定不純物(

1

)

粒度(

1

)

主な用途例

    (参考)

A  94

A  92

A  90

94.0

以上

92.0

以上

90.0

以上

   2.0

以下

   2.0

以下

   2.0

以下

   4.0

以下

   6.0

以下

   8.0

以下

減摩材

鉛筆

線引

A  85

A  80

A  75

85.0

以上

80.0

以上

75.0

以上

   2.5

以下

   2.5

以下

   4.0

以下

    12.5

以下

    17.5

以下

    21.0

以下

  酸化けい素(Ⅳ)

  酸化アルミニウム

   酸化銅(Ⅱ)

  硫黄

 
 
 

乾電池・防錆材 
炭素棒・昇熱材

鋳物

注(

1

)

指定不純物の含有量及び粒度については,用途別によって多種多様なため,当事者間の協定によって決定する。

4. 

分析・試験方法  固定炭素,揮発分,灰分,指定不純物及び粒度の分析及び試験方法は,JIS M 8511

による。