>サイトトップへ >このカテゴリの一覧へ

M 8265

:2005

(1) 

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,日本フェロアロイ

協会(JFA)/財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申出

があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。

これによって,JIS M 8265:1994 は改正され,この規格に置き換えられる。

改正に当たっては,日本工業規格と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格の作成及び日

本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO 5975:1983,Chromium ores−

Determination of calcium and magnesium contents

−EDTA titrimetric method を基礎として用いた。

この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の

実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会

は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新

案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。

JIS M 8265

には,次に示す附属書がある。

附属書 1(参考)JIS と対応する国際規格との対比表


2

M 8265

:2005

目  次

ページ

序文 

1

1.

  適用範囲

1

2.

  引用規格

1

3.

  一般事項

1

4.

  定量方法の種類 

1

5.

  マグネシウム定量方法 

2

5.1

  エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム滴定方法

2

5.2

  EDTA 滴定方法 

5

附属書 1(参考)JIS と対応する国際規格との対比表

11

 
 
 


     

日本工業規格

JIS

 M

8265

:2005

クロム鉱石−マグネシウム定量方法

Chromium Ores

Methods for determination of magnesium content

序文  この規格は,1983 年に第 1 版として発行された ISO 5975:1983,Chromium ores−Determination of

calcium and magnesium contents

−EDTA titrimetric method を翻訳し,技術的内容を変更して作成した日本工

業規格である。

なお,本体の 5.1 は我が国独自の定量方法を追加したものである。1.4.及び 5.2 で側線又は点線の下線

を施してある箇所は,原国際規格を変更している事項である。変更の一覧表をその説明を付けて,

附属書

1

(参考)に示す。

1. 

適用範囲  この規格は,クロム鉱石中のマグネシウム定量方法について規定する。

備考1.  クロム鉱石中のマグネシウム含有率は,酸化マグネシウム含有率として表示することができ

る。

2. 

この規格の対応国際規格を,次に示す。

なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21 に基づき,IDT(一致している)

,MOD

(修正している)

,NEQ(同等でない)とする。

ISO 5975:1983

, Chromium ores − Determination of calcium and magnesium contents − EDTA

titrimetric method (MOD)

2. 

引用規格  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS K 8001

  試薬試験方法通則

JIS M 8261

  クロム鉱石−化学分析方法−通則

備考 ISO 

6629:1981

  Chromium ores and concentrations−Methods of chemical analysis−General

instructions

からの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。

3. 

一般事項  定量方法に共通な一般事項は,JIS M 8261 による。

4. 

定量方法の種類  定量方法の種類及びマグネシウム含有率の範囲は,表 による。


 
2

M 8265

:2005

     

  1  定量方法の種類及び範囲

定量方法

マグネシウム含有率の範囲

%(質量分率)

箇条番号

エチレンジアミン四酢酸二水素

二ナトリウム滴定方法

3.0

以上 20.0  以下

5.1 

EDTA

滴定方法 3.0

以上

5.2 

5. 

マグネシウム定量方法

5.1 

エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム滴定方法

5.1.1 

要旨  試料を硝酸と過塩素酸で分解してクロムを酸化し,塩酸で大部分のクロムを二塩化二酸化ク

ロムとして揮散させる。未溶解残さをこし分け,加熱して灰化した後,硫酸とふっ化水素酸とで二酸化け

い素を揮散させ,二硫酸カリウムで融解して主液に合わせる。

アンモニア水で鉄,アルミニウム,クロムなどを沈殿させてろ過する。溶液の一定量を 2 個分取し,1

個は緩衝溶液で pH を調節して,エリオクロムブラック T(以下,EBT という。

)を指示薬としてエチレン

ジアミン四酢酸二水素二ナトリウム(以下,EDTA2Na という。

)標準溶液でマグネシウムとカルシウムの

合量を滴定する。別の分取液は,水酸化カリウム溶液で pH を調節して,カルセイン及びチモールフタレ

イン混合指示薬を指示薬として EDTA2Na 標準溶液でカルシウムを滴定し,先のマグネシウムとカルシウ

ムの合量の滴定量から差し引き,マグネシウムを定量する。

5.1.2 

試薬  試薬は,次による。

a) 

塩酸

b) 

塩酸(1+11+31+100)

c) 

硝酸

d) 

過塩素酸

e) 

ふっ化水素酸

f) 

硫酸

g) 

硫酸(1+1)

h) 

アンモニア水

i) 

アンモニア水(1+100)

j) 

水酸化カリウム溶液(400 g/L)

k) 

ペルオキソ二硫酸アンモニウム溶液(200 g/L)

l) 

二クロム酸カリウム溶液(5 g/L)

m) 

二硫酸カリウム

n) 

緩衝溶液  塩化アンモニウム 68 g を 400 ml の水に溶解し,570 ml のアンモニア水を加え,水で 1 L

とする。

o) 25 

mmol/L 

EDTA2Na

標準溶液(9.306 g/L)  JIS K 8001 の 4.5(滴定用溶液)  (3)(エチレンジアミン四酢

酸二水素二ナトリウム溶液)に規定した 0.05 mol/L EDTA2Na 標準溶液を水で正確に 2 倍に希釈して作

成し,ポリエチレン気密容器に入れて保存する。

p) 

マラカイトグリーン指示薬(2 g/L エタノール溶液)

q) 

エリオクロムブラック 溶液  この溶液の調製及び保存方法は,JIS K 8001 の 4.4(指示薬)表 

よる。


3

M 8265

:2005

     

r) 

カルセイン・チモールフタレイン混合指示薬  カルセイン 1,チモールフタレイン 1,塩化カリウム

100

の割合で混合粉砕する。

5.1.3 

試料はかり取り量  試料はかり取り量は,0.50 g とする。

5.1.4 

操作

安全上の警告  過塩素酸の蒸気は,アンモニア,亜硝酸蒸気又は有機物が存在すると爆発する危険があ

る。蒸気は,過塩素酸を使用しても安全な排気設備を備えた場所で処理しなければならない。

5.1.4.1 

試料溶液の調製

a) 

試料の分解  試料の分解は,次の手順によって行う。

1) 

はかり取った試料(5.1.3)をビーカー(300 ml)に移し,過塩素酸 30 ml 及び硝酸 5 ml を加え,時計皿で

ふたをして,加熱して過塩素酸の濃厚な白煙を発生させ,クロムを酸化する。

2) 

引き続き加熱しながら,時計皿をずらしてビーカーの壁にそって注意しながら塩酸を滴加し,クロ

ムを褐色の二塩化二酸化クロムとして揮散させる。

3) 

更に加熱して白煙を発生させ,いったん還元したクロム(Ⅲ)を十分に酸化し(

1

)

,再び塩酸を加えて

クロムを揮散させ,この操作を褐色の二塩化二酸化クロムが発生しなくなるまで繰り返す。

4) 

引き続き加熱して,乾固する直前まで過塩素酸を揮散させた後,放冷する。

5) 

水 100 ml と塩酸 10 ml とを加えて,塩類を溶解し(

2

)

,ろ紙(5 種 B)を用いてろ過する。

6) 

ビーカー内壁に付着した未溶解残さは,ゴム付ガラス棒でこすってろ紙上に水で移す。

7) 

ろ紙と未溶解残さを温水で 10∼12 回洗浄する。

8) 

ろ液と洗液はビーカー(300 ml)に集め,沸騰しないように加熱して約 100 ml に濃縮した後,主液と

して保存する。

(

1

過塩素酸が不足の場合は,5∼10 ml を追加する。

(

2

塩類が溶解しない場合,穏やかに加熱して溶解する。

b) 

未溶解残さの処理  未溶解残さの処理は,次の手順によって行う。

1) a) 

で得た未溶解残さは,ろ紙とともに白金るつぼ(30 番)に移し入れ,徐々に加熱して乾燥した

後,更に加熱して灰化させる。

2) 

放冷した後,硫酸(1+1)2,3 滴とふっ化水素酸約 5 ml とを加え,飛散しないよう注意しながら加熱

して,蒸発乾固させる。

3) 

白金るつぼ(30 番)に二硫酸カリウム約 2 g を加え,加熱して融解する(

3

)

4) 

放冷した後,主液の入った元のビーカーに白金るつぼごと移し,内容物を加熱して溶解する。

5) 

白金るつぼを水で洗い出す。

(

3

試料の分解が不十分で融解中に塩が析出した場合は,放冷した後,硫酸を数滴追加して再び加

熱して融解する。

5.1.4.2 

共存元素の分離  共存元素の分離は,次の手順によって行う。

a) 5.1.4.1

で得た試料溶液にペルオキソ二硫酸アンモニウム溶液(200 g/L)5 ml を加え,アンモニア水で沈

殿が発生するまで中和し,更に過剰に 2∼3 ml 加える。

b) 

約 5 分間加熱して煮沸して,過硫酸を分解する。

c) 

pH

試験紙を用いて,アンモニア水で溶液の pH を 7∼8 に調節する。

d) 

静置して,沈殿を沈降させた後,ろ紙(5 種 A)を用いて,ろ過する。

e) 

ろ紙及び沈殿を熱アンモニア水(1+100)で 5,6 回洗浄する。

f) 

ろ液及び洗液はビーカー(300 ml)に受けて,主液として保存する。


 
4

M 8265

:2005

     

g) 

沈殿は温水で元のビーカーに洗い落とし,ろ紙に付着した沈殿は熱塩酸(1+3)40∼50 ml を注いで溶解

し,温塩酸(1+100)でろ紙を 10∼12 回洗浄して,元のビーカーに合わせ,沈殿を溶解する。

h) 

この溶液に,ペルオキソ二硫酸アンモニウム溶液(200 g/L)5 ml を加え,アンモニア水で沈殿が発生す

るまで中和し,更に過剰に 2∼3 ml 加える。

i) 

約 5 分間煮沸して,過硫酸を分解する。

j) 

pH

試験紙を用いて,アンモニア水で溶液の pH を 7∼8 に調節する。

k) 

静置して,沈殿を沈降させた後,ろ紙(5 種 A)を用いて,ろ過する。

l) 

熱アンモニア水(1+100)で 5,6 回洗浄し,ろ液及び洗液は主液に合わせる。

m) 

ろ紙及び沈殿は捨てる。

n) 

溶液を沸騰しないように加熱して約 200 ml まで濃縮し,常温まで冷却する。

o) 

この溶液を水で全量フラスコ(250 ml)に移し入れ,標線まで水を加えて混合する。

5.1.4.3 

滴定

a) 

マグネシウムとカルシウムとの合量の滴定

1) 5.1.4.2 

で得た溶液 50 ml を全量ピペットでビーカー(300 ml)に採り,

緩衝溶液[5.1.2 n)]30 ml を加え,

二クロム酸カリウム溶液(5 g/L)2 ml を加え,水で 100∼150 ml に希釈する。

2) 

指示薬としてエリオクロムブラック T 溶液を 4,5 滴加えて,25 mmol/L EDTA2Na 標準溶液[5.1.2 o)]

で滴定し,赤紫色か黄褐色に変化した(赤みが消失する)点を終点とする(V

1

)(

4

)

(

4

終点が判別しにくい場合,40∼50  ℃に加熱して滴定する。

b) 

カルシウムの滴定

1) 5.1.4.2

 で得た溶液 50 ml を全量ピペットでビーカー(300 ml)に採り,マラカイトグリーン指示薬[5.1.2 

p)

]を 3,4 滴加え,水酸化カリウム溶液(400 g/L)を,無色になるまで加え,更に 8∼10 ml を加える。

2) 

水で 200∼250 ml に希釈して,カルセイン・チモールフタレイン混合指示薬[5.1.2 r)]を 0.1∼0.15 g

加え,

25 mmol/L EDTA2Na

標準溶液[5.1.2 o)]で滴定し,

緑色から紫色に変化する点を終点とする(V

3

)

5.1.5 

空試験  試薬だけを用いて,5.1.4.15.1.4.3 の手順に従って試料と併行し操作する。

5.1.6 

計算

5.1.6.1 

マグネシウム含有率の算出  試料中のマグネシウム含有率は,次の式によって算出する。

(

) (

)

[

]

K

m

V

V

V

V

Mg

×

×

×

×

=

100

5

1

6

07

6

00

0.0

4

3

2

1

ここに,  Mg

試料中のマグネシウム含有率[%(質量分率)]

V

1

5.1.4.3 a)

のマグネシウムとカルシウムとの合量の滴定で得た 25 mmol/L

EDTA2Na

標準溶液[5.1.2 o)]の使用量(ml)

V

2

5.1.5

のマグネシウムとカルシウムとの合量の滴定で得た 25 mmol/L

EDTA2Na

標準溶液[5.1.2 o)]の使用量(ml)

V

3

5.1.4.3 b)

のカルシウムの滴定で得た 25 mmol/L EDTA2Na 標準溶液[5.1.2 o]]

の使用量(ml)

V

4

m

5.1.5

のカルシウムの滴定で得た 25 mmol/L EDTA2Na 標準溶液[5.1.2 o)]の

使用量(ml) 
試料はかり取り量(g)

K

乾燥試料への換算係数。乾燥試料を使用した場合には,換算係数は乗じない。


5

M 8265

:2005

     

参考  カルシウム含有率の算出  試料中のカルシウム含有率は,次の式によって算出する。

(

)

K

m

V

V

Ca

×

×

×

×

=

100

5

1

002

001

.

0

4

3

ここに,  Ca

試料中のカルシウム含有率[%(質量分率)

V

3

5.1.4.3 b)

のカルシウムの滴定で得た 25 mmol/L EDTA2Na 標準溶液[5.1.2 o)]

の使用量(ml)

V

4

m

5.1.5

のカルシウムの滴定で得た 25 mmol/L EDTA2Na 標準溶液[5.1.2 o)]の

使用量(ml) 
試料はかり取り量(g)

K

乾燥試料への換算係数。乾燥試料を使用した場合には,換算係数は乗じない。

5.1.6.2 

酸化マグネシウム含有率の算出  マグネシウムを,酸化マグネシウム(MgO)含有率[%(質量分

率)]として表す場合は,次の式によって算出する。

1

58

1.6

×

Mg

MgO

ここに,

MgO

:  酸化マグネシウム含有率[%(質量分率)]

参考  酸化カルシウムの算出  カルシウムを,酸化カルシウム(CaO)含有率[%(質量分率)]として

表す場合は,次の式によって算出する。

992

3

.

1

×

Ca

CaO

ここに,

CaO

:  酸化カルシウム含有率[%(質量分率)]

5.1.7 

許容差  許容差は,表 による。

  2  許容差

マグネシウム含有率

%(質量分率)

室内再現許容差

%(質量分率)

室間再現許容差

%(質量分率)

3.83

以上 13.43 以下 0.008

6×(Mg)

+0.056 0.010

5×(Mg)

+0.258

備考   (Mg)は,マグネシウム含有率[%(質量分率)]である。 
参考  表 中のマグネシウム含有率は,JIS Z 8402-1∼-6[測定方法及び測定結果の精確さ(真度及

び精度)]に従って行った許容差を求めるための共同実験に用いた試料中のマグネシウム含
有率[%(質量分率)

]である。

5.2 EDTA

滴定方法

5.2.1 

要旨  はかり取った試料を硝酸及び過塩素酸で分解する。分解困難なクロム鉱石の場合には,未分

解残さをろ過し,焼成し,ふっ化水素酸で処理して炭酸ナトリウムで融解し,融成物を主液に溶解して合

併する。クロムの大部分を二塩化二酸化クロムとして除去する。

鉄,チタン,アルミニウム,マンガンなどをペルオキソ二硫酸アンモニウムの存在下でアンモニア水に

よって分離する。

主液を分取して,フルオロエキソンを指示薬としてエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム

(以下,

EDTA2Na

という。

)標準溶液(pH=12.5)でカルシウムを滴定する。

別に,もう一つ主液を分取して,カルシウムとマグネシウムとの合量をエリオクロムブラック T を指示

薬として EDTA2Na 標準溶液(pH=10)で滴定する。その差からマグネシウムを定量する。

5.2.2 

試薬

5.2.2.1 

炭酸ナトリウム(無水)


 
6

M 8265

:2005

     

5.2.2.2 

塩化カリウム

5.2.2.3 

硝酸

5.2.2.4 

過塩素酸

5.2.2.5 

塩酸

5.2.2.6 

ふっ化水素酸

5.2.2.7 

アンモニア水

5.2.2.8 

アンモニア水  (1+100)

5.2.2.9 

エタノール(99.5)

5.2.2.10 

塩酸(1+3)

5.2.2.11 

塩酸(1+100)

5.2.2.12 

硫酸(1+1)

5.2.2.13 

ペルオキソ二硫酸アンモニウム溶液(250g/L)

5.2.2.14

水酸化ナトリウム溶液(400g/L)  あらかじめ 30 分間煮沸して,室温まで冷却した蒸留水を使用し

て,使用直前に調製する。

5.2.2.15 

硫酸マグネシウム溶液(25 mmol/L)  あらかじめ 220±10  ℃で恒量になるまで乾燥した硫酸マグ

ネシウム 3.009 3 g を水に溶解し,1 000 ml の全量フラスコに移し入れ,水で標線まで薄める。

5.2.2.16 

塩化マグネシウム溶液(25 mmol/L)  高純度マグネシウム 0.607 7 g を,ビーカー(400 ml)に入れ,

塩酸(5.2.2.10)60∼70 ml を少量ずつ静かに加える。塩化マグネシウムが完全に溶解したら溶液を常温まで冷

却して,1 000 ml の全量フラスコに移し入れ,水で標線まで薄める。

5.2.2.17 

二クロム酸カリウム溶液(5g/L)

5.2.2.18 25 

mmol/L EDTA2Na

標準溶液

5.2.2.18.1 

溶液の調製  EDTA2Na 9.3 g をビーカー(400 ml)に入れ,水 250∼300 ml を加え,50∼60  ℃に加

熱して EDTA2Na を溶解する。溶液を 1 000 ml の全量フラスコにろ過し,常温まで冷却して,水で標線ま

で薄める。

この溶液は,ポリエチレン容器に入れて保存する。

5.2.2.18.2 

溶液の標定  硫酸マグネシウム溶液(5.2.2.15)又は塩化マグネシウム溶液(5.2.2.16)20 ml を三角

フラスコ(500 ml)に分取して水を加えて 100 ml に薄め,緩衝溶液(5.2.2.21)30 ml,二クロム酸カリウム溶液

(5.2.2.17)2 ml

及びエリオクロムブラック T 指示薬と塩化カリウムとの混合物(5.2.2.24)0.1∼0.15 g を加える。

各試薬を添加したら溶液を十分に混合する。

この溶液を,EDTA2Na 溶液(5.2.2.18.1)で,溶液の色がワイン赤から青色に変化するまでゆっくり滴定す

る。滴定に際しては,滴定された溶液を参照して行うことを推奨する。

5.2.2.18.3 

計算  EDTA2Na 標準溶液のマグネシウム相当量 c

Mg

(Mg g/ml)

は,次の式によって計算する。

2

1

1

Mg

20

V

V

m

c

×

=

ここに,  c

Mg

EDTA2Na

標準溶液のマグネシウム相当量

(Mg g/ml)

m

1

硫酸マグネシウム溶液(5.2.2.15)又は塩化マグネシウム溶液(5.2.2.16)1 ml 中
のマグネシウムの質量(g)

V

1

滴定に要した EDTA2Na 標準溶液(5.2.2.18)の量(ml)

V

2

空試験において要した EDTA2Na 標準溶液(5.2.2.18)の量(ml)

EDTA2Na

標準溶液のカルシウム相当量 c

Ca

(Ca g/ml)

は,次の式によって計算する。


7

M 8265

:2005

     

5

648

.

1

×

=

Mg

Ca

c

c

ここに,

C

Ca

: EDTA2Na 標準溶液のカルシウム相当量

(Ca g/ml)

C

Ma

: EDTA2Na 標準溶液のマグネシウム相当量

(Mg g/ml)

1.648 5

:  マグネシウムからカルシウムへの換算係数である。

5.2.2.19

 12.5 mmol/L

EDTA2Na

標準溶液

EDTA2Na

溶液(5.2.2.18)250ml を 500ml の全量フラスコに分取

して水で標線まで薄める。

5.2.2.20

 5

mmol/L

 EDTA2Na

標準溶液

EDTA2Na

溶液(5.2.2.18)100 ml を 500 ml の全量フラスコに分取し

て水で標線まで薄める。

5.2.2.21 

緩衝溶液

  塩化アンモニウム 68 g を 400 ml の水に溶解し,アンモニア水(

5.2.2.7

)570 ml

を加え,

水で 1 L とする。

5.2.2.22 

マラカイトグリーン指示薬

2 g/L エタノール溶液。  〔4-[4‐(ジメチルアミノ)‐α‐フェ

ニールベンジリデン]−2,5‐シクロヘキサジエニリデン〕ジメチルアンモニウムクロライド(C

23

H

25

ClN

2

)

5.2.2.23 

フロオロエキソン指示薬

  〔

[フルオレセイン‐2’,7’‐ジイル‐ビス(メチレンニトリロ)

]四

酢酸〕(C

30

H

26

N

2

O

13

)

フルオロエキソン 0.1 g に塩化カリウム(

5.2.2.2

)10 g

を混ぜて,乳鉢ですりつぶす。

5.2.2.24 

エリオクロムブラック 指示薬

  〔3‐ヒドロキシ-4‐[

(1‐ヒドロキシ‐2‐ナフチル)アゾ]

‐7‐ニトロ‐1‐ナフタレンスルホン酸ナトリウム〕(C

20

H

12

N

3

NaO

7

S)

エリオクロムブラック T 0.1 g に塩化カリウム(

5.2.2.2

)10 g

を混ぜて,乳鉢ですりつぶす。

5.2.3 

装置

  通常の分析室装置及び次のものを準備する。

5.2.3.1 

光電光度滴定計

5.2.4 

操作

5.2.4.1 

試料のはかり取り

  試料 0.25 g をはかり取って,ビーカー(250 ml)に移し入れる。

5.2.4.2 

試料の分解

5.2.4.2.1 

はかり取った試料(

5.2.4.1

)

を水で湿し,硝酸(

5.2.2.3

)5 ml

と過塩素酸(

5.2.2.4

)50 ml

とを加え時計

皿でふたをして過塩素酸の白煙が発生するまで加熱する。

過塩素酸の白煙が発生している状態で 10∼15 分間維持した後,ビーカー内容物を放冷し,ビーカー内壁

と時計皿を水で洗浄し,再度,過塩素酸白煙を発生させ,10∼15 分間継続させる。

はかり取った試料が完全に分解するまでこの操作を繰り返す。

5.2.4.2.2 

分解が困難な試料の場合には,ビーカーの内容物へ,塩酸(

5.2.2.5

)5

∼10 ml と水 30∼40 ml を加

え,加熱して塩類を溶解する。

沈殿物を少量の無灰ろ紙パルプを加えたろ紙(5種 B)でろ過する。ろ紙上の沈殿物を塩酸(

5.2.2.11

)

10

∼12 回洗浄し,洗液は主ろ液に加え,ろ液を主液として保存する。

沈殿物を含むろ紙を白金るつぼに移し入れ,乾燥,灰化した後,800∼900  ℃で 10 分間強熱する。

残さを含むるつぼを放冷する。残さを水数滴で湿し,硫酸(

5.2.2.12

)3

,4 滴,ふっ化水素酸(

5.2.2.6

)2

∼3 ml

加え,硫酸が完全になくなるまで加熱した後,700∼800  ℃で 10 分間強熱する。

るつぼの内容物を放冷する。

残さを炭酸ナトリウム(

5.2.2.1

)1

∼2 g とともに 1 000∼1 100  ℃で融解する。融成物を塩酸 20∼30 ml で加

熱して浸出し溶液を主液に合わせる。

5.2.4.3 

試料溶液の調製

  両方法(

5.2.4.2.1

及び

5.2.4.2.2

)

で得た溶液を,過塩素酸白煙が発生するまで  蒸

発する。


 
8

M 8265

:2005

     

時計皿を外して,塩酸(

5.2.2.5

)

をビーカーの内壁を伝わらせて二塩化二酸化クロムの褐色蒸気が発生しな

くなり,クロムが 3 価に還元するまで穏やかに滴加する。ビーカーに時計皿をかぶせ,クロムが完全に酸

化するまで加熱を継続する。二塩化二酸化クロム揮散の操作を,クロムの大部分がなくなり,溶液がほと

んど無色になるまで繰り返す。

塩酸(

5.2.2.5

)5

∼7 ml と水 30∼40 ml とを加え,加熱して塩類を溶解する。ビーカーの内容物を放冷する。

ビーカーの内壁及び時計皿を水で洗う。

溶液を熱水で 80∼100 ml に薄め,ペルオキソ二硫酸アンモニウム溶液(

5.2.2.13

)5 ml

とアンモニア水

(

5.2.2.7

)

とをアンモニア臭がするまで加える。更にその過剰 2∼3 ml を加える。沈殿を含む溶液を加熱して

ペルオキソ二硫酸アンモニウムを分解する。

アンモニア臭が消失した場合には,アンモニア水をアンモニア臭がするまで加える。静置して沈殿が沈

降してから,ろ紙(5 種 B)でろ過し,加熱したアンモニア水(

5.2.2.8

)

で 5,6 回洗浄する。

ろ液と洗液を主液として保存する。ろ紙上の沈殿を加熱した塩酸(

5.2.2.10

)40

∼50 ml で溶解し,ろ液を,

沈殿を作ったビーカー中に集める。ろ紙を加熱した塩酸(

5.2.2.11

)

で 10∼12 回洗浄する。

ペルオキソ二硫酸アンモニウム溶液(

5.2.2.13

)5 ml

を加え,更にアンモニア水(

5.2.2.7

)

をアンモニア臭が持

続するまで加える。更に,その過剰 2∼3 ml を加える。沈殿を含む溶液を沸騰するまで加熱し,更に,ペ

ルオキソ二硫酸アンモニウムを分解するために煮沸する。

アンモニア臭が消失したら,アンモニア水(

5.2.2.7

)

をアンモニア臭がするまで加える。

静置して沈殿を沈降させ,ろ紙(5 種 B)でろ過する。ビーカー及び沈殿を加熱したアンモニア水(

5.2.2.8

)

で 5,6 回洗浄する。この溶液を主液に合わせる。

合併した溶液を 100∼150 ml になるまで蒸発させ,常温まで放冷した後,250 ml の全量フラスコに移し

入れ,水を加えて標線まで薄める。

5.2.4.4 

カルシウムの定量

  試料溶液(

5.2.4.3

)

から 100 ml を分取して三角フラスコ(500 ml)に移し入れ,マ

ラカイトグリーンアルコール溶液(

5.2.2.22

)3

,4 滴加え,強く揺り動かしながら水酸化ナトリウム溶液

(

5.2.2.14

)

を少量ずつ加えて溶液の色を脱色させ,更にその過剰 8∼10 ml を加える。

溶液に水を加えて液量を 200∼250 ml とし,フルオロエキソン指示薬(

5.2.2.23

)0.1

∼0.15 g を加えて

EDTA2Na

溶液(

5.2.2.20

)

[カルシウム含有率 0.1∼1.0  %(質量分率)の場合]で目視的に[又は光電光度

滴定計(

5.2.3.1

)

を用いて]緑色の蛍光色がオレンジ・赤に変化するまで滴定する。

カルシウム含有率が 1.0  %(質量分率)を超える場合には,EDTA2Na 溶液(

5.2.2.19

)

を用いる。

5.2.4.5 

カルシウムとマグネシウムとの合量の定量

  試料溶液(

5.2.4.3

)

から 100 ml を分取して三角フラス

コ(500 ml)に移し入れ,緩衝溶液(

5.2.2.21

)30 ml

,二クロム酸カリウム溶液(

5.2.2.17

)2 ml

,水 100∼150 ml,

エリオクロムブラック T 指示薬(

5.2.2.24

)0.1

∼0.15 g を加える。

溶液を揺り動かして溶液の色がワイン赤から青に変色するまで EDTA2Na 溶液(

5.2.2.18

)

で滴定する。

滴定の際は,正確な終点を得るために,既に滴定した試料溶液の変色を参照しながら変色を比較すると

よい。

5.2.5 

結果の計算

5.2.5.1 

カルシウム含有率の計算

  カルシウム含有率[%(質量分率)

]を,次の式によって算出する。

(

)

K

m

c

f

V

V

Ca

Ca

×

×

×

×

=

2

4

3

100

ここに,

Ca

:  試料中のカルシウム含有率[%(質量分率)


9

M 8265

:2005

     

V

3

:  カルシウム含有率定量(

5.2.4.4

)

に使用した EDTA2Na 標準溶液(

5.2.2.19

又は

5.2.2.20

)の量(ml)

V

4

:  空試験の滴定に使用した EDTA2Na 標準溶液(

5.2.2.19

又は

5.2.2.20

)の量(ml)

f

  5 mmol/L 又は 12.5 mmol/L EDTA2Na 溶液の 25 mmol/L 溶液への換算係数:

5 mmol/L EDTA2Na

溶液の場合には,0.2 であり,

12.5 mmol/L EDTA2Na

溶液の場合には,0.5 である。

c

Ca

 

5.2.2.18.3

に従って計算された EDTA2Na 標準溶液(

5.2.2.19

又は

5.2.2.20

)1ml

当たりのカルシウム相当量(g)

m

2

  カルシウム含有率定量のために分取された溶液に相当する試料はかり取り量(g)

K

  乾燥試料への換算係数。乾燥試料を使用した場合には,換算係数は乗じない。

5.2.5.2 

マグネシウム含有率の計算

  マグネシウム含有率[%(質量分率)]を,次の式によって算出する。

(

) (

)

[

]

K

m

c

f

V

V

V

V

Mg

Mg

×

×

×

×

=

3

4

3

6

5

100

ここに,  Mg:  試料中のマグネシウム含有率[%(質量分率)

V

3

:  カルシウム含有率定量(

5.2.4.4

)

に使用した EDTA2Na 標準溶液(

5.2.2.19

又は

5.2.2.20

)の量(ml)

V

4

:  空試験の滴定に使用した EDTA2Na 標準溶液

5.2.2.19

又は

5.2.2.20

の量(ml)

V

5

  カルシウム及びマグネシウム含有率の合量定量(

5.2.4.5

)

に使用した

EDTA2Na

標準溶液(

5.2.2.18

)

の量(ml)

V

6

  空試験の滴定に使用した EDTA2Na 標準溶液(

5.2.2.18

)

の量(ml)

f

  5 mmol/L 又は 12.5 mmol/L EDTA2Na 溶液の 25 mmol/L 溶液への換算係数:

5 mmol/L EDTA2Na

溶液の場合には,0.2 であり,

12.5 mmol/L EDTA2Na

溶液の場合には,0.5 である。

c

Mg

 

5.2.2.18.3

に従って計算された EDTA2Na 標準溶液(

5.2.2.18

)1 ml

当たりのマグ

ネシウム相当量(g)

3

 

カルシウム及びマグネシウム含有率の合量定量のために分取された溶液に
相当する試料はかり取り量(g)

K

:  乾燥試料への換算係数。

乾燥試料を使用した場合には,

換算係数は乗じない。

5.2.5.3 2

回定量間の許容差

5.2.5.3.1 

カルシウム含有率の許容差

表 3  許容差

カルシウム含有率

%(質量分率)

許容差

%(質量分率)

0.1

以上  0.2  未満

0.2

以上  0.4  未満

0.4

以上  0.8  未満

0.8

以上  1.6  未満

1.6

以上  3.2  以下

0.03

0.04

0.06

0.10

0.16

5.2.5.3.2 

マグネシウム含有率の許容差

表 4  許容差

マグネシウム含有率

%(質量分率)

許容差

%(質量分率)

 3

以上   6 未満

 6

以上  12  未満

12

以上

0.25

0.30

0.35


 
10

M 8265

:2005

     

関連規格

JIS Z 8402-1

  測定方法及び測定結果の精確さ(真度及び精度)―第 1 部:一般的な原理及び定

JIS Z 8402-2

  測定方法及び測定結果の精確さ(真度及び精度)―第 2 部:標準測定方法の併行

精度及び再現精度を求めるための基本的方法

JIS Z 8402-3

  測定方法及び測定結果の精確さ(真度及び精度)―第 3 部:標準測定方法の中間

精度

JIS Z 8402-4

  測定方法及び測定結果の精確さ(真度及び精度)―第 4 部:標準測定方法の真度

を求めるための基本的方法

JIS Z 8402-5

  測定方法及び測定結果の精確さ(真度及び精度)―第 5 部:標準測定方法の精度

を求めるための代替法

JIS Z 8402-6

  測定方法及び測定結果の精確さ(真度及び精度)―第 6 部:精確さに関する値の

実用的な使い方


11

M 8265

:2005

附属書 1(参考)JIS と対応する国際規格との対比表

JIS M 8265

:2005  クロム鉱石―マグネシウム定量方法

ISO 5975

:1983  クロム鉱石及び精鉱−カルシウム及びマグネシウムの定量−EDTA2Na 滴定法

(

Ⅰ) JIS の規定

(

Ⅱ)

国際
規格
番号

(

Ⅲ)国際規格の規定

(

Ⅳ)  JIS と国際規格との技術的差異の項目ごと

の評価及びその内容

  表示箇所:本文

  表示方法:点線の下線又は側線

項目番号

内容

項目番号

内容

項 目 ご と
の評価

技術的差異の内容

(

Ⅴ)  JIS と国際規格との技術的

差異の理由及び今後の対策

1.

適用範囲

クロム鉱石中のマグネシ

ウム定量方法について規
定。

ISO 

5975 

1

適用範囲 クロム鉱石中のカルシウ

ム及びマグネシウムを定
量するための EDTA 滴定
方法について規定。

MOD/

追加  JIS は,ISO 規格の EDTA 滴定方

法の以外に,エチレンジアミン四
酢酸二水素二ナトリウム滴定法
を追加している。

この方法は,カルシウム
含量 0.1  %(質量分率)

以上及びマグネシウム含
量 3.0  %(質量分率)以
上の製品に適用。

MOD/

削除  JIS は,カルシウムの定量を適用

範囲外としている。 

JIS

に追加した方法は,ISO

規格の方法と原理的には同
じであるが,操作がより簡単
で,かつ,分析作業も短い時

間で済む。 
クロム鉱石中のカルシウム
の含有率が低いことなどに

よって,その定量を適用範囲
外とした。 
これらの修正について,ISO

規格への提案を検討する。

2.

引用規格

JIS M 8261 

2

引用規格 ISO 6629 

MOD/

変更  JIS からの引用事項は,対応 ISO

規格の該当事項と同等である。

JIS K 8001 

− MOD/追加

3.

一般事項

JIS M 8261

による。

1

適用範囲 ISO 6629 による。 MOD/変更  実質的に同じである。

4.

定 量 方 法

の種類

エチレンジアミン四酢酸

二水素二ナトリウム滴定
方法及び EDTA 滴定方法

1

適用範囲 EDTA 滴定方法。 MOD/追加  JIS は,2 種類規定。

ISO

規格への提案を検討す

る。


 
12

M 8265

:2005

(

Ⅰ) JIS の規定

(

Ⅱ)

国際

規格
番号

(

Ⅲ)国際規格の規定

(

Ⅳ)  JIS と国際規格との技術的差異の項目ごと

の評価及びその内容

  表示箇所:本文

  表示方法:点線の下線又は側線

項目番号

内容

項目番号

内容

項 目 ご と
の評価

技術的差異の内容

(

Ⅴ)  JIS と国際規格との技術的

差異の理由及び今後の対策

5.

マグネ シ

ウ ム 定 量 方

5.1

エチレン

ジ ア ミ ン 四

酢 酸 二 水 素
二 ナ ト リ ウ
ム 滴 定 方 法

及 び EDTA
滴定方法

− MOD/追加

ISO

規格の改正提案を行

う予定

5.2 EDTA

定方法

3

∼7

JIS

と同じ。 IDT

 

 

JIS

と国際規格との対応の程度の全体評価:MOD

備考1.  項目ごとの評価欄の記号の意味は,次のとおりである。

    ―  IDT………………  技術的差異がない。

    ―  MOD/追加………  国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。 
    ―  MOD/変更………  国際規格の規定内容を変更している。

2.

JIS

と国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次のとおりである。

    ―  MOD……………  国際規格を修正している。