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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

日本工業規格          JIS 

M 4001-1985 

選鉱,選炭及び砕石・砂利選別の 

操業系統の表示方法 

Methods of Presentation of Flowsheet for Mineral, Coal and Rock 

Processing 

1. 適用範囲 この規格は,選鉱作業,選炭作業及び砕石・砂利選別作業における操業系統の表示方法に

ついて規定する。 

2. 表示様式 

2.1 

表示様式の種類 表示様式は,次の2種類とする。 

(1) 甲号様式 系統を符号(機械の符号と産物の略号)で表す際に用いる。 

(2) 乙号様式 系統を文字(機械の名称と産物の略号)で表す際に用いる。 

2.2 

甲号様式 主要作業段階に区分して各作業段階の下にその区分に属する機械,産物などを配列し,

流れの方向を矢印の付いた直線で示す。ただし,砕石・砂利選別作業の操業系統は,操業の流れの順序に

機械,産物などを配列し,流れの方向を矢印の付いた直線で示す。 

(1) 機械の符号は,付表1-1〜1-3によって表示し,給鉱・給炭・給石・産物の略号は,付表2によって表

示する。 

(2) 各機械にそれぞれ番号を付け,系統図の欄外(余白のないときは別紙)にその番号に基づいて各機械

の形式・名称,寸法 (mm) (又は公称能力),回転数(rpm又は速度),設備動力 (kW),台数(又は 区

数)及びその他必要事項をこの順に記載する。 

(3) 給鉱・給炭・給石・産物の経路の表示方法は3.1による。 

2.3 

乙号様式 操業の流れの順序に機械名・産物名などを配列し,それらを直線で結ぶ。 

次の二つの様式を定める。 

2.3.1 

乙号−1様式 各機械の形式・名称に寸法 (mm) (又は公称能力)及び台数(又は区数)を書き加

えて系統図を作る。 

(1) ふるい類は,目の大きさ(mm又はμm)を末尾に記入する。 

(2) 台数1の場合は,その記入を省略する。 

(3) 機械の形式・名称は,その寸法 (mm) (又は能力)及び台数(又は区数)の数字と共に長方形で囲む。 

(4) 給鉱・給炭・給石・産物の略号は,付表2によって表示する。 

(5) 中間産物は,その略号を円で囲む。 

(6) 最終産物は,その略号を2重円で囲む。 

(7) 機械のうち,原則として運搬機類及びポンプは省略する。 

(8) 給鉱・給炭・給石・産物の経路の表示方法は3.2による。 

M 4001-1985  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

2.3.2 

乙号−2様式 各機械の形式・名称だけを書き,系統図を作る。 

(1) 機械のうちには,運搬機類及びポンプを含むものとするが,これらは付表3の略号によって表示する。 

(2) 各機械にそれぞれ番号を付け,系統図の欄外(余白のないときは別紙)にその番号に基づいて,それ

ぞれの機械の形式・名称,寸法 (mm) (又は能力),回転数(rpm又は速度),設備動力 (kW),台数

(又は区数)及びその他必要事項をこの順に記載する。ふるい類は,目の大きさ(mm又はμm)をそ

の他の欄に記入する。 

(3) 運搬機類及びポンプ以外の機械は,その形式・名称を番号と共に長方形で囲む。 

(4) 給鉱・給炭・給石・産物の略号は,付表2によって表示する。 

(5) 中間産物は,その略号を円で囲む。 

(6) 最終産物は,その略号を2重円で囲む。 

(7) 給鉱・給炭・給石・産物の経路の表示方法は3.2による。 

3. 表示方法 

3.1 

甲号様式における給鉱・給炭・給石・産物の経路の表示方法 給鉱・給炭・給石・産物の経路の各

機械間の移動及び各機械に対する出入りは,矢印の付いた線で表示するが,その記入方法は次のとおりと

する。 

3.1.1 

矢印の記入方法 矢印は,原則として移動経路を表す最終端に記入するが,流れの方向の分かりに

くい場合は,適当に線の中間に付けることとする。 

例:  

3.1.2 

各機械間の移動経路を示す線が作図上交差する場合の表示方法 

(1) 産物が合流又は分岐する場合 合流点又は分岐点に黒点を付ける。 

例:  

(2) 産物の流れが実際上交差しない場合(合流も分岐もしない場合) 

例:  

3.1.3 

各機械に対する出入りの表示方法 各機械に対する出入りの表示方法は,付表4-1及び4-2による。

ただし,必要に応じて機械の符号及び出入りの表示を左右反転して用いることができる。 

なお,浮選機は,上下反転するような用い方をしてもよい。 

3.2 

乙号様式における給鉱・給炭・給石・産物の経路の表示方法 給鉱・給炭・給石・産物の各移動機

械間の移動経路は,直線で表示する。ただし,流れの方向が分かりにくい場合は,適当に中間に矢印を付

けることとする。 

M 4001-1985  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

例:  

各機械間の移動経路を示す線が作図上交差する場合は,3.1.2によって表示する。 

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M

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0

0

1

-1

9

8

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付表1-1 甲号様式における選鉱機械の符号 

水洗・破砕・ふるい分け 

粉砕・分級 

選別 

濃縮・脱水 

その他 

手選 

比重選別 

磁選静電選別 

浮選 

備考 1.スクラバ 2.ジョークラッシャ 3.ジャイレートリ及びコーンクラッシャ 4.衝撃式クラッシャ 5.ふるい 6.粉砕機 7.機械分級機 8.水圧分級機又は沈降

コーン 9.ハイドロサイクロン 10.手選帯 11.重選機 12.サイクロン重選機 13.ジグ 14.シェーキングテーブル 15.スパイラル選別機 16.磁選機 17.静電
選別機 18.コンディショナ 19.浮選機 20.シックナ 21.ろ過機 22.フィルタプレス 23.遠心脱水機 24.集じん機 25.加熱乾燥機 26.その他の機械

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M

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0

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5

  

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付表1-2 甲号様式における選炭機械の符号 

給炭ふるい分け 

破砕 

選別 

分級・濃縮  

脱水・産物ふるい分け 

その他 

手選 

比重選炭 

浮選 

備考 1.ふるい(図の中にふるいの種類を略号で示すものとし,固定スクリーンFx,弧状ふるいSb,トロンメルT,シェーキングスクリーンSh,振動ふるいVとする。) 

2.ジョークラッシャ 3.ジャイレートリ及びコーンクラッシャ 4.衝撃式クラッシャ 5.ロールクラッシャ 6.ブラッドフォードブレーカ 7.手選帯 8.重選機 
9.サイクロン重選機 10.ジグ(交差線の中央にジグの種類を略号で示すものとし,バウムジグB,ベッドジグF,タカブジグT,ピストンジグPとする。) 11.
シェーキングテーブル 12.とい式選別機 13.コンディショナ 14.浮選機 15.水圧分級機又は沈降コーン 16.シックナ 17.機械分級機 18.ハイドロサイクロ
ン 19.加圧浮上分離機 20.沈殿池 21.ろ過機 22.フィルタプレス 23.遠心脱水機 24.集じん機 25.加熱乾燥機 26.その他の機械 

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M 4001-1985  

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付表1-3 甲号様式における砕石・砂利選別機械の符号 




階 

機械名 

符号 

備考 

番号 

名称 


蔵 

ホッパ 

ビン 

パイル 

パイル(大容量) 

その他の貯蔵 

符号の内側又は引出し線に
よって,外側に機械の名称を
文字で示す。 


給 

エプロンフィーダ 

ベルトフィーダ 

プレートフィーダ 

振動フィーダ 

10  振動グリズリフィーダ 

11 

その他のフィーダ 

符号の内側又は引出し線に
よって,外側に機械の名称を
文字で示す。 

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M 4001-1985  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 




階 

機械名 

符号 

備考 

番号 

名称 


砕 

12  シングルトグルジョークラッ 

シャ 

13  ダブルトグルジョークラッシャ 

14  ジャイレートリクラッシャ 

15  コーンクラッシャ 

16  衝撃式クラッシャ及びハンマク

ラッシャ(グレートなし) 

17  衝撃式クラッシャ及びハンマク

ラッシャ(グレート付き) 

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M 4001-1985  

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階 

機械名 

符号 

備考 

番号 

名称 


砕 

18  ケージミル 

19  ダブルロールクラッシャ 

(参考) 
シングルロールクラッシャ 

20  ロッドミル及びボールミル 

(中央周辺排出) 

湿式の場合,注水符号を図示
する。 

21  ロッドミル及びボールミル 

(端部周辺排出) 

湿式の場合,注水符号を図示
する。 

22  ロッドミル及びボールミル 

(オーバフロー排出) 

湿式の場合,注水符号を図示
する。 

23  その他の破砕機 

符号の内側又は引出し線に
よって,外側に機械の名称を
文字で示す。 

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M 4001-1985  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 




階 

機械名 

符号 

備考 

番号 

名称 





け 

24  水平振動ふるい 

(単一デッキ) 

25  水平振動ふるい 

(多段デッキ) 

26  傾斜振動ふるい 

(単一デッキ) 

27  傾斜振動ふるい 

(多段デッキ) 

28  回転ふるい 

(トロンメル) 

29  固定スクリーン 

(水平グリズリ) 

30  固定スクリーン 

(傾斜グリズリ) 

31  その他のふるい 

(単一デッキ) 

符号の内側又は引出し線に
よって,外側に機械の名称を
文字で示す。 

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10 

M 4001-1985  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 




階 

機械名 

符号 

備考 

番号 

名称 





け 

32  その他のふるい 

(多段デッキ) 

符号の内側又は引出し線に
よって,外側に機械の名称を
文字で示す。 

33  機械分級機 

34  回転分級機 

35  サイクロン分級機 

36  風力分級機 

37  その他の分級機 

符号の内側又は引出し線に
よって,外側に機械の名称を
文字で示す。 


洗 

38  スクラバ 

(トロンメルなし) 

39  スクラバ 

(トロンメル付き) 

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11 

M 4001-1985  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 




階 

機械名 

符号 

備考 

番号 

名称 


洗 

40  パドルウオッシャ 

41  その他の水洗機 

符号の内側又は引出し線に
よって,外側に機械の名称を
文字で示す。 




水 

42  シックナ 

43  沈降槽 

44  フィルタプレス 

45  遠心脱水機 

46  真空ろ過機 

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12 

M 4001-1985  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 




階 

機械名 

符号 

備考 

番号 

名称 




水 

47  その他のろ過機 

符号の内側又は引出し線に
よって,外側に機械の名称を
文字で示す。 



ん 

48  サイクロン集じん機 

49  ろ過集じん機 

50  湿式集じん機 

51  その他の集じん機 

符号の内側又は引出し線に
よって,外側に機械の名称を
文字で示す。 


搬 

52  ベルトコンベヤ 

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13 

M 4001-1985  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 




階 

機械名 

符号 

備考 

番号 

名称 


搬 

53  スクリューコンベヤ 

54  バケットエレベータ 

55  その他の運搬機 

符号の内側又は引出し線に
よって,外側に機械の名称を
文字で示す。 



他 

56  ひょう量機 

57  金属検出機 

58  磁選機 

59  粒調機 

60  巻上機 

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14 

M 4001-1985  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 




階 

機械名 

符号 

備考 

番号 

名称 



他 

61  圧縮機 

62  送風機 

63  ポンプ 

64  注水箇所 

65  シャワ 

66  スプレ 

67  水タンク 

68  ダンパ 

(全量切替) 

69  ダンパ 

(調節切替) 

70  集じん用フード 

71  重選機 

72  沈殿池 

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15 

M 4001-1985  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 




階 

機械名 

符号 

備考 

番号 

名称 



他 

73  ロックラダー 

付表2 給鉱・(給炭)・給石・産物の略号 

1. 給鉱(給炭,給石) 

…………… Fd 

2. 中間産物(乙号様式の場合)  

(1) ふるいの産物 

(a) 2産物ふるい分け 

網上産物 

…………… ◯

+ 

網下産物 

…………… ◯

― 

(b) 3産物ふるい分け(例えば75mm及び25mmの場合) 

+75mm 

…………… ◯

+ 

75〜25mm 

…………… 

−25mm 

…………… ◯

― 

(c) 4産物ふるい分け(例えば75mm,25mm及び3mmの場合) 

+75mm 

…………… ◯

+ 

75〜25mm 

…………… 

25〜3mm 

…………… 

−3mm 

…………… ◯

― 

(2) 分級機などの産物 

アンダフロー 

…………… ◯

+ 

オーバフロー 

…………… ◯

― 

(3) 選別機の産物 

精鉱(精炭) 

…………… ◯

c 

ミドリング 

…………… ◯

m 

廃石 

…………… ◯

t(選鉱)◯

r(選炭)◯

s(1)◯

d(2)◯

c(3)(砕石・砂利選別) 

注(1) スラッジの略 

(2) ダストの略 

(3) ケーキの略 

選別機の産物については,上記七つの一般略号を用いることを原則とするが,必要に応じて選別工程に

特有の下記の略号を使用してもよい。 

比重選別(重選を含む。) 

重産物 

…………… ◯

H 

軽産物 

…………… ◯

L 

浮選 

浮上産物(フロス) 

…………… ◯

F 

残留物 

…………… ◯

S 

16 

M 4001-1985  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

磁選 

着磁産物 

…………… ◯

M 

非着磁産物 

…………… ◯

N 

静電選別 

導電性産物 

…………… ◯

C 

非導電性産物 

…………… ◯

N 

3. 最終産物 

(1) 精鉱(金属鉱石の場合) 

…………… Cx 

ただし,xは,金属の種類によって次のような略号を用いる。 

金・銀精鉱 

……… 

Au−Ag 

鉄 

……… 

Fe 

銅 

……… 

Cu 

硫化鉄鉱 

……… 

Sp 

鉛 

……… 

Pb 

マンガン 

……… 

Mn 

亜鉛 

……… 

Zn 

硫黄 

……… 

すず 

……… 

Sn 

その他これに準ずる。 

タングステン 

……… 

(2) 精炭 

塊炭 

……… 

細粉炭 

……… 

中塊炭 

……… 

微粉炭 

……… 

小塊炭 

……… 

商品切込 

……… 

粉炭 

……… 

未選切込 

……… 

(3) 砕石 

コンクリート用砕石 

………………… 

ただし,xは,粒度の範囲をmmで示す(例えば50mmから5mmの場合)。 

5005 

コンクリート用砕砂 

………………… 

SS5 

道路用単粒度砕石 

………………… 

Sx 

ただし,xは,粒度の範囲の上限をmmで示す(例えば80mmから60mmの場合)。 

S80 

道路用クラッシャラン 

………………… 

Cx 

ただし,xは,粒度の範囲の上限を示す(例えば40mmから0mmの場合)。 

C40 

スクリーニングス 

………………… 

F2.5 

割ぐり石 

………………… 

Wx 

ただし,xは,1個の質量の標準値をkgで示す(例えば10kgの場合)。 

W10 

道床用砕石 

………………… 

B50 

粒度調整砕石 

………………… 

Mx 

ただし,xは,粒度の範囲の上限をmmで示す(例えば40mmから0mmの場合)。 

M40 

(4) 砂利 

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17 

M 4001-1985  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

砂利 

………………… 

Gx 

ただし,xは,粒度の範囲をmmで示す(例えば25mmから5mmの場合)。 

G2505 

砂 

………………… 

GS 

(5) 廃石 

………………………… 

T(選鉱),R(選炭),S, D, C(砕石・砂利選別) 

付表3 乙号様式における運搬機類とポンプの略号 

ベルトコンベヤ 

………………… 

BC 

パンコンベヤ 

………………… 

PC 

スクレーパコンベヤ 

………………… 

SpC 

スクリューコンベヤ 

………………… 

SwC 

シェーキングコンベヤ 

………………… 

ShC 

バケットエレベータ 

………………… 

BE 

ポンプ 

………………… 

付表4-1 選鉱 及び 選炭の各機械に対する出入の表示方法 

作業段階 

機械名 

選鉱 

選炭 

号 

名称 

(1) ふるい分け 

1  a. 単一デッキふるい 

b. 多段デッキふるい又

は複合ふるい 

(2) 水洗 

a. スクラバ 

(トロンメルなし) 

b. スクラバ 

(トロンメル付き) 

(3) 破砕 

5  a. ジョークラッシャ 

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18 

M 4001-1985  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

作業段階 

機械名 

選鉱 

選炭 

号 

名称 

(3) 破砕 

b. ジャイレートリ 

及び 

コーンクラッシャ 

7  c. 衝撃式クラッシャ 

8  d. ロールクラッシャ 

e. ブラッドフォードブ

レーカ 

(4) 粉砕 

10 粉砕機 

(5) 選別 

11 a. 手選帯 

12 b. ジグ 

13 c. シェーキングテーブ

ル 

14 d. 浮選機 

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19 

M 4001-1985  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

作業段階 

機械名 

選鉱 

選炭 

号 

名称 

(5) 選別 

15 e. 重選機 

16 f. サイクロン重選機 

17 g. 磁選機 

18 h. 静電選別機 

19 i. とい式選別機 

20 j. スパイラル選別機 

(6) 分級・濃縮・脱

水 

21

a. 水圧分級機又は沈降

コーン 

22 b. シックナ 

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20 

M 4001-1985  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

作業段階 

機械名 

選鉱 

選炭 

号 

名称 

(6) 分級・濃縮・脱

水 

23 c. ハイドロサイクロン 

24 d. 機械分級機 

25 e. 沈殿池 

26 f. ろ過機 

27 g. フィルタプレス 

28 h. 遠心脱水機 

29 i. 加圧・浮上分離機 

(7) その他 

30 a. 集じん機 

31 b. 加熱乾燥機 

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21 

M 4001-1985  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

付表4-2 砕石・砂利選別の各機械に対する出入の表示方法 

作業段階 

機械名 

砕石・砂利選別 

号 

名称 

(1) 貯蔵 

1

a. ホッパ 

b. ビン 

c. パイル 

d. パイル(大容量) 

e. その他の貯蔵 

(2) 供給 

6

a. エプロンフィーダ 

b. ベルトフィーダ 

c. プレートフィーダ 

d. 振動フィーダ 

10 

e. 振動グリズリフィーダ 

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22 

M 4001-1985  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

作業段階 

機械名 

砕石・砂利選別 

号 

名称 

(2) 供給 

11 

f. その他のフィーダ 

(3) 破砕 

12

a. シングルトグル 

ジョークラッシャ 

13 

b. ダブルトグル 

ジョークラッシャ 

14 

c. ジャイレートリクラッシャ 

15 

d. コーンクラッシャ 

16 

e. 衝撃式クラッシ 

及びハンマクラッシャ 

(グレートなし) 

17 

f. 衝撃式クラッシャ 

及びハンマクラッシャ 

(グレート付き) 

18 

g. ケージミル 

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23 

M 4001-1985  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

作業段階 

機械名 

砕石・砂利選別 

号 

名称 

(3) 破砕 

19 

h. ダブルロールクラッシャ 

(参考) 

シングルロールクラッシャ 

20 

i. ロッドミル 

及びボールミル 

(中央周辺排出) 

21 

j. ロッドミル 

及びボールミル 

(端部周辺排出) 

22 

k. ロッドミル 

及びボールミル 

(オーバフロー排出) 

23 

l. その他の破砕機 

(4)ふるい分け 

24

a. 水平振動ふるい 

(単一デッキ) 

25 

b. 水平振動ふるい 

(多段デッキ) 

26 

c. 傾斜振動ふるい 

(単一デッキ) 

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24 

M 4001-1985  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

作業段階 

機械名 

砕石・砂利選別 

号 

名称 

(4)ふるい分け 

27 

d. 傾斜振動ふるい 

(多段デッキ) 

28 

e. 回転ふるい 

(トロンメル) 

29 

f. 固定スクリーン 

(水平グリズリ) 

30 

g. 固定スクリーン 

(傾斜グリズリ) 

31 

h. その他のふるい 

(単一デッキ) 

32 

i. その他のふるい 

(多段デッキ) 

(5) 分級 

33

a. 機械分級機 

34 

b. 回転分級機 

35 

c. サイクロン分級機 

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25 

M 4001-1985  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

作業段階 

機械名 

砕石・砂利選別 

号 

名称 

(5) 分級 

36 

d. 風力分級機 

37 

e. その他の分級機 

(6) 水洗 

38

a. スクラバ 

(トロンメルなし) 

39 

b. スクラバ 

(トロンメル付き) 

40 

c. パドルウオッシャ 

41 

d. その他の水洗機 

(7) 濃縮・脱水 

42

a. シックナ 

43 

b. 沈降槽 

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26 

M 4001-1985  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

作業段階 

機械名 

砕石・砂利選別 

号 

名称 

(7) 濃縮・脱水 

44 

c. フィルタプレス 

45 

d. 遠心脱水機 

46 

e. 真空ろ過機 

47 

f. その他のろ過機 

(8) 集じん 

48

a. サイクロン集じん機 

49 

b. ろ過集じん機 

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27 

M 4001-1985  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

作業段階 

機械名 

砕石・砂利選別 

号 

名称 

(8) 集じん 

50 

c. 湿式集じん機 

51 

d. その他の集じん機 

(9) 運搬 

52

a. ベルトコンベヤ 

53 

b. スクリューコンベヤ 

54 

c. バケットエレベータ 

55 

d. その他の運搬機 

(10) その他 

56 

a. ひょう量機 

57 

b. 金属検出機 

58 

c. 磁選機 

59 

d. 粒調機 

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28 

M 4001-1985  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

作業段階 

機械名 

砕石・砂利選別 

号 

名称 

(10) その他 

60 

e. 巻上機 

61 

f. 圧縮機 

62 

g. 送風機 

63 

h. ポンプ 

64 

i. 注水箇所 

65 

j. シャワ 

66 

k. スプレ 

67 

l. 水タンク 

68 

m. ダンパ 

(全量切替) 

69 

n. ダンパ 

(調節切替) 

70 

o. 集じん用フード 

71 

p. 重選機 

72 

q. 沈殿池 

73 

r. ロックラダー 

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29 

M 4001-1985  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

附属書 青化製錬作業における操業系統の表示方法 

青化製錬作業と選鉱作業とは類似の工程が多く,一部の機械類を除き使用機械類も同一であるので,青

化製錬作業における操業系統の表示方法も,選鉱及び選炭の操業系統の表示方法で規定されることが多い。 

したがって,青化製錬作業における操業系統の表示方法は,次のとおりとする。 

1. 本体中の2.に規定する表示様式の事項で,青化製錬作業にも適用される事項はすべて準用する。 

2. 選鉱作業と異なる青化製錬独得の作業に関する事項は,附属書表1〜4による。 

3. アマルガメーション及び精金の工程は,一括して付表1-1の中の26個の符号で表示する。 

附属書表1 青化製錬の作業段階の区分 

水洗・破砕・ふるい分け 

粉砕・分級 

選別 

ばい焼 

青化 

精金 

手選 

比重 

選別 

浮選 

アマルガ

メーション 

濃縮・ 

かき混ぜ 

清浄・ 

ろ過 

沈殿 

附属書表2 青化製錬作業用の機械の符号と経路の表示方法 

機械名 

符号と経路 

符号の大きさ 

かき混ぜ機 

清浄器 

ばい焼炉 

備考 デカンタはシックナを,スタンプは粉砕機を,沈殿物乾燥機は加熱乾燥機を,それぞれ準用する。 

また,かき混ぜ機,デカンタのように数台の機械を直列に使用するときは一つの符号で表示し,別

表に記入すること。 

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30 

M 4001-1985  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

附属書表3 青化製錬作業の産物の略号 

1. 中間産物 

(1) ふるい分け・分級及び選別作業のときの産物 

付表2 2.を準用する。ただし,アマルガメーションのときは 

アマルガム 

………………… 

+ 

尾鉱 

………………… 

― 

(2) 濃縮及び清浄作業のときの産物 

アンダフロー(スピゴット) 

………………… 

+ 

オーバフロー 

………………… 

― 

(3) ろ過及び沈殿作業のときの産物 

ケーク 

………………… 

+ 

ろ液 

………………… 

― 

2. 最終産物 

沈殿物 

………………… 

P (Au) 

金銀地金 

………………… 

Au−Ag 

スラグ 

………………… 

スラグ 

附属書表4 同一ろ過機で二段ろ過法を行うときの表示方法