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日本工業規格

JIS

 M

0301

-1975

岩石の強さ試験用試料の採取

方法及び試験片の作製方法

Methods of Sampling of Rock and Preparation

of Test Piece for Strength Test

1.

適用範囲  この規格は,岩石の強さ試験に用いるための試料の採取,及び保存の方法,並びに試験片

の作製方法について規定する。

2.

用語の意味  この規格で用いる主な用語の意味は,次のとおりとする。

(1)

試料  原位置から採取され,試験片を作る母体になるもの。

(2)

試験片  試験に用いるため,試料を加工したもの。

3.

試料の採取

3.1

原位置の岩盤を構成する岩石を代表するような位置から,試料を採取しなければならない。

なお,それぞれの位置から試験片を 3 個以上作製できるように,試料を 1 個又は 2 個以上に分けて採取

するものとする。ただし,いくつかの種類の岩石から成るボーリングコアを試料とする場合には,主要な

岩石のそれぞれについて,3 個以内の試験片を作製できる試料でもよい。

3.2

試料は手掘  又は  コアボーリングなど,その性状を乱さないような方法で採取しなければならない。

ただし,止むを得ず発破を用いる場合には,発破によって傷つけられていない部分から,試料を採取し

なければならない。

4.

試料の保存  試料採取後試験片を作製するまで,その試料を傷つけたり,含水率を変えたりして,原

位置での性状を変化させないようにしなければならない。

5.

試験片の作製

5.1

試験片を作製するに際しては,試験片の性状を変えるような衝撃力や熱を加えてはならない。

また,水に影響されやすい岩石は,水を使用しないで試験片を作製しなければならない。

5.2

試料採取時及び保存中に性状が変化するおそれのある部分が,試験片に含まれないようにしなけれ

ばならない。

5.3

試験片の最小寸法は,構成粒子の最大寸法の 4 倍以上でなければならない。

5.4

方位,方向性が問題になる試料から,試験片を作製するときは,加工中に方位,方向性が不明にな

らないようにしなければならない。


2

M 0301-1975

6.

報告

6.1

採取した試料について,次の事項を記載しなければならない。

(1)

試料番号又は記号

(2)

採取年月日

(3)

採取した場所及び位置

(4)

岩石名

(5)

岩盤の状態(特に含水状態,風化の状態,成層面,割れ目など)

(6)

採取方法

(7)

試料の寸法,形状及び個数

(8)

試料の運搬,保存の方法

6.2

作製した試験片について,次の事項を記載しなければならない。

(1)

試験片の番号又は記号

(2)

作製年月日

(3)

試料の番号又は記号

(4)

作製方法

(5)

保存方法

鉱山部会  岩石強さ試験専門委員会  構成表

氏名

所属

(委員会長)

堀  部  富  男

東北大学工学部

嶋  田  勝  弘

通商産業省立地公害局

今  西  誠  也

建設省土木研究所

大  草  重  康

東海大学海洋学部(土質工学会代表)

岡      行  俊

京都大学工学部

川  本  朓  万

名古屋大学工学部

西  松  裕  一

東京大学工学部

高  多      明

工業技術院公害資源研究所

帆  足  万  里

工業技術院標準部

山  口  梅太郎

東京大学工学部

山  崎  豊  彦

早稲田大学理工学部

吉  中  龍之進

埼玉大学理工学部(土木学会代表)

脇  山  敏  雄

通商産業省立地公害局

小笠原      繁

住友金属鉱業株式会社鉱山部

越  智      功

日本鉱業協会技術部

小  島  康  司

金属鉱業事業団

谷  本  親  伯

西松建設株式会社土木設計部

羽  田      忍

株式会社応用地質調査事務所

松  村  克  己

日本鉱業株式会社資源事業本部開発部

穂  積  重  友

財団法人石炭技術研究所

向  井  清  雄

三井金属鉱業株式会社鉱山部

三  沢  清  扶

日本国有鉄道鉄道技術研究所

今  井  帰  一

株式会社丸東製作所

増  田  喜  一

株式会社東京衡機製造所

(事務局)

山  田  隆  三

工業技術院標準部材料規格課