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日本工業規格

JIS

 L

6418

-1992

織機用巻取ストリップ

Take-up strips for looms

1.

適用範囲  この規格は,JIS L 6205 に規定されている織機に用いる巻取ストリップ(以下,ストリッ

プという。

)について規定する。

備考1.  この規格の引用規格を,次に示す。

JIS B 7502

  外側マイクロメータ

JIS B 7507

  ノギス

JIS G 3141

  冷間圧延鋼板及び鋼帯

JIS G 4305

  冷間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯

JIS K 6200

  ゴム用語

JIS K 6301

  加硫ゴム物理試験方法

JIS L 6205

  織機の大きさ

JIS R 6251

  研摩布

2.

この規格の中で  {  }  を付けて示してある単位及び数値は,従来単位によるものであって参

考として併記したものである。

2.

種類  ストリップの種類は,材料によって区分し,表 のとおりとする。

表 1  ストリップの種類

種類

材料

スチールストリップ 冷間圧延鋼帯

ステンレスストリップ 冷間圧延ステンレス鋼帯

ゴムストリップ

基布の片面又は両面に厚くゴム引きしたもの

研磨布ストリップ 研磨布

3.

形状及び寸法  ストリップの形状及び寸法は,種類によって表 2のとおりとする。


2

L 6418-1992

表 2  スチールストリップ及びステンレスストリップ

単位  mm

穴径

突起の高さ

素材の厚さ t

d

h

b

基準寸法

長さ(

2

)

l

 (m)

呼び 
穴数

幅 38mm(

1

に対する穴数

A

×B

100mm

対する穴の
列数

基準

寸法

許容差  基準

寸法

許容差 基準

寸法

許容差 スチー

ルスト
リップ

ステン

レスス
トリッ

許容差

基準寸法  許容差

9 9

×8 31

1.0  1.0

38.0

±0.5

0.13

0.13

±0.01 150

12 12

×11 38

0.9

+0.2 
−0.1

0.9

+0.3
−0.1

+5

0

16 16

×15 50

0.8

±0.1 0.8

+0.2
−0.1

19 19

×18 62

0.7

0.7

±0 1

21 21

×20 69

0.6

0.12

0.12

25 25

×24 76

0.6

 

37 37

×36 92

0.4

0.5

0.10

0.09

50 50

×49 115 0.25

±0.05 0.4

0.08

0.07

(

1

)

穴は,千鳥穴(B 列の穴数は A 列の穴数−1)とする。

なお,呼び穴数は,A 列の穴数をいう.

(

2

)

規定以外の長さの基準寸法及び許容差は,受渡当事者間の協定による.


3

L 6418-1992

表 3  ゴムストリップ

単位  mm

幅  b

厚さ  t

長さ(

3

)

l

 (m)

呼び

基準寸法  許容差  基準寸法 許容差

ゴム表面形状

基準寸法  許容差

38 38

±1 1.7 ±0.2

100

     1.9

+2

0

50

50   1.7

     1.9

    3.5

±0.4

ゴ ム 表 面 の 凹 凸 形 状
(サンド目タイプ,粒
目タイプ,平滑タイプ

など)は,受渡当事者
間の協定による。

(

3

)

規定以外の長さの基準寸法及び許容差は,受渡当事者間の協定による。


4

L 6418-1992

表 4  研磨布ストリップ

単位  mm

幅  b

厚さ  t

長さ(

4

)l (m)

呼び

研磨材

粒度(番)

  基準寸法 許容差 基準寸法 許容差 基準寸法 許容差

24 24  38

±1 1.7 ±0.3

50

50

 

+0.3

0

30 30  38    1.6

±0.2

50

 

36 36  38    1.5

50

 

40 40  38    1.3

50

 

50 50  38    1.2

50

 

60 60  38    1.1

50

 

80 80  38    0.95

±0.1

50

 

100

120  38   0.85

50

 

120

120  38   0.80

50

 

(

4

)

規定以外の長さの基準寸法及び許容差は,受渡当事者間の協定によ
る。

4.

外観  外観は,使用上有害なきず,かえり,破れ及びその他の欠陥がなく,また,ローラに巻く場合

に支障を来すような長さ方向の蛇行があってはならない。

5.

材料  材料は,表 に規定のものを使用する。


5

L 6418-1992

表 5  ストリップの材料

種類

材料

スチールストリップ  JIS G 3141 の SPCC-1B 又はこれに準じる材料を使用する。

ステンレスストリップ JIS G 4305 の SUS430 又はこれに準じる材料を使用する。

ゴムストリップ

表面は,JIS K 6200 のアクリロニトリルブタジェンゴム (NBR) 又は天然ゴム

(NR)

を使用する。

基布は,綿布又はこれに準じる布を使用する。 
ゴムと基布とのはく離強度は,

JIS K 6301

によるはく離強度が 19.61N/cm (2kgf/cm)

以上のものとする。

研磨布ストリップ

JIS R 6251

のロール状で研磨材の材質は AA(アルミナ質)を使用する。

基布は,綿布又はこれに準じる布を使用する。

6.

試験方法

6.1

寸法  寸法は,JIS B 7502JIS B 7507,又は,これらと同等以上の精度をもつ測定器具によって測

定する。

6.2

外観  外観は,目視によって行う。

7.

検査  検査は,3.及び 4.について,6.によって試験を行い,それぞれの規定に適合しなければならない。

8.

製品の呼び方  製品の呼び方は,ストリップの種類によって,次のとおりする。

(1)

スチールストリップ及びステンレスストリップの場合は,名称・種類×呼び穴数とする。

1.  織機用巻取スチールストリップ×12穴

2.  織機用巻取ステンレスストリップ×16穴

(2)

ゴムストリップの場合は,名称・種類×ゴム表面形状×幅とする。

例  織機用巻取ゴムストリップ×サンド目タイプ×38

(3)

研磨布ストリップの場合は,名称・種類×研磨材粒度(番)×幅とする。

例  織機用研磨布ストリップ×50(番)×50

9.

表示  製品又は包装の適当な箇所に,次の事項を表示する。

(1)

製造業者名

(2)

製品の呼び方に基づく事項

(3)

長さの基準寸法 (m)


6

L 6418-1992

JIS L 6418

原案作成委員会  構成表

氏名

所属

(委員長)

中  島  粂  男

大阪府立大学  名誉教授

古  村  元  一

金沢工業大学

澤  木  汀  二

中部大学

細  川  幹  夫

工業技術院標準部

桑  原  茂  樹

通商産業省機械情報産業局

広  瀬  省  吾

呉羽ゴム工業株式会社生産部

兼  田  昌  治

津田駒工業株式会社

斎  藤      守

株式会社豊田自動織機製作所繊維機械織機技術部

杉  本  隆  男

日産自動車株式会社繊維機械事業部設計部

表      英太郎

株式会社石川製作所織機技術部

岩  崎      威

豊和工業株式会社

岡  崎  栄  夫

株式会社平岩鉄工所技術部

村  井      武

株式会社岩間織機製作所技術部

水  野  宏  彦

豊田スルザー株式会社技術部

多  川  直  次

北陸繊維機械工業会

立  島  敏  男

東海繊維機械工業会

宝  金  昭  造

社団法人日本繊維機械協会

山  田  浩  三

山長株式会社

藤  森  義  治

細川機業株式会社織布工場

竹  内  光  俊

マルイテキスタイル株式会社

田  内  迪  夫

興和紡績株式会社

井  澤  哲  夫

御幸毛織株式会社

伊  藤      智

都築紡績株式会社織布生産部

後  藤  淳  一

ユニチカ株式会社紡織生産部

(事務局)

君  塚  正  二

日本繊維機械標準化協議会