>サイトトップへ >このカテゴリの一覧へ

日本工業規格

JIS

 L

6417

-1982

コーン紙管(あや巻用)

Paper Cones for Yarn Winding (Cross Wound)

1.

適用範囲  この規格は,あや巻用コーン紙管について規定する。

2.

種類  種類は,半角度 3

°30′,3°51′,5°57′及び 9°15′の 4 種類とする。

3.

機能  機能は,使用上対応する作業条件を十分に満足すること。

4.

表面  表面は,巻き取られる糸の特性により,植毛加工,エンボス加工,筋付加工,表面研磨加工,

吹付加工などの滑り止め加工を行う。

5.

強度  強度は,巻き取られる糸の特性に対し,十分なへん(扁)平耐圧があるように,材料及び厚さ

を選定する。

なお,へん平耐圧は,9.1

強度によって求める。

6.

形状・寸法  コーン紙管及び内径測定ゲージの形状及び寸法は,図 1のとおりとする。

(1)  3

°30′用

図 1

単位 mm

D

L

D

1

寸法

許容差

寸法

許容差

寸法

許容差

46.0

(46.5)

180

(178)

175

16.5

(17.0)

71.5

±0.2

230

±1.0

(

±1.5)

33

±0.5

備考1.  表中の括弧内寸法は,当分の間認める寸法とする。

2.

必要によりテール溝及び糸道を付ける。

3.

糸の巻取部分は,紙管の下端から 13mm,上端から 12mm を

除いた部分とする。


2

L 6417-1982

図 1(続き)

単位 mm

D

2

D

3

L

1

L

2

165 175

163

173

(181)

46.0

160 170

165 175

163 173

(46.5)

16.0

(16.3)

160 170

71.5

32.5

(32.3)

215

(218)

225

(236)

備考  表中の括弧内寸法は,当分の間認める

寸法とする。

(2)  3

°51′用

図 2

単位 mm

D

L

D

1

寸法

許容差

寸法

許容差

寸法

許容差

185

±0.5 27.5

63

±0.2

230

±1.0 23.5

±0.5

備考1.  必要によりテール溝及び糸道を付ける。

2.

糸の巻取部分は,紙管の下端から 13mm,上端から 12mm を
除いた部分とする。


3

L 6417-1982

図 2(続き)

単位 mm

D

2

D

3

L

1

L

2

27.0 170  180

63

23.0 215  225

(3)  5

°57′用

図 3

単位 mm

D

L

D

1

D

2

区分

寸法

許容差

寸法

許容差

寸法

許容差

寸法

許容差

(両切) (68)

(170)

(33)  (

±0.2)

68 170

− 24.5

±0.5

先曲

(65)

±0.2

(175)

±1.0

− (20)

(

±0.5)

備考1.  表中の括弧内寸法は,当分の間認める寸法とする。

2.

必要によりテール溝及び糸道を付ける。

3.

糸の巻取部分は,紙管の下端から 13mm,上端から 12mm を除いた部分とする。


4

L 6417-1982

図 3(続き)

単位 mm

区分

D

3

D

4

L

1

D

5

L

2

L

3

(両切) (68)

(33)

(190)

68

− 24.0 155 165

先曲

(65)

− (19.5)

(160)

(175)

備考  表中の括弧内寸法は,当分の間認める寸法とする。

(4)  9

°15′用

図 4

単位 mm

L

D

1

寸法

許容差

寸法

許容差

175 4

(178)

(3.5)

(180)

±1.0

(3.0)

±0.5

備考1.  図及び表中の括弧内寸法は,当分の間

認める寸法とする。

2.

糸 の 巻 取 部 分 は 紙 管 の 下 端 か ら

13mm

,上端から 12mm を除いた部分

とする。


5

L 6417-1982

図 4(続き)

備考  図中の括弧内寸法は,当分の間認める寸法とする。

7.

外観  外観は,使用上有害なきず,割れその他の欠点がなく,仕上げは良好でなければならない。

8.

材料  材料の原紙は,クラフトボード又はチップボードを使用する。

9.

試験方法

9.1

強度  へん平耐圧は,次の方法で測定する。

(1)

半角度 3

°30′,3°51′及び 5°57′のコーン紙管は,図 のような器具を用いて圧縮試験を行う。この際の

圧縮速度は 1 分間に 30mm とする。その結果得られる

図 のような荷重変形曲線から一次変曲点(降

伏点)を読み取り,へん平耐圧とする。

図 5

図 6

(2)

半角度 9

°15′のコーン紙管は,図 のように 2 本のコーン紙管を重ねて圧縮し,(1)の場合と同様にし

てへん平耐圧を求める。

図 7


6

L 6417-1982

9.2

寸法  寸法は,次の方法で測定する。

(1)

内径は,所定の内径ゲージを用いて測定する。

(2)

長さは,スライドゲージ又は所要精度の測定器を用いて測定する。

(3)

角度は,内径ゲージとのはめあいによって測定する。

9.3

形状・外観  形状及び外観は,目視による。

10.

検査  検査は,5.強度,6.形状・寸法及び 7.外観について 9.の試験方法によって行い,5.7.の規定に

適合しなければならない。

11.

製品の呼び方  製品の呼び方は,名称及び半角度による。

例: コーン紙管(あや巻用)9

°15′

12.

報告  生産者は,購入者に対しへん平耐圧試験成績書を提出する。

13.

表示  製品には適当な箇所に次の事項を表示する。

製造業者名又はその略号


7

L 6417-1982

規格原案作成委員会構成表

氏名

所属

(委員長)

中  島  粂  男

大阪府立大学

柴  田      稔

東洋紡績株式会社

笹  尾      清

ユニチカ株式会社

安  平      宏

日本紡績協会

中  井  昭  治

株式会社神津製作所

松  井      勇

村田機械株式会社

田  中  四  郎

田中紙管株式会社

西  井  久  二

株式会社瀬崎紙管製造所

土  橋  玉  敬

関西繊維機器工業会

山  本  繁  文

工業技術院標準部繊維化学規格課