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日本工業規格

JIS

 L

6414

-1994

テンプル(織機用)

Weaving machines

−Temple cylinders

1.

適用範囲  この規格は,織機に用いるリングテンプル(以下,テンプルという。)について規定する。

備考1.  この規格の引用規格を,次に示す。

JIS B 0405

  普通公差−第 1 部:個々に公差の指示がない長さ寸法及び角度寸法に対する公差

JIS B 7502

  マイクロメータ

JIS B 7507

  ノギス

JIS G 3101

  一般構造用圧延鋼材

JIS G 3506

  硬鋼線材

JIS G 4051

  機械構造用炭素鋼鋼材

JIS G 4308

  ステンレス鋼線材

JIS G 5501

  ねずみ鋳鉄品

JIS H 5111

  青銅鋳物

2.

この規格の対応国際規格を,次に示す。

ISO 8118 : 1992

  Weaving machines−Temple cylinders

2.

各部の名称  テンプルを図 に示し,その各部の名称は同図のとおりとする。


2

L 6414-1994

図 1  テンプル各部の名称

No

名称

1

ボルト

2

エンドセグメント

3

セグメント

4

ヘッドピース

5

セルベージリング

6

リング

7

ベベルドディスク

8

ローラー

9

ピン

3.

種類  種類は,次の 2 種類とする。

(1)

ウォータジェット用  水を用いてよこ糸を挿入するウォータジェットルーム用テンプル。

(2)

その他  水を用いないレピア織機用,エアジェットルーム用及び有ひ織機用テンプル。

4.

品質

4.1

機能

(1)

リングは,セグメントに組み込んだとき,円滑に回転すること。

(2)

セグメントは,ボルトに組み込んだとき,がたつきがないこと。

(3)

ピンは,リングに圧入し,リングの回転中に抜けないこと。

(4)

製織中テンプルに組み込まれたすべてのリング及びローラーが,円滑に回転すること。

4.2

外観  外観は,表面のきず,針折れ,さびなどの欠点がなく,仕上げが良好でなければならない。

5.

形状及び寸法  形状及び寸法は,図 のとおりとする。ただし,許容差の規定のないものの許容差は,

JIS B 0405

の中級とする。


3

L 6414-1994

図 2  主要部の寸法


4

L 6414-1994

図 2(続き)

リング

シリー

称 

d

1

ピン

列数

ピン

総数

t

d

β

d

3

b

A

24

 9.00

1

 20

1.6

24.0

14.00

3.0

10.00

1.2

 

1.0

 

0.8

 

0.6

 2

32

1.6

14.00

4.0

36

1.25-1.5-1.75

15.00

4.4

40

1.2

16.00

5.0

48

1.0

60

0.8

72

0.75

 

0.5

 3

54

1.6

14.00

4.4

72

1.25

15.00

5.0

90

1.2

16.00

108

1.0

 

0.8

7

 

0.6

 

0.3-0.5

 4

64

1.6

14.00

5.0

72

1.5

15.00

5.5

80

1.25-1.5-1.75

16.00

6.0

96

1.25

120

1.2

144

1.0

 

0.8

7

 

0.6

 

0.5

 5

90

1.6

24.0

14.00

6.0

120

1.25-1.5-1.75

25.0

15.00

7.0

150

1.2

16.00

180

1.0

17.00

 

0.8

7

 

0.6

 

0.5

 8

144

1.6

24.0

14.00

10.0

192

1.2

15.00

 

1.0

16.00

 

0.8

 

0.6


5

L 6414-1994

図 2  (続き)

リング 
シリー



d

1

ピン

列数

ピン

総数

t

d

β

d

3

b

B

1

 23

9.00 2  24

1.75-2.0

23.0

14.00

3.5

10.00

3

30

1.6

24.0

15.00

5.0

 4

36

1.5

16.00

5.7

 5

48

1.25-1.5

6.0

54

1.25

7.0

72

1.2

96

1.0

150

0.8

0.6

0.5-0.75-1.0-1.25

0.5-0.75-1.0

B

2

 22

  3  54

1.6

22.0

14.00

3.5

1.2

  5

1.0

0.8

0.6

C 19

6.00 2 32

1.2

19.0

11.00 4

36

1.0

12.00

4.5

0.8

0.6

 17

10.00

3 72

0.5-0.75-1.0-1.25  17.0

12.00

4.8

備考1.  リングの数並びにリングの傾き角度

θ

及び

θ

'

は,受渡当事者間の協定による。

2.  d

1

及び d

3

の数値は,はめあい許容限界寸法の基準寸法である。

3.  d

β

は,布とセグメント又はエンドセグメントの間隔の限界寸法の基準寸法で

ある。

6.

材料  材料は,表 のものを用いる。

表 1  各部品の材料

部品名称

ウオータジェットルーム用

レピア織機用,エアジェットルーム
用及び有ひ織機用

ボルト

JIS G 4051

に規定する S45C

エンドセグメント,セグメント,

ヘッドピース,ベベルドディス

JIS G 5501

に規定する FC250

セルベージリング, 
リング

JIS H 5111

に規定する BC6C

JIS H 5111

に規定する BC6C

ピン

JIS G 4308

に規定する SUS304

JIS G 3506

に規定する SWRH62A

ローラー

JIS G 3101

に規定する SS400 又はウレタン,黄銅,プラスチックなど(

1

)

(

1

)

ウレタン,黄銅,プラスチックなどの材料は,受渡当事者間の協定による。

7.

試験方法

7.1

寸法  寸法は,JIS B 7502 に規定する外側マイクロメータ,JIS B 7507 に規定するノギス又はこれら

と同等以上の精度をもつ測定器具によって測定する。


6

L 6414-1994

7.2

角度  角度

θ

は,受渡当事者間の協定による。

8.

検査方法  テンプルの検査は,4.及び 5.について検査を行う。この場合,検査は,全数検査又は合理

的な抜取検査方式によって行う。

9.

製品の呼び方  製品の呼び方は,種類,リングシリーズ,ピンの列数,t 及びリングの数による。

  レピア織機用テンプル  A×3×0.8×7 

10.

表示  テンプルは,包装箱など適切な箇所に次の事項を表示しなければならない。

(1)

種類

(2)

製造業者名又はその略号

改正原案作成委員会  構成表

氏名

所属

(委員長)

吉  村  元  一

金沢大学名誉教授

(委員)

澤  木  汀  二

名古屋工業大学名誉教授

安  達  俊  雄

通商産業省機械情報産業局

倉      剛  進

工業技術院標準部

高  田      豊

揚子工業株式会社

太  田  治  幸

株式会社太田精機製作所

斎  藤  与  一

津田駒工業株式会社

表      英太郎

株式会社石川製作所

斎  藤      守

株式会社豊田自動織機製作所

戸  本  清  美

豊和工業株式会社

島  崎  春  雄

日産テクシス株式会社

井  澤  哲  夫

御幸毛織株式会社

岩  佐  紀  夫

敷島紡績株式会社

山  田  浩  三

山長株式会社

井  上  直  樹

マルイテキスタイル株式会社

山  本  昭  男

細川機業株式会社

秀  真  現  成

酒清織物株式会社

山  本  淳一郎

山本織物株式会社

(関係者)

今  泉  正  昭

東海繊維機械工業会

片  岡  岐  及

北陸繊維機械工業会

宝  金  昭  造

社団法人日本繊維機械協会

(事務局)

君  塚  正  二

日本繊維機械標準化協議会

文責  吉  村  元  一