>サイトトップへ >このカテゴリの一覧へ

L 5166

:2005

(1)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,日本繊維機械標準

化協議会(JCSTM)/財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきと

の申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。

これによって JIS L5166:1995 は改正され,また,JIS L5167:1995 は廃止・統合され,この規格に置き換

えられる。

今回の改正では,日本工業規格を国際規格に整合させるため,ISO 98:2001,Textile machinery and

accessories

−Spinning preparatory and spinning machinery−Main dimensions of coverings for top rollers を基礎と

して用いた。

この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の

実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会

は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新

案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。

JIS L5166

には,次に示す附属書がある。

附属書(参考)JIS と対応する国際規格との対比表


L 5166

:2005

(2)

目  次

ページ

序文 

1

1.

  適用範囲

1

2.

  種類

1

3.

  形状・寸法 

3

4.

  製品の呼び方 

3

5.

  表示

3

附属書(参考)JIS と対応する国際規格との対比表

4

 


日本工業規格

JIS

 L

5166

:2005

リング精紡機用及び粗紡機用転がり軸受け

トップローラ

Ball and roller bearing top rollers for ring spinning frames and for roving

frames

序文  この規格は,2001 年に第 1 版として発行された ISO 98:2001,Textile machinery and accessories−

Spinning preparatory and spinning machinery

−Main dimensions of coverings for top rollers を翻訳し,対応する部

分については,技術的内容を変更することなく作成した日本工業規格であるが,対応国際規格には規定さ

れていない規定項目を日本工業規格として追加している。

なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,原国際規格を変更している事項である。変

更の一覧表をその説明を付けて,

附属書(参考)に示す。

1. 

適用範囲  この規格は,次の転がり軸受けトップローラについて規定する。

−  綿紡式及びそ毛紡式リング精紡機用転がり軸受けトップローラ

−  粗紡機用転がり軸受けトップローラ

備考  この規格の対応国際規格を,次に示す。

なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide21 に基づき,IDT(一致している)

,MOD(修

正している)

,NEQ(同等でない)とする。

ISO 98:2001

,Textile machinery and accessories−Spinning preparatory and spinning machinery−Main

dimensions of coverings for top rollers (MOD)

2.

種類  種類は,形状及び用途によって図 及び図 並びに表 及び表 による。


2

L 5166

:2005

  1  トップローラ BA 形

単位  mm

  2  トップローラ BC 形

  1    ローラの種類

    種  類

    区分  ・  形状

トップローラBA形

  トップアーム形

トップローラBC形

キャップバー形


3

L 5166

:2005

  2  各部の寸法

単位  mm

寸法

各部 BA 形 BC 形

 65

, 68., 70, 75, 80, 82.5, 85, 90, 110, 130

134.0

, 143.0, 154.0

d

1

(16)

, (18), 19, (20), 22, 25,

(28)

, (30)

30

, 32,(35), 36, 38,(40),(45),(50),(55),

(60)

d

2

25

, 27, 28, 30, (32), 35, (40), 42, 45, 48, 50, 52, (55), (60), (65),

(70)

, (75),(80)

 25

, 27, 28, 30, 32, 33, (34), 35, 39, (40), 45, 50, 59

 30

, 32, 34, 36, 38, 40, 42, 45, 50, 60

備考1.  寸法区分は 及び d

1

を除き,BC 形,BA 形共通である。

2.

括弧内は,生産量は少ないが現在使用されており,ISO にあるものである。 

3. 

形状・寸法  形状及び寸法は,図 及び図 2,並びに表 及び表 による。

備考  両図の加圧部の形状は,アール形でもよいものとする。

4. 

製品の呼び方  製品の呼び方は,種類,スピンドルゲージ(G),コット内径(d

1

,コット外径 (d

2

コット幅(b)による。

例  トップローラ BA 形  75 x 19 x 28 x 28

5. 

表示  トップローラには,見やすい箇所に製造業者名又はその略号を表示しなければならない。


4

L 5166

:2005

附属書(参考)JIS と対応する国際規格との対比表

JIS L 5166

:2005  リング精紡用及び粗紡機用転がり軸受けトップローラ

ISO 98

:1977,繊維機械及び附属品

(

Ⅰ) JIS の規定

(

Ⅲ)  国際規格の規定

(

Ⅳ)  JIS と国際規格との技術的差異の項

目ごとの評価及びその内容 
  表示箇所:本体 
  表示方法:側線又は点線の下線

項目 
番号

内容

(

Ⅱ)  国際

規格番号

項目 
番号

内容

項 目 ご と の
評価

技術的差異の内容

(

Ⅴ)  JIS と国際規格との技術的差異の理由

及び今後の対策

1.

適用範囲

綿紡式及びそ毛式リング
精紡機用転がり軸受けト
ップローラ並びに粗紡機
用転がり軸受けトップロ
ーラ,について規定。

ISO 98 

1

適用範

紡績準備機及び紡績
機に用いるトップ
ローラ用被覆の主
要寸法について規
定。

MOD/

変更

表現は異なるが,実質的内容は同じで
ある。

2

記号

トップローラ用被
覆の各部寸法など
に用いる記号につ
いて規定。

MOD/

削除

JIS

には,記号につい

ての規定項目はない。

JIS

は,3.で ISO 規格と同様の記号を使

用している。

2.

種類

トップローラ BA 形(ト
ップアーム形)及びトッ
プローラ BC 形(キャッ
プバー形)

3

寸法

3.1

紡績準備機用シ

ングルボストップ
ローラ皮膜の主要
寸法を規定

3.2

紡機及び粗紡機

用ツインボストッ
プローラ皮膜の主
要寸法を規定

MOD/

追加

JIS

は,ISO 規格にな

い,トップローラ BC
形を追加。 

日本では,BC 形ローラが広く使用され
ているので JIS として必要。 
次回の ISO 規格改正時に提案を検討す
る。

4

L

 5166


2004


5

L 5166

:2005

(

Ⅰ) JIS の規定

(

Ⅲ)  国際規格の規定

(

Ⅳ)  JIS と国際規格との技術的差異の項

目ごとの評価及びその内容 
  表示箇所:本体

  表示方法:側線又は点線の下線

項目 
番号

内容

(

Ⅱ)  国際

規格番号

項目 
番号

内容

項 目 ご と の
評価

技術的差異の内容

(

Ⅴ)  JIS と国際規格との技術的差異の理由

及び今後の対策

3.

形状・寸法  トップローラの形状及び

寸法について規定。 

MOD/

削除

形状については,JIS
は,ISO 規格のシング
ル ボ ス ト ッ プ ロ ー ラ
を削除。 

日本で使用されている機械の実態に基
づく。

3.1

紡績準備機用シ

ングルボストップ
ローラ皮膜の主要
寸法を規定

3.2

紡機及び粗紡機

用ツインボストッ
プローラ皮膜の主
要寸法を規定

MOD/

追加

寸 法 規 定 の 対 象 項 目
として、JIS は,ISO
規格にない,ツインボ
ス 間 の 寸 法 な ど を 規
定している。

JIS

として必要な規定内容を追加。

次回の ISO 規格改正時に提案を検討す
る。

 MOD/

変更

JIS

は,ISO 規格の規

定 寸 法 の 一 部 を 変 更
している。

JIS

として必要な規定内容を追加。

次回の ISO 規格改正時に提案を検討す
る。 

4.

製品の呼び

種類,スピンドルゲージ,
コット内径,コット外径
及びコット幅。

4

皮膜の

呼び方

規格番号,コット
寸法(内径,外径
及び幅)

,ショア A

硬度,type of 
executuions

及び

saddle force

MOD/

変更 

次回の ISO 規格改正時に,整合化のた
めの提案を検討する。

5.

表示

製造業者名又はその略号
を表示。

− MOD/追加

 JIS

として必要な規定項目を追加。

 
JIS と国際規格との対応の程度の全体評価:MOD


6

L 5166

:2005

1.

項目ごとの評価欄の記号の意味は,次のとおりである。

    ―  MOD/削除………  国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。 
    ―  MOD/追加………  国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。

    ―  MOD/変更………  国際規格の規定内容を変更している。

2.

JIS

と国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次のとおりである。

    ―  MOD……………  国際規格を修正している。