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L 4403 : 2000

(1)

まえがき

この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が改正した日

本工業規格である。これによって JIS L 4403 : 1974 は改正され,この規格に置き換えられる。


日本工業規格

JIS

 L 4403

: 2000

ふとん

Futon

序文  この規格は,ふとんについて規定したもので,1974 年(昭和 49 年)に制定された。今回の改正で

は,引用規格の廃止及び改正に伴い,引用規格の規格名称,項目番号及び関係する規定内容を変更してい

る。

1.

適用範囲  この規格は,既製のふとんについて規定する。

2.

引用規格  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。これらの引用規格は,その最新版を適用する。

JIS L 0842 

紫外線カーボンアーク灯光に対する染色堅ろう度試験方法

JIS L 0844 

洗濯に対する染色堅ろう度試験方法

JIS L 0849 

摩擦に対する染色堅ろう度試験方法

JIS L 1096 

一般織物試験方法

JIS L 2001 

綿ふとんわた

JIS L 2101 

綿縫糸

JIS L 2310 

絹縫糸

3.

種類  種類は,掛けふとん,敷きふとん,こたつふとん及び座ぶとんの 4 種類とする。

4.

寸法及び略号  寸法及び略号は,次のとおりとする。

a)

掛けふとん

単位 cm

一般用

子供用

夏掛用

略号

S M1 M2 L1 L2 SW W B1 B2 Su

幅  135 150 160 150 160 170 180  88  135  120

寸 

長さ 195 195 195 210 210 210 210 120 160  160

b)

敷きふとん

単位 cm

一般用

子供用

略号

S  M  L SW W B1 B2

幅  90  100 100 125 135  71  88

長さ 195 195 210 210 210 120 160


2

L 4403 : 2000

c)

こたつふとん

単位 cm

略号 M

L

LL

幅 180 200 220

寸 

長さ

180 200 220

d)

座ぶとん

単位 cm

略号 S

M

L

幅 51 55 59


長さ

55 59 63

備考1.  寸法は,ふとん側の縫上がり寸法とする。

2.

寸法の測り方は,中わたを入れる前の縫上がったふとん側を平らな台の上にのせて,しわを

のばし,その幅と長さを測る。

3.

掛けふとん,敷きふとん及びこたつふとんの寸法の許容差は,

5
3

+

cm

とする。

4.

座ぶとんの寸法の許容差は

2
1

+

cm

とする。ただし,長さは幅より 4±1cm 大きくなければなら

ない。

5.

材料及び品質

5.1

中わた及び内容量  中わたに綿ふとんわたを使用した場合,その品質は JIS L 2001 に適合するもの

で,内容量は次のとおりとする。

a)

掛けふとん

単位 kg

一般用

子供用

夏掛用

略号

S M1 M2 L1 L2 SW W B1 B2 Su

内容量 3.0 以上 3.6 以上 3.9 以上 4.2 以上

4.5

以上

0.9

以上 1.5 以上 1.2 以上

b)

敷ふとん

単位 kg

一般用

子供用

略号

S M L SW

W B1 B2

内容量 4.8 以上 5.4 以上

5.7

以上

6.9

以上

7.5

以上

1.5

以上

2.0

以上

c)

こたつふとん

単位 kg

略号 M  L  LL

内容量

3.0

以上

3.5

以上

4.0

以上

d)

座ぶとん

単位 kg

略号

S M L

内容量

1.0

以上

1.2

以上

1.5

以上


3

L 4403 : 2000

5.2

生地  織きず,穴きず,裂けきず,その他製織上の欠点及び染色加工上の欠点が目立たず,皮膚に

害を与えない良質のもので,次の品質のものでなければならない。

寸法変化

±4%以下。ただし,レーヨン

100%

のものは±5%以下。

耐光堅ろう度

4

級以上

洗たく堅ろう度

3

級以上

染色堅ろう度

摩擦堅ろう度

3

級以上

5.3

縫糸  縫糸は,JIS L 2101JIS L 2310 又はこれらと同等以上の品質のもので,生地に適したもので

なければならない。

6.

加工方法

6.1

縫い

a)

縫い合せが優良で,縫いしろが適当であること。

b)

縫い目の飛び外れがないこと。

c)

糸の調子は締まりがよく,縫い目が優良で,縫い曲がりが目立たないこと。

d)

縫い目の針数は,次のとおりとする。

機械縫い

3cm

8

針以上

手縫い 3cm 間

5

針以上

6.2

とじ

a)

とじ糸は製品に適したものを使用し,外観を損なわない位置にとじる。

b)

とじ幅は 2∼3cm,とじ糸の長さは結び目から 2.5cm 以上とし,とじ数(角とじを除く。

)は,次のと

おりとする。

ただし,キルティングしたものを除く。

掛けふとん 23 か所以上。ただし,子供用は 10 か所以上。

敷きふとん 10 か所以上。ただし,子供用は 6 か所以上。

こたつふとん 25 か所以上。

6.3

外観  縫い方及び中わたの入れ方が優良で外観を損なう欠点がないこと。

7.

試験方法

7.1

寸法変化  JIS L 1096 の 8.64.4(織物の寸法変化)の D 法(石けん液浸せき法)による。

7.2

染色堅ろう度

7.2.1

耐光試験  JIS L 0842 の 3.の第 露光法による。

7.2.2

洗濯試験  JIS L 0844 の A-2 号による。

7.2.3

摩擦試験  JIS L 0849 の摩擦試験機 II 形(学振形)による乾燥試験とする。

8.

表示  製品ごとに適当な方法で,次の表示を行う。

a)

ふとんの種類及び寸法と略号

b)

中わたの種類及び内容量 (kg)  

c)

製造番号又はその略号

d)

製造業者名又はその略号