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L 2101 : 2000

(1) 

まえがき

この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が改正した日

本工業規格である。これによって JIS L 2101 : 1994 は改正され,この規格に置き換えられる。


日本工業規格

JIS

 L

2101

 : 2000

綿縫糸

Cotton sewing thread

序文  この規格は,綿縫糸について規定したもので,1958 年(昭和 33 年)に制定された。今回の改正で

は,引用規格の改正に伴い,引用規格の規格名称及び項目番号を変更している。

1.

適用範囲  この規格は,綿縫糸について規定する。

備考  この規格の中で{  }を付けて示してある単位及び数値は,従来単位によるもので,参考とし

て併記したものである。

2.

引用規格  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。これらの引用規格は,その最新版を適用する。

JIS K 8001

  試薬試験方法通則

JIS K 8180

  塩酸(試薬)

JIS K 8659

  でんぷん(溶性)

(試薬)

JIS K 8896

  メチルレッド(試薬)

JIS K 8913

  よう化カリウム(試薬)

JIS K 8951

  硫酸(試薬)

JIS L 0104

  テックス方式による糸の表示

JIS L 0105

  繊維製品の物理試験方法通則

JIS L 0803

  染色堅ろう度試験用添付白布

JIS L 0842

  紫外線カーボンアーク灯光に対する染色堅ろう度試験方法

JIS L 0844

  洗濯に対する染色堅ろう度試験方法

JIS L 0849

  摩擦に対する染色堅ろう度試験方法

JIS L 1095

  一般紡績糸試験方法

JIS Z 8401

  数値の丸め方

3.

種類  綿縫糸の種類は,次のとおりとする。ただし,括弧内は,種類の略号である。

a

)  綿ミシン糸(ミシン糸又はカタン糸)(

1

)

(

1

)

グレース仕上げのものを含む。グレース仕上げとは,ろう引加工した綿ミシン糸をいう。

b)

綿手縫糸(手縫糸)

c)

綿製袋用縫糸(製袋用)

4.

品質


2

L 2101 : 2000

4.1

外観  外観は,糸むら,よりびり,毛羽などが少なく,色沢が良好で,加工むら及び汚れが目立っ

てはならない。

4.2

つなぎ節  つなぎ節数(

2

)

は,6.2 によって試験したとき,

表 のとおりとする。

(

2

)

もろよりのものは,上よりのつなぎ節数とする。

表 1  つなぎ節数

単位  個/km

糸長

つなぎ節数

 100m

以下のもの

2.2

以下

100m

を超え 1 000m 以下のもの

2.0

以下

1 000m

を超えるもの 1.0 以下

4.3

長さ又は質量  1 巻若しくは 1 かせの長さ又は質量(

3

)

は,6.3 又は 6.4 によって試験したとき,表示

された値に対し,

表 又は表 のとおりとする。

(

3

)

質量は,絶乾質量に公定水分率 (8.5%) を加えたものとする。

表 2  長さ(長さ表示のもの)

単位  %

長さ

許容差

 1

000m

以下のもの

+5.0
−2.0

1 000m

を超え 5 000m 以下のもの

+4.0
−1.5

5 000m

を超えるもの

+3.0

−1.0

表 3  質量(質量表示のもの)

単位  %

質量

許容差

50g

以下のもの

+5.0

−2.0

50g

を超え 100g 以下のもの

+4.0

−1.5

100g

を超えるもの

+3.0 
−1.0

4.4

正量繊度  正量繊度は,6.5 によって試験したとき,表示された原糸繊度に対し,次のとおりとする。

a) 

漂白又は染色加工したもの

±10%

b) 

漂白又は染色加工しないもの  ±5%

4.5

引張強さ  引張強さは,次のとおりとする。

a)

綿ミシン糸  綿ミシン糸の引張強さは,6.6 によって試験したとき,原糸繊度と合糸数の組合せによっ

表 を満足しなければならない。


3

L 2101 : 2000

表 4  綿ミシン糸

呼び

原糸繊度

dtex

{原糸番手  S}

合糸数

引張強さ(最低値)

N {gf}

#40

(2 コード)

210 {  28}

7.3 {  740}

#50

(2 コード)

200 {  30}

7.0 {  710}

#60

(2 コード)

145 {  40}

5.6 {  570}

#70

(2 コード)

135 {  44}

5.2 {  530}

#80

(2 コード)

120 {  50}

4.5 {  450}

#90

(2 コード)

100 {  60}

3.9 {  390}

#100

(2 コード)

  91 {  65}

3.7 {  370}

#120

(2 コード)

  74 {  80}

3.1 {  310}

#150

(2 コード)

59

{100}

2

2.5 {  250}

#8

(3 コード)

370 {  16}

18.9 {1 920}

#20

(3 コード)

300 {  20}

16.1 {1 640}

#30

(3 コード)

200 {  30}

10.9 {1 110}

#40

(3 コード)

145 {  40}

8.6 {  870}

#50

(3 コード)

120 {  50}

7.0 {  710}

#60

(3 コード)

100 {  60}

5.9 {  600}

#70

(3 コード)

  84 {  70}

5.3 {  540}

#80

(3 コード)

  74 {  80}

4.8 {  480}

#100

(3 コード)

59

{100}

3

3.9 {  390}

#6

(6 コード)

300 {  20}

32.6 {3 320}

#8

(6 コード)

200 {  30}

22.7 {2 310}

#10

(6 コード)

165 {  36}

19.5 {1 980}

#20

(6 コード)

145 {  40}

17.7 {1 800}

#30

(6 コード)

100 {  60}

11.6 {1 180}

#40

(6 コード)

  74 {  80}

10.0 {1 010}

#50

(6 コード)

59

{100}

2

×3

8.3 {  840}

備考  グレース仕上げのものは,表の引張強さの 5%増しとし,か

つ,

JIS Z 8401

によって小数点以下 1 けたに丸めた値とする。

b)

綿羊縫糸  綿手縫糸の引張強さは,6.6 によって試験したとき,原糸繊度と合糸数の組合せによって,

表 を満足しなければならない。

表 5  綿手縫糸

呼び

原糸繊度 dtex

{原糸番手  S}

合糸数

引張強さ(最低値)

N {gf}

20/2

300 {20}

7.6 {  770}

24/2

250 {24}

6.6 {  670}

30/2

200 {30}

5.1 {  520}

40/2

145 {40}

4.2 {  420}

50/2

120 {50}

3.7 {  370}

60/2

100 {60}

3.3 {  330}

80/2 74

{80}

2

2.5 {  250}


4

L 2101 : 2000

呼び

原糸繊度 dtex

{原糸番手  S}

合糸数

引張強さ(最低値)

N {gf}

5/3

1 200 { 5}

26.3 {2 680}

10/3

590 {10}

19.3 {1 960}

16/3

370 {16}

13.3 {1 350}

20/3

300 {20}

11.8 {1 200}

30/3

200 {30}

7.9 {  800}

40/3

145 {40}

6.2 {  630}

50/3

120 {50}

5.5 {  560}

60/3

100 {60}

5.0 {  500}

80/3 74

{80}

3

3.8 {  380}

10/2

×3

590 {10}

41.7 {4 250}

20/2

×3

300 {20}

24.6 {2 500}

30/2

×3

200 {30}

16.5 {1 680}

40/2

×3

145 {40}

13.3 {1 350}

60/2

×3 100

{60}

2

×3

10.3 {1 050}

備考  しつけ糸は,表の引張強さの 15%減とし,かつ,JIS Z 8401

によって小数点以下 1 けたに丸めた値とする。

c)

綿製袋用縫糸  綿製袋用縫糸の引張強さは,6.6 によって試験したとき,原糸繊度と合糸数の組合せに

よって,

表 を満足しなければならない。

表 6  綿製袋用縫糸

呼び

原糸繊度 dtex

{原糸番手  S}

合糸数

引張強さ(最低値)

N {gf}

20/4

300 {20}

4

15.7 {1 600}

20/5

300 {20}

5

19.7 {2 000}

20/6

300 {20}

6

23.6 {2 400}

20/8

300 {20}

8

30.5 {3 100}

20/3

×3 300

{20}

3

×3

36.3 {3 700}

30/4

×3 200

{30}

4

×3

32.9 {3 350}

d)

表 4の表中にない原糸繊度と合糸数の組合せのもの  表 4の表中にない原糸繊度と合糸数の組

合せのものの引張強さは,6.6 によって試験したとき,次の式によって算出した値を,JIS Z 8401 によ

って小数点以下 1 けたに丸めた値以上とする。

1)

同一原糸繊度であって合糸数の異なるものがあるとき

1.1)

片よりのもの

n

F

F

×

=

3

1

ここに,

F

引張強さ

 (N)

F

1

当該原糸繊度の片より

3

本のものの引張強さの最低値

 (N)

n

当該合糸数

1.2)

もろよりのもの

n

F

F

×

=

6

2

ここに,

F

:  引張強さ (N)


5

L 2101 : 2000

F

2

:  当該原糸繊度のもろより 2×3 本のものの引張強さの最低値

(N)

n

:  当該合糸数

2)

その他のもの

2.1)

片よりのもの

n

D

D

D

D

F

F

F

F

×

ú

û

ù

ê

ë

é

×

÷

ø

ö

ç

è

æ

=

2

3

2

1

4

3

3

3

3

3

ここに,

F

:  引張強さ (N)

F

3

:  直近の太い原糸繊度の片より 3 本のものの引張強さの最低値

(N)

F

4

:  直近の細い原糸繊度の片より 3 本のものの引張強さの最低値

(N)

D

1

:  当該原糸繊度 (dtex)

D

2

:  直近の太い原糸繊度 (dtex)

D

3

:  直近の細い原糸繊度 (dtex)

n

:  当該合糸数

2.2)

もろよりのもの

n

D

D

D

D

F

F

F

F

×

ú

û

ù

ê

ë

é

×

÷÷ø

ö

ççè

æ

=

2

3

2

1

6

5

5

6

6

6

ここに,

F

:  引張強さ (N)

F

5

:  直近の太い原糸繊度のもろより 2×3 本のものの引張強さの

最低値 (N)

F

6

:  直近の細い原糸繊度のもろより 2×3 本のものの引張強さの

最低値 (N)

D

1

:  当該原糸繊度 (dtex)

D

2

:  直近の太い原糸繊度 (dtex)

D

3

:  直近の細い原糸繊度 (dtex)

n

:  当該合糸数

4.6

引張強さ変動率  引張強さ変動率は,6.7 によって試験したとき,10.5%以下とする。

4.7

より数変動率  より数変動率は,6.8 によって試験したとき,7.5%以下とする。

4.8

合糸数  合糸数は,6.9 によって試験したとき,表示された合糸数と一致しなければならない。

4.9

残留硫酸及び残留塩素  漂白したものについては,6.10 によって試験したとき,硫酸又は塩素の残

留が認められてはならない。

4.10

染色堅ろう度  染色堅ろう度は,6.11 によって試験したとき,次のとおりとする。ただし,紙袋な

どの口縫い糸であって,標識用として染色したものを除く。

a)

普通染  洗濯試験の判定が変退色 3 級以上,汚染 3 級以上であり,かつ,摩擦試験の判定が 3 級以上

であること。

b)

洗濯堅ろう染  強洗濯試験の判定が変退色 4 級以上,汚染 4 級以上であり,かつ,摩擦試験の判定が

3

級以上であること。

c)

堅ろう染  強洗濯試験の判定が変退色 4 級以上,汚染 4 級以上であり,摩擦試験の判定が 3 級以上で

あり,かつ,耐光試験の判定が 4 級以上であること。

4.11

仕立て  綿縫糸の仕立ては,かせ,カード,玉巻,紙管,プラスチック管などに巻いたものとし,

仕立ての状態は,良好でなければならない。

5.

材料  材料は,縫糸に適した良質の綿糸を使用する。


6

L 2101 : 2000

6.

試験方法

6.1

試験室及び試料の準備  試験室は,原則として標準状態(

4

)

とする。試料は,この試験室内に放置し

て 1 時間以上の間隔で質量を測定し,その前後の質量差が,後の質量の 0.1%以内となったものを用いる。

ただし,試料を標準状態にするには,乾いた方の状態から吸湿させる。

(

4

)

  JIS L 0105

4.1(試験場所)に規定する標準状態とする。

備考  試験室が標準状態に保たれない場合は,試験時の温度及び湿度を付記する。

6.2

つなぎ節  つなぎ節の試験は,試料を 10 個以上採取し,そのつなぎ節数(

2

)

を数え,次の式によって

算出し,JIS Z 8401 によって小数点以下 1 けたに丸める。

l

k

A

=

ここに,  A:  つなぎ節数(個/km) 

k

:  試料のつなぎ節数を合計した数(個)

l

:  試料の測定長さを合計して km に換算した値 (km)

6.3

長さ  長さの試験は,JIS L 1095 の 9.1(糸長)によって行う。この場合,初荷重は,JIS L 1095 

6.1

(初荷重)による。

6.4

質量  質量の試験は,JIS L 1095 の 9.3(正量)によって行う。

6.5

正量繊度  正量繊度の試験は,20g 以上の試料を採取し,6.3 によって糸長 (m) を求め,その糸長と

絶乾質量  (g)  から次の式によって算出し,JIS Z 8401 によって小数点以下 1 けたに丸める。

n

L

m

D

×

÷

ø

ö

ç

è

æ +

×

×

=

100

5

.

8

1

000

10

1

÷

ø

ö

ç

è

æ +

+

×

×

÷

ø

ö

ç

è

æ +

×

×

=

100

1

1

100

5

.

8

1

000

10

2

t

n

L

m

D

ここに,

D

1

漂白又は染色加工したものの正量繊度 (dtex)

D

2

漂白又は染色加工しないものの正量繊度 (dtex)

L

糸長 (m)

m

絶乾質量 (g)

8.5

公定水分率 (%)

n

合糸数

t

JIS L 1095

の 9.16(より縮み率)によって測定したより縮み

率 (%)

6.6

引張強さ  引張強さの試験は,定速緊張形引張試験機又は定速伸長形引張試験機を用いて,JIS L 

1095

の 9.5(単糸引張強さ及び伸び率)によって行う。この場合,初荷重,つかみ間距離及び引張速度は,

次のとおりとする。

a)

初荷重  6.3 と同じ値とする。

b)

つかみ間距離  50cm(測定不可能な場合は 25cm)とする。

c)

引張速度  30±2cm/min とする。

備考1.  測定回数は,20回以上とし,その平均値を JIS Z 8401によって小数点以下1けたに丸める。

2.

引張強さに用いる試験機は,当分の間,引張強さが従来単位によって表示されたものを使用


7

L 2101 : 2000

してもよい。

この場合,引張強さは,1kgf=9.806 65N の換算率で SI 単位に換算し,JIS Z 8401 によって

小数点以下 1 けたに丸める。

6.7

引張強さ変動率  引張強さ変動率の試験は,6.6 における引張強さの値を用いて,次の式によって算

出する。

(

)

( )

100

1

2

×

=

å

x

n

x

x

T

r

ここに,

T

r

:  引張強さ変動率 (%)

x

:  6.6 によって測定した各々の引張強さ (N)

x

:  6.6 によって測定した引張強さの平均値 (N)

n

:  測定回数

6.8

より数変動率  より数変動率の試験は,JIS L 1095 の 9.15(より数)によって,つかみ間距離 25.4cm

間のより数(

5

)

を測定し,次の式によって算出する。

なお,初荷重は,6.3 と同じ値とする。

(

5

)

もろよりのものについては,上より数とする。

備考  測定回数は,20 回以上とする。

(

)

( )

100

1

2

×

=

å

y

n

y

y

Y

n

ここに,

Y

n

:  より数変動率 (%)

y

:  各測定におけるより数

y

:  より数の平均値

n

:  測定回数

6.9

合糸数  合糸数の試験は,6.8 の試験の際,測定する。

6.10

残留硫酸及び残留塩素

6.10.1

残留硫酸  残留硫酸の試験は,次のとおりとする。

a)

試料約 3g を三角フラスコに入れ,これに水(

6

)

100ml

を加えてときどき振り混ぜながら 20∼30 分間経

過した後,この抽出液 5ml を試験管にとり,メチルレッド溶液 (0.02%) (

7

)

0.1

∼0.2ml を滴下して着色

の有無を調べる。

(

6

)

蒸留水又はイオン交換水を用いる。

(

7

)

  JIS K 8896

に規定するメチルレッド 0.02g を 100ml のエタノール(60 容量%)に溶かして調製

したものを用いる。

b)

赤い色が現れたときは酸性であるから,試料を三角フラスコから取り出して,その中の抽出液を約 5ml

になるまで濃縮した後,塩酸 (5%) (

8

)

1ml

及び塩化バリウム溶液 (10%) (

9

)

1ml

を加えたとき,白濁す

れば硫酸塩の存在を示す。

(

8

)

  JIS K 8180

に規定する塩酸の特級12ml に水(

6

)

を加えて100ml としたものを用いる。

(

9

)

  JIS K 8001

の 4.2(試薬溶液)に規定する調製方法によって調製したものを用いる。


8

L 2101 : 2000

6.10.2

残留塩素  残留塩素の試験は,試料約 3g を三角フラスコに入れ,これに水(

6

)

100ml

,硫酸 (10%)

(

10

)

3ml

及びよう化カリウムでんぷん溶液(

11

)

1ml

を加えてときどき振り混ぜ,10 分間経過後,紫又は青い色

が現れれば塩素の存在を示す。

(

10

)

  JIS K 8951

に規定する硫酸5.7ml を水(

6

)

10ml

に注意しながら加え,冷却後,水(

6

)

を加えて100ml

としたものを用いる。

(

11

)

  JIS K 8913

に規定するよう化カリウムの特級 1g,JIS K 8659 に規定するでんぷん(溶性)1g を

100ml

の水(

6

)

に溶かして調製したものを用いる。

6.11

染色堅ろう度

6.11.1

洗濯試験  洗濯試験は,JIS L 0844 の A-2 号による。この場合,試験に使用する添付白布は,JIS L 

0803

に規定する綿及び絹とする。

6.11.2

強洗濯試験  強洗濯試験は,JIS L 0844 の A-4 号による。この場合,試験に使用する添付白布は,

JIS L 0803

に規定する綿及び絹とする。

6.11.3

摩擦試験  摩擦試験は,JIS L 0849 による。この場合,試験は,摩擦試験機 II 形を用いて,乾燥状

態で行う。

6.11.4

耐光試験  耐光試験は,JIS L 0842 による。この場合,露光方法は,第 3 露光法とする。

7.

検査方法  綿縫糸は,4.について検査を行う。この場合,検査は,全数検査又は合理的な抜取検査方

法によって行う。

8.

表示  綿縫糸には,製品ごとに適切な方法で,次の事項を表示しなければならない。

a)

種類又はその略号(

12

)

(

12

)

綿ミシン糸のうち,グレース仕上げの場合には,

“グレース”と表示しなければならない。また,

綿手縫糸のうち,しつけ糸の場合は,

“しつけ糸”と表示しなければならない。

b)

原糸繊度及び合糸数(

13

)

,又は呼び(

14

)

(

13

)

原糸繊度及び合糸数によって表示する場合は,JIS L 0104による。

(

14

)

綿ミシン糸の表示を呼びで行う場合は,例のように“コード”を“cord”と表示してもよい。

さらに,呼びの括弧書きは離して表示してもよい。

例  #40      (2cord)

c)

長さ又は質量

d)

洗濯堅ろう染(洗濯堅ろう染のものに限る。

e)

堅ろう染(堅ろう染のものに限る。

f)

家庭用品品質表示法に基づく表示

1)

繊維の組成

2)

表示者の氏名又は名称及び住所又は電話番号


9

L 2101 : 2000

改正原案作成委員会  構成表

氏名

所属

(委員長)

石  川  欣  造

文化女子大学

(委員)

鷺  坂      正

通商産業省生活産業局原料紡績課

窪  田      明

通商産業省生活産業局総務課繊維企画官

地  崎      修

工業技術院標準部

横  田  昌  行

通商産業省通商産業検査所

井  口  耕  一

財団法人日本紡績検査協会

中  沢  正  隆

財団法人日本化学繊維検査協会

深  沢  保  義

財団法人撚糸・縫糸検査協会

筒  井  清次郎

日本紡績協会

古  川  元  彦

日本化学繊維協会

小  林  成  一

日本麻紡績協会

藤  井  幸  二

株式会社フジックス

儘  田  雅  夫

儘田産業株式会社

永  井  祐二郎

永井撚糸株式会社

中  村  治  夫

大黒絲業株式会社

瀬  古  廉  久

グンゼ株式会社

安  藝  雅  夫

全日本紳士服工業組合連合会

土  谷  勝  利

全日本婦人子供服工業組合連合会

関  口      基

社団法人縫製機械工業会

横  田  幸  雄

全国縫糸卸協会

齊  藤  有  常

日本百貨店協会

前  島  明  宏

日本チェーンストア協会

吉  岡  初  子

主婦連合会

川  又  幸  子

全国地域婦人団体連絡協議会

(関係者)

塩  野  博  敏

財団法人撚糸・縫糸検査協会

(事務局)

堀  部  和  作

日本縫糸工業協会