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L 1055:2009  

(1) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

目 次 

ページ 

序文 ··································································································································· 1 

1 適用範囲························································································································· 1 

2 引用規格························································································································· 1 

3 用語及び定義 ··················································································································· 1 

4 試料の採取 ······················································································································ 1 

5 試験条件························································································································· 2 

6 試験方法························································································································· 2 

6.1 装置 ···························································································································· 2 

6.2 操作 ···························································································································· 2 

7 試験報告書 ······················································································································ 3 

附属書A(参考)輝度計を用いる方法(B法) ··········································································· 4 

L 1055:2009  

(2) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

まえがき 

この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人繊維評価

技術協議会(JTETC)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべ

きとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。 

これによって,JIS L 1055:1987は改正され,この規格に置き換えられた。 

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。 

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に

抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許

権,出願公開後の特許出願,実用新案権及び出願公開後の実用新案登録出願にかかわる確認について,責

任はもたない。 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

日本工業規格 

      JIS 

L 1055:2009 

カーテンの遮光性試験方法 

Testing methods for light blocking effect of curtain materials 

序文 

この規格は,生活様式の変化に伴い一般家庭でも遮光性の高いカーテンの需要が増加したことによって,

その遮光性を評価する試験方法の標準化が強く要望された。これによって昭和61年(1986)から試験方法の

検討が行われ,昭和62年(1987)に制定された規格であり,一般家庭用カーテンの遮光性能の確認にも使用

されている。今回は,試験条件の見直しなど,実態に対応するために改正した。 

なお,対応国際規格は,現時点で制定されていない。 

適用範囲 

この規格は,繊維製のカーテン及びカーテン用生地の遮光性能を評価するための試験方法について規定

する。 

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 

JIS C 1609-1 照度計  第1部:一般計量器 

JIS C 7527 ハロゲン電球(自動車用を除く)−性能規定 

JIS L 0105 繊維製品の物理試験方法通則 

JIS L 0208 繊維用語−試験部門 

JIS Z 8113 照明用語 

JIS Z 8401 数値の丸め方 

用語及び定義 

この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS L 0105,JIS L 0208及びJIS Z 8113によるほか,次による。 

3.1 

遮光性能 

入射する光を遮る性能をいい,遮光率S (%) で表す。 

試料の採取 

試料は,試験片の採取に十分な大きさとし,カーテン用生地の場合には,両耳端から全幅の1/10以上,

端末から1 m 以上離れた部分から採取し,カーテンの場合には,無作為に採取する。 

 
 

L 1055:2009  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

試験条件 

試験は,外部の光を遮断した暗室内で行うものとする。 

試験方法 

照度計を用いる方法(A法) カーテンの遮光性能を照度の測定によって評価する方法。 

注記 輝度計を用いる方法(B法) カーテンの遮光性能を輝度の測定によって評価する方法は,附

属書Aを参照。 

6.1 

装置 

装置は,次による。 

a) 光源 JIS C 7527に規定するJD100V500W又はJD110V500Wのもの。 

b) 照度計 JIS C 1609-1に規定する一般形AA級照度計で,測定範囲0.01 lx〜199 900 lxのもの。 

c) 光源保持台 光源を上下に移動できるもの。 

d) 試験箱 約400 mm×400 mm×100 mmとし,つや消し黒色塗料1) を内部の全面に塗布した内面反射

の影響の少ない構造のもので上部が開いているもの。 

注1) つや消し黒色塗料の色は,JIS Z 8721に規定する無彩色のN1.5〜N2とする。 

e) 試験片支持枠 大きさは,約400 mm×400 mmとし,つや消し黒色塗料1) を全面に塗布したもので,

中央部に直径100 mmの孔をあけたもの。 

f) 

電圧調整器 一次電圧100 V及び二次電圧0 V〜130 Vのもの。 

6.2 

操作 

箇条4の試料から大きさ約200 mm×200 mmの試験片を3枚2) 採取する。光源を点灯し,光源の電圧を

電圧調整器によって定格電圧にした後,照度計の受光部全面に光を当て,光源保持台の光源を上又は下に

移動し,使用目的に応じて選択した照度 (lx) 3) に調整する。次に,電圧調整器によって所定の照度に微調

整した後,試験片を裏面が光源側になるようにして,光の当たる部分がたるまないように試験片支持枠に

装着し,図1に示すように受光部から100 mmの位置の試験箱上に載せる。その状態で試験片を透過した

光を測定し,次の式によって遮光率 S (%) を求める。試験結果は,3枚の試験片をそれぞれ測定し,その

平均値を,JIS Z 8401の規則B(四捨五入法)によって小数点以下2けたに丸める。 

100

1

o

=

i

i

S

ここに, 

S: 遮光率 (%) 

it: 試験片を装着したときの照度 (lx) 

io: 試験片を装着しないときの照度 (lx) 

注記 電圧変動による照度の変動を少なくするためには,自動電圧安定器を用いるとよい。 

注2) 柄があるものについては,柄が片寄らないように必要に応じて試験片の枚数を多く採取する。 

3) 通常は,照度10 000 lx±500 lxを用い,特に遮光性能の高いものを測定するときは,100 000 lx

±5 000 lxを用いる。 

 
 

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

単位 mm 

光源,試験片支持枠,試験箱の孔及び照度計の受光部は,それぞれの中心が一致するように据え付ける。 

図1−照度計を用いる方法(A法)の装置の一例 

試験報告書 

試験報告書には,次の事項を記載する(例1及び例2参照)。 

a) 試験年月日 

b) 規格番号 

c) 試験方法 

d) 試験片を装着しないときの照度 

e) 試験結果 

例1 JIS L 1055 A法  (10 000 lx) 95.88 %  

例2 JIS L 1055 A法 (100 000 lx) 99.96 %  

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

附属書A 

(参考) 

輝度計を用いる方法(B法) 

序文 

この附属書は,カーテンの遮光性能を輝度の測定によって評価する輝度計を用いる方法(B法)につい

て記載するものであって,規定の一部ではない。 

A.1 輝度計を用いる方法(B法) 

A.1.1 装置 

装置は,次による。 

a) 光源 白熱電球300 W又は500 Wで前面に拡散板を付けて光源面としたもの。 

b) 輝度計 光学系を用いた物理測光式のもので,視感度補正がなされたもの。 

c) 試験箱 約400 mm×400 mm×300 mmとし,つや消し黒色塗料1) を内部の全面に塗布したもので,

前面の中央部に直径175 mm,後面の中央部に直径100 mmの孔をあけたもの。 

d) 試験片支持枠 大きさは,約400 mm×400 mmとし,つや消し黒色塗料1) を全面に塗布したもので,

中央部に直径175 mmの孔をあけたもの。 

注1) つや消し黒色塗料の色は,JIS Z 8721に規定する無彩色のN1.5〜N2とする。 

A.1.2 操作 

箇条4の試料から大きさ約200 mm×200 mmの試験片を3枚2) 採取する。光源を点灯し,輝度計によっ

て光源面の中央の輝度 (cd/m2) を測定する。次に,試験片を裏面が光源側になるようにして光の当たる部

分がたるまないように試験片支持枠に装着し,図A.1に示すように,試験片支持枠を試験箱前面に外側か

ら粘着テープで取り付ける。その状態で試験片を透過した光を測定し,次の式によって遮光率 S (%) を求

める。試験結果は3枚の試験片をそれぞれ測定し,その平均値を,JIS Z 8401の規則B(四捨五入法)に

よって小数点以下2けたに丸める。 

100

1

o

=

i

i

S

ここに, 

S: 遮光率 (%) 

it: 試験片を装着したときの輝度 (cd/m2) 

io: 試験片を装着しないときの輝度 (cd/m2) 

注2) 柄があるものについては,柄が片寄らないように必要に応じて試験片の枚数を多く採取する。 

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L 1055:2009  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

単位 mm 

光源,試験片支持枠,試験箱の孔及び輝度計の受光部は,それぞれの中心が一致するように据え付ける。 

図A.1−輝度計を用いる方法(B法)の装置の一例 

参考文献 JIS Z 8721 色の表示方法−三属性による表示