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L 1030-2

:2012

(1)

目  次

ページ

序文 

1

1

  適用範囲

1

2

  引用規格

3

3

  用語及び定義 

3

4

  試験の種類 

5

5

  解じょ法

6

5.1

  適用

6

5.2

  一般

6

5.3

  試験場所 

6

5.4

  装置及び器具 

6

5.5

  試薬

7

5.6

  試料の採取 

7

5.7

  試料の前処理 

7

5.8

  操作

8

5.9

  計算

8

5.10

  確認

10

6

  溶解法

10

6.1

  共通事項 

10

6.2

  操作方法 

16

7

  顕微鏡法

50

7.1

  適用

50

7.2

  試験条件 

50

7.3

  装置

50

7.4

  試薬

52

7.5

  試料の採取 

52

7.6

  試料の前処理 

52

7.7

  試験方法 

52

7.8

  計算

54

7.9

  確認

55

8

  試験報告書 

55

附属書 A(規定)窒素成分分析法 

61

附属書 B(規定)加熱法

64

附属書 C(規定)種類の繊維混用率(個別溶解法) 

66

附属書 CA(参考)種類の繊維混用品の組成百分率計算の例(C.2.8.1 の方式 1) 

73

附属書 CB(参考)種類の繊維混用品の溶解法を用いて分析できる代表的な 種類の繊維混用品 

75


L 1030-2

:2012  目次

(2)

ページ

附属書 D(参考)非繊維物質の除去方法 

109

附属書 E(参考)熱抽出装置

115

附属書 F(参考)試料の採取及び準備の手順

116

附属書 JA(参考)JIS と対応国際規格との対比表 

118


L 1030-2

:2012

(3)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,社団法人繊維評価

技術協議会(JTETC)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改

正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格であ

る。

これによって,JIS L 1030-2:2006 は改正され,この規格に置き換えられた。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実

用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

JIS L 1030

の規格群には,次に示す部編成がある。

JIS

L

1030-1

  第 1 部:繊維鑑別

JIS

L

1030-2

  第 2 部:繊維混用率


日本工業規格

JIS

 L

1030-2

:2012

繊維製品の混用率試験方法−第 2 部:繊維混用率

Testing methods for quantitative analysis of fibre mixtures of textiles-

Part 2: Testing methods for quantitative analysis of fibre mixtures

序文 

この規格は,2006 年に第 1 版として発行された ISO 1833-1ISO 1833-2ISO 1833-3ISO 1833-4ISO 

1833-5

ISO 1833-7ISO 1833-8ISO 1833-9ISO 1833-10ISO 1833-11ISO 1833-12ISO 1833-13ISO 

1833-14

ISO 1833-15ISO 1833-16ISO 1833-17ISO 1833-18ISO 1833-19 及び ISO 1833-21,2007 年

に第 1 版として発行された ISO 1833-6 及び ISO 17751,2009 年に第 1 版として発行された ISO 1833-20 

びに 2010 年に第 1 版として発行された ISO 1833-24 を基とし,技術的内容を変更して作成した日本工業規

格である。

なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。

変更の一覧表にその説明を付けて,

附属書 JA に示す。

適用範囲 

この規格は,繊維製品中に混用されている繊維の混用率を求める試験方法として,解じょ法,溶解法及

び顕微鏡法の 3 種類の試験方法について規定する。この規格はこれらの試験方法を適用する前に繊維製品

中に混用されている繊維の全てを鑑別する必要がある。繊維鑑別は,JIS L 1030-1 に規定している。

解じょ法が適用できる繊維製品については,通常,解じょ法を用いる。解じょ法が適用できない繊維製

品には溶解法を用いる。解じょ法及び溶解法のいずれの試験方法も適用できない繊維製品には,顕微鏡法

を用いる。

警告  この規格は,事前に適切な注意が払われない場合,健康を害するおそれのある物質

1)

及び/又

は方法を規定しており,技術的に適切・妥当であることだけに言及するものである。この規格

を使用する者は,いかなる場合でも,健康及び安全に関する法的な義務を免れない。この規格

は,薬品の取り扱いの資格及び/又は知識・経験のある者が操作することを想定している。

1)

  健康を害するおそれのある物質については,化学物質などの安全データシート(SDS)

に詳しい情報が記載されている。

注記  この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。

ISO 1833-1:2006

,Textiles−Quantitative chemical analysis−Part 1: General principles of testing

ISO 1833-2:2006

,Textiles−Quantitative chemical analysis−Part 2: Ternary fibre mixtures

ISO 1833-3:2006

,Textiles−Quantitative chemical analysis−Part 3: Mixtures of acetate and certain

other fibres (method using acetone)

ISO 1833-4:2006

,Textiles−Quantitative chemical analysis−Part 4: Mixtures of certain protein and

certain other fibres (method using hypochlorite)


2

L 1030-2

:2012

ISO 1833-5:2006

,Textiles−Quantitative chemical analysis−Part 5: Mixtures of viscose, cupro or

modal and cotton fibres (method using sodium zincate)

ISO 1833-6:2007

,Textiles−Quantitative chemical analysis−Part 6: Mixtures of viscose or certain

types of cupro or modal or lyocell and cotton fibres (method using formic acid and zinc chloride)

ISO 1833-7:2006

,Textiles−Quantitative chemical analysis−Part 7: Mixtures of polyamide and certain

other fibres (method using formic acid)

ISO 1833-8:2006

,Textiles−Quantitative chemical analysis−Part 8: Mixtures of acetate and triacetate

fibres (method using acetone)

ISO 1833-9:2006

,Textiles−Quantitative chemical analysis−Part 9: Mixtures of acetate and triacetate

fibres (method using benzyl alcohol)

ISO 1833-10:2006

,Textiles−Quantitative chemical analysis−Part 10: Mixtures of triacetate or

polylactide and certain other fibres (method using dichloromethane)

ISO 1833-11:2006

,Textiles−Quantitative chemical analysis−Part 11: Mixtures of cellulose and

polyester fibres (method using sulfuric acid)

ISO 1833-12:2006

,Textiles−Quantitative chemical analysis−Part 12: Mixtures of acrylic, certain

modacrylics, certain chlorofibres, certain elastanes and certain other fibres (method using

dimethylformamide)

ISO 1833-13:2006

,Textiles−Quantitative chemical analysis−Part 13: Mixtures of certain chlorofibres

and certain other fibres (method using carbon disulfide/acetone)

ISO 1833-14:2006

,Textiles−Quantitative chemical analysis−Part 14: Mixtures of acetate and certain

chlorofibres (method using acetic acid)

ISO 1833-15:2006

,Textiles−Quantitative chemical analysis−Part  15:  Mixtures  of  jute  and  certain

animal fibres (method by determining nitrogen content)

ISO 1833-16:2006

,Textiles−Quantitative chemical analysis−Part 16: Mixtures of polypropylene

fibres and certain other fibres (method using xylene)

ISO 1833-17:2006

,Textiles−Quantitative chemical analysis−Part 17: Mixtures of chlorofibres

(homopolymers of vinyl chloride) and certain other fibres (method using sulfuric acid)

ISO 1833-18:2006

,Textiles−Quantitative chemical analysis−Part 18: Mixtures of silk and wool or

hair (method using sulfuric acid)

ISO 1833-19:2006

,Textiles−Quantitative chemical analysis−Part 19: Mixtures of cellulose fibres and

asbestos (method by heating)

ISO 1833-20:2009

,Textiles−Quantitative chemical analysis−Part 20: Mixtures of elastane and certain

other fibres (method using dimethylacetamide)

ISO 1833-21:2006

,Textiles−Quantitative chemical analysis−Part 21: Mixtures of chlorofibres, certain

modacrylics, certain elastanes, acetates, triacetates and certain other fibres (method using

cyclohexanone)

ISO 1833-24:2010

,Textiles−Quantitative chemical analysis−Part 24: Mixtures of polyester and

certain other fibres (method using phenol and tetrachloroethane)

ISO 17751:2007

,Textiles−Quantitative analysis of animal fibres by microscopy−Cashmere, wool,

speciality fibres and their blends(全体評価:MOD)


3

L 1030-2

:2012

なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1 に基づき,

“修正している”

ことを示す。

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS K 0050

  化学分析方法通則

JIS K 8085

  アンモニア水(試薬)

JIS K 8102

  エタノール (95)(試薬)

JIS K 8111

  塩化亜鉛(試薬)

JIS K 8161

  ジクロロメタン(試薬)

JIS K 8180

  塩酸(試薬)

JIS K 8264

  ぎ酸(試薬)

JIS K 8305

  m-クレゾール(試薬)

JIS K 8322

  クロロホルム(試薬)

JIS K 8361

  酢酸エチル(試薬)

JIS K 8500

  N,N-ジメチルホルムアミド(試薬)

JIS K 8576

  水酸化ナトリウム(試薬)

JIS K 8680

  トルエン(試薬)

JIS K 8863

  ほう酸(試薬)

JIS K 8891

  メタノール(試薬)

JIS K 8951

  硫酸(試薬)

JIS K 8962

  硫酸カリウム(試薬)

JIS K 9001

  チオシアン酸カリウム(試薬)

JIS K 9003

  流動パラフィン(試薬)

JIS L 0105

  繊維製品の物理試験方法通則

注記  対応国際規格:ISO 139,Textiles−Standard atmospheres for conditioning and testing(MOD)

JIS L 1013

  化学繊維フィラメント糸試験方法

JIS L 1030-1

  繊維製品の混用率試験方法−第 1 部:繊維鑑別

JIS R 3503

  化学分析用ガラス器具

JIS Z 8401

  数値の丸め方

用語及び定義 

この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。

3.1 

混用率 

組成繊維中における繊維の種類が 2 種類以上の繊維製品について,それぞれの種類の組成繊維の全組成

繊維に対する割合を質量百分率で表したもの。

3.2 

絶乾質量 


4

L 1030-2

:2012

試験片を温度 105  ℃±2  ℃の熱風乾燥機中に放置して恒量となったときの質量をいう。ここに恒量とは,

15 分間以上の間隔で質量を量り,その前後の質量差が後の質量の 0.1 %以内になった状態をいう。ただし,

公定水分率 0.0 %の繊維については,試料の標準状態の質量を絶乾質量とみなす。

3.3 

絶乾混用率 

絶乾質量から求めた混用率。

3.4 

正量混用率 

混用されている繊維の絶乾質量に,それぞれ

表 に示す公定水分率に相当する水分を含ませたときの質

量から求めた混用率。

表 1−繊維の公定水分率 

繊維の種類

繊維名

公定水分率

(%)

綿

綿

8.5

毛 15.0

a)

絹 12.0

b)

亜麻(リネン)及びちょ(苧)麻
(ラミー)

12.0

平均重合度が 450 以上のもの

ポリノジック 11.0

レーヨン 11.0

ビスコース繊維

その他のもの

モダル(モダール) 11.0

銅アンモニア繊維

キュプラ 11.0

精製セルロース繊維

リヨセル 11.0

水酸基の 92 %以上が酢酸化されているもの

トリアセテート

3.5

アセテート繊維

溶解法によって製造したもの

アセテート

6.5

プロミックス繊維

プロミックス

5.0

ナイロン繊維

ナイロン

4.5

アラミド繊維

アラミド

7.0

ビニロン繊維

ビニロン

5.0

ポリ塩化ビニリデン系合成繊維

ビニリデン

0.0

ポリ塩化ビニル系合成繊維

ポリ塩化ビニル

0.0

ポリエステル系合成繊維

ポリエステル

0.4

ア ク リ ル ニ ト リ ル の 質 量 割 合 が
85 %以上のもの

アクリル

2.0

ポリアクリルニトリル系
合成繊維

その他のもの

アクリル系

2.0

ポリエチレン系合成繊維

ポリエチレン

0.0

ポリプロピレン系合成繊維

ポリプロピレン

0.0

ポリウレタン系合成繊維

ポリウレタン

1.0

ポリクラール繊維

ポリクラール

3.0

ポリ乳酸繊維

ポリ乳酸

0.5

ポリアルキレンパラオキシベンゾエート系合成繊維

ベンゾエート

0.4

ガラス繊維

ガラス繊維

0.0

炭素繊維

炭素繊維

0.0

金属繊維

金属繊維

0.0

羽毛

羽毛 13.0


5

L 1030-2

:2012

表 1−繊維の公定水分率(続き) 

繊維の種類

繊維名

公定水分率

(%)

天然繊維 12.0

天然繊維

黄麻(ジュート) 13.75

セルロース系繊維 11.0

その他のもの

c)

0.0

その他の繊維

人造繊維

その他のもの

c)

0.0

a)

  通常,この値を適用する。

b)

  練絹の場合を示す。

c)

  公定水分率が 0.0 %以外の繊維については,検査機関,業界の慣行などを勘案し,適切な水分率を適用するこ

とができる。この場合は,水分率を試験報告書に記載する。

試験の種類 

試験の種類は,次による。

a) 

解じょ法  解じょ法が適用できる繊維混用繊維製品については,通常,この方法とする。

b) 

溶解法  解じょ法が適用できない繊維混用繊維製品には溶解法とする。

なお,括弧内の数字は,この規格の細分箇条を示す。

1) 60 

%

硫酸法(6.2.1

2) 70 

%

硫酸法(6.2.2

3) 

温 75 %硫酸法(6.2.3

4) 75 

%

硫酸法(6.2.4

5) 80 

%

硫酸法(6.2.5

6) 

濃硫酸法 I6.2.6

7) 

濃硫酸法 II6.2.7

8) 20 

%

塩酸法(6.2.8

9) 35 

%

塩酸法(6.2.9

10) 

混酸法(6.2.10

11) 2.5 %

水酸化ナトリウム法(6.2.11

12) 5 %

水酸化ナトリウム法(6.2.12

13) 30 %

水酸化ナトリウム法(6.2.13

14) 

酸化銅アンモニア法(6.2.14

15) 

氷酢酸法(6.2.15

16) 

熱氷酢酸法(6.2.16

17) 70 %

アセトン法(6.2.17

18) 80 %

アセトン法(6.2.18

19) 100 %

アセトン法(6.2.19

20) 

温 100 %アセトン法(6.2.20

21) 

次亜塩素酸ナトリウム法(6.2.21

22) 

亜鉛酸ナトリウム法(6.2.22

23) 

ぎ酸・塩化亜鉛混合溶液法(6.2.23

24) 75 %

ぎ酸法(6.2.24


6

L 1030-2

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25) 80 %

ぎ酸法(6.2.25

26) 

温ジメチルホルムアミド法(6.2.26

27) 

熱ジメチルホルムアミド法 I6.2.27

28) 

熱ジメチルホルムアミド法 II6.2.28

29) 

ジクロロメタン法(6.2.29

30) 65 %

チオシアン酸カリウム法(6.2.30

31) 

ベンジルアルコール法(6.2.31

32) 

テトラヒドロフラン法(6.2.32

33) 

フェノール・四塩化エタン混合溶液法(6.2.33

34)  m-

クレゾール法(6.2.34

35) 

二硫化炭素・アセトン共沸点混合溶液法(6.2.35

36) 

ベンゼン・シクロヘキサノン混合溶液法(6.2.36

37) 

沸騰キシレン法(6.2.37

38) 

クロロホルム法(6.2.38

39) 

ジメチルアセトアミド法(6.2.39

40) 

シクロヘキサノン法(6.2.40

c) 

顕微鏡法  解じょ法及び溶解法のいずれの試験方法も適用できない繊維混用繊維製品には,顕微鏡法

を用いる。

d) 

窒素成分分析法(附属書 A

e) 

加熱法(附属書 B

f) 3

種類の繊維混用率(個別溶解法)(附属書 C

解じょ法   

5.1 

適用 

この試験方法は,繊維種類の異なる糸で組織し,編成し又は構成している繊維製品であって,糸にほぐ

すことによって繊維種類別に分類できるものを混用率の算定に適用する。

5.2 

一般 

繊維種類の異なる糸で組織し,編成し又は構成している繊維製品から,意匠の 1 単位を構成する全ての

糸を含むように試料を採取し,これをほぐすことによって繊維種類別の糸に分離する。それぞれの糸の質

量を求め,百分率で表す。

5.3 

試験場所 

試験場所は,通常の試験室内で行う。

5.4 

装置及び器具 

装置及び器具は,次による。

a) 

デシケータ  JIS R 3503 に規定するもので,乾燥状態を示すシリカゲルの入っているもの。

b) 

熱風乾燥機  105  ℃±2  ℃で試験片を乾燥できるもの。

c) 

分析用質量計  0.000 2 g までひょう量できるもの。

d) 

ソックスレー抽出装置  試料のグラム量の 20 倍の容量のもの,又はこれと同等の装置。

e) 

三角フラスコ  JIS R 3503 に規定する容量 200 mL 以上で,ガラス共栓付きのもの。

f) 

ひょう量瓶  るつぼ形フィルタを入れるのに十分な大きさのひょう量瓶又はこれと同等のもの。


7

L 1030-2

:2012

5.5 

試薬 

石油エーテル  30  ℃∼60  ℃の留分で精製したもの。

5.6 

試料の採取 

繊維種類の異なる糸で組織し,編成し又は構成している繊維製品から,意匠の 1 単位を構成する全ての

糸を含み,かつ,1 g 以上の試料を採取する。その他の条件については,JIS L 0105 の箇条 6(試料及び試

験片の採取及び準備)による。

5.7 

試料の前処理 

5.7.1 

ソックスレー抽出法 

ソックスレー抽出装置[5.4 d)]中に風乾した試料及び石油エーテル(5.5)を入れ,1 時間に 6 回以上循

環するようにして 1 時間抽出する。石油エーテルが蒸発するよう試料を放置し,次に常温の水に 1 時間浸

せきし,更に 65  ℃±5  ℃の温水に 1 時間以上浸せきする。浸せき時の浴比は 100:1 とし,時々液をかき

混ぜる。絞って試料から余分な水を除去し,試料を静置し自然乾燥する。

注記  未漂白の植物繊維[例えば,黄麻(ジュート)及びやしの実繊維]については,水及び石油エ

ーテルを用いた通常の前処理によって,全ての天然の非繊維物質が除去されるわけではない。

5.7.2 

その他の抽出法 

非繊維物質が石油エーテル又は水で抽出できない場合は,全ての繊維組織を全く変化させない次の方法

で除去することができる。

a)

絹,毛,アセテート,プロミックス,ポリ塩化ビニル及びビニリデンを除く他の繊維の場合には,次

の方法による。

1)

試料を 100 倍量の 0.5 %無水炭酸ナトリウム溶液中に入れ,沸騰水浴中で 15 分間処理する。

2)

この試料を 60  ℃∼70  ℃の温水中で 10 分間の洗浄を 2 回行い,更に水で洗浄乾燥する。

b)

毛又はポリエステルが混用されているものについては,次の方法による。

1)

試料を 100 倍量の約 0.3 %非イオン界面活性剤水溶液中に入れ,60  ℃∼70  ℃でかき混ぜながら 15

分間処理する。

2)

処理後の試料を水で十分に洗浄乾燥する。

c)

ポリウレタンが混用されているものについては,次の方法による。

1) 50

倍量の石油エーテルとともに共栓付き三角フラスコ[5.4 e)]内で 10 分間激しく振とうした後,

同量の新しい石油エーテルを用いて同じ操作を繰り返す。

2)

この試料を乾燥して石油エーテルを除いた後,更に試料を熱水中に投じ 5 分間処理した後,水洗,

乾燥して,

試料中に含まれる繊維中の天然非繊維物質及び製造工程中に加えられた物質を除去する。

d)

のり付け若しくは樹脂加工の施されていないビニリデン,ポリ塩化ビニル又はポリプロピレンが混用

されているものは,次の方法による。

1)

試料を 100 倍量の約 1 %非イオン界面活性剤水溶液中に入れ,23  ℃∼25  ℃で時々かき混ぜながら

15 分間浸せきする。

2)

試料を引き上げて水で十分に洗浄し,乾燥して試料に含まれる繊維中の天然非繊維物質及び製造工

程中に加えられた物質を除去する。

e)

のり付け又は樹脂加工を施した c)  の繊維が混用されているものについては,次の方法による。

1)  c)

又は d)  の処理に加えて 100 倍量の 0.25 %塩酸溶液中に入れ沸騰水浴中で 15 分間処理する。

2)

これを熱水,0.2 %アンモニア溶液及び水で順次洗浄し,乾燥する。ただし,ホルマル化ビニロン以

外のビニロンの場合には,0.25 %塩酸処理の代わりに b)  の操作を行うが,ホルマル化ビニロンは前


8

L 1030-2

:2012

処理を行わない。

なお,5.7.1 及び 5.7.2 の前処理以外で,5.8 の操作の障害とならない脱色を行うか又はその他の溶剤によ

って,適切な前処理を行ってもよい。

5.8 

操作 

5.8.1 

糸の分離 

前処理した試料から意匠の 1 単位を構成する全ての糸を含み,かつ,1 g 以上の量を採取する。これをほ

ぐし,繊維種類別の糸に分離する。これを試験片とする。

5.8.2 

乾燥 

試験片ごとにひょう量瓶[5.4 f)]に入れ,熱風乾燥機[5.4 b)]で温度 105  ℃±2  ℃で恒量になるまで

乾燥する。

5.8.3 

冷却 

ひょう量瓶をデシケータ[5.4 a)]中に移し,常温になるまで放置する。

5.8.4 

ひょう量 

冷却したひょう量瓶をデシケータから取り出し,分析用質量計[5.4 c)]で 2 分以内にひょう量する。ひ

ょう量後試験片をひょう量瓶から取り出し,直ちにひょう量瓶を再度ひょう量して,そのひょう量値の差

から試験片の絶乾質量を求める。いずれのひょう量時にも 0.000 2 g の精度までひょう量する。

5.9 

計算 

5.9.1 

絶乾混用率 

絶乾混用率は,式(1)∼式(5)によって求める。

a) 2

種類の繊維混用の場合 

100

B

A

A

A

×

+

=

W

W

W

x

 (1)

x

B

=100−x

A

 (2)

ここに,

x

A

A 繊維の絶乾混用率(%)

x

B

B 繊維の絶乾混用率(%)

W

A

A 繊維の絶乾質量(g)

W

B

B 繊維の絶乾質量(g)

b) 3

種類の繊維混用の場合 

100

C

B

A

A

A

×

+

+

=

W

W

W

W

x

 (3)

100

C

B

A

B

B

×

+

+

=

W

W

W

W

x

 (4)

x

C

=100−(x

A

x

B

)  (5)

ここに,

x

A

A 繊維の絶乾混用率(%)

x

B

B 繊維の絶乾混用率(%)

x

C

C 繊維の絶乾混用率(%)

W

A

A 繊維の絶乾質量(g)

W

B

B 繊維の絶乾質量(g)

W

C

C 繊維の絶乾質量(g)

5.9.2 

正量混用率 

正量混用率は,式(6)∼式(12)によって求める。

a) 2

種類の繊維混用の場合 


9

L 1030-2

:2012

100

100

1

100

1

100

1

B

B

A

A

A

A

A

×

+

×

+

+

×

+

×

=

R

W

R

W

R

W

X

 (6) 

X

B

=100−X

A

 (7)

ここに,

X

A

A 繊維の正量混用率(%)

X

B

B 繊維の正量混用率(%)

W

A

A 繊維の絶乾質量(g)

W

B

B 繊維の絶乾質量(g)

R

A

表 に示す A 繊維の公定水分率(%)

R

B

表 に示す B 繊維の公定水分率(%)

ただし,前処理で除去された繊維物質及び非繊維物質を加えた乾燥質量を基にした正量混用率は,

次の式によって求める。

100

100

1

100

1

100

1

B

B

B

A

A

A

A

A

A

A

×

⎟⎟

⎜⎜

+

+

×

+

⎟⎟

⎜⎜

+

+

×

⎟⎟

⎜⎜

+

+

×

=

N

R

W

N

R

W

N

R

W

X

 (8)

X

B

=100−X

A

 (9)

ここに,

X

A

A 繊維の正量混用率(%)

X

B

B 繊維の正量混用率(%)

W

A

A 繊維の絶乾質量(g)

W

B

B 繊維の絶乾質量(g)

R

A

表 に示す A 繊維の公定水分率(%)

R

B

表 に示す B 繊維の公定水分率(%)

N

A

前処理によって生じた A 繊維の減少率及び/又は加え
るべき非繊維物質の百分率(%)

N

B

前処理によって生じた B 繊維の減少率及び/又は加え
るべき非繊維物質の百分率(%)

b) 3

種類の繊維混用の場合 

100

100

1

100

1

100

1

100

1

C

C

B

B

A

A

A

A

A

×

⎟⎟

⎜⎜

+

×

+

⎟⎟

⎜⎜

+

×

+

⎟⎟

⎜⎜

+

×

⎟⎟

⎜⎜

+

×

=

R

W

R

W

R

W

R

W

X

 (10)

100

100

1

100

1

100

1

100

1

C

C

B

B

A

A

B

B

B

×

⎟⎟

⎜⎜

+

×

+

⎟⎟

⎜⎜

+

×

+

⎟⎟

⎜⎜

+

×

⎟⎟

⎜⎜

+

×

=

R

W

R

W

R

W

R

W

X

(11)

X

C

=100−(X

A

X

B

)  (12)

ここに,

X

A

A 繊維の正量混用率(%)

X

B

B 繊維の正量混用率(%)

X

C

C 繊維の正量混用率(%)

W

A

A 繊維の絶乾質量(g)

W

B

B 繊維の絶乾質量(g)

W

C

C 繊維の絶乾質量(g)

R

A

表 に示す A 繊維の公定水分率(%)


10

L 1030-2

:2012

R

B

表 に示す B 繊維の公定水分率(%)

R

C

表 に示す C 繊維の公定水分率(%)

ただし,前処理で除去された繊維物質及び非繊維物質を加えた乾燥質量を基にした正量混用率は,

a)

の式(8)及び式(9)に準じて求める。

5.10 

確認 

測定は 2 回行い,その平均値を求める。ただし,5.9 の計算方法によって絶乾混用率の値に 1.5 以上の差

があるときは,更に 2 回以上の測定を行い,この 2 回以上の平均値を求める。このとき,初めの 2 回のデ

ータは使用しない。平均値は JIS Z 8401 の規則 B(四捨五入法)によって小数点以下 1 桁まで求める。

溶解法 

6.1 

共通事項 

2 種類以上の繊維混用品の混用率試験方法に共通する事項を,次に示す。

6.1.1 

適用 

この規格は,2 種類以上の繊維を含んだ繊維混用品の混用率試験方法に適用する。

この方法は,全ての繊維製品を構成する繊維に適用できるように規定している。ある種の繊維製品が適

用除外の場合,それらについては個々の細目箇条の“適用”の項で規定する。

6.1.2 

一般 

混用品の組成を鑑別後,選択した溶液で一方の組成を溶解除去し,残分をひょう量する。溶解した組成

の割合は,減量分から計算する。通常,組成の割合が大きい方の繊維又はできるだけ残留繊維の損傷が少

ない繊維を順次溶解除去する。

6.1.3 

試験条件 

試験片は絶乾質量を測定するため,調整を行わない。また,分析は通常の室温で行う。

6.1.4 

装置及び器具 

装置及び器具は,次による。

a) 

るつぼ形ガラスフィルタ  容量 30 mL∼40 mL 及び 90

μm∼150 μm の気孔をもつ焼結した円盤フィル

タが取り付けてあるもの。このフィルタには,時計皿又はすり合わせガラス共栓が付いていることが

望ましい。るつぼ形ガラスフィルタの代わりに,同一の結果が得られる同等な他の装置又は器具を使

用してもよい(以下,フィルタという)

b) 

ひょう量瓶  フィルタを入れるのに十分な大きさのひょう量瓶又はこれと同等なもの。

c) 

デシケータ  JIS R 3503 に規定するもので,乾燥状態を示すシリカゲルが入っているもの。

d) 

熱風乾燥機  105  ℃±2  ℃で試験片を乾燥できるもの。

e) 

分析用質量計  0.000 2 g までひょう量できるもの。

f) 

ソックスレー抽出装置  試料のグラム量の 20 倍の容量のもの,又はこれと同等の装置。

g) 

追加する装置  この規格の適用する各箇条で規定する。

6.1.5 

試薬 

試薬は,次による。

a) 

石油エーテル  30  ℃∼60  ℃の留分で,精製したもの。

b) 

水  日本薬局方の精製水又は JIS K 0050 に規定する A2 以上の水とする。

c) 

追加する試薬  この規格の適用する各箇条で規定する。

6.1.6 

試料の採取 


11

L 1030-2

:2012

試料本体を代表し,

必要とされる少なくとも各々1 g 以上の全ての試験片を採取するのに十分な試料を採

取する。生地には異なった組成の糸が含まれていることがあるので,生地の試料採取には,これらのこと

を考慮しなければならない。

6.1.7 

試料の前処理 

試料の前処理は,5.7 と同様の方法で行う。ただし,水及び石油エーテル[6.1.5 a)]の両方に不溶な仕

上げ加工剤を含む試料に限り,前処理の追加実施を行う。また,特殊な染色又は加工を施したもので,6.2

の操作方法に支障があるものについては,更に適切な方法で脱色又はその他の処理を行う。

なお,非繊維物質が既知である場合の非繊維物質の除去方法の例は,

附属書 を参照する。

6.1.8 

試験の手順 

試験の手順は,次による。

a) 2

種類の繊維混用の場合  6.1.7 の試料の前処理を行った試料を適切な大きさに切断してよくかき混

ぜ,その中から約 1 g を採り,その絶乾質量を求める。次に,6.2 の操作方法から試料の組成に対応す

る操作方法を選択する。組成の割合が大きい方の繊維又はできるだけ残留繊維の損傷が少ない繊維を

順次溶解除去する。その後,選択した操作方法に規定する処理を行い溶解分繊維を取り除き,残分の

絶乾質量を求める。さらに,6.1.10 から試料の組成を求める。組成繊維の組合せに対応する試験方法

は,

表 CB.2 を参照する。

b) 3

種類の繊維混用の場合  3 種類の繊維混用の場合は,通常,6.2 の操作方法から 2 種類の溶解法を選

択し,選択した 2 種類の溶解法を組み合わせる順次溶解法とする。その際通常,試料の繊維組成の中

で組成が大きい二つの繊維をそれぞれ溶解する操作方法又はできるだけ残留繊維の損傷が少ない操作

方法を二つ選択する。すなわち,裁断した 1 個の試験片を用い,第 1 段階の試験で第 1 溶解分繊維を

取り除き,残留している 2 種類の繊維の合計絶乾質量を求める。次に,第 2 段階の試験で第 2 溶解分

繊維を取り除き,残留している第 3 の繊維の絶乾質量を求める。さらに,6.1.10 から試料の組成を計

算する。組成繊維の組合せに対応する試験方法は,

表 CB.3 を参照する。4 種類以上の繊維混用のもの

については,これを準用して試験を行う。

なお,3 種類の繊維混用の場合において 2 個以上の試験片を用い,それぞれ別々の溶解法で処理し

て各繊維の絶乾質量を求める個別溶解法については,

附属書 に規定する。

6.1.9 

操作 

操作は,次による。

a) 

共通事項 

1) 

乾燥  試験片ごとにひょう量瓶[6.1.4 b)]に入れ,熱風乾燥機[6.1.4 d)]で温度 105  ℃±2  ℃で

恒量になるまで全ての乾燥操作を行う。

2) 

乾燥及び試験片  蓋をひょう量瓶の傍らに置いて,ひょう量瓶の中の試験片を乾燥する。乾燥後,

乾燥機から取り出す前にひょう量瓶に蓋をして,ひょう量瓶を速やかにデシケータ[6.1.4 c)]中に

移す。フィルタ[6.1.4 a)]に代わる同様な装置を用いた場合も同様とする。

3) 

るつぼ形フィルタ及び残分の乾燥  乾燥機内では,フィルタの蓋又はカバーを,フィルタの傍らに

置いて,フィルタを乾燥する。乾燥後フィルタに蓋をして,これを速やかにデシケータ中に移す。

4) 

冷却  常温になるまで,分析用質量計[6.1.4 e)]の近くにデシケータを置いて全ての冷却操作を行

う。

5) 

ひょう量  ひょう量瓶又はフィルタは,冷却した後デシケータから取り出して 2 分間以内に 0.000 2

g の精度でひょう量する。このとき,フィルタはあらかじめひょう量しておく。


12

L 1030-2

:2012

なお,乾燥,冷却及びひょう量中,素手でフィルタ,試験片又は残分に触れてはならない。

b) 

試験操作  前処理した試料から,約 1 g の試験片を採取する。通常,糸又は生地をほぐして適切な長

さに裁断する。この裁断した試験片をひょう量瓶に入れて乾燥し,デシケータ中で冷却し,ひょう量

する。この規格で,適用する箇条で規定するガラス容器中に試験片を移して直ちにひょう量瓶だけを

再ひょう量し,その差から試験片の絶乾質量を求める。

この規格で,適用する試験操作を完全に行った後,

顕微鏡又はその他の方法を用いて残分を観察し,

その試験操作によって溶解分繊維を完全に除去したことを確認する。

6.1.10 

計算 

混用品中の繊維の総質量に対する残分の質量を百分率で表す。a)  に基づく絶乾質量は,b)  のように,

表 の公定水分率に相当する水分を絶乾質量に含ませたときの質量(正量)又は c)  のように表 の公定

水分率に相当する水分,前処理で除去された繊維物質及び非繊維物質に相当する質量を絶乾質量に含ませ

たときの質量を基準にして,結果を計算する。

溶解分繊維の百分率は差し引いて求める。ただし,溶解分繊維に対する補正が必要な場合には a) 1.1)  に

よって計算する。使用する計算方法を表示するが,次の b)  及び c)  の方法の場合は,含ませた百分率に相

当する質量の値も表示する。

a) 

絶乾質量に基づく方法(絶乾混用率) 

1) 2

種類の繊維混用の場合 

1.1)

溶解分繊維に対する補正を行う場合は,式(13)及び式(14)による。

100

)

(

G

A

×

×

=

W

f

W

W

x

 (13)

x

B

=100−x

A

 (14)

ここに,

x

A

溶解分繊維 A の絶乾混用率(%)

x

B

残留繊維 B の絶乾混用率(%)

W

試験片の絶乾質量(g)

W'

残留繊維 B の補正前絶乾質量(g)

f

G

溶解分繊維 A に対する補正係数 
f

G

の値は,

表 に示す。

1.2)

残分に対する補正を行う場合は,式(15)及び式(16)による。

x

A

=100−x

B

 (15)

100

B

×

×

=

W

f

W

x

 (16)

ここに,

x

A

溶解分繊維 A の絶乾混用率(%)

x

B

残留繊維 B の絶乾混用率(%)

W

試験片の絶乾質量(g)

W'

W'

残留繊維 B の補正前絶乾質量(g)

f

残留繊維 B の試薬による質量変化に対する補正係数 
f

の値は,

表 に示す。

2) 3

種類の繊維混用の場合(順次溶解法) 

2.1)

残分に対する補正を行う場合は,式(17)∼式(19)による。

x

A

=100−(x

C

x

B

)  (17)

100

)

(

3

2

1

BC

B

×

×

×

×

=

W

f

f

f

W

W

x

 (18)


13

L 1030-2

:2012

100

2

1

C

×

×

×

=

W

f

f

W

x

 (19)

ここに,

x

A

最初に溶解した繊維 A の絶乾混用率(%)

x

B

2 番目に溶解した繊維 B の絶乾混用率(%)

x

C

残留繊維 C の絶乾混用率(%)

W

試験片の絶乾質量(g)

W'

残分 C の補正前絶乾質量(g)

W

BC

A 繊維を溶解した後の残留繊維 B と残留繊維 C の絶乾質量
の和(g)

f

1

A 繊維を溶解する場合の残留繊維 C の試薬による質量変化
に対する補正係数

f

2

B 繊維を溶解する場合の残留繊維 C の試薬による質量変化に
対する補正係数

f

3

A 繊維を溶解する場合の残留繊維 B の試薬による質量変化
に対する補正係数 
f

1

f

2

f

3

の値は,

表 に示す。

また,この順次溶解法による 3 種類の繊維混用の場合の例は,

表 CB.3 を参照する。

b) 

正量(表 の公定水分率に相当する水分を絶乾質量に含ませたときの質量)に基づく方法(正量混用

率) 

1) 2

種類の繊維混用の場合  正量(表 の公定水分率に相当する水分を絶乾質量に含ませたときの質

量)に基づく混用率は,式(20)及び式(21)による。

X

A

=100−X

B

 (20)

100

100

1

100

1

100

1

2

B

1

A

2

B

B

×

+

×

+

+

×

+

×

=

a

x

a

x

a

x

X

 (21)

ここに,

X

A

公定水分率に相当する水分を含ませた溶解分繊維 A の百分
率(正量混用率)(%)

X

B

公定水分率に相当する水分を含ませた残留繊維 B の百分率

(正量混用率)(%)

x

A

溶解分繊維 A の絶乾混用率(%)

x

B

残留繊維 B の絶乾混用率(%)

a

1

溶解分繊維 A に加える公定水分率(%)

a

2

残留繊維 B に加える公定水分率(%) 
a

1

a

2

の各値は

表 に示す。

2) 3

種類の繊維混用の場合(順次溶解法及び個別溶解法の両方に適用できる。)  正量(表 の公定水

分率に相当する水分を絶乾質量に含ませたときの質量)に基づく混用率は,式(22)∼式(24)による。

100

100

1

100

1

100

1

100

1

3

C

2

B

1

A

1

A

A

×

+

×

+

+

×

+

+

×

+

×

=

a

x

a

x

a

x

a

x

X

 (22)

100

100

1

100

1

100

1

100

1

3

C

2

B

1

A

2

B

B

×

+

×

+

+

×

+

+

×

+

×

=

a

x

a

x

a

x

a

x

X

 (23)


14

L 1030-2

:2012

100

100

1

100

1

100

1

100

1

3

C

2

B

1

A

3

C

C

×

+

×

+

+

×

+

+

×

+

×

=

a

x

a

x

a

x

a

x

X

 (24)

ここに,

X

A

公定水分率に相当する水分を含ませた繊維

A

の百分率(正量

混用率)(

%

X

B

公定水分率に相当する水分を含ませた繊維

B

の百分率(正量

混用率)

%

X

C

公定水分率に相当する水分を含ませた繊維

C

の百分率(正量

混用率)

%

x

A

繊維

A

の絶乾混用率(

%

x

B

繊維

B

の絶乾混用率(

%

x

C

繊維

C

の絶乾混用率(

%

a

1

繊維

A

に加える公定水分率(

%

a

2

繊維

B

に加える公定水分率(

%

a

3

繊維

C

に加える公定水分率(

%

a

1

a

2

a

3

の各値は

表 に示す。

c) 

水分及び次の項目の百分率を含ませた絶乾質量に基づく方法(処理前正量混用率) 

1) 2

種類の繊維混用の場合  水分及び次の項目の百分率を含ませた絶乾質量に基づく混用率(処理前

正量混用率)は,式

(25)

及び式

(26)

による。

1.1)

前処理で除去された繊維物質

1.2)

非繊維物質

X

A

100

X

B

 (25)

100

100

)

(

1

100

)

(

1

100

)

(

1

2

2

B

1

1

A

2

2

B

B

×

⎥⎦

⎢⎣

+

+

×

+

⎥⎦

⎢⎣

+

+

×

⎥⎦

⎢⎣

+

+

×

=

b

a

x

b

a

x

b

a

x

X

 (26)

ここに,

X

A

水分及び非繊維物質の百分率を含ませた混用品中の溶解分
繊維

A

の百分率(処理前正量混用率)(

%

X

B

水分及び非繊維物質の百分率を含ませた混用品中の残留繊

B

の百分率(処理前正量混用率)

%

x

A

溶解分繊維

A

の絶乾混用率(

%

x

B

残留繊維

B

の絶乾混用率(

%

a

1

溶解分繊維

A

に加える公定水分率(

%

a

2

残留繊維

B

に加える公定水分率(

%

b

1

前処理によって生じた溶解分繊維

A

の減少率及び/又は溶

解分繊維

A

に加える非繊維物質の百分率(

%

b

2

前処理によって生じた残留繊維

B

の減少率及び/又は残留

繊維

B

に加える非繊維物質の百分率(

%

a

1

a

2

の各値は

表 に示す。

2) 3

種類の繊維混用の場合(順次溶解法及び個別溶解法の両方に適用できる。)  水分及び次の項目の

百分率を含ませた絶乾質量に基づく混用率(処理前正量混用率)は,式

(27)

∼式

(29)

による。

2.1)

前処理で除去された繊維物質

2.2)

非繊維物質


15

L 1030-2

:2012

100

100

)

(

1

100

)

(

1

100

)

(

1

100

)

(

1

3

3

C

2

2

B

1

1

A

1

1

A

A

×

⎥⎦

⎢⎣

+

+

×

+

⎥⎦

⎢⎣

+

+

×

+

⎥⎦

⎢⎣

+

+

×

⎥⎦

⎢⎣

+

+

×

=

b

a

x

b

a

x

b

a

x

b

a

x

X

 (27)

100

100

)

(

1

100

)

(

1

100

)

(

1

100

)

(

1

3

3

C

2

2

B

1

1

A

2

2

B

B

×

⎥⎦

⎢⎣

+

+

×

+

⎥⎦

⎢⎣

+

+

×

+

⎥⎦

⎢⎣

+

+

×

⎥⎦

⎢⎣

+

+

×

=

b

a

x

b

a

x

b

a

x

b

a

x

X

 (28)

100

100

)

(

1

100

)

(

1

100

)

(

1

100

)

(

1

3

3

C

2

2

B

1

1

A

3

3

C

C

×

⎥⎦

⎢⎣

+

+

×

+

⎥⎦

⎢⎣

+

+

×

+

⎥⎦

⎢⎣

+

+

×

⎥⎦

⎢⎣

+

+

×

=

b

a

x

b

a

x

b

a

x

b

a

x

X

 (29)

ここに,

X

A

水分及び非繊維物質の百分率を含ませた混用品中の繊維

A

の百分率(処理前正量混用率)

%

X

B

水分及び非繊維物質の百分率を含ませた混用品中の繊維

B

の百分率(処理前正量混用率)

%

X

C

水分及び非繊維物質の百分率を含ませた混用品中の繊維

C

の百分率(処理前正量混用率)

%

x

A

繊維

A

の絶乾混用率(

%

x

B

繊維

B

の絶乾混用率(

%

x

C

繊維

C

の絶乾混用率(

%

a

1

繊維

A

に加える公定水分率(

%

a

2

繊維

B

に加える公定水分率(

%

a

3

繊維

C

に加える公定水分率(

%

b

1

前処理によって生じた繊維

A

の減少率及び/又は繊維

A

加える非繊維物質の百分率(

%

b

2

前処理によって生じた繊維

B

の減少率及び/又は繊維

B

加える非繊維物質の百分率(

%

b

3

前処理によって生じた繊維

C

の減少率及び/又は繊維

C

加える非繊維物質の百分率(

%

a

1

a

2

a

3

の各値は

表 に示す。

c)

において特別な前処理を行った場合,用いた前処理を個々の純繊維分に対して行い,

b

1

b

2

及び

b

3

の値を求める。純繊維分とは,分析対象物に見受けられる(未漂白,漂白済みの)状態で(天然又

は加工過程中のいずれかにおいて)繊維に通常含まれているもの以外の非繊維物質を除去した繊維分

を指す。

6.1.11 

確認及び精度 

確認及び精度は,次による。

a) 

試験結果の確認  測定は

2

回行い,その平均値を求める。ただし,6.1.10 a)

の計算方法によって絶乾

混用率の値に

1.5 %

以上の差がないことを確認する。もし,

1.5 %

以上の差があるときは,更に

2

回以

上の測定を行い,この

2

回以上の平均値を求める。このとき,初めの

2

回のデータは使用しない。平

均値は,JIS Z 8401 の規則

B

(四捨五入法)によって小数点以下

1

桁まで求める。

b) 

試験方法の精度  個々の方法の中で示す精度は,再現性に関係する。これは信頼性,すなわち,組成

が同一で均質な混用品の試験片を用い,同じ方法を使用し,時間を変えて得た測定値間の一致の度合

い又は異なった複数の試験室から得た測定値間の一致の度合いとする。


16

L 1030-2

:2012

再現性は

95 %

の信頼水準に対する結果の信頼限界によって表す。

これによると,規定の方法を組成が同一で均質な混用品に適用した場合,異なる二つの試験室間で

行った一連の分析から得た二つの結果の間で,

100

回中僅かに

5

回その差が信頼限界を超過すること

を意味している。

6.2 

操作方法 

6.2.1 60 

%

硫酸法 

6.2.1.1 

適用 

この方法は,非繊維物質を除去した後のレーヨン又はキュプラと綿,亜麻(リネン)又はちょ(苧)麻

(ラミー)繊維との

2

種混用品に適用する。

6.2.1.2 

一般 

レーヨン又はキュプラは,

60 %

硫酸で絶乾質量既知の混用品から溶解除去する。残分をかき集め,洗浄・

乾燥・ひょう量する。必要によってその質量を補正し,混用品の絶乾質量に対する百分率で表す。レーヨ

ン又はキュプラの百分率は差し引いて求める。

6.2.1.3 

追加する装置 

追加する装置は,次による。

a) 

三角フラスコ  JIS R 3503 に規定する容量

200 mL

以上で,ガラス共栓付きのもの。

b) 

振とう機  振幅

40 mm

70 mm

で毎分

200

往復振とうするもの。

c) 

ガラスビーカー  JIS R 3503 に規定する容量

100 mL

以上のもの。

6.2.1.4 

追加する試薬 

追加する試薬は,次による。

a) 60 

%

硫酸  水約

368 mL

に JIS K 8951 に規定する密度約

1.84 g/mL

の濃硫酸

343 mL

を冷却してかき混

ぜながら徐々に注入し,密度

1.498 g/mL

20

℃)又は密度

1.494 g/mL

25

℃)となるようにする。

注記

濃硫酸に水を加えるのは非常に危険であるので,水に濃硫酸を加えるようにする。

b) 

アンモニア希釈液  JIS K 8085 に規定する約

28 %

のアンモニア水を水で希釈し,約

1 %

のアンモニア

希釈液とする。

6.2.1.5 

試験操作 

6.1.9 b)

で規定した操作を行った後,次の操作に移る。

三角フラスコ[6.2.1.3 a)]に入れた試験片に,試験片

1 g

につき

100 mL

の割合で

23

℃∼

25

℃の

60 %

硫酸[6.2.1.4 a)]を加え,栓をして振とう機[6.2.1.3 b)]で

10

分間激しく振とうした後,

5

分間静置し,

5

分間振とうして,レーヨン又はキュプラを溶解する。これをひょう量したフィルタに通して吸引ろ過した

後,漏斗上の残分を前と同量・同温の

60 %

硫酸及び水で順次洗浄する。次に,これを別のガラスビーカー

6.2.1.3 c)]に移し,試験片

1 g

につき約

50 mL

の約

1 %

アンモニア希釈液[6.2.1.4 b)]で中和し,再びこ

れをフィルタに通して吸引ろ過した後,漏斗上の残分を水で洗浄する。フィルタ及び残分を乾燥,冷却,

ひょう量の順で処理する。

注記

硫酸に水を加えるのは非常に危険であるので,吸引ろ過後水で洗浄する場合は,空の吸引瓶と

取り替えるか,又は内容物を一度捨ててから行うように注意する必要がある。

6.2.1.6 

計算 

6.1.10

で規定したようにして結果を計算する。補正係数

f

の値は,

表 による。

6.2.1.7 

確認 

確認は,6.1.11 a)

による。


17

L 1030-2

:2012

6.2.2 70 

%

硫酸法 

6.2.2.1 

適用 

この方法は,非繊維物質を除去した後の綿,亜麻(リネン)

,ちょ(苧)麻(ラミー)

,レーヨン,キュ

プラ又はトリアセテートと毛,ポリ塩化ビニル,ポリエステル,アクリル系,ポリプロピレン,ベンゾエ

ート,アラミド又はポリ乳酸との

2

種混用品,ビニロンとポリエステル,ポリプロピレン,ベンゾエート,

アラミド又はポリ乳酸との

2

種混用品,及びアセテートとポリ塩化ビニル,アクリル系又はポリ乳酸との

2

種混用品に適用する。

6.2.2.2 

一般 

綿,亜麻(リネン)

,ちょ(苧)麻(ラミー)

,レーヨン,キュプラ,アセテート,トリアセテート又は

ビニロンは,

70 %

硫酸で絶乾質量既知の混用品から溶解除去する。残分をかき集め,洗浄・乾燥・ひょう

量する。必要によってその質量を補正し,混用品の絶乾質量に対する百分率で表す。綿,亜麻(リネン)

ちょ(苧)麻(ラミー)

,レーヨン,キュプラ,アセテート,トリアセテート又はビニロンの百分率は差し

引いて求める。

6.2.2.3 

追加する装置 

追加する装置は,次による。

a) 

三角フラスコ  JIS R 3503 に規定する容量

200 mL

以上,ガラス共栓付きのもの。

b) 

振とう機  振幅

40 mm

70 mm

で毎分

200

回往復振とうするもの。

c) 

ガラスビーカー  JIS R 3503 に規定する容量

100 mL

以上のもの。

6.2.2.4 

追加する試薬 

追加する試薬は,次による。

a) 70 

%

硫酸  水約

267 mL

に JIS K 8951 に規定する密度約

1.84 g/mL

の濃硫酸

400 mL

を冷却してかき混

ぜながら徐々に加え,密度

1.610 g/mL

20

℃)又は密度

1.606 g/mL

25

℃)となるようにする。

注記

濃硫酸に水を加えるのは非常に危険であるので,水に濃硫酸を加えるようにする。

b) 

アンモニア希釈液  JIS K 8085 に規定する約

28 %

のアンモニア水を水で希釈し,約

1 %

のアンモニア

希釈液とする。

6.2.2.5 

試験操作 

6.1.9 b)

で規定した操作を行った後,次の操作に移る。

三角フラスコ[6.2.2.3 a)]に入れた試験片に,試験片

1 g

につき

100 mL

の割合で

23

℃∼

25

℃の

70 %

硫酸[6.2.2.4 a)]を加え,栓をして少なくとも

10

分間振とう機[6.2.2.3 b)]で振とうして,綿,亜麻(リ

ネン)

,ちょ(苧)麻(ラミー)

,レーヨン,キュプラ,アセテート,トリアセテート又はビニロンを溶解

する。これをひょう量したフィルタに通して吸引ろ過した後,漏斗上の残分を前と同量・同温の

70 %

硫酸

及び水で順次洗浄する。次に,これを別のガラスビーカー[6.2.2.3 c)]に移し,試験片の

1 g

につき約

50 mL

の約

1 %

アンモニア希釈液[6.2.2.4 b)]で中和し,再びこれをフィルタに通して吸引ろ過した後,漏斗上

の残分を水で洗浄する。フィルタ及び残分を乾燥,冷却,ひょう量の順で処理する。

注記

硫酸に水を加えるのは非常に危険であるので,吸引ろ過後水で洗浄する場合は,空の吸引瓶と

取り替えるか,又は内容物を一度捨ててから行うように注意する必要がある。

6.2.2.6 

計算 

6.1.10

で規定したようにして結果を計算する。補正係数

f

の値は,

表 による。

6.2.2.7 

確認 

確認は,6.1.11 a)

による。


18

L 1030-2

:2012

6.2.3 

温 75 %硫酸法 

6.2.3.1 

適用 

この方法は,非繊維物質を除去した後の天然又は再生セルロース繊維とポリエステルとの

2

種混用品に

適用する。

6.2.3.2 

一般 

セルロース繊維は,

75 %

硫酸で絶乾質量既知の混用品から溶解除去する。残分をかき集め,洗浄・乾燥・

ひょう量する。その質量を補正し,混用品の絶乾質量に対する百分率で表す。セルロース繊維の百分率は

差し引いて求める。

6.2.3.3 

追加する装置 

追加する装置は,次による。

a) 

三角フラスコ  JIS R 3503 に規定する容量

200 mL

以上で,ガラス共栓付きのもの。

b) 

加熱装置  フラスコの溶液温度を

50

℃±

5

℃に維持できる適切なもの(例えば,サーモスタット付

きウォーターバス)

6.2.3.4 

追加する試薬 

追加する試薬は,次による。

a) 75 

%

硫酸  水

350 mL

に JIS K 8951 に規定する密度約

1.84 g/mL

の濃硫酸

700 mL

を冷却しながら注意

深く加え調製する。この溶液を室温にて冷却後,水で希釈し

1 L

とする。濃度は

73 %

77 %

硫酸の範

囲内とする。

注記

濃硫酸に水を加えるのは非常に危険であるので,水に濃硫酸を加えるようにする。

b) 

アンモニア希釈液  JIS K 8085 に規定する約

28 %

のアンモニア水を水で希釈し,約

1 %

のアンモニア

希釈液とする。

6.2.3.5 

試験操作 

6.1.9 b)

で規定した操作を行った後,次の操作に移る。

三角フラスコ[6.2.3.3 a)]中に入れた試験片に,試験片

1 g

につき

200 mL

の割合で

75 %

硫酸[6.2.3.4 a)

を加える。栓をして試験片を湿潤させるために,注意して三角フラスコを振とうさせる。三角フラスコを

50

℃±

5

℃の温度で

1

時間保持し,この間約

10

分間隔で緩やかに三角フラスコと内容物とを振とうさせ

る。吸引しながら三角フラスコの内容物をひょう量したフィルタに通してろ過する。少量の

75 %

硫酸で三

角フラスコをすすぎ洗いし,フィルタに全ての残分を移し替える。フィルタを吸引ろ過した後,新しい

75 %

硫酸をフィルタに満たし,残分を洗浄する。フィルタの落滴がなくなるか,又は

1

分間経過する前に吸引

してはならない。残分を冷水で数回連続して洗浄し,アンモニア希釈液[6.2.3.4 b)]で

2

回洗い,更に水

で完全に洗う。また,各過程ごとにフィルタを吸引,ろ過して洗浄する。ただし,個々の洗浄液の落滴が

なくなる前に吸引してはならない。最後にフィルタを吸引ろ過した後,フィルタ及び残分を乾燥,冷却,

ひょう量の順で処理する。

注記

硫酸に水を加えるのは非常に危険であるので,吸引ろ過後水で洗浄する場合は,空の吸引瓶と

取り替えるか,又は内容物を一度捨ててから行うように注意する必要がある。

6.2.3.6 

計算 

6.1.10

で規定したようにして結果を計算する。補正係数

f

の値は,

表 による。

6.2.3.7 

確認 

確認は,6.1.11 a)

による。

6.2.3.8 

精度 


19

L 1030-2

:2012

繊維材料の均質な混用品について,この方法で得られた結果の信頼限界は,

95 %

の信頼水準に対して,

±

1 %

以下である。

6.2.4 75 

%

硫酸法(室温) 

6.2.4.1 

適用 

この方法は,非繊維物質を除去した後の絹と毛との

2

種混用品に適用する。

6.2.4.2 

一般 

絹は,

75 %

硫酸

2)

で絶乾質量既知の混用品から溶解除去する。残分をかき集め,洗浄・乾燥・ひょう量

する。必要によってその質量を補正し,混用品の絶乾質量に対する百分率で表す。絹の百分率は差し引い

て求める。

2)

タッサシルクのような野蚕絹は,

75 %

硫酸では完溶しない。

6.2.4.3 

追加する装置 

三角フラスコ  JIS R 3503 に規定する容量

200 mL

以上で,ガラス共栓付きのもの。

6.2.4.4 

追加する試薬 

追加する試薬は,次による。

a) 75 

%

硫酸  水

350 mL

に JIS K 8951 に規定する密度約

1.84 g/mL

の濃硫酸

700 mL

を冷却しながら注意

深く加えて試薬を調製する。この溶液を室温に冷却後,水で希釈し

1 L

とする。濃度は

73 %

77 %

酸の範囲の場合は差し支えない。

注記

濃硫酸に水を加えるのは非常に危険であるので,水に濃硫酸を加えるようにする。

b) 

硫酸希釈液  水

1 900 mL

に JIS K 8951 に規定する密度約

1.84 g/mL

の濃硫酸

100 mL

をゆっくりと加

える。

c) 

アンモニア希釈液  JIS K 8085 に規定する約

28 %

のアンモニア水を水で希釈し,約

1 %

のアンモニア

希釈液とする。

6.2.4.5 

試験操作 

6.1.9 b)

で規定した操作を行った後,次の操作に移る。

三角フラスコ(6.2.4.3)に入れた試験片に,試験片

1 g

につき

100 mL

の割合で

75 %

硫酸[6.2.4.4 a)]を

加え,栓をして激しく振とう(振とう機で行うのが望ましい。

)し,室温で

30

分間立てて静置する。再び

振とうし,

30

分間静置する。最後に振とうし,三角フラスコ中の内容物をひょう量したフィルタに流し込

み,ろ過する。三角フラスコに残っている繊維を少量の

75 %

硫酸ですすぎ洗いする。フィルタを吸引ろ過

し,フィルタ上の残分を

50 mL

の硫酸希釈液[6.2.4.4 b)

50 mL

の水[6.1.5 b)

50 mL

のアンモニア希

釈液[6.2.4.4 c)]で連続的に洗浄する。各過程ごとに,吸引を行う前に約

10

分間残分が溶液に浸るように

静置する。最後にすすぎ洗いを行い,残分を

30

分間水に浸す。フィルタを吸引ろ過した後,フィルタ及び

残分を乾燥,冷却,ひょう量の順で処理する。

注記

硫酸に水を加えるのは非常に危険であるので,吸引ろ過後水で洗浄する場合は,空の吸引瓶と

取り替えるか,又は内容物を一度捨ててから行うように注意する必要がある。

6.2.4.6 

計算 

6.1.10

で規定したようにして結果を計算する。補正係数

f

の値は,

表 による。

6.2.4.7 

確認 

確認は,6.1.11 a)

による。

6.2.4.8 

精度 

繊維材料の均質な混用品について,この方法で得られる結果の信頼限界は,

95 %

の信頼水準に対して,


20

L 1030-2

:2012

±

1 %

以下とする。

6.2.5 80 

%

硫酸法 

6.2.5.1 

適用 

この方法は,非繊維物質を除去した後のポリウレタンとポリエステル又はポリ乳酸との

2

種混用品に適

用する。

6.2.5.2 

一般 

ポリウレタンは,

80 %

硫酸で絶乾質量既知の混用品から溶解除去する。残分をかき集め,洗浄・乾燥・

ひょう量する。必要によってその質量を補正し,混用品の絶乾質量に対する百分率で表す。ポリウレタン

の百分率は差し引いて求める。

注記

ポリウレタンはタイプによって溶解性が異なる。

6.2.5.3 

追加する装置 

追加する装置は,次による。

a) 

三角フラスコ  JIS R 3503 に規定する容量

200 mL

以上で,ガラス共栓付きのもの。

b) 

振とう機  振幅

40 mm

70 mm

で毎分

200

回往復振とうするもの。

c) 

ガラスビーカー  JIS R 3503 に規定する容量

100 mL

以上のもの。

6.2.5.4 

追加する試薬 

追加する試薬は,次による。

a) 80 

%

硫酸  水約

185 mL

に JIS K 8951 に規定する密度約

1.84 g/mL

の濃硫酸

460 mL

を冷却してかき混

ぜながら徐々に注入し,密度

1.727 g/mL

20

℃)又は密度

1.722 g/mL

25

℃)となるようにする。

注記

濃硫酸に水を加えるのは非常に危険であるので,水に濃硫酸を加えるようにする。

b) 

アンモニア希釈液  JIS K 8085 に規定する約

28 %

のアンモニア水を水で希釈し,約

1 %

のアンモニア

希釈液とする。

6.2.5.5 

試験操作 

6.1.9 b)

で規定した操作を行った後,次の操作に移る。

三角フラスコ[6.2.5.3 a)]に入れた試験片に,試験片

1 g

につき

100 mL

の割合で

23

℃∼

25

℃の

80 %

硫酸[6.2.5.4 a)]を加え,栓をして少なくとも

10

分間振とう機[6.2.5.3 b)]で振とうして,ポリウレタン

を溶解する。これをひょう量したフィルタに通して吸引ろ過した後,漏斗上の残分を前と同量・同温の

80 %

硫酸及び水で順次洗浄する。次に,これを別のガラスビーカー[6.2.5.3 c)]に移し,試験片の

1 g

につき

50 mL

の約

1 %

アンモニア希釈液[6.2.5.4 b)]で中和し,再びこれをフィルタに通して吸引ろ過した後,

漏斗上の残分を水で洗浄する。フィルタ及び残分を乾燥,冷却,ひょう量の順で処理する。

注記

硫酸に水を加えるのは非常に危険であるので,吸引ろ過後水で洗浄する場合は,空の吸引瓶と

取り替えるか,又は内容物を一度捨ててから行うように注意する必要がある。

6.2.5.6 

計算 

6.1.10

で規定したようにして結果を計算する。補正係数

f

の値は,

表 による。

6.2.5.7 

確認 

確認は,6.1.11 a)

による。

6.2.6 

濃硫酸法 

6.2.6.1 

適用 

この方法は,非繊維物質を除去した後の綿,レーヨン,キュプラ,アセテート,トリアセテート,ナイ

ロン,ポリエステル,ある種のアクリル又はある種のアクリル系と塩化ビニルの単一重合に基づく塩素化


21

L 1030-2

:2012

処理品又は未処理品の塩素系繊維との

2

種混用品に適用する。

注記

ある種のアクリル系とは,密度

1.84 g/mL

の濃硫酸中に浸せきしたとき溶解するものをいう。

この方法は,塩素系繊維が予備試験で熱ジメチルホルムアミド液又は二硫化炭素・アセトン共沸点混合

溶液に完全には溶解しないと判明した場合に,6.2.27 及び 6.2.35 で規定した方法の代わりに用いる。

6.2.6.2 

一般 

塩素系繊維以外の構成繊維は,密度約

1.84 g/mL

の濃硫酸で絶乾質量既知の混用品から溶解除去する。

塩素系繊維から成る残分をかき集め,洗浄・乾燥・ひょう量する。必要によってその質量を補正し,混用

品の絶乾質量の百分率で表す。塩素系繊維以外の構成繊維に対する百分率は,差し引いて求める。

6.2.6.3 

追加する装置 

追加する装置は,次による。

a) 

三角フラスコ  JIS R 3503 に規定する容量

200 mL

以上で,ガラス共栓付きのもの。

b) 

ガラス棒  先が平らなもの。

6.2.6.4 

追加する試薬 

追加する試薬は,次による。

a) 

濃硫酸  JIS K 8951 に規定する密度約

1.84 g/mL

の濃硫酸を希釈せずにそのまま用いる。

b) 50 

%

希硫酸 

c) 

アンモニア希釈液  JIS K 8085 に規定する約

28 %

のアンモニア水を水で希釈し,約

1 %

のアンモニア

希釈液とする。

6.2.6.5 

試験操作 

6.1.9 b)

で規定した操作を行った後,次の操作に移る。

三角フラスコ[6.2.6.3 a)]に入れた試験片に,試験片

1 g

につき

100 mL

の割合で濃硫酸[6.2.6.4 a)]を

加える。三角フラスコの内容物を室温で

10

分間静置,この間ガラス棒[6.2.6.3 b)]で時々試験片をかき混

ぜる。織物又は編物生地を処理している場合,三角フラスコの内壁とガラス棒との間に試験片を挟みつけ

るようにして軽く押し込み,濃硫酸で溶解するものを分離する。

三角フラスコの液をひょう量したフィルタに流し込む。さらに,新しい濃硫酸を三角フラスコに入れ,

同じ処理を繰り返す。三角フラスコ中の内容物をフィルタに移し,ガラス棒で三角フラスコ中の繊維状の

残分をフィルタに移し替える。必要によって少量の濃硫酸を加え,三角フラスコの内壁に張り付いている

繊維を除去する。三角フラスコが空になったら吸引して残分を

50 %

希硫酸[6.2.6.4 b)

,水,アンモニア

希釈液[6.2.6.4 c)]で順次十分に洗浄する。最後に吸引した後,水を添加してフィルタを通過した水がリ

トマス試験紙で中性となるまで洗浄する。ただし,洗浄過程中はフィルタの落滴がなくなる前に吸引して

はならない。フィルタ及び残分を乾燥,冷却,ひょう量の順で処理する。

注記

濃硫酸に水を加えるのは非常に危険であるので,吸引ろ過後水で洗浄する場合は,空の吸引瓶

と取り替えるか,又は内容物を一度捨ててから行うように注意する必要がある。

6.2.6.6 

計算 

6.1.10

で規定したようにして結果を計算する。補正係数

f

の値は,

表 による。

6.2.6.7 

確認 

確認は,6.1.11 a)

による。

6.2.6.8 

精度 

繊維材料の均質な混用品について,この方法で得られる結果の信頼限界は,

95 %

の信頼水準に対して,

±

1 %

以下とする。


22

L 1030-2

:2012

6.2.7 

濃硫酸法 II 

6.2.7.1 

適用 

この方法は,非繊維物質を除去した後のポリエステルとポリプロピレンとの

2

種混用品に適用する。

6.2.7.2 

一般 

ポリエステルは,濃硫酸で絶乾質量既知の混用品から溶解除去する。残分をかき集め,洗浄・乾燥・ひ

ょう量する。必要によってその質量を補正し,混用品の絶乾質量に対する百分率で表す。ポリエステルの

百分率は差し引いて求める。

6.2.7.3 

追加する装置 

ガラスビーカー  JIS R 3503 に規定する容量

100 mL

以上のもの。

6.2.7.4 

追加する試薬 

追加する試薬は,次による。

a) 

濃硫酸  JIS K 8951 に規定する密度約

1.84 g/mL

の濃硫酸を希釈せずにそのまま用いる。

b) 

アンモニア希釈液  JIS K 8085 に規定する約

28 %

のアンモニア水を水で希釈し,約

1 %

のアンモニア

希釈液とする。

c) 70 

%

硫酸  6.2.2.4 a)

による。

6.2.7.5 

試験操作 

6.1.9 b)

で規定した操作を行った後,次の操作に移る。

試験片をガラスビーカー(6.2.7.3)に採り,これに試験片の

1 g

につき

100 mL

の割合で

23

℃∼

25

℃の

濃硫酸[6.2.7.4 a)]を加え,

10

分間時々かき混ぜて,ポリエステルを溶解する。これをひょう量したるつ

ぼ形フィルタに通して吸引ろ過した後,漏斗上の残分を前と同量・同温の濃硫酸,

70 %

硫酸[6.2.7.4 c)

及び水で順次洗浄する。次に,これを別のガラスビーカーに移し,試験片の

1 g

につき約

50 mL

の約

1 %

アンモニア希釈液[6.2.7.4 b)]で中和し,再びこれをフィルタに通して吸引ろ過した後,漏斗上の残分を

水で洗浄する。フィルタ及び残分を乾燥,冷却,ひょう量の順で処理する。

注記

濃硫酸に水を加えるのは非常に危険であるので,吸引ろ過後水で洗浄する場合は,空の吸引瓶

と取り替えるか,又は内容物を一度捨ててから行うように注意する必要がある。

6.2.7.6 

計算 

6.1.10

で規定したようにして結果を計算する。補正係数

f

の値は,

表 による。

6.2.7.7 

確認 

確認は,6.1.11 a)

による。

6.2.8 20 

%

塩酸法 

6.2.8.1 

適用 

この方法は,非繊維物質を除去した後のナイロン又はホルマル化ビニロンと綿,毛,亜麻(リネン)

,ち

ょ(苧)麻(ラミー)

,レーヨン,キュプラ,プロミックス,ポリ塩化ビニル,ポリエステル,アクリル,

アクリル系,ポリプロピレン,ポリウレタン,ベンゾエート,アラミド又はポリ乳酸との

2

種混用品に適

用する。ただし,ホルマル化ビニロンに適用する場合は,ホルマル化ビニロンが完全に溶解することが確

認された場合に限り適用する。

6.2.8.2 

一般 

ナイロン又はホルマル化ビニロンは,

20 %

塩酸で絶乾質量既知の混用品から溶解除去する。残分をかき

集め,洗浄・乾燥・ひょう量する。必要によってその質量を補正し,混用品の絶乾質量に対する百分率で

表す。ナイロン又はホルマル化ビニロンの百分率は差し引いて求める。


23

L 1030-2

:2012

6.2.8.3 

追加する装置 

ガラスビーカー  JIS R 3503 に規定する容量

100 mL

以上のもの。

6.2.8.4 

追加する試薬 

追加する試薬は,次による。

a) 20 

%

塩酸  JIS K 8180 に規定する塩酸をほぼ同量の水で希釈し,密度

1.102 g/mL

20

℃)となるよ

うにする。

b) 

アンモニア希釈液  JIS K 8085 に規定する約

28 %

のアンモニア水を水で希釈し,約

1 %

のアンモニア

希釈液とする。

6.2.8.5 

試験操作 

6.1.9 b)

で規定した操作を行った後,次の操作に移る。

試験片をガラスビーカー(6.2.8.3)に採り,これに試験片の

1 g

につき

100 mL

の割合で室温の

20 %

塩酸

6.2.8.4 a)]を加え,

15

分間時々かき混ぜて,ビニロン又はナイロンを溶解する。これをひょう量したフ

ィルタに通して吸引ろ過した後,漏斗上の残分を前と同量・同温の

20 %

塩酸及び水で順次洗浄する。次に,

これを別のガラスビーカーに移し,試験片の

1 g

につき約

50 mL

の約

1 %

アンモニア希釈液[6.2.8.4 b)

で中和し,再びこれをフィルタに通して吸引ろ過した後,漏斗上の残分を水で洗浄する。フィルタ及び残

分を乾燥,冷却,ひょう量の順で処理する。

6.2.8.6 

計算 

6.1.10

で規定したようにして結果を計算する。補正係数

f

の値は,

表 による。

6.2.8.7 

確認 

確認は,6.1.11 a)

による。

6.2.9 35 

%

塩酸法 

6.2.9.1 

適用 

この方法は,非繊維物質を除去した後の絹と毛,アラミド又はポリ乳酸との

2

種混用品に適用する。

6.2.9.2 

一般 

絹は,

35 %

塩酸で絶乾質量既知の混用品から溶解除去する。残分をかき集め,洗浄・乾燥・ひょう量す

る。必要によってその質量を補正し,混用品の絶乾質量に対する百分率で表す。絹の百分率は差し引いて

求める。

6.2.9.3 

追加する装置 

ガラスビーカー  JIS R 3503 に規定する容量

100 mL

以上のもの。

6.2.9.4 

追加する試薬 

追加する試薬は,次による。

a) 35 

%

塩酸  塩酸を水で希釈し,密度

1.177 g/mL

20

℃)とする。

b) 

アンモニア希釈液  JIS K 8085 に規定する約

28 %

のアンモニア水を水で希釈し,約

1 %

のアンモニア

希釈液とする。

6.2.9.5 

試験操作 

6.1.9 b)

で規定した操作を行った後,次の操作に移る。

試験片をガラスビーカー(6.2.9.3)に採り,これに試験片の

1 g

につき

100 mL

の割合で室温の

35 %

塩酸

6.2.9.4 a)]を加え,

15

分間時々かき混ぜて,絹を溶解する。これをひょう量しフィルタに通して吸引ろ

過した後,漏斗上の残分を前と同量・同温の

35 %

塩酸及び水で順次洗浄する。次に,これを別のガラスビ

ーカーに移し,試験片の

1 g

につき約

50 mL

の約

1 %

アンモニア希釈液[6.2.9.4 b)]で中和し,再びこれ


24

L 1030-2

:2012

をフィルタに通して吸引ろ過した後,漏斗上の残分を水で洗浄する。フィルタ及び残分を乾燥,冷却,ひ

ょう量の順で処理する。

6.2.9.6 

計算 

6.1.10

で規定したようにして結果を計算する。補正係数

f

の値は,

表 による。

6.2.9.7 

確認 

確認は,6.1.11 a)

による。

6.2.10 

混酸法 

6.2.10.1 

適用 

この方法は,

非繊維物質を除去した後のポリノジックとマーセル化された綿との

2

種混用品に適用する。

6.2.10.2 

一般 

ポリノジックは,混酸液で絶乾質量既知の混用品から溶解除去する。残分をかき集め,洗浄・乾燥・ひ

ょう量する。必要によってその質量を補正し,混用品の絶乾質量に対する百分率で表す。ポリノジックの

百分率は差し引いて求める。

6.2.10.3 

追加する装置 

追加する装置は,次による。

a) 

三角フラスコ  JIS R 3503 に規定する容量

200 mL

以上で,ガラス共栓付きのもの。

b) 

振とう機  振幅

40 mm

70 mm

で毎分

200

回往復振とうするもの。

c) 

ガラスビーカー  JIS R 3503 に規定する容量

100 mL

以上のもの。

6.2.10.4 

追加する試薬 

追加する試薬は,次による。

a) 

混酸液  約

15

℃の JIS K 8180 に規定する

35 %

塩酸

800 mL

を正確にビーカーに量り採り,かき混ぜ

ながら徐々に同温の

70 %

硫酸

200 mL

を加えて調製する。

b) 

アンモニア希釈液  JIS K 8085 に規定する約

28 %

のアンモニア水を水で希釈し,約

1 %

のアンモニア

希釈液とする。

6.2.10.5 

試験操作 

6.1.9 b)

で規定した操作を行った後,次の操作に移る。ただし,このとき試験片は糸状にほぐし,長さ

1 cm

くらいに切断する。必要以上に小さく切断すると綿の損傷率が増大する傾向がある。ガラス共栓付き

三角フラスコ[6.2.10.3 a)]に入れた試験片に,試験片

1 g

につき

100 mL

の割合で約

23

℃∼

25

℃の液温

の混酸液[6.2.10.4 a)]を加え,

10

分間振とう機[6.2.10.3 b)]で振とうしてポリノジックを溶解する。こ

れをひょう量したフィルタに通して吸引ろ過した後,漏斗上の残分を前と同量・同温の混酸液及び水で順

次洗浄する。次に,これを別のガラスビーカー[6.2.10.3 c)]に移し,試験片の

1 g

につき約

50 mL

の約

1 %

アンモニア希釈液[6.2.10.4 b)]で中和し,再びこれをフィルタに通して吸引ろ過した後,漏斗上の残分を

水で洗浄する。フィルタ及び残分を乾燥,冷却,ひょう量の順で処理する。

6.2.10.6 

計算 

6.1.10

で規定したようにして結果を計算する。補正係数

f

の値は,

表 による。

6.2.10.7 

確認 

確認は,6.1.11 a)

による。

6.2.11 2.5 

%

水酸化ナトリウム法 

6.2.11.1 

適用 

この方法は,非繊維物質を除去した後の毛とポリエステル又はアクリルとの

2

種混用品に適用する。


25

L 1030-2

:2012

6.2.11.2 

一般 

毛は,

2.5 %

水酸化ナトリウムで絶乾質量既知の混用品から溶解除去する。残分をかき集め,洗浄・乾燥・

ひょう量する。必要によってその質量を補正し,混用品の絶乾質量に対する百分率で表す。毛の百分率は

差し引いて求める。

6.2.11.3 

追加する装置 

追加する装置は,次による。

a) 

加熱装置  ガラスビーカーの溶液温度を

95

℃∼

100

℃の範囲で維持できるもの(例えば,サーモス

タット付きウォーターバス)

b) 

ガラスビーカー  JIS R 3503 に規定する容量

100 mL

以上のもの。

6.2.11.4 

追加する試薬 

追加する試薬は,次による。

a) 2.5 

%

水酸化ナトリウム溶液  JIS K 8576 に規定する水酸化ナトリウム

25.7 g

を量り採り,水に溶解し

て約

1 L

とし,その密度が密度

1.026 g/mL

20

℃)となるようにする。

b) 

塩酸希釈液  JIS K 8180 に規定する約

35 %

の塩酸を水で希釈し,約

2 %

の希塩酸とする。

6.2.11.5 

試験操作 

6.1.9 b)

で規定した操作を行った後,次の操作に移る。

試験片をガラスビーカー[6.2.11.3 b)]に採り,これに試験片の

1 g

につき

50 mL

の割合で

2.5 %

水酸化

ナトリウム溶液[6.2.11.4 a)]を加え,沸騰水浴中で

20

分間時々かき混ぜて毛を溶解する。これをひょう

量したフィルタに通して吸引ろ過した後,漏斗上の残分を温水で洗浄する。次に,これを別のガラスビー

カーに移し,試験片の

1 g

につき約

25 mL

の約

2 %

希塩酸[6.2.11.4 b)]で処理し,再びこれをフィルタに

通して吸引ろ過した後,漏斗上の残分を水で洗浄する。フィルタ及び残分を乾燥,冷却,ひょう量の順で

処理する。

6.2.11.6 

計算 

6.1.10

で規定したようにして結果を計算する。補正係数

f

の値は,

表 による。

6.2.11.7 

確認 

確認は,6.1.11 a)

による。

6.2.12 5 

%

水酸化ナトリウム法 

6.2.12.1 

適用 

この方法は,非繊維物質を除去した後の毛又は絹と,綿,レーヨン,キュプラ,ナイロン,ビニロン,

ポリプロピレン,ポリクラール又はアラミドとの

2

種混用品に適用する。

6.2.12.2 

一般 

毛又は絹は,

5 %

水酸化ナトリウムで絶乾質量既知の混用品から溶解除去する。残分をかき集め,洗浄・

乾燥・ひょう量する。必要によってその質量を補正し,混用品の絶乾質量に対する百分率で表す。毛又は

絹の百分率は差し引いて求める。

6.2.12.3 

追加する装置 

追加する装置は,次による。

a) 

加熱装置  ガラスビーカーの溶液温度を

95

℃∼

100

℃の範囲で維持できるもの(例えば,サーモス

タット付きウォーターバス)

b) 

ガラスビーカー  JIS R 3503 に規定する容量

100 mL

以上のもの。

6.2.12.4 

追加する試薬 


26

L 1030-2

:2012

追加する試薬は,次による。

a) 5 

%

水酸化ナトリウム溶液  JIS K 8576 に規定する水酸化ナトリウム

52.8 g

を量り採り,水に溶解し

て約

1 L

とし,その密度が

1.054 g/mL

20

℃)となるようにする。

b) 

塩酸希釈液  JIS K 8180 に規定する約

35 %

の塩酸を水で希釈し,約

2 %

の希塩酸とする。

6.2.12.5 

試験操作 

6.1.9 b)

で規定した操作を行った後,次のような操作に移る。

試験片をガラスビーカー[6.2.12.3 b)]に採り,これに試験片の

1 g

につき

50 mL

の割合で

5 %

水酸化ナ

トリウム溶液[6.2.12.4 a)]を加え,沸騰水浴中で

15

分間時々かき混ぜて毛又は絹を溶解する。これをひ

ょう量したるつぼ形フィルタに通して吸引ろ過した後,漏斗上の残分を温水で洗浄する。次に,これを別

のガラスビーカーに移し,試験片の

1 g

につき約

25 mL

の約

2 %

の希塩酸[6.2.12.4 b)]で処理し,再びこ

れをフィルタに通して吸引ろ過した後,漏斗上の残分を水で洗浄する。フィルタ及び残分を乾燥,冷却,

ひょう量の順で処理する。

6.2.12.6 

計算 

6.1.10

で規定したようにして結果を計算する。補正係数

f

の値は,

表 による。

6.2.12.7 

確認 

確認は,6.1.11 a)  による。

6.2.13 30 

%

水酸化ナトリウム法 

6.2.13.1 

適用 

この方法は,非繊維物質を除去した後のポリエステルとベンゾエートとの

2

種混用品に適用する。

6.2.13.2 

一般 

ポリエステルは,

30 %

水酸化ナトリウムで絶乾質量既知の混用品から溶解除去する。残分をかき集め,

洗浄・乾燥・ひょう量する。必要によってその質量を補正し,混用品に対する絶乾質量の百分率で表す。

ポリエステルの百分率は差し引いて求める。

6.2.13.3 

追加する装置 

追加する装置は,次による。

a) 

加熱装置  ガラスビーカーの溶液温度を

95

℃∼

100

℃の範囲で維持できるもの(例えば,サーモス

タット付きウォーターバス)

b) 

ガラスビーカー  JIS R 3503 に規定する容量

100 mL

以上のもの。

6.2.13.4 

追加する試薬 

追加する試薬は,次による。

a) 30 

%

水酸化ナトリウム溶液  JIS K 8576 に規定する水酸化ナトリウム

400 g

を量り採り,水に溶解し

て約

1 L

とし,その密度が

1.328 g/mL

20

℃)となるようにする。

b) 

塩酸希釈液  JIS K 8180 に規定する約

35 %

の塩酸を水で希釈し,約

2 %

の希塩酸とする。

6.2.13.5 

試験操作 

6.1.9 b)

で規定した操作を行った後,次の操作に移る。

試験片をガラスビーカー[6.2.13.3 b)]に採り,これに試験片の

1 g

につき

200 mL

の割合で

30 %

水酸化

ナトリウム溶液[6.2.13.4 a)]を加え,沸騰水浴中で

30

分間時々かき混ぜてポリエステルを加水分解した

後,試験片の

1 g

につき

600 mL

の沸騰水を加えてかき混ぜ,溶解する。これをひょう量したフィルタに通

して吸引ろ過した後,漏斗上の残分を熱水で洗浄する。次に,これを別のガラスビーカーに移し,試験片

1 g

につき約

25 mL

の約

2 %

の希塩酸[6.2.13.4 b)]で処理し,再びこれをフィルタに通して吸引ろ過し


27

L 1030-2

:2012

た後,漏斗上の残分を水で洗浄する。フィルタ及び残分を乾燥,冷却,ひょう量の順で処理する。

6.2.13.6 

計算 

6.1.10

で規定したようにして結果を計算する。補正係数

f

の値は,

1.07

とする。

6.2.13.7 

確認 

確認は,6.1.11 a)

による。

6.2.14 

酸化銅アンモニア法 

6.2.14.1 

適用 

この方法は,非繊維物質を除去した後の綿,亜麻(リネン)

,ちょ(苧)麻(ラミー)

,レーヨン又はキ

ュプラとプロミックス,ビニロン,ポリ塩化ビニル,ポリエステル,アクリル,アクリル系,ポリプロピ

レン,ポリクラール,ベンゾエート又はアラミドとの

2

種混用品,及び絹とプロミックスとの

2

種混用品

に適用する。

6.2.14.2 

一般 

綿,絹,亜麻(リネン)

,ちょ(苧)麻(ラミー)

,レーヨン又はキュプラは,酸化銅アンモニア溶液で

絶乾質量既知の混用品から溶解除去する。残分をかき集め,洗浄・乾燥・ひょう量する。必要によってそ

の質量を補正し,混用品の絶乾質量に対する百分率で表す。綿,絹,亜麻(リネン)

,ちょ(苧)麻(ラミ

ー)

,レーヨン又はキュプラの百分率は差し引いて求める。

6.2.14.3 

追加する装置 

追加する装置は,次による。

a) 

三角フラスコ  JIS R 3503 に規定する容量

200 mL

以上で,ガラス共栓付きのもの。

b) 

振とう機  振幅

40 mm

70 mm

で毎分

200

回往復振とうするもの。

c) 

ガラスビーカー  JIS R 3503 に規定する容量

100 mL

以上のもの。

d) 

ガラスろ過板  JIS R 3503 に規定する細孔記号

1

のもの。

6.2.14.4 

追加する試薬 

追加する試薬は,次による。

a) 

酸化銅アンモニア溶液の調製 

1)

酸化銅アンモニア溶液調製器(

図 1)に純銅片,冷却した JIS K 8085 に規定する約

28 %

のアンモニ

ア水及びこのアンモニア水

1 L

当たり

10 g

のサッカロースを入れ,軽く吸引しつつ空気を送入し数

時間で調製し,

冷暗所に保存する。

その後少なくとも

10

時間以上静置した後,上澄み液を採取する。

なお,この溶液には,銅

13 g/L

±

2 g/L

,アンモニア

200 g/L

以上を含んでいる。

2)

別の調整方法として,水酸化銅

25 g

を容量

1 L

の細口ガラス瓶に入れ,

25 %

のアンモニア水

1 L

加えてゴム栓で密栓し,緩やかに振とうして溶解し,冷所に暫時静置する。上澄み液をガラスろ過

板[6.2.14.3 d)]を用いて吸引せずにろ過し,採取する。

なお,この溶液には,銅

7.5 g/L

±

0.5 g/L

,アンモニア

200 g/L

以上を含んでいる。

3) 

酸化銅アンモニア溶液中の銅及びアンモニアの定量法 

3.1) 

銅の定量方法(酸化銅として定量する方法)  試験液

10 mL

を蒸発皿に採り,沸騰水浴上でアン

モニアを蒸発させ,砂皿上又は乾燥機中で水分を除いた後

3

5

時間しゃく(灼)熱し,酸化銅と

して銅を定量する。このとき酸化銅

0.001 g

は,銅

0.000 8 g

に相当する。

3.2) 

アンモニアの定量法  試験液

1 mL

に水約

50 mL

を加え,メチルレッドの

0.02 %

溶液を指示薬と

して

0.5 mol/L

硫酸で滴定する。このとき

0.5 mol/L

の硫酸

1 mL

は,アンモニア

0.017 g

に相当す

る。


28

L 1030-2

:2012

単位  mm

図 1−酸化銅アンモニア溶液調製器 

b) 

アンモニア希釈液  JIS K 8085 に規定する約

28 %

のアンモニア水を水で希釈し,約

1 %

のアンモニア

希釈液とする。

c) 

塩酸希釈液  JIS K 8180 に規定する約

35 %

の塩酸を水で希釈し,約

2 %

の希塩酸とする。

6.2.14.5 

試験操作 

6.1.9 b)

で規定した操作を行った後,次の操作に移る。

酸化銅アンモニア溶液[6.2.14.4 a)]で溶解しにくいものについては,あらかじめ試験片を

1 g

につき

50

ml

5 %

水酸化ナトリウム溶液で沸騰水浴中で

15

分間処理後水洗,脱水する。ただし,この処理は絹混

用品には適用できない。

三角フラスコ[6.2.14.3 a)]に入れた試験片に,試験片

1 g

につき

100 mL

の割合で約

18

℃∼

22

℃の酸

化銅アンモニア溶液を加え,

30

分間振とう機[6.2.14.3 b)]で激しく振とうして綿,亜麻(リネン)

,ちょ

(苧)麻(ラミー)

,キュプラ,レーヨン又は絹を溶解する。これをひょう量したフィルタに通して吸引ろ

過した後,漏斗上の残分を前と同量・同温・同質の酸化銅アンモニア溶液,試験片

1 g

につき

50 mL

の約

1 %

アンモニア希釈液[6.2.14.4 b)]及び十分な水で順次洗浄する。次に,これを別のガラスビーカー[6.2.14.3 

c)

]に移し,試験片

1 g

につき約

2 %

の希塩酸約

25 mL

6.2.14.4 c)]で処理し,再びこれをフィルタに通

して吸引ろ過した後,漏斗上の残分を水で洗浄する。フィルタ及び残分を乾燥,冷却,ひょう量の順で処

理する。

6.2.14.6 

計算 

6.1.10

で規定したようにして結果を計算する。補正係数

f

の値は,

表 による。

6.2.14.7 

確認 

確認は,6.1.11 a)

による。

6.2.15 

氷酢酸法 

6.2.15.1 

適用 


29

L 1030-2

:2012

この方法は,非繊維物質を除去した後のアセテートとある種の塩素系繊維又は塩素処理後の塩素系繊維

との

2

種混用品に適用する。

6.2.15.2 

一般 

アセテートは,氷酢酸で絶乾質量既知の混用品から溶解除去する。残分をかき集め,洗浄・乾燥・ひょ

う量する。混用品の絶乾質量に対する百分率で表す。アセテートの百分率は差し引いて求める。

6.2.15.3 

追加する装置 

追加する装置は,次による。

a) 

三角フラスコ  JIS R 3503 に規定する容量

200 mL

以上,ガラス共栓付きのもの。

b) 

振とう機  振幅

40 mm

70 mm

で毎分

200

回往復振とうするもの。

6.2.15.4 

追加する試薬 

氷酢酸

117

℃∼

119

℃の留分。

注記

この試薬は中毒するおそれがあるので,使用に対しては十分に注意する必要がある。

6.2.15.5 

試験操作 

6.1.9 b)

で規定した操作を行った後,次の操作に移る。

三角フラスコ[6.2.15.3 a)]に入れた試験片に,試験片

1 g

につき

100 mL

の割合で氷酢酸(6.2.15.4)を

加え,栓をして

20

分間振とう機[6.2.15.3 b)]で三角フラスコを振とうする。三角フラスコの上澄み液を

ひょう量したフィルタに流し込む。さらに,毎回

100 mL

の新しい氷酢酸を用いてこの操作を

2

回繰り返

し全部で

3

回行う。次に,フィルタに残分を移し替え,吸引する。

100 mL

の氷酢酸で残分及びフィルタを

すすぎ,更に水で

3

回すすぐ。各すすぎの後で吸引する前に,液がフィルタを通して落滴するのを

2

分間

静置する。フィルタ及び残分を乾燥,冷却,ひょう量の順で処理する。

6.2.15.6 

計算 

6.1.10

で規定したようにして結果を計算する。補正係数

f

の値は,

1.00

とする。

6.2.15.7 

確認 

確認は,6.1.11 a)

による。

6.2.15.8 

精度 

繊維材料の均質な混用品について,この方法で得られる結果の信頼限界は,

95 %

の信頼水準に対して,

±

1 %

以下である。

6.2.16 

熱氷酢酸法 

6.2.16.1 

適用 

この方法は,非繊維物質を除去した後のナイロンとホルマル化ビニロン又はアラミドとの

2

種混用品に

適用する。

6.2.16.2 

一般 

ナイロンは,熱氷酢酸で絶乾質量既知の混用品から溶解除去する。残分をかき集め,洗浄・乾燥・ひょ

う量する。必要によってその質量を補正し,混用品の絶乾質量に対する百分率で表す。ナイロンの百分率

は差し引いて求める。

6.2.16.3 

追加する装置 

追加する装置は,次による。

a) 

加熱装置  ガラスビーカーの溶液温度を

95

℃∼

100

℃の範囲で維持できるもの(例えば,サーモス

タット付きウォーターバス)

b) 

ガラスビーカー  JIS R 3503 に規定する容量

100 mL

以上のもの。


30

L 1030-2

:2012

6.2.16.4 

追加する試薬 

追加する試薬は,次による。

a) 

氷酢酸  氷酢酸

117

℃∼

119

℃の留分。

注記

この試薬は中毒するおそれがあるので,使用に対しては十分に注意する。

b) 

アンモニア希釈液  JIS K 8085 に規定する約

28 %

のアンモニア水を水で希釈し,約

1 %

のアンモニア

希釈液とする。

6.2.16.5 

試験操作 

6.1.9 b)

で規定した操作を行った後,次の操作に移る。

試験片をガラスビーカー

6.2.16.3 b)

に採り,

これに試験片の

1 g

につき

100 mL

の割合で氷酢酸

6.2.16.4 

a)

]を加え,加熱装置[6.2.16.3 a)]中で

30

分間時々かき混ぜてナイロンを溶解する。これをひょう量し

たフィルタに通して吸引ろ過した後,漏斗上の残分を前と同量・同温の氷酢酸,温水で順次洗浄する。次

に,これを別のガラスビーカーに移し,水,試験片

1 g

につき

50 mL

の約

1 %

アンモニア希釈液[6.2.16.4 b)

で中和し,再びこれをフィルタに通して吸引ろ過した後,漏斗上の残分を水で洗浄する。フィルタ及び残

分を乾燥,冷却,ひょう量の順で処理する。

6.2.16.6 

計算 

6.1.10

で規定したようにして結果を計算する。補正係数

f

の値は,

表 による。

6.2.16.7 

確認 

確認は,6.1.11 a)

による。

6.2.17 70 

%

アセトン法 

6.2.17.1 

適用 

この方法は,非繊維物質を除去した後のアセテートとトリアセテートとの

2

種混用品に適用する。

6.2.17.2 

一般 

アセテートは,

70 %

アセトン水溶液で絶乾質量既知の混用品から溶解除去する。残分をかき集め,洗浄・

乾燥・ひょう量する。必要によってその質量を補正し,混用品の絶乾質量に対する百分率で表す。アセテ

ートの百分率は差し引いて求める。

6.2.17.3 

追加する装置 

追加する装置は,次による。

a) 

三角フラスコ  JIS R 3503 に規定する容量

200 mL

以上,ガラス共栓付きのもの。

b) 

振とう機  振幅

40 mm

70 mm

で毎分

200

回往復振とうするもの。

6.2.17.4 

追加する試薬 

70 %

アセトン水溶液  アセトン

700 mL

を水で希釈して

1 L

とする。

6.2.17.5 

試験操作 

6.1.9 b)

で規定した操作を行った後,次の操作に移る。

三角フラスコ[6.2.17.3 a)]に入れた試験片に,試験片

1 g

につき

80 mL

の割合で

70 %

アセトン水溶液

6.2.17.4)を加え,振とう機[6.2.17.3 b)]で三角フラスコを

1

時間振とうする。次に,三角フラスコの

液をひょう量したフィルタに通してろ過する。三角フラスコの残分に

60 mL

70 %

アセトン水溶液を加え,

手で振とうして三角フラスコの液をフィルタに通してろ過する。この操作を,更に

2

回繰り返し,最後の

操作でフィルタに残分を移し替える。

70 %

アセトン水溶液でフィルタを再び一杯とし,洗浄液が落滴しな

くなるまで静置する。最後にフィルタを吸引ろ過した後,フィルタ及び残分を乾燥,冷却,ひょう量の順

で処理する。


31

L 1030-2

:2012

6.2.17.6 

計算 

6.1.10

で規定したようにして結果を計算する。補正係数

f

の値は,

表 による。

6.2.17.7 

確認 

確認は,6.1.11 a)

による。

6.2.17.8 

精度 

繊維材料の均質な混用品について,この方法で得られた結果の信頼限界は,

95 %

の信頼水準に対して,

±

1 %

以下とする。

6.2.18 80 

%

アセトン法 

6.2.18.1 

適用 

この方法は,非繊維物質を除去した後のアセテートとアクリル系又はポリクラールとの

2

種混用品に適

用する。

6.2.18.2 

一般 

アセテートは,

80 %

アセトン水溶液で絶乾質量既知の混用品から溶解除去する。残分をかき集め,洗浄・

乾燥・ひょう量する。必要によってその質量を補正し,混用品の絶乾質量に対する百分率で表す。アセテ

ートの百分率は差し引いて求める。

6.2.18.3 

追加する装置 

ガラスビーカー  JIS R 3503 に規定する容量

100 mL

以上のもの。

6.2.18.4 

追加する試薬 

80 %

アセトン水溶液  アセトン

800 mL

を水で希釈して

1 L

とする。

6.2.18.5 

試験操作 

6.1.9 b)

で規定した操作を行った後,次の操作に移る。

試験片をガラスビーカー(6.2.18.3)に採り,これに試験片の

1 g

につき

100 mL

の割合で

23

℃∼

25

80 %

アセトン水溶液(6.2.18.4)を加え,

30

分間時々かき混ぜて,アセテートを溶解する。これをひょ

う量したフィルタに通して吸引ろ過した後,漏斗上の残分を前と同量・同温の

80 %

アセトン水溶液及び水

で順次洗浄する。フィルタ及び残分を乾燥,冷却,ひょう量の順で処理する。

6.2.18.6 

計算 

6.1.10

で規定したようにして結果を計算する。補正係数

f

の値は,

表 による。

6.2.18.7 

確認 

確認は,6.1.11 a)

による。

6.2.19 100 

%

アセトン法 

6.2.19.1 

適用 

この方法は,非繊維物質を除去した後のアセテートと綿(精練又は漂白したもの)

,毛,絹,亜麻(リネ

ン)

,ちょ(苧)麻(ラミー)

,レーヨン,キュプラ,プロミックス,再生たん(蛋)白繊維,ナイロン,

ビニロン,ポリエステル,アクリル,ポリプロピレン,ベンゾエート,アラミド又はガラス繊維との

2

混用品に適用する。ただし,アクリル系及び表面を脱アセチル化したアセテートには適用できない。

6.2.19.2 

一般 

アセテートは,

100 %

アセトンで絶乾質量既知の混用品から溶解除去する。残分をかき集め,洗浄・乾

燥・ひょう量する。必要によってその質量を補正し,混用品の絶乾質量に対する百分率で表す。アセテー

トの百分率は,差し引いて求める。

6.2.19.3 

追加する装置 


32

L 1030-2

:2012

三角フラスコ  JIS R 3503 に規定する容量

200 mL

以上,ガラス共栓付きのもの。

6.2.19.4 

追加する試薬 

100 %

アセトン  アセトン

55

℃∼

57

℃の留分。

6.2.19.5 

試験操作 

6.1.9 b)

で規定した操作を行った後,次の操作に移る。

三角フラスコ(6.2.19.3)中に入れた試験片に,試験片

1 g

につき

100 mL

100 %

アセトン(6.2.19.4

を加え,三角フラスコを振とうし,室温で

30

分間静置する。次に,三角フラスコの液をひょう量したフィ

ルタに流し込む。

100 %

アセトンの総処理時間が

1

時間になるように,更に

2

回(全体で

3

回)の抽出を

行う。

15

分間ずつ繰り返し行う。

100 %

アセトンでフィルタの残分を洗い,吸引ろ過する。

100 %

アセトン

をフィルタに満たし,落滴がなくなるまで室温で

30

分間静置する。最後にフィルタを吸引ろ過した後,フ

ィルタ及び残分を乾燥,冷却,ひょう量の順で処理する。

6.2.19.6 

計算 

6.1.10

で規定したようにして結果を計算する。補正係数

f

の値は,

表 による。

6.2.19.7 

確認 

確認は,6.1.11 a)

による。

6.2.19.8 

精度 

繊維材料の均質な混用品について,この方法で得られた結果の信頼限界は,

95 %

の信頼水準に対して,

±

1 %

以下とする。

6.2.20 

温 100 %アセトン法 

6.2.20.1 

適用 

この方法は,非繊維物質を除去した後のアクリル系とアクリルとの

2

種混用品に適用する。

6.2.20.2 

一般 

アクリル系は,温

100 %

アセトンで絶乾質量既知の混用品から溶解除去する。残分をかき集め,洗浄・

乾燥・ひょう量する。必要によってその質量を補正し,混用品の絶乾質量に対する百分率で表す。アクリ

ル系の百分率は差し引いて求める。

6.2.20.3 

追加する装置 

追加する装置は,次による。

a) 

加熱装置  ガラスビーカーの溶液温度を

45

℃∼

50

℃で維持できるもの(例えば,サーモスタット付

きウォーターバス)

b) 

ガラスビーカー  JIS R 3503 に規定する容量

100 mL

以上のもの。

6.2.20.4 

追加する試薬 

100 %

アセトン  アセトン

55

℃∼

57

℃の留分。

6.2.20.5 

試験操作 

6.1.9 b)

で規定した操作を行った後,次の操作に移る。

試験片をガラスビーカー[6.2.20.3 b)]に採り,これに試験片の

1 g

につき

100 mL

の割合で

100 %

アセ

トン(6.2.20.4)を加え,温度

45

℃∼

50

℃で

30

分間時々かき混ぜて,アクリル系を溶解する。これをひ

ょう量したフィルタに通して吸引ろ過した後,漏斗上の残分を前と同量・同温の

100 %

アセトンで順次洗

浄する。フィルタ及び残分を乾燥,冷却,ひょう量の順で処理する。

6.2.20.6 

計算 

6.1.10

で規定したようにして結果を計算する。補正係数

f

の値は,

表 による。


33

L 1030-2

:2012

6.2.20.7 

確認 

確認は,6.1.11 a)

による。

6.2.21 

次亜塩素酸ナトリウム法 

6.2.21.1 

適用 

この方法は,非繊維物質を除去した後の次のような一つのたん白繊維と非たん白繊維との

2

種混用品に

適用する。

たん白繊維

:毛,化学的に処理した毛及び絹(生絹,精練絹,生野蚕絹及び漂白野蚕絹)

非たん白繊維

:綿,亜麻(リネン)

,ちょ(苧)麻(ラミー)

,レーヨン,キュプラ,ナイロン,ポリ

  塩化ビニル,塩素系繊維,ポリエステル,アクリル,アクリル系,ポリプロピレン,

  ベンゾエート,ポリウレタン及びガラス繊維

注記

数種のたん白繊維が入っている場合は,この方法では,その総量は得られるが個々の定量はで

きない。

6.2.21.2 

一般 

たん白繊維は,アルカリ性の次亜塩素酸ナトリウムで絶乾質量既知の混用品から溶解除去する。残分を

かき集め,水洗・乾燥・ひょう量する。必要によってその質量を補正し,混用品の絶乾質量に対する百分

率で表す。たん白繊維の百分率は差し引いて求める。

6.2.21.3 

追加する装置 

ガラスビーカー  JIS R 3503 に規定する容量

100 mL

以上のもの。

6.2.21.4 

追加する試薬 

追加する試薬は,次による。

a) 

次亜塩素酸ナトリウム溶液

1 L

当たり

5 g

の水酸化ナトリウム濃度となるように JIS K 8576 に規定

する水酸化ナトリウムの十分な量を加えた

1 mol

(モル濃度)の次亜塩素酸ナトリウム溶液。この溶

液はヨード定量法で標定してもよいが,この溶液の濃度は

0.9 mol

1.1 mol

の範囲内とする。

b) 

酢酸希釈液  酢酸

5 mL

を水で希釈し

1 L

とする。

6.2.21.5 

試験操作 

6.1.9 b)

で規定した操作を行った後,次の操作に移る。

ガラスビーカー(6.2.21.3)に入れた試験片に,試験片

1 g

につき

100 mL

の割合で次亜塩素酸ナトリウ

ム溶液[6.2.21.4 a)]を加え,試験片が湿潤するように激しくかき混ぜた後,

30

分間静置する。この間時々

激しくかき混ぜる。ガラスビーカーの内容物をひょう量したフィルタに通してろ過した後,少量の次亜塩

素酸ナトリウム溶液でガラスビーカーをすすぎ,全ての残分をフィルタに移し替える。フィルタを吸引ろ

過し,試験片

1 g

につき

50 mL

の酢酸希釈液[6.2.21.4 b)]で処理し,次に,水で十分に残分を洗浄し,各

過程ごとに吸引ろ過する。ただし,個々の洗浄液が落滴しなくなる前に吸引はしない。最後に吸引ろ過し

た後,フィルタ及び残分を乾燥,冷却,ひょう量の順で処理する。

6.2.21.6 

計算 

6.1.10

で規定したようにして結果を計算する。各非たん白繊維に対する補正係数

f

の値は,

表 による。

6.2.21.7 

確認 

確認は,6.1.11 a)

による。

6.2.21.8 

精度 

繊維材料の均質な混用品について,この方法で得られた結果の信頼限界は,

95 %

の信頼水準に対して,

±

1 %

以下とする。


34

L 1030-2

:2012

6.2.22 

亜鉛酸ナトリウム法 

6.2.22.1 

適用 

この方法は,非繊維物質を除去した後のレーヨン又はキュプラと綿(生綿,キアー精練,酸洗い又は漂

白した綿)との

2

種混用品に適用する。ただし,レーヨン又はキュプラが存在する場合は,予備試験で試

薬に溶解するかどうかを観察する。この方法は,広範囲にわたって化学的に減成した綿,レーヨン又はキ

ュプラに対し,

完全に除去することができない反応染料,

又はパーマネント仕上げが施されているために,

試薬に完全には溶解しない混用品には適用しない。

6.2.22.2 

一般 

レーヨン又はキュプラは,亜鉛酸ナトリウムで絶乾質量既知の混用品から溶解除去する。残分をかき集

め,洗浄・乾燥・ひょう量する。その質量を補正し,混用品の絶乾質量に対する百分率で表す。レーヨン

又はキュプラの百分率は差し引いて求める。

6.2.22.3 

追加する装置 

追加する装置は,次による。

a) 

振とう機  振幅

40 mm

70 mm

で毎分

200

回往復振とうするもの。

b) 

三角フラスコ  JIS R 3503 に規定する容量

200 mL

以上,ガラス共栓付きのもの。

c) 

目安目盛付き三角フラスコ  JIS R 3503 に規定する容量

500 mL

以上のもの。

d) 

焼結ガラスフィルタ

40

μm

90

μm

の大きさの気孔の付いたもの。

6.2.22.4 

追加する試薬 

追加する試薬は,次による。

a) 

亜鉛酸ナトリウム(貯蔵液)  固体の水酸化ナトリウムの純度を測定し,固体の純水酸化ナトリウム

180 g

に相当する量をひょう量し,

180 mL

200 mL

の水に溶解する。振とう機[6.2.22.3 a)]で連続し

て溶液をかき混ぜ,分析試薬級の酸化亜鉛

80 g

をゆっくりと加える。これと同時に溶液をゆっくりと

加熱する。酸化亜鉛を全て入れた後,緩やかに沸騰するまで加熱する。透明になるか,僅かに濁る状

態になるまで煮沸し続けた後,冷却し,

20 mL

の水を加えてかき混ぜ,室温で冷却する。これを目安

目盛付き三角フラスコ[6.2.22.3 b)]に入れ,水を加えて

500 mL

に調整する。使用前に焼結ガラスフ

ィルタ[6.2.22.3 d)]に通してろ過する。

b) 

亜鉛酸ナトリウム希釈液(使用液)  亜鉛酸ナトリウム貯蔵液及び水を

1

2

の割合で混合したものを

かき混ぜながら加える。混合したものは

24

時間以内に使用する。

c) 

アンモニア希釈液  JIS K 8085 に規定する約

28 %

のアンモニア水を水で希釈し,約

1 %

のアンモニア

希釈液とする。

d) 

酢酸希釈液  水で酢酸

50 mL

を希釈し

1 L

とする。

6.2.22.5 

試験操作 

6.1.9 b)

で規定した操作を行った後,次の操作に移る。

三角フラスコ[6.2.22.3 b)]中に入れた試験片に,試験片

1 g

につき

150 mL

の割合で新しく用意した亜

鉛酸ナトリウム希釈液[6.2.22.4 b)]を加える。栓をして振とう機にかけ,

20

分間,激しく三角フラスコ

を振とうする。三角フラスコの液をひょう量したフィルタに流し込む。吸引して余分な液を除去した後,

残分をピンセットでつかみ三角フラスコに戻す。これにアンモニア希釈液[6.2.22.4 c)

100 mL

を加え,

振とう機で

5

分間三角フラスコを振とうする。三角フラスコの内容物を前と同じフィルタに通してろ過す

る。水で三角フラスコの全ての残分をフィルタに流し込む。試験片

1 g

につき

50 mL

の酢酸希釈液[6.2.22.4 

d)

100 mL

でフィルタ及び残分を洗い,更に水で洗浄する。ただし,個々の洗浄液が落滴しなくなる前に


35

L 1030-2

:2012

吸引してはならない。最後にフィルタを吸引ろ過した後,フィルタ及び残分を乾燥,冷却,ひょう量の順

で処理する。

6.2.22.6 

計算 

6.1.10

で規定したようにして結果を計算する。補正係数

f

の値は,

表 による。

6.2.22.7 

確認 

確認は,6.1.11 a)

による。

6.2.23 

ぎ酸・塩化亜鉛混合溶液法 

6.2.23.1 

適用 

この方法は,非繊維物質を除去した後の綿(生綿,キアー精練,酸洗い又は漂白した綿)とレーヨン又

はキュプラとの

2

種混用品に適用する。ただし,レーヨン又はキュプラが存在する場合は,予備試験で試

薬に溶解するかどうかを観察する。この方法は,広範囲にわたって化学的に減成した綿,レーヨン又はキ

ュプラに対し完全に除去することができない反応染料,又はパーマネント仕上げが施されているために,

試薬に完全には溶解しない混用品には適用しない。

注記

この操作は,マーセル化綿を含む混用品に対して常に適用できるとは限らない。

6.2.23.2 

一般 

レーヨン又はキュプラは,ぎ酸・塩化亜鉛混合溶液で絶乾質量既知の混用品から溶解除去する。残分を

かき集め,洗浄・乾燥・ひょう量する。その質量を補正し,混用品の絶乾質量に対する百分率で表す。レ

ーヨン又はキュプラの百分率は差し引いて求める。

6.2.23.3 

追加する装置 

追加する装置は,次による。

a) 

三角フラスコ  JIS R 3503 に規定する容量

200 mL

以上,ガラス共栓付きのもの。

b) 

加熱装置  溶液の温度を

40

℃±

2

℃又は高温で用いる場合

70

℃±

2

℃に維持できるもの(例えば,

サーモスタット付きウォーターバス)

6.2.23.4 

追加する試薬 

追加する試薬は,次による。

a) 

ぎ酸・塩化亜鉛混合溶液  JIS K 8111 に規定する塩化亜鉛

20 g

及び JIS K 8264 に規定する

98.0 %

以上

のぎ酸

68 g

又は JIS K 8264 に規定する

88.0 %

92.0 %

のぎ酸の相当量を水に溶かし全量

100 g

とした

水溶液を調製する。

注記

この試薬は有毒であるので,使用に際しては十分に注意する必要がある。

b) 

アンモニア希釈液  JIS K 8085 に規定する約

28 %

のアンモニア水を水で希釈し,約

1 %

のアンモニア

希釈液とする。

6.2.23.5 

試験操作 

6.1.9 b)

で規定した操作を行った後,次の操作に移る。

あらかじめ余熱して

40

℃に維持した三角フラスコ[6.2.23.3 a)]に素早く試験片を入れる。試験片

1 g

につき

100 mL

の割合であらかじめ

40

℃に余熱していたぎ酸・塩化亜鉛混合溶液[6.2.23.4 a)]を加える。

三角フラスコに栓をして振とうする。三角フラスコと内容物を

40

℃で

150

分間保持し,この間

45

分間隔

2

回振とうする。三角フラスコの内容物をひょう量したフィルタに通してろ過し,ぎ酸・塩化亜鉛混合

溶液で三角フラスコからフィルタの中へ全ての繊維を移し替える。

20 mL

のぎ酸・塩化亜鉛混合溶液です

すいだ後,

40

℃の温水でフィルタ及び残分を十分に洗浄する。次に,アンモニア希釈液[6.2.23.4 b)

100

mL

で残分をすすぎ,この残分を

10

分間アンモニア希釈液に浸せきしたことを確認した後,冷水で洗浄す


36

L 1030-2

:2012

る。ただし,個々の洗浄液が落滴しなくなる前に吸引してはならない。最後にフィルタを吸引ろ過した後,

フィルタ及び残分を乾燥,冷却,ひょう量の順で処理する。

6.2.23.6 

計算 

6.1.10

で規定したようにして結果を計算する。補正係数

f

の値は,

表 による。

6.2.23.7 

確認 

確認は,6.1.11 a)

による。

6.2.23.8 

精度 

繊維材料の均質な混用品について,この方法で得られた結果の信頼限界は,

95 %

の信頼水準に対して,

±

1 %

以下とする。

6.2.24 75 

%

ぎ酸法 

6.2.24.1 

適用 

この方法は,非繊維物質を除去した後のアセテートとポリウレタン又はアラミドとの

2

種混用品に適用

する。

6.2.24.2 

一般 

アセテートは,

75 %

ぎ酸で絶乾質量既知の混用品から溶解除去する。残分をかき集め,洗浄・乾燥・ひ

ょう量する。必要によってその質量を補正し,混用品の絶乾質量に対する百分率で表す。アセテートの百

分率は差し引いて求める。

6.2.24.3 

追加する装置 

ガラスビーカー  JIS R 3503 に規定する容量

100 mL

以上のもの。

6.2.24.4 

追加する試薬 

追加する試薬は,次による。

a) 75 

%

ぎ酸  JIS K 8264 に規定するぎ酸

150 mL

に水

10 mL

を加えて希釈し,密度

1.177 g/mL

20

℃)

となるようにする。

b) 

アンモニア希釈液  JIS K 8085 に規定する約

28 %

のアンモニア水を水で希釈し,約

1 %

のアンモニア

希釈液とする。

6.2.24.5 

試験操作 

6.1.9 b)

で規定した操作を行った後,次の操作に移る。

試験片をガラスビーカー(6.2.24.3)に採り,これに試験片の

1 g

につき

50 mL

の割合で室温の

75 %

ぎ酸

6.2.24.4 a)]を加え,

20

分間時々かき混ぜてアセテートを溶解する。これをひょう量したフィルタに通

して吸引ろ過した後,漏斗上の残分を前と同量・同温の

75 %

ぎ酸及び水で順次洗浄する。次に,これを別

のガラスビーカーに移し,水,試験片

1 g

につき

50 mL

の約

1 %

のアンモニア希釈液[6.2.24.4 b)]で中和

し,再びこれをフィルタに通して吸引ろ過した後,漏斗上の残分を水で洗浄する。フィルタ及び残分を乾

燥,冷却,ひょう量の順で処理する。

注記

ポリウレタンのタイプによって試験片が膨潤する場合があるので,試験片の溶解状況と残分の

状態に十分な注意が必要である。

6.2.24.6 

計算 

6.1.10

で規定したようにして結果を計算する。補正係数

f

の値は,

表 による。

6.2.24.7 

確認 

確認は,6.1.11 a)

による。

6.2.25 80 

%

ぎ酸法 


37

L 1030-2

:2012

6.2.25.1 

適用 

この方法は,非繊維物質を除去した後のナイロンと綿,レーヨン,キュプラ,塩素系繊維,ポリエステ

ル,アクリル,ポリプロピレン又はガラス繊維との

2

種混用品に適用する。また,毛との混用品にも適用

するが,毛の混用率が

25 %

を超えるときには,次亜塩素酸ナトリウム法(6.2.21)を適用する。

6.2.25.2 

一般 

ナイロンは,

80 %

ぎ酸で絶乾質量既知の混用品から溶解除去する。残分をかき集め,洗浄・乾燥・ひょ

う量する。必要によってその質量を補正し,混用品の絶乾質量に対する百分率で表す。ナイロンの百分率

は差し引いて求める。

6.2.25.3 

追加する装置 

三角フラスコ  JIS R 3503 に規定する容量

200 mL

以上で,ガラス共栓付きのもの。

6.2.25.4 

追加する試薬 

追加する試薬は,次による。

a) 80 

%

ぎ酸 

1)

 88.0

%

92.0 %

で密度約

1.20 g/mL

のぎ酸

880 mL

を水に希釈して

1 L

とし,その密度が

1.186 g/mL

であることを確認する。

2)

別の試験方法として,

98.0 %

以上で密度約

1.21 g/mL

のぎ酸

780 mL

を水で希釈して

1 L

とする。こ

の場合,ぎ酸の濃度が

77 %

83 %

の範囲でならば差し支えない。

b) 

アンモニア希釈液  JIS K 8085 に規定する約

28 %

のアンモニア水を水で希釈し,約

1 %

のアンモニア

希釈液とする。

6.2.25.5 

試験操作 

6.1.9 b)

で規定した操作を行った後,次の操作に移る。

三角フラスコ(6.2.25.3)中に入れた試験片に,試験片

1 g

につき

100 mL

の割合で

80 %

ぎ酸[6.2.25.4 a)

を加え,栓をして試験片が湿潤するよう振とうした後,

15

分間立てた状態で静置して時々振とうする。三

角フラスコの内容物をひょう量したフィルタに通してろ過し,少量の

80 %

ぎ酸で三角フラスコを洗い,残

分をフィルタに移し替える。フィルタを吸引ろ過してフィルタ内の残分を

80 %

ぎ酸,試験片

1 g

につき

50

mL

のアンモニア希釈液[6.2.25.4 b)]で連続して洗い,最後に水で洗浄する。

個々の過程の終わりに吸引ろ過する。ただし,洗浄液が落滴しなくなる前に吸引しない。最後にフィル

タを吸引ろ過した後,フィルタ及び残分を乾燥,冷却,ひょう量の順で処理する。

6.2.25.6 

計算 

6.1.10

で規定したようにして結果を計算する。補正係数

f

の値は

表 による。

6.2.25.7 

確認 

確認は,6.1.11 a)

による。

6.2.25.8 

精度 

繊維材料の均質な混用品について,この方法で得られた結果の信頼限界は,

95 %

の信頼水準に対して,

±

1 %

以下とする。

6.2.26 

温ジメチルホルムアミド法 

6.2.26.1 

適用 

この方法は,非繊維物質を除去した後のアクリル又はアクリル系と綿,毛,絹,亜麻(リネン)

,ちょ(苧)

麻(ラミー)

,レーヨン,キュプラ,プロミックス,ビニロン,ポリエステル,ポリプロピレン又はベンゾ

エートとの

2

種混用品に適用する。


38

L 1030-2

:2012

6.2.26.2 

一般 

アクリル又はアクリル系は,温ジメチルホルムアミドで絶乾質量既知の混用品から溶解除去する。残分

をかき集め,洗浄・乾燥・ひょう量する。必要によってその質量を補正し,混用品の絶乾質量に対する百

分率で表す。アクリル又はアクリル系の百分率は差し引いて求める。

6.2.26.3 

追加する装置 

追加する装置は,次による。

a) 

加熱装置  ガラスビーカーの溶液温度を,

40

℃∼

50

℃の範囲で維持できるもの(例えば,サーモス

タット付きウォーターバス)

b) 

ガラスビーカー  JIS R 3503 に規定する容量

100 mL

以上のもの。

6.2.26.4 

追加する試薬 

ジメチルホルムアミド  JIS K 8500 に規定するもの。

注記

この試薬は中毒するおそれがあるので,使用に際しては十分に注意する必要がある。

6.2.26.5 

試験操作 

6.1.9 b)

で規定した操作を行った後,次の操作に移る。

試験片をガラスビーカー[6.2.26.3 b)]に採り,これに試験片の

1 g

につき

100 mL

の割合で

40

℃∼

50

のジメチルホルムアミド(6.2.26.4)を加え,

20

分間時々かき混ぜて,アクリル又はアクリル系を溶解す

る。これをひょう量したフィルタに通して吸引ろ過した後,漏斗上の残分を前と同量・同温のジメチルホ

ルムアミド及び温水で順次洗浄する。フィルタ及び残分を乾燥,冷却,ひょう量する。

6.2.26.6 

計算 

6.1.10

で規定したようにして結果を計算する。補正係数

f

の値は,

表 による。

6.2.26.7 

確認 

確認は,6.1.11 a)

による。

6.2.27 

熱ジメチルホルムアミド法 

6.2.27.1 

適用 

この方法は,非繊維物質を除去した後のある種の塩素系繊維,アクリル又はアクリル系と綿(酸洗い,

キアー精練又は漂白した綿)

,毛,絹,レーヨン,キュプラ,ナイロン,ポリエステル又はガラス繊維との

2

種混用品に適用する。この方法は,クロム後処理用染料で染色したアクリルを除いて,プレメタライズ

染料

3)

で染色したアクリルに適用できる。

3)

プレメタライズ染料(

Premetallized dyes

)は,あらかじめ金属処理してある染料である。

6.2.27.2 

一般 

アクリル,アクリル系又は塩素系繊維は,

90

℃∼

95

℃のジメチルホルムアミドで絶乾質量既知の混用

品から溶解除去する。残分をかき集め,洗浄・乾燥・ひょう量する。必要によってその質量を補正し,混

用品の絶乾質量に対する百分率で表す。アクリル,アクリル系又は塩素系繊維の百分率は,差し引いて求

める。

6.2.27.3 

追加する装置 

追加する装置は,次による。

a) 

三角フラスコ  JIS R 3503 に規定する容量

200 mL

以上のもので,ガラス共栓付きのもの。

b) 

加熱装置  三角フラスコの溶液温度を

90

℃∼

95

℃の範囲で維持できる適切なもの(例えば,サーモ

スタット付きウォーターバス)

6.2.27.4 

追加する試薬 


39

L 1030-2

:2012

ジメチルホルムアミド  JIS K 8500 に規定するもので,沸点

152

℃∼

154

℃のもの。

注記

この試薬は中毒するおそれがあるので,使用に際しては十分に注意する必要がある。

6.2.27.5 

試験操作 

6.1.9 b)

で規定した操作を行った後,次の操作に移る。

三角フラスコ[6.2.27.3 a)]に入れた試験片に,試験片

1 g

につき

150 mL

の割合でジメチルホルムアミ

ド(6.2.27.4)を加え,共栓で蓋をして,試験片を十分に湿潤させるよう振とうし,

90

℃∼

95

℃で

1

時間

加熱する。この間に

5

回,手で緩やかに三角フラスコ及び内容物を振とうする。三角フラスコ中に繊維を

残しながら,三角フラスコの液をひょう量したフィルタに流し込む。三角フラスコに

60 mL

のジメチルホ

ルムアミドを加え,

90

℃∼

95

℃で

30

分間加熱する。この間に

2

回,手で軽く三角フラスコ及び内容物を

振とうする。吸引しながら内容物をフィルタに通してろ過する。水で三角フラスコを洗いながら,フィル

タに全ての繊維を移し替える。フィルタを吸引ろ過する。フィルタを水で

2

回満杯とし,残分を洗浄する。

落滴がなくなるまで静置した後,吸引ろ過する。残分にナイロン又はポリエステルがある場合,残分をフ

ィルタごと乾燥,冷却し,ひょう量の順で処理する。残分に毛,絹,綿,レーヨン又はキュプラがある場

合は,残分をピンセットでつかみ三角フラスコに移し替え,水

160 mL

を加え,室温で

5

分間三角フラス

コを立てて静置して,時々三角フラスコと内容物を激しく振とうする。三角フラスコの水をフィルタに流

し込む。この洗浄操作を,更に

3

回繰り返す。最後に水洗した後,吸引しながら三角フラスコの内容物を

フィルタに流し込む。水で三角フラスコをすすぎ洗いしながら,全ての残分をフィルタに移し替える。吸

引ろ過した後,フィルタ及び残分を乾燥,冷却,ひょう量の順で処理する。

6.2.27.6 

計算 

6.1.10

で規定したようにして結果を計算する。補正係数

f

の値は,

表 による。

6.2.27.7 

確認 

確認は,6.1.11 a)

による。

6.2.27.8 

精度 

繊維材料の均質な混用品について,この方法で得られる結果の信頼限界は,

95 %

の信頼水準に対して,

±

1 %

以下とする。

6.2.28 

熱ジメチルホルムアミド法 II 

6.2.28.1 

適用 

この方法は,非繊維物質を除去した後のポリウレタンと綿,毛,絹,亜麻(リネン)

,ちょ(苧)麻(ラ

ミー)

,レーヨン,キュプラ又はポリプロピレンとの

2

種混用品,及びビニリデンとガラス繊維との

2

種混

用品に適用する。

6.2.28.2 

一般 

ポリウレタン又はビニリデンは,熱ジメチルホルムアミドで絶乾質量既知の混用品から溶解除去する。

残分をかき集め,洗浄・乾燥・ひょう量する。必要によってその質量を補正し,混用品の絶乾質量に対す

る百分率で表す。ポリウレタン又はビニリデンの百分率は差し引いて求める。

6.2.28.3 

追加する装置 

追加する装置は,次による。

a) 

加熱装置  ガラスビーカーの溶液温度を

95

℃∼

100

℃の範囲で維持できるもの(例えば,サーモス

タット付きウォーターバス)

b) 

ガラスビーカー  JIS R 3503 に規定する容量

100 mL

以上のもの。

6.2.28.4 

追加する試薬 


40

L 1030-2

:2012

ジメチルホルムアミド  JIS K 8500 に規定するもの。

注記

この試薬は中毒するおそれがあるので,使用に際しては十分に注意する必要がある。

6.2.28.5 

試験操作 

6.1.9 b)

で規定した操作を行った後,次の操作に移る。

試験片をガラスビーカー[6.2.28.3 b)]に採り,これに試験片の

1 g

につき

100 mL

の割合でジメチルホ

ルムアミド(6.2.28.4)を加え,沸騰水浴中で

20

分間時々かき混ぜて,ポリウレタン又はビニリデンを溶

解する。これをひょう量したフィルタに通して吸引ろ過した後,漏斗上の残分を前と同量・同温のジメチ

ルホルムアミド及び温水で順次洗浄する。フィルタ及び残分を乾燥,冷却し,ひょう量する。

6.2.28.6 

計算 

6.1.10

で規定したようにして結果を計算する。補正係数

f

の値は,

表 による。

6.2.28.7 

確認 

確認は,6.1.11 a)

による。

6.2.29 

ジクロロメタン法 

6.2.29.1 

適用 

この方法は,非繊維物質を除去した後のトリアセテート又はポリ乳酸と綿(酸洗い,キアー精練又は漂

白した綿)

,毛,絹,亜麻(リネン)

,ちょ(苧)麻(ラミー)

,レーヨン,キュプラ,プロミックス,再生

たん白繊維,ナイロン,ビニロン,ポリエステル,アクリル,アクリル系,アラミド又はガラス繊維との

2

種混用品に適用する。仕上げ剤によって部分的に加水分解したトリアセテートは,ジクロロメタンに完

全には溶けきらない。このような場合は,適切な補正係数を追加することによって,この方法が適用でき

る。

6.2.29.2 

一般 

トリアセテートは,ジクロロメタンで絶乾質量既知の混用品から溶解除去する。残分をかき集め,洗浄・

乾燥・ひょう量する。必要によってその質量を補正し,混用品の絶乾質量に対する百分率で表す。トリア

セテート又はポリ乳酸の百分率は差し引いて求める。

6.2.29.3 

追加する装置 

三角フラスコ  JIS R 3503 に規定する容量

200 mL

以上,ガラス共栓付きのもの。

6.2.29.4 

追加する試薬 

ジクロロメタン  JIS K 8161 に規定するもの。

注記

この試薬は中毒するおそれがあるので,使用に際しては十分に注意する。

6.2.29.5 

試験操作 

6.1.9 b) 

で規定した操作を行った後,次の操作に移る。

三角フラスコ

6.2.29.3

中に入れた試験片に,

試験片

1 g

につき

100 mL

の割合でジクロロメタン

6.2.29.4

を加え,栓をして試験片が湿潤するように振とうし,

30

分間立てた状態で静置する。この間

10

分間隔で

振とうする。三角フラスコの溶液をひょう量したフィルタに流し込む。三角フラスコの残分に

60 mL

のジ

クロロメタンを加え,手で振とうし,三角フラスコの内容物をフィルタに通してろ過する。少量のジクロ

ロメタンで三角フラスコをすすぎ洗いし,全ての残分をフィルタに移す。フィルタを吸引ろ過し,再びジ

クロロメタンでフィルタを満たし,落滴しなくなるまで静置する。最後にフィルタを吸引ろ過した後,フ

ィルタ及び残分を乾燥,冷却,ひょう量の順で処理する。

6.2.29.6 

計算 

6.1.10

で規定したようにして結果を計算する。補正係数

f

の値は,

表 による。


41

L 1030-2

:2012

ただし,この試薬で完全に溶解されないトリアセテートの場合,通常の方法で計算後,トリアセテート

の百分率は,

1.02

倍する。このようにして計算したトリアセテートの百分率を

100

から差し引いて,その

他の繊維の百分率とする。

6.2.29.7 

確認 

確認は,6.1.11 a)

による。

6.2.29.8 

精度 

繊維材料の均質な混用品について,この方法で得られた結果の信頼限界は,

95 %

の信頼水準に対して,

±

1 %

以下とする。

6.2.30 65 

%

チオシアン酸カリウム法 

6.2.30.1 

適用 

この方法は,非繊維物質を除去した後のアクリルと綿,毛,絹,亜麻(リネン)

,ちょ(苧)麻(ラミー)

レーヨン,キュプラ,ポリ塩化ビニル,アクリル系,ポリウレタン,ポリクラール又はアラミドとの

2

混用品に適用する。

6.2.30.2 

一般 

アクリルは,

65 %

チオシアン酸カリウム水溶液で絶乾質量既知の混用品から溶解除去する。残分をかき

集め,洗浄・乾燥・ひょう量する。必要によってその質量を補正し,混用品の絶乾質量に対する百分率で

表す。アクリルの百分率は差し引いて求める。

6.2.30.3 

追加する装置 

追加する装置は,次による。

a) 

加熱装置  ガラスビーカーの溶液温度を

70

℃∼

75

℃の範囲で維持できるもの。

b) 

ガラスビーカー  JIS R 3503 に規定する容量

100 mL

以上のもの。

6.2.30.4 

追加する試薬 

65 %

チオシアン酸カリウム水溶液  水に JIS K 9001 に規定するチオシアン酸カリウムを溶解し,密度

1.391 3 g/mL

となるようにする。

6.2.30.5 

試験操作 

6.1.9 b)

で規定した操作を行った後,次の操作に移る。

試験片をガラスビーカー[6.2.30.3 b)]に採り,これに試験片の

1 g

につき

100 mL

の割合で

65 %

チオシ

アン酸カリウム溶液(6.2.30.4)を加え,温度

70

℃∼

75

℃で

10

分間時々かき混ぜて,アクリルを溶解す

る。これをひょう量したフィルタに通して吸引ろ過した後,漏斗上の残分を前と同量・同温の

65 %

チオシ

アン酸カリウム溶液及び温水で順次洗浄する。フィルタ及び残分を乾燥,冷却,ひょう量の順で処理する。

6.2.30.6 

計算 

6.1.10

で規定したようにして結果を計算する。補正係数

f

の値は,

表 による。

6.2.30.7 

確認 

確認は,6.1.11 a)

による。

6.2.31 

ベンジルアルコール法 

6.2.31.1 

適用 

この方法は,非繊維物質を除去した後のアセテートとトリアセテートとの

2

種混用品に適用する。

6.2.31.2 

一般 

アセテートは,ベンジルアルコールで絶乾質量既知の混用品から溶解除去する。残分をかき集め,洗浄・

乾燥・ひょう量する。その補正した質量は混用品の絶乾質量に対する百分率で表す。アセテートの百分率


42

L 1030-2

:2012

は差し引いて求める。

6.2.31.3 

追加する装置 

追加する装置は,次による。

a) 

三角フラスコ  JIS R 3503 に規定する容量

200 mL

以上,ガラス共栓付きのもの。

b) 

振とう機  振幅

40 mm

70 mm

で毎分

200

回往復振とうするもの。

c) 

加熱装置  三角フラスコの溶液温度を

52

℃±

2

℃に維持できる適切なもの(例えば,サーモスタッ

ト付きウォーターバス)

6.2.31.4 

追加する試薬 

追加する試薬は,次による。

a) 

ベンジルアルコール  純度(

GC

99.0 %

,密度

1.043 g/mL

1.048 g/mL

b) 

エタノール  JIS K 8102 に規定するもの。

6.2.31.5 

試験操作 

6.1.9 b)

で規定した操作を行った後,次の操作に移る。

三角フラスコ[6.2.31.3 a)]中に入れた試験片に,試験片

1 g

につき

100 mL

の割合でベンジルアルコー

ル[6.2.31.4 a)]を加える。三角フラスコに栓をして振とう機[6.2.31.3 b)]にかけて,三角フラスコが

52

±

2

℃の温度に保持した加熱装置[6.2.31.3 c)]に浸かるようにして振とうする。この温度で

20

分間±

1

分間三角フラスコを振とうする。三角フラスコの内容物をひょう量したフィルタに通してろ過する。残分

をピンセットでつかみ三角フラスコに戻し,同量の新しいベンジルアルコールを加えて

52

℃±

2

℃で

20

分間同様に振とうする。三角フラスコの内容物を前と同じフィルタに通してろ過する。残分をピンセット

でつかみ三角フラスコに戻し,新しいベンジルアルコール

100 mL

を加えて

3

回目の操作を繰り返す。前

と同じフィルタに三角フラスコの残分と溶液を流し込む。温度

52

℃±

2

℃に温めた新しいベンジルアル

コールの液で三角フラスコから全ての残分をフィルタに流し込み,吸引ろ過する。三角フラスコに残分を

移し替え,エタノール[6.2.31.4 b)]ですすぎ,手で振とうした後,同じフィルタに流し込む。このすすぎ

操作を

3

回繰り返す。残分を同じフィルタの中に移し替える。最後にフィルタを吸引ろ過した後,フィル

タ及び残分を乾燥,冷却,ひょう量の順で処理する。

6.2.31.6 

計算 

6.1.10

で規定したようにして結果を計算する。補正係数

f

の値は,

表 による。

6.2.31.7 

確認 

確認は,6.1.11 a)

による。

6.2.31.8 

精度 

繊維材料の均質な混用品について,この方法で得られた結果の信頼限界は,

95 %

の信頼水準に対して,

±

1 %

以下とする。

6.2.32 

テトラヒドロフラン法 

6.2.32.1 

適用 

この方法は,非繊維物質を除去した後のポリ塩化ビニルと綿,毛,絹,亜麻(リネン)

,ちょ(苧)麻(ラ

ミー)

,レーヨン,キュプラ,プロミックス,ナイロン,ビニロン,ポリエステル,アクリル,ポリプロピ

レン,ポリクラール,ベンゾエート又はアラミドとの

2

種混用品に適用する。

6.2.32.2 

一般 

ポリ塩化ビニルは,テトラヒドロフランで絶乾質量既知の混用品から溶解除去する。残分をかき集め,

洗浄・乾燥・ひょう量する。必要によってその質量を補正し,混用品の絶乾質量に対する百分率で表す。


43

L 1030-2

:2012

ポリ塩化ビニルの百分率は差し引いて求める。

6.2.32.3 

追加する装置 

ガラスビーカー  JIS R 3503 に規定する容量

100 mL

以上のもの。

6.2.32.4 

追加する試薬 

テトラヒドロフラン

65

℃∼

67

℃の留分。

6.2.32.5 

試験操作 

6.1.9 b)

で規定した操作を行った後,次の操作に移る。

試験片をガラスビーカー(6.2.32.3)に採り,これに試験片の

1 g

につき

100 mL

の割合で

23

℃∼

25

のテトラヒドロフラン(6.2.32.4)を加え,

10

分間時々かき混ぜてポリ塩化ビニルを溶解する。これをひ

ょう量したフィルタに通して吸引ろ過した後,漏斗上の残分を前と同量・同温のテトラヒドロフランで洗

浄する。フィルタ及び残分を乾燥,冷却,ひょう量の順で処理する。

6.2.32.6 

計算 

6.1.10

で規定したようにして結果を計算する。補正係数

f

の値は,

表 による。

6.2.32.7 

確認 

確認は,6.1.11 a)

による。

6.2.33 

フェノール・四塩化エタン混合溶液法 

6.2.33.1 

適用 

この方法は,非繊維物質を除去した後のナイロン,ポリエステル又はポリ乳酸と毛,プロミックス,ア

クリル,アクリル系,ポリプロピレン,ポリクラール又はアラミドとの

2

種混用品に適用する。

6.2.33.2 

一般 

ナイロン,ポリエステル又はポリ乳酸は,フェノール・四塩化エタン混合溶液で絶乾質量既知の混用品

から溶解除去する。残分をかき集め,洗浄・乾燥・ひょう量する。必要によってその質量を補正し,混用

品の絶乾質量に対する百分率で表す。ナイロン,ポリエステル又はポリ乳酸の百分率は,差し引いて求め

る。

6.2.33.3 

追加する装置 

追加する装置は,次による。

a) 

加熱装置  ガラスビーカーの溶液温度を

55

℃∼

60

℃の範囲で維持できるもの(例えば,サーモスタ

ット付きウォーターバス)

b) 

ガラスビーカー  JIS R 3503 に規定する容量

100 mL

以上のもの。

6.2.33.4 

追加する試薬 

追加する試薬は,次による。

a) 

フェノール・四塩化エタン混合溶液  フェノール及び四塩化エタンを質量比で

6

4

に混合する。この

混合溶液は

146

℃∼

180

℃で蒸留して再使用できる。

b) 

エタノール  JIS K 8102 に規定するもの。

6.2.33.5 

試験操作 

6.1.9 b)

で規定した操作を行った後,次の操作に移る。

試験片をガラスビーカー[6.2.33.3 b)]に採り,これに試験片の

1 g

につき

100 mL

の割合でフェノール・

四塩化エタン混合溶液[6.2.33.4 a)]を加え,温度

55

℃∼

60

℃で

10

分間時々かき混ぜて,ポリエステル

を溶解する。これをひょう量したフィルタに通して吸引ろ過した後,漏斗上の残分を前と同量・同温のフ

ェノール・四塩化エタン混合溶液,エタノール[6.2.33.4 b)]及び水で順次洗浄する。フィルタ及び残分を


44

L 1030-2

:2012

乾燥,冷却,ひょう量の順で処理する。

6.2.33.6 

計算 

6.1.10

で規定したようにして結果を計算する。補正係数

f

の値は,

表 による。

6.2.33.7 

確認 

確認は,6.1.11 a)

による。

6.2.34  m-

クレゾール法 

6.2.34.1 

適用 

この方法は,非繊維物質を除去した後のナイロンとポリクラール又はアラミドとの

2

種混用品に適用す

る。

6.2.34.2 

一般 

ナイロンは,

m-

クレゾールで絶乾質量既知の混用品から溶解除去する。残分をかき集め,洗浄・乾燥・

ひょう量する。必要によってその質量を補正し,混用品の絶乾質量に対する百分率で表す。ナイロンの百

分率は差し引いて求める。

6.2.34.3 

追加する装置 

追加する装置は,次による。

a) 

加熱装置  ガラスビーカーの溶液温度を

30

℃±

2

℃で維持できるもの(例えば,サーモスタット付

きウォーターバス)

b) 

ガラスビーカー  JIS R 3503 に規定する容量

100 mL

以上のもの。

6.2.34.4 

追加する試薬 

m-

クレゾール  JIS K 8305 に規定するもの。

6.2.34.5 

試験操作 

6.1.9 b)

で規定した操作を行った後,次の操作に移る。

試験片をガラスビーカー[6.2.34.3 b)]に採り,これに試験片の

1 g

につき

100 mL

の割合で

m-

クレゾー

ル(6.2.34.4)を加え,温度

30

℃±

2

℃で

10

分間時々かき混ぜて,ナイロンを溶解する。これをひょう量

したフィルタに通して吸引ろ過した後,漏斗上の残分を前と同量・同温の

m-

クレゾール及び温水で順次洗

浄する。フィルタ及び残分を乾燥,冷却,ひょう量の順で処理する。

注記

処理温度が低いとナイロンが十分に溶解せず,また,処理温度が高いとポリクラールの損傷が

大きくなるため,試験操作中の温度管理に十分注意する必要がある。

6.2.34.6 

計算 

6.1.10

で規定したようにして結果を計算する。補正係数

f

の値は,

表 による。

6.2.34.7 

確認 

確認は,6.1.11 a)

による。

6.2.35 

二硫化炭素・アセトン共沸点混合溶液法 

6.2.35.1 

適用 

この方法は,非繊維物質を除去した後の塩素処理を施したものも含んだ塩素系繊維と綿,毛,絹,レー

ヨン,キュプラ,ナイロン,ポリエステル,アクリル又はガラス繊維との

2

種混用品に適用する。絹又は

毛の混用率が

25 %

以上の場合は,6.2.21 で規定した次亜塩素酸ナトリウム法で行う。ナイロンの混用率が

25 %

以上の場合は,6.2.25 で規定した

80 %

ぎ酸法を適用する。

6.2.35.2 

一般 

塩素系繊維は,二硫化炭素・アセトン共沸点混合溶液で絶乾質量既知の混用品から溶解除去する。残分


45

L 1030-2

:2012

をかき集め,洗浄・乾燥・ひょう量する。必要によってその質量を補正し,混用品の絶乾質量に対する百

分率で表す。塩素系繊維の百分率は,差し引いて求める。

6.2.35.3 

追加する装置 

追加する装置は,次による。

a) 

三角フラスコ  JIS R 3503 に規定する容量

200 mL

以上,ガラス共栓付きのもの。

b) 

振とう機  振幅

40 mm

70 mm

で毎分

200

回往復振とうするもの。

c) 

小さい時計皿 

6.2.35.4 

追加する試薬 

追加する試薬は,次による。

a) 

二硫化炭素・アセトン共沸点混合溶液  二硫化炭素

555 mL

とアセトン

445 mL

とを混合する。

注記

この試薬は中毒するおそれがあるので,使用に際しては十分に注意する。

b) 

エタノール  JIS K 8102 に規定するもの。

6.2.35.5 

試験操作 

6.1.9 b)

で規定した操作を行った後,次の操作に移る。

三角フラスコ[6.2.35.3 a)]に入れた試験片に,試験片

1 g

につき

100 mL

の割合で二硫化炭素・アセト

ン共沸点混合溶液[6.2.35.4 a)]を加える。三角フラスコの栓をしっかりとしめ,振とうの初期の段階で

1

2

回栓を持ち上げて余分な気圧を抜き,

20

分間振とう機で三角フラスコを振とうする。三角フラスコの

上澄み液をひょう量したフィルタに流し込み,更に新しい二硫化炭素・アセトン共沸点混合溶液

100 mL

でこの操作を繰り返す。抽出液の

1

滴を小さい時計皿[6.2.35.3 c)]に落とし蒸発した後に塩素系繊維の沈

殿物が残らないようになるまで,この操作を繰り返す。次に二硫化炭素・アセトン共沸点混合溶液で残分

を三角フラスコからフィルタに移し替えて吸引した後,エタノール[6.2.35.4 b)]で

3

回残分とフィルタを

洗浄して,更に水で

3

回洗浄する。ただし,個々の落滴がなくなる前に吸引してはならない。最後に吸引

ろ過した後,フィルタ及び残分を乾燥,冷却,ひょう量の順で処理する。

注記

塩素系繊維混用率が高いある種の混用品では,乾燥操作中に試験片が著しく収縮を起こすこと

があり,そのため塩素系繊維の溶解が遅れることがある。ただし,これは,塩素系繊維が完全

に溶解することについて根本的な影響を及ぼすものではないことに注意する必要がある。

6.2.35.6 

計算 

6.1.10

で規定したようにして結果を計算する。補正係数

f

の値は,

1.00

とする。

6.2.35.7 

確認 

確認は,6.1.11 a)

による。

6.2.35.8 

精度 

繊維材料の均質な混用品について,この方法で得られる結果の信頼限界は,

95 %

の信頼水準に対して,

±

1 %

以下とする。

6.2.36 

ベンゼン・シクロヘキサノン混合溶液法 

6.2.36.1 

適用 

この方法は,非繊維物質を除去した後のポリ塩化ビニルとアクリル,アクリル系又はアラミドとの

2

混用品に適用する。

6.2.36.2 

一般 

ポリ塩化ビニルは,ベンゼン・シクロヘキサノン混合溶液で絶乾質量既知の混用品から溶解除去する。

残分をかき集め,洗浄・乾燥・ひょう量する。必要によってその質量を補正し,混用品の絶乾質量に対す


46

L 1030-2

:2012

る百分率で表す。ポリ塩化ビニルの百分率は差し引いて求める。

6.2.36.3 

追加する装置 

追加する装置は,次による。

a) 

加熱装置  ガラスビーカーの溶液温度を

45

℃∼

50

℃で維持できるもの(例えば,サーモスタット付

きウォーターバス)

b) 

ガラスビーカー  JIS R 3503 に規定する容量

100 mL

以上のもの。

6.2.36.4 

追加する試薬 

追加する試薬は,次による。

a) 

ベンゼン・シクロヘキサノン混合溶液  ベンゼン及びシクロヘキサノンを質量比で

2

1

に混合する。

b) 

メタノール  JIS K 8891 に規定するもの。

6.2.36.5 

試験操作 

6.1.9 b)

で規定した操作を行った後,次の操作に移る。

試験片をガラスビーカー[6.2.36.3 b)]に採り,これに試験片の

1 g

につき

100 mL

の割合でベンゼン・

シクロヘキサノン混合溶液[6.2.36.4 a)]を加え,温度

45

℃∼

50

℃で

30

分間時々かき混ぜて,ポリ塩化

ビニルを溶解する。これをひょう量したフィルタに通して吸引ろ過した後,漏斗上の残分を

1 g

につき約

50 mL

で,温度

45

℃∼

50

℃のベンゼン・シクロヘキサノン混合溶液及びメタノール[6.2.36.4 b)]で順

次洗浄する。フィルタ及び残分を乾燥,冷却,ひょう量の順で処理する。

6.2.36.6 

計算 

6.1.10

で規定したようにして結果を計算する。補正係数

f

の値は,

表 による。

6.2.36.7 

確認 

確認は,6.1.11 a)

による。

6.2.37 

沸騰キシレン法 

6.2.37.1 

適用 

この方法は,非繊維物質を除去した後のポリプロピレンと毛,絹,レーヨン,キュプラ,アセテート,

トリアセテート,ナイロン,ポリエステル,アクリル又はガラス繊維との

2

種混用品に適用する。

6.2.37.2 

一般 

ポリプロピレンは,沸騰キシレンで絶乾質量既知の混用品から溶解除去する。残分をかき集め,洗浄・

乾燥・ひょう量する。必要によってその質量を補正し,混用品の絶乾質量に対する百分率で表す。ポリプ

ロピレンの百分率は差し引いて求める。

6.2.37.3 

追加する装置 

追加する装置は,次による。

a) 

三角フラスコ  JIS R 3503 に規定する容量

200 mL

以上,ガラス共栓付きのもの。

b) 

還流冷却器  三角フラスコに接続するのに適切なもの。

6.2.37.4 

追加する試薬 

キシレン

137

℃∼

139

℃の留分。

注記

この試薬は中毒を生じるおそれがあるので,使用に際しては十分に注意する必要がある。

6.2.37.5 

試験操作 

6.1.9 b)

で規定した操作を行った後,次の操作に移る。

三角フラスコ[6.2.37.3 a)]に入れた試験片に,試験片

1 g

につき

100 mL

の割合でキシレン(6.2.37.4

を加え,その三角フラスコを還流冷却器[6.2.37.3 b)]に接続して,

3

分間内容物を煮沸する。できた高温


47

L 1030-2

:2012

の液体をひょう量したフィルタに流し込む。新しいキシレン

50 mL

を各回ごとに使用してこの処理を,更

2

回繰り返す。

三角フラスコの残分を連続的に沸騰キシレン

30 mL

2

回十分にすすぎ洗いした後,石油エーテル

6.1.5 a)

75 mL

ですすぎ洗いする。石油エーテルで

2

回目のすすぎ洗いを行った後,残分をフィルタに

通してろ過し,落滴がなくなるまで静置する。フィルタ及び残分を乾燥,冷却,ひょう量の順で処理する。

なお,キシレンをろ過する際は,るつぼ形フィルタを予熱しておく。また,煮沸したキシレンで処理し

た後,

三角フラスコ中の残分が十分に冷却していることを確認してから石油エーテルでこの残分をすすぐ。

注記

同一の結果が得られる適切な操作を行う高温抽出装置[例えば,

Melliand Textil-berichte56 (1975)

643-645

に述べてある装置]を使用してもよい。

6.2.37.6 

計算 

6.1.10

で規定したようにして結果を計算する。補正係数

f

の値は,

表 による。

6.2.37.7 

確認 

確認は,6.1.11 a)

による。

6.2.37.8 

精度 

繊維材料の均質な混用品について,この方法で得られる結果の信頼限界は,

95 %

の信頼水準に対して,

±

1 %

以下とする。

6.2.38 

クロロホルム法 

6.2.38.1 

適用 

この方法は,非繊維物質を除去した後のポリ乳酸とポリエステル,アクリル又はアクリル系との

2

種混

用品に適用する。

6.2.38.2 

一般 

ポリ乳酸は,クロロホルムで絶乾質量既知の混用品から溶解除去する。残分をかき集め,洗浄・乾燥・

ひょう量する。必要によってその質量を補正し,混用品の絶乾質量に対する百分率で表す。ポリ乳酸の百

分率は差し引いて求める。

6.2.38.3 

追加する装置 

追加する装置は,次による。

a) 

三角フラスコ  JIS R 3503 に規定する容量

200 mL

以上,ガラス共栓付きのもの。

b) 

振とう機  振幅

40 mm

70 mm

で毎分

200

回往復振とうするもの。

6.2.38.4 

追加する試薬 

クロロホルム  JIS K 8322 に規定するもの。

注記

この試薬は中毒を生じるおそれがあるので,使用に際しては十分に注意する必要がある。

6.2.38.5 

試験操作 

6.1.9 b)

で規定した操作を行った後,次のような操作に移る。

三角フラスコ[6.2.38.3 a)]に入れた試験片に,試験片

1 g

につき

100 mL

の割合でクロロホルム(6.2.38.4

を加え,栓をして少なくとも

15

分間振とう機[6.2.38.3 b)]で振とうして,ポリ乳酸を溶解する。これを

ひょう量したフィルタに通して吸引ろ過した後,漏斗上の残分を前と同量のクロロホルム及び水で順次洗

浄する。フィルタ及び残分を乾燥,冷却,ひょう量の順で処理する。

注記

カチオン可染糸などの改質ポリエステルには適用できない場合がある。

6.2.38.6 

計算 

6.1.10

で規定したようにして結果を計算する。補正係数

f

の値は,

表 による。


48

L 1030-2

:2012

6.2.38.7 

確認 

確認は,6.1.11 a)

による。

6.2.39 

ジメチルアセトアミド法 

6.2.39.1 

適用 

この方法は,非繊維部分を除去した後の弾性繊維と綿,レーヨン,キュプラ,ナイロン,ポリエステル

又は毛との

2

種混用品に適用する。ただし,この方法は,アクリルが混用されている場合には適用できな

い。

6.2.39.2 

一般 

弾性繊維をその絶乾質量既知の混用品から溶解除去する。残分を集めて洗浄,乾燥し,ひょう量する。

必要によってその質量を補正し,混用品の絶乾質量に対する百分率で表す。弾性繊維の百分率は,差し引

いて求める。

6.2.39.3 

追加する装置 

追加する装置は,次による。

a) 

三角フラスコ  ガラス共栓付きの容量

200 mL

以上のもの。

b) 

加熱装置  フラスコの温度を

60

℃∼

65

℃の範囲内に保つことのできるもの(例えば,サーモスタッ

ト付きウォーターバス)

6.2.39.4 

追加する試薬 

ジメチルアセトアミド(DMA 

注意

この試薬の有害性を認識し,使用に際しては十分な予防措置を講じる必要がある。

6.2.39.5 

試験操作 

6.1.9 b)

で規定した操作を行った後,次の操作に移る。

三角フラスコ

6.2.39.3 a)

に入れた試験片に,

試験片

1 g

につき

150 mL

のジメチルアセトアミド

6.2.39.4

を加えて三角フラスコを振とうし,

60

℃の温度で

30

分間放置する。

あらかじめひょう量したフィルタで三角フラスコの内容物をろ過し,更にジメチルアセトアミドを三角

フラスコに注いで,全ての残分をフィルタに洗い流す。

吸引ろ過してフィルタから溶剤を取り除いた後,水で洗浄する。このとき,落滴がなくなるまで,吸引

してはならない。最後に吸引ろ過した後,フィルタ及び残分を乾燥,冷却,ひょう量の順で処理する。

6.2.39.6 

計算 

6.1.10

で規定したようにして,結果を計算する。補正係数

f

の値は,

表 による。

6.2.39.7 

確認 

確認は,6.1.11 a)

による。

6.2.39.8 

精度 

繊維材料の均質な繊維混用品について,この方法で得られる結果の信頼限界は,

95 %

信頼水準に対して,

±

1 %

とする。

6.2.40 

シクロヘキサノン法 

6.2.40.1 

適用 

この方法は,アセテート,トリアセテート,ポリ塩化ビニル,ビニリデンの質量が

50 %

以上を占める塩

素系繊維,ある種のアクリル又はある種の弾性繊維と毛,絹,綿,キュプラ,レーヨン,ナイロン,アク

リル又はガラス繊維との

2

種混用品に適用する。

アクリル又は弾性繊維が存在する場合は,その繊維が溶剤シクロヘキサノンに完全に溶解するか否かを


49

L 1030-2

:2012

確認するための予備試験を実施しなければならない。また,塩素系繊維を含む混用品の分析は,6.2.6 又は

6.2.35

に規定する試験方法も適用できる。

6.2.40.2 

一般 

アセテート,トリアセテート,塩素系繊維,ある種のアクリル又はある種の弾性繊維は,沸点に近い温

度のシクロヘキサノンで溶解除去する。残分を集め,洗浄・乾燥・ひょう量する。必要によってその質量

を補正し,混用品の絶乾重量に対する百分率として算出する。塩素系繊維,アクリル,弾性繊維,アセテ

ート又はトリアセテートの百分率は,差し引いて求める。

6.2.40.3 

追加する装置 

追加する装置は,次による。

a) 

熱抽出装置  附属書 を参照。

注記

熱抽出装置は,

参考文献

[3]

に記述の装置の改良形に相当する。

b) 

多孔質板(多孔率グレード 1)  中心部がガラスフィルタになっている平板円形状のガラス板で,フ

ィルタの上に載せるもの。

c) 

還流コンデンサ  蒸留フラスコに適合するもの。

d) 

加熱装置 

6.2.40.4 

追加する試薬 

追加する試薬は,次による。

a) 

シクロヘキサノン  沸点

156

注記

シクロヘキサノンは可燃性で有毒である。使用に際しては十分な予防措置を講じる必要があ

る。

b) 

エタノール

50

容量

%

のもの。

6.2.40.5 

試験操作 

6.1.9 b)

で規定した操作を行った後,次の操作に移る。

試料

1 g

当たり

100 mL

のシクロヘキサノン[6.2.40.4 a)]を蒸留フラスコに注ぐ。

試料を入れたフィルタ及びあらかじめ僅かに傾斜させた多孔質板[6.2.40.3 b)]を取り付けた抽出容器を

挿入し,還流コンデンサ[6.2.40.3 c)]を差し込む。沸騰するまで加熱し,

1

時間に最低

12

回循環する割

合で

60

分間抽出する。

抽出及び冷却後抽出容器を取り外し,フィルタを取り出して更に多孔質板を取り外す。

フィルタの内容物を約

60

℃に加熱した

50 %

エタノール[6.2.40.4 b)]で

3

又は

4

回洗浄し,続いて

60

の水

1 L

で洗浄する。洗浄操作を行っている間又はその途中で落滴がなくなるまで吸引は行わない。最後

に,フィルタ及び残分を乾燥,冷却,ひょう量の順で処理する。

6.2.40.6 

計算 

6.1.10

で規定したようにして,結果を計算する。補正係数

f

の値は,

表 による。

6.2.40.7 

確認 

確認は,6.1.11 a)

による。

6.2.40.8 

精度 

繊維材料の均質な繊維混用品について,この方法で得られる結果の信頼限界は,

95 %

信頼水準に対して,

±

1 %

とする。


50

L 1030-2

:2012

顕微鏡法 

7.1 

適用 

この試験方法は,解じょ法及び溶解法のいずれの試験方法も適用できない繊維混用の繊維製品に適用す

る。

注記 1

濃色に染色又は着色された繊維を光学顕微鏡で分析することは困難な場合がある。そのよう

な場合は,分析に先立って軽く脱色又は漂白を行うとよい。

注記 2

走査電子顕微鏡では髄質は見ることができないので,有髄繊維を含む混用品の分析には適切

な方法とはいえない。

注記 3

繊維混用品の顕微鏡による分析には高度の熟練と経験とが要求される。繰り返し標準見本の

鑑別を行い,既知組成の試験混用品が満足できる結果で分析できるようになった後に,正式

の分析を実施するのがよい。

7.2 

試験条件 

試験は,通常の温湿度の室内で行う。

7.3 

装置 

装置は,次による。

a) 

光学顕微鏡  光源,集光器,被観察物を保持するステージ並びに接眼レンズ及び対物レンズから構成

されるもの。また,ステージは,連続的に十字可動できる機構をもち,倍率は,

100

500

倍のもの。

b) 

投影顕微鏡  光源,集光器,被観察物を保持するステージ並びに投影レンズ及び対物レンズから構成

されるもの。また,ステージは,連続的に十字可動できる機構をもち,倍率は,

500

倍のもの。

c) 

走査電子顕微鏡  発生させた電子ビームによって得られる物理情報(二次電子,散乱電子,吸収電子

及び

X

線放射)を試験し,分析する電子光学装置。試料の構造及び形状を測定するために,試料の表

面を走査するもので,次の条件を備える。

加速電圧

15 kV

20 kV

ビーム電流

300 pA

500 pA

試料室の圧力

10

8

 Pa

以下

画像モード

:二次電子画像

二次電子画像の解像力

20 nm

以上

倍率

10

倍∼

20 000

d) 

ソックスレー装置 

e) 

試料切断器具 

1) 

ミクロトーム  繊維を長さ

0.8 mm

0.6 mm

又は

0.4 mm

に切断できるもので,

図 の繊維ホルダ

G

繊維固定金具

H

及び繊維を所定の長さにセットする繊維プッシャーから構成されるもの,又はこれ

と同等の機能をもつもの。

2) 

かみそり刃 


51

L 1030-2

:2012

単位  mm

図 2−ミクロトームの例 

f) 

観察用具 

1) 

スライドガラス  図 のように中央部に一定間隔の線を引いたもの。

2) 

カバーガラス 

3) 

接眼用ミクロメータ 

4) 

対物用ミクロメータ 

5) 

ウェッジスケール 

6) 

解剖針 

7) 

カウンター 

図 3−スライドガラスの例 

g) 

試料台(スタブ)  直径

13 mm

のアルミニウム又は銅のホルダを使用する。

h)

金を陽極にしたスパッター塗膜機又は真空蒸着装置


52

L 1030-2

:2012

7.4 

試薬 

試薬は,次による。

a) 

亜ジチオン酸ナトリウム(ハイドロサルファイトナトリウム)溶液(

50 g/L

b) 

流動パラフィン  JIS K 9003 に規定するもの。

c) 

アセトン  アセトン

55

℃∼

57

℃の留分。

d) 

酢酸エチル  JIS K 8361 に規定するもの。

e) 

石油エーテル

30

℃∼

60

℃の留分で,精製したもの。

7.5 

試料の採取 

試料の採取は,5.6 による。また,

附属書 に,試料の採取及び準備の手順を記載する。

7.6 

試料の前処理 

染料その他の非繊維物質によって,繊維の種類の識別が困難な場合は,7.5 で採取した試料について,次

の前処理を行う。

ソックスレー装置[7.3 d)]により,染料を

100

倍量の亜ジチオン酸ナトリウム溶液(

50 g/L

のもの)中

5

分間処理する。ただし,脱色したことを確認した場合は,

5

分以内でも処理を中止する。脱色後,十

分に水洗いし,自然乾燥させるため試験室内に放置する。

繊維の種類の識別に影響するような非繊維物質がある場合は,繊維構造を著しく変化させない適切な方

法で除去する。

7.7 

試験方法 

7.7.1 

光学顕微鏡法 

光学顕微鏡法は,次による。

a) 

試験片の作成 

1) 

裁断  必要に応じて 7.6 の前処理を行った試料をミクロトームの繊維ホルダ

G

の溝に挿入し,繊維

固定具

H

を試料が溝の奥に圧縮されるように挿入し,固定する。次に,繊維ホルダ

G

の両側から出

ている余分の繊維束をかみそり刃で切り落とす。

繊維ホルダ

G

の溝に繊維プッシャーを差し込み繊維束を反対側に押し出し,その繊維束をかみそ

り刃で切り落とし,試験片とする。試験片は,光学顕微鏡を用い倍率

400

倍で観察する場合は,

0.4

mm

に切断するとよい。

2) 

スライドガラスの作成  1)  の裁断した繊維を予備のスライドガラスに載せ,流動パラフィン[7.4 b)

を数滴滴下し,繊維が均一に分布するよう解剖針で円を描くようにかき混ぜる。

この処理を行った繊維を解剖針で採取し,スライドガラスの一定間隔の線間に展開させる。次に,

カバーガラスの一方の端をスライドガラス上に置き,他の一方の端を静かに降下し,スライドガラ

ス上の試験片を覆い,観察用試験片とする。

b) 

測定 

1) 

繊維の種類の鑑別  a) 2)

で作製したスライドガラスを光学顕微鏡又は投影顕微鏡のステージに載

せ,繊維の種類を鑑別する。鑑別には JIS L 1030-1 

表 及び図 を参考にする。

2) 

繊維本数の測定  1)

の鑑別で繊維の種類を特定した後,光学顕微鏡又は投影顕微鏡の対物レンズを

カバーガラスの一端にセットし,その一端からスライドガラスを移動させ,

図 に示すように順次

繊維を観察し,繊維の種類ごとの本数を測定する。全体の本数は,

1 000

本又はそれ以上とする。


53

L 1030-2

:2012

図 4−横移動して測定する場合の本数測定順序の例 

3) 

繊維直径の測定  光学顕微鏡の接眼レンズに接眼用ミクロメータを取り付け,ステージに対物用ミ

クロメータを取り付け,接眼用ミクロメータの

1

目盛の

μm

を確認する。

2)

と同一の操作をし,繊維の種類別に

μm

単位で直径を測定する。投影顕微鏡の場合は,拡大さ

れた影像の幅をウェッジスケールで測定する。測定本数は,繊維の種類ごとに

100

本又はそれ以上

とする。可能な場合は,2)

及び 3)

の測定を同時に行ってもよい。

4) 

繊維断面積の測定  繊維の断面積の計測方法は,繊維直径の測定による方法のほか,顕微鏡による

繊維断面積が自動計測可能な装置を用いてもよい。測定本数は,繊維の種類ごとに

100

本又はそれ

以上とする。また,繊維断面の形態が円形でない場合の断面積の計測方法は,別に繊維断面観察用

スライドを準備し,投影顕微鏡の拡大された影像をグラフ用紙上にトレースして,繊維の種類ごと

の断面積を求めてもよい。

7.7.2 

走査電子顕微鏡法 

走査電子顕微鏡法は,次による。

a) 

試験片の作成 

1) 

裁断  繊維の凝集を防ぎ,微細な繊維及び縮れた繊維の不均一な分散を最小にするため,長さ

6 mm

以上の小片を準備する。

2) 

試験片の作成  試験管中に繊維の小片を集めて,

7

個の試料台(スタブ)を準備する。ステンレス

棒でかき混ぜて試薬[7.4 c)d)

又は e)

1.5 mL

±

0.5 mL

中に繊維小片を分散懸濁させる。繊維小

片が沈降しない間に,分散懸濁液をガラス板上に注ぐ。試薬が全て蒸発した後に,繊維が一層で均

一に分散した直径

100 mm

の円形スポットが,ガラス板上にできるようにしなければならない。

5

に円形スポット上の試料台の配置の例を示す。

試薬が蒸発した後,万が一繊維小片が凝集していた場合は,かみそりの刃で

ぎ取り,繊維小片

を再び集めてこの手順を繰り返してやり直さなければならない。

両面接着テープが貼り付けられた試料台(スタブ)を繊維層に押し付ける。次に,注意しながら

試料台(スタブ)を剥がす。

なお,必要によって,スパッター塗膜機又は真空蒸着装置[7.3 h)]を使って各試験片に金の塗膜

を施す。

 


54

L 1030-2

:2012

単位  mm

図 5−繊維小片のある円形スポット上の試験片試料台(スタブ)の配置の例 

b) 

測定 

1) 

繊維の種類の鑑別  走査型顕微鏡の中に試料台(スタブ)を入れる。

10

倍以上の倍率に設定し,装

着台の上部左端の近傍部分をモニター画面上にもってくる。倍率を

1 000

倍に設定し,像に焦点を

合わせる。試料台を縦又は横のいずれかの方向にスキャンする。スキャンしている間にモニター上

に現れるそれぞれの繊維を鑑別する。

2) 

繊維本数の測定  1)

の鑑別で繊維の種類を特定した後,それぞれの繊維種類別に本数を数える。必

要によって,

3 000

倍∼

10 000

倍の倍率に設定して使用する。測定本数は,

7

個の試料台についてそ

れぞれ

150

本ずつ,合計

1 050

本とする。ただし,

3

個の試料台(スタブ)のそれぞれ

150

本ずつ,

合計

450

本について観察し,

1

種類だけの繊維であることが確認できる場合は,この時点で終了し

てよい。

3) 

繊維直径の測定  電子顕微鏡による繊維直径の測定方法は,装置のモニター上で測定しようとする

それぞれの繊維の両端に二つのクロスカーソルを合わせ,それら

2

点間の最小距離,すなわち繊維

の直径を読み取り,記録する。ただし,電子顕微鏡で真空中のそれぞれの成分の直径を測定する場

合は,標準寸法格子を使用する。

測定された直径は,繊維が真空状態であるため,絶乾状態での値であることに留意する。測定本

数は,鑑別した試料台について特定された繊維の種類ごとに最初の

20

本とし,

20

本未満の場合は,

その種類の全ての本数とする。

7.8 

計算 

混用率は,測定した繊維の種類ごとの本数及び繊維の種類ごとの直径から,次の式によって計算する。

ただし,円形断面の繊維の断面積は,円周率

  (π

3.14)

×半径の

2

乗とする。また,非円形断面の繊維の断

面積の測定は,7.7.1 b) 4)

による方法によらず,側面観察による長径から求めることができる知見がある

場合は,その断面積を使用してもよい。

繊維の種類ごとの密度は,次の

表 のとおりとする。表 にない繊維の密度は,JIS L 1013 の 8.17.2[密

度(密度こうばい管法)

]によって求めることができる。

100

B

B

B

A

A

A

A

A

A

A

×

×

×

+

×

×

×

×

=

S

A

N

S

A

N

S

A

N

X

 (30)

X

B

100

X

A

 (31)


55

L 1030-2

:2012

ここに,

X

A

A

繊維の正量混用率(

%

X

B

B

繊維の正量混用率(

%

N

A

A

繊維の本数(個数)

N

B

B

繊維の本数(個数)

A

A

A

繊維の平均断面積

A

B

B

繊維の平均断面積

S

A

A

繊維の密度(

g/cm

3

S

B

B

繊維の密度(

g/cm

3

表 2−繊維の密度 

繊維の種類

密度(g/cm

3

繊維の種類

密度(g/cm

3

綿 1.58

ナイロン 1.14

亜麻(リネン)及びちょ(苧)

麻(ラミー)

1.50

ビニリデン

1.70

絹 1.33

ポリ塩化ビニル 1.39

毛(アンゴラを除く。

) 1.32

ポリエステル 1.38

アンゴラ 1.15

アクリル 1.17

レーヨン 1.50

アクリル系 1.23∼1.28

ポリノジック 1.50

ポリエチレン 0.94∼0.96

キュプラ 1.50

ポリプロピレン 0.91

リヨセル 1.50

ポリウレタン 1.00∼1.30

アセテート 1.32

ベンゾエート 1.34

トリアセテート 1.30

ポリクラール 1.32

プロミックス 1.22

アラミド 1.37∼1.45

ビニロン 1.26∼1.30

7.9 

確認 

7.7

の測定は,

2

回行い,それぞれ 7.8 の計算を行い,その平均値を求める。

2

回の計算結果に

5 %

以上の差があるときは,更に

3

回以上の測定を行い,合計

  5

回以上の計算結果か

ら,最大値及び最小値を除いた

3

回以上の平均値を求める。

平均値は,JIS Z 8401 の規則

B

(四捨五入法)によって小数点以下

1

桁まで求める。

試験報告書 

試験報告書には,次の事項を記載する。ただし,

3

種類の繊維混用率(個別溶解法の方式

1

及び方式

2

の場合は

附属書 による。

a)

試験年月日

b)

規格番号

c)

試験方法

d)

規定の前処理に追加して施した特別な処理の詳細を記載する。

e)

混用率の数値は,小数点以下

1

桁で表す。


56

L 1030-2

:2012

表 3−各試験方法に対応する各種繊維の補正係数表 

試験方法

繊維

60 % 
硫酸法

70 % 
硫酸法

温 75 % 
硫酸法

75 % 
硫酸法

80 % 
硫酸法

濃硫酸法
I

濃硫酸法
II

20 % 
塩酸法

35 % 
塩酸法

混酸法 2.5

%

水酸化ナト
リウム法

精練漂白その他の加工
を施していないもの

1.03

※ 1.01

綿

精練漂白その他の加工
を施したもの

1.01

※ 1.00

マーセル
化綿 1.05

※ 1.01

※ 0.985

※ 1.00

1.00

b)

未精練 1.20

a)

(1.01)

※ 1.03

亜麻 
(リネン)

精練漂白その他の加工
を施してあるもの

1.14

a)

※ 1.01

精練 1.06

a)

※ 1.02

ちょ(苧)
麻(ラミー) 漂白その他の加工を施

してあるもの

1.03

a)

※ 1.01

レーヨン・キュプラ

※ 1.01

ポリノジ
ック溶

アセテート

トリアセテート

プロミックス

※ 1.00

ナイロン

ホルマル化のもの

e)

ビニロン

ホルマル化以外のもの

ビニリデン

ポリ塩化ビニル

※ 1.00

※ 1.00

ポリエステル

※ 1.00

1.00

※ 1.00

溶 1.00

※ 1.01

アクリル

d)

※ 1.00

※ 1.00

アクリル系

※ 1.00

d)

※ 1.00

ポリプロピレン

※ 1.00

※ 1.00

1.00

ポリウレタン

c)

※ 1.00

ポリクラール

アラミド

※ 1.00

※ 1.00

1.00

ポリ乳酸

※ 1.00

※ 1.01

※ 1.00

1.01

ガラス繊維

注記  表中の括弧内の数字は溶解分繊維の補正係数 f

G

を,その他の数値は残留繊維の補正係数 を表す。

“溶”は完全に溶解する。

“※”はこの試験方法に関係のない

ことを示す。

56

L

 1030-2


2012


57

L 1030-2

:2012

表 3−各試験方法に対応する各種繊維の補正係数表(続き) 

試験方法

繊維

5 % 
水酸化ナト
リウム法

酸化銅ア
ンモニア

熱氷酢酸

70 % 
アセトン

80 % 
アセトン

100 % 
アセトン

温 100 %
アセトン

次亜塩素
酸ナトリ
ウム法

亜鉛酸ナ
トリウム

ぎ酸・塩
化亜鉛混
合溶液法

75 % 
ぎ酸法

精練漂白その他の加工
を施していないもの

1.03

※ 1.00

※ 1.03

1.02

1.02 
1.03

i)

綿

精練漂白その他の加工
を施したもの

1.01

※ 1.00

※ 1.00

1.02

g)

1.02

g)

1.03

i)

※ 1.00

※ 1.00

未精練

(1.01)

※ 1.01

※ 1.00

亜麻 
(リネン)

精練漂白その他の加工
を施してあるもの

※ 1.00

※ 1.00

精練

※ 1.00

※ 1.00

ちょ(苧)
麻(ラミー) 漂白その他の加工を施

してあるもの

※ 1.00

※ 1.00

レーヨン・キュプラ 1.04

※ 1.00

※ 1.00

h)

h)

アセテート

f)

トリアセテート

※ 1.01

プロミックス

※ 1.00

※ 1.00

ナイロン 1.00

※ 1.00

※ 1.00

ホルマル化のもの

1.00

1.00

1.01

※ 1.00

ビニロン

ホルマル化以外のもの

1.00

1.00

※ 1.00

ビニリデン

ポリ塩化ビニル

※ 1.00

※ 1.00

ポリエステル

※ 1.00

※ 1.00

※ 1.00

アクリル

※ 1.00

1.00

1.00

1.00

アクリル系

※ 1.00

※ 1.00

溶 1.00

ポリプロピレン

1.00

1.00

※ 1.00

※ 1.00

ポリウレタン

※ 1.01

ポリクラール 1.01

※ 1.01

アラミド 1.00

※ 1.00

※ 1.00

ポリ乳酸

ガラス繊維

1.00

1.00

※ 1.00

※ 1.00

注記  表中の括弧内の数字は溶解分繊維の補正数 f

G

を,その他の数値は残留繊維の補正係数 を表す。

“溶”は完全に溶解する。

“※”はこの試験方法に関係のないこ

とを示す。

57

L

 1030-2


2012


58

L 1030-2

:2012

表 3−各試験方法に対応する各種繊維の補正係数表(続き) 

試験方法

繊維

80 % 
ぎ酸法

温ジメチ
ルホルム
アミド法

熱ジメチ
ルホルム
アミド法
I

熱ジメチ
ルホルム
アミド法
II

ジクロロ
メタン法

65 %チオ
シアン酸
カリウム

ベンジン
アルコー
ル法

テトラヒ
ドロフラ
ン法

フ ェ ノ ー
ル・四塩化
エ タ ン 混
合溶液法

m-

ク レ

ゾ ー ル

ベンゼン・
シクロヘキ
サノン混合
溶液法

精練漂白その他の加工
を施していないもの

1.00

1.00

※ 1.00

※ 1.00

※ 1.00

綿

精練漂白その他の加工
を施したもの

1.00

1.00

1.01

k)

 1.00

  1.00

k)

 1.00

  ※ 1.00

毛 1.00

j)

1.00

1.01

1.02

1.00

1.00

※ 1.00

0.99 ※

1.00

1.00

1.00

1.00

1.00

※ 1.00

未精練

※ 1.02

※ 1.02

1.00

1.04

※ 1.00

亜麻 
(リネン)

精練漂白その他の加工
を施してあるもの

※ 1.01

※ 1.01

1.00

1.02

※ 1.00

精練

※ 1.01

※ 1.01

1.00

1.01

※ 1.00

ちょ(苧)
麻(ラミー) 漂白その他の加工を施

してあるもの

※ 1.00

1.00

1.00

1.00

※ 1.00

レーヨン・キュプラ

1.00

1.00

1.01

1.00

1.00

1.00

※ 1.00

アセテート

トリアセテート

m)

※ 1.00

プロミックス

※ 1.00

※ 1.00

1.00

1.00

ナイロン

※ 1.01

※ 1.00

※ 1.00

ホルマル化のもの

※ 1.00

※ 1.00

※ 1.00

ビニロン

ホルマル化以外のもの

※ 1.01

※ 1.00

※ 1.00

ビニリデン

ポリ塩化ビニル

※ 1.00

ポリエステル

1.00

1.00

1.02

※ 1.01

※ 1.00

アクリル 1.00

l)

※ 1.00

1.00

1.00

※ 1.00

アクリル系

1.00

1.00

※ 1.00

※ 1.00

ポリプロピレン

1.00

1.00

※ 1.00

※ 1.01

1.00

ポリウレタン

※ 1.00

ポリクラール

※ 1.00

※ 1.02

1.05

1.01

アラミド

1.00

1.00

1.00

1.00

1.00

1.00

ポリ乳酸

ガラス繊維 1.00

1.00

1.00

1.00

注記  表中の括弧内の数字は溶解分繊維の補正係数 f

G

を,その他の数値は残留繊維の補正係数 を表す。

“溶”は完全に溶解する。

“※”はこの試験方法に関係のない

ことを示す。

58

L

 1030-2


2012


59

L 1030-2

:2012

表 3−各試験方法に対応する各種繊維の補正係数表(続き) 

試験方法

繊維

沸 騰 キ シ
レン法

ク ロ ロ ホ
ルム法

ジメチルアセ
トアミド法

シクロヘキ
サノン法

精練漂白その他の加工
を施していないもの

※  1.02

  1.00      

綿

精練漂白その他の加工
を施したもの

※  1.02

  1.00      

毛 1.00

※  1.01  1.00      

絹 1.00

0

未精練

亜麻 
(リネン)

精練漂白その他の加工
を施してあるもの

精練

ちょ(苧)
麻(ラミー)

漂白その他の加工を施
してあるもの

レーヨン・キュプラ 1.00

※  1.00  1.00      

アセテート 1.00

トリアセテート 1.00

プロミックス

ナイロン 1.00

※  1.00  1.00      

ホルマル化のもの

ビニロン

ホルマル化以外のもの

ビニリデン

ポリ塩化ビニル

ポリエステル 1.00

1.01

n)

 1.00

アクリル 1.00

1.00

9

アクリル系

※ 1.00

ポリプロピレン

ポリウレタン

ポリクラール

アラミド

ポリ乳酸

ガラス繊維 1.00

0

59

L

 1030-2


2012


60

L 1030-2

:2012

表 3−各試験方法に対応する各種繊維の補正係数表(続き) 

注記  表中の括弧内の数字は溶解分繊維の補正係数 f

G

を,その他の数値は残留繊維の補正係数 を表す。

“溶”は完全に溶解する。

“※”はこの試験方法に関係のない

ことを示す。

a)

  試料によって異なる場合がある。

b)

  タッサシルクのような野蚕絹は完溶しない。

c)

  タイプによって溶解性が異なる。

d)

  濃硫酸に浸せきしたとき溶解するものに適用できる。

e)

  完全に溶解することが確認された場合に限り適用できる。

f)

  表面を脱アセチル化したものには適用できない。

g)

  広範囲にわたって化学的に減成したものには適用できない。

h)

  完全に除去できない反応染料,又はパーマネント仕上げが施されているために試薬に完全に溶解しないものには適用できない。

i)

  高温の操作を行った場合に適用する。

j)

  毛の混用率が 25 %を超えるときには,次亜塩酸ナトリウム法を適用する。

k)

  酸洗い,キアー精練又は漂白した綿に適用する。

l)

  クロム後処理用染料で染色したものを除いて,プレメタライズ染料で染色したものに適用できる。

m)

  特別な仕上げ剤によって部分的に加水分解したものだけに適用できる。

n)

  特殊タイプのポリエステルには適用できない場合がある。

60

L

 1030-2


2012


61

L 1030-2

:2012

附属書 A

(規定)

窒素成分分析法

この附属書は,

2006

年に第

1

版として発行された ISO 1833-15 を基に技術的内容を変更することなく,

規定したものである。

A.1

  共通事項 

共通事項は,6.1 による。

A.2

  操作方法 

A.2.1

  窒素成分分析法 

この方法は,箇条 で規定する選択した溶液を用いる一般的な方法とは主旨が異なるが,この方法は,

それ自体で完全な試験方法として成立する。

A.2.2

  適用 

この方法は,非繊維物質を除去した後の黄麻と動物繊維との

2

種混用品に適用する。動物繊維は,ヘヤ

ー又は羊毛のいずれか一つ,又は両者を混用したもののいずれでもよい。また,この方法は,窒素を含む

仕上げ加工剤及び染料を用いた製品には適用しない。

A.2.3

  要旨 

混用品の窒素成分を定量し,これと二つの組成の既知又は確認した窒素成分から,各組成の割合を計算

する。

A.2.4

  試薬 

全ての試薬は,分析試薬級の品質として認められているもので,次による。

a) 

トルエン  JIS K 8680 に規定するもの。

b) 

メタノール  JIS K 8891 に規定するもの。

c) 

濃硫酸

1)

  JIS K 8951 に規定する密度

1.84 g/mL

の濃硫酸。

d) 

硫酸カリウム

1)

  JIS K 8962 に規定するもの。

e) 

二酸化セレニウム

1)

f) 

水酸化ナトリウム溶液  水

400 mL

500 mL

に JIS K 8576 に規定する水酸化ナトリウム

400 g

を溶解

し,ブロモクレゾールグリーン(

Bromo-cresol green

0.5 g

を水

25 mL

及びエタノール

475 mL

中に溶

解したものを混合し,

1 L

とする。

g) 

混合指示薬  水

5 mL

とエタノール

95 mL

とを加えた中にメチルレッド

0.1 g

を溶解し,次に,エタノ

ール

475 mL

と水

25 mL

中にブロモクレゾールグリーン

0.5 g

とを溶解したものを混合する。

h) 

ほう酸溶液  水

1 L

に,JIS K 8863 に規定するほう酸

20 g

を溶解する。

i) 

硫酸

0.01 mol/L

標準液

1)

窒素成分を含まないもの。

A.2.5

  装置 

装置は,次による。

a) 

キエルダール(Kjeldahl di gestion)  フラスコ容量

200 mL

300 mL


62

L 1030-2

:2012

b) 

蒸気が注入できるキエルダール(Kjeldahl)蒸留装置 

c) 

滴定装置  精度

0.05 mL

で測定できるもの

A.2.6

  試料の採取及び前処理 

A.2.6.1

  試料採取 

試料本体を代表し,

必要とされる少なくとも各々

1 g

以上の全ての試験片を採取するのに十分な試料を採

取する。生地には異なった組成の糸が含まれていることがあるので,生地の試料採取にはこれらのことを

考慮しなければならない。次に,A.2.6.2 によって試料を前処理する。

A.2.6.2

  試料の前処理 

風乾した試料をソックスレー抽出装置に入れ,トルエンとメタノールとの

1

3

の混合液で

4

時間,

1

間に

5

回以上循環するようにして抽出する。

試料から溶剤を気化させるために試料を大気中に静置し,

105

℃±

3

℃の乾燥機に入れ,僅かに残って

いる溶剤も取り除く。次に,試料

1 g

につき

50 mL

の水の中に試料を入れ,

30

分間還流させながら沸騰さ

せて抽出する。これをろ過し,キエルダールフラスコに試料を戻して,新しい水で抽出を繰り返す。ろ過・

吸引・圧搾又は遠心脱水して試料から余分な水分を除去し,自然乾燥するまで試料を静置する。

注記

トルエン・メタノールは中毒するおそれがあるので,使用に際しては十分に注意する必要があ

る。

A.2.7

  試験操作 

A.2.7.1

  共通事項 

6.1

による。

A.2.7.2

  詳細な操作方法 

前処理した試料から,約

1 g

の試験片を採取する。ひょう量瓶中に試験片を入れ,乾燥後デシケータ中

で冷却,ひょう量する。試験片を乾いたキエルダールフラスコ[A.2.5 a)]に入れ,直ちにひょう量瓶を再

ひょう量し,差し引き試験片の絶乾質量を求める。

キエルダールフラスコ中の試験片に,次のものを順次加える。

硫酸カリウム[A.2.4 d)

 25

g

二酸化セレニウム[A.2.4 e)

 0.1

g

0.2 g

硫酸[A.2.4 i)

 10

mL

キエルダールフラスコを最初,繊維の形が全て消失するまで,緩やかに加熱する。次に溶液が透明でほ

とんど無色の状態になるまで,激しく加熱する。さらに,

15

分間加熱する。キエルダールフラスコを静置

して冷却した後,

10 mL

20 mL

の水で注意深く内容物を希釈及び冷却し,

200 mL

の目盛付きキエルダー

ルフラスコに移し替え,水で量を目盛一杯埋め合わせて温浸溶液を作る。

100 mL

容量の三角フラスコ中にほう酸溶液[A.2.4 h)]約

20 mL

を入れ,蒸気が注入できるキエルダー

ル蒸留装置[A.2.5 b)]の冷却器からの液を送り出す管がこのフラスコのほう酸液の液面のちょうど真下に

少し浸るようにキエルダール蒸留装置の冷却器の下にこの三角フラスコを置く。

温浸溶液の

10 mL

をキエルダールフラスコに正確に移し替え,

5 mL

より少し多い水酸化ナトリウム溶

液[A.2.4 f)]を漏斗に加え,僅かに栓を持ち上げ,キエルダールフラスコ中にゆっくりと水酸化ナトリウ

ム溶液[A.2.4 f)]を入れる。もし,温浸溶液と水酸化ナトリウム溶液とが

2

層になっている場合は,緩く

かき混ぜてこれらを混合する。

キエルダールフラスコをゆっくりと加熱し,蒸気発生器の蒸気をその中に通す。留出液を下方の受容器

に約

20 mL

採取する。キエルダール蒸留装置の冷却器からの液を送り出す管の先端が留出液の表面の上約


63

L 1030-2

:2012

20 mm

にくるように受容器を下げ,更に

1

分間蒸留操作を行う。キエルダール蒸留装置の冷却器からの液

を送り出す管の先端を水ですすぎ,洗液を受容器に採る。受容器を外し,ほう酸溶液

10 mL

の入った次の

受容器と取り替えて,

2

番目の留出液約

10 mL

を採取する。

混合指示薬を用いて,

0.01 mol/L

硫酸で別々に二つの留出液を滴定する。二つの留出液についての総滴

定量を記録する。もし,

2

番目の留出液の滴定量が

0.2 mL

以上である場合は,結果を破棄し,新しい温浸

溶液を使用して蒸留操作を繰り返す。試薬だけを使用して温浸操作及び蒸留操作を行い,空試験を行う。

A.2.8

  計算 

A.2.8.1

  式

(A.1)

によって,絶乾試験片中の窒素含有率を計算する。

0

2

1

2

)

(

28

m

T

V

V

A

×

×

×

=

(A.1)

ここに,

A

絶乾試験片中の窒素含有率(

%

V

1

測定に使用した

0.01 mol/L

硫酸[A.2.4 i)]の総量(

mL

V

2

空試験に使用した

0.01 mol/L

硫酸[A.2.4 i)]の総量(

mL

T

0.01 mol/L

硫酸[A.2.4 i)]の濃度(

mol/L

m

0

試験片の絶乾質量(

g

A.2.8.2

  黄麻の窒素含有率

0.22 %

の値,及び動物繊維の窒素含有率

16.2 %

の値は,繊維の絶乾質量を基に

表示したが,これを用いて式

(A.2)

によって,混用繊維の組成を計算する。

100

22

.

0

2

.

16

22

.

0

A

×

=

A

P

(A.2)

ここに,

P

A

絶乾試験片中の動物繊維の百分率(

%

A.2.9

  確認 

測定は

2

回行い,その平均値を求める。その後,A.2.8 の計算方法によって絶乾混用率の値に

1.5 %

以上

の差がないことを確認する。

A.2.10

  精度 

繊維製品の均質な混用品について,この方法で得た結果の信頼限界は,

95 %

の信頼水準に対して,±

1 %

以下とする。


64

L 1030-2

:2012

附属書 B

(規定)

加熱法

この附属書は,

2006

年に第

1

版として発行された ISO 1833-19 を基に技術的内容を変更することなく,

規定したものである。

B.1

  共通事項 

共通事項は,6.1 による。

B.2

  操作方法 

B.2.1

  加熱法 

この方法は,箇条 で規定する選択した溶液を用いる一般的な方法とは主旨が異なっている。

B.2.2

  適用 

この方法は,綿又は再生セルロース繊維と石綿との

2

種混用品に適用する。

警告

石綿を含む糸,生地などを試験・検査で取り扱う場合には,安全対策上,飛散防止及びほこり

を吸入しないよう特別な注意を払う。また,試料残及び試験後の残試料などは法令に従って適

切に処分する。

B.2.3

  一般 

セルロース繊維は,

450

℃±

10

℃の温度で

1

時間加熱することによって,絶乾質量が既知の混用品から

除去する。残分をひょう量する。その数量を補正し,混用品の絶乾質量の百分率で表す。セルロース繊維

の百分率は差し引いて求める。また,非繊維物質の除去は,必要としない。

B.2.4

  追加する装置 

電気炉  自動的に

450

℃±

10

℃に温度調節できるもの。

B.2.5

  試料の採取 

試料本体を代表し,各々約

5 g

以上の全ての試料を採取するのに十分な大きさの試料を採取する。ただ

し,5.7 で規定した試料の前処理は,この混用品の分析には適用しない。

B.2.6

  試験操作 

B.2.6.1

  共通事項 

共通事項は,6.1 による。

B.2.7

  詳細な操作方法 

試料から,約

5 g

の試験片を採取する。試験片をひょう量瓶に入れてその絶乾質量を正確に測定した後,

ひょう量したるつぼの中に試験片を移し替え,これを自動的に

450

℃±

10

℃に温度調節できる電気炉に

入れ,

1

時間加熱する。るつぼと内容物とをデシケータ中で室温になるまで冷却する。JIS R 3503 に規定

するデシケータから取り出して,るつぼ及び残分の質量を

2

分間以内に測定する。

B.2.8

  計算 

6.1.10

に基づき結果を計算する。

f

の値は,

1.02

とする。

B.2.9

  確認 

測定は

2

回行い,その平均値を求める。ただし,6.1.10 a)

の計算方法によって絶乾混用率の値に

1.5 %


65

L 1030-2

:2012

以上の差がないことを確認する。


66

L 1030-2

:2012

附属書 C 
(規定)

3

種類の繊維混用率(個別溶解法)

この附属書は,

2006

年に第

1

版として発行された ISO 1833-2 を基に技術的内容を変更することなく,

規定したものである。

序文 

一般に繊維製品の混用品の混用率試験方法は,混用品の個々の組成を選択的に溶解することに基づいて

いる。この選択的溶解操作には,次の

4

種類の方式がある。

方式

1 2

枚の異なった試験片を使用する。第

1

試験片からは組成

(a)

を,第

2

試験片からは組成

(b)

を溶

解する。個々の試験片の溶け残った残分を測定し,溶解した組成の百分率を,質量の減量分か

ら計算する。第

3

組成

(c)

の百分率は差し引き計算する。

方式

2 2

枚の異なった試験片を使用する。第

1

試験片からは組成

(a)

を,第

2

試験片からは二つの組

(a)

及び

(b)

を溶解する。第

1

試験片の溶け残った残分をひょう量し,第

1

組成

(a)

の百分率を溶解し

た減量分から計算する。第

2

試験片の溶け残った残分をひょう量する。これが第

2

組成

(c)

であ

る。第

3

組成

(b)

の百分率は差し引き計算する。

方式

3 2

枚の異なった試験片を使用する。第

1

試験片からは二つの組成

(a)

及び

(b)

を,第

2

試験片から

は二つの組成

(b)

及び

(c)

を溶解する。溶け残った残分は各々組成

(c)

及び組成

(a)

である。第

3

組成

(b)

の百分率は差し引き計算する。

方式

4 1

枚の試験片を使用する。組成の一つを溶解除去し,次に

2

種類の組成から成る溶け残った残

分をひょう量する。溶解した組成の百分率は質量の減量分から計算する。残った繊維の一つを

溶解し,その残分組成をひょう量する。

2

番目に溶解した組成の百分率は質量の減量分から計

算する。

ここで方式

4

については,6.1.8 b)

及び 6.1.10 a) 2)

で規定しているため,この附属書では規定を省略す

る。

方式を選択できる場合は,最初の三つの方法の一つを採用する方が得策である。溶解法で行う場合は,

求めようとする繊維又は繊維群だけを溶解し,溶解しない繊維又は繊維群を残す溶剤を規定した方法を選

択するように注意する。例として,

3

種類の繊維混用品を試験するために用いる

2

種類の繊維混用の溶解

法とともに,幾つかの

3

種類の繊維混用の例を

附属書 CB に示す。

誤差をできるだけ小さくするために,溶解法を行う際には少なくとも上記

4

方式のうち,二つの方式を

併用することを推奨する。

繊維の混用品のうち,加工過程中及び整理,仕上げを施した繊維製品の中にはごく少量の非繊維物質,

すなわち油脂分,ろう質分,仕上げ加工剤が自然に又は加工を促進するために含まれている。繊維以外の

ものは試験前に除去する。したがって,油脂分,ろう質分及び水溶性物質を除去するための前処理法も規

定している。さらに,繊維製品は特性付与のための樹脂,その他の物質を含んでいる場合もある。特殊な

場合の染料を含めて,そのような物質は,試薬が溶解する組成に対する試薬の作用を妨害したり,試薬で

完全に又は部分的に除去されることもある。このような誤差の原因となる添加物は,試験する前に除去す

るのがよい。


67

L 1030-2

:2012

このような添加物の除去が不可能な場合は,

附属書 CB の溶解法は適用できない。染色加工した繊維中

の染料は繊維と不可分とみなす。

混用率試験は絶乾質量を基に行い,

その操作方法を規定している。結果は絶乾質量を基準にして表すか,

又は公定水分率で補正した後の質量(正量)を基準にして表す。

溶解法を行う前に,混用繊維を全て鑑別する。溶解方法によっては,混用品の溶け残る方の組成が溶解

分組成を溶解する試薬に部分的に溶解することがある。できる限り試薬は溶け残る方の繊維に影響を与え

ないものを選定する。もし,残分の質量減少が試験中に発生することが分かっている場合は,結果を補正

係数によって,補正する。この係数は,幾つかの試験室で前処理によって不純物を除去した繊維を,溶解

法で規定した該当する試薬で処理して測定する。これらの補正係数は,未減成・未分解繊維にだけ適用さ

れ,繊維が加工前後に減成・分解した場合は,異なった別の補正係数が必要となる。もし,

2

種類の溶剤

の影響を受ける“方式

4

”を用いる場合は,二つの処理で繊維が受ける質量減に対し補正係数を適用する。

溶解法の場合,少なくとも

2

測定

  (n

2)

で行う。

C.1

  適用 

この附属書は,

3

種類の繊維混用に対する個別混用率の試験方法について適用する。

C.2

  溶解法 

C.2.1

  適用 

この方法を適用する繊維は,6.1.1 による。

C.2.2

  一般 

混用品の組成を鑑別後,繊維以外のものは適切な前処理で除去し,

序文に記載した選択的溶解操作の四

つの方式のうち一つ以上を行う。技術的に困難な場合を除き,組成割合の最も大きい繊維を溶解し,組成

割合の最も小さい繊維を最後に残す方法を選定する。

C.2.3

  試薬 

試薬は,次による。

a) 

精製した軽油(沸点 40  ℃∼80  ℃)  その他の試薬は,本体に規定する。

b) 

蒸留水又は純水 

C.2.4

  装置 

装置は,次による。

a) 

るつぼ形フィルタ及びこれを入れるのに十分な大きさのひょう量瓶  又はそれと同等なもの

b) 

吸引フラスコ 

c) 

シリカゲル入りデシケータ 

d) 

熱風乾燥機  試験片を

105

℃±

3

℃で乾燥するためのもの。

e) 

分析用質量計

0.000 2 g

までひょう量できるもの。

f) 

ソックスレー抽出装置  試料のグラム量の

20

倍の容量のもの,又は同等な試験結果が得られる装置

C.2.5

  試験環境 

絶乾質量を測定するため,試験片の調整を行うことは必要としない。試験は通常の環境状態で行う。

C.2.6

  試料採取及び前処理 

C.2.6.1

  試料の採取 

試料本体を代表し,

必要とされる少なくとも各々

1 g

以上の全ての試験片を採取するのに十分な試料を採


68

L 1030-2

:2012

取する。生地には異なった組成の糸が含まれていることがあるので,生地の試料採取には,これらのこと

を考慮しなければならない。

C.2.6.2

  試料の前処理 

少なくとも

1

時間に

6

循環するソックスレー抽出装置で軽油を用い,風乾試験片を

1

時間抽出し,軽油

及び水で繊維以外のものを除去する。

試験片から軽油を気化させ,

1

時間冷水で試験片を洗浄し,

次に

65

±

5

℃の温水中で

1

時間時々かき混ぜながら洗う。浴比は

1

100

とする。吸引装置,遠心脱水機又は絞り

機で絞り,試験片から余分な水分を取り除き風乾する。

軽油及び水で除去できない非繊維物質のある場合は,繊維の成分を全く変化させない適切な方法で除去

する。ただし,幾つかの未漂白の植物性繊維[例えば,黄麻(ジュート)及びココやしの実の繊維]では,

軽油及び水を用いた通常の前処理でその非繊維物質の全てが除去されるわけではない。

なお,軽油及び水の両方で溶解しない仕上げ剤を含む試料でない限り,前処理を追加して行わない。

前処理の方法を試験報告書に詳述する。

C.2.7

  操作 

C.2.7.1

  共通事項 

C.2.7.1.1

  乾燥 

試験片ごとにひょう量瓶に入れ,熱風乾燥機中の温度が

105

℃±

3

℃で

4

時間以上,

16

時間未満の乾燥

処理を行う。乾燥が

14

時間以内の場合は,恒量に達したかどうかを確認する。これは,更に

60

分間以上

乾燥後の質量差が

0.05 %

以内の場合は,恒量に達したとみなす。乾燥,冷却,ひょう量操作中は,るつぼ

形フィルタ,ひょう量瓶,試験片及び残分を素手で触れないようにする。

ひょう量瓶は,蓋を傍らにおいて,その中の試験片を乾燥する。乾燥後,乾燥機からひょう量瓶を取り

出す前に蓋をして,速やかにデシケータ[C.2.4 c)]中に移す。

蓋付きのひょう量瓶は,蓋を傍らに置いて,その中のるつぼ形フィルタ[C.2.4 a)

(以下,フィルタと

いう。

)を乾燥する。乾燥後,ひょう量瓶の蓋をして速やかにデシケータに移す。

フィルタ以外の装置を使用しているところでは,乾燥操作は乾燥機中で行い,変量しないように注意し

て絶乾質量を測定する。

C.2.7.1.2

  冷却 

デシケータ中で全ての冷却操作を行う。天びんの側にデシケータを置き,

2

時間以上完全に冷却するま

で静置する。

C.2.7.1.3

  ひょう量 

冷却後,デシケータから取り出し,

2

分間以内にひょう量瓶又はフィルタをひょう量する。

0.000 2 g

精度でひょう量する。

C.2.7.2

  操作 

前処理した試料から,

1 g

以上の試験片を採取する。糸又は織物を約

10 mm

の長さにカットし,できる

だけ解繊する。個々の試験片をひょう量瓶に入れて乾燥し,デシケータ中で冷却,ひょう量する。その後,

該当細目箇条で規定したガラス容器中に試験片を移して直ちにひょう量瓶だけを再ひょう量し,その差か

ら試験片の絶乾質量を計算する。同試験方法の該当箇所で規定したように試験操作を完了する。ひょう量

後,顕微鏡で残分を検査し,先の処理で溶解する繊維又は繊維群を完全に溶解除去したことを確認する。

C.2.8

  計算及び結果の表示 

混用品の総繊維質量に対する個々の組成質量の割合を百分率で表示する。試験結果の計算は絶乾質量に

基づいて行い,これに最初,公定水分率,次に前処理及び試験操作による試料の減量分を計算に入れた必


69

L 1030-2

:2012

要な補正係数を当てはめ算定する。

C.2.8.1

  前処理による減量分を無視した絶乾質量の百分率(絶乾混用率)の計算 

C.2.8.1.1

  方式 

1

試験片から混用品の一つの組成

(a)

を,第

2

試験片からもう一つの組成

(b)

を除去する場合は式

(C.1)

∼式

(C.3)

による。

100

1

1

2

2

2

1

1

2

1

2

1

×

⎟⎟

⎜⎜

×

+

×

=

f

f

W

M

W

M

f

f

f

x

(C.1)

100

1

3

4

1

1

2

2

4

3

4

2

×

⎟⎟

⎜⎜

×

+

×

=

f

f

W

M

W

M

f

f

f

x

(C.2)

x

3

100

(x

1

x

2

)(C.3)

ここに,

  x

1

1

組成の絶乾質量の百分率[最初の試薬で溶解した第

1

験片の組成

(a)

の絶乾混用率(

%

)]

x

2

2

組成の絶乾質量の百分率[第

2

試薬で溶解した第

2

試験

片の組成

(b)

の絶乾混用率(

%

)]

x

3

3

組成の絶乾質量の百分率

[両方の試薬で溶け残った組成

(c)

の絶乾混用率(

%

)]

W

1

前処理後の第

1

試験片の絶乾質量(

g

W

2

前処理後の第

2

試験片の絶乾質量(

g

M

1

1

試薬で第

1

試験片から第

1

組成を除去した後の残分の絶

乾質量(

g

M

2

2

試薬で第

2

試験片から第

2

組成を除去した後の残分の絶

乾質量(

g

f

1

1

試験片中に溶け残った第

2

組成の第

1

試薬による減量に

対する補正係数

f

2

1

試験片中に溶け残った第

3

組成の第

1

試薬による減量に

対する補正係数

f

3

2

試験片中に溶け残った第

1

組成の第

2

試薬による減量に

対する補正係数

f

4

2

試験片中に溶け残った第

3

組成の第

2

試薬による減量に

対する補正係数

C.2.8.1.2

  方式 

1

試験片から組成

(a)

を除去し組成

(b)

及び

(c)

を残分とし,第

2

試験片から二つの組成

(a)

及び

(b)

を除去

し組成

(c)

を残分とする場合は式

(C.4)

∼式

(C.6)

による。

(

)

3

2

1

100

x

x

x

+

=

(C.4)

3

2

1

1

1

1

2

100

x

f

f

W

M

f

x

×

×

×

=

(C.5)

100

2

2

4

3

×

×

=

W

M

f

x

(C.6)

ここに,

x

1

:  第 1 組成の絶乾質量の百分率(%)[最初の試薬で溶解した第

1 試験片の組成(a)の絶乾混用率(%)]

x

2

:  第 2 組成の絶乾質量の百分率(%)[第 2 試薬で第 1 組成と同

時に溶解した第 2 試験片の組成(b)の絶乾混用率(%)]

x

3

:  第 3 組成の絶乾質量の百分率(%)[両方の試薬で溶け残った

組成(c)の絶乾混用率(%)]


70

L 1030-2

:2012

W

1

:  前処理後の第 1 試験片の絶乾質量(g)

W

2

:  前処理後の第 2 試験片の絶乾質量(g)

M

1

:  第 1 試薬で第 1 試験片から第 1 組成を除去した後の残分の絶

乾質量(g)

M

2

:  第 2 試薬で第 2 試験片から第 1 及び第 2 組成を除去した後の

残分の絶乾質量(g)

f

1

:  第 1 試験片中に溶け残った第 2 組成の第 1 試薬による減量に

対する補正係数

f

2

:  第 1 試験片中に溶け残った第 3 組成の第 1 試薬による減量に

対する補正係数

f

4

  第 2 試験片中に溶け残った第 3 組成の第 2 試薬による減量に

対する補正係数

C.2.8.1.3

  方式 

第 3 組成を残分として残すため第 1 試験片から組成(a)及び(b)を除去し,第 1 組成を残分として残すため

第 2 試験片から二つの組成(b)及び(c)を除去した場合は式(C.7)∼式(C.9)による。

2

2

3

1

100

W

M

f

x

×

×

=

(C.7)

(

)

3

1

2

100

x

x

x

+

=

(C.8)

100

1

1

2

3

×

×

=

W

M

f

x

(C.9)

ここに,

x

1

:  第 1 組成の絶乾質量の百分率(%)[最初の試薬で溶解した第

1 試験片の組成(a)の絶乾混用率(%)]

x

2

:  第 2 組成の絶乾質量の百分率(%)[第 2 試薬で溶解した第 1

試験片の組成とし,第 2 試薬で溶解した第 2 試験片の組成(b)
の絶乾混用率(%)]

x

3

:  第 3 組成の絶乾質量の百分率(%)[第 2 試薬で溶解した第 2

試験片の組成(c)の絶乾混用率(%)]

W

1

:  前処理後の第 1 試験片の絶乾質量(g)

W

2

:  前処理後の第 2 試験片の絶乾質量(g)

M

1

:  第 1 試薬で第 1 試験片から第 1 及び第 2 組成を除去した後の

残分の絶乾質量(g)

M

2

:  第 2 試薬で第 2 試験片から第 2 及び第 3 組成を除去した後の

残分の絶乾質量(g)

f

2

:  第 1 試験片中に溶け残った第 3 組成の第 1 試薬による減量に

対する補正係数

f

3

  第 2 試験片中に溶け残った第 1 組成の第 2 試薬による減量に

対する補正係数

C.2.8.2

  前処理操作による減量分に対する補正,及び公定水分率による調整を行った個々の組成の百分率

(処理前正量混用率)の計算は,式(C.10)∼式(C.13)による。

100

1

1

1

b

a

A

+

+

=

100

1

2

2

b

a

B

+

+

=

100

1

3

3

b

a

C

+

+

=

(C.10)

ただし,

100

3

2

1

1

A

1

×

×

+

×

+

×

×

=

C

x

B

x

A

x

A

x

X

(C.11)

100

3

2

1

2

A

2

×

×

+

×

+

×

×

=

C

x

B

x

A

x

B

x

X

(C.12)


71

L 1030-2

:2012

100

3

2

1

3

A

3

×

×

+

×

+

×

×

=

C

x

B

x

A

x

C

x

X

(C.13)

ここに,

X

1A

前処理による減量分を含む第

1

組成の正量の百分率(

%

X

2A

前処理による減量分を含む第

2

組成の正量の百分率(

%

X

3A

前処理による減量分を含む第

3

組成の正量の百分率(

%

x

1

C.2.8.1

に示す公式の一つから得た第

1

組成の絶乾質量の百

分率(

%

x

2

C.2.8.1

に示す公式の一つから得た第

2

組成の絶乾質量の百

分率(

%

x

3

C.2.8.1

に示す公式の一つから得た第

3

組成の絶乾質量の百

分率(

%

a

1

1

組成の公定水分率(

%

a

2

2

組成の公定水分率(

%

a

3

3

組成の公定水分率(

%

b

1

1

組成の前処理による減量分の百分率(

%

b

2

2

組成の前処理による減量分の百分率(

%

b

3

3

組成の前処理による減量分の百分率(

%

特別な前処理を行った場合,用いた前処理を個々の純繊維分に対して行って,

b

1

b

2

及び

b

3

の値を求め

る。純繊維分とは,試験対象物に見受けられる未漂白,漂白済みの状態で天然又は加工過程中のいずれか

において,繊維に通常含まれているもの以外の非繊維物質を除去した繊維分を指す。

試験に供する製品の加工工程中で非繊維物質を含まない組成繊維が,試験対象物として入手できない場

合,これに似通った非繊維物質を含まない繊維で行った試験から得た

b

1

b

2

及び

b

3

の平均値を使用する。

軽油及び水で抽出する普通の前処理を行う場合,未漂白綿,未漂白亜麻及び未漂白ちょ(苧)麻では前処

理による減量分が通常,

4 %

,ポリプロピレンでは,

1 %

が認められていることを除いて,補正係数

b

1

b

2

及び

b

3

は無視してよい。

その他の繊維の場合,受渡当事者間の協定によって前処理中の減量分についての補正は,計算の中で行

わない。

C.2.8.3

  注意 

計算例を

附属書 CA に示す。ただし,公定水分率は箇条 の表 によるものではなく,この附属書によ

る。

C.3

  試験方法の精度 

2

種の繊維混用の個々の試験方法の中で規定する精度は,再現性に関係する[6.1.11 b)  を参照]

。信頼性

とは,組成が同一で均質な混用品の試験片を用い,同じ試験方法を使用し,時間を変えて得た測定値間の

一致の度合い又は異なる複数の試験室から得た測定値間の一致の度合いのことをいう。

再現性は,

95 %

の信頼水準に対するその結果の信頼限界によって表す。

これによると,規定の方法を組成が同一で均質な混用品に適用した場合,異なる二つの試験室間で行っ

た一連の試験から得た二つの結果の間で,

100

回中僅かに

5

回その差が超過することを意味する。

3

種類の繊維混用に対する試験の精度を測定するには,通常

3

種類の繊維混用に対する試験で適用する

2

種類の繊維混用に対する試験方法の中で示した値を適用して行う。

3

種類の繊維混用に対する個別溶解法の四つの方式は,最初の三つの方法は

2

枚の試験片を,方式

4

1

枚の試験片を使用する。また,

3

種類の繊維混用に対する個別溶解法は,二つの溶解法が用意されて

おり,

2

種類の繊維混用に対する試験における二つの方法の精度を示すものを

E

1

E

2

とすると,個々の組


72

L 1030-2

:2012

成に対する結果の精度は,

表 C.1 による。

表 C.1−四つの方式とその精度 

方式

組成繊維

1 2 及び 3

4

a)

A

E

1

E

1

E

1

B

E

2

E

1

E

2

E

1

E

2

C

E

1

E

2

E

2

E

1

E

2

a)

  方式 4 を適用した場合,組成(B)及び(C)から

成る残分に対する第 1 試薬の作用を計算す

ることが難しいため,その精度は前に示した
方法で計算した精度より値が低く出ること
がある。

C.4

  試験報告書 

試験報告書には,次の事項を記載する。

a)

溶解方式,溶解方法,用いた試薬及び補正係数。

b)

特殊な前処理を行った場合,その処理方法の詳報。

c)

個々の測定結果及び個々の測定結果の算術平均値を小数点以下

1

桁まで正確に記載する。

d)

表 C.1 に示すような個々の組成に対する方法の精度を計算し,可能な限り記載する。


73

L 1030-2

:2012

附属書 CA

(参考)

3

種類の繊維混用品の組成百分率計算の例(C.2.8.1 の方式 1)

この附属書は,

2006

年に第

1

版として発行された ISO 1833-2 の Annex A を基に,技術的内容を変更す

ることなく記載したものである。

CA.1

  方式 

繊維鑑別の結果,そ(梳)毛,ナイロン及び未さらし(晒)綿の組成を含んだ混用品の場合,この方式

1

を行う。

2

枚の試験片を採取し,第

1

試験片から第

1

組成(

a

=羊毛)

,第

2

試験片から第

2

組成(

b

=ナ

イロン)を溶解し,次の結果を得たとする。

a)

前処理後の第

1

試験片の絶乾質量

W

1

1.600 0 g

b)

次亜塩素酸ナトリウムで処理後の残分の絶乾質量(ナイロン及び綿)

M

1

1.416 6 g

c)

前処理後の第

2

試験片の絶乾質量

W

2

1.800 0 g

d)

ぎ酸処理後の残分の絶乾質量(羊毛及び綿)

M

2

0.900 0 g

次亜塩素酸ナトリウム処理ではナイロンは減量しないが未漂白綿の質量が

3 %

減少するので

f

1

1.0

f

2

1.03

ぎ酸処理は,羊毛及び未漂白綿に損傷を与えないので

f

3

1.0

f

4

1.0

CA.1.1

  絶乾質量 

溶解法によって得られた数値及び補正係数は,C.2.8.1.1 に規定した公式に当てはめると,次の結果が得

られる。

x

1

(羊毛)=

30

.

10

100

0

.

1

03

.

1

1

0

1.800

0

0.900

0

1.600

6

1.416

03

.

1

0

.

1

03

.

1

=

×

×

+

×

(CA.1)

x

2

(ナイロン)=

00

.

50

100

0

.

1

0

.

1

1

0

1.600

6

1.416

0

1.800

0

0.900

0

.

1

0

.

1

0

.

1

=

×

×

+

×

(CA.2)

x

3

(綿)=100−(10.30+50.00)=39.70 (CA.3)

混用品の絶乾質量の百分率は,次のとおりとなる。

羊毛 10.3

%

ナイロン 50.0

%

綿 39.7

%

 100.0

%

CA.1.2

  公定水分率で補正した後の絶乾質量 

前処理後の減量した質量に対する補正係数及び公定水分率の両方を計算に入れるために,C.2.8.2 の公式

によって,百分率を補正する。

水又は石油エーテルによる前処理を行うと,漂白綿は 4 %の減量があるとする。また,例えば,公定水

分率は,羊毛 17 %,ナイロン 6.25 %,及び綿 8.5 %とする。


74

L 1030-2

:2012

X

1A

(羊毛)

97

.

10

100

100

0

.

4

5

.

8

1

70

.

39

100

0

.

0

25

.

6

1

00

.

50

100

0

.

0

00

.

17

1

30

.

10

100

0

.

0

00

.

17

1

30

.

10

=

×

+

+

×

+

+

+

×

+

+

+

×

+

+

×

=

(CA.4)

X

2A

(ナイロン)

37

.

48

100

5

838

.

109

100

0

.

0

25

.

6

1

00

.

50

=

×

+

+

×

=

(CA.5)

X

3A

(綿)

(

)

66

.

40

37

.

48

97

.

10

100

=

=

(CA.6)

混用品の組成は,次のとおりとなる。

羊毛

 11.0

%

ナイロン

 48.4

%

綿

 40.6

%

 100.0

%


75

L 1030-2

:2012

附属書 CB

(参考)

2

種類の繊維混用品の溶解法を用いて分析できる

代表的な 3 種類の繊維混用品

この附属書は,

2006

年に第

1

版として発行された ISO 1833-2 の Annex B を基に,技術的内容を変更す

ることなく記載したものであり,規格の一部ではない。

2

種類の繊維混用品の溶解法を用いて分析できる代表的な

3

種類の繊維混用品を

表 CB.1 に示す。また,

表 CB.2 に,

2

種類の繊維混用繊維製品の適用試験方法(溶解法,窒素分析法及び加熱法)を,

表 CB.3 に,

3

種類の繊維混用繊維製品の適用試験方法(溶解法)を示す。

表 CB.1種類の繊維混用品の溶解法を用いて分析できる 種類の繊維混用品(参考) 

組成繊維

混用品

番号

第 1 組成

第 2 組成

第 3 組成

方式 
番号

a)

対応する細分箇条 
括弧内は適用試薬

1

レーヨン,
キュプラ又
はある種の

モダル

綿

1 及び/
又は 4

6.2.21

(次亜塩素酸ナトリウム溶液)及び

6.2.23

(ぎ酸・塩化亜鉛混合溶液)

2

ナイロン

綿 , レ ー ヨ

ン,キュプラ
又はモダル

1 及び/
又は 4

6.2.21

(次亜塩素酸ナトリウム溶液)及び

6.2.25

(80 %ぎ酸)

3

毛又は絹

ある種の塩
素系繊維

綿 , レ ー ヨ
ン,キュプラ
又はモダル

1 及び/
又は 4

6.2.21

(次亜塩素酸ナトリウム溶液)及び

6.2.35

[二硫化炭素・アセトン共沸点混合溶液 55.5/44.5

(v/v)

4

ナイロン

ポ リ エ ス テ
ル,ポリプロ

ピレン,アク
リ ル 又 は ガ
ラス繊維

1 及び/
又は 4

6.2.21

(次亜塩素酸ナトリウム溶液)及び

6.2.25

(80 %ぎ酸)

5

毛又は絹

ある種の塩
素系繊維

ポ リ エ ス テ
ル , ア ク リ
ル,ナイロン

又 は ガ ラ ス
繊維

1 及び/
又は 4

6.2.21

(次亜塩素酸ナトリウム溶液)及び

6.2.35

[二硫化炭素・アセトン共沸点混合溶液 55.5/44.5

(v/v)

6

ポ リ エ ス テ

2

6.2.4

b)

(75 %硫酸)及び

6.2.21

(次亜塩素酸ナトリウム溶液)

7

ナイロン

アクリル

綿 , レ ー ヨ
ン,キュプラ
又はモダル

1 及び/
又は 4

6.2.25

(80 %ぎ酸)及び

6.2.27

(ジメチルホルムアミド)

8

ある種の塩
素系繊維

ナイロン

綿 , レ ー ヨ
ン,キュプラ

又はモダル

1 及び/
又は 4

6.2.27

(ジメチルホルムアミド)及び

6.2.25

(80 %ぎ酸)又は

6.2.35

[二硫化炭素・アセトン共沸点混合溶液 55.5/44.5

(v/v)

]及び

6.2.25

(80 %ぎ酸)


76

L 1030-2

:2012

表 CB.1種類の繊維混用品の溶解法を用いて分析できる 種類の繊維混用品(参考)(続き) 

組成繊維

混用品

番号

第 1 組成

第 2 組成

第 3 組成

方式 
番号

a)

対応する細分箇条 
括弧内は適用試薬

9

アクリル

ナイロン

ポ リ エ ス テ

1 及び/
又は 4

6.2.27

(ジメチルホルムアミド)及び

6.2.25

(80 %ぎ酸) 

10

アセテート  ナイロン

綿 , レ ー ヨ
ン,キュプラ
又はモダル

4

6.2.19

(100 %アセトン)及び

6.2.25

(80 %ぎ酸)

11

ある種の塩
素系繊維

アクリル

ナイロン

2 及び/
又は 4

6.2.35

[二硫化炭素・アセトン共沸点混合溶液 55.5/44.5

(v/v)

]及び

6.2.27

(ジメチルホルムアミド)

12

ある種の塩

素系繊維

ナイロン

アクリル

1 及び/
又は 4

6.2.35

[二硫化炭素・アセトン共沸点混合溶液 55.5/44.5

(v/v)

]及び

6.2.25

(80 %ぎ酸)

13

ナイロン

綿,レーヨ

ン,キュプ
ラ又はモダ

ポ リ エ ス テ

4

6.2.25

(80 %ぎ酸)及び

6.2.3

(75 %硫酸)

14

アセテート  綿,レーヨ

ン,キュプ

ラ又はモダ

ポ リ エ ス テ

4

6.2.19

(100 %アセトン)及び

6.2.3

(75 %硫酸)

15

アクリル

綿,レーヨ
ン,キュプ
ラ又はモダ

ポ リ エ ス テ

4

6.2.27

(ジメチルホルムアミド)及び

6.2.3

(75 %硫酸)

16

アセテート  毛又は絹

綿 , レ ー ヨ

ン , キ ュ プ
ラ,モダル,
ナイロン,ポ

リ エ ス テ ル
又 は ア ク リ

4

6.2.19

(100 %アセトン)及び

6.2.21

(次亜塩素酸ナトリウム溶液)

17

トリアセテ
ート

毛又は絹

綿 , レ ー ヨ
ン , キ ュ プ
ラ,モダル,

ナイロン,ポ
リ エ ス テ ル
又 は ア ク リ

4

6.2.29

(ジクロロメタン)及び

6.2.21

(次亜塩素酸ナトリウム溶液)

18

アクリル

毛又は絹

ポ リ エ ス テ

1 及び/
又は 4

6.2.27

(ジメチルホルムアミド)及び

6.2.21

(次亜塩素酸ナトリウム溶液)

19

アクリル

毛 4

6.2.27

(ジメチルホルムアミド)及び

6.2.4

b)

(75 %硫酸)

20

アクリル

毛又は絹

綿 , レ ー ヨ

ン,キュプラ
又はモダル

1 及び/
又は 4

6.2.27

(ジメチルホルムアミド)及び

6.2.21

(次亜塩素酸ナトリウム溶液)


77

L 1030-2

:2012

表 CB.1種類の繊維混用品の溶解法を用いて分析できる 種類の繊維混用品(参考)(続き) 

組成繊維

混用品

番号

第 1 組成

第 2 組成

第 3 組成

方式 
番号

a)

対応する細分箇条 
括弧内は適用試薬

21

毛又は絹

綿,レーヨ
ン,キュプ
ラ又はモダ

ポ リ エ ス テ

4

6.2.21

(次亜塩素酸ナトリウム溶液)及び

6.2.3

(75 %硫酸)

22

レーヨン,

キュプラ又
はある種の
モダル

綿

ポ リ エ ス テ

2 及び/
又は 4

6.2.23

(ぎ酸・塩化亜鉛混合溶液)及び

6.2.3

(75 %硫酸)

23

アクリル

レーヨン,
キュプラ又

はある種の
モダル

綿 4

6.2.27

(ジメチルホルムアミド)及び

6.2.23

(ぎ酸・塩化亜鉛混合溶液)

24

ある種の塩
素系繊維

レーヨン,
キュプラ又
はある種の

モダル

綿

1 及び/
又は 4

6.2.35

[二硫化炭素・アセトン共沸点混合溶液 55.5/44.5

(v/v)

]及び

6.2.23

(ぎ酸・塩化亜鉛混合溶液)

,又は

6.2.27

(ジメチルホルムアミド)及び

6.2.23

(ぎ酸・塩化亜鉛混合溶液)

25

アセテート  レーヨン,

キュプラ又
はある種の
モダル

綿 4

6.2.19

(100 %アセトン)及び

6.2.23

(ぎ酸・塩化亜鉛混合溶液)

26

トリアセテ
ート

レーヨン,
キュプラ又

はある種の
モダル

綿 4

6.2.29

(ジクロロメタン)及び

6.2.23

(ぎ酸・塩化亜鉛混合溶液)

27

アセテート  絹

毛 4

6.2.17

(70 %アセトン水溶液)及び

6.2.4

b)

(75 %硫酸)

28

トリアセテ
ート

毛 4

6.2.29

(ジクロロメタン)及び

6.2.4

b)

(75 %硫酸)

29

アセテート  アクリル

綿 , レ ー ヨ

ン,キュプラ
又はモダル

4

6.2.19

(100 %アセトン)及び

6.2.27

(ジメチルホルムアミド)

30

トリアセテ
ート

アクリル

綿 , レ ー ヨ
ン,キュプラ
又はモダル

4

6.2.29

(ジクロロメタン)及び

6.2.27

(ジメチルホルムアミド)

31

トリアセテ
ート

ナイロン

綿 , レ ー ヨ
ン,キュプラ

又はモダル

4

6.2.29

(ジクロロメタン)及び

6.2.25

(80 %ぎ酸)

32

トリアセテ

ート

綿,レーヨ

ン,キュプ
ラ又はモダ

ポ リ エ ス テ

4

6.2.29

(ジクロロメタン)及び

6.2.3

(75 %硫酸)

33

アセテート  ナイロン

ポ リ エ ス テ
ル 又 は ア ク
リル

4

6.2.19

(100 %アセトン)及び

6.2.25

(80 %ぎ酸)

34

アセテート  アクリル

ポ リ エ ス テ

4

6.2.19

(100 %アセトン)及び

6.2.27

(ジメチルホルムアミド)


78

L 1030-2

:2012

表 CB.1種類の繊維混用品の溶解法を用いて分析できる 種類の繊維混用品(参考)(続き) 

組成繊維

混用品

番号

第 1 組成

第 2 組成

第 3 組成

方式 
番号

a)

対応する細分箇条 
括弧内は適用試薬

35

ある種の塩
素系繊維

綿,レーヨ
ン,キュプ
ラ又はモダ

ポ リ エ ス テ

4

6.2.27

(ジメチルホルムアミド)及び

6.2.3

(75 %硫酸)又は

6.2.35

[二硫化炭素・アセトン共沸点混合溶液 55.5/44.5

(v/v)

]及び

6.2.3

(75 %硫酸)

a)

  方式 4 を用いる場合には,第 1 組成を第 1 試薬を用いて最初に除去する。

b)

  タッサシルクのような野蚕絹は,75 %硫酸では完溶しない。


79

L 1030-2

:2012

表 CB.2種類の繊維混用繊維製品の適用試験方法(溶解法,窒素分析法及び加熱法)(参考) 

組成繊維

適用試験方法

溶解する繊維

残留繊維の補正係数

1.  綿との混用

(1)  毛

6.2.2 70

%硫酸法

綿 1.01

別法 1

6.2.21

次亜塩素酸ナトリウム法

毛 1.00

別法 2

6.2.12 5

%水酸化ナトリウム法

毛 1.03(1.01)

a)

(2)  絹

6.2.12 5

%水酸化ナトリウム法

絹 1.03(1.01)

a)

別法

6.2.21

次亜塩素酸ナトリウム法

絹 1.00(1.03:生綿)

(3)  レーヨン又はキュプラ

6.2.1 60

%硫酸法

レーヨン又はキュプラ 1.03(1.01)

a)

別法 1(ポリノジック)

6.2.10

混酸法

ポリノジック 1.05(マーセル化綿)

別法 2

6.2.22

亜鉛酸ナトリウム法

レーヨン又はキュプラ 1.02

別法 3

6.2.23

ぎ酸・塩化亜鉛混合溶液法

レーヨン又はキュプラ 1.02(1.03:高温操作時)

(4)  アセテート

6.2.19 100

%アセトン法

アセテート 1.00

別法

6.2.40

シクロヘキサノン法

アセテート 1.00

(5)  トリアセテート

6.2.29

ジクロロメタン法

トリアセテート 1.00(1.02)

b)

別法

6.2.40

シクロヘキサノン法

トリアセテート 1.00

(6)  プロミックス

6.2.14

酸化銅アンモニア法

綿 1.00

(7)  再生たん白繊維

6.2.21

次亜塩素酸ナトリウム法

再生たん白繊維 1.00(1.03:生綿)

(8)  ナイロン

6.2.8 20

%塩酸法

ナイロン 1.01(1.00)

b)

別法

6.2.25 80

%ぎ酸法

ナイロン 1.00

(9)  ビニロン

6.2.14

酸化銅アンモニア法

綿 1.00

別法

6.2.8 20

%塩酸法

ビニロン 1.01(1.00)

a)

(10) ポリ塩化ビニル

6.2.2 70

%硫酸法

綿 1.00

別法 1

6.2.14

酸化銅アンモニア法

綿 1.00

別法 2

6.2.32

テトラヒドロフラン法

ポリ塩化ビニル 1.00

別法 3

6.2.40

シクロヘキサノン法

ポリ塩化ビニル 1.00

(11) 塩素系繊維

6.2.6

濃硫酸法(I)

綿 1.00

別法 1

6.2.35

二硫化炭素・アセトン共沸点混合溶液法

塩素系繊維 1.00

別法 2

6.2.27

熱ジメチルホルムアミド法(I)

塩素系繊維 1.01

(12) ポリエステル

6.2.2 70

%硫酸法

綿 1.00

別法 1

6.2.3

温 75 %硫酸法

天然又は再生セルロース

繊維

1.00

別法 2

6.2.14

酸化銅アンモニア法

綿 1.00

(13) アクリル

6.2.14

酸化銅アンモニア法

綿 1.00

別法 1

6.2.26

温ジメチルホルムアミド法

アクリル 1.00

79

L

 1030-2


2012


80

L 1030-2

:2012

表 CB.2種類の繊維混用繊維製品の適用試験方法(溶解法,窒素分析法及び加熱法)(参考)(続き) 

組成繊維

適用試験方法

溶解する繊維

残留繊維の補正係数

別法 2

6.2.27

熱ジメチルホルムアミド法(I)

アクリル 1.01

別法 3

6.2.30 65

%チオシアン酸カリウム法

アクリル 1.00

(14) アクリル系

6.2.2 70

%硫酸法

綿 1.00

別法 1

6.2.14

酸化銅アンモニア法

綿 1.00

別法 2

6.2.26

温ジメチルホルムアミド法

アクリル系 1.00

別法 3

6.2.27

熱ジメチルホルムアミド法(I)

アクリル系 1.01

(15) ポリプロピレン

6.2.2 70

%硫酸法

綿 1.00

別法

6.2.14

酸化銅アンモニア法

綿 1.00

(16) ポリウレタン

6.2.28

熱ジメチルホルムアミド法(II)

ポリウレタン 1.00

別法

6.2.39

ジメチルアセトアミド法

ポリウレタン 1.02

(17) ポリクラール

6.2.14

酸化銅アンモニア法

綿 1.00

(18) ベンゾエート

6.2.2 70

%硫酸法

綿 1.00

別法

6.2.14

酸化銅アンモニア法

綿 1.00

(19) アラミド

6.2.2 70

%硫酸法

綿 1.00

別法

6.2.14

酸化銅アンモニア法

綿 1.00

(20) ポリ乳酸

6.2.2 70

%硫酸法

綿 1.00

(21) 石綿

附属書 B  加熱法

1.02

2.  毛との混用

(1)  絹

6.2.9 35

%塩酸法

絹 1.00

別法(毛について)

6.2.4 75

%硫酸法

絹 0.985

c)

(2)  亜麻(リネン),ちょ(苧)麻(ラ

ミー)

6.2.2 70

%硫酸法

亜麻(リネン)

,ちょ(苧)

麻(ラミー)

1.01

d)

(3)  レーヨン又はキュプラ

6.2.21

次亜塩素酸ナトリウム法

毛 1.00

別法 1

6.2.12 5

%水酸化ナトリウム法

毛 1.04

別法 2

6.2.2 70

%硫酸法

レーヨン又はキュプラ 1.01

(4)  モダル

6.2.21

次亜塩素酸ナトリウム法

毛 1.00

(5)  アセテート

6.2.19 100

%アセトン法

アセテート 1.00

別法

6.2.40

シクロヘキサノン法

アセテート 1.00

(6)  トリアセテート

6.2.29

ジクロロメタン法

トリアセテート 1.00(1.02)

b)

別法 1

6.2.2 70

%硫酸法

トリアセテート 1.01

別法 2

6.2.40

シクロヘキサノン法

トリアセテート 1.00

(7)  ナイロン

6.2.12 5

%水酸化ナトリウム法

毛 1.00

別法 1

6.2.8 20

%塩酸法

ナイロン 1.00

80

L

 1030-2


2012


81

L 1030-2

:2012

表 CB.2種類の繊維混用繊維製品の適用試験方法(溶解法,窒素分析法及び加熱法)(参考)(続き) 

組成繊維

適用試験方法

溶解する繊維

残留繊維の補正係数

別法 2

6.2.21

次亜塩素酸ナトリウム法

毛 1.00

別法 3

6.2.25 80

%ぎ酸法

ナイロン 1.00

(8)  ビニロン

6.2.12 5

%水酸化ナトリウム法

毛 1.00

別法

6.2.8 20

%塩酸法

ビニロン 1.00

(9)  ポリ塩化ビニル

6.2.21

次亜塩素酸ナトリウム法

毛 1.00

別法 1

6.2.32

テトラヒドロフラン法

ポリ塩化ビニル 1.00

別法 2

6.2.40

シクロヘキサノン法

ポリ塩化ビニル 1.00

(10) 塩素系繊維

6.2.21

次亜塩素酸ナトリウム法

毛 1.00

別法

6.2.35

二硫化炭素・アセトン共沸点混合溶液法

塩素系繊維 1.00

(11) ポリエステル

6.2.21

次亜塩素酸ナトリウム法

毛 1.00

別法

6.2.11 2.5

%水酸化ナトリウム法

毛 1.01

(12) アクリル

6.2.21

次亜塩素酸ナトリウム法

毛 1.00

別法 1

6.2.11 2.5

%水酸化ナトリウム法

毛 1.00

別法 2

6.2.26

温ジメチルホルムアミド法

アクリル 1.00

別法 3

6.2.27

熱ジメチルホルムアミド法(I)

アクリル 1.01

別法 4

6.2.30 65

%チオシアン酸カリウム法

アクリル 1.00

(13) アクリル系

6.2.21

次亜塩素酸ナトリウム法

毛 1.00

別法 1

6.2.26

温ジメチルホルムアミド法

アクリル 1.00

別法 2

6.2.27

熱ジメチルホルムアミド法(I)

アクリル 1.01

(14) ポリプロピレン

6.2.12 5

%水酸化ナトリウム法

毛 1.00

別法 1

6.2.21

次亜塩素酸ナトリウム法

毛 1.00

別法 2

6.2.37

沸騰キシレン法

ポリプロピレン 1.00

(15) ポリウレタン

6.2.28

熱ジメチルホルムアミド法(II)

ポリウレタン 1.02

別法

6.2.39

ジメチルアセトアミド法

ポリウレタン 1.01

(16) ポリクラール

6.2.12 5

%水酸化ナトリウム法

毛 1.01

(17) ベンゾエート

6.2.21

次亜塩素酸ナトリウム法

毛 1.00

(18) アラミド

6.2.12 5

%水酸化ナトリウム法

毛 1.00

(19) ポリ乳酸

6.2.33

フェノール・四塩化エタン混合溶液法

ポリ乳酸 0.99

(20) ガラス繊維

6.2.21

次亜塩素酸ナトリウム法

毛 1.00

(21) 黄麻(毛について)

附属書 A  窒素成分分析法

3.  絹との混用

(1)  亜麻(リネン),ちょ(苧)麻(ラ

ミー)

6.2.21

次亜塩素酸ナトリウム法

絹 1.00[亜麻,ちょ(苧)麻]

81

L

 1030-2


2012


82

L 1030-2

:2012

表 CB.2種類の繊維混用繊維製品の適用試験方法(溶解法,窒素分析法及び加熱法)(参考)(続き) 

組成繊維

適用試験方法

溶解する繊維

残留繊維の補正係数

(2)  レーヨン又はキュプラ

6.2.12 5

%水酸化ナトリウム法

絹 1.04

別法

6.2.21

次亜塩素酸ナトリウム法

絹 1.00

(3)  モダル

6.2.21

次亜塩素酸ナトリウム法

絹 1.00

(4)  アセテート

6.2.19 100

%アセトン法

アセテート 1.00

別法

6.2.40

シクロヘキサノン法

アセテート 1.01

(5)  トリアセテート

6.2.29

ジクロロメタン法

トリアセテート 1.00(1.02)

b)

別法

6.2.40

シクロヘキサノン法

トリアセテート 1.01

(6)  プロミックス

6.2.14

酸化銅アンモニア法

絹 1.00

(7)  ナイロン

6.2.12 5

%水酸化ナトリウム法

絹 1.00

別法

6.2.21

次亜塩素酸ナトリウム法

絹 1.00

(8)  ビニロン

6.2.12 5

%水酸化ナトリウム法

絹 1.00

(9)  ポリ塩化ビニル

6.2.21

次亜塩素酸ナトリウム法

絹 1.00

別法 1

6.2.32

テトラヒドロフラン法

ポリ塩化ビニル 1.00

別法 2

6.2.40

シクロヘキサノン法

ポリ塩化ビニル 1.01

(10) 塩素系繊維

6.2.35

二硫化炭素・アセトン共沸点混合溶液法

塩素系繊維 1.00

別法

6.2.21

次亜塩素酸ナトリウム法

絹 1.00

(11) ポリエステル

6.2.21

次亜塩素酸ナトリウム法

絹 1.00

(12) アクリル

6.2.21

次亜塩素酸ナトリウム法

絹 1.00

別法 1

6.2.26

温ジメチルホルムアミド法

アクリル 1.00

別法 2

6.2.27

熱ジメチルホルムアミド法(I)

アクリル 1.01

別法 3

6.2.30 65

%チオシアン酸カリウム法

アクリル 1.00

(13) アクリル系

6.2.21

次亜塩素酸ナトリウム法

絹 1.00

別法 1

6.2.26

温ジメチルホルムアミド法

アクリル 1.00

別法 2

6.2.27

熱ジメチルホルムアミド法(I)

アクリル 1.01

(14) ポリプロピレン

6.2.12 5

%水酸化ナトリウム法

絹 1.01

別法 1

6.2.21

次亜塩素酸ナトリウム法

絹 1.00

別法 2

6.2.37

沸騰キシレン法

ポリプロピレン 1.00

(15) ポリウレタン

6.2.28

熱ジメチルホルムアミド法(II)

ポリウレタン 1.00

(16) ポリクラール

6.2.12 5

%水酸化ナトリウム法

絹 1.01

(17) ベンゾエート

6.2.21

次亜塩素酸ナトリウム法

絹 1.00

(18) アラミド

6.2.12 5

%水酸化ナトリウム法

絹 1.00

別法

6.2.9 35

%塩酸法

絹 1.00

(19) ポリ乳酸

6.2.9   35

%塩酸法

絹 1.01

82

L

 1030-2


2012


83

L 1030-2

:2012

表 CB.2種類の繊維混用繊維製品の適用試験方法(溶解法,窒素分析法及び加熱法)(参考)(続き) 

組成繊維

適用試験方法

溶解する繊維

残留繊維の補正係数

(20) ガラス繊維

6.2.21

次亜塩素酸ナトリウム法

絹 1.00

4.  亜麻(リネン),ちょ(苧)麻(ラ
ミー)との混用

(1)  レーヨン又はキュプラ

6.2.1 60

%硫酸法

レーヨン又はキュプラ 1.20(1.14)亜麻

e)

1.06(1.03)ちょ(苧)麻

f)

(2)  アセテート

6.2.19 100

%アセトン法

アセテート 1.00:亜麻,ちょ(苧)麻

g)

(3)  トリアセテート

6.2.29

ジクロロメタン法

トリアセテート 1.00(1.02)

h)

(4)  プロミックス

6.2.14

酸化銅アンモニア法

亜麻(リネン)

,ちょ(苧)

麻(ラミー)

1.00

d)

(5)  ナイロン

6.2.8 20

%塩酸法

ナイロン 1.03(1.01)亜麻

e)

1.02(1.01)ちょ(苧)麻

f)

(6)  ビニロン

6.2.14

酸化銅アンモニア法

亜麻(リネン)

,ちょ(苧)

麻(ラミー)

1.00

d)

別法

6.2.8 20

%塩酸法

ビニロン 1.03(1.01)亜麻

e)

1.02(1.01)ちょ(苧)麻

f)

(7)  ポリ塩化ビニル

6.2.2 70

%硫酸法

亜麻(リネン)

,ちょ(苧)

麻(ラミー)

1.00

d)

別法 1

6.2.14

酸化銅アンモニア法

亜麻(リネン)

,ちょ(苧)

麻(ラミー)

1.00

d)

別法 2

6.2.32

テトラヒドロフラン法

ポリ塩化ビニル 1.00:亜麻,ちょ(苧)麻

(8)  ポリエステル

6.2.2 70

%硫酸法

亜麻(リネン)

,ちょ(苧)

麻(ラミー)

1.00

d)

別法 1

6.2.14

酸化銅アンモニア法

亜麻(リネン)

,ちょ(苧)

麻(ラミー)

1.00

d)

別法 2

6.2.3

温 70 %硫酸法

亜麻(リネン)

,ちょ(苧)

麻(ラミー)

,天然セルロ

ース

1.00

(9)  アクリル

6.2.26

温ジメチルホルムアミド法

アクリル 1.02(1.01)亜麻

e)

1.01(1.00)ちょ(苧)麻

f)

別法 1

6.2.30 65

%チオシアン酸カリウム法

アクリル 1.04(1.02)亜麻

e)

1.01(1.00)ちょ(苧)麻

f)

83

L

 1030-2


2012


84

L 1030-2

:2012

表 CB.2種類の繊維混用繊維製品の適用試験方法(溶解法,窒素分析法及び加熱法)(参考)(続き) 

組成繊維

適用試験方法

溶解する繊維

残留繊維の補正係数

別法 2

6.2.14

酸化銅アンモニア法

亜麻(リネン)

,ちょ(苧)

麻(ラミー)

1.00

d)

(10) アクリル系

6.2.2 70

%硫酸法

亜麻(リネン)

,ちょ(苧)

麻(ラミー)

1.00

d)

別法 1

6.2.26

温ジメチルホルムアミド法

アクリル系 1.02(1.01)亜麻

e)

1.01(1.00)ちょ(苧)麻

f)

別法 2

6.2.14

酸化銅アンモニア法

亜麻(リネン)

,ちょ(苧)

麻(ラミー)

1.00

d)

(11) ポリプロピレン

6.2.2 70

%硫酸法

亜麻(リネン)

,ちょ(苧)

麻(ラミー)

1.00

d)

別法

6.2.14

酸化銅アンモニア法

亜麻(リネン)

,ちょ(苧)

麻(ラミー)

1.00

d)

(12) ポリウレタン

6.2.28

熱ジメチルホルムアミド法(II)

ポリウレタン 1.02(1.01)亜麻

e)

1.01(1.00)麻

f)

(13) ポリクラール

6.2.14

酸化銅アンモニア法

亜麻(リネン)

,ちょ(苧)

麻(ラミー)

1.00

d)

(14) ベンゾエート

6.2.2 70

%硫酸法

亜麻(リネン)

,ちょ(苧)

麻(ラミー)

1.00

d)

別法

6.2.14

酸化銅アンモニア法

亜麻(リネン)

,ちょ(苧)

麻(ラミー)

1.00

d)

(15) アラミド

6.2.2 70

%硫酸法

亜麻(リネン)

,ちょ(苧)

麻(ラミー)

1.00

d)

別法

6.2.14

酸化銅アンモニア法

亜麻(リネン)

,ちょ(苧)

麻(ラミー)

1.00

d)

(16) ポリ乳酸

6.2.2   70

%硫酸法

亜麻(リネン)

,ちょ(苧)

麻(ラミー)

1.00

d)

5.  レーヨン,キュプラ又はモダル(再

生セルロース)との混用

(1)  アセテート

6.2.19 100

%アセトン法

アセテート 1.00

別法

6.2.40

シクロヘキサノン法

アセテート 1.00(レーヨン,キュプラ)

(2)  トリアセテート

6.2.29

ジクロロメタン法

トリアセテート 1.00(1.02)

b)

別法

6.2.40

シクロヘキサノン法

トリアセテート 1.00(レーヨン,キュプラ)

(3)  プロミックス

6.2.14

酸化銅アンモニア法

レーヨン又はキュプラ 1.00

84

L

 1030-2


2012


85

L 1030-2

:2012

表 CB.2種類の繊維混用繊維製品の適用試験方法(溶解法,窒素分析法及び加熱法)(参考)(続き) 

組成繊維

適用試験方法

溶解する繊維

残留繊維の補正係数

(4)  再生たん白繊維

6.2.21

次亜塩素酸ナトリウム法

再生たん白繊維 1.00

(5)  ナイロン

6.2.8 20

%塩酸法

ナイロン 1.01(レーヨン,キュプラ)

別法

6.2.25 80

%ぎ酸法

ナイロン 1.00

(6)  ビニロン

6.2.14

酸化銅アンモニア法

レーヨン又はキュプラ 1.00

別法

6.2.8 20

%塩酸法

ビニロン 1.01(レーヨン,キュプラ)

(7)  ポリ塩化ビニル

6.2.2 70

%硫酸法

レーヨン又はキュプラ 1.00

別法 1

6.2.14

酸化銅アンモニア法

レーヨン又はキュプラ 1.00

別法 2

6.2.32

テトラヒドロフラン法

ポリ塩化ビニル 1.00(レーヨン,キュプラ)

別法 3

6.2.40

シクロヘキサノン法

ポリ塩化ビニル 1.00(レーヨン,キュプラ)

(8)  塩素系繊維

6.2.6

濃硫酸法(I)

再生セルロース 1.00

別法 1

6.2.35

二硫化炭素・アセトン共沸点混合溶液法

塩素系繊維 1.00

別法 2

6.2.27

熱ジメチルホルムアミド法(I)

塩素系繊維 1.01

(9)  ポリエステル

6.2.2 70

%硫酸法

レーヨン又はキュプラ 1.00

別法 1

6.2.3

温 75 %硫酸法

再生セルロース 1.00

別法 2

6.2.14

酸化銅アンモニア法

レーヨン又はキュプラ 1.00

(10) アクリル

6.2.26

温ジメチルホルムアミド法

アクリル 1.00(レーヨン,キュプラ)

別法 1

6.2.27

熱ジメチルホルムアミド法(I)

アクリル 1.01

別法 2

6.2.30 65

%チオシアン酸カリウム法

アクリル 1.00(レーヨン,キュプラ)

別法 3

6.2.14

酸化銅アンモニア法

レーヨン又はキュプラ 1.00

(11) アクリル系

6.2.26

温ジメチルホルムアミド法

アクリル系 1.00(レーヨン,キュプラ)

別法 1

6.2.27

熱ジメチルホルムアミド法(I)

アクリル系 1.01

別法 2

6.2.14

酸化銅アンモニア法

レーヨン又はキュプラ 1.00

別法 3

6.2.2 70

%硫酸法

レーヨン又はキュプラ 1.00

(12) ポリプロピレン

6.2.2 70

%硫酸法

レーヨン又はキュプラ 1.00

別法 1

6.2.14

酸化銅アンモニア法

レーヨン又はキュプラ 1.00

別法 2

6.2.37

沸騰キシレン法

ポリプロピレン 1.00

(13) ポリウレタン

6.2.28

熱ジメチルホルムアミド法(II)

ポリウレタン 1.00(レーヨン,キュプラ)

別法

6.2.39

ジメチルアセトアミド法

ポリウレタン 1.00(レーヨン,キュプラ)

(14) ポリクラール

6.2.14

酸化銅アンモニア法

レーヨン又はキュプラ 1.00

(15) ベンゾエート

6.2.2 70

%硫酸法

レーヨン又はキュプラ 1.00

別法

6.2.14

酸化銅アンモニア法

レーヨン又はキュプラ 1.00

(16) アラミド

6.2.2 70

%硫酸法

レーヨン又はキュプラ 1.00

別法

6.2.14

酸化銅アンモニア法

レーヨン又はキュプラ 1.00

85

L

 1030-2


2012


86

L 1030-2

:2012

表 CB.2種類の繊維混用繊維製品の適用試験方法(溶解法,窒素分析法及び加熱法)(参考)(続き) 

組成繊維

適用試験方法

溶解する繊維

残留繊維の補正係数

(17) ポリ乳酸

6.2.2 70

%硫酸法

レーヨン又はキュプラ 1.00

(18) 石綿

附属書 B  加熱法

1.02

6.  アセテートとの混用

(1)  トリアセテート

6.2.31

ベンジルアルコール法

アセテート 1.00

別法

6.2.17 70

%アセトン法

アセテート 1.01

(2)  プロミックス

6.2.19 100

%アセトン法

アセテート 1.00

(3)  再生たん白繊維

6.2.19 100

%アセトン法

アセテート 1.00

(4)  ナイロン

6.2.19 100

%アセトン法

アセテート 1.00

別法

6.2.40

シクロヘキサノン法

アセテート 1.00

(5)  ビニロン

6.2.19 100

%アセトン法

アセテート 1.00

(6)  ポリ塩化ビニル

6.2.2 70

%硫酸法

アセテート 1.00

(7)  塩素系繊維

6.2.15

氷酢酸法

アセテート 1.00

別法

6.2.6

濃硫酸法(I)

アセテート 1.00

(8)  ポリエステル

6.2.19 100

%アセトン法

アセテート 1.00

(9)  アクリル

6.2.19 100

%アセトン法

アセテート 1.00

別法

6.2.40

シクロヘキサノン法

アセテート 0.98

(10) アクリル系

6.2.18 80

%アセトン法

アセテート 1.00

別法

6.2.2 70

%硫酸法

アセテート 1.00

(11) ポリプロピレン

6.2.19 100

%アセトン法

アセテート 1.00

別法

6.2.37

沸騰キシレン法

ポリプロピレン 1.00

(12) ポリウレタン

6.2.24 75

%ぎ酸法

アセテート 1.01

(13) ポリクラール

6.2.18 80

%アセトン法

アセテート 1.01

(14) ベンゾエート

6.2.19 100

%アセトン法

アセテート 1.00

(15) アラミド

6.2.19 100

%アセトン法

アセテート 1.00

別法

6.2.24 75

%ぎ酸法

アセテート 1.00

(16) ポリ乳酸

6.2.2 70

%硫酸法

アセテート 1.00

(17) ガラス繊維

6.2.19 100

%アセトン法

アセテート 1.00

別法

6.2.40

シクロヘキサノン法

アセテート 1.00

7.  トリアセテートとの混用

(1)  再生たん白繊維

6.2.29

ジクロロメタン法

トリアセテート 1.00(1.02)

b)

(2)  ナイロン

6.2.29

ジクロロメタン法

トリアセテート 1.00(1.02)

b)

別法

6.2.40

シクロヘキサノン法

トリアセテート 1.00

(3)  ビニロン

6.2.29

ジクロロメタン法

トリアセテート 1.00(1.02)

b)

86

L

 1030-2


2012


87

L 1030-2

:2012

表 CB.2種類の繊維混用繊維製品の適用試験方法(溶解法,窒素分析法及び加熱法)(参考)(続き) 

組成繊維

適用試験方法

溶解する繊維

残留繊維の補正係数

(4)  ポリ塩化ビニル

6.2.2 70

%硫酸法

トリアセテート 1.00

(5)  塩素系繊維

6.2.6

濃硫酸法(I)

トリアセテート 1.00

(6)  ポリエステル

6.2.2 70

%硫酸法

トリアセテート 1.00

別法

6.2.29

ジクロロメタン法

トリアセテート 1.00(1.02)

b)

(7)  アクリル

6.2.29

ジクロロメタン法

トリアセテート 1.00(1.02)

b)

別法

6.2.40

シクロヘキサノン法

トリアセテート 0.98

(8)  アクリル系

6.2.29

ジクロロメタン法

トリアセテート 1.00(1.02)

b)

別法

6.2.2 70

%硫酸法

トリアセテート 1.00

(9)  ポリプロピレン

6.2.2 70

%硫酸法

トリアセテート 1.00

別法

6.2.37

沸騰キシレン法

ポリプロピレン 1.00

(10) ベンゾエート

6.2.2 70

%硫酸法

トリアセテート 1.00

(11) アラミド

6.2.2 70

%硫酸法

トリアセテート 1.00

別法

6.2.29

ジクロロメタン法

トリアセテート 1.00(1.02)

b)

(12) ポリ乳酸

6.2.2 70

%硫酸法

トリアセテート 1.00

(13) ガラス繊維

6.2.29

ジクロロメタン法

トリアセテート 1.00(1.02)

b)

別法

6.2.40

シクロヘキサノン法

トリアセテート 1.00

8.  プロミックスとの混用

(1)  ナイロン

6.2.8 20

%塩酸法

ナイロン 1.00

(2)  ビニロン

6.2.8 20

%塩酸法

ビニロン 1.00

(3)  ポリ塩化ビニル

6.2.32

テトラヒドロフラン法

ポリ塩化ビニル 1.00

(4)  ポリエステル

6.2.33

フェノール・四塩化エタン混合溶液法

ポリエステル 1.00

(5)  アクリル

6.2.26

温ジメチルホルムアミド法

アクリル 1.00

(6)  アクリル系

6.2.26

温ジメチルホルムアミド法

アクリル系 1.00

9.  再生たん白繊維との混用

(1)  ナイロン

6.2.21

次亜塩素酸ナトリウム法

ナイロン 1.00

(2)  ポリ塩化ビニル

6.2.21

次亜塩素酸ナトリウム法

再生たん白繊維 1.00

(3)  塩素系繊維

6.2.21

次亜塩素酸ナトリウム法

再生たん白繊維 1.00

(4)  ポリエステル

6.2.21

次亜塩素酸ナトリウム法

再生たん白繊維 1.00

(5)  アクリル

6.2.21

次亜塩素酸ナトリウム法

再生たん白繊維 1.00

(6)  アクリル系

6.2.21

次亜塩素酸ナトリウム法

再生たん白繊維 1.00

(7)  ポリプロピレン

6.2.21

次亜塩素酸ナトリウム法

再生たん白繊維 1.00

(8)  ベンゾエート

6.2.21

次亜塩素酸ナトリウム法

再生たん白繊維 1.00

(9)  ガラス繊維

6.2.21

次亜塩素酸ナトリウム法

再生たん白繊維 1.00

87

L

 1030-2


2012


88

L 1030-2

:2012

表 CB.2種類の繊維混用繊維製品の適用試験方法(溶解法,窒素分析法及び加熱法)(参考)(続き) 

組成繊維

適用試験方法

溶解する繊維

残留繊維の補正係数

10.  ナイロンとの混用

(1)  ビニロン(ホルマル化)

6.2.16

熱氷酢酸法

ナイロン 1.01

(2)  ポリ塩化ビニル

6.2.8 20

%塩酸法

ナイロン 1.00

別法 1

6.2.32

テトラヒドロフラン法

ポリ塩化ビニル 1.00

別法 2

6.2.40

シクロヘキサノン法

ポリ塩化ビニル 1.00

(3)  塩素系繊維

6.2.25 80

%ぎ酸法

ナイロン 1.00

別法 1

6.2.27

熱ジメチルホルムアミド法(I)

塩素系繊維 1.01

別法 2

6.2.35

二硫化炭素・アセトン共沸点混合溶液法

塩素系繊維 1.00

別法 3

6.2.6

濃硫酸法(I)

ナイロン 1.00

(4)  ポリエステル

6.2.8 20

%塩酸法

ナイロン 1.00

別法

6.2.25 80

%ぎ酸法

ナイロン 1.00

(5)  アクリル

6.2.8 20

%塩酸法

ナイロン 1.00

別法 1

6.2.25 80

%ぎ酸法

ナイロン 1.00

別法 2

6.2.27

熱ジメチルホルムアミド法(I)

アクリル 1.01

(6)  アクリル系

6.2.8 20

%塩酸法

ナイロン 1.00

別法

6.2.27

熱ジメチルホルムアミド法(I)

アクリル 1.01

(7)  ポリプロピレン

6.2.8 20

%塩酸法

ナイロン 1.00

別法 1

6.2.25 80

%ぎ酸法

ナイロン 1.00

別法 2

6.2.37

沸騰キシレン法

ポリプロピレン 1.00

(8)  ポリウレタン

6.2.8 20

%塩酸法

ナイロン 1.00

別法

6.2.39

ジメチルアセトアミド法

ポリウレタン 1.00

(9)  ポリクラール

6.2.34

m-

クレゾール法

ナイロン 1.00

(10) ベンゾエート

6.2.8 20

%塩酸法

ナイロン 1.00

(11) アラミド

6.2.8 20

%塩酸法

ナイロン 1.00

別法 1

6.2.16

熱氷酢酸法

ナイロン 1.00

別法 2

6.2.34

m-

クレゾール法

ナイロン 1.00

(12) ポリ乳酸

6.2.8 20

%塩酸法

ナイロン 1.00

(13) ガラス繊維

6.2.25 80

%ぎ酸法

ナイロン 1.00

11.  ビニロンとの混用

(1)  ポリ塩化ビニル

6.2.8 20

%塩酸法

ビニロン 1.00

別法

6.2.32

テトラヒドロフラン法

ポリ塩化ビニル 1.00

(2)  ポリエステル

6.2.8 20

%塩酸法

ビニロン 1.00

別法

6.2.2 70

%硫酸法

ビニロン 1.00

88

L

 1030-2


2012


89

L 1030-2

:2012

表 CB.2種類の繊維混用繊維製品の適用試験方法(溶解法,窒素分析法及び加熱法)(参考)(続き) 

組成繊維

適用試験方法

溶解する繊維

残留繊維の補正係数

(3)  アクリル

6.2.26

温ジメチルホルムアミド法

アクリル 1.00(1.01)

g)

別法

6.2.8 20

%塩酸法

ビニロン 1.00

(4)  アクリル系

6.2.26

温ジメチルホルムアミド法

アクリル系 1.00(1.01)

g)

別法

6.2.8 20

%塩酸法

ビニロン 1.00

(5)  ポリプロピレン

6.2.8 20

%塩酸法

ビニロン 1.00

別法

6.2.2 70

%硫酸法

ビニロン 1.00

(6)  ポリウレタン

6.2.8 20

%塩酸法

ビニロン 1.00

(7)  ベンゾエート

6.2.8 20

%塩酸法

ビニロン 1.00

別法

6.2.2 70

%硫酸法

ビニロン 1.00

(8)  アラミド

6.2.8 20

%塩酸法

ビニロン 1.00

別法

6.2.2 70

%硫酸法

ビニロン 1.00

(9)  ポリ乳酸

6.2.2 70

%硫酸法

ビニロン 1.00

12.  ビニリデンとの混用

(1)  ガラス繊維

6.2.28

熱ジメチルホルムアミド法(II)

ビニリデン 1.00

別法

6.2.40

シクロヘキサノン法

ビニリデン 1.00

13.  ポリ塩化ビニルとの混用

(1)  ポリエステル

6.2.32

テトラヒドロフラン法

ポリ塩化ビニル 1.00

(2)  アクリル

6.2.30 65

%チオシアン酸カリウム法

アクリル 1.00

別法 1

6.2.36

ベンゼン・シクロヘキサノン混合溶液法

ポリ塩化ビニル 1.00

別法 2

6.2.32

テトラヒドロフラン法

ポリ塩化ビニル 1.00

別法 3

6.2.40

シクロヘキサノン法

ポリ塩化ビニル 0.98

(3)  アクリル系

6.2.36

ベンゼン・シクロヘキサノン混合溶液法

ポリ塩化ビニル 1.00

(4)  ポリプロピレン

6.2.32

テトラヒドロフラン法

ポリ塩化ビニル 1.01

(5)  ポリクラール

6.2.32

テトラヒドロフラン法

ポリ塩化ビニル 1.02

(6)  ベンゾエート

6.2.32

テトラヒドロフラン法

ポリ塩化ビニル 1.00

(7)  アラミド

6.2.32

テトラヒドロフラン法

ポリ塩化ビニル 1.00

別法

6.2.36

ベンゼン・シクロヘキサノン混合溶液法

ポリ塩化ビニル 1.00

14.  塩素系繊維との混用

(1)  ポリエステル

6.2.27

熱ジメチルホルムアミド法(I)

塩素系繊維 1.02

別法 1

6.2.6

濃硫酸法(I)

ポリエステル 1.00

別法 2

6.2.35

二硫化炭素・アセトン共沸点混合溶液法

塩素系繊維 1.00

(2)  アクリル

6.2.35

二硫化炭素・アセトン共沸点混合溶液法

塩素系繊維 1.00

別法

6.2.6

濃硫酸法(I)

アクリル 1.00

89

L

 1030-2


2012


90

L 1030-2

:2012

表 CB.2種類の繊維混用繊維製品の適用試験方法(溶解法,窒素分析法及び加熱法)(参考)(続き) 

組成繊維

適用試験方法

溶解する繊維

残留繊維の補正係数

(3)  アクリル系

6.2.6

濃硫酸法(I)

アクリル系 1.00

(4)  ガラス繊維

6.2.27

熱ジメチルホルムアミド法(I)

塩素系繊維 1.00

別法

6.2.35

二硫化炭素・アセトン共沸点混合溶液法

塩素系繊維 1.00

15.  ポリエステルとの混用

(1)  アクリル

6.2.26

温ジメチルホルムアミド法

アクリル 1.00

別法 1

6.2.33

フェノール・四塩化エタン混合溶液法

ポリエステル 1.00

別法 2

6.2.27

熱ジメチルホルムアミド法(I)

アクリル 1.02

(2)  アクリル系

6.2.26

温ジメチルホルムアミド法

アクリル系 1.00

別法 1

6.2.33

フェノール・四塩化エタン混合溶液法

ポリエステル 1.00

別法 2

6.2.27

熱ジメチルホルムアミド法(I)

アクリル系 1.02

(3)  ポリプロピレン

6.2.7

濃硫酸法(II)

ポリエステル 1.00

別法 1

6.2.37

沸騰キシレン法

ポリプロピレン 1.00

別法 2

6.2.33

フェノール・四塩化エタン混合溶液法

ポリエステル 1.00

(4)  ポリウレタン

6.2.5 80

%硫酸法

ポリウレタン 1.00

別法

6.2.39

ジメチルアセトアミド法

ポリウレタン 1.00

(5)  ポリクラール

6.2.33

フェノール・四塩化エタン混合溶液法

ポリエステル 1.05

(6)  ベンゾエート

6.2.13 30

%水酸化ナトリウム法

ポリエステル 1.07

(7)  アラミド

6.2.33

フェノール・四塩化エタン混合溶液法

ポリエステル 1.00

(8)  ポリ乳酸

6.2.38

クロロホルム法

ポリ乳酸 1.01

16.  アクリルとの混用

(1)  アクリル系

6.2.30 65

%チオシアン酸カリウム法

i)

アクリル 1.00

別法

6.2.20

温 100 %アセトン法

i)

アクリル系 1.00

(2)  ポリプロピレン

6.2.26

温ジメチルホルムアミド法

アクリル 1.00

(3)  ポリウレタン

6.2.30 65

%チオシアン酸カリウム法

アクリル 1.00

(4)  ポリクラール

6.2.30 65

%チオシアン酸カリウム法

アクリル 1.00

(5)  ベンゾエート

6.2.26

温ジメチルホルムアミド法

アクリル 1.00

(6)  アラミド

6.2.30 65

%チオシアン酸カリウム法

アクリル 1.00

(7)  ポリ乳酸

6.2.38

クロロホルム法

ポリ乳酸 1.00

(8)  ガラス繊維

6.2.27

熱ジメチルホルムアミド法(I)

アクリル 1.00

17.  アクリル系との混用

(1)  ポリプロピレン

6.2.26

温ジメチルホルムアミド法

アクリル系 1.00

(2)  ベンゾエート

6.2.26

温ジメチルホルムアミド法

アクリル系 1.00

(3)  ポリ乳酸

6.2.38

クロロホルム法

ポリ乳酸 1.00

90

L

 1030-2


2012


91

L 1030-2

:2012

表 CB.2種類の繊維混用繊維製品の適用試験方法(溶解法,窒素分析法及び加熱法)(参考)(続き) 

組成繊維

適用試験方法

溶解する繊維

残留繊維の補正係数

(4)  ガラス繊維

6.2.27

熱ジメチルホルムアミド法(I)

アクリル系 1.00

18.  ポリプロピレンとの混用

(1)  ポリウレタン

6.2.28

熱ジメチルホルムアミド法(II)

ポリウレタン 1.00

(2)  ガラス繊維

6.2.37

沸騰キシレン法

ポリプロピレン 1.00

注記  適用試験方法の項目番号は,細目箇条番号である。 

a)

  精練漂白その他の加工を施してないもの,括弧内は精練漂白その他の加工を施したものをそれぞれ示す。

b)

  トリアセテートが完全に溶解しない場合,通常の計算後トリアセテートの百分率を 1.02 倍増加させる。

c)

  野蚕絹は完全溶解しない。

d)

  未精練の亜麻の溶解分に対する補正係数は 1.01 とする。

e)

  未精練品,括弧内は精練漂白その他の加工を施したものをそれぞれ示す。

f)

  精練品,括弧内は漂白その他の加工を施したものをそれぞれ示す。

g)

  未精練の亜麻は 1.01 とする。

h)

  ホルマル化ビニロン以外のものに対しては 1.01 とする。

i)

  この試験方法は,難燃アクリル(改質繊維)が混用されている場合には適用できない。

91

L

 1030-2


2012


92

L 1030-2

:2012

表 CB.3種類の繊維混用繊維製品の適用試験方法(溶解法)(参考) 

組成繊維

適用試験方法

溶解する繊維

残留繊維の補正係数

1.  綿との混用

第 1 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

綿未精練 1.03

第 2 段階  6.2.23  ぎ酸・塩化亜鉛混合溶液法 レーヨン又はキュ

プラ

綿 1.02(高温処理 1.03)

第 1 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

綿未精練 1.03

(1)  毛とレーヨン又

はキュプラ

第 2 段階  6.2.1 60

%硫酸法

レーヨン又はキュ
プラ

綿未精練 1.03  綿精練 1.01

第 1 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

綿未精練 1.03

毛とポリノジッ

第 2 段階  6.2.10  混酸法

ポリノジック

綿 マ ー セ ル 化 し た も の
1.05

第 1 段階  6.2.19 100

%アセトン法

アセテート

第 2 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

綿未精練 1.03

第 1 段階  6.2.19 100

%アセトン法

アセテート

(2)  毛とアセテート

第 2 段階  6.2.12 5

%水酸化ナトリウム法

綿未精練 1.03  綿精練 1.01

第 1 段階  6.2.29  ジクロロメタン法

トリアセテート

第 2 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

綿未精練 1.03

第 1 段階  6.2.29  ジクロロメタン法

トリアセテート

(3)  毛とトリアセテ

ート

第 2 段階  6.2.12 5

%水酸化ナトリウム法

綿未精練 1.03  綿精練 1.01

第 1 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

綿未精練 1.03

第 2 段階  6.2.25 80

%ぎ酸法

ナイロン

第 1 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

綿未精練 1.03

第 2 段階  6.2.8 20

%塩酸法

ナイロン

綿未精練 1.01

第 1 段階  6.2.8 20

%塩酸法

ナイロン

綿未精練 1.01

第 2 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

綿未精練 1.03

第 1 段階  6.2.8 20

%塩酸法

ナイロン

綿未精練 1.01

(4)  毛とナイロン

第 2 段階  6.2.12 5

%水酸化ナトリウム法

綿未精練 1.03  綿精練 1.01

第 1 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

綿未精練 1.03

(5)  毛と塩素系繊維

第 2 段階  6.2.35  二硫化炭素・アセトン共沸

点混合溶液法

塩素系繊維

第 1 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

綿未精練 1.03

第 2 段階  6.2.2 70

%硫酸法

綿

第 1 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

綿未精練 1.03

第 2 段階  6.2.14  酸化銅アンモニア法

綿

第 1 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

綿未精練 1.03

第 2 段階  6.2.32  テトラヒドロフラン法

ポリ塩化ビニル

第 1 段階  6.2.32  テトラヒドロフラン法

ポリ塩化ビニル

第 2 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

綿未精練 1.03

第 1 段階  6.2.32  テトラヒドロフラン法

ポリ塩化ビニル

毛とポリ塩化ビ
ニル

第 2 段階  6.2.12 5

%水酸化ナトリウム法

綿未精練 1.03  綿精練 1.01

第 1 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

綿未精練 1.03

第 2 段階  6.2.3

温 75 %硫酸法

綿

第 1 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

綿未精練 1.03

第 2 段階  6.2.2 70

%硫酸法

綿

第 1 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

綿未精練 1.03

(6)  毛とポリエステ

第 2 段階  6.2.14  酸化銅アンモニア法

綿


93

L 1030-2

:2012

表 CB.3種類の繊維混用繊維製品の適用試験方法(溶解法)(参考)(続き) 

組成繊維

適用試験方法

溶解する繊維

残留繊維の補正係数

第 1 段階  6.2.27  熱ジメチルホルムアミド法

I

アクリル

羊毛 1.01 綿 1.01

第 2 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

綿未精練 1.03

第 1 段階  6.2.26  温ジメチルホルムアミド法 アクリル

第 2 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

綿未精練 1.03

第 1 段階  6.2.26  温ジメチルホルムアミド法 アクリル

第 2 段階  6.2.12 5

%水酸化ナトリウム法

綿未精練 1.03  綿精練 1.01

第 1 段階  6.2.30 65 %チオシアン酸カリウ

ム法

アクリル

第 2 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

綿未精練 1.03

第 1 段階  6.2.30 65 %チオシアン酸カリウ

ム法

アクリル

第 2 段階  6.2.12 5

%水酸化ナトリウム法

綿未精練 1.03  綿精練 1.01

第 1 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

綿未精練 1.03

第 2 段階  6.2.26  温ジメチルホルムアミド法 アクリル

第 1 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

綿未精練 1.03

第 2 段階  6.2.30 65 %チオシアン酸カリウ

ム法

アクリル

第 1 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

綿未精練 1.03

(7)  毛とアクリル

第 2 段階  6.2.14  酸化銅アンモニア法

綿

第 1 段階  6.2.19 100

%アセトン法

アセテート

第 2 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

綿未精練 1.03

第 1 段階  6.2.19 100

%アセトン法

アセテート

(8)  絹とアセテート

第 2 段階  6.2.12 5

%水酸化ナトリウム法

綿未精練 1.03  綿精練 1.01

第 1 段階  6.2.29  ジクロロメタン法

トリアセテート

第 2 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

綿未精練 1.03

第 1 段階  6.2.29  ジクロロメタン法

トリアセテート

(9)  絹とトリアセテ

ート

第 2 段階  6.2.12 5

%水酸化ナトリウム法

綿未精練 1.03  綿精練 1.01

第 1 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

綿未精練 1.03

(10) 絹と塩素系繊維

第 2 段階  6.2.35  二硫化炭素・アセトン共沸

点混合溶液法

塩素系繊維

第 1 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

綿未精練 1.03

絹とポリ塩化ビ
ニル

第 2 段階  6.2.2 70

%硫酸法

綿

第 1 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

綿未精練 1.03

第 2 段階  6.2.3

温 75 %硫酸法

綿

第 1 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

綿未精練 1.03

第 2 段階  6.2.2 70

%硫酸法

綿

第 1 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

綿未精練 1.03

(11) 絹とポリエステ

第 2 段階  6.2.14  酸化銅アンモニア法

綿

第 1 段階  6.2.27  熱ジメチルホルムアミド法

I 

アクリル

綿 1.01

第 2 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法 

綿未精練 1.03

第 1 段階  6.2.26  温ジメチルホルムアミド法 アクリル

第 2 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法 

綿未精練 1.03

第 1 段階  6.2.26  温ジメチルホルムアミド法 アクリル

(12) 絹とアクリル

第 2 段階  6.2.12 5

%水酸化ナトリウム法 

綿未精練 1.03  綿精練 1.01


94

L 1030-2

:2012

表 CB.3種類の繊維混用繊維製品の適用試験方法(溶解法)(参考)(続き) 

組成繊維

適用試験方法

溶解する繊維

残留繊維の補正係数

第 1 段階  6.2.30 65 %チオシアン酸カリウ

ム法

アクリル

第 2 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

綿未精練 1.03

第 1 段階  6.2.30 65 %チオシアン酸カリウ

ム法

アクリル

第 2 段階  6.2.12 5

%水酸化ナトリウム法

綿未精練 1.03  綿精練 1.01

第 1 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

綿未精練 1.03

第 2 段階  6.2.26  温ジメチルホルムアミド法 アクリル

第 1 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

綿未精練 1.03

第 2 段階  6.2.30 65 %チオシアン酸カリウ

ム法

アクリル

第 1 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

綿未精練 1.03

(12) 絹とアクリル

第 2 段階  6.2.14  酸化銅アンモニア法

綿

第 1 段階  6.2.19 100

%アセトン法

アセテート

第 2 段階  6.2.23  ぎ酸・塩化亜鉛混合溶液法 レーヨン又はキュ

プラ

綿 1.02(高速処理 1.03)

第 1 段階  6.2.19 100

%アセトン法

アセテート

(13) レーヨン又はキ

ュプラとアセテ

ート

第 2 段階  6.2.1 60

%硫酸法

レーヨン又はキュ
プラ

綿未精練 1.03  綿精練 1.01

第 1 段階  6.2.19 100

%アセトン法

アセテート

ポリノジックと
アセテート

第 2 段階  6.2.10  混酸法

ポリノジック

綿 マ ー セ ル 化 し た も の
1.05

第 1 段階  6.2.29  ジクロロメタン法

トリアセテート

第 2 段階  6.2.23  ぎ酸・塩化亜鉛混合溶液法 レーヨン又はキュ

プラ

綿 1.02(高速処理 1.03)

第 1 段階  6.2.29  ジクロロメタン法

トリアセテート

(14) レーヨン又はキ

ュプラとトリア
セテート

第 2 段階  6.2.1 60

%硫酸法

レーヨン又はキュ
プラ

綿未精練 1.03  綿精練 1.01

第 1 段階  6.2.29  ジクロロメタン法

トリアセテート

ポリノジックと
トリアセテート  第 2 段階  6.2.10  混酸法

ポリノジック

綿 マ ー セ ル 化 し た も の
1.05

第 1 段階  6.2.35  二硫化炭素・アセトン共沸

点混合溶液法 

塩素系繊維

第 2 段階  6.2.23  ぎ酸・塩化亜鉛混合溶液法 レーヨン又はキュ

プラ

綿 1.02(高速処理 1.03)

第 1 段階  6.2.27  熱ジメチルホルムアミド法

I 

塩素系繊維

綿精練 1.01 レーヨン又は
キュプラ 1.01

(15) レーヨン又はキ

ュプラと塩素系

繊維

第 2 段階  6.2.23  ぎ酸・塩化亜鉛混合溶液法 レーヨン又はキュ

プラ

綿 1.02(高温処理 1.03)

第 1 段階  6.2.32  テトラヒドロフラン法 

ポリ塩化ビニル

レーヨン又はキ
ュプラとポリ塩
化ビニル

第 2 段階  6.2.1 60

%硫酸法 

レーヨン又はキュ

プラ

綿未精練 1.03  綿精練 1.01

第 1 段階  6.2.32  テトラヒドロフラン法 

ポリ塩化ビニル

ポリノジックと

ポリ塩化ビニル  第 2 段階  6.2.10  混酸法 

ポリノジック

綿 マ ー セ ル 化 し た も の
1.05


95

L 1030-2

:2012

表 CB.3種類の繊維混用繊維製品の適用試験方法(溶解法)(参考)(続き) 

組成繊維

適用試験方法

溶解する繊維

残留繊維の補正係数

第 1 段階  6.2.23  ぎ酸・塩化亜鉛混合溶液法 レーヨン又はキュ

プラ

綿 1.02(高速処理 1.03)

第 2 段階  6.2.3

温 75 %硫酸法

綿

第 1 段階  6.2.1 60

%硫酸法

レーヨン又はキュ
プラ

綿未精練 1.03  綿精練 1.01

(16) レーヨン又はキ

ュプラとポリエ
ステル

第 2 段階  6.2.2 70

%硫酸法

綿

第 1 段階  6.2.27  熱ジメチルホルムアミド法

I

アクリル

綿精練 1.01 レーヨン又は

キュプラ 1.01

第 2 段階  6.2.23  ぎ酸・塩化亜鉛混合溶液法 レーヨン又はキュ

プラ

綿 1.02(高温処理 1.03)

第 1 段階  6.2.26  温ジメチルホルムアミド法 アクリル

第 2 段階  6.2.1 60

%硫酸法

レーヨン又はキュ
プラ

綿未精練 1.03  綿精練 1.01

第 1 段階  6.2.30 65

%チオシアン酸カリウム

アクリル

(17) レーヨン又はキ

ュプラとアクリ

第 2 段階  6.2.1 60

%硫酸法

レーヨン又はキュ

プラ

綿未精練 1.03  綿精練 1.01

第 1 段階  6.2.26  温ジメチルホルムアミド法 アクリル

第 2 段階  6.2.10  混酸法

ポリノジック

綿 マ ー セ ル 化 し た も の
1.05

第 1 段階  6.2.30 65

%チオシアン酸カリウム

アクリル

ポリノジックと

アクリル

第 2 段階  6.2.10  混酸法

ポリノジック

綿 マ ー セ ル 化 し た も の
1.05

第 1 段階  6.2.19 100

%アセトン法

アセテート

第 2 段階  6.2.25 80

%ぎ酸法

ナイロン

第 1 段階  6.2.20  温 100 %アセトン法

アセテート

(18) アセテートとナ

イロン

第 2 段階  6.2.8 20

%塩酸法

ナイロン

綿未精練 1.01

第 1 段階  6.2.19 100

%アセトン法 

アセテート

第 2 段階  6.2.3

温 75 %硫酸法 

綿

第 1 段階  6.2.19 100

%アセトン法 

アセテート

第 2 段階  6.2.2 70

%硫酸法 

綿

第 1 段階  6.2.19 100

%アセトン法 

アセテート

(19) アセテートとポ

リエステル

第 2 段階  6.2.14  酸化銅アンモニア法 

綿

第 1 段階  6.2.19 100

%アセトン法

アセテート

第 2 段階  6.2.27  熱ジメチルホルムアミド法

I

アクリル

綿精練 1.01

第 1 段階  6.2.19 100

%アセトン法

アセテート

第 2 段階  6.2.26  温ジメチルホルムアミド法 アクリル

第 1 段階  6.2.19 100

%アセトン法

アセテート

第 2 段階  6.2.30 65

%チオシアン酸カリウム

アクリル

第 1 段階  6.2.19 100

%アセトン法

アセテート

(20) アセテートとア

クリル

第 2 段階  6.2.14  酸化銅アンモニア法

綿


96

L 1030-2

:2012

表 CB.3種類の繊維混用繊維製品の適用試験方法(溶解法)(参考)(続き) 

組成繊維

適用試験方法

溶解する繊維

残留繊維の補正係数

第 1 段階  6.2.29  ジクロロメタン法

トリアセテート

第 2 段階  6.2.25 80

%ぎ酸法

ナイロン

第 1 段階  6.2.29  ジクロロメタン法

トリアセテート

(21) トリアセテート

とナイロン

第 2 段階  6.2.8 20

%塩酸法

ナイロン

綿未精練 1.01

第 1 段階  6.2.29  ジクロロメタン法

トリアセテート

ポリエステル 1.01

第 2 段階  6.2.3

温 75 %硫酸法

綿

第 1 段階  6.2.29  ジクロロメタン法

トリアセテート

ポリエステル 1.01

第 2 段階  6.2.2 70

%硫酸法

綿

第 1 段階  6.2.29  ジクロロメタン法

トリアセテート

ポリエステル 1.01

(22) トリアセテート

とポリエステル

第 2 段階  6.2.14  酸化銅アンモニア法

綿

第 1 段階  6.2.29  ジクロロメタン法

トリアセテート

第 2 段階  6.2.27  熱ジメチルホルムアミド法

I

アクリル

綿精練 1.01

第 1 段階  6.2.29  ジクロロメタン法

トリアセテート

第 2 段階  6.2.26  温ジメチルホルムアミド法 アクリル

第 1 段階  6.2.29  ジクロロメタン法

トリアセテート

第 2 段階  6.2.30 65 %チオシアン酸カリウ

ム法

アクリル

第 1 段階  6.2.29  ジクロロメタン法

トリアセテート

(23) トリアセテート

とアクリル

第 2 段階  6.2.14  酸化銅アンモニア法

綿

第 1 段階  6.2.27  熱ジメチルホルムアミド法

I

塩素系繊維

綿 1.01  ナイロン 1.01

第 2 段階  6.2.25 80

%ぎ酸法

ナイロン

第 1 段階  6.2.35  二硫化炭素・アセトン共沸

点混合溶液法

塩素系繊維

(24) ナイロンと塩素

系繊維

第 2 段階  6.2.25 80

%ぎ酸法

ナイロン

第 1 段階  6.2.8 20

%塩酸法

ナイロン

綿未精練 1.01

第 2 段階  6.2.2 70

%硫酸法

綿

第 1 段階  6.2.8 20

%塩酸法

ナイロン

綿未精練 1.01

第 2 段階  6.2.14  酸化銅アンモニア法 

綿

第 1 段階  6.2.8 20

%塩酸法 

ナイロン

綿未精練 1.01

第 2 段階  6.2.32  テトラヒドロフラン法 

ポリ塩化ビニル

第 1 段階  6.2.32  テトラヒドロフラン法 

ポリ塩化ビニル

ナイロンとポリ

塩化ビニル

第 2 段階  6.2.8 20

%塩酸法 

ナイロン

綿未精練 1.01

第 1 段階  6.2.25 80

%ぎ酸法

ナイロン

第 2 段階  6.2.3

温 75 %硫酸法

綿

第 1 段階  6.2.8 20

%塩酸法

ナイロン

綿未精練 1.01

第 2 段階  6.2.2 70

%硫酸法

綿

第 1 段階  6.2.8 20

%塩酸法

ナイロン

綿未精練 1.01

(25) ナイロンとポリ

エステル

第 2 段階  6.2.14  酸化銅アンモニア法

綿

第 1 段階  6.2.25 80

%ぎ酸法 

ナイロン

第 2 段階  6.2.27  熱ジメチルホルムアミド法

I 

アクリル

綿 1.01

第 1 段階  6.2.8 20

%塩酸法 

ナイロン

綿未精練 1.01

(26) ナイロンとアク

リル

第 2 段階  6.2.26  温ジメチルホルムアミド法 アクリル


97

L 1030-2

:2012

表 CB.3種類の繊維混用繊維製品の適用試験方法(溶解法)(参考)(続き) 

組成繊維

適用試験方法

溶解する繊維

残留繊維の補正係数

第 1 段階  6.2.8 20

%塩酸法

ナイロン

綿未精練 1.01

第 2 段階  6.2.30 65 %チオシアン酸カリウ

ム法

アクリル

第 1 段階  6.2.8 20

%塩酸法

ナイロン

綿未精練 1.01

(26) ナイロンとアク

リル

第 2 段階  6.2.14  酸化銅アンモニア法

綿

第 1 段階  6.2.27  熱ジメチルホルムアミド法

I

アクリル

綿精練 1.01 
ポリエステル 1.02

第 2 段階  6.2.4 75

%硫酸法

綿

第 1 段階  6.2.26  温ジメチルホルムアミド法 アクリル

第 2 段階  6.2.2 70

%硫酸法

綿

第 1 段階  6.2.26  温ジメチルホルムアミド法 アクリル

第 2 段階  6.2.14  酸化銅アンモニア法

綿

第 1 段階  6.2.14  酸化銅アンモニア法

綿

第 2 段階  6.2.26  温ジメチルホルムアミド法 アクリル

第 1 段階  6.2.14  酸化銅アンモニア法

綿

(27) ポリエステルと

アクリル

第 2 段階  6.2.33  フェノール・四塩化エタン

混合溶液法

ポリエステル

2.  毛との混用

第 1 段階  6.2.19 100

%アセトン法

アセテート

第 2 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

第 1 段階  6.2.20  温 100 %アセトン法

アセテート

(1)  レーヨン又はキ

ュプラとアセテ

ート

第 2 段階  6.2.12 5

%水酸化ナトリウム法

レ ー ヨ ン 又 は キ ュ プ ラ
1.04

第 1 段階  6.2.29  ジクロロメタン法

トリアセテート

第 2 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

第 1 段階  6.2.29  ジクロロメタン法

トリアセテート

(2)  レーヨン又はキ

ュプラとトリア

セテート

第 2 段階  6.2.12 5

%水酸化ナトリウム法

レ ー ヨ ン 又 は キ ュ プ ラ
1.04

第 1 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

第 2 段階  6.2.25 80

%ぎ酸法

ナイロン

第 1 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

第 2 段階  6.2.8 20

%塩酸法

ナイロン

レ ー ヨ ン 又 は キ ュ プ ラ
1.01

第 1 段階  6.2.12 5

%水酸化ナトリウム法

レ ー ヨ ン 又 は キ ュ プ ラ
1.04

(3)  レーヨン又はキ

ュプラとナイロ

第 2 段階  6.2.8 20

%塩酸法

ナイロン

レ ー ヨ ン 又 は キ ュ プ ラ
1.01

第 1 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

(4)  レーヨン又はキ

ュプラと塩素系

繊維

第 2 段階  6.2.35  二硫化炭素・アセトン共沸

点混合溶液法

塩素系繊維

第 1 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

第 2 段階  6.2.2 70

%硫酸法

レーヨン又はキュ
プラ

第 1 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

レーヨン又はキ
ュプラとポリ塩
化ビニル

第 2 段階  6.2.14  酸化銅アンモニア法

レーヨン又はキュ
プラ


98

L 1030-2

:2012

表 CB.3種類の繊維混用繊維製品の適用試験方法(溶解法)(参考)(続き) 

組成繊維

適用試験方法

溶解する繊維

残留繊維の補正係数

第 1 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

第 2 段階  6.2.32  テトラヒドロフラン法

ポリ塩化ビニル

第 1 段階  6.2.32  テトラヒドロフラン法

ポリ塩化ビニル

レーヨン又はキ

ュプラとポリ塩
化ビニル

第 2 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

第 1 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

第 2 段階  6.2.4 75

%硫酸法

レーヨン又はキュ
プラ

第 1 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

第 2 段階  6.2.2 70

%硫酸法

レーヨン又はキュ
プラ

第 1 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

(5)  レーヨン又はキ

ュプラとポリエ
ステル

第 2 段階  6.2.14  酸化銅アンモニア法

レーヨン又はキュ
プラ

第 1 段階  6.2.27  熱ジメチルホルムアミド法

I

アクリル

レ ー ヨ ン 又 は キ ュ プ ラ
1.01  毛 1.01

第 2 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

第 1 段階  6.2.26  温ジメチルホルムアミド法 アクリル

第 2 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

第 1 段階  6.2.30 65 %チオシアン酸カリウ

ム法

アクリル

第 2 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

第 1 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

第 2 段階  6.2.26  温ジメチルホルムアミド法 アクリル

第 1 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

第 2 段階  6.2.30 65 %チオシアン酸カリウ

ム法

アクリル

第 1 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

(6)  レーヨン又はキ

ュプラとアクリ

第 2 段階  6.2.14  酸化銅アンモニア法

レーヨン又はキュ

プラ

第 1 段階  6.2.19 100

%アセトン法

アセテート

第 2 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

第 1 段階  6.2.19 100

%アセトン法

アセテート

第 2 段階  6.2.12 5

%水酸化ナトリウム法

第 1 段階  6.2.19 100

%アセトン法

アセテート

(7)  アセテートとナ

イロン

第 2 段階  6.2.8 20

%塩酸法

ナイロン

第 1 段階  6.2.19 100

%アセトン法

アセテート

第 2 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

第 1 段階  6.2.19 100

%アセトン法

アセテート

(8)  アセテートとポ

リエステル

第 2 段階  6.2.11 2.5

%水酸化ナトリウム法  毛

ポリエステル 1.01

第 1 段階  6.2.19 100

%アセトン法

アセテート

第 2 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

第 1 段階  6.2.19 100

%アセトン法

アセテート

第 2 段階  6.2.11 2.5

%水酸化ナトリウム法  毛

第 1 段階  6.2.19 100

%アセトン法

アセテート

(9)  アセテートとア

クリル

第 2 段階  6.2.30 65 %チオシアン酸カリウ

ム法

アクリル


99

L 1030-2

:2012

表 CB.3種類の繊維混用繊維製品の適用試験方法(溶解法)(参考)(続き) 

組成繊維

適用試験方法

溶解する繊維

残留繊維の補正係数

第 1 段階  6.2.19 100

%アセトン法

アセテート

(9)  アセテートとア

クリル

第 2 段階  6.2.26  温ジメチルホルムアミド法 アクリル

第 1 段階  6.2.29  ジクロロメタン法

トリアセテート

第 2 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

第 1 段階  6.2.29  ジクロロメタン法

トリアセテート

第 2 段階  6.2.12 5

%水酸化ナトリウム法

第 1 段階  6.2.29  ジクロロメタン法

トリアセテート

(10) トリアセテート

とナイロン

第 2 段階  6.2.8 20

%塩酸法

ナイロン

第 1 段階  6.2.29  ジクロロメタン法

トリアセテート

ポリエステル 1.01

第 2 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

第 1 段階  6.2.29  ジクロロメタン法

トリアセテート

ポリエステル 1.01

(11) トリアセテート

とポリエステル

第 2 段階  6.2.11 2.5

%水酸化ナトリウム法  毛

ポリエステル 1.01

第 1 段階  6.2.29  ジクロロメタン法

トリアセテート

第 2 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

第 1 段階  6.2.29  ジクロロメタン法

トリアセテート

第 2 段階  6.2.26  温ジメチルホルムアミド法 アクリル

第 1 段階  6.2.29  ジクロロメタン法

トリアセテート

第 2 段階  6.2.30 65 %チオシアン酸カリウ

ム法

アクリル

第 1 段階  6.2.29  ジクロロメタン法

トリアセテート

(12) トリアセテート

とアクリル

第 2 段階  6.2.11 2.5

%水酸化ナトリウム法  毛

第 1 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

(13) ナイロンと塩素

系繊維

第 2 段階  6.2.35  二硫化炭素・アセトン共沸

点混合溶液法

塩素系繊維

第 1 段階  6.2.8 20

%塩酸法

ナイロン

第 2 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

第 1 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

第 2 段階  6.2.8 20

%塩酸法

ナイロン

第 1 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

(14) ナイロンとポリ

塩化ビニル

第 2 段階  6.2.32  テトラヒドロフラン法

ポリ塩化ビニル

第 1 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

第 2 段階  6.2.25 80

%ぎ酸法

ナイロン

第 1 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

第 2 段階  6.2.8 20

%塩酸法

ナイロン

第 1 段階  6.2.8 20

%塩酸法

ナイロン

第 2 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

第 1 段階  6.2.8 20

%塩酸法

ナイロン

(15) ナイロンとポリ

エステル

第 2 段階  6.2.11 2.5

%水酸化ナトリウム法  毛

ポリエステル 1.01

第 1 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

第 2 段階  6.2.25 80

%ぎ酸法

ナイロン

第 1 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

第 2 段階  6.2.8 20

%塩酸法

ナイロン

第 1 段階  6.2.8 20

%塩酸法

ナイロン

第 2 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

第 1 段階  6.2.8 20

%塩酸法

ナイロン

(16) ナイロンとアク

リル

第 2 段階  6.2.11 2.5

%水酸化ナトリウム法  毛


100

L 1030-2

:2012

表 CB.3種類の繊維混用繊維製品の適用試験方法(溶解法)(参考)(続き) 

組成繊維

適用試験方法

溶解する繊維

残留繊維の補正係数

第 1 段階  6.2.8 20

%塩酸法

ナイロン

第 2 段階  6.2.26  温ジメチルホルムアミド法 アクリル

第 1 段階  6.2.8 20

%塩酸法

ナイロン

(16) ナイロンとアク

リル

第 2 段階  6.2.30 65 %チオシアン酸カリウ

ム法

アクリル

第 1 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

第 2 段階  6.2.25 80

%ぎ酸法

ナイロン

第 1 段階  6.2.12 5

%水酸化ナトリウム法

第 2 段階  6.2.8 20

%塩酸法

ナイロン

第 1 段階  6.2.8 20

%塩酸法

ナイロン

(17) ナイロンとポリ

プロピレン

第 2 段階  6.2.12 5

%水酸化ナトリウム法

第 1 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

(18) ナイロンとガラ

ス繊維

第 2 段階  6.2.25 80

%ぎ酸法

ナイロン

第 1 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

(19) 塩素系繊維とポ

リエステル

第 2 段階  6.2.35  二硫化炭素・アセトン共沸

点混合溶液法

塩素系繊維

第 1 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

第 2 段階  6.2.32  テトラヒドロフラン法

ポリ塩化ビニル

第 1 段階  6.2.32  テトラヒドロフラン法

ポリ塩化ビニル

第 2 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

第 1 段階  6.2.32  テトラヒドロフラン法

ポリ塩化ビニル

ポリ塩化ビニル
とポリエステル

第 2 段階  6.2.11 2.5

%水酸化ナトリウム法  毛

第 1 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

(20) 塩素系繊維とア

クリル

第 2 段階  6.2.35  二硫化炭素・アセトン共沸

点混合溶液法

塩素系繊維

第 1 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

第 2 段階  6.2.30 65 %チオシアン酸カリウ

ム法

アクリル

第 1 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

第 2 段階  6.2.36  ベンゼン・シクロヘキサノ

ン混合溶液法

ポリ塩化ビニル

第 1 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

第 2 段階  6.2.32  テトラヒドロフラン法

ポリ塩化ビニル

第 1 段階  6.2.30 65 %チオシアン酸カリウ

ム法

アクリル

第 2 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

第 1 段階  6.2.30 65 %チオシアン酸カリウ

ム法

アクリル

第 2 段階  6.2.32  テトラヒドロフラン法

ポリ塩化ビニル

第 1 段階  6.2.32  テトラヒドロフラン法

ポリ塩化ビニル

第 2 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

第 1 段階  6.2.32  テトラヒドロフラン法

ポリ塩化ビニル

第 2 段階  6.2.11 2.5

%水酸化ナトリウム法  毛

第 1 段階  6.2.32  テトラヒドロフラン法

ポリ塩化ビニル

ポリ塩化ビニル
とアクリル

第 2 段階  6.2.26  温ジメチルホルムアミド法 アクリル


101

L 1030-2

:2012

表 CB.3種類の繊維混用繊維製品の適用試験方法(溶解法)(参考)(続き) 

組成繊維

適用試験方法

溶解する繊維

残留繊維の補正係数

第 1 段階  6.2.32  テトラヒドロフラン法

ポリ塩化ビニル

ポリ塩化ビニル

とアクリル

第 2 段階  6.2.30 65 %チオシアン酸カリウ

ム法

アクリル

第 1 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

(21) 塩素系繊維とガ

ラス繊維

第 2 段階  6.2.35  二硫化炭素・アセトン共沸

点混合溶液法

塩素系繊維

第 1 段階  6.2.27  熱ジメチルホルムアミド法

I

アクリル

毛 1.01  ポリエステル 1.02

第 2 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

第 1 段階  6.2.26  温ジメチルホルムアミド法 アクリル

第 2 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

第 1 段階  6.2.26  温ジメチルホルムアミド法 アクリル

第 2 段階  6.2.11 2.5

%水酸化ナトリウム法  毛

ポリエステル 1.01

第 1 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

第 2 段階  6.2.26  温ジメチルホルムアミド法 アクリル

第 1 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

第 2 段階  6.2.33  フェノール・四塩化エタン

混合溶液法

ポリエステル

第 1 段階  6.2.11 2.5

%水酸化ナトリウム法  毛

ポリエステル 1.01

第 2 段階  6.2.26  温ジメチルホルムアミド法 アクリル

第 1 段階  6.2.11 2.5

%水酸化ナトリウム法  毛

ポリエステル 1.01

(22) ポリエステルと

アクリル

第 2 段階  6.2.33  フェノール・四塩化エタン

混合溶液法

ポリエステル

3.  絹との混用

第 1 段階  6.2.19 100

%アセトン法

アセテート

第 2 段階  6.2.4 75

%硫酸法

毛 0.985

第 1 段階  6.2.19 100

%アセトン法

アセテート

(1)  毛とアセテート

第 2 段階  6.2.9 35

%塩酸法

第 1 段階  6.2.29  ジクロロメタン法

トリアセテート

第 2 段階  6.2.4 75

%硫酸法

毛 0.985

第 1 段階  6.2.29  ジクロロメタン法

トリアセテート

(2)  毛とトリアセテ

ート

第 2 段階  6.2.9 35

%塩酸法

第 1 段階  6.2.4 75

%硫酸法

毛 0.985  タッサーシルク

のような野蚕絹は完溶し
ない

(3)  毛とポリエステ

第 2 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

第 1 段階  6.2.27  熱ジメチルホルムアミド法

I

アクリル

毛 1.01

第 2 段階  6.2.4 75

%硫酸法

毛 0.985

第 1 段階  6.2.26  温ジメチルホルムアミド法 アクリル

第 2 段階  6.2.9 35

%塩酸法

第 1 段階  6.2.30 65 %チオシアン酸カリウ

ム法

アクリル

(4)  毛とアクリル

第 2 段階  6.2.9 35

%塩酸法


102

L 1030-2

:2012

表 CB.3種類の繊維混用繊維製品の適用試験方法(溶解法)(参考)(続き) 

組成繊維

適用試験方法

溶解する繊維

残留繊維の補正係数

第 1 段階  6.2.19 100

%アセトン法

アセテート

第 2 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

第 1 段階  6.2.19 100

%アセトン法

アセテート

(5)  レーヨン又はキ

ュプラとアセテ
ート

第 2 段階  6.2.12 5

%水酸化ナトリウム法

レ ー ヨ ン 又 は キ ュ プ ラ
1.04

第 1 段階  6.2.29  ジクロロメタン法

トリアセテート

(6)  レーヨン又はキ

ュプラとトリア

セテート

第 2 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

第 1 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

(7)  レーヨン又はキ

ュプラと塩素系

繊維

第 2 段階  6.2.35  二硫化炭素・アセトン共沸

点混合溶液法

塩素系繊維

第 1 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

レーヨン又はキ
ュプラとポリ塩
化ビニル

第 2 段階  6.2.14  酸化銅アンモニア法

レーヨン又はキュ

プラ

第 1 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

(8)  レーヨン又はキ

ュプラとポリエ

ステル

第 2 段階  6.2.4 75

%硫酸法

レーヨン又はキュ
プラ

第 1 段階  6.2.27  熱ジメチルホルムアミド法

I

アクリル

レ ー ヨ ン 又 は キ ュ プ ラ
1.01

第 2 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

第 1 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

第 2 段階  6.2.14  酸化銅アンモニア法

レーヨン又はキュ
プラ

第 1 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

第 2 段階  6.2.26  温ジメチルホルムアミド法 アクリル

第 1 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

第 2 段階  6.2.30 65 %チオシアン酸カリウ

ム法

アクリル

第 1 段階  6.2.30 65 %チオシアン酸カリウ

ム法

アクリル

第 2 段階  6.2.12 5

%水酸化ナトリウム法

レ ー ヨ ン 又 は キ ュ プ ラ
1.04

第 1 段階  6.2.30 65 %チオシアン酸カリウ

ム法

アクリル

第 2 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

第 1 段階  6.2.26  温ジメチルホルムアミド法 アクリル

第 2 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

第 1 段階  6.2.26  温ジメチルホルムアミド法 アクリル

(9)  レーヨン又はキ

ュプラとアクリ

第 2 段階  6.2.12 5

%水酸化ナトリウム法

レ ー ヨ ン 又 は キ ュ プ ラ
1.04

第 1 段階  6.2.19 100

%アセトン法

アセテート

第 2 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

第 1 段階  6.2.19 100

%アセトン法

アセテート

(10) アセテートとナ

イロン

第 2 段階  6.2.12 5

%水酸化ナトリウム法

第 1 段階  6.2.19 100

%アセトン法

アセテート

(11) アセテートとポ

リエステル

第 2 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法


103

L 1030-2

:2012

表 CB.3種類の繊維混用繊維製品の適用試験方法(溶解法)(参考)(続き) 

組成繊維

適用試験方法

溶解する繊維

残留繊維の補正係数

第 1 段階  6.2.19 100

%アセトン法

アセテート

第 2 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

第 1 段階  6.2.19 100

%アセトン法

アセテート

第 2 段階  6.2.26  温ジメチルホルムアミド法 アクリル

第 1 段階  6.2.19 100

%アセトン法

アセテート

(12) アセテートとア

クリル

第 2 段階  6.2.30 65 %チオシアン酸カリウ

ム法

アクリル

第 1 段階  6.2.29  ジクロロメタン法

トリアセテート

第 2 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

第 1 段階  6.2.29  ジクロロメタン法

トリアセテート

(13) トリアセテート

とナイロン

第 2 段階  6.2.12 5

%水酸化ナトリウム法

第 1 段階  6.2.29  ジクロロメタン法

トリアセテート

(14) トリアセテート

とポリエステル  第 2 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

第 1 段階  6.2.29  ジクロロメタン法

トリアセテート

第 2 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

第 1 段階  6.2.29  ジクロロメタン法

トリアセテート

第 2 段階  6.2.26  温ジメチルホルムアミド法 アクリル

第 1 段階  6.2.29  ジクロロメタン法

トリアセテート

(15) トリアセテート

とアクリル

第 2 段階  6.2.30 65 %チオシアン酸カリウ

ム法

アクリル

第 1 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

(16) ナイロンと塩素

系繊維

第 2 段階  6.2.35  二硫化炭素・アセトン共沸

点混合溶液法

塩素系繊維

第 1 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

第 2 段階  6.2.8 20

%塩酸法

ナイロン

第 1 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

第 2 段階  6.2.32  テトラヒドロフラン法

ポリ塩化ビニル

第 1 段階  6.2.32  テトラヒドロフラン法

ポリ塩化ビニル

第 2 段階  6.2.12 5

%水酸化ナトリウム法

第 1 段階  6.2.32  テトラヒドロフラン法

ポリ塩化ビニル

ナイロンとポリ
塩化ビニル

第 2 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

第 1 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

(17) 塩素系繊維とポ

リエステル

第 2 段階  6.2.35  二硫化炭素・アセトン共沸

点混合溶液法

塩素系繊維

第 1 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

第 2 段階  6.2.32  テトラヒドロフラン法

ポリ塩化ビニル

第 1 段階  6.2.32  テトラヒドロフラン法

ポリ塩化ビニル

ポリ塩化ビニル
とポリエステル

第 2 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

第 1 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

(18) 塩素系繊維とア

クリル

第 2 段階  6.2.35  二硫化炭素・アセトン共沸

点混合溶液法

塩素系繊維

第 1 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

第 2 段階  6.2.30 65 %チオシアン酸カリウ

ム法

アクリル

第 1 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

ポリ塩化ビニル
とアクリル

第 2 段階  6.2.32  テトラヒドロフラン法

ポリ塩化ビニル


104

L 1030-2

:2012

表 CB.3種類の繊維混用繊維製品の適用試験方法(溶解法)(参考)(続き) 

組成繊維

適用試験方法

溶解する繊維

残留繊維の補正係数

第 1 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

第 2 段階  6.2.36  ベンゼン・シクロヘキサノ

ン混合溶液法

ポリ塩化ビニル

第 1 段階  6.2.32  テトラヒドロフラン法

ポリ塩化ビニル

第 2 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

第 1 段階  6.2.32  テトラヒドロフラン法

ポリ塩化ビニル

第 2 段階  6.2.26  温ジメチルホルムアミド法 アクリル

第 1 段階  6.2.32  テトラヒドロフラン法

ポリ塩化ビニル

ポリ塩化ビニル

とアクリル

第 2 段階  6.2.30 65 %チオシアン酸カリウ

ム法

アクリル

第 1 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

(19) 塩素系繊維とガ

ラス繊維

第 2 段階  6.2.35  二硫化炭素・アセトン共沸

点混合溶液法

塩素系繊維

第 1 段階  6.2.27  熱ジメチルホルムアミド法

I

アクリル

ポリエステル 1.02

第 2 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

第 1 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

第 2 段階  6.2.26  温ジメチルホルムアミド法 アクリル

第 1 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

第 2 段階  6.2.33  フェノール・四塩化エタン

混合溶液法

ポリエステル

第 1 段階  6.2.26  温ジメチルホルムアミド法 アクリル

(20) ポリエステルと

アクリル

第 2 段階  6.2.21  次亜塩素酸ナトリウム法

4.  亜麻(リネン),
ちょ(苧)麻(ラミ
ー)との混用

第 1 段階  6.2.26  温ジメチルホルムアミド法 アクリル

亜麻未精練 1.02  亜麻精
練 1.01  ちょ(苧)麻精練
1.01

第 2 段階  6.2.2 70

%硫酸法

亜麻(リネン),ち
ょ(苧)麻(ラミー)

亜麻,未精練溶解部分に対
し 1.01  毛 1.01

第 1 段階  6.2.30 65 %チオシアン酸カリウ

ム法

アクリル

亜麻未精練 1.04  亜麻精
練 1.02  ちょ(苧)麻精練
1.01

(1)  毛とアクリル

第 2 段階  6.2.2 70

%硫酸法

亜麻(リネン),ち
ょ(苧)麻(ラミー)

亜麻,未精練溶解部分に対
し 1.01  毛 1.01

第 1 段階  6.2.1 60

%硫酸法

レーヨン又はキュ
プラ

亜麻未精練 1.20  亜麻精
練 1.14  ちょ(苧)麻精練
1.06  ちょ(苧)麻漂白 1.03