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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

日本工業規格          JIS 

K 9810-1996 

生化学試薬−硫酸アンモニウム 

Ammonium sulfate 

(NH4)2SO4  FW : 132.14 

1. 適用範囲 この規格は,生化学試薬として用いる硫酸アンモニウムについて規定する。 

備考 この規格の引用規格を,付表1に示す。 

2. 共通事項 この規格に共通する事項は,JIS K 8001及びJIS K 8008による。 

3. 性質 硫酸アンモニウムは,次の性質を示す。 

(1) 性状 硫酸アンモニウムは,無色の結晶又は白い塊で,水に溶けやすく,エタノールにほとんど溶け

ない。 

(2) 定性方法 

(a) 試料2gに水を加えて溶かし,20mlとする(A液)。A液10mlに水酸化ナトリウム溶液 (300g/l) 1ml

を加えて加熱するとアンモニアのにおいが生じる。 

(b) A液10mlに塩化バリウム溶液 (100g/l) 1mlを加えると白い沈殿が生じる。 

4. 品質 品質は,5.によって試験し,表1に適合しなければならない。 

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K 9810-1996  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

表1 品質 

項目 

規格値 

純度 

99.5%以上 

水溶状 (250g/l)  

澄明 

pH (50g/l, 25℃)  

5.0〜6.0 

吸光度 (1mol/l)  260nm 

0.030以下 

280nm 

0.025以下 

塩化物 (Cl)  

3ppm以下 

シアン化物 (CN)  

0.001%以下 

硝酸塩 (NO3)  

試験適合 

りん酸塩 (PO4)  

1ppm以下 

チオシアン酸塩 (SCN)  

5ppm以下 

リチウム (Li)  

2ppm以下 

ナトリウム (Na)  

0.003%以下 

カリウム (K)  

2ppm以下 

銅 (Cu)  

1ppm以下 

マグネシウム (Mg)  

2ppm以下 

カルシウム (Ca)  

2ppm以下 

ストロンチウム (Sr)  

5ppm以下 

バリウム (Ba)  

5ppm以下 

亜鉛 (Zn)  

1ppm以下 

カドミウム (Cd)  

1ppm以下 

アルミニウム (Al)  

5ppm以下 

ゲルマニウム (Ge)  

5ppm以下 

鉛 (Pb)  

1ppm以下 

ひ素 (As)  

0.2ppm以下 

ビスマス (Bi)  

5ppm以下 

セレン (Se)  

5ppm以下 

クロム (Cr)  

5ppm以下 

モリブデン (Mo)  

5ppm以下 

マンガン (Mn)  

2ppm以下 

鉄 (Fe)  

2ppm以下 

コバルト (Co)  

5ppm以下 

ニッケル (Ni)  

5ppm以下 

蛍光物質 

試験適合 

エンドトキシン 

3EU/g以下 

DNA加水分解酵素 

試験適合 

5. 試験方法 試験方法は,JIS K 8008及びJIS K 8001によるほかは,次のとおりとする。 

5.1 

水及び標準液 

(1) 水 水はJIS K 8008の4.(試験方法)に規定していない場合は,JIS K 8008の3.2(水)に規定する

A3又はA4のいずれかを用いる。 

(2) 標準液の調製 

(a) リチウム標準液 (0.1mgLi/ml)  JIS K 8162に規定する塩化リチウム0.611gを全量フラスコ1 000ml

にはかりとり,水を標線まで加える。 

(b) ナトリウム標準液 (0.1mgNa/ml),カリウム標準液 (0.1mgK/ml)  JIS K 8001の4.3(2)(原子吸光法,

炎光光度法用)に規定するそれぞれの原液10mlを全量ピペット10mlを用いて全量フラスコ100ml

にとり,水を標線まで加える。 

K 9810-1996  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

(c) 銅標準液 (0.01mgCu/ml),亜鉛標準液 (0.01mgZn/ml),カドミウム標準液 (0.01mgCd/ml) 及び鉛標

準液 (0.01mgPb/ml)  JIS K 8001の4.3(2)に規定するそれぞれの原液10mlを全量ピペット10mlを

用いて全量フラスコ1 000mlにとり,水を標線まで加える。 

なお,JIS K 0010に規定する銅標準液のCu10,JIS K 0011に規定する亜鉛標準液のZn10,JIS K 

0012に規定するカドミウム標準液のCd10,JIS K 0015に規定する鉛標準液のPb10を用いてもよい。 

(d) マグネシウム標準液 (0.1mgMg/ml),カルシウム標準液 (0.1mgCa/ml),ストロンチウム標準液 

(0.1mgSr/ml),バリウム標準液 (0.1mgBa/ml),アルミニウム標準液 (0.1mgAl/ml),ビスマス標準液 

(0.1mgBi/ml),クロム標準液 (0.1mgCr/ml),マンガン標準液 (0.1mgMn/ml),鉄標準液 (0.1mgFe/ml),

コバルト標準液 (0.1mgCo/ml) 及びニッケル標準液 (0.1mgNi/ml)  JIS K 8001の4.3(2)に規定する

それぞれの原液10mlを全量ピペット10mlを用いて全量フラスコ100mlにとり,水を標線まで加え

る。 

なお,JIS K 0013に規定するニッケル標準液のNi100,JIS K 0014に規定するコバルト標準液の

Co100,JIS K 0016に規定する鉄標準液のFe100,JIS K 0017に規定するビスマス標準液のBi100,

JIS K 0024に規定するクロム標準液のCr100及びJIS K 0027に規定するマンガン標準液のMn100

を用いてもよい。 

(e) ゲルマニウム標準液 (0.1mgGe/ml)  酸化ゲルマニウム(純度99.9%以上のもの)0.144gをポリエ

チレン製三角フラスコ50mlにはかりとり,JIS K 8576に規定する水酸化ナトリウム1g及び水20ml

を加えて振り混ぜながら必要ならば温めて溶かし,常温になるまで冷却した後,全量フラスコ1 

000mlに入れ,さらに,三角フラスコに残った液を水で洗い入れた後,水を標線まで加える。 

(f) ひ素標準液 (0.001mgAs/ml)  JIS K 8001の4.3(2)に規定する原液25mlを全量ピペット25mlを用い

て全量フラスコ250mlにとり,水を標線まで加える。その10mlを全量ピペット10mlを用いて全量

フラスコ1 000mlにとり,水を標線まで加える。 

なお,JIS K 0026に規定するひ素標準液のAslを用いてもよい。 

(g) セレン標準液 (0.1mgSe/ml)  JIS K 8598に規定するセレン0.100gをガラス製三角フラスコ50ml

にはかりとり,JIS K 8001の4.1(希釈溶液)に準じて調製した硝酸 (1+1) 20mlを加えて振り混ぜ

ながら加熱して溶かし,煮沸して窒素酸化物を追い出し,常温まで冷却した後,全量フラスコ1 000ml

に入れ,さらに,三角フラスコに残った液を水で洗い入れた後,水を標線まで加える。 

(h) モリブデン標準液 (0.1mgMo/ml)  JIS K 8905に規定する七モリブデン酸六アンモニウム四水和物

0.184gを全量フラスコ1 000mlにはかりとり,水を標線まで加える。 

5.2 

試験 試験は,次による。 

(1) 純度 純度の試験は,JIS K 0113の5.(電位差滴定方法)によって行う。 

(1.1) 操作 操作は,次のとおりとする。 

(a) JIS K 8872に規定するホルムアルデヒド液25mlをビーカー100mlにとり,水50mlを加え,0.1mol/l

水酸化ナトリウム溶液で中和し,B液とする(指示薬:JIS K 8001の4.4に規定するフェノールフ

タレイン溶液を用いる)。 

(b) 試料1.6gを0.1mgのけたまではかりとり,B液に溶かし,1mol/l水酸化ナトリウム溶液20mlをビ

ュレットを用いて加え,約1時間放置した後,1mol/l水酸化ナトリウム溶液で滴定を行う。 

(1.2) 計算 次の式によって小数点以下2けたまで算出し,JIS Z 8401によって規格値のけたに丸める。 

100

×

×

×

W

f

a

K

A=

K 9810-1996  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

ここに, 

A:硫酸アンモニウムの純度 (%)  

W:はかりとった試料の質量 (g)  

K:1mol/l水酸化ナトリウム溶液の硫酸アンモニウム相当量 

[1mol/l水酸化ナトリウム溶液1mlは, (NH4)2SO4 0.066 07gに相当する。]

a:1mol/l水酸化ナトリウム溶液の滴定量 (ml)  

f:1mol/l水酸化ナトリウム溶液のファクター 

(2) 水溶状 水溶状の試験は,JIS K 8001の5.2(溶状)によって行う。 

(2.1) 操作 操作は,次のとおりとする。 

試料5gをはかりとり,水を加えて20mlにする。 

(3) pH pHの試験は,JIS K 8001の5.5 (pH) によって行う。 

(3.1) 操作 操作は,次のとおりとする。 

(a) 試料5.0gを全量フラスコ100mlにはかりとり,水を標線まで加え,試料溶液とする。 

(b) 試料溶液を25±1℃に調節した恒温水槽中に10分間放置後,JIS Z 8802に規定するpH計形式IIに

よって,pHの試験を行う。 

(4) 吸光度 (1mol/l)  吸光度の試験は分光光度計を用い,JIS K 8008の4.1.4(吸光光度法による試験法)

によつて行う。 

(4.1) 操作 操作は,次のとおりとする。 

(a) 試料3.30gを全量フラスコ25mlにはかりとり,水を標線まで加え,これを試料溶液とする。 

(b) 試料溶液を,次の装置操作条件で吸光度の試験を行う。 

装置操作条件 

波長 

:260nm, 280nm 

光源 

:重水素ランプ 

吸収セル :光路長10mm,石英ガラス製 

(5) 塩化物 (Cl)  塩化物 (Cl) の試験は,JIS K 8001の5.7(1)(比濁法)によって行う。 

(5.1) 試料側溶液,標準側溶液の調製 

(a) 試料側溶液 試料5gを水に溶かし20mlにする。 

(b) 標準側溶液 塩化物標準液 (0.01mgCl/ml) 0.25mlをとり,水を加えて20mlにする。 

(5.2) 操作 操作は,次のとおりとする。 

試料側溶液,標準側溶液それぞれに,硝酸 (1+2) 5ml及び硝酸銀溶液 (20g/l) 1mlを加えて振り混

ぜた後,15分間放置する。 

(5.3) 判定 試料側の白濁は,標準側の白濁より濃くない。 

(6) シアン化物 (CN)  シアン化物 (CN) の試験は,次のとおり行う。 

(6.1) 試料側溶液,標準側溶液の調製 

(a) 試料側溶液 試料1gを水に溶かし15mlにする。 

(b) 標準側溶液 JIS K 8001の4.3(1)(一般用)に規定するシアン化物標準液 (0.01mgCN/ml) 1.0mlをと

り,水を加えて15mlにする。 

(6.2) 操作 操作は,次のとおりとする。 

(a) 試料側溶液,標準側溶液それぞれに,りん酸塩緩衝液 (pH7.2)(1)10ml,JIS K 8001の4.2(試薬溶液)

に規定するp−トルエンスルホンクロロアミドナトリウム溶液 (10g/l) 0.5mlを加え,栓をして約

25℃で5分間放置する。 

(b) (a)のそれぞれにJIS K 8001の4.2に規定する4−ピリジンカルボン酸−ピラゾロン溶液2mlを加え,

K 9810-1996  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

さらに水を加えて30mlにした後,栓をして約25℃で30分間放置する。 

注(1) りん酸塩緩衝液 (pH7.2) の調製 

(a) JIS K 9020に規定するりん酸水素二ナトリウム(pH標準液用)を110℃で5時間乾燥したも

の17.8gを全量フラスコ500mlにとり,水300mlを加え,C液とする。 

(b) JIS K 9007に規定するりん酸二水素カリウム(pH標準液用)を110℃で5時間乾燥したもの

10gを全量フラスコ50mlにとり,水を標線まで加え,D液とする。 

(c) C液及びD液を25±1℃に調節した恒温水層中に10分間放置後,C液にD液をJIS Z 8802

に規定するpH計形式Ⅱを用いてpH7.2になるまで加えた後,水を標線まで加える。 

(6.3) 判定 試料側の色は,標準側の青より濃くない。 

(7) 硝酸塩 (NO3)  硝酸塩 (NO3) の試験は,JIS K 8001の5.10(1)(インジゴカルミン法)によって行う。 

(7.1) 試料溶液の調製 試料4.5gを水に溶かして10mlにする。 

(7.2) 操作 操作は,次のとおりとする。 

(a) 試料溶液にインジゴカルミン溶液 (18g/l) 0.05mlを加える。 

(b) これにJIS K 8951に規定する硫酸10mlを振り混ぜながら徐々に加え,10分間放置する。 

(7.3) 判定 試料溶液は,青を保つ(NO3:約0.001%以下)。 

(8) りん酸塩 (PO4)  りん酸塩の試験は,JIS K 8001の5.13(1)(比色法)によって行う。 

(8.1) 試料側溶液,標準側溶液の調製 

(a) 試料側溶液 試料5gを水に溶かし20mlにする。 

(b) 標準側溶液 りん酸標準液 (0.01mgPO4/ml) 0.5mlをとり,水を加えて20mlにする。 

(8.2) 操作 操作は,次のとおりとする。 

(a) 試料側溶液,標準側溶液それぞれに,JIS K 8001の4.1に準じて調製した硫酸 (1+5) 2.5m1及びJIS 

K 8001の4.2に規定する七モリブデン酸六アンモニウム溶液(りん酸定量用)1mlを加えて振り混

ぜて3分間放置する。 

(b) (a)のそれぞれにJIS K 8001の4.2に規定する塩化すず(II)溶液(りん酸定量用)1mlを加えて10分

間放置する。 

(8.3) 判定 試料側の色は,標準側の青より濃くない。 

(9) チオシアン酸塩 (SCN)  チオシアン酸塩 (SCN) の試験は,次のとおり行う。 

(9.1) 試料側溶液,標準側溶液の調製 

(a) 試料側溶液 試料2gを水に溶かし25mlにする。 

(b) 標準側溶液 JIS K 8001の4.3(1)に規定するチオシアン酸塩標準液 (0.01mgSCN/ml) 1.0mlをとり,

水を加えて25mlにする。 

(9.2) 操作 操作は,次のとおりとする。 

試料側溶液,標準側溶液それぞれに,JIS K 8001の4.1に準じて調製した塩酸 (2+1) 1m1及びJIS 

K 8001の4.2に規定する塩化鉄 (III) 溶液 (100g/l) 1mlを加えて10分間放置する。 

(9.3) 判定 試料側の色は,標準側の黄色〜褐色より濃くない。 

(10) リチウム (Li)  リチウムの試験は,次のとおり行う。 

(10.1) 試料側溶液の調製 試料50.0gを全量フラスコ200mlにはかりとり,水を標線まで加える。これを

S液とする。 

S液40ml(試料の量10.0g)を全量フラスコ100ml (A) に全量ピペット40mlを用いてとり,さら

に,JIS K 8001の4.1に準じて調製した塩酸(1+1)3mlを加えて振り混ぜた後,水を標線まで加える。 

K 9810-1996  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

(10.2) 標準側溶液の調製 S液40ml(試料の量10.0g)を3個の全量フラスコ100ml(B,C及びD)に全

量ピペット40mlを用いてとり,さらに,リチウム標準液 (0.1mgLi/ml) 及びカリウム標準液 

(0.1mgK/ml) をメスピペットを用いて0.1mlを全量フラスコBに,メスピペットを用いて0.2mlを全

量フラスコCに,メスピペットを用いて0.4mlを全量フラスコDにそれぞれとり,ナトリウム標準

液 (0.1mgNa/ml) をメスピペットを用いて1.5mlを全量フラスコBに,全量ピペット3mlを用いて

全量フラスコCに,全量ピペット6mlを用いて全量フラスコDにそれぞれとり,さらに,JIS K 8001

の4.1に準じて調製した塩酸 (1+1) 3mlずつを加えて振り混ぜた後,水を標線まで加える。 

なお,この試料側溶液及び標準側溶液は(11)及び(12)の試験にも用いる。 

(10.3) 操作 操作は(10.1)の試料側溶液及び(10.2)の標準側溶液を用い,JIS K 8008の4.1.7(フレーム原子

吸光法による試験法)に従い,定量はJIS K 0121の7.1(2)(標準添加法)による。この場合,測定

波長は,670.7nmとする。 

なお,この操作は(11)及び(12)の試験にも適用する。ただし,測定波長は,それぞれの試験方法で

規定したものとする。 

(11) ナトリウム (Na)  ナトリウムの試験は,(10)による。この場合,測定波長は,589.0nmとする。 

(12) カリウム (K)  カリウムの試験は,(10)による。この場合,測定波長は,766.5nmとする。 

(13) 銅 (Cu)  銅の試験は,次のとおり行う。 

(13.1) 試料側溶液の調製 試料50.0gを全量フラスコ200mlにはかりとり,水を標線まで加える。これを

S液とする。 

S液40ml(試料の量10.0g)を全量フラスコ100ml (E) に全量ピペット40mlを用いてとり,さら

に,JIS K 8001の4.1に準じて調製した塩酸(1+1)3mlを加えて振り混ぜた後,水を標線まで加える。 

(13.2) 標準側溶液の調製 S液40ml(試料の量10.0g)を3個の全量フラスコ100ml(F,G及びH)に全

量ピペット40mlを用いてとり,さらに,銅標準液 (0.01mgCu/ml),亜鉛標準液 (0.01mgZn/ml),カ

ドミウム標準液 (0.01mgCd/ml),鉛標準液 (0.01mgPb/ml) を全量ピペット0.5mlを用いて全量フラ

スコFに,全量ピペット1mlを用いて全量フラスコGに,全量ピペット2mlを用いて全量フラスコ

Hにそれぞれとり,マグネシウム標準液 (0.1mgMg/ml),カルシウム標準液 (0.1mgCa/ml),マンガン

標準液 (0.1mg Mn/ml) 及び鉄標準液 (0.1mgFe/ml) をメスピペットを用いて0.1mlを全量フラスコF

に,メスピペットを用いて0.2mlを全量フラスコGに,メスピペットを用いて0.4mlを全量フラス

コHにとり,ストロンチウム標準液 (0.1mgSr/ml),バリウム標準液 (0.1mgBa/ml),アルミニウム標

準液 (0.1mgAl/ml),ゲルマニウム標準液 (0.1mgGe/ml),ビスマス標準液 (0.1mgBi/ml),セレン標準

液 (0.1mgSe/ml),クロム標準液 (0.1mgCr/ml),モリブデン標準液 (0.1mgMo/ml),コバルト標準液 

(0.1mgCo/ml) 及びニッケル標準液 (0.1mgNi/ml) をメスピペットを用いて0.25mlを全量フラスコF

に,全量ピペット0.5mlを用いて全量フラスコGに,全量ピペット1mlを用いて全量フラスコHに

それぞれとり,ひ素標準液 (0.001mgAs/ml) を全量ピペット1mlを用いて全量フラスコFに,全量

ピペット2mlを用いて全量フラスコGに,全量ピペット3mlを用いて全量フラスコHにそれぞれ

とり,さらに,JIS K 8001の4.1に準じて調製した塩酸 (1+1) 3mlずつを加えて振り混ぜた後,水

を標線まで加える。 

なお,この試料側溶液及び標準側溶液を用い(14)〜(31)の試験にも用いる。 

(13.3) 操作 操作は(13.1)の試料側溶液及び(13.2)の標準側溶液を用い,JIS K 8008の4.1.8[誘導結合プラ

ズマ発光分光分析法(ICP分析法)による試験法]の(3)(操作)に従い,JIS K 0116の5.8.3(2)(標

準添加法)による。この場合,測定波長は,324.754nmとする。 

K 9810-1996  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

なお,この操作は(14)〜(31)の試験にも適用する。ただし,測定波長は,それぞれの試験方法で規

定したものとする。 

(14) マグネシウム (Mg)  マグネシウムの試験は,(13)による。この場合,測定波長は,279.553nmとす

る。 

(15) カルシウム (Ca)  カルシウムの試験は,(13)による。この場合,測定波長は,393.366nmとする。 

(16) ストロンチウム (Sr)  ストロンチウムの試験は,(13)による。この場合,測定波長は,407.771nmと

する。 

(17) バリウム (Ba)  バリウムの試験は,(13)による。この場合,測定波長は,455.403nmとする。 

(18) 亜鉛 (Zn)  亜鉛の試験は,(13)による。この場合,測定波長は,213.856nmとする。 

(19) カドミウム (Cd)  カドミウムの試験は,(13)による。この場合,測定波長は,228.802nmとする。 

(20) アルミニウム (Al)  アルミニウムの試験は,(13)による。この場合,測定波長は,396.152nmとする。 

(21) ゲルマニウム (Ge)  ゲルマニウムの試験は,(13)による。この場合,測定波長は,265.118nmとする。 

(22) 鉛 (Pb)  鉛の試験は,(13)による。この場合,測定波長は,220.353nmとする。 

(23) ひ素 (As)  ひ素の試験は,(13)による。この場合,測定波長は,193.696nmとする。 

(24) ビスマス (Bi)  ビスマスの試験は,(13)による。この場合,測定波長は,206.170nmとする。 

(25) セレン (Se)  セレンの試験は,(13)による。この場合,測定波長は,196.026nmとする。 

(26) クロム (Cr)  クロムの試験は,(13)による。この場合,測定波長は,267.716nmとする。 

(27) モリブデン (Mo)  モリブデンの試験は,(13)による。この場合,測定波長は,379.825nmとする。 

(28) マンガン (Mn)  マンガンの試験は,(13)による。この場合,測定波長は,257.610nmとする。 

(29) 鉄 (Fe)  鉄の試験は,(13)による。この場合,測定波長は,259.940nmとする。 

(30) コバルト (Co)  コバルトの試験は,(13)による。この場合,測定波長は,238.892nmとする。 

(31) ニッケル (Ni)  ニッケルの試験は,(13)による。この場合,測定波長は,221.647nmとする。 

(32) 蛍光物質 蛍光物質の試験は,JIS K 8008の4.1.13(蛍光光度法による試験法)によるほかは,次の

とおり行う。 

(32.1) 試薬及び標準液の調製 

(32.1.1) 硫酸 (0.05mol/l)  水1lにJIS K 8951に規定する硫酸3mlを加える。 

(32.1.2) 硫酸キニーネ標準液 (10ng/ml)  

(a) 硫酸キニーネ(2)50.0mgを全量フラスコ500mlにはかりとり,(32.1.1)に規定する硫酸 (0.05mol/l) 

100mlを加えて,振り混ぜて溶かした後,標線まで硫酸 (0.05mol/l) を加える。この溶液は使用時に

調製する。 

注(2) 硫酸キニーネ二水和物[純度(乾燥後)98.0%以上のもの]を105℃で3時間乾燥して用いる。 

(b) (a)の2.5mlを全量フラスコ250mlに入れ,標線まで硫酸 (0.05mol/l) を加える。 

(c) (b)の2.5mlを全量フラスコ250mlに入れ,標線まで硫酸 (0.05mol/l) を加える。 

(32.2) 試料溶液の調製 試料溶液の調製は,次のとおりとする。 

試料13.214gを全量フラスコ100mlにはかりとり,水を加えて溶かした後,標線まで水を加える。 

(32.3) 操作 操作は,次のとおりとする。 

(a) 分光蛍光光度計の励起光側波長を352nm,スリット幅を5nm,蛍光側波長を456nm,スリット幅を

5nmに設定する。 

(b) 光源シャッターを閉じてゼロ合わせを行う。 

(c) 蛍光セルに硫酸キニーネ標準液を入れ,分光蛍光光度計にセットする。 

K 9810-1996  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

(d) 光源シャッターを開き,蛍光強度の最大値が100%になるように調節する。 

(e) 試料溶液を蛍光セルに入れ,分光蛍光光度計にセットする。 

(f) 励起光側波長だけを253nmに設定する。 

(g) 蛍光スペクトルを測定する。 

(32.4) 判定 蛍光スペクトルのピークのうち,散乱光,ラマン光などのピークを除いた残りのピークの最

大蛍光強度がフルスケール値100より大きくない。 

(33) エンドトキシン エンドトキシンの試験は,JIS K 8008の4.3.2(比濁時間分析法)又は4.3.3(発色合

成基質法)のいずれかによる。 

(33.1) 比濁時間分析法による試験 比濁時間分析法による試験は,JIS K 8008の4.3.2によるほかは,次の

とおりとする。 

(33.1.1) 水,試薬,溶液,緩衝液及び標準液 水,試薬,溶液,緩衝液及び標準液はJIS K 8008の4.3.1(1)

(水),(2)(試薬,溶液及び緩衝液)並びに(3)(標準物質及び標準液)によるほかは,次のとおり

とする。 

(a) 試料溶液の調製 試料溶液の調製は,JIS K 8008の4.3.1(5)(試料溶液の調製)(a)(固体試料)に

よる。 

この場合,試料0.50gを全量フラスコ50mlにはかりとる。 

(b) 標準液の調製 標準液の調製は,JIS K 8008の4.3.1(3)(d)(エンドトキシン標準液)の表5[エンド

トキシン標準液の調製(希釈系列の一例)]のG,H,I及びJ標準液の調製法による。 

(33.1.2) 本試験 本試験は,JIS K 8008の4.3.2(4)(本試験)による。 

(33.1.3) 予備試験 予備試験は,JIS K 8008の4.3.2(5.1)(試験精度の確認試験),(5.2)[(1→3) −β−D−

グルカン含有の有無に関する確認試験]及び(5.3)(阻害又は促進作用の確認試験)による。 

備考 JIS K 8008の4.3.2(5.3)による試験において阻害又は促進作用を認めた場合には,最大有効希釈

を超えない範囲で試料溶液を希釈して本試験及び及び予備試験を行う。 

なお,試料溶液を希釈した場合には,(33.1.1)(b)によって調製したG,H,I及びJ標準液を同

じ倍率で希釈して用いる。 

(33.2) 発色合成基質法による試験 発色合成基質法による試験は,JIS K 8008の4.3.3によるほかは,次の

とおりとする。 

(33.2.1) 水,試薬,溶液,緩衝液及び標準液 水,試薬,溶液,緩衝液及び標準液は,JIS K 8008の4.3.1(1),

(2)及び(3)によるほかは,次のとおりとする。 

(a) 試料溶液の調製 試料溶液の調製は,(33.1.1)(a)による。 

(b) 標準液の調製 標準液の調製は,(33.1.1)(b)による。 

(c) 反応停止液 反応停止液は,JIS K 8008の4.3.3の(1)(f)(反応停止液)による。 

この場合,酢酸の濃度は酢酸 (48g/l) とする。 

(33.2.2) 本試験 本試験は,JIS K 8008の4.3.3(4)(本試験)による。 

この場合,37±0.5℃の恒温槽中で30分間放置した後,反応停止液をそれぞれ0.4mlずつ加える。 

(33.2.3) 予備試験 予備試験は,JIS K 8008の4.3.3(5.1)(試験精度の確認試験),(5.2)[(1→3) −β−D−

グルカン含有の有無に関する確認試験]及び(5.3)(阻害又は促進作用の確認試験)による。 

反応停止液の添加量は(33.2.2)による。 

備考 JIS K 8008の4.3.3(5.3)による試験において阻害又は促進作用を認めた場合には,最大有効希釈

を超えない範囲で試料溶液を希釈して本試験及び予備試験を行う。 

K 9810-1996  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

なお,試料溶液を希釈した場合には,(33.2.1)(b)によって調製したG,H,I及びJ標準液を同

じ倍率で希釈して用いる。 

(34) DNA加水分解酵素 DNA加水分解酵素の試験は,次による。 

(34.1) 共通事項 DNA加水分解酵素の試験に用いる試薬,水及び溶液に接する器具はJIS K 8008の3.8(1) 

の表2の高圧蒸気法(121℃,20分間)又は照射法(放射線法など)によって滅菌したものを用い

る。 

(34.2) 試薬 

(a) りん酸カリウム緩衝液 (1mol/l) (pH6.5)  JIS K 9007に規定するりん酸二水素カリウム(pH標準液

用)を110℃で5時間乾燥したもの13.60gを水に溶かし,全量フラスコ100mlに移し入れ,水を標

線まで加えたもの(A液)の50mlに,JIS K 9017に規定するりん酸水素二カリウムを110℃で5時

間乾燥したもの17.42gを水に溶かし,全量フラスコ100mlに移し入れ,水を標線まで加えたもの(B

液)の25mlを混合し,25±1℃に調節した恒温水槽中に10分間放置後,さらにB液を加えてJIS Z 

8802に規定するpH計形式IIを用いてpH6.5に調整する。 

(b) 塩化マグネシウム溶液 (1mol/l)  JIS K 8159に規定する塩化マグネシウム六水和物20.33gを水

80mlを加えて溶かし,全量フラスコ100mlに移し入れ,水を標線まで加える。 

(c) 2−メルカプトエタノール溶液 (1mol/l)  純度99%以上のもの7.8gを全量フラスコ100mlにはかり

とり,水を標線まで加える。 

(d) φX174 DNA RFI溶液 Covalently Closed Circular Form I (RFI) を70%以上含むDNAであるφX174を

TE緩衝液(3)に溶かしたもの。 

注(3) TE緩衝液 次のC液とD液を用いて調製する。JIS K 9704に規定する2−アミノ−2−ヒドロ

キシメチル−1,3−プロパンジオール12.11gをビーカー100mlにはかりとり,水80mlを加えて

溶かした後JIS K 8001の4.1に準じて調製した塩酸 (2+1) を加えてpH計形式IIを用いてpH8.0

に調整し,全量フラスコ100mlに移し入れ,さらに水を標線まで加える(C液)。 

JIS K 8107に規定するエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物18.61gをビーカ

ー100mlにはかりとり,水80mlを加えて溶かした後,水酸化ナトリウム溶液 (10g/l) を加え,

pH計形式IIを用いて,pH8.0に調整した後,全量フラスコ100mlに移し入れ,さらに水を標線

まで加える(D液)。 

C液100μl,D液20μlを全量フラスコ10mlにはかりとり,水を標線まで加える。 

参考 φX174 DNA RFI溶液の市販品として φX174 DNA RFIの一定量をTE緩衝液に溶かし,その濃度

を表示したものがある。 

(e) 水酸化ナトリウム溶液 (10g/l)  JIS K 8576に規定する水酸化ナトリウム1gをビーカー100mlにと

り,水100mlを加えて溶かす。 

(f) TBE緩衝液 JIS K 9704に規定する2−アミノ−2−ヒドロキシメチル−1,3−プロパンジオール

1.08g,JIS K 8863に規定するほう酸0.55g及びエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和

物0.07gを全量フラスコ100mlにはかりとり,水を標線まで加える。 

(g) DNA加水分解酵素溶液 DNA加水分解酵素 (EC 3.1.21.1) を酢酸ナトリウム緩衝液 (pH5.2) (4)で

希釈して0.005U/μlとする。 

注(4) 酢酸ナトリウム緩衝液 (pH5.2)  JIS K 8371に規定する酢酸ナトリウム三水和物13.60gをビー

カー100mlにはかりとり,水80mlを加えて溶かし,JIS K 8355に規定する酢酸を加え,pH計形

式IIを用いてpH5.2に調整し,全量フラスコ100mlに移し入れ,さらに水を標線まで加える。 

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K 9810-1996  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

参考 DNA加水分解酵素の市販品としてDEOXYRIBONUCLEASE 1 TYPE IIなどがある。 

(h) エチジウムブロミド溶液 (1g/l)  純度90%以上のエチジウムブロミド0.1gを全量フラスコ100ml

にはかりとり,水を標線まで加える。 

備考 エチジウムブロミドは,変異原性があるとされているので,取り扱う際には,ゴム手袋を用い

るなど十分な注意が必要である。 

(i) 反応停止液 純度98%以上のドデシル硫酸ナトリウム (SDS) 0.1g及びJIS K 8844に規定するブロ

モフェノールブルー2mgを全量フラスコ10mlにとり,JIS K 8295に規定するグリセリンを全量ピ

ペット5mlを用いて,全量フラスコに加え,さらに水を標線まで加える。 

(j) アガロースゲル (10g/l)  核酸電気泳動用アガロース3gに(f)のTBE緩衝液300mlを加え溶かす。

この溶液に(h)のエチジウムブロミド溶液 (1g/l) 300μlを加え,ゲル作成板に流して調製する。 

参考 核酸電気泳動用アガロースの市販品としてAGAROSE TYPE II : Medium EEOなどがある。 

(34.3) 試料溶液 試料0.2gを全量フラスコ10mlにとり,水を標線まで加える。 

(34.4) 装置及び器具 装置及び器具は,JIS K 8008に規定するほか,次のとおりとする。 

(a) 平板アガロースゲル電気泳動装置 サブマリン形電気泳動装置とする。 

(b) 紫外線ランプ 254nmの輝光をもつもの。 

(c) カメラ及びフィルム 

(d) 恒温水槽 37±1℃に保持できるもの。 

(e) 反応容器 滅菌したマイクロチューブ (1.5ml) 

(f) プッシュボタン式液体用微量体積計 JIS K 0970に規定するもの。 

(34.5) 操作 操作は,次のとおりとする。 

(a) プッシュボタン式液体用微量体積計を用いて,りん酸カリウム緩衝液 (1mol/l) (pH6.5) 67μl,塩化マ

グネシウム溶液 (1mol/l) 6.7μl,2−メルカプトエタノール溶液 (1mol/l) 1μl及びφX174 DNA RFI 20μg

相当量をとり,水を加えて1 000μlの基質溶液を調製する。 

(b) プッシュボタン式液体用微量体積計を用いて,(a)の基質溶液50μlずつを滅菌した3本の反応容器(A, 

B及びC)にはかりとる。 

(c) プッシュボタン式液体用微量体積計を用いて,(34.3)の試料溶液50μlを反応容器Aに加える。 

(d) プッシュボタン式液体用微量体積計を用いて,水50μlを反応容器Bに加える。 

(e) プッシュボタン式液体用微量体積計を用いて,水48μl及びDNA加水分解酵素溶液 (0.005U/μl) 2μl

を反応容器Cに加える。 

(f) 反応容器A,B及びCを37±1℃に調節した恒温水槽に入れ,1時間放置する。 

(g) 反応容器A,B及びCを恒温水槽から取り出し,それぞれに(34.2)(i)の反応停止液5μlずつを加え,

電気泳動用試料溶液とする。 

(h) アガロースゲル (10g/l) の板上に反応容器A,B及びCの電気泳動用試料溶液10μlずつを添加し,

電気泳動を行う。 

(i) 泳動距離(原点からブロモフェノールブルーの泳動した位置)が約5cmになるまで泳動する。 

(j) 泳動後,ゲルを紫外線ランプで照射して,肉眼で観察する(5)。 

注(5) 電気泳動の結果を保存する場合には,写真を撮る。 

(34.6) 判定 判定は,反応容器Aと反応容器Bの電気泳動用試料溶液の電気泳動のバンドが一致し,反応

容器Aと反応容器Cの電気泳動用試料溶液のバンドが異なるとき,試験適合とする。 

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K 9810-1996  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

6. 容器 容器は,気密容器とする。 

7. 表示 表示は,容器に次のことを表示又は添付する。 

(1) 名称 生化学試薬−硫酸アンモニウム 

(2) 化学式及び式量 

(3) 品質(純度,エンドトキシン及びDNA加水分解酵素) 

(4) 内容量 

(5) 製造番号 

(6) 製造年月 

(7) 製造業者名又は販売業者名 

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K 9810-1996  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

付表1 引用規格 

JIS K 0010 銅標準液 

JIS K 0011 亜鉛標準液 

JIS K 0012 カドミウム標準液 

JIS K 0013 ニッケル標準液 

JIS K 0014 コバルト標準液 

JIS K 0015 鉛標準液 

JIS K 0016 鉄標準液 

JIS K 0017 ビスマス標準液 

JIS K 0024 クロム標準液 

JIS K 0026 ひ素標準液 

JIS K 0027 マンガン標準液 

JIS K 0113 電位差・電流・電量・カールフィッシャー滴定方法通則 

JIS K 0116 発光分光分析方法通則 

JIS K 0121 原子吸光分析通則 

JIS K 0970 プッシュボタン式液体用微量体積計 

JIS K 8001 試薬試験方法通則 

JIS K 8008 生化学試薬通則 

JIS K 8107 エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物(試薬) 

JIS K 8159 塩化マグネシウム六水和物(試薬) 

JIS K 8162 塩化リチウム(試薬) 

JIS K 8295 グリセリン(試薬) 

JIS K 8355 酢酸(試薬) 

JIS K 8371 酢酸ナトリウム三水和物(試薬) 

JIS K 8576 水酸化ナトリウム(試薬) 

JIS K 8598 セレン(試薬) 

JIS K 8844 ブロモフェノールブルー(試薬) 

JIS K 8863 ほう酸(試薬) 

JIS K 8872 ホルムアルデヒド液(試薬) 

JIS K 8905 七モリブデン酸六アンモニウム四水和物(試薬) 

JIS K 8951 硫酸(試薬) 

JIS K 9007 りん酸二水素カリウム(試薬) 

JIS K 9017 りん酸水素二カリウム(試薬) 

JIS K 9020 りん酸水素二ナトリウム(試薬) 

JIS K 9704 2−アミノ−2−ヒドロキシメチル−1,3−プロパンジオール(試薬) 

JIS Z 8401 数値の丸め方 

JIS Z 8802 pH測定方法 

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K 9810-1996  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

生化学試薬−グルコースほか1件工業標準新規原案調査作成委員会 構成表 

氏名 

所属 

(委員長) 

奥 山 典 生 

神奈川歯科大学 

地 崎   修 

工業技術院標準部 

細 川 幹 夫 

通商産業省基礎産業局 

国 分 友 邦 

通商産業省生命工学工業技術研究所 

鈴 木 正 信 

通商産業省通商産業検査所 

寺 尾 允 男 

国立衛生試験所 

佐々木   尭 

農林水産省食品総合研究所 

大 野 忠 夫 

特殊法人理化学研究所 

赤 木 秀 人 

財団法人化学品検査協会 

河 崎 忠 好 

ファルマシア・バイオテク株式会社 

堀 尾 武 一 

オリエンタル酵母工業株式会社 

竹 内 幸 夫 

和光純薬工業株式会社 

(事務局) 

古 寺 武 利 

財団法人バイオインダストリー協会 

瀬 下 美和子 

財団法人バイオインダストリー協会 

生化学試薬−グルコースほか1件工業標準新規原案調査作成委員会分科会 構成表 

氏名 

所属 

(分科会長) 

竹 内 幸 夫 

和光純薬工業株式会社 

(A-WG主査) 

鈴 木 正 信 

通商産業省通商産業検査所 

(B-WG主査) 

井 上   肇 

ナカライテスク株式会社 

(C-WG主査) 

小 川 義 之 

国立衛生試験所大阪支所 

斉 藤 幹 彦 

株式会社同仁化学研究所 

高 野 虞美子 

東京化成工業株式会社 

松 本 保 輔 

財団法人化学品検査協会 

友 松 保 幸 

関東化学株式会社 

児 島   茂 

富山薬品工業株式会社 

杉 本 純 司 

サンエイ糖化株式会社 

時 永 大 三 

株式会社日立製作所 

田 中 重 則 

生化学工業株式会社 

土 谷 正 和 

和光純薬工業株式会社 

(事務局) 

古 寺 武 利 

財団法人バイオインダストリー協会 

瀬 下 美和子 

財団法人バイオインダストリー協会