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K 9007

:2008

(1)

目  次

ページ

序文

1

1

  適用範囲

1

2

  引用規格

1

3

  一般事項

1

4

  種類

1

5

  性質

1

5.1

  性状

1

5.2

  定性方法

2

6

  品質

2

7

  試験及び検査方法

2

7.1

  特級

2

7.1.1

  試験及び検査方法の条件及び結果

2

7.1.2

  純度  (KH

2

PO

4

)

2

7.1.3

  水溶状

2

7.1.4

  乾燥減量  (105  ℃)

2

7.1.5

  pH (50 g/l25  ℃)

3

7.1.6

  塩化物  (Cl)

3

7.1.7

  硝酸塩

3

7.1.8

  硫酸塩  (SO

4

)

3

7.1.9

  重金属(Pb として)

3

7.1.10

  ナトリウム  (Na)

3

7.1.11

  ひ素  (As)

3

7.1.12

  鉄  (Fe)

4

7.1.13

  アンモニウム  (NH

4

)

4

7.2

  pH 標準液用

4

8

  容器

4

9

  表示

4

附属書 JA(参考)JIS と対応する国際規格との対比表

5


K 9007

:2008

(2)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,社団法人日本試薬

協会 (JRA) 及び財団法人日本規格協会 (JSA) から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきと

の申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。これに

よって,JIS K 9007 : 1996 は改正され,この規格に置き換えられた。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に

抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許

権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は

もたない。


日本工業規格

JIS

 K

9007

:2008

りん酸二水素カリウム(試薬)

Potassium dihydrogen phosphate (Reagent)

KH

2

PO

4

      FW:136.09

序文

この規格は,1987 年に第 1 版として発行された ISO 6353-3 を基に作成した日本工業規格であるが,対

応国際規格の規定の一部を技術的に変更して作成した日本工業規格である。

なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。

変更の一覧表にその説明を付けて,

附属書 JA に示す。

1

適用範囲

この規格は,試薬として用いるりん酸二水素カリウムについて規定する。

注記  この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。

ISO 6353-3 : 1987

,Reagents for chemical analysis−Part 3 : Specifications−Second series (MOD)

なお,対応の程度を表す記号 (MOD) は,ISO/IEC Guide 21 に基づき,修正していることを

示す。

2

引用規格

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS K 0067

  化学製品の減量及び残分試験方法

JIS K 0113

  電位差・電流・電量・カールフィッシャー滴定方法通則

JIS K 8001

  試薬試験方法通則

3

一般事項

試験及び検査方法の一般的な事項は,JIS K 8001 による。

4

種類

種類は,特級及び pH 標準液用とする。

5

性質

5.1

性状

りん酸二水素カリウムは,白い結晶又は結晶性粉末で,水に溶けやすく,エタノールにほとんど溶けな

い。水溶液は,酸性である。


2

K 9007

:2008

5.2

定性方法

定性方法は,次による。

a)

試料 2 g に水 20 ml を加えて溶かす(A 液)

。A 液 10 ml に硝酸銀溶液 (20 g/l) 1 ml を加えると,黄色

の沈殿が生じ,これに硝酸 (1+2) 1 ml 又はアンモニア水 (2+3) 5 ml を加えると,沈殿は溶ける。

b) A

液を用いて JIS K 8001 の 5.29(炎色試験)(1)(アルカリ金属及びアルカリ土類金属試験法)による

と紫が現れる。

6

品質

品質は,箇条 によって試験及び検査したとき,

表 に適合しなければならない。

表 1−品質

項目

規格値

特級

pH

標準液用

純度 (KH

2

PO

4

)

質量分率 %

99.5

以上 99.6 以上

水溶状

試験適合

試験適合

乾燥減量 (105 ℃)

質量分率 %

0.2

以下 0.1 以下

pH (50 g/l

,25  ℃)

 4.2

∼4.5

塩化物 (Cl)

質量分率 ppm

5

以下

5

以下

硝酸塩

試験適合

試験適合

硫酸塩 (SO

4

)

質量分率 %

0.003

以下

0.003

以下

重金属(Pb として)

質量分率 %

0.001

以下 0.001 以下

ナトリウム (Na)

質量分率 %

0.02

以下 0.02 以下

ひ素 (As)

質量分率 ppm

1

以下

1

以下

鉄 (Fe)

質量分率 %

0.001

以下

0.001

以下

アンモニウム (NH

4

)

質量分率 %

0.001

以下

0.001

以下

7

試験及び検査方法

7.1

特級

7.1.1

試験及び検査方法の条件及び結果

試験及び検査方法の環境は,JIS K 8001 の 3.7(試験操作など)(1)(試験の環境)による。湿度管理は,

必要に応じて実施する。また,

表 で規定する各品質項目は,次の各試験及び検査方法によって行う。得

られる測定値の計算方法及び規格値に対する判定は,JIS K 8001 の 3.5(測定値)によって行い,これに適

合しなければならない。

7.1.2

純度  (KH

2

PO

4

)

試料 3.5 g を 0.1 mg のけたまではかりとり,二酸化炭素を含まない水 50 ml を加えて溶かし,約 15  ℃に

保ちながら,1 mol/l 水酸化ナトリウム溶液を用い,JIS K 0113 の 5.(電位差滴定方法)によって電位差滴

定を行う。指示電極はガラス電極,参照電極は銀−塩化銀電極を用いる。この場合,1 mol/l 水酸化ナトリ

ウム溶液 1 ml は,0.136 09 g KH

2

PO

4

に相当する。

7.1.3

水溶状

水溶状は,JIS K 8001 の 5.2(溶状)による。この場合,試料は 1 g,濁りの程度の適合限度標準は  (a)

(澄明)を用いる。

7.1.4

乾燥減量  (105  ℃)

乾燥減量は,JIS K 0067 の 4.1.4(操作)(1)(第 1 法  大気圧下で加熱乾燥する方法)による。この場合,


3

K 9007

:2008

試料 4 g を 0.1 mg のけたまではかりとり,105  ℃で 2 時間乾燥する。

7.1.5

pH (50 g/l

25  ℃)

溶液の調製及び操作は,次による。

a)

試料溶液  試料 5.0 g を二酸化炭素を含まない水に溶かして 100 ml にする。

b)

操作  JIS K 8001 の 5.5 (pH) (2)(操作)による。

7.1.6

塩化物  (Cl)

溶液の調製及び操作は,次による。

a)

試料側溶液  試料 2.0 g に水 10 ml 及び硝酸 (1+2) 10 ml を加えて溶かし,水を加えて 25 ml にする。

b)

標準側溶液  塩化物標準液  (Cl : 0.01 mg/ml) 1.0 ml,硝酸 (1+2) 10 ml 及び水を加えて 25 ml にする。

c)

操作  JIS K 8001 の 5.7[塩化物 (Cl)](1)(比濁法)による。

7.1.7

硝酸塩

溶液の調製及び操作は,次による。

a)

試料溶液  試料 3.0 g に水を加えて溶かして 10 ml にする。

b)

操作  JIS K 8001 の 5.10[硝酸塩 (NO

3

)

](1)(インジゴカルミン法)による。この場合,インジゴカ

ルミン溶液  (1.8 g/l) 0.05 ml を用いる。この場合,NO

3

として質量分率約 0.001 %以下である。

7.1.8

硫酸塩  (SO

4

)

溶液の調製及び操作は,次による。

a)

試料側溶液  試料 5.0 g に水 20 ml 及び塩酸 (2+1) 1.3 ml を加えて溶かし,水を加えて 25 ml にする(B

液)

。B 液 15 ml(試料量 3.0 g)に水を加えて 25 ml にする。

b)

標準側溶液  B 液 5 ml(試料量 1.0 g)に硫酸塩標準液 (SO

4

:0.01 mg/ml) 6.0 ml 及び水を加えて 25 ml

にする。

c)

操作  JIS K 8001 の 5.15[硫酸塩 (SO

4

)

](1)(比濁法)による。

7.1.9

重金属(Pb として)

溶液の調製及び操作は,次による。

a)

試料側溶液  試料 6.0 g に水を加えて溶かして 20 ml にする。pH 試験紙を用いて塩酸 (2+1)  で pH 約

3.5

に調節し,水を加えて 30 ml にする(C 液)

。C 液 15 ml(試料量 3.0 g)に水を加えて 20 ml にする。

b)

標準側溶液  C 液 5 ml(試料量 1.0 g)に鉛標準液(Pb : 0.01 mg/ml)2.0 ml 及び水を加えて 20 ml にす

る。

c)

操作  JIS K 8001 の 5.24[重金属(Pb として)](2)(分液硫化ナトリウム法)による。

7.1.10

ナトリウム  (Na)

溶液の調製及び操作は,次による。

a)

試料側溶液  試料 2.0 g に水を加えて溶かして 100 ml にする(S 液)。S 液 10 ml(試料量 0.2 g)に水

を加えて 100 ml にする(X 液)

b)

標準側溶液  S 液 10 ml(試料量 0.2 g)にナトリウム標準液 (Na:0.1 mg/ml) 0.40 ml 及び水を加えて

100 ml

にする(Y 液)

c)

操作  JIS K 8001 の 5.30(炎光光度法)(3)(操作)による。

7.1.11

ひ素  (As)

溶液の調製及び操作は,次による。

a)

試料側溶液  試料 3.0 g を水素化ひ素発生瓶 100 ml にとり,水を加えて溶かして 20 ml にする。

b)

標準側溶液  ひ素標準液  (As : 0.001 mg/ml) 3.0 ml を水素化ひ素発生瓶 100 ml にとり,水を加えて 20


4

K 9007

:2008

ml

にする。

c)

操作  JIS K 8001 の 5.19[ひ素 (As)](3)[N,N-ジエチルジチオカルバミド酸銀法(AgDDTC 法)]に

よる。

7.1.12

  (Fe)

溶液の調製及び操作は,次による。

a)

試料側溶液  試料 1.0 g に塩酸 (2+1) 1 ml 及び水を加えて溶かして 15 ml にする。

b)

標準側溶液  鉄  (Ⅲ)  標準液  (Fe : 0.01 mg/ml) 1.0 ml に塩酸 (2+1) 1 ml 及び水を加えて 15 ml にする。

c)

操作  JIS K 8001 の 5.22[鉄 (Fe)](2)(1,10-フェナントロリン法)による。

7.1.13

アンモニウム  (NH

4

)

溶液の調製及び操作は,次による。

a)

試料側溶液  試料 1.0 g に水を加えて溶かして 10 ml にする。

b)

標準側溶液  アンモニウム標準液 (NH

4

 : 0.01 mg/ml) 1.0 ml

に水を加えて 10 ml にする。

c)

操作  JIS K 8001 の 5.11[アンモニウム (NH

4

)

](4)(インドフェノール青法)による。

7.2

pH

標準液用

試験及び検査方法は,7.1 による。

8

容器

容器は,気密容器とする。

9

表示

容器には,次の事項を表示する。

a)

名称  “りん酸二水素カリウム”及び“試薬”の文字

b)

種類

c)

化学式及び式量

d)

純度

e)

内容量

f)

製造番号

g)

製造年月又はその略号(pH 標準液用だけに適用する。

h)

製造業者名又はその略号


5

K 9007

:2008

附属書 JA

参考)

JIS

と対応する国際規格との対比表

JIS K 9007 : 2008

  りん酸二水素カリウム(試薬)

ISO 6353-3 : 1987

,Reagents for chemical analysis−Part 3 : Specifications−Second

series

(

Ⅰ) JIS の規定

(

Ⅱ)

国 際 規 格
番号

(

Ⅲ)  国際規格の規定

(

Ⅳ)  JIS と国際規格との技術的差異の箇条ご

との評価及びその内容

(

Ⅴ)  JIS と国際規格との技術的

差異の理由及び今後の対策

箇条番号及び名称

内容

箇条番号

内容

箇条ごと

の評価

技術的差異の内容

1

適用範囲

試 薬 と し て 用 い る
り ん 酸 二 水 素 カ リ

ウムについて規定。

 1

化 学 分 析 用 試
薬 57 品目の仕

様 に つ い て 規

定。

変更

JIS

は 1 品目 1 規格。

試薬の規格使用者が各規格を多
く引用しやすくするために 1 品

目 1 規格としている。

なお,対応国際規格は 20 年以

上見直しが行われていないため

市場の実態に合わない。国際規

格の改正提案を検討する予定。

2

引用規格

3

一般事項

JIS K 8001

による。

追加

項目を追加。

編集上の差異であり,技術的な

差異ではない。

4

種類

追加

種類の項目を追加。

JIS

は種類として“特級”及び

“pH 標準液用”がある。

なお,

“pH 標準液用”は用途

別試薬なので ISO 規格と使用目

的が異なる。

5

性質

追加

性質の項目を追加。

一般的な説明事項であり,技術
的差異はない。

5

K 90

07

200

8

5

K 90

07

200

8


6

K 9007

:2008

(

Ⅰ) JIS の規定

(

Ⅱ)

国 際 規 格

番号

(

Ⅲ)  国際規格の規定

(

Ⅳ)  JIS と国際規格との技術的差異の箇条ご

との評価及びその内容

(

Ⅴ)  JIS と国際規格との技術的

差異の理由及び今後の対策

箇条番号及び名称

内容

箇条番号

内容

箇条ごと 
の評価

技術的差異の内容

6

品質

R 79.1

1)

品質に差異のある項目:硫

酸塩,鉄。

2)

追加した項目:水溶状,ひ
素。

3)  ISO

規格の窒素化合物を,

JIS

は硝酸塩及びアンモニ

ウムに変更。

ISO

規格は,長期間内容の見直

しが行われず国際市場で ISO 

格品が用いられることはほとん
どない。また,技術的差異も軽

a)b)c)

である。

R

79.2

試験溶液

変更

JIS

は,試験及び検査方法の該

当項目ごとに規定。

編集上の差異であり,技術的な
差異は軽微。

7

試 験 及 び 検 査 方

7.1

特級

7.1.1

試験及び検査

方 法 の 条 件 及 び 結

R

79.3

追加

項目を追加。

一般的な試験及び検査方法の条

件 及 び 結 果 に 関 す る 事 項 で あ

り,技術的な差異はない。

7.1.2

純度

(KH

2

PO

4

)

電位差滴定法

試料:未乾燥

 R

79.3.1

電位差滴定法

試料:乾燥後

変更 1)

ISO

規格は乾燥後,JIS は未

乾燥の試料。

2)

試料量などを変更。

3)  JIS K 0113

を引用。

技術的差異は軽微であり,対策

は考慮しない。

7.1.3

水溶状

追加 1)

項目を追加。

2)  JIS K 8001

の 5.2 を引用。

品質確保のために必要。ISO 

格の見直し時に,改正提案の検
討を行う予定。

7.1.4

乾燥減量

(105

℃)

105

℃で 2 時間乾

燥。

 R

79.3.9

110

℃で 1 時

間乾燥。

変更 1)

乾燥温度,乾燥時間を変更。

2)  JIS K 0067

を引用。

技術的差異は軽微であり,対策
は考慮しない。

7.1.5 pH (50 g/l

25

℃)

溶液濃度は g/l で規

定。

 R

79.3.2

溶 液 濃 度 は 質

量分率  %で規

定。

変更

1)  ISO  規格は質量分率  %で

規定,JIS は g/l で規定。

2)

JIS K 8001

の 5.5 を引用。

JIS

は操作性から溶液濃度を g/l

で規定。ISO 規格の見直し時に,

改正提案の検討を行う予定。

7.1.6

塩化物 (Cl)

比濁法

R

79.3.3

比濁法

変更 1)

試薬量などを変更。

2)  JIS K 8001

の 5.7 を引用。

技術的差異は軽微であり,対策
は考慮しない。

6

K 90

07

200

8

6

K 90

07

200

8


7

K 9007

:2008

(

Ⅰ) JIS の規定

(

Ⅱ)

国 際 規 格

番号

(

Ⅲ)  国際規格の規定

(

Ⅳ)  JIS と国際規格との技術的差異の箇条ご

との評価及びその内容

(

Ⅴ)  JIS と国際規格との技術的

差異の理由及び今後の対策

箇条番号及び名称

内容

箇条番号

内容

箇条ごと 
の評価

技術的差異の内容

7.1.7

硝酸塩

イ ン ジ ゴ カ ル ミ ン

R 79.3.5

蒸 留 − ネ ス ラ

ー法

変更

ISO

規格の窒素化合物を JIS 

硝酸塩,アンモニウムに分離し,

有害性の少ない試薬に変更。

ISO

規格のネスラー法は環境・

安全上,変更が必要。ISO 規格

の見直し時に,改正提案の検討
を行う予定。

7.1.8

硫酸塩 (SO

4

)

比濁法

R

79.3.4

種 晶 添 加 比 濁

変更 1)

試料量,標準液量,操作な
どを変更。

2)  JIS K 8001

の 5.15 を引用。

JIS

は技術的改良によって手順

を簡略化している。ISO 規格の

見直し時に,改正提案の検討を

行う予定。

7.1.9

重金属(Pb と

して)

分 液 硫 化 ナ ト リ ウ
ム法

R 79.3.6

硫化水素法

変更

1)

試料量などを変更。

2)  JIS K 8001

の 5.24 を引用。

技術的差異は軽微であり,対策
は考慮しない。

7.1.10

ナ ト リ ウ ム

(Na)

炎光光度法

R 79.3.8

炎光光度法

変更

1)

試 料 溶 液 の 濃 度 な ど を 変
更。

2)  JIS K 8001

の 5.30 を引用。

7.1.11

ひ素 (As)

AgDDTC

追加

項目を追加。

品質確保のために必要。

ISO

規格の見直し時に,改正提

案の検討を行う予定。

7.1.12

鉄 (Fe)

1,10-

フ ェ ナ ン ト ロ

リン法

R 79.3.7

5-

ス ル ホ サ リ

チル酸法

変更 1)

試薬,操作などを変更。

2)  JIS K 8001

の 5.22 を引用。

JIS

は,技術的改良をしたことか

ら試薬,操作などを変更。ISO
規格の見直し時に,改正提案の

検討を行う予定。

7.1.13

ア ン モ ニ ウ

ム (NH

4

)

イ ン ド フ ェ ノ ー ル

青法

 R

79.3.5

蒸 留 − ネ ス ラ

ー法

変更 1)

ISO

規格は蒸留−ネスラー

法,JIS はインドフェノール

青法。JIS は有害性の少ない
試薬に変更。

2)  JIS K 8001

の 5.11 を引用。

ISO

規格のネスラー法は環境・

安全上,変更が必要。ISO 規格

の見直し時に,改正提案の検討
を行う予定。 

7.2 pH

標準液用

追加

項目を追加。

用途上で必要。

8

容器

追加

項目を追加。

規格適合性を評価する関係で必

要な項目を追加。

7

K 90

07

200

8

7

K 90

07

200

8


8

K 9007

:2008

(

Ⅰ) JIS の規定

(

Ⅱ)

国 際 規 格

番号

(

Ⅲ)  国際規格の規定

(

Ⅳ)  JIS と国際規格との技術的差異の箇条ご

との評価及びその内容

(

Ⅴ)  JIS と国際規格との技術的

差異の理由及び今後の対策

箇条番号及び名称

内容

箇条番号

内容

箇条ごと 
の評価

技術的差異の内容

9

表示

追加

項目を追加。

規格適合性を評価する関係で必

要な項目を追加。

a)

理由:軽微な技術的差異。箇条 6(品質)の  (Ⅳ)  欄の 1)  ∼3)  は,いずれも一般用途の試薬としては軽微な技術的差異であり,この差が取引上の障害になる可

能性はほとんどない。ISO 規格,JIS とも品質項目の設定・品質水準の設定は,市場での長い使用実績・経験を踏まえたものである。ISO 規格と JIS との質量

分率 ppm∼質量分率 ppt レベルの不純物のごくわずかの差異は,経験上,一般用途の試薬としては実用上差し支えないものと考えられる。

なお,不純物のごくわずかの差異がどのような影響を及ぼすか,あらゆる用途を想定して検証することは現実的ではない。この  (Ⅳ)  の 1)  ∼3)  の品質項目

及び品質水準が不満足な場合は,通常,JIS 試薬,ISO 規格試薬とも対応できない。この場合,対応策としては,目的に合致した高純度試薬など特殊用途の試

薬を使用することになる。

b)

  ISO

試薬規格の状況 : ISO 規格の試薬は,規格の維持管理が行われていない(規格制定後約 20 年経過)

。このため,ISO 規格の内容が現在の市場の要求にこた

えているかどうかの検討が行われていない(JIS との差)

。また,ISO 規格の試薬は,我が国だけでなく,国際市場でも商取引がほとんどなく国際規格としての

存在意義が乏しい。

c)

今後の対策:

a)

及び

b)

の理由から,当面,対策を考慮しない。

JIS

と国際規格との対応の程度の全体評価:ISO 6353-3 : 1987,MOD

被引用法規

作物残留に係る農薬登録保留基準(昭和 48 年環境庁告示第 46 号) 
水質汚濁に係る農薬登録保留基準(平成 5 年環境庁告示第 35 号)

食品・添加物等の規格基準(昭和 34 年厚生省告示第 370 号)

生物学的製剤基準(平成 5 年厚生省告示第 217 号) 
第十五改正日本薬局方(平成 18 年厚生労働省告示第 285 号)

飼料及び飼料添加物の成分規格(昭和 51 年農林省令第 35 号)

普通肥料の公定規格(昭和 61 年農林水産省国第 284 号)  附 2  農業環境技術研究所法

関連する法規

水質汚濁防止法(昭和 45 年  法律第 138 号)−りんの含有量

関連する外国規格

アメリカ  Reagent Chemicals−American Chemical Society Specifications  ACS 10 版 (2006) 
イギリス  British Standards  BS 6376-3 (1989)

韓国  韓国産業規格 (Korean Standards)  KS M 8486 (1998),KS M ISO 6353-3 (2002)

中国  国家標準 (Guojia Biaozhum)  GB/T 1274 (1993),GB/T 6853 (1986)(pH 基準試薬) 
チェコ  Ceskych Technickych Norem(チェコ技術標準)  CN 68-4613 (1978)

フランス  Norme Française(フランス標準)  NF ISO 6353-3 (1988)

8

K 90

07

200

8

8

K 90

07

200

8


9

K 9007

:2008

注記 1  箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。

    −  追加……………… 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。

    −  変更……………… 国際規格の規定内容を変更している。

注記 2  JIS と国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。

    −  MOD……………  国際規格を修正している。

9

K 90

07

200

8

9

K 90

07

200

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