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K 8960:2008

(1)

目  次

ページ

序文

1

1  適用範囲

1

2  引用規格

1

3  一般事項

1

4  種類

1

5  性質

1

5.1  性状

1

5.2  定性方法

2

6  品質

2

7  試験及び検査方法

2

7.1  試験及び検査方法の条件及び結果

2

7.2  純度  [(NH

4

)

2

SO

4

2

7.3  水溶状

2

7.4  強熱残分(硫酸塩)

2

7.5  pH (50 g/l25  ℃)

3

7.6  塩化物  (Cl)

3

7.7  硝酸塩

3

7.8  りん酸塩  (PO

4

)

3

7.9  ナトリウム  (Na)

3

7.10  カリウム  (K)

3

7.11  銅  (Cu)

3

7.12  マグネシウム  (Mg)

4

7.13  カルシウム  (Ca)

4

7.14  鉛  (Pb)

4

7.15  ひ素  (As)

4

7.16  鉄  (Fe)

4

8  容器

4

9  表示

5

附属書 JA(参考)JIS と対応する国際規格との対比表

6


 
K 8960:2008

(2)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,社団法人日本試薬

協会(JRA)及び財団法人日本規格協会 (JSA) から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの

申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。これによ

って,JIS K 8960 : 1996 は改正され,この規格に置き換えられた。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に

抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許

権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は

もたない。


日本工業規格

JIS

 K

8960

:2008

硫酸アンモニウム(試薬)

Ammonium sulfate (Reagent)

(NH

4

)

2

SO

 4

    FW : 132.14

序文

この規格は,1987 年に第 1 版として発行された ISO 6353-3 を基に作成した日本工業規格であるが,対

応国際規格の規定の一部を技術的に変更して作成した日本工業規格である。

なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。

変更の一覧表にその説明を付けて,

附属書 JA に示す。

1

適用範囲

この規格は,試薬として用いる硫酸アンモニウムについて規定する。

注記  この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。

ISO 6353-3 : 1987,Reagents for chemical analysis−Part 3 : Specifications−Second series (MOD)

なお,対応の程度を表す記号(MOD)は,ISO/IEC Guide 21 に基づき,修正していることを示

す。

2

引用規格

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS K 0067  化学製品の減量及び残分試験方法

JIS K 8001  試薬試験方法通則

JIS K 8872  ホルムアルデヒド液(試薬)

JIS K 8951  硫酸(試薬)

JIS P 3801  ろ紙(化学分析用)

3

一般事項

試験及び検査方法の一般的な事項は,JIS K 8001 による。

4

種類

種類は,特級とする。

5

性質

5.1

性状

硫酸アンモニウムは,無色の結晶又は白い塊状で,水に溶けやすく,エタノールにほとんど溶けない。



K 8960:2008

5.2

定性方法

定性方法は,次による。

a)  試料 1 g に水 20 ml を加えて溶かす(A 液)。A 液 5 ml に水酸化ナトリウム溶液  (300 g/l) 1 ml を加え

て加熱するとアンモニアが発生する。

b) A 液 5 ml に塩化バリウム溶液  (100 g/l) 1 ml を加えると白い沈殿が生じる。

6

品質

品質は,箇条 によって試験及び検査したとき,

表 に適合しなければならない。

表 1−品質

項目

規格値

純度 [(NH

4

)

2

SO

4

]

質量分率 %

99.5

以上

水溶状

試験適合

強熱残分(硫酸塩)

質量分率 %

0.01 以下

pH (50 g/l, 25  ℃)

4.8∼6.0

塩化物 (Cl)

質量分率 ppm

5 以下

硝酸塩

試験適合

りん酸塩 (PO

4

)

質量分率 ppm

3 以下

ナトリウム (Na)

質量分率  % 0.005 以下

カリウム (K)

質量分率  % 0.005 以下

銅 (Cu)

質量分率 ppm

2 以下

マグネシウム (Mg)

質量分率 ppm

5 以下

カルシウム (Ca)

質量分率  % 0.001 以下

鉛 (Pb)

質量分率 ppm

2 以下

ひ素 (As)

質量分率 ppm

0.2 以下

鉄 (Fe)

質量分率 ppm

5 以下

7

試験及び検査方法

7.1

試験及び検査方法の条件及び結果

試験及び検査方法の環境は,JIS K 8001 の 3.7(試験操作など)(1)(試験の環境)による。湿度管理は,

必要に応じて実施する。また,

表 で規定する各品質項目は,次の各試験及び検査方法によって行う。得

られる測定値の計算方法及び規格値に対する判定は,JIS K 8001 の 3.5(測定値)によって行い,これに適

合しなければならない。

7.2

純度 [(NH

4

)

2

SO

4

]

JIS K  8872 に規定するホルムアルデヒド液 25 ml に水 50 ml を加え,フェノールフタレイン溶液を指示

薬として 0.1 mol/l 水酸化ナトリウム溶液で中和した後,0.1 mg のけたまではかりとった試料 1.6 g を加え

て溶かす。

次に,

ビュレットを用いて 1 mol/l 水酸化ナトリウム溶液 20 ml を加えて 1 時間放置した後,

1 mol/l

水酸化ナトリウム溶液で滴定を続ける。終点は,液の色が無色から紅色に変わる点とする。この場合は,1

mol/l 水酸化ナトリウム溶液 1 ml は,0.066 07 g (NH

4

)

2

SO

4

に相当する。

7.3

水溶状

水溶状は,JIS K 8001 の 5.2(溶状)による。この場合,試料は 2 g を用い,濁りの程度の適合限度標準

は  (a)(澄明)を用いる。

7.4

強熱残分(硫酸塩)

強熱残分は,JIS K 0067 の 4.4.4(操作)(4)(第 4 法  硫酸塩として強熱する方法)による。この場合,


3

K 8960:2008

試料 10 g 及び JIS K 8951 に規定する硫酸 0.5 ml を用いる。

7.5

pH (50 g/l25  ℃)

溶液の調製及び操作は,次による。

a)  試料溶液  試料 5.0 g を二酸化炭素を含まない水に溶かして 100 ml にする。 
b)  操作  JIS K 8001 の 5.5 (pH) (2)(操作)による。 
7.6

塩化物 (Cl)

溶液の調製及び操作は,次による。

a)  試料側溶液  試料 4.0 g に水を加えて溶かし 20 ml にする。 
b)  標準側溶液  塩化物標準液  (Cl : 0.01 mg/ml) 2.0 ml に水を加えて 20 ml にする。 
c)  操作  JIS K 8001 の 5.7[塩化物 (Cl)](1)(比濁法)による。 
7.7

硝酸塩

溶液の調製及び操作は,次による。

a)  試料溶液  試料 3.0 g に水を加えて溶かし 10 ml にする。 
b)  操作  JIS K 8001 の 5.10[硝酸塩 (NO

3

)](1)(インジゴカルミン法)による。この場合,インジゴカ

ルミン溶液  (1.8 g/l) 0.10 ml を用いる。NO

3

として質量分率約 0.003 %以下である。

7.8

りん酸塩  (PO

4

)

溶液の調製及び操作は,次による。

a)  試料側溶液  試料 3.0 g を白金皿にとり,水 10 ml 及び炭酸ナトリウム溶液 (100 g/l) 2 ml を加え,水

浴上で蒸発乾固する。これを加熱板上で徐々に加熱し,更に強熱した後,放冷し,水 5 ml 及び塩酸 (2

+1) 2 ml を加え水浴上で蒸発乾固した後,水 10 ml を加えて溶かす。必要ならば JIS P 3801 に規定す

るろ紙(5 種 C)を用いてろ過し,少量の水でろ紙を洗い,ろ液及び洗液に水を加えて 20 ml にする。

b)  標準側溶液  りん酸塩標準液 (PO

4

 : 0.01 mg/ml) 0.90 ml に炭酸ナトリウム溶液  (100 g/l) 2 ml 及び塩酸

(2+1) 2 ml を加え,水浴上で蒸発乾固した後,水を加えて 20 ml にする。

c)  操作  JIS K 8001 の 5.13[りん酸塩 (PO

4

)](1)(比色法)による。

7.9

ナトリウム  (Na)

溶液の調製及び操作は,次による。

a)  試料側溶液  試料 2.0 g に塩酸 (2+1) 1 ml 及び水を加えて溶かし 100 ml にする(X 液)(X 液は,7.10

にも用いる。

b)  標準側溶液  試料 2.0 g に塩酸 (2+1) 1 ml,ナトリウム標準液  (Na : 0.1 mg/ml) 1.0 ml,カリウム標準

液  (K : 0.1 mg/ml) 1.0 ml 及び水を加えて溶かし 100 ml にする(Y 液)

(Y 液は,7.10 にも用いる。

c)  操作  JIS K 8001 の 5.31(原子吸光法)(1)(直接噴霧法)(d)(操作)による。 
7.10  カリウム  (K)

溶液の調製及び操作は,次による。

a)  試料側溶液  7.9 の X 液を用いる。 
b)  標準側溶液  7.9 の Y 液を用いる。 
c)  操作  JIS K 8001 の 5.31 (1) (d)による。 
7.11  銅  (Cu)

溶液の調製及び操作は,次による。

a)  試料側溶液  試料 10 g に塩酸 (2+1) 1 ml 及び水を加えて溶かし 80 ml にする。 
b)  標準側溶液  試料 10 g に銅標準液  (Cu : 0.01 mg/ml) 2.0 ml,鉛標準液  (Pb : 0.01 mg/ml) 2.0 ml,鉄標準



K 8960:2008

液  (Fe : 0.01 mg/ml) 5.0 ml,塩酸 (2+1) 1 ml 及び水を加えて溶かし 80 ml にする。

c)  空試験用溶液  塩酸 (2+1) 1 ml に水を加えて 5 ml にする。 
d)  操作  JIS K 8001 の 5.31 (2)(抽出液噴霧法)(d)(操作)による(操作の途中で得られる X 液,Y 液

及び Z 液は 7.14 及び 7.16 にも用いる。

7.12  マグネシウム  (Mg)

溶液の調製及び操作は,次による。

a)  試料側溶液  試料 2.0 g に塩酸 (2+1) 1 ml 及び水を加えて溶かし 100 ml にする(X 液)(X 液は,7.13

にも用いる。

b)  標準側溶液  試料 2.0 g に塩酸 (2+1) 1 ml,マグネシウム標準液  (Mg : 0.01 mg/ml) 1.0 ml,カルシウム

標準液  (Ca : 0.01 mg/ml) 2.0 ml 及び水を加えて溶かし 100 ml にする(Y液)

(Y液は,7.13 にも用い

る。

c)  操作  JIS K 8001 の 5.31 (1) (d)による。 
7.13  カルシウム  (Ca)

溶液の調製及び操作は,次による。

a)  試料側溶液  7.12 の X 液を用いる。 
b)  標準側溶液  7.12 の Y 液を用いる。 
c)  操作  JIS K 8001 の 5.31 (1) (d)による。 
7.14  鉛  (Pb)

溶液の調製及び操作は,次による。

a)  試料側溶液  7.11 の X 液を用いる。 
b)  標準側溶液  7.11 の Y 液を用いる。 
c)  空試験用溶液  7.11 の Z 液を用いる。 
d)  操作  JIS K 8001 の 5.31 (2) (d)  ③による。 
7.15  ひ素  (As)

溶液の調製及び操作は,次による。

a)  試料側溶液  試料 3.0 g を水素化ひ素発生瓶 100 ml に入れ,水を加えて溶かし 20 ml にする。 
b)  標準側溶液  ひ素標準液  (As : 0.001 mg/ml) 0.60 ml を水素化ひ素発生瓶 100 ml に入れ,水を加えて

20 ml にする。

c)  操作  JIS K 8001 の 5.19[ひ素 (As)](3)[N,N-ジエチルジチオカルバミド酸銀法(AgDDTC 法)]に

よる。

7.16  鉄  (Fe)

溶液の調製及び操作は,次による。

a)  試料側溶液  7.11 の X 液を用いる。 
b)  標準側溶液  7.11 の Y 液を用いる。 
c)  空試験用溶液  7.11 の Z 液を用いる。 
d)  操作  JIS K 8001 の 5.31 (2) (d)  ③による。

8

容器

容器は,気密容器とする。


5

K 8960:2008

9

表示

容器には,次の事項を表示する。

a)  名称  “硫酸アンモニウム”及び“試薬”の文字

b)  種類

c)  化学式及び式量

d)  純度

e)  内容量

f)  製造番号

g)  製造業者名又はその略号



K 8960:2008

附属書 JA

参考)

JIS と対応する国際規格との対比表

JIS K 8960 : 2008  硫酸アンモニウム(試薬)

ISO 6353-3 : 1987,Reagents for chemical analysis−Part 3 : Specifications−Second 
series

 
(Ⅰ) JIS の規定

(Ⅲ)  国際規格の規定

(Ⅳ)  JIS と国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容

箇条番号及び名称

内容

( Ⅱ ) 国 際 規
格番号

箇条番号

内容

箇 条 ご と
の評価

技術的差異の内容

(Ⅴ)  JIS と国際規格との技術的
差異の理由及び今後の対策

1  適用範囲

試薬として用いる
硫酸アンモニウム
について規定。

 1

化学分析用試
薬 57 品目の
仕様について
規定。

変更

JIS は 1 品目 1 規格。

試薬の規格使用者が各規格を多
く引用しやすくするために 1 品
目 1 規格としている。

なお,対応国際規格は 20 年以

上見直しが行われていないため
市場の実態に合わない。国際規
格の改正提案を検討する予定。

2  引用規格

 
 

3  一般事項

JIS K 8001 に よ
る。

追加

項目を追加。 

編集上の差異であり,技術的な
差異はない。

4  種類 

追加

種類の項目を追加。

JIS は種類として“特級”だけな
ので,ISO 規格と技術的な差異

はない。

5  性質 

追加

性質の項目を追加。

一般的な説明事項であり,技術

的差異はない。

6  品質

R

45.1

 変更 1)

品質に差異のある項目:

純度及びりん酸塩。

2)  追加した項目:水溶状,

硝酸塩,ナトリウム,カ

リウム,マグネシウム及
びカルシウム。

3)  ISO 規格の重金属を JIS

は鉛及び銅に変更。

ISO 規格は,長期間内容の見直
しが行われず,国際市場で ISO
規格品が用いられることはほと
んどない。また,技術的差異も

軽微

abc)

である。

6

K 896

0

2

008

6

K 896

0

20
0

8


7

K 8960:2008

(Ⅰ) JIS の規定

(Ⅲ)  国際規格の規定

(Ⅳ)  JIS と国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容

箇条番号及び名称

内容

( Ⅱ ) 国 際 規
格番号

箇条番号

内容

箇 条 ご と
の評価

技術的差異の内容

(Ⅴ)  JIS と国際規格との技術的
差異の理由及び今後の対策 

R

45.2

試験溶液 

変更

JIS は,該当項目ごとに規定。 編集上の差異であり,技術的な

差異は軽微。

7  試験及び検査方法
7.1 試験及び検査方
法の条件及び結果

R

45.3

追加

項目を追加。

一般的な試験及び検査方法の条

件 及 び 結 果 に 関 す る 事 項 で あ
り,技術的な差異はない。

7.2  純度 [(NH

4

)

2

SO

4

] 滴定法   R

45.3.1

滴定法

変更

試料の量,操作法などを変更。 技術的な差異は軽微であり,対

策は考慮しない。

7.3  水溶状

追加

項目を追加。

品質確保のために必要。 
ISO 規格の見直し時に,改正提
案の検討を行う予定。

7.4 強熱残分(硫酸
塩)

硫酸塩として強熱

する方法。

 R

45.3.2

硫酸塩として

強 熱 す る 方
法。

変更 1)

強熱温度などを変更。

2)  JIS K 0067 の 4.4.4 を引

用。

技術的な差異は軽微であり,対

策は考慮しない。

7.5  pH (50 g/l, 25  ℃)

溶液濃度は g/l で

規定。

 R

45.3.3

溶液濃度は質

量分率%で規
定。

変更 1)

ISO 規格は溶液濃度を質
量分率%で規定,JIS は溶
液濃度を g/l で規定。

2)  JIS K 8001 の 5.5 を引用。

JIS は操作性から溶液濃度を g/l
で規定。ISO 規格の見直し時に,
改正提案の検討を行う予定。

7.6  塩化物 (Cl)

比濁法   R

45.3.4

比濁法

変更 1)

試料の量,試薬溶液の濃
度を変更。

2)  JIS K 8001 の 5.7 を引用。

技術的な差異は軽微であり,対
策は考慮しない。

7.7  硝酸塩

インジゴカルミン

追加

項目を追加。

品質確保のために必要。 
ISO 規格の見直し時に,改正提
案の検討を行う予定。

7.8  りん酸塩 (PO

4

)

比色法   R

45.3.5

比色法

変更 1)

試料の量,操作法などを

変更。

2)  JIS K 8001 の 5.13 を引

用。

技術的な差異は軽微であり,対

策は考慮しない。

7

K 896

0

2

008

7

K 896

0

20
0

8



K 8960:2008

(Ⅰ) JIS の規定

(Ⅲ)  国際規格の規定

(Ⅳ)  JIS と国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容

箇条番号及び名称

内容

(Ⅱ)  国際規
格番号

箇条番号

内容

箇 条 ご と
の評価

技術的差異の内容

(Ⅴ)  JIS と国際規格との技術的
差異の理由及び今後の対策

7.9  ナトリウム (Na)

原子吸光法(直接

噴霧法)

追加

項目を追加。

7.10  カリウム (K)

原子吸光法(直接
噴霧法)

追加

項目を追加

品質確保のために必要。 
ISO 規格の見直し時に,改正提
案の検討を行う予定。

7.11  銅 (Cu)

原子吸光法(抽出

液噴霧法)

 R

45.3.8

重金属(Pb と

して)

変更 1)

ISO 規格は比濁法,JIS
は原子吸光法に変更。

2)  JIS K 8001 の 5.31 を引

用。

使用者により具体的な情報を提

供するために JIS として必要。
ISO 規格の見直し時に,追加提
案の検討を行う予定。

7.12  マ グ ネ シ ウ ム
(Mg)

原子吸光法(直接
噴霧法)

追加

項目を追加。

7.13  カルシウム (Ca)

原子吸光法(直接
噴霧法)

追加

項目を追加。

品質確保のために必要。 
ISO 規格の見直し時に,改正提
案の検討を行う予定。

7.14  鉛 (Pb)

原子吸光法(抽出
液噴霧法)

 R

45.3.8

重金属(Pb と
して)

変更 1)

ISO 規格は比濁法,JIS
は原子吸光法。

2)  JIS K 8001 の 5.31 を引

用。

使用者により具体的な情報を提
供するために JIS として必要。
ISO 規格の見直し時に,追加提
案の検討を行う予定。

7.15  ひ素 (As)

AgDDTC 法

R

45.3.6

AgDDTC 法

変更 1)

試料の量,試薬溶液の濃
度などを変更。

2)  JIS K 8001 の 5.19 を引

用。

7.16  鉄 (Fe)

原子吸光法(抽出
液噴霧法)

 R

45.3.7

原 子 吸 光 法
( 直 接 噴 霧
法)

変更 
 

1)  試 料 の 前 処 理 な ど を 変

更。

2)  JIS K 8001 の 5.31 を引

用。

技術的な差異は軽微であり,対
策は考慮しない。

8  容器

追加

項目を追加。

9  表示

追加

項目を追加。

規格適合性を評価する関係で必
要な項目を追加。

8

K 896

0

2

008

8

K 896

0

2

008


9

K 8960:2008

a)

  理由:軽微な技術的差異。箇条 6(品質)の  (Ⅳ)  欄の 1)  ∼3)  は,いずれも一般用途の試薬としては軽微な技術的差異であり,この差が取引上の障害になる可

能性はほとんどない。ISO 規格,JIS とも品質項目の設定・品質水準の設定は,市場での長い使用実績・経験を踏まえたものである。ISO 規格と JIS との質量分
率 ppm∼質量分率 ppt レベルの不純物のごくわずかの差異は,経験上,一般用途の試薬としては実用上差し支えないものと考えられる。

なお,不純物のごくわずかの差異がどのような影響を及ぼすか,あらゆる用途を想定して検証することは現実的ではない。この  (Ⅳ)  欄の 1)  ∼3)  の品質項目

及び品質水準が不満足な場合は,通常,JIS 試薬,ISO 規格試薬とも対応できない。この場合,対応策としては,目的に合致した高純度試薬など特殊用途の試薬
を使用することになる。

b)

  ISO 試薬規格の状況:ISO 規格の試薬は,規格の維持管理が行われていない(規格制定後約 20 年経過)。このため,ISO 規格の内容が現在の市場の要求にこたえ

ているかどうかの検討が行われていない(JIS との差)。また,ISO 規格の試薬は,我が国だけではなく,国際市場でも商取引がほとんどなく国際規格としての
存在意義が乏しい。

c)

  今後の対策:注

a)

及び

b)

の理由から,当面,対策を考慮しない。

JIS と国際規格との対応の程度の全体評価:ISO 6353-3 : 1987,MOD

被引用法規 

医薬品等に使用することができるタール色素(昭和 41 年厚生省令第 30 号) 
生物学的製剤基準(平成 5 年厚生省告示第 217 号)

第十五改正日本薬局方(平成 18 年厚生労働省告示第 285 号) 
飼料及び飼料添加物の成分規格(昭和 51 年農林省令第 35 号) 
普通肥料の公定規格(昭和 61 年農林水産省告示第 284 号)  附 2  農業環境技術研究所法

関連する外国規格

アメリカ Reagent Chemicals−American Chemical Society Specifications  ACS 10  版 (2006) 
イギリス British Standards  BS 6376-3 (1989)

韓国

韓国産業規格 (Korean Standards)  KS M 8231 (1996)  KS M ISO 6353-3 (2002)

中国

国家標準 (Guojia Biaozhum)  GB/T 1396 (1993)

チェコ

Ceskych Technickych Norem(チェコ技術標準)  CN 68-5351 (1976)

フランス Norme Française(フランス標準)  NF ISO 6353-3 (1988) 
ロシア Gosdarstvennye

Standarty(国家標準)  GOST 3769 (1978) 

注記 1  箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。

    −  追加………………国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。 
    −  変更………………国際規格の規定内容を変更している。

注記 2  JIS と国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。

    −  MOD……………  国際規格を修正している。

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