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K 8574

:2006

(1)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,社団法人日本試薬

協会(JRA)/財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申出

があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。

これによって,JIS K 8574:1994 は改正され,この規格に置き換えられる。

改正に当たっては,日本工業規格と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格の作成及び日

本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO 6353-2:1983,Reagents for chemical

analysis−Part 2: Specifications−First series を基礎として用いた。

この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の

実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会

は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新

案登録出願にかかわる確認について,責任をもたない。

JIS K 8574

には,次に示す附属書がある。

附属書(参考)JIS と対応する国際規格との対比表


K 8574

:2006

目  次

ページ

序文  

1

1.

  適用範囲  

1

2.

  引用規格  

1

3.

  一般事項  

1

4.

  種類  

1

5.

  性質  

1

5.1

  性状  

1

5.2

  定性方法  

1

6.

  品質  

2

7.

  試験方法  

2

6.1

  純度(KOH)及び炭酸カリウム(K

2

CO

3

  

2

6.2

  水溶状  

3

6.3

  塩化物(Cl  

3

6.4

  りん酸塩(PO

4

  

3

6.5

  けい酸塩(SiO

2

として)  

3

6.6

  硫酸塩(SO

4

  

3

6.7

  窒素化合物(として)  

3

6.8

  ナトリウム(Na  

4

6.9

  マグネシウム(Mg  

4

6.10

  カルシウム(Ca)  

4

6.11

  亜鉛(Zn  

5

6.12

  アルミニウム(Al  

5

6.13

  鉛(Pb  

5

6.14

  鉄(Fe  

5

6.15

  ニッケル(Ni  

6

7.

  容器  

6

8.

  表示  

6

9.

  取扱い上の注意事項  

6

附属書(参考)JIS と対応する国際規格との対比表  

7

 


日本工業規格

JIS

 K

8574

:2006

水酸化カリウム(試薬)

Potassium hydroxide

KOH    FW : 56.11

序文  この規格は,1983 年に第 1 版として発行された ISO 6353-2,Reagents for chemical analysis−Part2:

Specifications−First series を翻訳し,技術的内容を変更して作成した日本工業規格である。

なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,原国際規格を変更している事項である。変

更の一覧表をその説明を付けて,

附属書(参考)に示す。

1. 

適用範囲  この規格は,試薬として用いる水酸化カリウムについて規定する。

備考  この規格の対応国際規格を,次に示す。

なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21 に基づき,IDT(一致している)

,MOD

(修正している)

,NEQ(同等でない)とする。

ISO 6353-2:1983

,Reagents for chemical analysis−Part 2: Specifications−First series(MOD)

2. 

引用規格  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS K 0116

  発光分光分析通則

JIS K 0970

  プッシュボタン式液体用微量体積計

JIS K 8001

  試薬試験方法通則

JIS K 9901

  高純度試薬―硝酸

3. 

一般事項  試験方法の一般的な事項は,JIS K 8001 による。

4. 

種類  種類は,特級とする。

5. 

性質

5.1 

性状  水酸化カリウムは,白い粒状で,潮解性があり,二酸化炭素を吸収する。水に極めて溶けや

すく,エタノールに溶けやすい。

5.2 

定性方法

a) 

試料 2 g に水 20 ml を加えて溶かす(A 液)

。A 液 10 ml に酒石酸溶液(100 g/l)20 ml を加えると白い

結晶性沈殿が生じる。

b)  A

液を用いて JIS K 8001 の 5.29(炎色試験)

1)によると,紫が現れる。


2

K 8574

:2006

6. 

品質  品質は,7.によって試験したとき,表 に適合しなければならない。

  1  品質

項目

規格値

純度(KOH) 
炭酸カリウム(K

2

CO

3

)

水溶状 
塩化物(Cl) 
りん酸塩(PO

4

)

けい酸塩(SiO

2

として)

硫酸塩(SO

4

)

窒素化合物(N として)

ナトリウム(Na) 
マグネシウム(Mg) 
カルシウム(Ca)

亜鉛(Zn) 
アルミニウム(Al) 
鉛(Pb)

鉄(Fe) 
ニッケル(Ni)

質量分率% 
質量分率% 
 
質量分率% 
質量分率 ppm

質量分率% 
質量分率% 
質量分率%

質量分率% 
質量分率 ppm
質量分率%

質量分率% 
質量分率% 
質量分率 ppm

質量分率 ppm
質量分率%

    85.0  以上 
   1.0 以下 
      試験適合 
   0.002 以下 
      5  以下 
   0.002 以下 
   0.002 以下 
   0.001 以下 
   0.5 以下 
      5  以下 
   0.001 以下 
   0.001 以下 
   0.001 以下 
      5  以下 
      5  以下 
   0.001 以下

7. 

試験方法  試験方法は,次による。また,試験溶液の調製は,試料 40 g をポリエチレン製ビーカー200

ml にとり,水 100 ml を加えて溶かす。それを冷却し水を加えて全量を 200 ml とし,すみやかにポリエチ

レン製瓶に移す(B 液)

警告  このとき発熱し皮膚や粘膜をおかす刺激性の強いミストが発生するので,これを吸入しないよ

うに,ドラフト内で作業を行う。

7.1 

純度(KOH)及び炭酸カリウム(K

2

CO

3

7.1.1 

純度(KOH)  操作及び計算は,次による。

a) 

操作  試料 2.0 g を 0.1 mg のけたまではかり,共通すり合わせ三角フラスコ 200 ml にとる。

これに二酸化炭素を含まない水 50 ml を加えて,溶かした後,塩化バリウム溶液(100 g/l)10 ml を

加える。栓をして 5 分間放置後,フェノールフタレイン溶液 3 滴を加え,1 mol/l 塩酸で滴定する。液

の色がうすい紅色から無色になるときを終点とする。

引き続いて 7.1.2 の a)の操作を行う。

b) 

計算

100

11

056

.

0

1

×

×

×

=

m

f

V

A

ここに,

A

純度(KOH)

(%)

m

はかりとった試料の質量(g)

f

1 mol/l  塩酸のファクター

V

1

フェノールフタレイン溶液を加えたときの 1 mol/l 
塩酸の滴定量(ml)

0.056 11: 1 mol/l  塩酸 1 ml  の KOH 相当質量(g)

7.1.2 

炭酸カリウム(K

2

CO

3

)  操作及び計算は,次による。


3

K 8574

:2006

a) 

操作  次に,ブロモフェノールブルー溶液 2 滴を加え,1 mol/l 塩酸で滴定する。終点は,液の色が青

紫から青みの緑になる点とする。

b) 

計算

100

11

069

.

0

2

×

×

×

=

m

f

V

B

ここに,

B

炭酸カリウム(K

2

CO

3

(%)

m

はかりとった試料の質量(g)

f

1 mol/l  塩酸のファクター

V

2

ブロモフェノールブルー溶液を加えたときの 1 
mol/l  塩酸の滴定量(ml)

0.069 11: 1 mol/l  塩酸 1 ml  の K

2

CO

3

相当質量(g)

7.2 

水溶状  JIS K 8001 の 5.2(溶状)による。この場合,試料は 2 g,濁りの程度の適合限度標準は“澄

明”を用いる。

7.3 

塩化物(Cl)  溶液の調製及び操作は,次による。

a) 

試料側溶液  B 液 5.0 ml(試料量 1 g)に硝酸(1+2)10 ml を加え,更に水を加えて 25 ml にする。

b) 

標準側溶液  塩化物標準液(Cl:0.01 mg/ml)2.0 ml に硝酸(1+2)10 ml を加え,更に水を加えて 25

ml にする。

c)

操作  JIS K 8001 の 5.7[塩化物(Cl)](1)(比濁法)による。

7.4 

りん酸塩(PO

4

)  溶液の調製及び操作は,次による。

a) 

試料側溶液  B 液 10 ml(試料量 2 g)に塩酸(2+1)8 ml を加え,水浴上で蒸発乾固し,水を加えて

20 ml にする。

b) 

標準側溶液  りん酸塩標準液(PO

4

:0.01 mg/ml)1.0 ml  に塩酸(2+1)8 ml  を加え,水浴上で蒸発

乾固し,水を加えて 20 ml にする。

c) 

操作  JIS K 8001 の 5.13[りん酸塩(PO

4

)](1)(比色法)による。

7.5 

けい酸塩(SiO

2

として)  溶液の調製及び操作は,次による。

a) 

試料側溶液  B 液 5.0 ml(試料量 1 g)をポリエチレン製ビーカー100 ml にとり,塩酸(2+1)2 ml

を加え,更に,水を加えて 20 ml にする。

b) 

標準側溶液  塩酸(2+1)2 ml をポリエチレン製ビーカー100 ml にとり水浴上で蒸発乾固する。

けい酸塩標準液(SiO

2

:0.01 mg/ml)2.0 ml  を加え,更に水を加えて 20 ml にする。

c) 

操作  JIS K 8001 の 5.14[けい酸塩(SiO

2

)](1)(比色法)による。

7.6 

硫酸塩(SO

4

)  溶液の調製及び操作は,次による。

a) 

試料側溶液  B 液 10 ml(試料量 2 g)に塩酸(2+1)5 ml を加え,水浴上で蒸発乾固し,水を加えて

20 ml にする。

b) 

標準側溶液  硫酸塩標準液(SO

4

:0.01 mg/ml)4.0 ml に塩酸(2+1)5 ml を加え,水浴上で蒸発乾固

し,水を加えて 20 ml にする。

c) 

操作  JIS K 8001 の 5.15[硫酸塩(SO

4

)](1)(比濁法)による。

7.7 

窒素化合物(として)  溶液の調製及び操作は,次による。

a) 

試料側溶液  B 液 5 ml(試料量 1 g)に水を加えて 140 ml にする。

b) 

標準側溶液  窒素標準液(N:0.01 mg/ml)1.0 ml に水を加えて 140 ml にする。


4

K 8574

:2006

c) 

操作  JIS K 8001 の 5.12[窒素化合物(N として)](4)(蒸留−インドフェノール青法)による。

7.8 

ナトリウム(Na)  溶液の調製及び操作は,次による。

a) 

試料側溶液  B 液 5.0 ml(試料量 1 g)をポリエチレン製全量フラスコ 100 ml にとり,水を標線まで

加える(C 液)

。C 液 2 ml(試料量 0.2 g)をポリエチレン製全量フラスコ 100 ml にとり,水を標線ま

で加える(X 液)

b) 

標準側溶液  S 液 2 ml をポリエチレン製全量フラスコ 100 ml にとり,ナトリウム標準液(Na:0.1

mg/ml)1.0 ml を加え,更に,水を標線まで加える(Y 液)。

c) 

操作  JIS K 8001 の 5.31(原子吸光法)(1)(直接噴霧法)(d)による。

7.9 

マグネシウム(Mg)  溶液の調製及び操作は,次による。

a) 

試料側溶液  B 液 10 ml(試料量 2 g)をポリエチレン製全量フラスコ 100 ml にとり,硝酸(

1

)(2+1)

8 ml を徐々に加え,更に,水を標線まで加える(X 液)。

(

1

)  JIS K 9901

に規定するもの又はこれと同等の品位のものを用いる。

b) 

標準側溶液  3 個のポリエチレン製全量フラスコ 100 ml に B 液 10 ml 及び硝酸(

1

)(2+1)8 ml を加え,

表 に示す標準液(0.1 mg/ml)をとり(

2

),更に水を標線まで加える(Y1 液,Y2 液,Y3 液)。

(

2

標準液の採取には,JIS K 0970 に規定するプッシュボタン式液体用微量体積計を用いる。

  2  採取する標準液の量

標準液

mg/ml

採取量

μl

Y1 Y2 Y3

マグネシウム標準液(Mg) 0.1

50  100  200

カルシウム標準液(Ca) 0.1

100

200

400

亜鉛標準液(Zn) 0.1

100

200

400

アルミニウム標準液(Al) 0.1

100 200 400

鉛標準液(Pb)

0.1

 50

100

200

鉄標準液(Fe) 0.1

50

100

200

ニッケル標準液(Ni) 0.1 100

200

400

c) 

空試験溶液  ポリエチレン製全量フラスコ 100 ml に水 30 ml 及び硝酸(

1

)(2+1)8 ml をとり,水を標

線まで加える(Z 液)

d) 

操作  試験方法は,次のいずれかによる。

1)

誘導結合プラズマ発光分光分析法(以下,ICP 法という。)  ICP 発光分光分析装置を用い,JIS K 0116

の 5.8.3(定量法)(2

(標準添加法)による。測定波長は,279.553 nm を用いる。

2)

原子吸光法  JIS K 8001 の 5.311)(d)による。

7.10 

カルシウム(Ca)  溶液の調製及び操作は,次による。

a) 

試料側溶液  7.9 の X 液を用いる。

b) 

標準側溶液  7.9 の Y1 液,Y2 液,Y3 液を用いる。

c) 

空試験溶液  7.9 の Z 液を用いる。


5

K 8574

:2006

d) 

操作  試験方法は,次のいずれかによる。

1)  ICP

法  ICP 発光分光分析装置を用い,JIS K 0116 の 5.8.32)による。測定波長は 396.847 nm を

用いる。

2)

原子吸光法  JIS K 8001 の 5.311)(d)による。

7.11 

亜鉛(Zn)  溶液の調製及び操作は,次による。

a) 

試料側溶液  7.9 の X 液を用いる。

b) 

標準側溶液  7.9 の Y1 液,Y2 液,Y3 液を用いる。

c) 

空試験溶液  7.9 の Z 液を用いる。

d) 

操作  試験方法は,次のいずれかによる。

1)  ICP

法  ICP 発光分光分析装置を用い,JIS K 0116 の 5.8.32)による。測定波長は 213.857 nm を

用いる。

2)

原子吸光法  JIS K 8001 の 5.312)(抽出噴霧法)(d)による。

7.12 

アルミニウム(Al)  溶液の調製及び操作は,次による。

a) 

試料側溶液  7.9 の X 液を用いる。

b) 

標準側溶液  7.9 の Y1 液,Y2 液,Y3 液を用いる。

c) 

空試験溶液  7.9 の Z 液を用いる。

d) 

操作  ICP 発光分光分析装置を用い,JIS K 0116 の 5.8.32)による。測定波長は 396.152 nm を用い

る。

7.13 

鉛(Pb)  試験方法は,次のいずれかによる。

a) ICP

法  溶液の調製及び操作は,次による。

1)

試料側溶液  7.9 の X 液を用いる。

2)

標準側溶液  7.9 の Y1 液,Y2 液,Y3 液を用いる。

3)

空試験溶液  7.9 の Z 液を用いる。

4)

操作  ICP 発光分光分析装置を用い,JIS K 0116 の 5.8.32)による。測定波長は 220.353 nm を用

いる。

b) 

原子吸光法  溶液の調製及び操作は,次による。

1)

試料側溶液  B 液 20 ml(試料量 4 g)をとり,塩酸(2+1)9 ml を徐々に加え,水を加えて 80 ml

にする。

2)

標準側溶液  B 液 20 ml をとり,塩酸(2+1)9 ml を徐々に加え,鉛(Pb)標準液(0.01 mg/ml)2.0

ml を加え,更に,水を加えて 80 ml にする。

3)

空試験溶液  塩酸(2+1)8 ml を水浴上で蒸発乾固させ,塩酸(2+1)1 ml 及び水を加えて 5 ml

にする。

4) 

操作  JIS K 8001 の 5.312)(d)による。

7.14 

鉄(Fe)  試験方法は,次のいずれかによる。

a) ICP

法  溶液の調製及び操作は,次による。

1)

試料側溶液  7.9 の X 液を用いる。

2)

標準側溶液  7.9 の Y1 液,Y2 液,Y3 液を用いる。

3)

空試験溶液  7.9 の Z 液を用いる。

4)

操作  ICP 発光分光分析装置を用い,JIS K 0116 の 5.8.32)による。測定波長は 238.204 nm を用

いる。


6

K 8574

:2006

b) 1

10-フェナントロリン法  溶液の調製及び操作は,次による。

1)

試料側溶液  A 液 10 ml(試料量 2 g)を塩酸(2+1)で中和した後,塩酸(2+1)1 ml を加え,更に,

水を加えて 15 ml にする。

2)

標準側溶液  鉄標準液(Fe:0.01 mg /ml)1.0 ml に塩酸(2+1)1 ml 及び水を加えて 15 ml にする。

3)

操作  JIS K 8001 の 5.22[鉄(Fe)](2)(1,10-フェナントロリン法)による。

7.15 

ニッケル(Ni)  溶液の調製及び操作は,次による。

a) 

試料側溶液  7.9 の X 液を用いる。

b) 

標準側溶液  7.9 の Y1 液,Y2 液,Y3 液を用いる。

c) 

空試験溶液  7.9 の Z 液を用いる。

d) 

操作  操作は,次のいずれかによる。

1)  ICP

法  ICP 発光分光分析装置を用い,JIS K 0116 の 5.8.32)による。測定波長は 216.555 nm を

用いる。

2)

原子吸光法  JIS K 8001 の 5.311)(d)による。

8. 

容器  ポリエチレン製容器又は水酸化カリウムに侵されず,品質を損なわない気密容器とする。

9. 

表示  容器には,次の事項を表示する。

a) 

名称  “水酸化カリウム”及び“試薬”の文字

b)

種類

c)

化学式及び式量

d)

純度

e)

内容量

f)

製造番号

g)

製造年月又はその略号

h)

製造業者名又はその略号

10. 

取扱い上の注意事項  水酸化カリウムは,腐食性があるので,目,粘膜及び皮膚に付着しないように

する。


7

K 8574

:2006

附属書(参考)JIS と対応する国際規格との対比表

JIS K 8574

:2006  水酸化カリウム(試薬)

ISO 6353-2

:1983,化学分析用試薬  第 2 部:仕様−第 1 シリーズ

(Ⅰ) JIS の規定

(Ⅱ)  国際
規格番号

(Ⅲ)  国際規格の規定

(Ⅳ)  JIS と国際規格との技術的差異
の項目ごとの評価及びその内容

  表示箇所:本体 
  表示方法:側線又は点線の下線

(Ⅴ)  JIS と国際規格との技術的差異の理由
及び今後の対策

項目

番号

内容

項目

番号

内容

項 目 ご と

の評価

技術的差異の内容

1.適用範

試薬として用いる水酸化カ

リウムについて規定。

ISO 

6353-2 

1

化学分析用試薬 40 品

目について規定。

MOD/変更

JIS

は,1 品目 1 規格。 試薬の規格は,各規格に引用されやすい

ように,1 品目 1 規格としている。

MOD/追加

JIS

は,仕様と試験方

法以外の項目も規定。

製品規格として必要な項目を追加。

2.引用規

JIS K 8001 

 1 ISO 6353-1 

MOD/変更

JIS

か ら の 引 用 事 項

は,対応 ISO 規格の該

当 事項と 同等で はな
い。

JIS K 0116

JIS K 0970

JIS K 9901 

− MOD/追加

試験方法の追加・変更などによる。

3.一般事

JIS K 8001

による。

1

− MOD/追加

項目を追加。

技術的な差異は軽微

4 種類

特級

− MOD/追加

項目を追加。

種類として”特級”だけなので,ISO 規格
と同様に,実質的に種類区分はない。

5.性質

性状及び定性方法を説明。

− MOD/追加

項目を追加。

一般的な説明事項であり,技術的差異は
ない。 

7

K 8574


20
06

7

K 8574


20
06


8

K 8574

:2006

(Ⅰ) JIS の規定

(Ⅱ)  国際
規格番号

(Ⅲ)  国際規格の規定

(Ⅳ)  JIS と国際規格との技術的差異
の項目ごとの評価及びその内容

  表示箇所:本体 
  表示方法:側線又は点線の下線

(Ⅴ)  JIS と国際規格との技術的差異の理由
及び今後の対策

項目 
番号

内容

項目 
番号

内容

項 目 ご と
の評価

技術的差異の内容

6.品質

純度,窒素酸化物,ナトリ

ウム,マグネシウム,亜鉛
及びニッケルの規格値

 R24.1

JIS

と同じ。 IDT

ISO

規格は,長期間内容の見直しが行わ

れず国際市場で ISO 規格が用いられる
ことはほとんどない。 
また,技術的差異も軽微である。

ISO

規格の見直し時に,整合化に向け

て,改正提案の検討を行う予定。

炭酸カリウム,塩化物,り
ん酸塩,けい酸塩,硫酸塩,
カルシウム,アルミニウム,

鉛及び鉄の規格値

JIS

とほぼ同じ。 MOD/変更

JIS

は,ISO 規格の規

格 値より も小さ い値
を規定。

水溶状

 

MOD/追加

7.試験方

試験溶液の調製

R24.2

R24.2.1 試験溶液Ⅰ 
R24.2.2 試験溶液Ⅱ

MOD/変更

JIS

の試験溶液と試験

溶液Ⅰとは同等。JIS

は,試験溶液Ⅱを,試
験 方法の 該当項 目ご
とに規定。

編集上の差異であり,技術的差異は軽
微。

 7.1 純度及び炭酸カリウム

R24.3

R24.3.1 純度 
R24.3.2 炭酸カリウム

MOD/変更

1) 

試料量,試薬溶
液 濃 度 , 指 示

薬,滴定用溶液
の 濃 度 な ど を
変更。

2) 

計算式を追加。

ISO

規格の見直し時に改正提案の検討

を行う予定。

 7.2 水溶状

− MOD/追加

項目を追加。

JIS K 8001

の 5.7 を引

ISO

規格の見直し時に改正提案の検討

を行う予定。

 7.3 塩化物

7.4 りん酸塩 
7.5 けい酸塩 
7.6 硫酸塩

 R24.3.3

R24.3.4 
R24.3.5 
R24.3.6

JIS とほぼ同じ MOD/変更

試 料量, 試薬溶 液濃

度,標準液量などを変
更。

JIS K 8001

の該当す

る項目を引用。

ISO

規格の見直し時に改正提案の検討

を行う予定。

8

K 8574


20
06

8

K 8574


20
06


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K 8574

:2006

(Ⅰ) JIS の規定

(Ⅱ)  国際
規格番号

(Ⅲ)  国際規格の規定

(Ⅳ)  JIS と国際規格との技術的差異
の項目ごとの評価及びその内容

  表示箇所:本体 
  表示方法:側線又は点線の下線

(Ⅴ)  JIS と国際規格との技術的差異の理由
及び今後の対策

項目 
番号

内容

項目 
番号

内容

項 目 ご と
の評価

技術的差異の内容

 7.7 窒素化物

蒸留−インドフェノール青

 R24.3.7

 
ネスラー法

MOD/変更

有害な水銀試薬を,安

全な試薬に変更。

JIS K 8001

の 5.15 

引用

環境安全上,変更が必要。ISO 規格の見

直し時に,改正提案の検討を行う予定。

 7.8 ナトリウム

原子吸光法(直接噴霧法)

 R24.3.12

 
炎光光度法

MOD/変更

炎 光光度 法を原 子吸
光法に変更。

JIS K 8001

の 5.31 

引用

国際的に広く普及している方法に変更。

ISO

規格の見直し時に,改正提案の検討

を行う予定。

 7.9 マグネシウム

7.10 カルシウム 
7.11 亜鉛      ICP-AES 法  又
は  原子吸光法(直接噴霧

法)

 R24.3.10

R24.3.10 
R24.3.10 

 
 
 
  原子吸光法(直接噴
霧法)

MOD/選択

ICP-AES 法を追加し,
選 択でき るよう にし
た。

JIS K 8001

の該当す

る項目,JIS K 9901

JIS K 0970

及び JIS K 

0016

を引用

国際的に普及している方法を利用可能

とするため。

ISO

規格の見直し時に,改正提案の検討

を行う予定。

 7.12 アルミニウム

ICP-AES 法

 R24.3.8

 
アルミノン吸光法

MOD/変更

ア ルミノ ン吸光 法を
ICP-AES 法に変更。 
JIS K 0116

を引用

国際的に広く普及している方法に変更。

ISO

規格の見直し時に,改正提案の検討

を行う予定。

 7.13 鉛   ICP-AES 法  又は

原子吸光法(直接噴霧法)

 R24.3.10

 
原子吸光法(直接噴霧

法)

MOD/選択

ICP-AES 法を追加し,
選 択でき るよう にし

た。

JIS K 0116

及び JIS K 

8001

の該当する項目

を引用

国際的に普及している方法を利用可能
とするため。

ISO

規格の見直し時に,改正提案の検討

を行う予定。

 7.14 鉄   ICP-AES 法  又は

1,10-フェナントロリン法

 R24.3.9

 
1,10-フェナントロリ
ン法

MOD/選択

 

7.15 ニッケル  CP-AES 法 
又は  原子吸光法(直接噴霧
法)

 R24.3.10

 
原子吸光法(直接噴霧
法)

MOD/選択

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06

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K 8574

:2006

(Ⅰ) JIS の規定

(Ⅱ)  国際
規格番号

(Ⅲ)  国際規格の規定

(Ⅳ)  JIS と国際規格との技術的差異
の項目ごとの評価及びその内容

  表示箇所:本体 
  表示方法:側線又は点線の下線

(Ⅴ)  JIS と国際規格との技術的差異の理由
及び今後の対策

項目 
番号

内容

項目 
番号

内容

項 目 ご と
の評価

技術的差異の内容

8.容器

品 質 を 損 な わ な い 気 密 容

器。

− MOD/追加

項目を追加。

製品規格として必要な項目を追加。

9.表示

容器に表示すべき項目を規

定。

− MOD/追加

項目を追加。

10. 取 扱
い上の注
意事項

取 扱 い 上 の 注 意 事 項 を 規

定。

− MOD/追加

項目を追加。

R1 ∼ R23
及 び R25
∼R40

40 品目を一括規定 MOD/削除

この JIS は,40 品目のうち,水酸化カ

リウムだけに対応,残りの品目について
は他の個別規格で規定。編集上の差異。

JIS と国際規格との対応の程度の全体評価:MOD

備考1.  項目ごとの評価欄の記号の意味は,次のとおりである。

    ―  IDT………………  技術的差異がない。

    ―  MOD/削除………  国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。 
    ―  MOD/追加………  国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。 
    ―  MOD/変更………  国際規格の規定内容を変更している。

    ―  MOD/選択………  国際規格の規定内容と別の選択肢がある。

2.

JIS

と国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次のとおりである。

    ―  MOD……………  国際規格を修正している。

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