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K 8536

:2006

(1)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,社団法人日本試薬

協会(JRA)/財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申出

があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。

これによって,JIS K 8536:1995 は改正され,この規格に置き換えられる。

改正に当たっては,日本工業規格と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格の作成及び日

本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO 6353-2:1983,Reagents for chemical

analysis

−Part 2: Specifications−First series を基礎として用いた。

この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の

実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会

は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新

案登録出願にかかわる確認について,責任をもたない。

JIS K 8536

には,次に示す附属書がある。

附属書(参考)JIS と対応する国際規格との対比表


K 8536

:2006

(2)

目  次

ページ

序文 

1

1.

  適用範囲

1

2.

  引用規格

1

3.

  一般事項

1

4.

  種類

1

5.

  性質

2

5.1

  性状

2

5.2

  定性方法 

2

6.

  品質

2

7.

  試験方法

3

7.1

  試験条件及び試験結果 

3

7.2

  純度(C

4

H

4

KNaO

6

4H

2

O

3

7.3

  水溶状

3

7.4

  pH50 g/l25  ℃) 

3

7.5

  塩化物(Cl) 

3

7.6

  りん酸塩(PO

4

3

7.7

  硫黄化合物(SO

4

として)

3

7.8

  銅(Cu) 

3

7.9

  カルシウム(Ca

4

7.10

  鉛(Pb

4

7.11

  鉄(Fe) 

4

7.12

  アンモニウム(NH4) 

4

7.13

  還元糖(C

6

H

12

O

6

として) 

4

8.

  容器

4

9.

  表示

4

附属書(参考)JIS と対応する国際規格との対比表

5

 


日本工業規格

JIS

 K

8536

:2006

(

+)−酒石酸ナトリウムカリウム四水和物(試薬)

Potassium sodium(+)-tartrate tetrahydrate

 

C

4

H

4

KNaO

6

・4H

2

O

FW : 282.22

 

序文  この規格は,1983 年に第 1 版として発行された ISO 6353-2,Reagents for chemical analysis−Part 2:

Specifications

−First series を翻訳し,技術的内容を変更して作成した日本工業規格である。

なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,原国際規格を変更している事項である。変

更の一覧表をその説明を付けて,

附属書に示す。

1. 

適用範囲  この規格は,試薬として用いる(+)−酒石酸ナトリウムカリウム四水和物(

1

)

について規定

する。

(

1

)

別名:ロッシェル塩,セニエット塩

備考  この規格の対応国際規格を,次に示す。

なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21 に基づき,IDT(一致している)

,MOD

(修正している)

,NEQ(同等でない)とする。

ISO 6353-2:1983

,Reagents for chemical analysis−Part 2: Specifications−First series (MOD)

2. 

引用規格  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS K 0113

  電位差・電流・電量・カールフィッシャー滴定方法通則

JIS K 0117

  赤外分光分析方法通則

JIS K 8001

  試薬試験方法通則

JIS K 8230

  過酸化水素(試薬)

JIS K 8264

  ぎ酸(試薬)

JIS K 8355

  酢酸(試薬)

3. 

一般事項  試験方法の一般的な事項は,JIS K 8001 による。

4.

種類  種類は,特級とする。

COONa

C

C

OH

H

COOK

H

HO

4H

2

O


2

K 8536

:2006

5. 

性質

5.1 

性状  (+)−酒石酸ナトリウムカリウム四水和物は,白い結晶又は粉末で,水に溶けやすく,エ

タノール及びジエチルエーテルにほとんど溶けない。水溶液(100 g/l)の比旋光度[α]

2

D

0

は,約+22 °であ

る。

5.2 

定性方法  定性方法は,次による。

a) 

試料 1 g に水を 20 ml を加えて溶かす(A 液)

。A 液 10 ml に酢酸(2+1)2 ml を加え,更にヘキサニ

トロコバルト(Ⅲ)酸ナトリウム溶液(200 g/l)0.5 ml を加えると黄色の沈殿が生じる。

b)  A

液を用いて JIS K 8001 の 5.29(炎色試験)

1

(アルカリ金属及びアルカリ土類金属試験法)を行

うと,黄色が現れる。

c) 

試料の赤外吸収スペクトルを JIS K 0117 によって測定すると,波数 3 400 cm

-1

,1 603 cm

-1

,1 405 cm

-1

1 345 cm

-1

,1 070 cm

-1

及び 919 cm

-1

付近に主な吸収を認める。この場合,試料調製は JIS K 0117 の 5.3 

a)

(錠剤法)による。赤外吸収スペクトルの一例を,

図 に示す。

  1  赤外吸収スペクトルの一例

6. 

品質  品質は,7.  によって試験したとき,表 に適合しなければならない。

  1  品質

項目

規格値

純度(C

4

H

4

KNaO

6

・4H

2

O

水溶状

pH

(50 g/l,25  ℃)

塩化物(Cl) 
りん酸塩(PO

4

硫黄化合物(SO

4

として)

銅(Cu) 
カルシウム(Ca)

鉛(Pb) 
鉄(Fe) 
アンモニウム(NH

4

還元糖(C

6

H

12

O

6

として)

質量分率  %

質量分率  % 
質量分率  %

質量分率  % 
質量分率 ppm
質量分率  %

質量分率 ppm
質量分率 ppm
質量分率  %

質量分率  %

99.5

以上

試験適合

6.5

∼8.5

0.001

以下

0.001

以下

0.005

以下

2

以下

0.005

以下

2

以下

5

以下

0.002

以下

0.2

以下


3

K 8536

:2006

7. 

試験方法

7.1 

試験条件及び試験結果  JIS K 8001 の 3.7(試験操作など)(1)(試験の環境)による。湿度管理は必

要に応じ実施する。また,

表 で規定する各品質項目の試験は,次の各試験方法によって行い,得られる

計算値及び操作結果は,JIS K 8001 の 3.5(測定値)による。

7.2 

純度(C

4

H

4

KNaO

6

4H

2

O

)  粉末にした試料 0.3 g をビーカー100 ml に 0.1 mg のけたまではかりと

り,JIS K 8264 に規定するぎ酸(質量分率 98  %)3 ml を加えて加熱して溶かす。冷却後,JIS K 8355 

規定する酢酸 50 ml を加えて,0.1 mol/l 過塩素酸溶液(酢酸溶媒)で JIS K 0113 の 5.(電位差滴定方法)

によって電位差滴定を行う。この場合,指示電極はガラス電極,参照電極は塩化銀電極を用いる。

別に,同一条件で空試験を行い滴定量を補正する。この場合,1 mol/l 過塩素酸溶液(酢酸溶媒)1 ml は,

0.014 111 g C

4

H

4

KNaO

6

・4H

2

O

に相当する。

7.3 

水溶状  JIS K 8001 の 5.2(溶状)による。この場合,試料は 2 g,濁りの程度の適合限度標準は(a

(澄明)を用いる。

7.4 pH

50 g/l25  ℃)  溶液の調製及び操作は,次による。

a) 

試料溶液  試料 5.0 g を二酸化炭素を含まない水に溶かして 100 ml にする。

b)

操作  JIS K 8001 の 5.5(pH)の(2)による。

7.5 

塩化物(Cl)  溶液の調製及び操作は,次による。

a) 

試料側溶液  試料 1.0 g に水を加えて溶かして 20 ml にする。

b) 

標準側溶液  塩化物標準液(Cl:0.01 mg/ml)1.0 ml に水を加えて 20 ml にする。

c)

操作  JIS K 8001 の 5.7[塩化物(Cl)](1)(比濁法)による。

7.6 

りん酸塩(PO

4

)  溶液の調製及び操作は,次による。

a) 

試料側溶液  試料 2.0 g を白金皿にとり,加熱板上で徐々に加熱し,更に電気炉中で強熱炭化した後,

放冷する。水 2 ml で潤し,再び水浴上で蒸発乾固する。これを加熱板上で徐々に加熱し,更に電気炉

中で強熱灰化した後,放冷する。水 10 ml,JIS K 8230 に規定する過酸化水素 1 ml を加えて数分間煮

沸し,塩酸(2+1)5 ml を加えて水浴上で蒸発乾固し,水を加えて 30 ml にする。

b) 

標準側溶液  りん酸塩標準液(PO

4

:0.01 mg/ml)2.0 ml を白金皿にとり,JIS K 8230 に規定する過酸

化水素 1 ml,塩酸(2+1)5 ml を加えて水浴上で蒸発乾固し,水を加えて 30 ml にする。

c) 

操作  JIS K 8001 の 5.13[りん酸塩(PO

4

)

2

(抽出比色法)による。

7.7 

硫黄化合物(SO

4

として)  溶液の調製及び操作は,次による。

a) 

試料側溶液  試料 2.0 g を白金皿にとり,水 10 ml を加えて溶かす。

b) 

標準側溶液  硫酸標準液(SO

4

:0.01 mg/ml)10 ml を白金皿にとる

c) 

操作  JIS K 8001 の 5.16[硫黄化合物(SO

4

として)

]による。

7.8 

銅(Cu)  溶液の調製及び操作は,次による。

a) 

試料側溶液  試料 10 g に水 80 ml を加えて溶かす。これに塩酸(1+10)で pH5.5 に調節し,水を加

えて 100 ml にする。

b) 

標準側溶液  試料 10 g に水 80 ml を加えて溶かし,銅標準液(Cu:0.01 mg/ml)2.0 ml,鉛標準液(Pb:

0.01 mg/ml

)2.0 ml 及び鉄標準液(Fe:0.01 mg/ml)5.0 ml を加えて塩酸(1+10)で pH5.5 に調節した

後,水を加えて 100 ml にする。

c) 

空試験用溶液  標準側溶液の pH 調整に用いた量の塩酸(1+10)をとり,水を加えて 5 ml にする。

d) 

操作  JIS K 8001 の 5.31(原子吸光法)(2)(抽出液噴霧法)(d)による。この場合,操作①及び②は,


4

K 8536

:2006

くえん酸水素二アンモニウム溶液(100 g/l) 2 ml を加えないで行う(操作の途中で得られる X 液,Y 液

及び Z 液は 7.10 及び 7.11 の試験にも用いる。

7.9 

カルシウム(Ca)  溶液の調製及び操作は,次による。

a) 

試料側溶液  試料 2.0 g に塩酸(2+1)1 ml 及び水を加えて 100 ml にする。

b) 

標準側溶液  試料 2.0 g に塩酸(2+1)1 ml,カルシウム標準液(Ca:0.01 mg/ml)10 ml 及び水を加

えて 100 ml にする。

c) 

操作  JIS K 8001 の 5.31(原子吸光法)(1)(直接噴霧法)(d)による。

7.10 

鉛(Pb)  溶液の調製及び操作は,次による。

a) 

試料側溶液  7.8 の X 液を用いる。

b) 

標準側溶液  7.8 の Y 液を用いる。

c) 

空試験溶液  7.8 の Z 液を用いる。

d) 

操作  JIS K 8001 の 5.312)(d)③による。

7.11 

鉄(Fe)  溶液の調製及び操作は,次による。

a) 

試料側溶液  7.8 の X 液を用いる。

b) 

標準側溶液  7.8 の Y 液を用いる。

c) 

空試験溶液  7.8 の Z 液を用いる。

d) 

操作  JIS K 8001 の 5.312)(d)③による。

7.12 

アンモニウム(NH

4

)  溶液の調製及び操作は,次による。

a) 

試料側溶液  試料 1.0 g に水を加えて溶かして 140 ml にする。

b) 

標準側溶液  アンモニウム標準液(NH

4

:0.01 mg/ml)2.0 ml に水を加えて 140 ml にする。

c) 

操作  JIS K 8001 の 5.11[アンモニウム(NH

4

6

(蒸留−インドフェノール青法)による。

7.13 

還元糖(C

6

H

12

O

6

として)  溶液の調製及び操作は,次による。

a) 

試料側溶液  試料 2.5 g に水を加えて溶かし 10 ml にする。

b) 

標準側溶液  試料 1.5 g に水 5 ml,D(+)−グルコース標準溶液(C

6

H

12

O

6

:1mg/ml)2.0 ml 及び水

を加えて溶かし 10 ml にする。

c) 

操作  試料側溶液,標準側溶液それぞれに,3,5-ジニトロサリチル酸溶液 1 ml を加えて水浴中で 10

分間加熱し,冷却する。

d)

判定  試料側の色は,標準側の赤より濃くないこと。

8. 

容器  容器は,気密容器とする。

9. 

表示  容器には,次の事項を表示する。

a)

名称“

(+)−酒石酸ナトリウムカリウム四水和物”及び“試薬”の文字

b)

種類

c)

化学式及び式量

d)

純度

e)

内容量

f)

製造番号

g)

製造業者名又はその略号


5

K 8536

:2006

附属書(参考)JIS と対応する国際規格との対比表

JIS K 8536:2006

  (+)−酒石酸ナトリウムカリウム四水和物(試薬)

ISO 6353-2:1983,

  化学分析用試薬−第 2 部:仕様−第 1 シリーズ

(

Ⅰ) JIS の規定

(

Ⅲ)  国際規格の規定

(

Ⅳ) JIS と国際規格との技術的差異の項目ごとの

評価及びその内容 
  表示箇所:本体 
  表示方法:点線の下線又は側線

項目番号

内容

(

Ⅱ)

国際
規格
番号

項目 
番号

内容

項目ごとの評価

技術的差異の内容

(

Ⅴ)  JIS と国際規格との技

術的差異の理由及び今後の
対策

1.

適用範囲

試 薬 と し て 用 い る

(

+)−酒石酸ナトリ

ウ ム カ リ ウ ム 四 水

和物について規定。

1

化学分析用試薬 40 品
目 の 仕 様 に つ い て 規
定。

MOD/

変更

JIS

は 1 品目 1 規格。

試薬の規格使用者が各規格
を多く引用しやすくするた
めに 1 品目 1 規格としてい

る。 
なお,対応国際規格は 20 年
以上見直しがされていない

た め 市 場 の 実 態 に 合 わ な
い。国際規格の改正提案を
検討する。

2.

引用規格

JIS K 0113

JIS K 0117

JIS K 8001

JIS K 8230

JIS K 8264

JIS K 8355 

 1

ISO 6353-1 

MOD/

追加

ISO

規格を 1 件削除し,JIS 

追加・引用,基本的には同等内

容。対応する JIS に変更(引用
事項は同等ではないが,基本的
には同等内容)

該当する対比項目を参照。

3.

一般事項

JIS K 8001

による。

− MOD/追加

項目を追加

編集上の差異であり,技術
的な差異ではない。

4.

種類

− MOD/追加

種類の項目を追加

JIS

は種類として“特級”だ

けなので,ISO 規格と技術

的な差異はない。

5.

性質

− MOD/追加

(

+)−酒石酸ナトリウムカリウ

ム四水和物の性質の項を追加。

一般的な説明事項であり,
技術的な差異はない。

5

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K 8536

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(

Ⅰ) JIS の規定

(

Ⅲ)  国際規格の規定

(

Ⅳ) JIS と国際規格との技術的差異の項目ごとの

評価及びその内容

  表示箇所:本体 
  表示方法:点線の下線又は側線

項目番号

内容

(

Ⅱ)

国際

規格
番号

項目

番号

内容

項目ごとの評価

技術的差異の内容

(

Ⅴ)  JIS と国際規格との技

術的差異の理由及び今後の

対策

6.

品質

R27.1

MOD/

変更 1)

品質に差異のある項目:純

度,りん酸塩,銅及び鉛。

ISO

規格の水不溶分,硫酸

塩をそれぞれ水溶状,硫黄

化合物に変更。

2)

追加した項目:還元糖

ISO

規格は,長期間内容の

見直しが行われず国際市場
で ISO 規格品が用いられる
ことはほとんどない。また,

技術的差異も軽微である。

(

1

)(

2

)(

3

)

R27.2

試験溶液の調製 MOD/変更

JIS

は試験溶液を,試験方法の

該当項目ごとに規定。

編集上の差異であり,技術

的な差異は軽微。

7.

試験方法

7.1

試験条件及び試

験結果

− R27.3

MOD/

追加

一般的な試験条件及び試験

結果に関する事項であり,
技術的な差異はない。 

7.2

純度

(C

4

H

4

KNaO

6

4H

2

O

電位差滴定方法   R27.3.1

非水滴定方法 MOD/変更 1)

試料量,試薬溶液濃度,試

薬溶液量,操作などを変更。

2)  JIS K 0113

を引用。

JIS

は,定期的に見直しを行

っているが,ISO 規格は,
長年見直しが行われていな
いことから実績のある従来

の JIS 法を踏襲。技術的な
差異は軽微であり,対策は
考慮しない。

7.3

水溶状

水溶状

R27.3.3

水不溶分 MOD/変更 1)

試料量,操作などを変更。

2)  JIS K 8001

の 5.2 を引用。

実績のある従来の JIS の方
法を踏襲。

ISO

規格の見直し時に,改

正提案の検討を行う予定。

7.4  pH

(50 g/l

,25℃)

溶液濃度は g/l で規

定。

R27.3.2

溶 液 濃 度 は 質 量 分

率%で規定。

MOD/

変更

1) ISO

規格は溶液濃度を質量

分率%で規定,JIS は溶液
濃度を g/l  で規定。

2)  JIS K 8001

の 5.5 を引用。

JIS

は操作性から溶液濃度

を g/l で規定。ISO 規格の見
直し時に,改正提案の検討
を行う予定。

6

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(

Ⅰ) JIS の規定

(

Ⅲ)  国際規格の規定

(

Ⅳ) JIS と国際規格との技術的差異の項目ごとの

評価及びその内容

  表示箇所:本体 
  表示方法:点線の下線又は側線

項目番号

内容

(

Ⅱ)

国際

規格
番号

項目

番号

内容

項目ごとの評価

技術的差異の内容

(

Ⅴ)  JIS と国際規格との技

術的差異の理由及び今後の

対策

7.5

塩化物(Cl)

比濁法

R27.3.4

比濁法 MOD/変更

JIS K 8001

の 5.7 を引用。

7.6

りん酸塩(PO

4

)  比色法

R27.3.5

抽出比色法 MOD/変更 1)

試料量,試薬溶液濃度,操
作などを変更。

2)  JIS K 8001

の 5.13 を引用。

7.7

硫黄化合物(SO

4

として)

比濁法

R27.3.6

種晶添加比濁法 MOD/変更 1)

試料量,標準溶液濃度,標

準液量,操作などを変更。

2)  JIS K 8001

の 5.16 を引用。

7.8

銅(Cu)

原子吸光法

R27.3.8

原子吸光法 MOD/変更 1)

試料量,試薬量などを変更。

2)  JIS K 8001

の 5.31 を引用。

7.9

カルシウム(Ca)

原子吸光法

R27.3.8

原子吸光法 MOD/変更 1)

試料量,試薬量などを変更。

2)  JIS K 8001

の 5.31 を引用。

JIS

は,定期的に見直しを行

っているが,ISO 規格は,
長年見直しが行われていな
いことから実績のある従来

の JIS 法を踏襲。技術的な
差異は軽微であり,対策は
考慮しない。

7.10

鉛(Pb)

原子吸光法

R27.3.8

原子吸光法 MOD/変更 1)

試料量,試薬量などを変更。

2)  JIS K 8001

の 5.31 を引用。

JIS

は,定期的に見直しを行

っているが,ISO 規格は,

長年見直しが行われていな
いことから実績のある従来
の JIS 法を踏襲。技術的な

差異は軽微であり,対策は
考慮しない。

7.11

鉄(Fe)

原子吸光法

R27.3.9

1

,10-フェナントロリ

ン法

MOD/

変更 1)

1

,10-フェナントロリン法

を原子吸光法に変更。

2)  JIS K 8001

の 5.31 を引用。

国際的にも広く普及してい
る方法に変更。ISO 規格の
見直し時に,改正の検討を

行う予定。

7

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K 8536

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(

Ⅰ) JIS の規定

(

Ⅲ)  国際規格の規定

(

Ⅳ) JIS と国際規格との技術的差異の項目ごとの

評価及びその内容

  表示箇所:本体 
  表示方法:点線の下線又は側線

項目番号

内容

(

Ⅱ)

国際

規格
番号

項目

番号

内容

項目ごとの評価

技術的差異の内容

(

Ⅴ)  JIS と国際規格との技

術的差異の理由及び今後の

対策

7.12

アンモニウム

(NH

4

蒸 留 − イ ン ド フ ェ

ノール青法

 R27.3.7

蒸留−ネスラー法 MOD/変更 1) ISO 規格はネスラー法,JIS

は蒸留―インドフェノール
青法。JIS は有害性の少な
い試薬に変更。

2)  JIS K 8001

の 5.11 を引用。

ISO

規格のネスラー法は環

境・安全上,変更が必要。

ISO

規格の見直し時に,改

正提案の検討を行う予定。

7.13

還元糖

(C

6

H

12

O

6

として)

比色法

− MOD/追加

項目を追加

JIS

として必要。

ISO

規格の見直し時に,提

案の検討を行う予定。

8.

容器

 

− MOD/追加

項目を追加

9.

表示

 

− MOD/追加

項目を追加

規格適合性を評価する関係

で必要な項目を追加。

(

1

)

注  1)理由:軽微な技術的差異。6.品質の(Ⅳ)欄の 1)  ∼及び 2)は,いずれも一般用途の試薬としては軽微な技術的差異であり,この差が取引上の障害になる可
能性はほとんどない。ISO 規格,JIS とも品質項目の設定・品質水準の設定は,市場での長い使用実績・経験を踏まえたものである。ISO 規格と JIS との質量分

率 ppm∼質量分率 ppt レベルの不純物のごくわずかの差異は,経験上,一般用途の試薬としては実用上差し支えないものと考えられる。

なお,不純物のごくわずかの差異がどのような影響を及ぼすか,あらゆる用途を想定して検証することは現実的ではない。  (Ⅳ)の 1)  ∼及び 2)の品質項目及び

品質水準が不満足な場合は,通常,JIS 試薬,ISO 規格試薬とも対応できない。この場合,対応策としては,目的にあった高純度試薬など特殊用途の試薬を使用

することになる。

(

2

) ISO

試薬規格の状況:ISO 規格の試薬は,規格の維持管理が行われていない(規格制定後約 20 年経過)

。このため,ISO 規格の内容が現在の市場の要求にこたえ

ているかどうかの検討が行われていない(JIS との差)

。また,ISO 規格の試薬は,我が国だけではなく,国際市場でも商取引がほとんどなく国際規格としての存

在意義が乏しい。

(

3

今後の対策:(

1

)

及び(

2

)

の理由から,当面,対策を考慮しない。

JIS

と国際規格との対応の程度の全体評価:MOD

備考 1.  項目ごとの評価欄の記号の意味は,次のとおりである。

−  MOD/追加・・・・・・・・・国際規格の規定項目又は規定内容を追加している。

−  MOD/変更・・・・・・・・・国際規格の規定内容を変更している。

8

K 8536


20
06


9

K 8536

:2006

2.

  JIS と国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次のとおりである。

−  MOD  ・・・・・・・・・・・・国際規格を修正している。

9

K 8536


20
06


10

K 8536

:2006