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日本工業規格

JIS

 K

8251

-1996

ガラスウール(試薬)

Glass wool

1.

適用範囲  この規格は,試薬として用いるガラスウールについて規定する。

備考  この規格の引用規格を,次に示す。

JIS K 8001

  試薬試験方法通則

2.

共通事項  この規格に共通する事項は,JIS K 8001 による。

3.

種類  特級

4.

性質  ガラスウールは,次の性質を示す。

性状  ガラスウールは,無色のガラスを繊維状にしたものである。

5.

品質  品質は,6.によって試験し,表 に適合しなければならない。

表 1  品質

項目

規格値

塩酸可溶分 0.5%以下

溶出鉛 (Pb)

0.001%

以下

溶出鉄 (Fe)

0.001%

以下

6.

試験方法  試験方法は,次のとおりとする。

(1)

塩酸可溶分  0.5%以下

試料 1.0g+塩酸 (1+3) 50ml→30 分間煮沸→ろ紙(5 種 B)でろ過→ろ液→105±2℃で 1 時間加熱し,

デシケーター中で放冷した蒸発皿に入れる→水浴上で蒸発乾固→105±2℃で 1 時間加熱し,デシケー

ター中で放冷……残分 5mg 以下。

(2)

溶出鉛 (pb)   0.001%以下

試料側溶液:試料 5.0g→200ml ビーカーにとる+水 50ml+硝酸 (1+2) 20ml→試料が完全に浸るよう

にし,ビーカー上に時計皿でふたをする→10 分間煮沸→冷却→ろ紙(5 種 B)でろ過→ろ液+水  (→

100ml)

(X 液)[(3)の試験にも用いる]。

標 準 側 溶 液 : 試 料 5.0g → 200ml ビ ー カ ー に と る + 鉛 標 準 液  (0.01mgPb/ml) 5.0ml + 鉄 標 準 液

(0.01mgFe/ml) 5.0ml

+水 50ml+硝酸 (1+2) 20ml→試料が完全に浸るようにし,ビーカー上に時計皿で

ふたをする→10 分間煮沸→冷却→ろ紙(5 種 B)でろ過→ろ液+水  (→100ml)  (Y 液)[(3)の試験に

も用いる]。


2

K 8251-1996

操作:JIS K 8001 の 5.31(原子吸光法)(1)(直接噴霧法)(d)による。測定波長 283.3nm。

(3)

溶出鉄 (Fe)   0.001%以下

試料側溶液:(2)の X 液。

標準側溶液:(2)の Y 液。

操作:JIS K 8001 の 5.31(1)(d)による。測定波長 248.3nm。

7.

容器  密閉容器とする。

8.

表示  容器には,次の事項を表示しなければならない。

(1)

名称  “ガラスウール”及び“試薬”の文字

(2)

種類

(3)

内容量

(4)

製造番号

(5)

製造業者名又はその略号

原案作成委員会  構成表

氏名

所属

(委員長)

川  瀬      晃

社団法人日本分析化学会

地  崎      修

通商産業省基礎産業局生物化学産業課

岡  林  哲  夫

工業技術院標準部繊維化学規格課

札  川  紀  子

物質工学工業技術研究所計測化学部

高  橋  孝  一

通商産業検査所検査部検査業務課

野々村      誠

都立工業技術センター無機化学部

加  山  英  男

財団法人日本規格協会

石  橋  無味雄

厚生省国立衛生試験所

森  崎  謙  一

社団法人日本化学工業協会

嶋  貫      孝

社団法人日本分析化学会

並  木      昭

財団法人化学品検査協会

鶴  田  利  行

硫酸協会

中  村      靖

日本鉱業協会

大  槻      孝

社団法人日本鉄鋼協会

坂  本      勉

財団法人日本規格協会

高  田  芳  矩

財団法人日本分析センター

日  暮  喜八郎

第一化学薬品株式会社

鈴  木  正  信

和光純薬工業株式会社

飯  岡  寛  一

柳島製薬株式会社

高  野  虞美子

東京化成工業株式会社

飛  田  和  彦

米山化学工業株式会社

山  岡      宏

片山化学工業株式会社

山  田  和  夫

関東化学株式会社

(事務局)

平  井  信  次

日本試薬連合会