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K 8111

:2007

(1)

目  次

ページ

序文

1

1

  適用範囲

1

2

  引用規格

1

3

  一般事項

1

4

  種類

1

5

  性質

1

5.1

  性状

1

5.2

  定性方法

2

6

  品質

2

7

  試験及び検査方法

2

7.1

  試験及び検査方法の条件並びに結果

2

7.2

  純度(ZnCl

2

2

7.3

  希塩酸溶状

2

7.4

  塩基性塩(ZnO として)

3

7.5

  硫酸塩(SO

4

3

7.6

  窒素化合物(として)

3

7.7

  ナトリウム(Na

3

7.8

  カリウム(K

3

7.9

  銅(Cu

3

7.10

  カルシウム(Ca

3

7.11

  カドミウム(Cd

4

7.12

  鉛(Pb

4

7.13

  マンガン(Mn

4

7.14

  鉄(Fe

4

8

  記録

4

9

  容器

4

10

  表示

4

11

  取扱い上の注意事項

5

附属書 JA(参考)JIS と対応する国際規格との対比表

6


K 8111

:2007

(2)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,社団法人日本試薬

協会(JRA)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申

出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。

これによって,JIS K 8111:1995 は改正され,この規格に置き換えられた。

この規格は,著作権法で保護の対象になっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に

抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許

権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は

もたない。


日本工業規格

JIS

 K

8111

:2007

塩化亜鉛(試薬)

Zinc chloride (Reagent)

ZnCl

2

  FW:136.32

序文

この規格は,1987 年に第 1 版として発行された ISO 6353-3,Reagents for chemical analysis−Part

3:Specifications

−Second series を基に作成した日本工業規格であるが,対応国際規格の規定の一部に市場の

実態を反映していない部分があるため,技術的内容を変更して作成した日本工業規格である。

なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。

変更の一覧表にその説明を付けて,

附属書 JA に示す。

1

適用範囲

この規格は,試薬として用いる塩化亜鉛について規定する。

注記  この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。

ISO 6353-3:1987

,Reagents for chemical analysis−Part 3: Specifications−Second series (MOD)

なお,対応の程度を表す記号(MOD)は,ISO/IEC Guide 21 に基づき,修正していることを示

す。

2

引用規格

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS K 0050

  化学分析方法通則

JIS K 8001

  試薬試験方法通則

3

一般事項

試験及び検査方法の一般的な事項は,JIS K 8001 による。

4

種類

種類は,特級とする。

5

性質

5.1

性状

塩化亜鉛は,白い結晶性粉末又は塊状で,潮解性がある。水に極めて溶けやすくエタノールに溶けやす


2

K 8111

:2007

いが,少量の塩基性塩が含まれているので,いずれの場合も澄明にならない。

5.2

定性方法

定性方法は,次による。

a)

試料 2 g に水 10 ml 及び硝酸(1+2)0.5 ml を加えて溶かす(A 液)

。A 液 5 ml に硝酸銀溶液(20 g/l)

1 ml

を加えると,白い沈殿が生じ,アンモニア水(2+3)10 ml を加えると溶ける。

b) A

液 5 ml にアンモニア水(2+1)1 ml を加えると,白い沈殿が生じ,更にアンモニア水(2+3)10 ml

を加えると溶ける。それに硫化ナトリウム・グリセリン溶液 1 滴を加えると,白い沈殿が生じる。

6

品質

品質は,箇条 によって試験及び検査したとき,

表 に適合しなければならない。

表 1−品質

項目

規格値

純度(ZnCl

2

質量分率  % 98.0

以上

希塩酸溶状

試験適合

塩基性塩(ZnO として) 質量分率  % 1.2 以下

硫酸塩(SO

4

質量分率  % 0.002

以下

窒素化合物(N として) 質量分率  % 0.002

以下

ナトリウム(Na)

質量分率  % 0.005

以下

カリウム(K)

質量分率  % 0.01

以下

銅(Cu)

質量分率  % 0.001

以下

カルシウム(Ca)

質量分率  % 0.001

以下

カドミウム(Cd)

質量分率 ppm

5

以下

鉛(Pb)

質量分率  % 0.001

以下

マンガン(Mn)

質量分率  % 0.001

以下

鉄(Fe)

質量分率 ppm

5

以下

7

試験及び検査方法

7.1

試験及び検査方法の条件並びに結果

試験及び検査方法の環境は,JIS K 8001 の 3.7(試験操作など)

1

(試験の環境)による。湿度管理は,

必要に応じて実施する。また,

表 で規定する各品質項目の試験及び検査は,次の各試験及び検査方法に

よって行い,得られる測定値の計算方法及び規格値に対する判定は,JIS K 8001 の 3.5(測定値)による。

7.2

純度(ZnCl

2

試料 0.4 g を 0.1 mg のけたまではかりとり,塩酸(2+1)0.1 ml 及び水 80 ml を加えて溶かし,アンモニ

ア性塩化アンモニウム緩衝液 3 ml 及びエリオクロムブラック T 希釈粉末 0.05 g を加えて,0.1 mol/l

EDTA2Na

溶液で滴定する。終点は,液の色が赤紫から青に変わる点とする。この場合,0.1 mol/l EDTA2Na

溶液 1 ml は,0.013 632 g ZnCl

2

に相当する。

7.3

希塩酸溶状

希塩酸溶状は,JIS K 8001 の 5.2(溶状)による。この場合,試料 2 g,溶媒は塩酸(2+1)0.5 ml と水

を用い,濁りの程度の適合限度標準は JIS K 8001 の 5.21

(濁りの程度の適合限度標準)の(a

(澄明)

を用いる。


3

K 8111

:2007

7.4

塩基性塩(ZnO として)

操作及び判定は,次による。

a)

操作  試料 10.0 g に水 100 ml を加えて溶かし,指示薬としてメチルオレンジ溶液 2∼3 滴加えて 1 mol/l

塩酸で滴定する。終点は,赤みの黄色から赤に変わる点とする。

b)

判定  滴定量は,3.0 ml 以下とする。この場合,1 mol/l 塩酸 1 ml は,0.040 7 g ZnO に相当する。

7.5

硫酸塩(SO

4

溶液の調製及び操作は,次による。

a)

試料側溶液  試料 2.5 g に塩酸(2+1)0.3 ml 及び水を加えて溶かして 25 ml にする。

b)

標準側溶液  硫酸塩標準液(SO

4

:0.01 mg/ml)5.0 ml,塩酸(2+1)0.3 ml 及び水を加えて 25 ml にす

る。

c)

操作  JIS K 8001 の 5.15[硫酸塩(SO

4

1

(比濁法)による。

7.6

窒素化合物(として)

溶液の調製及び操作は,次による。

a)

試料側溶液  試料 1.0 g に塩酸(2+1)0.5 ml 及び水を加えて溶かして 140 ml にする。

b)

標準側溶液  窒素標準液(N:0.01 mg/ml)2.0 ml,塩酸(2+1)0.5 ml 及び水を加えて 140 ml にする。

c)

操作  JIS K 8001 の 5.12[窒素化合物(N として)](4)(蒸留−インドフェノール青法)による。

この場合,水酸化ナトリウム溶液(300 g/l)は 20 ml とし,かき混ぜながら加える。

7.7

ナトリウム(Na

溶液の調製及び操作は,次による。

a)

試料側溶液  試料 1.0 g に塩酸(2+1)1 ml 及び水を加えて溶かして 100 ml にする(X 液)(X 液は,

7.8

にも用いる。

b)

標準側溶液  試料 1.0 g に塩酸(2+1)1 ml,ナトリウム標準液(Na:0.1 mg/ml)0.5 ml,カリウム標

準液(K:0.1 mg/ml)1.0 ml 及び水を加えて溶かして 100 ml にする(Y 液)

(Y 液は,7.8 にも用いる。

c)

操作  JIS K 8001 の 5.30(炎光光度法)による。

7.8

カリウム(K

溶液の調製及び操作は,次による。

a)

試料側溶液  7.7 のX液を用いる。

b)

標準側溶液  7.7 のY液を用いる。

c)

操作  JIS K 8001 の 5.30 による。

7.9

銅(Cu

溶液の調製及び操作は,次による。

a)

試料側溶液  試料 5.0 g に塩酸(2+1)5 ml 及び水を加えて溶かして 100 ml にする(X 液)(X 液は,

7.10

7.117.127.13 及び 7.14 にも用いる。

b)

標準側溶液  試料 5.0 g に塩酸(2+1)5 ml,銅標準液(Cu:0.01 mg/ml)5.0 ml,カルシウム標準液

(Ca:0.01 mg/ml)5.0 ml,カドミウム標準液(Cd:0.01 mg/ml)2.5 ml,鉛標準液(Pb:0.01 mg/ml)

5.0 ml

,マンガン標準液(Mn:0.01 mg/ml)5.0 ml,鉄標準液(Fe:0.01 mg/ml)2.5 ml 及び水を加え

て溶かして 100 ml にする(Y 液)

(Y 液は,7.107.117.127.13 及び 7.14 にも用いる。

c)

操作  JIS K 8001 の 5.31(原子吸光法)(1)(直接噴霧法)(d)(操作)による。

7.10

カルシウム(Ca

溶液の調製及び操作は,次による。


4

K 8111

:2007

a)

試料側溶液  7.9 のX液を用いる。

b)

標準側溶液  7.9 のY液を用いる。

c)

操作  JIS K 8001 の 5.311)(d)による。

7.11

カドミウム(Cd

溶液の調製及び操作は,次による。

a)

試料側溶液  7.9 のX液を用いる。

b)

標準側溶液  7.9 のY液を用いる。

c)

操作  JIS K 8001 の 5.311)(d)による。

7.12

鉛(Pb

溶液の調製及び操作は,次による。

a)

試料側溶液  7.9 のX液を用いる。

b)

標準側溶液  7.9 のY液を用いる。

c)

操作  JIS K 8001 の 5.311)(d)による。

7.13

マンガン(Mn

溶液の調製及び操作は,次による。

a)

試料側溶液  7.9 のX液を用いる。

b)

標準側溶液  7.9 のY液を用いる。

c)

操作  JIS K 8001 の 5.311)(d)による。

7.14

鉄(Fe

溶液の調製及び操作は,次による。

a)

試料側溶液  7.9 のX液を用いる。

b)

標準側溶液  7.9 のY液を用いる。

c)

操作  JIS K 8001 の 5.311)(d)による。

8

記録

記録は,JIS K 0050 の 12.(記録)による。

9

容器

容器は,気密容器とする。

10

表示

容器には,次の事項を表示する。

a)

名称  “塩化亜鉛”及び“試薬”の文字

b)

種類

c)

化学式及び式量

d)

純度

e)

内容量

f)

製造番号

g)

製造年月又はその略号

h)

製造業者名又はその略号


5

K 8111

:2007

11

取扱い上の注意事項

塩化亜鉛は,有害なので特に粉じんを吸入しないようにし,粘膜,皮膚に付着しないようにする。

警告  この規格の使用者は,試験室での作業に精通するように努めなければならない。また,この規

格の使用に関連して起こるすべての安全上の問題は記載していないので,MSDS(化学物質等

安全データシート)などを参考にして安全及び健康に留意した適切な措置をとらなければなら

ない。


6

K

 8

111


200

7

6

K

 8

111


200

7 ()

附属書 JA

参考)

JIS

と対応する国際規格との対比表

JIS K 8111

:2007  塩化亜鉛(試薬)

ISO 6353-3

:1987,Reagents for chemical analysis−Part 3: Specifications−

Second series

 
(Ⅰ)JIS の規定

(Ⅲ)国際規格の規定

(Ⅳ)JIS と国際規格との技術的差異の箇
条ごとの評価及びその内容

箇条番号及び名称

内容

(Ⅱ)
国 際 規

格番号

箇条番号

内容

箇条ごと

の評価

技術的差異の内容

(Ⅴ)JIS と国際規格との技術
的差異の理由及び今後の対策

1

適用範囲

試薬 と し て用 いる
塩化 亜 鉛 につ いて
規定。

 1

化学分析用試薬 57
品 目 の 仕 様 に つ い
て規定。

変更

JIS

は 1 品目 1 規格。

試薬の規格使用者が各規格を多
く引用しやすくするために 1 品
目 1 規格としている。

  なお,対応国際規格は 20 年以
上見直しが行われていないため
市場の実態に合わない。国際規

格の改正を検討する。

2

引用規格

3

一般事項

JIS K 8001

による。

追加 1)

項目を追加。

2) JIS K 8001

を引用。

編集上の差異であり,技術的な

差異はない。

4

種類

追加

種類の項目を追加。

JIS

は種類として“特級”だけ

なので,ISO 規格と技術的な差
異はない。

5

性質

追加

性質の項目を追加。

一般的な説明事項であり,技術

的な差異はない。

6

品質

R96.1

変更

追加した項目:希塩酸溶状,

カリウム,マンガン。

ISO

規格は,長期間内容の見直

しが行われず,国際市場で ISO
規格品が用いられることはほと
んどない。また,技術的差異も

軽微

1)2)3)

である。

R96.2

試験溶液の調製

変更

JIS

は,試験及び検査方法の

該当項目ごとに規定。

編集上の差異であり,技術的な

差異はない。


7

K

 8

111


200

7

7

K

 8

111


200

7

(Ⅰ)JIS の規定

(Ⅲ)国際規格の規定

(Ⅳ)JIS と国際規格との技術的差異の箇
条ごとの評価及びその内容

箇条番号及び名称

内容

(Ⅱ)
国 際 規
格番号

箇条番号

内容

箇条ごと

の評価

技術的差異の内容

(Ⅴ)JIS と国際規格との技術
的差異の理由及び今後の対策

7

試験及び検査方法

7.1

試験及び検査方

法 の 条 件 並 び に 結

追加

項目を追加。

一般的な試験及び検査方法の条

件並びに結果に関する事項であ
り,技術的な差異はない。

7.2

純度(ZnCl

2

滴定法

R96.3.1

滴定法

変更

試料量などを変更。

技術的差異は軽微であり,対策
は考慮しない。

7.3

希塩酸溶状

希塩酸溶状

追加

項目を追加。

品質確保のために必要。

ISO

規格の見直し時に,追加提

案の検討を行う予定。

7.4

塩基性塩(ZnO

として)

R96.3.2

一致

7.5

硫酸塩(SO

4

比濁法

R96.3.3

種晶添加比濁法

変更 1)

試料量,標準液量などを変

更。

2)  ISO

規格は種晶添加比濁

法,JIS は比濁法に変更。

3) JIS K 8001

の 5.15 を引用。

技術的差異は軽微であり,対策

は考慮しない。 

7.6

窒素化合物(N

として)

蒸留 − イ ンド フェ

ノール青法

 R96.3.4

蒸留−ネスラー法

変更 1)

試薬などを変更。

2) ISO

規格は蒸留−ネスラー

法,JIS は蒸留−インドフ
ェノール青法に変更。

3) JIS K 8001

の 5.12 を引用。

ISO

規格のネスラー法は環境・

安全上,変更が必要。ISO 規格
の見直し時に,改正提案の検討
を行う予定。

7.7

ナトリウム(Na)  炎光光度法

R96.3.8

炎光光度法

変更 1)

試料量,試薬などを変更。

2) JIS K 8001

の 5.30 を引用。

技術的差異は軽微であり,対策

は考慮しない。

7.8

カリウム(K)

炎光光度法

追加

項目を追加。

品質確保のために必要。

ISO

規格の見直し時に,追加提

案の検討を行う予定。 


8

K

 8

111


200

7

8

K

 8

111


200

7 ()

(Ⅰ)JIS の規定

(Ⅲ)国際規格の規定

(Ⅳ)JIS と国際規格との技術的差異の箇
条ごとの評価及びその内容

項目番号

内容

(Ⅱ)
国 際 規
格番号

項目番号

内容

項目ごと

の評価

技術的差異の内容

(Ⅴ)JIS と国際規格との技術
的差異の理由及び今後の対策

7.9

銅(Cu)

原子吸光法  R96.3.5

ア ノ ー ド ス ト リ ッ
ピ ン グ ボ ル タ ン メ
トリー

変更 1)

ISO

規格はアノードストリ

ッピングボルタンメトリ
ー,JIS は原子吸光法に変

更。

2) JIS K 8001

の 5.31 を引用。

国際的にも広く普及している方
法に変更。

ISO

規格の見直し時に,改正提

案の検討を行う予定。

7.10

カ ル シ ウ ム

(Ca)

原子吸光法  R96.3.6

原子吸光法

変更 1)

試料量,試薬溶液量などを

変更。

2) JIS K 8001

の 5.31 を引用。

技術的差異は軽微であり,対策
は考慮しない。

7.11

カ ド ミ ウ ム

(Cd)

原子吸光法  R96.3.5

ア ノ ー ド ス ト リ ッ
ピ ン グ ボ ル タ ン メ

トリー

変更

7.12

鉛(Pb)

原子吸光法  R96.3.5

ア ノ ー ド ス ト リ ッ
ピ ン グ ボ ル タ ン メ

トリー

変更

1) ISO

規格はアノードストリ

ッピングボルタンメトリ

ー,JIS は原子吸光法に変
更。

2) JIS K 8001

の 5.31 を引用。

国際的にも広く普及している方
法に変更。

ISO

規格の見直し時に,改正提

案の検討を行う予定。

7.13

マンガン(Mn)  原子吸光法

追加

項目を追加。

品質確保のために必要。

ISO

規格の見直し時に,追加提

案の検討を行う予定。

7.14

鉄(Fe)

原子吸光法  R96.3.7

1,10-

フ ェ ナ ン ト ロ

リン法

変更 1)

ISO

規格は 1,10-フェナン

トロリン法,JIS は原子吸
光法に変更。

2) JIS K 8001

の 5.31 を引用。

国際的にも広く普及している方
法に変更。

ISO

規格の見直し時に,改正提

案の検討を行う予定。 

8

記録

追加

項目を追加。

9

容器

追加

項目を追加。

10

表示

追加

項目を追加。

11

取扱い上の注意

事項

追加

項目を追加。

規格適合性を評価する関係で必

要な項目を追加。


9

K

 8

111


200

7

9

K

 8

111


200

7

1)

理由:軽微な技術的差異。箇条 6(品質)の(Ⅳ)欄の追加した項目は,いずれも一般用途の試薬としては軽微な技術的差異であり,この差が取引上の障害に
なる可能性はほとんどない。ISO 規格,JIS とも品質項目の設定・品質水準の設定は,市場での長い使用実績・経験を踏まえたものである。ISO 規格と JIS 
の質量分率 ppm∼質量分率 ppt レベルの不純物のごくわずかの差異は,経験上,一般用途の試薬としては実用上差し支えないものと考えられる。

なお,不純物のごくわずかの差異がどのような影響を及ぼすか,あらゆる用途を想定して検証することは現実的ではない。この(Ⅳ)の品質項目及び品質水

準が不満足な場合は,通常,JIS 試薬,ISO 規格試薬とも対応できない。この場合,対応策としては,目的に合致した高純度試薬など特殊用途の試薬を使用す
ることになる。

2)

  ISO

試薬規格の状況:ISO 規格の試薬は,規格の維持管理が行われていない(規格制定後約 20 年経過)

。このため,ISO 規格の内容が現在の市場の要求にこ

たえているかどうかの検討が行われていない(JIS との差)。また,ISO 規格の試薬は,我が国だけではなく,国際市場でも商取引がほとんどなく国際規格と
しての存在意義が乏しい。

3)

今後の対策:

1)

及び

2)

の理由から,当面,対策を考慮しない。

JIS

と国際規格との対応の程度の全体評価:ISO 6353-3:1987,MOD

被引用法規

食品・添加物等の規格基準(昭和 34 年厚生省告示第 370 号)

第十四改正日本薬局方(平成 13 年厚生労働省告示第 111 号)

関連する法規

労働安全衛生法(昭和 47 年法律第 57 号)−施行令第 18 条の 2  名称等を通知すべき有害物(MSDS 対象物質) 
毒物及び劇物取締法(昭和 25 年法律第 303 号)別表第 2  劇物

消防法(昭和 23 年法律第 186 号)−危険物  第 9 条の 2  貯蔵等の届出を要する物質政令別表第 2 省令第 2 条 
水質汚濁防止法(昭和 45 年法律第 138 号)−第 2 条  有害物質 
特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律(平成 11 年法律第 86 号)−第 2 条  第一種指定化学物質

関連する外国規格

アメリカ  Reagent Chemicals  ―American Chemical Society Specifications  ACS(2000) 
イギリス  British Standards  BS 6376-3(1989)

韓国  韓国産業規格(Korean Standards)  KS M8121(1995)

KS MISO 6353-3(2002)

フランス  Norme Française(フランス標準)  NF ISO 6353-3(1988) 
ロシア  Gosdarstvennye Standarty(国家標準)  GOST 4529(1978)

注記 1  箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。

−  一致………………  技術的差異がない。 
−  追加………………  国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。

−  変更………………  国際規格の規定内容を変更している。

注記 2  JIS と国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。

−  MOD……………… 国際規格を修正している。