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K 8107

:2006

(1)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,社団法人日本試薬

協会(JRA)/財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申出

があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。

これによって,JIS K 8107:1996 は改正され,この規格に置き換えられる。

改正に当たっては,日本工業規格と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格の作成及び日

本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO 6353-2:1983,Reagents for chemical

analysis

―Part 2:Specifications―First series を基礎として用いた。

この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の

実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会

は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新

案登録出願にかかわる確認について,責任をもたない。

JIS K 8107

には,次に示す附属書がある。

附属書(参考)JIS と対応する国際規格との対比表


K 8107

:2006

目  次

ページ

序文 

1

1.

  適用範囲

1

2.

  引用規格

1

3.

  一般事項

1

4.

  種類

1

5.

  性質

2

5.1

  性状

2

5.2

  定性方法 

2

6.

  品質

2

7.

  試験方法

3

7.1

  試験条件及び試験結果 

3

7.2

  純度(C

10

H

14

N

2

Na

2

O

8

2H

2

O

) 

3

7.3

  水溶状

3

7.4

  pH50 g/l25  ℃) 

3

7.5

  塩化物(Cl) 

3

7.6

  硫酸塩(SO

4

) 

3

7.7

  銅(Cu) 

3

7.8

  鉛(Pb

4

7.9

  鉄(Fe) 

4

7.10

  ニトリロ三酢酸(C

6

H

6

NO

6

4

8.

  容器

5

9.

  表示

5

附属書(参考)  JIS と対応する国際規格との対比表

6


・2H

2

O

NaOOCH

2

C

NCH

2

CH

2

N

HOOCH

2

C

CH

2

COONa

CH

2

COOH

日本工業規格

JIS

 K

8107

:2006

エチレンジアミン四酢酸二水素 
二ナトリウム二水和物(試薬)

Disodium dihydrogen ethylenediamine tetraacetate dihydrate

C

10

H

14

N

2

Na

2

O

8

・2H

2

O

  FW:372.24

序文  この規格は,1983 年に第 1 版として発行された ISO 6353-2,Reagents for chemical analysis―Part 2:

Specifications

―First series を翻訳し,技術的内容を変更して作成した日本工業規格である。

なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,原国際規格を変更している事項である。変

更の一覧表をその説明を付けて,

附属書に示す。

1. 

適用範囲  この規格は,試薬として用いるエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物(

1

)

ついて規定する。

(

1

)

略名:EDTA2Na

備考  この規格の対応国際規格を,次に示す。

なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21 に基づき,IDT(一致している)

,MOD

(修正している)

,NEQ(同等でない)とする。

ISO 6353-2:1983

,Reagents for chemical analysis―Part 2:Specifications―First series  (MOD)

2. 

引用規格  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS K 0117

  赤外分光分析方法通則

JIS K 0124

  高速液体クロマトグラフィー通則

JIS K 8001

  試薬試験方法通則

JIS K 8085

  アンモニア水(試薬)

JIS K 8891

  メタノール(試薬)

JIS K 8951

  硫酸(試薬)

  JIS K 9005  りん酸(試薬)

3. 

一般事項  試験方法の一般的な事項は,JIS K 8001 による。

4. 

種類  種類は,特級とする。


2

K 8107

:2006

5. 

性質

5.1 

性状  エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物は,白い結晶又は結晶性粉末で,水にや

や溶けやすく,エタノール及びジエチルエーテルにほとんど溶けない。

5.2 

定性方法  定性方法は,次による。

a) 

試料 0.5 g に水 10 ml を加えて溶かす(A 液)

。A 液を用いて JIS K 8001 の 5.29(炎色試験)

1

(アル

カリ金属及びアルカリ土類金属試験法)によって,黄色が現れる。

b)

試料の赤外吸収スペクトルを JIS K 0117 によって測定すると,波数 3 520 cm

-1

,3 390 cm

-1

,2 785 cm

-1

1 627 cm

-1

,1 396 cm

-1

,1 362 cm

-1

,1 317 cm

-1

,920 cm

-1

及び 710 cm

-1

付近に主な吸収を認める。この

場合,試料調製は JIS K 0117 の 5.2(固体)b)(錠剤法)による。赤外吸収スペクトルの一例を,

図 1

に示す。

  1  赤外吸収スペクトルの一例

6. 

品質  品質は,7.によって試験したとき,表 に適合しなければならない。


3

K 8107

:2006

1  品質

項目

規格値

純度(C

10

H

14

N

2

Na

2

O

8

・2H

2

O

水溶状

pH

(50 g/l,25  ℃)

塩化物(Cl)

硫酸塩(SO

4

銅(Cu) 
鉛(Pb)

鉄(Fe) 
ニトリロ三酢酸(C

6

H

6

NO

6

質量分率  %

 

質量分率  % 
質量分率  %

質量分率 ppm

質量分率 ppm

質量分率 ppm

質量分率  %

99.5

以上

試験適合

4.2

∼4.8

0.004

以下

0.02

以下

5

以下

5

以下

5

以下

0.05

以下

7. 

試験方法

7.1 

試験条件及び試験結果  JIS K 8001 の 3.7(試験操作など)(1)(試験の環境)による。湿度管理は,

必要に応じ実施する。また,

表 で規定する各品質項目の試験は,次の各試験方法によって行い,得られ

る計算値及び操作結果は,JIS K 8001 の 3.5(測定値)による。

7.2 

純度(C

10

H

14

N

2

Na

2

O

8

2H

2

O

)  試料 1.0 g を 0.1 mg のけたまではかりとり,水 50 ml を加えて溶か

す。アンモニア性塩化アンモニウム緩衝液 2 ml 及びエリオクロムブラック T 希釈粉末 0.05 g を加えて,0.1

mol/l

亜鉛溶液で滴定する。終点は,液の色が青から赤に変わる点とする。この場合,0.1 mol/l 亜鉛溶液 1 ml

は,0.037 224 g C

10

H

14

N

2

Na

2

O

8

・2H

2

O

に相当する。

7.3 

水溶状  JIS K 8001 の 5.2(溶状)による。この場合,試料は 0.4 g,濁りの程度の適合限度標準は(a

(澄明)を用いる。

7.4 pH

50 g/l25  ℃)  溶液の調製及び操作は,次による。

a) 

試料溶液  試料 5.0 g に二酸化炭素を含まない水を加えて溶かし 100 ml にする。

b)

操作  JIS K 8001 の 5.5(pH)(2)による。

7.5 

塩化物(Cl)  溶液の調製及び操作は,次による。

a) 

試料側溶液  試料 1.0 g に水 20 ml を加え,加熱して溶かす。これに硝酸(1+2)1 ml を加えて冷却し,

洗浄ろ紙(5 種 C)を用いてろ過する。ろ紙を水で洗い,ろ液と洗液とを合わせ,水を加えて 40 ml

にする(B 液)

。試験には,B 液 20 ml(試料量 0.5 g)を用いる。

b) 

標準側溶液  水 10 ml を加熱し,硝酸(1+2)0.5 ml を加えて冷却する。これに塩化物標準液(Cl:

0.01 mg/ml

)2.0 ml 及び水を加えて 20 ml にする。

c) 

操作  JIS K 8001 の 5.7[塩化物(Cl)](1)(比濁法)による。

7.6 

硫酸塩(SO

4

)  溶液の調製及び操作は,次による。

a) 

試料側溶液  試料 0.20 g を白金皿にとり,炭酸ナトリウム溶液(100 g/l)2 ml を加えて,水浴上で蒸

発乾固する。次に電気炉中で徐々に加熱し,更に強熱して灰化する。冷却後,塩酸(2+1)1 ml 及び

水を加えて 25 ml にする。

b) 

標準側溶液  炭酸ナトリウム溶液(100 g/l)2 ml を白金皿にとり,水浴上で蒸発乾固する。次に電気

炉中で徐々に加熱し,更に強熱する。冷却後,硫酸塩標準液(SO

4

:0.01 mg/ml)4.0 ml,塩酸(2+1)

1 ml

及び水を加えて 25 ml にする。

c) 

操作  JIS K 8001 の 5.15[硫酸塩(SO

4

1

(比濁法)による。

7.7 

銅(Cu)  溶液の調製及び操作は,次による。

a) 

試料側溶液  試料 5.0 g に JIS K 8951 に規定する硫酸 3 ml を加え,徐々に加熱して炭化する。更に


4

K 8107

:2006

600

℃で強熱して灰化し,冷却後,塩酸(2+1)5 ml を加えて溶かす。必要ならば,ろ紙(5 種 C)

を用いてろ過し,水で洗い,ろ液と洗液とを合わせる。これに水を加えて 50 ml にする(S 液)

。S 液

20 ml

(試料量 2 g)に水を加えて 25 ml にする(X 液)

(X 液は,7.8 及び 7.9 の試験にも用いる。

b) 

標準側溶液  S 液 20 ml(試料量 2 g),銅標準液(Cu:0.01 mg/ml)1.0 ml,鉛標準液(Pb:0.01 mg/ml)

1.0 ml

,鉄標準液(Fe:0.01 mg/ml)1.0 ml 及び水を加えて 25 ml にする(Y 液)

(Y 液は,7.8 及び 7.9

の試験にも用いる。

c) 

操作  JIS K 8001 の 5.31(原子吸光法)(1)(直接噴霧法)(d)による。

7.8 

鉛(Pb)  溶液の調製及び操作は,次による。

a) 

試料側溶液  7.7 の X 液を用いる。

b) 

標準側溶液  7.7 の Y 液を用いる。

c)

操作  JIS K 8001 の 5.311)(d)による。

7.9 

鉄(Fe)  溶液の調製及び操作は,次による。

a) 

試料側溶液  7.7 の X 液を用いる。

b) 

標準側溶液  7.7 の Y 液を用いる。

c)

操作  JIS K 8001 の 5.311)(d)による。

7.10 

ニトリロ三酢酸(C

6

H

6

NO

6

)  一般的な事項は,JIS K 0124 によるほかは,次による。

a) 

試料の調製

1) 

試料溶液  試料 1.0 g を全量フラスコ 100 ml にとり,硝酸銅(Ⅱ)溶液(10 g/l)(

2

)

を標線まで加え

る。

2) 

被検成分追加試料溶液  試料 1.0 g を全量フラスコ 100 ml にとり,ニトリロ三酢酸溶液(10

mg/ml)(

3

)50 µl

を加え硝酸銅(Ⅱ)溶液(10 g/l)(

2

)

を標線まで加える。

(

2

)

硝酸銅(Ⅱ)溶液(10 g/l)の調製は,硝酸銅(Ⅱ)三水和物(純度  質量分率 98  %以上)13 g

を水に溶かし 1 000 ml にする。

(

3

)

ニトリロ三酢酸標準溶液(10 mg/ml)の調製は,ニトリロ三酢酸(C

6

H

6

NO

6

(純度  質量分率

98

%以上)1.00 g を全量フラスコ 100 ml にはかりとり,JIS K 8085 に規定するアンモニア水 5

ml

を加え,水を標線まで加える。

b) 

分析条件  一例を,次に示すが,これと同等の性能の条件でもよい。

検出器の種類

:紫外線吸光光度検出器,波長  254 nm

カラム充てん剤の種類:オクタデシル基を化学結合した全多孔性球状シリカゲル,粒度 5 µm

クロマト管の材質,内径及び長さ:ステンレス鋼,4.6 mm,250 mm

カラム温度:室温付近の一定温度

移動相,種類及び組成比:テトラブチルアンモニウムヒドロキシド溶液(質量分率 10  %)(

4

)10 ml

に水を加えて 200 ml にする。これにりん酸(1 mol/l)(

5

)

を加えて pH7.5±0.1 に調節し,JIS K 8891 

規定するメタノール 100 ml 及び水を加えて 1 000 ml にする。

(

4

)

化学式は[CH

3

(CH

2

)

3

]

4

NOH

であり,通常,質量分率 10  %溶液として市販されている。

(

5

)

りん酸(1 mol/l)の調製は,JIS K 9005 に規定するりん酸 11.5 g に水を加えて 100 ml にする。

流量:1 ml/min

試料溶液導入量:25 µl

c)

定量法  JIS K 0124  の 14.1(定量法)によって,ニトリロ三酢酸の面積を測定し,14.6(標準添加法)

によって,ニトリロ三酢酸の濃度を求める。


5

K 8107

:2006

8. 

容器  容器は,気密容器とする。

9. 

表示  容器には,次の事項を表示する。

a) 

名称  “エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物”及び“試薬”の文字

b)

種類

c)

化学式及び式量

d)

純度

e)

内容量

f)

製造番号

g)

製造業者名又はその略号


6

K 8107

:2006

附属書(参考)  JIS と対応する国際規格との対比表

JIS K 8107 : 2006

  エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物(試薬)

ISO 6353-2:1983

  化学分析用試薬―第 2 部:仕様―第 1 シリーズ

(

Ⅰ)JIS の規定

(

Ⅲ)国際規格の規定

(

Ⅳ)JIS と国際規格との技術的差異の項目ごとの評

価及びその内容

  表示箇所:本体 
  表示方法:点線の下線又は側線

項目番号

内容

(

Ⅱ)

国際

規格
番号

項目番号

内容

項目ごと

の評価

技術的差異の内容

(

Ⅴ)JIS と国際規格との技術

的差異の理由及び今後の対

1.

適用範囲

試薬として用いるエチ

レンジアミン四酢酸二
水素二ナトリウム二水
和物について規定。

1

化学分析用試薬 40

品 目 の 仕 様 に つ い
て規定。

MOD/

変更  JIS は 1 品目 1 規格。

試薬の規格使用者が各規格

を多く引用しやすくするた
めに 1 品目 1 規格としてい
る。

  なお,対応国際規格は 20
年間以上見直しが行われて
いないため市場の実態に合

わない。国際規格の改正提案
を検討する。

2.

引用規格

JIS K 0117 

JIS K 0124

JIS K 8001 

JIS K 8085 

JIS K 8891 

JIS K 8951 

JIS K 9005 

 1

ISO 6353-1 

MOD/

変更  ISO 規格 1 件を削除し,JIS を追加・

引用,基本的には同等内容。

該当する対比項目を参照。

3.

一般事項

JIS K 8001

による。

― MOD/追加  項目を追加。

編集上の差異であり,技術的
な差異ではない。

4.

種類

― MOD/追加  種類の項目を追加。

JIS

は種類として“特級”だ

けなので,ISO 規格と技術的

な差異はない。

5.

性質

― MOD/追加  エチレンジアミン四酢酸二水素二ナ

トリウム二水和物の性質の項を追加。

一般的な説明事項であり,技
術的な差異はない。

6

K 8107


2006

6

K 8107


2005


7

K 8107

:2006

(

Ⅰ)JIS の規定

(

Ⅲ)国際規格の規定

(

Ⅳ)JIS と国際規格との技術的差異の項目ごとの評

価及びその内容 
  表示箇所:本体 
  表示方法:点線の下線又は側線

項目番号

内容

(

Ⅱ)

国際
規格
番号

項目番号

内容

項目ごと

の評価

技術的差異の内容

(

Ⅴ)JIS と国際規格との技術

的差異の理由及び今後の対

6.

品質

R12.1

MOD/

変更 1) 品質に差異のある項目:純度,pH,

鉛,鉄。

2)

追加した項目:水溶状。

ISO

規格は,長期間内容の見

直しが行われず,国際市場で

ISO

規格品が用いられること

はほとんどない。また,技術
的差異も軽微(

1

)(

2

)(

3

)

である。

7.

試験方法

7.1

試 験 条 件

及び試験結果

R12.2

― MOD/追加

項目を追加。

一般的な試験条件及び試験

結果に関する事項であり,技
術的な差異はない。

7.2

純度

(C

10

H

14

N

2

Na

2

O

8

・2H

2

O)

滴定法

R12.2.2

滴定法 MOD/変更

試薬の量を変更。

JIS

は,定期的に見直しを行

っているが,ISO 規格は,長
年見直しが行われていない

ことから実績のある従来の

JIS

法を踏襲。技術的な差異

は軽微であり,対策は考慮し

ない。

7.3

水溶状

― MOD/追加

項目を追加。

用途上で必要。

ISO

規格の見直し時に,改正

提案の検討を行う予定。

7.4  pH

(50 g/l

,25  ℃)

溶液 濃 度は g/l で 規

定。

R12.2.1

溶 液 濃 度 は 質 量 分

率%で規定。

MOD/

変更

1)  ISO

規 格 は 溶 液 濃 度 を 質 量 分

率%で規定,JIS は溶液濃度を g/l 
で規定。

2)  JIS K 8001

の 5.5 を引用。

JIS

は操作性から溶液濃度を

g

/l で規定。ISO 規格の見直

し時に,改正提案の検討を行
う予定。 

7

K 8107


2005

7

K 8107


2006


8

K 8107

:2006

(

Ⅰ)JIS の規定

(

Ⅲ)国際規格の規定

(

Ⅳ)JIS と国際規格との技術的差異の項目ごとの評

価及びその内容 
  表示箇所:本体

  表示方法:点線の下線又は側線

項目番号

内容

(

Ⅱ)

国際
規格

番号

項目番号

内容

項目ごと

の評価

技術的差異の内容

(

Ⅴ)JIS と国際規格との技術

的差異の理由及び今後の対

7.5

塩化物

(Cl)

比濁法

R12.2.3

比濁法 MOD/変更 1) 試料の量,試薬の量などを変更。

2)  JIS K 8001

の 5.7 を引用。

7.6

硫酸塩

(SO

4

比濁法

R12.2.5

種晶添加比濁法 MOD/変更 1) 種晶添加比濁法を比濁法に変更。

2)  JIS K 8001

の 5.15 を引用。

7.7

銅(Cu)

原子吸光法

R12.2.6

原子吸光法 MOD/変更

7.8

鉛(Pb)

原子吸光法

R12.2.6

原子吸光法 MOD/変更

7.9

鉄(Fe)

原子吸光法

R12.2.6

原子吸光法 MOD/変更

1)

試料の量,試薬の量などを変更。

2)

試料を直接溶液にする方法から,

灰化処理後に溶液にする方法に
変更。

3)  JIS K 8001

の 5.31 を引用。

JIS

は,定期的に見直しを行

っているが,ISO 規格は,長

年見直しが行われていない
ことから実績のある従来の

JIS

法を踏襲。技術的な差異

は軽微であり,対策は考慮し
ない。

7.10

ニトリロ

三酢酸 
(C

6

H

6

NO

6

HPLC

R12.2.4

ポーラログラフ法 MOD/変更 1) 有害な水銀試薬を使用するポー

ラログラフ法から有害性の少な
い試薬を使用する HPLC 法に変

更。

2)  JIS K 0124

を引用。

ISO

規格は,環境・安全上,

変更が必要。

ISO

規格の見直し時に,改正

提案の検討を行う予定。 

8.

容器

― MOD/追加

項目を追加。

規格適合性を評価する関係
で必要な項目を追加。

9.

表示

― MOD/追加

項目を追加。

規格適合性を評価する関係

で必要な項目を追加。

8

K 8107


2006

8

K 8107


2005


9

K 8107

:2006

(

1

)

理由:軽微な技術的差異。6.品質の(Ⅳ)欄の 1)∼2)は,いずれも一般用途の試薬としては軽微な技術的差異であり,この差が取引上の障害になる可能性はほと
んどない。ISO 規格,JIS とも品質項目の設定・品質水準の設定は,市場での長い使用実績・経験を踏まえたものである。ISO 規格と JIS との質量分率 ppm∼質
量分率 ppt レベルの不純物のごくわずかの差異は,経験上,一般用途の試薬としては実用上差し支えないものと考えられる。

  なお,不純物のごくわずかの差異がどのような影響を及ぼすか,あらゆる用途を想定して検証することは現実的ではない。  (Ⅳ)の 1)∼2)の品質項目及び品質
水準が不満足な場合は,通常,JIS 試薬,ISO 規格試薬とも対応できない。この場合,対応策としては,目的に合致した高純度試薬など特殊用途の試薬を使用す
ることになる。

(

2

) ISO

試薬規格の状況:ISO 規格の試薬は,規格の維持管理が行われていない(規格制定後約 20 年経過)

。このため,ISO 規格の内容が現在の市場の要求にこた

えているかどうかの検討が行われていない(JIS との差)

。また,ISO 規格の試薬は,我が国だけではなく,国際市場でも商取引がほとんどなく国際規格として

の存在意義が乏しい。

(

3

今後の対策:(

1

)

及び(

2

)

の理由から,当面,対策を考慮しない。

JIS

と国際規格との対応の程度の全体評価:MOD

備考1.  項目ごとの評価欄の記号の意味は,次のとおりである。

−MOD/追加・・・・・・・・・国際規格の規定項目又は規定内容を追加している。

−MOD/変更・・・・・・・・・国際規格の規定内容を変更している。

2.  JIS

と国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次のとおりである。

−MOD  ・・・・・・・・・国際規格を修正している。


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