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K 7248

:2005(ISO 1923:1981)

(1) 

まえがき

この規格は,工業標準化法第 12 条第 1 項の規定に基づき,日本プラスチック工業連盟(JPIF)/財団法人

日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を制定すべきとの申出があり,日本工業標準

調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格である。

制定に当たっては,日本工業規格と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格の作成及び日

本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO 1923:1981,Cellular plastics and

rubbers

−Determination of linear dimensions を基礎として用いた。

この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の

実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会

は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新

案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。

JIS K 7248

には,次に示す附属書がある。

附属書 A(参考)ダイヤルゲージの一例


K 7248

:2005(ISO 1923:1981)

(2) 

目  次

ページ

序文 

1

1.

  適用範囲

1

2.

  定義

1

2.1

  寸法

1

3.

  測定器具

1

3.1

  ダイヤルゲージ

1

3.2

  マイクロメータ

1

3.3

  ノギス

1

3.4

  金属製直尺又は鋼製巻尺 

1

4.

  操作 2

4.1

  測定器具の選択

2

42.

  測定数及び位置 2

4.3

  ダイヤルゲージ (3.1) による測定 2

4.4

  マイクロメータ (3.2) による測定(硬質発泡材料の場合だけ) 2

4.5

  ノギス (3.3) による測定 2

4.6

  金属製直尺又は鋼製巻尺による測定  2

5.

  試験報告 2

附属書 A(参考)ダイヤルゲージの一例 

4

 


     

日本工業規格

JIS

 K

7248

:2005

(ISO 1923

:1981

)

発泡プラスチック及びゴム−寸法の求め方

Cellular plastics and rubbers

Determination of linear dimensions

序文  この規格は,1981 年に第 2 版として発行された ISO 1923,Cellular plastics and rubbers−Determination

of linear dimensions

を翻訳し,技術的内容及び規格票の様式を変更することなく作成した日本工業規格であ

る。

1. 

適用範囲  この規格は,シート状若しくはブロック状発泡材料(軟質及び硬質)又はその試験片の寸法

の求め方,及び測定に用いる器具の特性並びにその選択方法について規定する。

備考  この規格の対応国際規格を,次に示す。

なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21 に基づき,IDT(一致している)

,MOD

(修正している)

,NEQ(同等でない)とする。

ISO 1923:1981

,Cellular plastics and rubbers−Determination of linear dimensions (IDT)

2. 

定義  この規格で用いる主な用語の定義は,次による。

2.1 

寸法  発泡体試験片の角部,端部,若しくは面によって定義される特定の二点,平行な二本の線,

又は平行な二面間の最短距離。3.の測定器具によって測定する。

3. 

測定器具

3.1 

ダイヤルゲージ  測定面積約 10 cm

2

,測定圧力 100±10 Pa,及び最小読取単位 0.05 mm のものとす

る。

参考  ばねを用いる市販のダイヤルゲージは,この要求を満たさない。附属書 に,適切なダイヤル

ゲージの一例を示す。

3.2 

マイクロメータ  直径 5 mm 以上の測定面積をもつものとする。ただし,測定面積はいかなる場合

にもセルの平均直径の 5 倍以上でなければならない。最小読取単位は,0.05 mm とする。軟質発泡材料は

圧縮され始めの検知が困難なため,マイクロメータの使用は硬質発泡材料に限定する。

3.3 

ノギス  最小読取単位 0.1 mm のバーニヤ付きのものとする。

3.4 

金属製直尺又は鋼製巻尺  ミリメートル単位の目盛をもち,0.5 mm まで読取り可能なものとする。

4. 

操作

4.1 

測定器具の選択  測定器具は,測定する寸法に対応する読取単位によって選択する(表 参照)。

a) 

読取単位 0.05 mm が必要な場合には,ダイヤルゲージ(3.1)又はマイクロメータ(3.2)を使用する。

マイクロメータは,形状的にダイヤルゲージが使用できない硬質発泡材料の試験片のみに使用する。

通常,読取単位 0.05 mm は,10 mm を超える寸法には適用しない。


2

K 7248

:2005(ISO 1923:1981)

     

b) 

読取単位 0.1 mm が必要な場合には,ノギス(3.3)を使用する。通常,読取単位 0.1 mm は,100 mm

を超える寸法には適用しない。

備考  この測定にダイヤルゲージ又はマイクロメータ(硬質発泡材料の場合だけ)を使用することも

できるが,その場合でも器具読取単位は,ノギスと同じでよい。

c) 

読取単位 0.5 mm が必要な場合には,金属製直尺又は鋼製巻尺(3.4)を使用する。

備考  この測定にノギスを使用することもできるが,その場合でも器具読取単位は金属製直尺又は鋼

製巻尺と同じでよい。

  1  測定器具の選択

単位  mm

推奨器具

測定範囲

読取単位

通常の使用

測定可能な場合

中 央 値 の 丸
め幅

10

以下 0.05

ダ イ ヤ ル ゲ ー ジ 又 は マ
イクロメータ

 0.1

10

を超え 100 以下 0.1

ノギス

ダ イ ヤ ル ゲ ー ジ

又 は マ イ ク ロ メ
ータ(硬質発泡材
料の場合だけ)

0.2

100

を超える 0.5  金 属 製 直 尺 又 は 鋼 製 巻

ノギス 1.0

4.2 

測定数及び位置  測定場所の数は,試験片の大きさ及び形状による。ただし,少なくとも 5 か所以

上でなければならない。適切な平均値を得るためには,測定位置はできるだけ離す。各位置で 3 個の読み

の中央値を取り,5 個以上の中央値の平均を計算する。

4.3 

ダイヤルゲージ(3.1)による測定  通常,測定は試料台の上で行う。試料台は,台上に載せる試験

片の最も長い辺が収まる大きさでなければならない。試験中,試験片は試料台上に平らに載せておく。ダ

イヤルゲージの読みは,0.1 mm に丸める。

4.4 

マイクロメータ(3.2)による測定(硬質発泡材料の場合だけ)  測定は,マイクロメータの測定面

を発泡材料に接触するまで連続的に接近させて行う。このとき試験片の表面に変形及び損傷を与えないよ

うにする。試験片を軽く前後に動かしながら,試験片の動きがややきつく感じるまでゆっくりと測定面の

間隔を狭める。

備考  金属シート又は金属板の上から測定することによって,測定面積を拡大することができる。マ

イクロメータの読みは,0.1 mm に丸める

4.5 

ノギス(3.3)による測定  ノギスの読みは,0.2 mm に丸める。

4.5.1 

すべての材料(軟質発泡材料及び硬質発泡材料)  ノギスは,あらかじめ小さい方の測定寸法にゆ

っくりと調節して試験片に差し当て,測定面が試験片の表面に接触して動かなくなったところで測定する。

このとき試験片の表面を圧縮又は損傷しないようにする。

4.5.2 

硬質発泡材料の場合だけ  4.4 に規定する方法を適用することができる。

4.6 

金属製直尺又は鋼製巻尺による測定  金属製直尺又は鋼製巻尺を当てることによって,発泡材料が

変形又は破損してはならない。金属製直尺又は鋼製巻尺の測定値は,1.0 mm に丸める。

5. 

試験報告  試験報告は,次の事項を含める。

a) 

この規格の規格番号(JIS K 7248


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K 7248

:2005(ISO 1923:1981)

     

b) 

発泡材料の種類及び等級

c) 

使用した測定器具

d)

寸法(mm)

:ダイヤルゲージ又はマイクロメータで測定した場合は 0.1 mm,ノギスで測定した場合は

0.2 mm

,金属製直尺又は鋼製巻尺で測定した場合は 1.0 mm に丸める。

e)

この規格に規定する以外の操作


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:2005(ISO 1923:1981)

     

附属書 A(参考)ダイヤルゲージの一例

この附属書は,本体に関連する事柄を補足するもので,規定の一部ではない。

A.1. 

装置  装置は,次の部品によって構成する。

a)

測定する寸法に適した,調節式支持具を付けた試料台。

b)

読取単位 0.05 mm 以上のねじマイクロメータ。

c)

面積 10 cm

2

のアルミ板。試験片に載せ,たわみ線,電池及び電球から構成される電気回路に接続する。

アルミ板の質量は,試験片に 100±10 Pa の圧力が加わるようなものとする。

d)

測定する寸法に応じて選択した許容差 0.01 mm の校正済みゲージブロック。

目盛(mm)