>サイトトップへ >このカテゴリの一覧へ

日本工業規格

JIS

 K

6551

-1977

くつ用革

Leather for Shoes

1.

適用範囲  この規格は,男子用(

1

)

及び婦人,子供用(

2

)

のかわぐつ材料として使用する革について規定

する。

(

1

)

男子用くつとは,成人男子が通勤,通学など一般歩行に用いるもの。

(

2

)

婦人,子供用くつとは,婦人又は子供が通勤,通学など一般歩行に用いるもの。

備考  この規格の中で  {  }  を付けて示してある単位及び数値は,国際単位系 (SI) によるものであっ

て,参考として併記したのである。

引用規格: 

JIS K 6547

  革の染色摩擦堅ろう度試験方法

JIS K 6548

  革の銀面割れ試験方法

JIS K 6549

  革の透湿度試験方法

JIS K 6550

  革試験方法

JIS S 5029

  かわぐつの標準呼び寸法

関連規格:JIS Z 8203  国際単位系 (SI) 及びその使い方

2.

種類及び品質  種類は,甲革,裏革,中底革及び表底革の 4 種類とする。品質は表 の試験方法によ

り試験し,

表 の規定に適合すること。

表 1

試験項目

試験規格

摩擦堅ろう度,乾湿及び汗

JIS K 6547

(革の染色摩擦堅ろう度試験

方法)

銀面割れ荷重及び高さ

JIS K 6548

(革の銀面割れ試験方法)

透湿度

JIS K 6549

(革の透湿度試験方法)

その他の項目

JIS K 6550

(革試験方法)


2

K 6551-1977

表 2

甲革

裏革

中底革

表底革

種類

項目

男子用

婦人,子供

(

3

)

男子用

婦人,子供

(

3

)

男子用

婦人,子供

(

3

)

男子用

婦人,子供

(

3

)

カーフ 0.8

以上

0.7

以上

キップ 0.9

以上 0.8  以上(

4

)

カウ又はステア 1.3

以上 1.1  以上(

5

0.8

以上

0.6

以上

ステア又はブル

1.8

以上(

6

1.8

以上(

6

) 3.5

以上(

7

) 3.0

以上(

7

)

コードバン 1.5

以上

その他 1.2

以上

1.0

以上

0.8

以上

0.6

以上

        豚革 1.0

以上

1.0

以上

0.8

以上

0.6

以上

厚さ

(mm)

        その他の革 0.7

以上

0.7

以上

0.7

以上

0.6

以上

2.0

以上

2.0

以上 4.0

以上 3.5

以上

引張強さ (kgf/mm

2

) {MPa}

1.2

以上

{11.77}

1.2

以上

{11.77}

1.0

以上

{9.81}

1.0

以上

{9.81}

1.5

以上

{14.71}

1.5

以上

{14.71}

1.5

以上

{14.71}

1.5

以上

{14.71}

7kgf {68.65N}

荷重下の伸び (%)

10

以上 10

以上

切断時の伸び (%)

30

以上 30

以上

30

以上

30

以上

40

以下

40

以下 30

以下 30

以下

引裂強さ (kgf/mm) {N/mm} (

8

) 3.0

以上

{29.42}

2.5

以上

{24.52}

1.5

以上

{14.71}

1.5

以上

{14.71}

銀面割れ荷重 (kgf) {N} (

9

)(

10

) 15

以上

{147.10}

12

以上

{117.68}

銀面割れ高さ (mm) (

9

)(

10

) 6

以上 6

以上

口径 6cm の棒に沿っ

て銀面を表にして屈

折しても銀面にき裂

を生じないこと。

耐水度

(min)

  

150cm

で 30 以上

吸水度 (%)

15

以上

15

以上

20

以上

20

以上 25

以下 25

以下

透湿度 {mg/ (cm

2

・h)} (

11

) 3

以上 3

以上

3

以上

3

以上

摩擦堅ろう度  乾(

12

) 2

以上 2

以上

4

以上

4

以上

4

以上

4

以上

摩擦堅ろう度  湿(

12

)

3

以上

3

以上

3

以上

3

以上

摩擦堅ろう度  アルカリ性汗(

12

)

2

以上

2

以上

2

以上

2

以上

液中収縮温度  (℃) 90

以上(

15

90

以上(

15

)

70

以上

70

以上

70

以上

70

以上 70

以上 70

以上

pH 3.1

∼4.3 3.1∼4.3

3.1

∼4.3

3.1

∼4.3

3.0

∼4.3

3.0

∼4.3 3.0∼4.0 3.0∼4.0

脂肪分 (%) (

13

)

2

∼8 2∼8 2∼8 2∼8 2∼10 2∼10 10

以下 10

以下

可溶性成分 (%) (

13

)

以下

20

以下 28

以下 28

以下

なめし度(

12

)(

14

)

以上

40

以上 60

以上 60

以上

クロム含有量 (%) (

13

)(

15

)

(Cr

2

O

3

として)

2.5

以上

2.5

以上

2.0

以上

2.0

以上

(

3

)

子供ぐつとは,JIS S 5029(かわぐつの標準呼び寸法)に規定されている子供ぐつの大サイズ (18

2

1

∼21)  及

び合サイズ (21

2

1

∼23

2

1

)

のくつをいう。

(

4

)

子供ぐつでは,0.7mm 以上とする。

(

5

)

子供ぐつでは,1.0mm 以上とする。

(

6

)

グッドイヤウエルト式製法では,2mm 以上とする。

(

7

)

グッドイヤウエルト式製法では,男子用 4.0mm,婦人用 3.5mm,子供用 3.0mm とする。

(

8

)

山めん羊革,ベロア及びスエードの甲革の引裂強さは 1.5kgf/mm {14.71N/mm}  とする。

(

9

)

銀面をパフした革及び肉面を表として使用する革は除く。

(

10

)  1

試料につき 3 個以上試験した値の最低値を規定する。

(

11

)

エナメル仕上げの革は,この規定から除く。

(

12

)

裏革を使用しないくつの甲革は,裏面が裏革の規定に適合すること。

(

13

)

革の水分量 14.0%に換算した値。

(

14

)

標物タンニンなめしを主体とした革についてだけ規定する。

(

15

)

クロムなめしを主体とした革についてだけ規定する。ただし,直接加硫圧着式製法では 3.0∼5.5%でなければ
ならない。


3

K 6551-1977

参考  この規格に規定したすべての数値は,JIS K 6550(革試験方法)に規定した試料採取部分の数

値である。

3.

表示  製品ごとに製造業者名(又は略号)を表示する。

高分子部会  くつ用革専門委員会  構成表(昭和 45 年 5 月 1 日改正のとき)

氏名

所属

(委員会長)

菅  野  英二郎

工業技術院東京工業試験所

増  田  忠  純

日本皮革株式会社

池  田  敬  二

山陽皮革株式会社

岡  村      浩

株式会社山崎化学研究所

山  本  茂  一

結城化工株式会社

山  本  龍四郎

明治製革株式会社

大  木  幸  一

大和皮革株式会社

石  川  民  夫

光陽産業株式会社

神  谷  康  郎

東京皮革株式会社

磯  畑  弘太郎

日本靴製造団体連合会

島  田  勝  治

日本製靴株式会社

金  子  芳  蔵

東都製靴工業協同組合

大  野  里  美

新興製靴工業株式会社

倉  持      保

スタンダード靴株式会社

村  上      攻

大塚製靴株式会社

中  井      勉

日本国有鉄道関東地方資材部

河  村  昭  彦

防衛庁技術研究本部

池  上  茂  夫

株式会社ストック小島

松  川      清

株式会社松川商店

荒  川      英

通商産業省繊維雑貨局

大  野  健  一

工業技術院標準部

(事務局)

山  脇  政  次

工業技術院標準部繊維化学規格課

小  泉  栄  毅

工業技術院標準部繊維化学規格課

(事務局)

青  木  誠  治

工業技術院標準部繊維化学規格課(昭和 52 年 5 月 1 日改正のとき)

石  川  哲之介

工業技術院標準部繊維化学規格課(昭和 52 年 5 月 1 日改正のとき)