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解説付表1 JISと対応する国際規格との対比表 

JIS K 6368 : 1999 細幅Vベルト 

ISO 41184 : 1992 (Vと細幅Vデータム長さ) 

対比項目 

 
規定項目 

(I) JISの規定内容 

(II) 国際規格番

号 

(III) 国際規格の規定内容 

(IV) JISと国際規格との相違点 

(V) JISと国際規格との整合

が困難な理由及び今後の
対策 

(1) 適用範囲 

○ 細幅Vベルトについて規定 ISO 4184 

○ 一般用Vベルトと細幅Vベルト

について規定 

= JISは細幅Vベルトだけ規定 JISでは一般用Vベルトは,

JIS K 6323で規格化されて
いる。 

(2) 用語の定義 ○ 有効周長さ 

プーリの有効直径 

(ISO 1081) 

○ JISと同じ 

  

(3) 種類 

○ 3V,5V,8V 

ISO 4184 

○ SPZ,SPA,SPB,SPC 

ADP ISOと種類が異なる。 

ISOは附属書1(規定)にて
規定している。 

JIS B 1855(整合化済み)に
合わせた。 
ISO化を提案する。 

(4) 性能 

○ 引張強さ 

伸び 

−  

− ISOには規定されていない。 ISOに整合させるべく,今後

削除も含め検討する。 

(5) 構造 

○ ベルトの構造 

−  

− ISOには規定されていない。 ISOに整合させるべく,今後

削除も含め検討する。 

(6) 形状・寸法 
① 断面寸法 
② 長さ 

○ 上幅・厚み・角度 

−  

− ISOには規定されていない。 ISOに整合させるべく,今後

削除も含め検討する。 

○ 呼び番号 

長さの許容値 
一組内の長さの差 

ISO 4184 

○ データム長さ 

ADP ISOとは種類,表示方法が異

なる。 
ISOは附属書1(規定)で規
定している。 

JIS B 1855(整合化済み)に
合わせた。 
ISO化を提案する。 

(7) 外観 

○ 外観判定基準 

−  

− ISOには規定されていない。 ISOに整合させるべく,今後

削除も含め検討する。 

(8) 材料 

○ ゴム・布・心線 

−  

− ISOには規定されていない。 ISOに整合させるべく,今後

削除も含め検討する。 

(9) 測定及び試

験方法 

○ 長さの測定 

ISO 4184 
(ISO 9608) 

○  

= 測定方法は,同じ。種類が異

なるため,プーリ断面寸法及
び力が異なる。 
ISOは附属書1(規定)で規
定している。 

JIS B 1855(整合化済み)に
合わせた。 
ISO化を提案する。 

 引張試験 

−  

− ISOには規定されていない。 ISOに整合させるべく,今後

削除も含め検討する。 

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解説付表1 JISと対応する国際規格との対比表(続き) 

対比項目 

 
規定項目 

(I) JISの規定内容 

(II) 国際規格番

号 

(III) 国際規格の規定内容 

(IV) JISと国際規格との相違点 

(V) JISと国際規格との整合

が困難な理由及び今後の
対策 

(10) 製品の呼び

方 

○ 名称・種類・呼び番号 

ISO 4184 

○ 種類・データム長さ 

ADP JISは,ISOの規定内容をす

べて採用。ただし,名称を追
加している。 

ISOに整合させるべく,今後
名称は削除も含め検討する。 

(11) 表示 

○ 種類 

呼び番号 
製造業者名(又は略号) 
製造年月 (又は略号) 

ISO 4184 

○ 種類 

データム長さ 

ADP JISは,ISOの規定内容をす

べて採用。ただし,製造業者
名,製造年月を追加してい
る。 

ISOに整合させるべく,今後
名称は削除も含め検討する。 

(12) 附属書(規

定) 
ISO 4184の
細幅V部分
の翻訳 

○ SPZ,SPA,SPB,SPCの長さ

規格 

ISO 4184 

○ JISと同じ 

≡  

  

  

  

備考1. 表中の(I)及び(III)欄にある“○”は,該当する規定項目を規定していることを示し,“−”は,規定していないことを示す。 

2. 表中の(IV)欄にある“≡”は,JISと国際規格との規定内容が一致していることを,“=”は,JISと国際規格との技術的内容が同等であることを示す。 

“ADP”は,JISは国際規格を技術的内容の変更なしで採用しているが,JISとして必要な規定内容を追加していることを示し,“V”欄に整合が困難な理由及

び今後の対策を必ず記載する。(IV)欄の“−”は,国際規格には規定されていないので,整合性が判断できないことを示す。 

3. 表中の(II)欄にある( )は,ISO 4184 : 1992での引用規格であることを示す。