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K 6253-2

:2012

(1)

目  次

ページ

序文 

1

1

  適用範囲

1

2

  引用規格

1

3

  用語及び定義 

2

4

  原理

2

5

  試験法の種類 

3

5.1

  一般

3

5.2

  平面硬さ試験法

3

5.3

  円柱面硬さ試験法

3

6

  試験機

4

6.1

  校正及び検証 

4

6.2

  法,法,法及び 法 

4

6.3

  CN 法,CH 法,CL 法及び CM 法 

8

7

  試験片

9

7.1

  試験片の採取・作製

9

7.2

  法,法,法及び 法 

9

8

  試料及び試験片の状態調節 

10

8.1

  加硫又は成形から試験までの時間 

10

8.2

  試験片の状態調節

10

9

  試験方法

11

9.1

  試験条件 

11

9.2

  操作方法 

11

10

  試験結果のまとめ方

11

11

  精度 

11

12

  試験報告書 

11

附属書 A(規定)国際ゴム硬さ(IRHD)と押込み深さとの関係 

13

附属書 B(参考)国際ゴム硬さ(IRHD)の試験精度 

15

附属書 JA(参考)JIS と対応国際規格との対比表 

19


K 6253-2

:2012

(2)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 12 条第 1 項の規定に基づき,日本ゴム工業会(JRMA)及び財団法人日本

規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を制定すべきとの申出があり,日本工業標準

調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格である。

これによって,JIS K 6253:2006 は廃止され,その一部を分割して制定したこの規格に置き換えられた。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実

用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

JIS K 6253

の規格群には,次に示す部編成がある。

JIS K 6253-1

  第 1 部:通則

JIS K 6253-2

  第 2 部:国際ゴム硬さ(10 IRHD∼100 IRHD)

JIS K 6253-3

  第 3 部:デュロメータ硬さ

JIS K 6253-4

  第 4 部:IRHD ポケット硬さ

JIS K 6253-5

  第 5 部:硬さ試験機の校正及び検証


日本工業規格

JIS

 K

6253-2

:2012

加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−硬さの求め方−

第 2 部:国際ゴム硬さ(10 IRHD∼100 IRHD)

Rubber, vulcanized or thermoplastic-Determination of hardness-

Part 2: IRHD method (hardness between 10 IRHD and 100 IRHD)

序文 

この規格は,2010 年に第 5 版として発行された ISO 48 を基に,技術的内容を変更して作成した日本工

業規格である。

なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。

変更の一覧表にその説明を付けて,

附属書 JA に示す。

適用範囲 

この規格は,加硫ゴム及び熱可塑性ゴムの国際ゴム硬さ(IRHD)の求め方について規定する。

なお,この規格は,10 IRHD∼100 IRHD の範囲に適用する。ただし,IRHD ポケット硬さ計を用いて測

定する国際ゴム硬さ(IRHD)には適用しない。

注記 1  この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。

ISO 48:2010

,Rubber, vulcanized or thermoplastic−Determination of hardness (hardness between 10

IRHD and 100 IRHD)

(MOD)

なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1 に基づき,

“修正している”

ことを示す。

注記 2 IRHD ポケット硬さの求め方は,JIS K 6253-4(参考文献[1]参照)に示す。

警告  この規格の利用者は,通常の実験室での作業に精通している者とする。この規格は,その使用

に関して起こる全ての安全上の問題を取り扱おうとするものではない。この規格の利用者は,

各自の責任において安全及び健康に対する適切な措置をとらなければならない。

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS K 6200

  ゴム−用語

JIS K 6250

  ゴム−物理試験方法通則

注記  対応国際規格:ISO 23529,Rubber−General procedures for preparing and conditioning test pieces

for physical test methods

(MOD)

JIS K 6253-1

  加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−硬さの求め方−第 1 部:通則

注記  対応国際規格:ISO 18517,Rubber, vulcanized or thermoplastic−Hardness testing−Introduction


2

K 6253-2

:2012

and guide

(MOD)

JIS K 6253-5

  加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−硬さの求め方−第 5 部:硬さ試験機の校正及び検証

注記  対応国際規格:ISO 18898,Rubber−Calibration and verification of hardness testers(MOD)

JIS Z 8401

  数値の丸め方

用語及び定義 

この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS K 6200 及び JIS K 6253-1 による。

原理 

下端が球面のプランジャを,

表 に規定する微小な接触力で,ゴム試験片の表面に当てる。その結果,

ゴム試験片の表面が,接触力によって少し凹む。そのプランジャによる凹み深さを接触力による押込み深

さという(

図 参照)。さらに,表 に規定する大きな押込み力を加えたときの凹みの深さを合計押込み

力による押込み深さという(

図 参照)。合計押込み力によるプランジャの押込み深さと,接触力による

プランジャの押込み深さとの差を測定する。この押込み深さの差から,

表 2,表 及び表 を用いて国際

ゴム硬さ(IRHD)を読み取る。

なお,M 法では,

表 の押込み深さの差を 1/6 にした値を用いる。表 2,表 及び表 に基づいたグラ

フ又は国際ゴム硬さ(IRHD)を直接読み取る押込み深さ測定装置を用いてもよい。

表 2,表 及び表 は,

附属書 を基にしている。

1

押込み力用分銅

2

プランジャ

3

加圧板

4

試験片

5

接触力による押込み深さ

図 1−硬さ測定の原理(接触力による押込み深さ)


3

K 6253-2

:2012

1

押込み力用分銅

2

プランジャ

3

加圧板

4

試験片

5

合計押込み力による押込み深さ

図 2−硬さ測定の原理(合計押込み力による押込み深さ)

試験法の種類 

5.1 

一般 

この試験法は,平面及び円柱面の硬さを測定する試験法で,国際ゴム硬さ(IRHD)で表示する。この試

験法で,10 IRHD∼100 IRHD の範囲が測定できるが,試験片の硬さの範囲によって,プランジャの先端球

の直径及び押込み力が異なる(

表 参照)。各試験方法の測定範囲を,5.2 の a)d)  及び図 に示す。

5.2 

平面硬さ試験法 

a)  N

法  硬さ 35 IRHD∼85 IRHD を標準の測定範囲とする。受渡当事者間の協定によって,硬さ 30 IRHD

∼35 IRHD 及び 85 IRHD∼95 IRHD の測定範囲に用いてもよい

1)

b)  H

法  硬さ 85 IRHD∼100 IRHD を標準の測定範囲とする。

c)

L

法  硬さ 10 IRHD∼35 IRHD を標準の測定範囲とする。

d)  M

法  硬さ 35 IRHD∼85 IRHD を標準の測定範囲とする。受渡当事者間の協定によって,硬さ 30 IRHD

∼35 IRHD 及び 85 IRHD∼95 IRHD の測定範囲に用いてもよい

2)

1)

  N

法で得られる 85 IRHD∼95 IRHD 又は 30 IRHD∼35 IRHD の硬さ測定値は,H 法又は L 法

の値と一致しない場合がある。

2)

  M

法の試験機は,厚さの薄い試験片について測定を行うため,N 法の試験機を約 1/6 に縮小

したもので,M 法でのプランジャ押込み深さの差は,N 法でのプランジャ押込み深さの差の

1/6

となる。このためゴムの表面効果及び表面の僅かな粗さのために,M 法の結果が,N 法の

結果と一致しない場合がある。

5.3 

円柱面硬さ試験法 

ゴムの測定面が円柱面の場合で,かつ,次の事項のいずれかの場合は,N 法,H 法,L 法及び M 法にそ

れぞれ変更を加えた CN 法,CH 法,CL 法及び CM 法で測定する。

a)

試験片又は試料が大きく,上に硬さ試験機が載せられる場合。

b)

試験片又は試料が小さく,硬さ試験機と共通の支持台上に設置する場合。

なお,試験機と一体になった平面試料台に試料を載せる場合も,これに含む。


4

K 6253-2

:2012

X

硬さ(IRHD)

a L

法及び CL 法

b N

法及び M 法並びに CN 法及び CM 法

c H

法及び CH 法

図 3−国際ゴム硬さ(IRHD)の硬さ測定適用範囲

試験機 

6.1 

校正及び検証  試験機の校正及び検証は,JIS K 6253-5 に従って行うものとする。 

6.2 N

法,法,法及び  

6.2.1

一般  試験機は,試験片を保持する試験片保持台,試験片表面を加圧するリング状の加圧板,加圧

板の孔の中心に設けた下端が球面のプランジャ,プランジャに一定の押込み力を加え試験片を押込む負荷

装置及びプランジャの押込み深さを測定する押込み深さ測定装置からなり(装置概念図は,

図 及び図 2

を参照)

,接触部の摩擦の影響を小さくするための加振装置を設けるのが望ましい。また,試験室の標準状

態以外の試験温度で測定するために,

恒温槽を設けてもよい。

主要部分の寸法及び力の規定を

表 に示す。

表 1−試験機の主要寸法及び力

加圧板

プランジャ先端に働く力

試験の

種類

プランジャの

先端球の直径

mm

直径

mm

孔径

mm

加圧面に 
加える力

N

接触力

a)

N

押込み力

b)

N

合計

押込み力

N

N

法 2.50±0.01 20±1 6±1

H

法 1.00±0.01 20±1 6±1

L

法 5.00±0.01 22±1 10±1

8.3

±1.5 0.30±0.02 5.40±0.01 5.70±0.03

M

法 0.395±0.005 3.35±0.15 1.00±0.15 (235±30)×

10

3

(8.3

±0.5)×

10

3

(145

±0.5)×

10

3

(153.3

±1.0)

×10

3

a)

接触力とは,プランジャの先端球と試験片表面とを接触させる力をいう。

b)

押込み力とは,接触後に,更にプランジャの先端球を試験片に押し込む力をいう。

6.2.2

プランジャ  プランジャは,表 に規定する球面の先端形状をもち,加圧面に対し,垂直に保持で

きるものとする。プランジャの先端球は,接触力を与える前には,加圧面より上に保持されている。

6.2.3

負荷装置  負荷装置は,プランジャの先端球に表 に規定した接触力及び押込み力を正確に加える

ものとする。

6.2.4

押込み深さ測定装置  押込み深さ測定装置は,プランジャに押込み力を与えたときのプランジャの

押込み深さを測定し,押込み深さ又は IRHD を直読できる装置をもつものとする。押込み深さ測定装置は,

機械式,光学式又は電気式のいずれでもよい。押込み深さの差から IRHD への換算は,

表 2,表 及び表 4

による。

表 は,N 法,表 は,H 法,及び表 は,L 法の場合の換算表である。M 法の場合は,表 

押込み深さの差を 1/6 にした値で換算する。


5

K 6253-2

:2012

表 2−プランジャの押込み深さの差(D)から国際ゴム硬さ(IRHD)への換算表(法)

D

mm

国際ゴム硬さ

IRHD

D

mm

国際ゴム硬さ

IRHD

D

mm

国際ゴム硬さ

IRHD

D

mm

国際ゴム硬さ

IRHD

0.00 
0.01 
0.02 
0.03 
0.04

0.05 
0.06 
0.07 
0.08 
0.09

0.10 
0.11 
0.12 
0.13 
0.14

0.15 
0.16 
0.17 
0.18 
0.19

0.20 
0.21 
0.22 
0.23 
0.24

0.25 
0.26 
0.27 
0.28 
0.29

0.30 
0.31 
0.32 
0.33 
0.34

0.35 
0.36 
0.37 
0.38 
0.39

0.40 
0.41 
0.42 
0.43 
0.44

100.0 
100.0

99.9 
99.8 
99.6

99.3 
99.0 
98.6 
98.1 
97.7

97.1 
96.5 
95.9 
95.3 
94.7

94.0 
93.4 
92.7 
92.0 
91.3

90.6 
89.8 
89.2 
88.5 
87.8

87.1 
86.4 
85.7 
85.0 
84.3

83.6 
82.9 
82.2 
81.5 
80.9

80.2 
79.5 
78.9 
78.2 
77.6

77.0 
76.4 
75.8 
75.2 
74.5

0.45 
0.46 
0.47 
0.48 
0.49

0.50 
0.51 
0.52 
0.53 
0.54

0.55 
0.56 
0.57 
0.58 
0.59

0.60 
0.61 
0.62 
0.63 
0.64

0.65 
0.66 
0.67 
0.68 
0.69

0.70 
0.71 
0.72 
0.73 
0.74

0.75 
0.76 
0.77 
0.78 
0.79

0.80 
0.81 
0.82 
0.83 
0.84

0.85 
0.86 
0.87 
0.88 
0.89

73.9 
73.3 
72.7 
72.2 
71.6

71.0 
70.4 
69.8 
69.3 
68.7

68.2 
67.6 
67.1 
66.6 
66.0

65.5 
65.0 
64.5 
64.0 
63.5

63.0 
62.5 
62.0 
61.5 
61.1

60.6 
60.1 
59.7 
59.2 
58.8

58.3 
57.9 
57.5 
57.0 
56.6

56.2 
55.8 
55.4 
55.0 
54.6

54.2 
53.8 
53.4 
53.0 
52.7

0.90 
0.91 
0.92 
0.93 
0.94

0.95 
0.96 
0.97 
0.98 
0.99

1.00 
1.01 
1.02 
1.03 
1.04

1.05 
1.06 
1.07 
1.08 
1.09

1.10 
1.11 
1.12 
1.13 
1.14

1.15 
1.16 
1.17 
1.18 
1.19

1.20 
1.21 
1.22 
1.23 
1.24

1.25 
1.26 
1.27 
1.28 
1.29

1.30 
1.31 
1.32 
1.33 
1.34

52.3 
52.0 
51.6 
51.2 
50.9

50.5 
50.2 
49.8 
49.5 
49.1

48.8 
48.5 
48.1 
47.8 
47.5

47.1 
46.8 
46.5 
46.2 
45.9

45.6 
45.3 
45.0 
44.7 
44.4

44.1 
43.8 
43.5 
43.3 
43.0

42.7 
42.5 
42.2 
41.9 
41.7

41.4 
41.1 
40.9 
40.6 
40.4

40.1 
39.9 
39.6 
39.4 
39.1

1.35 
1.36 
1.37 
1.38 
1.39

1.40 
1.41 
1.42 
1.43 
1.44

1.45 
1.46 
1.47 
1.48 
1.49

1.50 
1.51 
1.52 
1.53 
1.54

1.55 
1.56 
1.57 
1.58 
1.59

1.60 
1.61 
1.62 
1.63 
1.64

1.65 
1.66 
1.67 
1.68 
1.69

1.70 
1.71 
1.72 
1.73 
1.74

1.75 
1.76 
1.77 
1.78 
1.79 
1.80

38.9 
38.7 
38.4 
38.2 
38.0

37.8 
37.5 
37.3 
37.1 
36.9

36.7 
36.5 
36.2 
36.0 
35.8

35.6 
35.4 
35.2 
35.0 
34.8

34.6 
34.4 
34.2 
34.0 
33.8

33.6 
33.4 
33.2 
33.0 
32.8

32.6 
32.4 
32.3 
32.1 
31.9

31.7 
31.6 
31.4 
31.2 
31.1

30.9 
30.7 
30.5 
30.4 
30.2 
30.0


6

K 6253-2

:2012

表 3−プランジャの押込み深さの差(D)から国際ゴム硬さ(IRHD)への換算表(法)

D

mm

国際ゴム硬さ

IRHD

D

mm

国際ゴム硬さ

IRHD

D

mm

国際ゴム硬さ

IRHD

0.00

0.01

0.02

0.03

0.04

0.05

0.06

0.07

0.08

0.09

0.10

0.11

0.12

0.13

0.14

100.0

100.0

100.0

99.9

99.9

99.8

99.6

99.5

99.3

99.1

98.8

98.6

98.3

98.0

97.6

0.15

0.16

0.17

0.18

0.19

0.20

0.21

0.22

0.23

0.24

0.25

0.26

0.27

0.28

0.29

97.3

97.0

96.6

96.2

95.8

95.4

95.0

94.6

94.2

93.8

93.4

92.9

92.5

92.0

91.6

0.30

0.31

0.32

0.33

0.34

0.35

0.36

0.37

0.38

0.39

0.40

0.41

0.42

0.43

0.44

91.1

90.7

90.2

89.7

89.3

88.8

88.4

87.9

87.5

87.0

86.6

86.1

85.7

85.3

84.8


7

K 6253-2

:2012

表 4−プランジャの押込み深さの差(D)から国際ゴム硬さ(IRHD)への換算表(法)

D

mm

国際ゴム硬さ

IRHD

D

mm

国際ゴム硬さ

IRHD

D

mm

国際ゴム硬さ

IRHD

1.10

1.12

1.14

1.16

1.18

1.20

1.22

1.24

1.26

1.28

1.30

1.32

1.34

1.36

1.38

1.40

1.42

1.44

1.46

1.48

1.50

1.52

1.54

1.56

1.58

1.60

1.62

1.64

1.66

1.68

1.70

1.72

1.74

1.76

1.78

34.9

34.4

33.9

33.4

32.9

32.4

31.9

31.4

30.9

30.4

30.0

29.6

29.2

28.8

28.4

28.0

27.6

27.2

26.8

26.4

26.1

25.7

25.4

25.0

24.7

24.4

24.1

23.8

23.5

23.1

22.8

22.5

22.2

21.9

21.6

1.80

1.82

1.84

1.86

1.88

1.90

1.92

1.94

1.96

1.98

2.00

2.02

2.04

2.06

2.08

2.10

2.12

2.14

2.16

2.18

2.20

2.22

2.24

2.26

2.28

2.30

2.32

2.34

2.36

2.38

2.40

2.42

2.44

2.46

2.48

21.3

21.1

20.8

20.6

20.3

20.1

19.8

19.6

19.4

19.2

18.9

18.7

18.5

18.3

18.0

17.8

17.6

17.4

17.2

17.0

16.8

16.6

16.4

16.2

16.0

15.8

15.6

15.4

15.3

15.1

14.9

14.8

14.6

14.4

14.3

2.50

2.52

2.54

2.56

2.58

2.60

2.62

2.64

2.66

2.68

2.70

2.72

2.74

2.76

2.78

2.80

2.82

2.84

2.86

2.88

2.90

2.92

2.94

2.96

2.98

3.00

3.02

3.04

3.06

3.08

3.10

3.12

3.14

3.16

3.18

14.1

14.0

13.8

13.7

13.5

13.4

13.3

13.1

13.0

12.8

12.7

12.6

12.5

12.3

12.2

12.1

12.0

11.8

11.7

11.6

11.5

11.4

11.3

11.2

11.1

11.0

10.9

10.8

10.6

10.5

10.4

10.3

10.2

10.1

9.9

6.2.5

加圧板  加圧板は,リング状でプランジャと直角に配置する。加圧板の直径及びプランジャを通す

ための孔径を

表 に規定する。加圧板に加える力が表 に規定する値であれば,試験片に加わる圧力は,

(30±5)kPa である。

6.2.6

加振装置  微小な摩擦の影響を小さくするため,適度に試験機を振動させる加振装置を設けてもよ

い。加振装置は,摩擦が完全に除かれていれば省略してもよい。


8

K 6253-2

:2012

6.2.7

恒温槽  恒温槽は,標準試験温度以外で硬さを測定する場合に用いる。恒温槽は,試験温度を±2  ℃

の許容差で保持できるものとする。加圧板とプランジャとは,上方へ延長され,恒温槽の上部を貫通させ

る。また,貫通している部分は,熱伝導率の小さい材料で作るものとする。温度測定のためのセンサを,

試験片の保持位置又はその近傍の恒温槽内に設けるものとする。

6.3 CN

法,CH 法,CL 法及び CM  

6.3.1

一般  用いる試験機は,基本的に 6.2 で述べた装置と同じであるが,次の点で異なる。

6.3.2

半径 50 mm 以上の円柱面用試験機  円柱面用試験機の底面には,試験片が試験機の底面の下にあ

っても測定が可能なように,加圧板が貫通できる孔が開けられている。底面の下側には,互いに平行な二

つの円柱を設け,これらは,底面の水平面に対しても平行とする。この二つの円柱の直径と間隔とは,試

験片の被測定曲面上に試験機を設置するのに適した寸法とする。また,別の方法として,被測定曲面に合

わせて自在継手で調整できる脚をもつ底面を用いてもよい。

試験片と試験機との設置の例を,

図 に示す。

1

試験機

2

試験機の台

3

平行な二つの円柱

4

円柱試験片

図 4−径の大きい試験片と試験機との設置の例

6.3.3

半径 50 mm 以上の複曲面用試験機  複曲面用試験機は,6.3.2 に記す自在継手で調整できる脚を付

加した底面をもつ試験機を用いる。

6.3.4

半径 450 mm の円柱面用又は複曲面用試験機  円柱面用又は複曲面用試験機は,被試験面が小さ

く,試験機を載せるのが困難な場合,

図 に示すように試験片を特殊なジグ,V ブロックなどを用いて固

定し,プランジャが試験面上に垂直になるようにする。小形試験片を試験片保持台に固定するために,ワ

ックスを用いてもよい。一般に,M 法に用いる試験機は,試験をするゴムの厚さが 4.0 mm 以下の場合だ

けに用いるものとする。


9

K 6253-2

:2012

1

試験機

2

円柱試験片

(芯金付ローラなど)

3 V

ブロック

図 5−径の小さい試験片と試験機との設置の例

6.3.5

小形 リング及び半径 4 mm 以下の円柱面用試験機  小形 O リング及び半径 4 mm 以下の円柱面

の測定に用いる試験機は,M 法の試験機を用いる。ただし,試験片は,適切なジグ,ブロック,ワックス

などを用いて試験片保持台上に固定する。最小半径が 0.8 mm 以下の場合,測定は不可能である。

試験片 

7.1 

試験片の採取・作製 

試験片の採取・作製は,JIS K 6250 の 8.(試験片の採取・作製)による。試験片に異物の混入したもの,

気泡のあるもの又はきずのあるものは,試験に用いてはならない。

7.2 N

法,法,法及び  

7.2.1

一般  試験片は,上下面が平滑な平面で,かつ,平行であるもの

3)

を用いる。この試験は,同一

厚さの試験片について比較することを前提にしている。

3)

平滑でない面,曲面,粗い面などに対しては,正確な結果は得られない。

7.2.2 

厚さ 

7.2.2.1

N

法及び 法  標準試験片の厚さは,8.0 mm∼10.0 mm とする。厚さが 2.0 mm 以上の試験片を

重ねてもよい。ただし,標準の厚さ以外の場合でも,試験片の厚さは,4.0 mm 以上とする。その場合の硬

さは,見掛け硬さとする。

標準の厚さが得られない場合の試験片による見掛け硬さは,標準試験片による標準硬さとは一致しない。

7.2.2.2

L

法  標準試験片の厚さは,10.0 mm∼15.0 mm とする。厚さが 2.0 mm 以上の試験片を重ねても


10

K 6253-2

:2012

よい。ただし,標準の厚さ以外の場合でも,試験片の厚さは,6.0 mm 以上とする。その場合の硬さは,見

掛け硬さとする。

7.2.2.3

M

法  標準試験片の厚さは,(2.0±0.5)mm とする。厚さが 1.0 mm 以上の試験片を重ねてもよ

い。その場合の硬さは,見掛け硬さとする。

7.2.3 

プランジャの先端球から試験片端までの距離 

7.2.3.1

N

法,法及び 法  標準硬さ及び見掛け硬さにかかわらず,プランジャの先端球から試験片端

までの距離は,試験片の端から少なくとも

表 に示した距離だけ離れた位置で測定できる大きさとする。

表 5−硬さ測定位置(プランジャの先端球の位置)から試験片端までの最小距離

単位  mm

試験片厚さ

硬さ測定位置から試験片

端までの最小距離

4.0

6.0

8.0

10.0

15.0

25.0

7.0

8.0

9.0

10.0

11.5

13.0

7.2.3.2

M

法  プランジャの先端球から試験片端までの距離は,試験片の端から 2.0 mm 以上離れた位置

で測定できる大きさとする。厚さが 4.0 mm 以上であるが,試験片端までの最小距離が 7.0 mm 未満の試験

片の場合,N 法の代わりに M 法を用いる。その場合は,試験片の端からできるだけ離れた位置で測定する。

その場合の硬さは,見掛け硬さとする。

7.2.3.3 CN

法,CH 法,CL 法及び CM  

試験片は,製品そのもの又は製品から切り出したものを用いる。試験片の採取・作製は,7.1 による。切

り出した試験片の下部を,適切な方法で固定して測定する。試験面に布ばりされている場合には,試験前

に表面を研磨する。表面研磨の影響から回復させるために,16 時間以上試験室の標準条件に置き,その後,

9.1 a)

に従って,試験室の標準条件で状態調節する。この時間は,回復時間に含めてもよい。

試料及び試験片の状態調節 

8.1 

加硫又は成形から試験までの時間 

全ての試験目的に対して,加硫又は成形から試験までの最低時間は,16 時間とする。

非製品試験のために作製した試料を試験する場合には,加硫又は成形から試験までの最大時間は,4 週

間とし,比較を目的とした評価に対しては,可能な限り,同じ間隔の経過時間後に,試験を実施する。

製品を試験する場合は,可能な限り,加硫又は成形から試験までの時間は,3 か月を超えてはならない。

その他の場合は,製品の入手日から 2 か月以内に試験を実施する。

8.2 

試験片の状態調節 

全ての試験片は,JIS K 6250 の 9.(試験片の状態調節)によって状態調節する。試験片作製に研磨を含

む場合,研磨と試験との間隔は,16 時間以上,72 時間以内とする。

標準試験温度以外で試験する場合は,JIS K 6250 の 11.2.2(その他の試験温度)によって,試験片が試

験温度で平衡状態に達するのに十分な時間だけ状態調節する。


11

K 6253-2

:2012

試験方法 

9.1 

試験条件 

試験条件は,次による。

a)

試験室の標準条件は,JIS K 6250 の 6.(試験室の標準条件)による。

b)

標準試験温度は,JIS K 6250 の 11.2.1(標準試験温度及び標準試験湿度)による。

c)

その他の試験温度で試験する場合は,JIS K 6250 の 11.2.2(その他の試験温度)による。

9.2 

操作方法 

操作方法は,次による。

a)

プランジャの先端球と試験片表面との摩擦低減のため,あらかじめ試験片上下面にタルクを軽く振り

掛ける。試験片を試験片保持台の上に置く。加圧板を試験片の表面に接触させる。

b)

硬さが IRHD で指示されている場合,プランジャに接触力を 5 秒間加えた後,指示値を 100 に合わせ

る。次に押込み力を 30 秒間加えた後,IRHD で硬さを直読する。

c)

硬さが押込み深さで指示されている場合,プランジャに接触力を 5 秒間加えた後,接触力による押込

み深さ D

0

を読む。次に押込み力を 30 秒間加えた後,合計押込み力による押込み深さ D

1

を読む。合計

押込み力による押込み深さ D

1

と接触力による押込み深さ D

0

との差を押込み深さの差 とする。押込

み深さの差 から,

表 2,表 又は表 を用いて IRHD に換算する。

d)

力を加えている間,摩擦に打ち勝つため,加振装置によって試験機に軽く振動を加えてもよい。

e)

測定点数は,6.0 mm 以上離れた試験片の新しい点で 3 点以上とする。

10 

試験結果のまとめ方 

試験結果は,3 点以上の測定値の中央値を JIS Z 8401 によって丸めの幅 1 とし,その数値の後に IRHD

の記号を付けて表す。標準硬さの場合には,その後に“ / ”を付けて記号 S と書き,更にその後に“ / ”

を付けて試験法を表す記号 N,H,L 又は M を付ける。見掛け硬さの場合には,IRHD の記号の後に“ / ”

を付けて試験法を表す記号 N,H,L 又は M を付ける。曲面試験片の硬さの場合は,IRHD の記号を付け

て表す。その後に“ / ”を付けて試験法を表す記号 CN,CH,CL 又は CM を付ける(

例 1,例 又は例 3

参照)

例 1  50 IRHD / S / N:国際ゴム硬さ試験の N 法で,標準試験片を測定したときの標準硬さが,50 IRHD

であることを示す。

例 2  50 IRHD / M:国際ゴム硬さ試験の M 法で,見掛け硬さが,50 IRHD であることを示す。

例 3  50 IRHD / CM:国際ゴム硬さ曲面試験の CM 法で,曲面試験片を測定したときの硬さが,50 IRHD

であることを示す。

11 

精度 

精度は,

附属書 に示す。

12 

試験報告書 

試験報告書には,次の事項を記載する。

a)

この規格の番号(JIS K 6253-2

b)

試験片の詳細

1)

試験片の寸法

2)

積重ね層の数及び最も薄い層の厚さ


12

K 6253-2

:2012

3)

円柱面又は複曲面をもつ試験片の場合の試験片の説明

4)

試験片の採取・作製方法

5)

配合内容の詳細及び加硫条件(分かる場合)

c)

試験法

1)

使用した方法

2)

円柱面又は複曲面をもつ試験片の試験片の場合は,試験片を取り付けた方法

d)

試験の詳細

1)

試験前の状態調節の時間及び温度

2)

試験温度及び試験湿度(必要な場合)

3)

その他規定と異なる測定方法

e)

試験結果

1)

試験片の数

2)

個々の試験結果

3)

箇条 10 に規定する個々の結果の中央値

f)

試験年月日


13

K 6253-2

:2012

附属書 A

(規定)

国際ゴム硬さ(IRHD)と押込み深さとの関係

国際ゴム硬さ(IRHD)で表されるゴムの硬さと,押込み深さとの関係は,A.1 及び A.2 に基づいて規定

している。

A.1

等方な完全弾性体において,球を押し付けたとき,次の式が成立する(参考文献[2]参照)

×

×

=

74

.

0

74

.

0

48

.

0

615

.

0

E

f

E

F

R

D

ここに,

D

押込み深さの差(接触力によるプランジャの押込み深さと,
合計押込み力とによるプランジャの押込み深さとの差)

mm

R

球の半径(

mm

f

接触力(

N

F

合計押込み力(

N

E

加硫ゴムのヤング率(

MPa

A.2

次に示す 1)及び 2)によって定義された,

log

10

E

と国際ゴム硬さ(

IRHD

)との関係を,正規分布の累

積確率密度曲線を用いて

図 A.1,図 A.2 及び図 A.3 に示すように決めている。

1)

硬さ

50 IRHD

は,ヤング率

E

2.312 MPa

log

10

E

0.364

)に対応する。

2)

硬さ

57 IRHD

において,

log

10

E

に対する

IRHD

の変化の割合(勾配)が,最大となる。

これらの条件を決定する際に,

IRHD

の値が,タイプ

A

デュロメータの硬さの値となるべく一致するよ

うに考慮されている。

X

加硫ゴムのヤング率 E(MPa)

Y

国際ゴム硬さ(IRHD)

図 A.1−加硫ゴムのヤング率 と国際ゴム硬さ IRHD3 IRHD100 IRHD)との関係


14

K 6253-2

:2012

X

加硫ゴムのヤング率 E(MPa)

Y

国際ゴム硬さ(IRHD)

図 A.2−加硫ゴムのヤング率 と国際ゴム硬さ IRHD3 IRHD30 IRHD)との関係

X

加硫ゴムのヤング率 E(MPa)

Y

国際ゴム硬さ(IRHD)

図 A.3−加硫ゴムのヤング率 と国際ゴム硬さ IRHD80 IRHD100 IRHD)との関係


15

K 6253-2

:2012

附属書 B

(参考)

国際ゴム硬さ(IRHD)の試験精度

B.1 

概要 

試験室間試験プログラム(以下,

ITP

という。

)を

1985

年から

2007

年にかけて数回,実施した。

a)

 1985

年から

1989

年にわたって

5

種の

ITP

を実施した(B.2 参照)

b)

 2004

年に,

M

法について

ITP

を実施した(B.3 参照)

c)

 2007

年に,精度の解析を詳細に行うための包括的な

ITP

を実施した(B.4 参照)

硬さ試験は,ゴム工業界において,非常に頻度高く用いられる試験法であるので,多年にわたって,何

回も

ITP

を実施して精度を確認した。このことは,硬さ試験の有用性を評価する上で重要なことである。

試験室内繰返し精度(併行性)及び試験室間再現精度を算出する計算は,ISO/TR 9272(参考文献

[3]

照)に従った。精度の概念及び用語については,この ISO/TR 9272 による。

B.2 1985

年から 1989 年に実施した ITP からの精度 

B.2.1 ITP

の詳細 

B.2.1.1

スウェーデンの

Statens Provningsanstalt

が,

1985

年から

1989

年にかけ,五つの

ITP

を計画し,実

施した。加硫したゴム試験片は,

1

か所の実験室で作製し,全ての参加実験室に配布して試験を行った。

五つの

ITP

の詳細を次に示す。

中硬さゴムを

N

法で測定:硬さ範囲

30 IRHD

85 IRHD

4

種の配合のゴム試験片,参加実験室数

26

1

週間の間隔で各

2

回,

N

法を用いて,各配合のゴム試験片に対し

3

回の硬さ測定

を実施し,その中央値を試験結果として精度の解析に用いた。

中硬さゴムを

M

法で測定:硬さ範囲

30 IRHD

85 IRHD

4

種の配合のゴム試験片,参加実験室数

26

1

週間の間隔で各

2

回,

M

法を用いて,各配合のゴム試験片に対し

3

回の硬さ測定

を実施し,その中央値を試験結果として精度の解析に用いた。

高硬さゴムを

N

法で測定:硬さ範囲

85 IRHD

100 IRHD

3

種の配合のゴム試験片,参加実験室数

12

1

週間の間隔で各

2

回,

N

法を用いて,各配合のゴム試験片に対し

5

回の硬さ測定

を実施し,その中央値を試験結果として精度の解析に用いた。

高硬さゴムを

H

法で測定:硬さ範囲

85 IRHD

100 IRHD

3

種の配合のゴム試験片,参加実験室数

12

1

週間の間隔で各

2

回,

H

法を用いて,各配合のゴム試験片に対し

3

回の硬さ測定

を実施し,その中央値を試験結果として精度の解析に用いた。

低硬さゴムを

L

法で測定:硬さ範囲低硬さの

1

種の配合のゴム試験片,参加実験室数

5

1

週間の間隔で各

2

回,

L

法を用いて,ゴム試験片に対し

3

回の硬さ測定を実施し,

その中央値を試験結果として精度の解析に用いた。

B.2.2 

精度 

B.2.2.1

試験片は,一括して作製され,全ての実験室に提供された。低硬さゴム,

L

法は,

ITP

における

実験室の数が少ないので,表に記された精度結果の使用は,注意を要する。

B.2.2.2

最終的な解析結果から得られた試験精度を,

表 B.1∼表 B.5 に示す。

表中の記号は,次のとおりである。


16

K 6253-2

:2012

r

:試験室内の繰返し精度(

IRHD

r

:試験相対繰返し精度(

%

R

:試験の再現精度(

IRHD

R

:試験相対再現精度(

%

表 B.1−国際ゴム硬さ(IRHD法の精度

試験室内

試験室間

試料

平均値

r

R

A

B

C

D

31.5

47.1

66.6

86.5

1.29

1.23

1.65

2.32

4.08

2.61

2.48

2.68

2.98

2.68

4.47

3.49

9.47

5.68

6.71

4.03

プール値

58.3 1.68 2.89 3.49 5.99

表 B.2−国際ゴム硬さ(IRHD法の精度

試験室内

試験室間

試料

平均値

r

R

A

B

C

D

36.6

50.9

64.9

88.6

1.57

2.31

4.89

4.76

4.29

4.55

7.54

5.38

5.82

5.44

7.47

6.80

15.9

10.7

11.5

7.68

プール値

60.3 3.71 6.16 6.43 10.7

表 B.3−国際ゴム硬さ(IRHD法の精度

試験室内

試験室間

試料

平均値

r

R

A

B

C

85.8

93.4

98.5

0.78

1.11

0.33

0.91

1.19

0.34

3.53

2.96

1.45

4.11

3.17

1.47

プール値

92.6 0.81 0.87 2.86 3.09

表 B.4−国際ゴム硬さ(IRHD法の精度

試験室内

試験室間

試料

平均値

r

R

A

B

C

87.0

94.2

98.7

0.96

1.00

0.71

1.03

1.07

0.76

3.12

2.15

1.03

3.41

2.31

1.10

プール値

93.3 0.75 0.90 2.29 2.46


17

K 6253-2

:2012

表 B.5−国際ゴム硬さ(IRHD法の精度

試験室内

試験室間

試料

平均値

r

R

A  33.0 0.20 0.61 2.00 6.04

B.3 2004

年に実施した ITP からの精度 

2004

年に実施した

ITP

の解析結果は,JIS K 6253-3 

附属書 A[タイプ

AM

デュロメータ硬さ及び国際

ゴム硬さ(

IRHD

M

法の精度]

(参考文献

[4]

参照)に記載してある。

B.4 2007

年に実施した ITP からの精度 

B.4.1 ITP

の詳細 

N

法,

M

法及び

L

法の硬さ並びにタイプ

A

デュロメータ硬さ及びタイプ

D

デュロメータ硬さ(参考文

[4]

参照)の精度を評価する

ITP

を,

2007

年に実施した。この

ITP

は,国際ゴム硬さ(

IRHD

)とデュロ

メータ硬さとを比較することを目的とした。

各試験室に対して

7

種の硬さの異なる試験片を各

2

枚提供した。特定の週の決められた

2

日に,試験片

5

か所で,硬さを測定し,その中央値を得た。その週を代表する値として,二つの中央値を平均した。

最終的な解析結果から得られた試験精度を

表 B.6∼表 B.10 に示す。

表中の記号は,B.2.2.2 によるほか,次による。

s

r

:試験室内標準偏差

s

R

:試験室間標準偏差

B.4.2 

精度の結果 

N

法の精度結果は,

M

法の精度結果より優れている。

L

法の精度結果は,

N

法の精度結果と同等に見えるが,

4

試験室だけの結果に基づいているので,注意

しなければならない。

N

法の精度結果とタイプ

A

デュロメータ硬さの精度結果とは,同じであるが,タイプ

D

デュロメータ硬

さの精度結果は,全ての試験法において最も悪い。

表 B.6−国際ゴム硬さ(IRHD  N 法の精度

試験室内

試験室間

材料

平均

s

r

(r)

s

R

(R)

試験

室数

a)

RM 123

RM 124

RM 126

45.0

58.2

84.1

0.197

0.233

0.541

0.550

0.650

1.520

1.22

1.12

1.80

0.717

0.654

0.916

2.01

1.83

2.56

4.46

3.15

3.05

14

13

14

平均

b)

0.324 0.907 1.38 0.762 2.13  3.55

a)

外れ値を除いた試験室の数。

b)

比較のための単純平均値。


18

K 6253-2

:2012

表 B.7−国際ゴム硬さ(IRHD  M 法の精度

試験室内

試験室間

材料

平均

s

r

(r)

s

R

(R)

試験

室数

a)

RM 122

RM 124

RM 125

34.08

58.09

80.54

0.331

0.605

1.264

0.930

1.690

3.540

2.72

2.92

4.40

0.683

1.068

2.21

1.91

2.99

6.20

5.61

5.15

7.70

11

11

11

平均

b)

0.733

2.053 3.35 1.32 3.70 6.15

a)

外れ値を除かれた試験室の数の平均。

b)

比較のための単純平均値。

表 B.8−国際ゴム硬さ(IRHD  L 法の精度

試験室内

試験室間

材料

平均

s

r

(r)

s

R

(R)

試験

室数

a)

RM

121

34.0 0.221 0.62  1.82 0.310 0.87  2.55  4

a)

外れ値を除かれた試験室の数の平均。

表 B.9−タイプ デュロメータの精度

試験室内

試験室間

材料

平均

s

r

(r)

s

R

(R)

試験

室数

a)

RM 122

RM 124

RM 126

35.6

57.5

79.3

0.199

0.263

0.473

0.560

0.720

1.320

1.57

1.28

1.67

0.613

0.720

0.821

1.72

2.02

2.30

4.83

3.51

2.90

19

20

20

平均

b)

0.312 0.867 1.51 0.718 2.01  3.75

a)

外れ値を除かれた試験室の数。

b)

比較のための単純平均値。

表 B.10−タイプ デュロメータの精度

試験室内

試験室間

材料

平均

s

r

(r)

s

R

(R)

試験

室数

a)

RM126

RM128

24.4

43.4

0.369

0.617

1.030

1.730

4.22

3.98

0.756

1.040

2.12

2.92

8.66

6.73

15

14

平均

b)

0.493 1.380 4.10 0.898 2.52  7.70

a)

外れ値を除かれた試験室の数。

b)

比較のための単純平均値。

参考文献

[1]

JIS K 6253-4

  加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−硬さの求め方−第

4

部:

IRHD

ポケット硬さ

注記

対応国際規格:ISO 7619-2

Rubber, vulcanized or thermoplastic

Determination of indentation

hardness

Part 2: IRHD pocket meter method

MOD

[2]  Scott, J.R., Physical Testing of Rubbers. Maclaren and Sons, London, 1965

[3]

ISO/TR 9272

:2005

Rubber and rubber products

Determination of precision for test method standards

[4]

JIS K 6253-3

  加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−硬さの求め方−第

3

部:デュロメータ硬さ

注記

対応国際規格:ISO 7619-1

Rubber, vulcanized or thermoplastic

Determination of indentation

hardness

Part 1: Durometer method (Shore hardness)

MOD


19

K 6253-2

:2012

附属書 JA

(参考)

JIS

と対応国際規格との対比表

JIS K 6253-2:2012

  加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−硬さの求め方−第 2 部:国際ゴ

ム硬さ(10 IRHD∼100 IRHD)

ISO 48:2010

  Rubber, vulcanized or thermoplastic − Determination of hardness

(hardness between 10 IRHD and 100 IRHD) 

(I)JIS の規定

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条ごとの
評価及びその内容

箇条番号 
及び題名

内容

(II) 
国際

規格
番号

箇条
番号

内容

箇条ごと
の評価

技術的差異の内容

(V)JIS と国際規格との技術的差異
の理由及び今後の対策

1

適用範囲

1

変更

国際ゴム硬さの試験方法の種類及び
用いる範囲を箇条 5 に移動した。

JIS

としての様式に統一した。

JIS K 6200

を追加し

た。

 3

追加

用語の JIS を追加

分かりやすくするための追加であ
り,技術的差異はない。

3

用語及び定

JIS K 6253-1

を追加

した。

 3

追加

第 1 部通則に用語及び定義を移した。 JIS として必要なため追加。分かり

やすくするための追加で,技術的差
異はない。

4

原理

4

追加

図 1 及び図 2 の追加

分かりやすくするための追加で,技
術的差異はない。

5

試験法の種

追加

国際ゴム硬さの試験方法の種類及び

用いる範囲を適用範囲から移動した。

分かりやすくするための追加で,技

術的差異はない。

6.3 CN

法,CH

法,CL 法及び

CM

5.3

追加

図 4 及び図 5 の追加

分かりやすくするための追加で,技

術的差異はない。

7.1

試 験 片 の

採取・作製

6.1

試験片

追加

異物の混入した試験片などを用いな

いことを追加。

分かりやすくするための追加で,技

術的差異はない。

追加

数値の丸め方を追加

分かりやすくするための追加で,技

術的差異はない。

10

試 験 結 果

のまとめ方

JIS Z 8401

を追加し

た。 

 12

変更

JIS

は,硬さの単位を“°”から“IRHD”

に変更した。

結果の表示のところだけ表記方法
が異なるので,混乱を招くおそれが

ある。ISO へ提案する。

11

精度

附属書 B を参照。

追加

箇条の追加。

分かりやすくするための追加で,技

術的差異はない。

19

K 625

3-

2


2

012


20

K 6253-2

:2012

JIS

と国際規格との対応の程度の全体評価:ISO 48:2010,MOD

注記 1  箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。 

−  追加 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。

−  変更 国際規格の規定内容を変更している。

注記 2  JIS と国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。 

−  MOD  国際規格を修正している。 

20

K 625

3-

2


2

012