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K 5600-8-2

:2008 (ISO 4628-2:2003)

(1)

目  次

ページ

序文

1

1

  適用範囲

1

2

  引用規格

1

3

  用語及び定義

2

4

  評価

2

5

  結果の表示

2

6

  試験報告書

2

附属書 A(規定)校正画像

7

附属書 B(参考)この規格と ASTM D 714 の等級表との関係

12


K 5600-8-2

:2008 (ISO 4628-2:2003)

(2)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,社団法人日本塗料

工業会(JPMA)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきと

の申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。

これによって,JIS K 5600-8-2:1999 は改正され,この規格に置き換えられた。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に

抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許

権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は

もたない。

JIS K 5600

の規格群には,次に示す部編成がある。

JIS

K

5600-1

第 1 部:通則

JIS

K

5600-2

第 2 部:塗料の性状・安定性

JIS

K

5600-3

第 3 部:塗膜の形成機能

JIS

K

5600-4

第 4 部:塗膜の視覚特性

JIS

K

5600-5

第 5 部:塗膜の機械的性質

JIS

K

5600-6

第 6 部:塗膜の化学的性質

JIS

K

5600-7

第 7 部:塗膜の長期耐久性

JIS

K

5600-8

第 8 部:塗膜劣化の評価

JIS

K

5600-9

第 9 部:粉体塗料

JIS K 5600-8

塗料一般試験方法−塗膜劣化の評価は,次の各節によって構成する。

JIS K 5600-8-1

第 1 節:一般的な原則と等級

JIS

K

5600-8-2

第 2 節:膨れの等級

JIS

K

5600-8-3

第 3 節:さびの等級

JIS

K

5600-8-4

第 4 節:割れの等級

JIS

K

5600-8-5

第 5 節:はがれの等級

JIS

K

5600-8-6

第 6 節:白亜化の等級


日本工業規格

JIS

 K

5600-8-2

:2008

(ISO 4628-2

:2003

)

塗料一般試験方法−

第 8 部:塗膜劣化の評価−

第 2 節:膨れの等級

Testing methods for paints

−Part 8: Evaluation of degradation of paint

coatings

−Section 2: Designation of degree of blistering

序文

この規格は,2003 年に第 2 版として発行された ISO 4628-2 を基に,技術的内容及び対応国際規格の様

式を変更することなく作成した日本工業規格である。

なお,この規格で点線の下線を施してある参考事項は,対応国際規格にはない事項である。

1

適用範囲

この規格は,塗膜の膨れの程度を,基準図版による等級見本と比較し,評価して,等級付けをする方法

について規定する。

基準図版では,膨れの大きさを等級 2,3,4 及び 5,並びに膨れの量(密度)を等級 2,3,4 及び 5 と

等級付けして,図示している。

注記 1  ISO 4628-1 は,塗膜の,欠陥の量及び大きさ並びに塗膜の外観の変化による劣化の等級を表

示するためのシステムを規定するとともに,このシステムの一般的原則を概説している。こ

のシステムでは,特に老化及び風化に起因する欠陥,例えば黄変のような均一な色の変化な

どに用いることもできる。

注記 2  この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。

ISO 4628-2:2003

,Paints and varnishes−Evaluation of degradation of coatings−Designation of

quantity and size of defects

,and of intensity of uniform changes in appearance−Part 2: Assessment

of degree of blistering (IDT)

なお,対応の程度を表す記号(IDT)は,ISO/IEC Guide 21 に基づき,

“一致している”こと

を示す。

2

引用規格

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

ISO 4628-1

  Paints and varnishes−Evaluation of degradation of coatings−Designation of quantity and size of

defects, and of intensity of uniform changes in appearance

−Part 1: General introduction and designation

system


2

K 5600-8-2

:2008 (ISO 4628-2:2003)

注記  JIS K 5600-8-1:1999 は,対応国際規格 ISO 4628-1:1982 を IDT 対応した日本工業規格である

が,この規格で引用した ISO 4628-1 は 2003 年改正版であり,JIS K 5600-8-1 が未改正の現

状では,JIS を引用できないため,ISO 規格を引用した。

3

用語及び定義

この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。

3.1

膨れの等級  (degree of blistering)

塗膜の膨れの量(密度)及び大きさによる等級。

4

評価

図 1∼図 に示した基準図版によって,塗膜の膨れの量(密度)及び大きさを評価する。

塗膜に様々な膨れが混在するときは,その塗膜面を代表する膨れの大きさの等級を採用する。評価は明

るい照明のもとで行う。

塗膜をデジタル画像として取り入れて,画像処理システムによる評価をする場合,

附属書 の図版を用

いてシステムの校正を行う。

注記  この規格と ASTM の等級付けとの関係を,附属書 に示す。

ASTM D 714-02

  Standard Test Method for Evaluating Degree of Blistering of Paints

5

結果の表示

図 1∼図 に示す膨れの量(密度)及び大きさの等級を,評価対象の面積,又は全体の面積のうち,評

価した面積の割合(パーセント)と共に表示する。

例えば,塗膜の膨れの量(密度)が 3,大きさ(size)が 2,すなわち,

図 1b)  に合致する膨れがあると評

価したときは,次のように報告する。

“膨れ:膨れの等級 3 (S2)”

6

試験報告書

試験報告書には,次の事項を含んでいなければならない。

a)

試験した製品の種類及びその明細

b)

規格番号

c)

評価した面の大きさ及びその位置

d)

箇条 による,評価した結果の表示

e)

評価が行われた場所の照明の表示

f)

評価中に気付いた特別な事柄

g)

試験年月日


3

K 5600-8-2

:2008 (ISO 4628-2:2003)

a) 

量(密度)2

b) 

量(密度)3

c) 

量(密度)4

d) 

量(密度)5

図 1−膨れの大きさ 


4

K 5600-8-2

:2008 (ISO 4628-2:2003)

a) 

量(密度)2

b) 

量(密度)3

c) 

量(密度)4

d) 

量(密度)5

図 2−膨れの大きさ 


5

K 5600-8-2

:2008 (ISO 4628-2:2003)

a) 

量(密度)2

b) 

量(密度)3

c) 

量(密度)4

d) 

量(密度)5

図 3−膨れの大きさ 


6

K 5600-8-2

:2008 (ISO 4628-2:2003)

a) 

量(密度)2

b) 

量(密度)3

c) 

量(密度)4

d) 

量(密度)5

図 4−膨れの大きさ 


7

K 5600-8-2

:2008 (ISO 4628-2:2003)

附属書 A

規定)

校正画像

塗膜の膨れの評価にデジタル画像システムを用いて評価する場合,

図 A.1∼図 A.4 に示した画像によっ

てシステムを校正する。


8

K 5600-8-2

:2008 (ISO 4628-2:2003)

a) 

量(密度)2

b) 

量(密度)3

c) 

量(密度)4

d) 

量(密度)5

図 A.1−膨れの大きさ 2


9

K 5600-8-2

:2008 (ISO 4628-2:2003)

a) 

量(密度)2

b) 

量(密度)3

c) 

量(密度)4

d) 

量(密度)5

図 A.2−膨れの大きさ 


10

K 5600-8-2

:2008 (ISO 4628-2:2003)

a) 

量(密度)2

b) 

量(密度)3

c) 

量(密度)4

d) 

量(密度)5

図 A.3−膨れの大きさ 


11

K 5600-8-2

:2008 (ISO 4628-2:2003)

a) 

量(密度)2

b) 

量(密度)3

c) 

量(密度)4

d) 

量(密度)5

図 A.4−膨れの大きさ 5


12

K 5600-8-2

:2008 (ISO 4628-2:2003)

附属書 B

参考)

この規格と ASTM D 714 の等級表との関係

表 B.1−この規格と ASTM D 714 の等級表との関係

密度

大きさ

ASTM JIS  ASTM  JIS 

なし

少ない

中∼密

0

1

2

3

4

5

8

6

4

2

1

2

3

4

5