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日本工業規格

JIS

 K

3371

-1994

洗濯用合成洗剤

Synthetic detergents for home laundering

1.

適用範囲  この規格は,主として家庭において衣料などの洗濯用合成洗剤(以下,合成洗剤という。)

について規定する。

備考1.  ここでいう合成洗剤とは,家庭用品品質表示法に定める合成洗剤をいう。

2.

この規格の引用規格を,次に示す。

JIS K 0050

  化学分析方法通則

JIS K 3362

  合成洗剤試験方法

JIS K 3363

  合成洗剤の生分解度試験方法

2.

種類  合成洗剤の種類は,液性,形状及び用途によって,表 のとおりとする。

表 1  種類

種類

液性

形状

用途

第 1 種  弱アルカリ性

粉状・粒状

主として,綿・麻・レーヨン・キュプラ・ポリノジック・

ポリエステル・ナイロン・アクリルなどの繊維製品の洗濯
に適しているもので,汚れの強い洗濯に用いる合成洗剤で
ある。

第 2 種  弱 ア ル カ リ

性・中性

液状

主として,綿・麻・レーヨン・キュプラ・ポリノジック・
ポリエステル・ナイロン・アクリルなどの繊維製品の洗濯

に適しているもので,汚れの強い洗濯に用いる合成洗剤で
ある。

第 3 種  中性

粉状・粒状・

液状

主として,毛・絹・アセテート・プロミックスなどの繊維

製品の洗濯に適しているもので,軽い汚れの繊維,又は強
力な洗浄が好ましくない繊維に用いる合成洗剤である。

3.

品質  合成洗剤の品質は,5.によって試験したとき,表 のとおりとする。


2

K 3371-1994

表 2  品質

種類

項目

第 1 種

第 2 種

第 3 種

界面活性剤相当分 100∼400 300∼1 000

200

∼700

(換算値)mg/l

pH

値 (25℃) 11.0 以下

8.0

を超えるもの

11.0

以下

6.0

以上のもの

8.0

以下

6.0

以上のもの

表面張力 (25℃)

− 40mN/m 以下

生分解度 90%以上 90%以上 90%以上

全りん酸塩(P

2

O

5

として) 1.0%未満 1.0%未満 1.0%未満

洗浄力

指標洗剤と同等以上

指標洗剤と同等以上

備考1. pH 値,表面張力及び洗浄力の試験濃度は,供試洗剤の標準使用濃度 (g/l)  とする。

2.

指標洗剤とは,JIS K 3362 に規定するものをいう。

4.

試料採取方法  試料の採取方法は,JIS K 3362 の 4.(試料採取方法)による。ただし,当事者間の合

意による方法でもよい。

5.

試験方法

5.1

共通事項  試験において共通する一般事項は,JIS K 0050 による。

5.2

界面活性剤相当分  界面活性剤相当分の試験は,JIS K 3362 の 5.7(界面活性剤相当分の定量)によ

るほか,次による。

界面活性剤相当分(換算値)は,洗濯機洗い(第 3 種の上限値は手洗い)での標準使用濃度における界

面活性剤相当分濃度であって,次の式によって求める。

100

000

1

×

×

W

M

A

X

ここに,

X

:  界面活性剤相当分(換算値) (mg/l)

A

:  JIS K 3362 による界面活性剤相当分 (%)

W

:  使用洗濯水量  (l)

M

:  標準使用量 (g)

5.3

pH

値  pH 値の試験は,JIS K 3362 の 6.3(pH 値)による。

5.4

表面張力  表面張力の試験は,JIS K 3362 の 6.4(表面張力)による。

5.5

生分解度  生分解度の試験は,JIS K 3363 による。

5.6

全りん酸塩(P

2

O

5

として)  全りん酸塩の試験は,JIS K 3362 の 5.10(全りん酸塩の定量)による。

5.7

洗浄力  洗浄力の試験は,JIS K 3362 の 7.1(衣料用合成洗剤の洗浄力評価方法)による。

6.

検査  合成洗剤は,5.によって試験したとき,表 の規定に適合しなければならない。

7.

表示  合成洗剤には容器ごとに,次の事項を表示しなければならない。

(1)

規格の名称

(2)

種類

(3)

製造業者名又はその略号

(4)

製造年月又はその略号

(5)

製造番号又はその略号


3

K 3371-1994

(6)

標準使用濃度又は

家庭用品品質表示法に基づく標準使用量

関連規格  JIS K 3211  界面活性剤用語

JIS K 3371

  改正原案作成委員会  構成表

氏名

所属

委員会

分科会

委員長

早  野  茂  夫

大妻女子大学家政学部

中  島  邦  雄

通商産業省基礎産業局化学製品課

牧  野  利  孝

厚生省生活衛生局食品化学課

渡  辺  義  生

通商産業省検査所化学部化学工業品課

佐  藤      啓

通商産業省産業政策局消費者用製品指導室

地  崎      修

工業技術院標準部繊維化学規格課

鶴  田  康  則

厚生省生活衛生局生活化学安全対策室

太  田  美津子

国民生活センター

吉  岡  初  子

主婦連合会

長  見  満里野

日本消費者協会

大  西  正  幸

日本電機工業会

吉  田  一  郎

日本界面活性剤工業会

分科会長

奥  村      統

ライオン株式会社

崔      文  雄

花王株式会社

森  川  重  義

ニッサン石鹸株式会社

自  休  秀  剛

平野油脂株式会社

吉  森  勝  茂

P&G. F. E. Inc.

八  尋  健  夫

ミヨシ油脂株式会社

事務局

渡  辺  浄  光

日本石鹸洗剤工業会