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日本工業規格

JIS

 K

3370

-1994

台所用合成洗剤

Synthetic detergents for kitchen

1.

適用範囲  この規格は,野菜,くだ物,食器,調理用具などの洗浄に使用する台所用合成洗剤(以下,

合成洗剤という。

)について規定する。

備考1.  ここでいう合成洗剤とは,家庭用品品質表示法に定める合成洗剤をいい,自動さら洗い機用

洗剤は除く。

2.

香料を用いる場合は,食品衛生法(1973 年版)に掲げる香料以外の化学的合成品を含んでは

ならない。

3.

着色料を用いる場合は,食品衛生法(1973 年版)に掲げるもの及び次に掲げる着色料以外の

化学的合成品を含むものであってはならない。

インダントレンブルーRS,ウールグリーン BS,キノリンイエロー,パテントブルーV

4.

この規格の引用規格を,次に示す。

JIS K 0050

  化学分析方法通則

JIS K 3362

  合成洗剤試験方法

JIS K 3363

  合成洗剤の生分解度試験方法

2.

品質  合成洗剤の品質は,4.によって試験したとき,表 のとおりとする。

表 1  品質

項目

品質

界面活性剤相当分(換算値) 200∼600mg/l

pH

値 (25℃) 8.0 以下 6.0 以上のもの

螢光増白剤

検出してはならない

メタノール 1g 中 1mg 以下

ひ素 (As)

0.05mg/

以下

重金属(Pb として) 1.0mg/以下

生分解度 90%以上

洗浄力

指標洗剤と同等以上

備考1. pH 値,ひ素及び重金属は,試料濃度6.7g/の値である。

2.

指標洗剤とは,JIS K 3362 に規定するものをいう。

3.

試料採取方法  試料の採取方法は,JIS K 3362 の 4.(試料採取方法)による。ただし,当事者間の合

意による方法でもよい。

4.

試験方法

4.1

共通事項  試験において共通する一般事項は,JIS K 0050 による。


2

K 3370-1994

4.2

界面活性剤相当分  界面活性剤相当分の試験は,JIS K 3362 の 5.7(界面活性剤相当分の定量)によ

るほか,次による。

界面活性剤相当分(換算値)は,標準使用濃度における界面活性剤相当分濃度であって,次の式によっ

て求める。

100

1000

×

×

=

W

M

A

X

ここに,

X

:  界面活性剤相当分(換算値) (mg/l)

A

:  JIS K 3362 による界面活性剤相当分 (%)

W

:  使用洗浄水量  (l)

M

:  標準使用量 (g)

4.3

pH

値  pH 値の試験は,JIS K 3362 の 6.3(pH 値)による。

4.4

蛍光増白剤  蛍光増白剤の試験は,JIS K 3362 の 5.16(蛍光増白剤の確認試験)による。

4.5

メタノール  メタノールの試験は,JIS K 3362 の 5.19(メタノールの定量)による。

4.6

ひ素 (As)   ひ素の試験は,JIS K 3362 の 5.17[ひ素 (As) の限度試験]による。

4.7

重金属(Pb として)  重金属の試験は,JIS K 3362 の 5.18[重金属(Pb として)の限度試験]によ

る。

4.8

生分解度  生分解度の試験は,JIS K 3363 による。

4.9

洗浄力  洗浄力の試験は,JIS K 3362 の 7.2(台所用合成洗剤の洗浄力評価方法)による。

5.

検査  合成洗剤は,4.によって試験したとき,表 の規定に適合しなければならない。

6.

表示  合成洗剤には,容器ごとに次の事項を表示しなければならない。

(1)

規格の名称

(2)

製造業者名又はその略号

(3)

製造年月又はその略号

(4)

製造番号又はその略号

(5)

標準使用濃度又は家庭用品品質表示法に基づく標準使用量


3

K 3370-1994

JIS K 3370

改正原案作成委員会  構成表

氏名

所属

委員会

分科会

委員長

早  野  茂  夫

大妻女子大学家政学部

中  島  邦  雄

通商産業省基礎産業局化学製品課

牧  野  利  孝

厚生省生活衛生局食品化学課

渡  辺  義  生

通商産業検査所化学部化学工業品課

佐  藤      啓

通商産業省産業政策局消費者用製品指導室

地  崎      修

工業技術院標準部繊維化学規格課

鶴  田  康  則

厚生省生活衛生局生活化学安全対策室

太  田  美津子

国民生活センター

吉  岡  初  子

主婦連合会

長  見  満里野

日本消費者協会

大  西  正  幸

日本電機工業会

吉  田  一  郎

日本界面活性剤工業会

分科会主査

奥  村      統

ライオン株式会社

崔      文  雄

花王株式会社

森  川  重  義

ニッサン石鹼株式会社

自  休  秀  剛

平野油脂株式会社

吉  森  勝  茂

P&G. F. E. Inc.

八  尋  健  夫

ミヨシ油脂株式会社

事務局

渡  辺  浄  光

日本石鹼洗剤工業会