K 2503
:2010
(1)
まえがき
この追補は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,工業標準原案を具
して日本工業規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正
したもので,これによって,JIS K 2503:1996 は改正され,一部が置き換えられた。
日本工業規格
JIS
K
2503
:2010
航空潤滑油試験方法
(追補 1)
Testing method of lubricating oil for aircraft
(Amendment 1)
JIS K 2503:1996
を,次のように改正する。
1.
(適用範囲)の
備考 4.を,削除する。
2.
(用語の定義)の
(1)(沈殿価)の 沈殿用ナフサ を ヘキサン に置き換える。
4.1
(試験の原理)の
沈殿用ナフサ
を
ヘキサン
に置き換える。
4.2
(試薬)の
表 2 の規定に適合する沈殿用ナフサ を, JIS K 8848 に規定するへキサン に置き換え
る。
4.2
(試薬)の
表 2(沈殿用ナフサの性状)を,削除する。
4.5
(試験の手順)の
(2)の 沈殿用ナフサ を, ヘキサン に置き換える。
4.7
(精度)の
備考の 試験結果が許容差を外れた場合には,JIS Z 8402 の規定によって処理する。 を, 試
験結果が許容差を外れた場合には,JIS Z 8402-6 の規定によって処理する。 に置き換える。
5.2
(試薬)の
(10)
(ナフサ)の
ナフサをヘキサンに,また, 表 5 に規定する沈殿用ナフサ又は JIS K 8848
に規定するへキサン
を, JIS K 8848 に規定するへキサン
に置き換える。
5.2
(試薬)の
表 5(沈殿用ナフサの性状)を,削除する。
5.5
(試験の手順)の
(3)の ナフサ を, ヘキサン に置き換える。
5.6.2
(精度)の
備考 2.の 試験結果が許容差を外れた場合には,JIS Z 8402 の規定によって処理する。 を,
試験結果が許容差を外れた場合には,JIS Z 8402-6 の規定によって処理する。 に置き換える。
2
K 2503
:2010
6.3
(ふるい)の JIS Z 8801 に規定する目開き 75 μm の金属製網で,適切な形状・寸法のもの。 を, JIS
Z 8801-1
に規定する目開き 75 μm の金属製網で,適切な形状・寸法のもの。 に置き換える。
7.2
(試薬)の
(1)(キシレン)の
JIS K 2435
に規定する 3 度キシレン又は 5 度キシレン。又は, を,
削除する。
7.7
(精度)の
備考の 試験結果が許容差を外れた場合には,JIS Z 8402 の規定によって処理する。 を, 試
験結果が許容差を外れた場合には,JIS Z 8402-6 の規定によって処理する。 に置き換える。
8.5
(試験の手順)の
(9)の 未酸化油と酸化油との残留炭素分を JIS K 2270 の規定によって測定する。
を, 未酸化油と酸化油との残留炭素分を JIS K 2270-1 又は JIS K 2270-2 の規定によって測定する。 に置
き換える。
8.6.2
(精度)の
備考の 試験結果が許容差を外れた場合には,JIS Z 8402 の規定によって処理する。 を,
試験結果が許容差を外れた場合には,JIS Z 8402-6 の規定によって処理する。 に置き換える。
9.4.1
(試験片)の
(4)
(カドミウムめっき鋼)の
備考の 鋼素地に JIS H 8611 に規定する MFCdIII を施し
たものがこれに相当する。 を, 鋼素地に JIS H 8611 に規定する 3 級(8 μm めっき)を施したものがこれ
に相当する。 に置き換える。
9.4.1
(試験片)の
(5)
(マグネシウム合金)の
表 10(マグネシウム合金の化学組成)の備考を,削除する。
9.4.2
(研磨材)の
(1)
(研磨紙)の 炭化けい素研磨材で,粒度が P240 又は#240 の研磨布又は研磨紙。
を, 炭化けい素質研磨材で,粒度が P240 の研磨布又は研磨紙。 に置き換える。また,
参考を,削除す
る。
付表 1(引用規格)の JIS H 3100 銅及び銅合金の板及び条を,JIS H 3100 銅及び銅合金の板並びに条に
置き換える。
付表 1(引用規格)の JIS H 4201 マグネシウム合金板を,JIS H 4201 マグネシウム合金板及び条に置き
換える。
付表 1(引用規格)の JIS K 0557 化学分析用の水を,JIS K 0557 用水・排水の試験に用いる水に置き換
える。
付表 1(引用規格)の JIS K 2256 石油製品アニリン点及び混合アニリン点試験方法を,JIS K 2256 石油
製品−アニリン点及び混合アニリン点試験方法に置き換える。
付表 1(引用規格)の JIS K 2270 原油及び石油製品−残留炭素分試験方法を,JIS K 2270-1 原油及び石
油製品−残留炭素分の求め方−第 1 部:コンラドソン法及び JIS K 2270-2 原油及び石油製品−残留炭素
3
K 2503
:2010
分の求め方−第 2 部:ミクロ法に置き換える。
付表 1(引用規格)の JIS K 2435 ベンゼン・トルエン・キシレンを,削除する。
付表 1(引用規格)の JIS Z 8402 分析・試験の許容差通則を,JIS Z 8402-6 測定方法及び測定結果の精
確さ(真度及び精度)−第 6 部:精確さに関する値の実用的な使い方に置き換える。
付表 1(引用規格)の JIS Z 8801 試験用ふるいを,JIS Z 8801-1 試験用ふるい−第 1 部:金属製網ふる
いに置き換える。